JPH01240857A - 壁面への石綿などの微細繊維性物質層の付着状態診断方法 - Google Patents

壁面への石綿などの微細繊維性物質層の付着状態診断方法

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JPH01240857A
JPH01240857A JP6574388A JP6574388A JPH01240857A JP H01240857 A JPH01240857 A JP H01240857A JP 6574388 A JP6574388 A JP 6574388A JP 6574388 A JP6574388 A JP 6574388A JP H01240857 A JPH01240857 A JP H01240857A
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JP
Japan
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fibrous material
fine fibrous
asbestos
material layer
layer
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JP6574388A
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English (en)
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Hiroyuki Ori
洋行 小里
Seiki Suyama
須山 清記
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AWAA BUREEN KANKYO SEKKEI KK
Yashima Kogyo KK
Original Assignee
AWAA BUREEN KANKYO SEKKEI KK
Yashima Kogyo KK
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Publication date
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、建築物の内部壁面への石綿(アスベスト)
、ロックウールなどの微細繊維性物質層の付着状態診断
方法に関し、さらに詳しくは、建築物での内部壁面に所
定の目的で付着された微細繊維性物質層、特に、同内部
壁面に対して、断熱保温性、不燃性、吸音性などを付与
する目的で、微細な石綿繊維片を接着性のあるモルタル
セメントなど\−緒に吹付は付着させてなる石綿繊維層
あるいは同様な形態のロックウール繊維層のための付着
状態の診断方法に係るものである。
〔従来の技術〕
一般的に、この種の微細繊維性物質としての。
鉱物性の天然繊維である石綿繊維、いわゆるアスベスト
とか、鉱物性の人造繊維であるロックウールなど(以下
、こわらの各繊維については、共に同様な特性を有する
ことから、この場合、説明の煩雑さを避けるために、石
綿繊維で代表して述べることへする。)については、現
在のように建築物の内装用素材として、各種の用途に適
応した新建材が提供されていなかった昭和30年代、4
0年年代時にあっては、それ自身の保有している断熱保
温性、不燃性、吸音性、それに嵩高性なとの特性のため
に、建築物など、殊に公共性のある大型かつ大規模な建
築物などの内部壁面に広く使用されてきている。
ところか、この建築物の内部壁面に付着された石綿繊維
層については、施工時点からの1」時の経過、つまり、
その経年変化に併せて、これが曝されている周辺環境、
ならびに接着剤として併用されるモルタルセメントの耐
用寿命など鳥の関係から、最近に至って、この石綿繊維
層が耐候性の点で劣ることが判明し、その表面部に露出
されている繊維部分が、この経年変化などによる老朽化
脆弱化に伴ない、自然な状態で剥離、剥落して室内の空
気中に飛散することがあり、甚しいときには、例えば、
これが室内での空気の対流とか、壁面に加えられる僅か
な振動などによってすら、たとえ少量ではあっても、比
較的容易に遊離されて舞い上り、空気中に微細な粉塵と
なって浮遊することが確認され、この浮遊粉塵を常時、
呼吸するときは、人体の健康に好ましくない障害をもた
らす危険性があること、すなわち例えば、有害な肺癌な
どを誘発する危険性のあることが指摘され、その防IF
対策のために、この石綿繊維層を壁面から強制的に剥難
、除去して廃棄すると共に、これに代えて、その他の同
様な特性もち、かつ経年変化によっても粉塵化する惧れ
のない資質を有する表面被覆材などで再生する必要かあ
った。
こ\で、石綿粉塵の発癌性については、その繊維の結晶
構造に起因するとも云われており、中でも−を石綿と呼
ばれるクロシトライトが最も有害であって、アセサイト
。クリソタイルがこれにつぐものとされ、しかも、この
粉塵自体の大きさが、おSよそ0.03〜10μm程度
にしか過ぎず、肉眼での確認が全く不可能であるばかり
か、空気中に浮遊し易く、他の有害物質と異なる点とし
ては、たとえこれを吸い込んだとしても、直ちには症状
が表われずに、その潜伏期間が20〜30年の長期に亘
るもので、それ丈にまた極めて厄介な存在であると言え
る。
しかして、このような石綿繊維粉塵の空気中における混
在の程度として、出願人らの調査、測定実績によると、
某会社事務室(完成後、約13年)の場合、付着されて
いた石綿繊維層の除去面と除去後での石綿浮遊粉塵濃度
の測定比は、最大値で11+3 fibers/J2 
: 0.62 fibers/fl= 295 : I
にも達することが確認されている。こ\で、因みに、米
国環境保護庁(EPA)、および同労働省職業安全保護
局(O5IIA)においては、「空気中に17遊する石
綿粉塵に安全購と云うものは存在せず、如何に徴[■1
ではあっても、人体に健康障害をもたらす危険性がある
。Jと云う見解をすらとっている。
また、一方、前記のような立場から、壁面に付着された
石綿ya維層を強制的に剥助、除去する場合には、それ
自体がiff記した軽年変化などのために、既に脆弱化
されているか、あるいは、脆弱化の傾向にあることから
、剥離作業で加えられる衝撃に伴い、より一層、大計の
粉塵が発生し、これか該当室内の空気中に飛散、浮遊さ
れて、こぎでも、剥離、除去を行なう作業者か、この人
ψに発生した粉塵を吸い込むとか、これが肌に付着した
りして、同様に健康を害する惧わがあり、ひいてはこの
粉塵が、建築物外部の大気中にまで逃逸して二次公害を
もたらすもので、これを防止するための有効な対策が望
まれ、また、除去された廃棄物の処理に関しても、公害
阻止のために同様に適切な対策が必要とされる。
〔発明が解決しようとする課題〕
そこで、対象建築物の内部壁面に付着された石綿繊維層
のこのような現状を十分に把握し、がっ認識するために
は、まず、常態での室内の空気中における微細な石綿繊
維片の浮遊粉塵濃度を知ること、すなわち換言すると、
石綿繊維層自体の現在の態様を正確に診断することが肝
要かつ急務であるとされているが、従来の場合、必ずし
も適確な診断がなされてはおらず、この種の石綿ya維
層を付設させた室内での、微細な石綿iam片粉塵の浮
遊状態を正確に把握できなくて、その防止対策はもとよ
り、再生する必要性のあることの認識。
叩解か不足し、当該建築物の所存者などの関係者に、徒
らに誤解や混乱を生じさせているのが現状である。
従って、この発明の目的とするところは、従来における
このような問題点に鑑み、建築物の内部壁面に対する石
綿、ロックウールなどを用いた微細な繊維性物質層の付
着状態を調査、ならびに実測して、これを適確かつ客観
的に診断処理し得るようにした9この種の壁面への石綿
などの微細繊維性物質層の付着状態診断方法を提供する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成させるために、この発明に係る壁面への
石綿などの微細繊維性物質層の付着状態診断方法は、微
細繊維性物質層、すなわちこ〜では、対象となる石綿繊
維層の付着状態を、施工時点を含む現在時点での調査資
料によって各別の立場から二重、三重に検討すると共に
、これに併せて、適当する各種の状、態検出機器、およ
び化学分析機器などを十分に駆使して、実質的な状態、
実態観察資料、ならびに数値データなどを十分に把握し
て、これらを慎重に客観的かつ総合的に判断し、対象と
なる微細繊維性物質層の付着状態を診断すると共に、そ
の結果を詳細な調査、実測報告書により、慈り建築物の
所有者などの関係者に提示するようにしたようにしたも
のである。
すなわち、この発明は、建築物の内壁部分などに付着さ
れた石綿、ロックウールなどの微細ya維性物質層の付
着状態を診断するための方法であって、対象となる建築
物につき、関係文書を検討して微細繊維性物質層の所在
の47無を確認する第1の一丁稈、確認された微細ya
維付性物質層所在、態様などを、1)1記関係文、1F
によってA介する第2の上程、 67f記微細繊維性物
質層の現況を、目視観察し、てよ1介する第3のL稈か
らなり、これらの各工程を経て微細繊維性物質層の概要
を調査9診断する第1次調査詮所と、赤外線リモートセ
ンシングにより、前記微細繊維性物質層の表面部分、お
よび内部の現在時点での状態を、該当部分に外部から強
ル1的に加える熱負荷をもとにして、その温度分布の状
態を間接的に検知し、これを分析処理して表示、かつ記
録し、このようにして得た間接的な状態資料なとで、劣
化の程度を検出して把握する第4の上程、光ファイバー
スコープにより、前記微細繊維性物質層、ならびに空気
中に浮遊する微細繊維性物質の粉塵を視認し得る程度の
拡大倍率で撮像し、また、同微細繊維性物質層の穿孔さ
れた内部を顕微鏡的かつ内視鏡的に撮像して、これを表
示、かつ記録し、このようにして(1?た直接的な状態
資料などで、劣化の程度、および浮遊の程度を検出して
把握する第5の工程、X線回折により、1)1記微細繊
維性物質に含まれている結晶の種類を同定し、かつ定量
を測定する第6の工程からなり、これらの各工程を経て
微細繊維性物質層の詳細を実測1診断する第2次実測診
断と、前記微細繊維性物質層に対し、前記各工程で得た
結果をもとにして、その旨の調査、実測結果報告占を作
成し、該当建築物の所有者なとの関係者に提示して、現
在時点での微細繊維性物質層の表面的。
内部的、および実質的な状態を報告する2I査、実測結
果報告とを、少なくとも含むことを特徴とする壁面への
石綿などの微細繊維性物質層の付着状態診断方法である
〔作   用〕
従って、この発明に係る壁面への石綿などの微細繊維性
物質層の付着状態診断方法の場合、第1の工程では、対
象となる建築物に関する種々の関係文書を検討すること
で、内部壁面に付着されている微細ya維付性物質層所
在の有無を確認でき、かつ第2の工程では、確認された
微細ya組組物物質層調査することで、その所在、態様
などについても、これを予め確認可能であり、さらに、
第3の工程では、微細!a維性物質層の現況を目視観察
して調査することで、この微細繊維性物質層の基本的な
概要をI−分に把握でき、かっこの状態を第1次調査診
断として、所有者なとの関係者に比較的容易にアラピー
ルできる。
また引続いて、第4の工程では、赤外線リモートセンシ
ングにより、微細繊維性物質層の表面部分、および内部
の現在時点での状態を、該当部分に外部から強制的に加
える熱負荷をもとにして、その温度外Ifiの状態を間
接的に検知し、これを分析処理して表示、かつ記録する
ようにしたので、このようにして得た間接的な実態資料
なとで、劣化の程度を検出して把握することができ、ま
た、第4の工程では、光ファイバースコープにより、微
細ia維性物質層、ならびに空気中に77遊する微細繊
維性物質の粉塵を視認し得る程度の拡大倍率で撮像し、
併せて、同微細繊維性物質層の穿孔された内部を顕微鏡
的かつ内視鏡的に撮像して、これを表示、かつ記録する
ようにしたから、今度はこのようにして得た直接的な実
態資料などで、その劣化の程度、および浮遊の程度を検
出して把握することができるのであり、さらに、第6の
工程では、X線回折により、微細繊維性物質に含まれて
いる結晶の種類を同定し、かつ定量を測定するようにし
た工めに、有害な結晶を事前に検出できて、これに対す
る対策をtめ講じ得ると共に、この微細繊維性物質層の
全体的な実態を第2次実測診断として、所有者などの関
係者に十分にアラピールできる。
(実 施 例) 以下、この発明に係る壁面への石綿などの微細m維性物
質層の付着状態診断方法の一実施例につき、”へ1図な
いし第6図を参照して詳細に説明する。
第1図はこの実施例方法を適用した石綿繊維層の付着状
態診断工程の流れの概要を示すフローチY−トである。
次に、この第1図実施例方法に示されている石綿繊維層
のイー1着状態診断工程の流れについて、こ\では、そ
の工程ステップ毎に順次、詳細に述へることさする。
この実施例方法においては、建築物の内部壁面などに付
着された石綿繊維層の付着状態をして、まず、その建築
物の施工時点を含む現在時点での関係文書をもとにした
調査、および目視などにより、実際の状態観察資料、な
らびに数値データなどに基すいて、第1次の調査診断(
+00)をなし、かつこの段階で必要に応じて概要調査
報告書を提示し、引続いて、現在時点での適当する各種
の状態検出機器、および化学分析機器などを用いて実測
された実測観察資料、ならびに数値データなどに基すい
て、第2次の実測診断(200)を行ない、その結果を
詳細な調査、実測報告書によって提示するようにしたも
のである。
まず最初に、前記第1次調査診断(100)について述
べる。
“所在確認ステップ(+01.)” このステップ(+01)においては、対象となる建築物
について、所有者などの関係者の手許に保管さねている
建設当時の建築確認中請書(副木)、および竣工図とか
、それに管理点検説明書などの現在時点で入毛し得る種
々の関係文書を入念に検討して、該当建築物の内部壁面
などに対するところの、常「J頃は仲々人目につき難い
構造細部をも含めて石綿繊維層の所在の有無を確認し、
この石綿繊維層の所在が確認されなかったときには、必
要に応じて、後述するように概要調査報告ステップ(1
05a)でその旨の概要調査報告書を作成するか、ある
いは、そのまへ同様に後述する最終的な実測調査結果報
告ステップ(206a)で、その旨の調査。
実測結果報告書を作成し、また、この石綿!a維層の所
在が確認されたときには、次の文書による所在態様調査
ステップ(+02)に移る。
“所在態様調査ステップ(102)” このステップ(+02)では、前記確認された石綿繊維
層につき、前記関係文書を根拠にして、その所在箇所の
数、範囲と、所在の態様、およびそのおNよその層厚と
分量、ならびに用いられている石綿繊維の種類と、これ
に併用された接着剤の材質、それに、施丁手段などの各
条件を詳細に調査して、概要調査報告書、ひいては、調
査、実測報告書の資料とし、次の目視による現況調査ス
テップ(+03)に移る。
“現況調査ステップ(10:])” ついで、ステップ(+113)においては、実際の対象
石綿繊維層につき、その現況の概要を目視により、細部
まで観察して調査し、その状態を次の3ランクに評価し
て、概要調査報告書、ひいては、調査、実測報告書の資
料とする。すなわち。
グレートエ: 現在時点では、表面が未だ健全な態様を
示し、劣化現象の見 られないものく表面的に健全な段 階(+04−a))。
グレート■; 表面の所々に、や\劣化現象の見られる
もの(劣化初期の段 階(+04−b))。
グレート■; 表面が全面的に劣化して、随所に剥離か
つ剥落箇所か見られ るもの(劣化が進行している段階 (104−c) ) 。
の各評価ランクに分け、そわぞれの段階における対策々
定の一助とする。
しかして、このように目視による現況調査を行なった時
点では、続いて、直接、前記第2次実測診断(200)
に進むか、あるいは、必要に応じて概要調査報告ステッ
プ(+05)を経過する。
“概要調査報告ステップ(+05)” このステップ(105)では、前記ステップ(101)
における石綿繊維層が存在しなかった場合と共々に、概
要調査報告、′!F(105a) 、 (105b)を
作成して3当建築物の所有者などの関係者に提示し、現
在時点での石綿繊維層の表面的な状態を報告する。
次に、前記第2次実1jjl1診断(200”)につい
て述べる。
°゛赤外線リモートセンシングによる 劣化診断ステップ(20+)” このステップ(201)においては、第2図に示すよう
に、赤外線熱画像を受光する赤外線検知カメラなどの熱
画像受光装置(22)と、受光された熱画像を分析処理
して表示し、かつ記録する熱画像処理2表示、記録装置
(23)とからなる赤外線リモートセンシング装置(2
1)を用いて、次のような測定を行なう。
すなわち、11η記のようにして所在か確認された建染
物の内部壁面(11)に付着されている測定対象の石綿
繊維層(12)について、目視のみによってはI−分に
把握し得ない表面部、ならびに内部の現在時点での状態
を、5h当部分に外部から強制的に加える熱負荷(24
)を6とにして、赤外線検知カメラなとの熱画像受光装
置(22)により、同該当部分におζブる温度分布の状
態などを間接的に受光して検知すると共に、これを熱画
像処理7表示、記録装置(23)により、測定1分析処
理して、その結果をCRT画面上などに表示し、かつフ
ロッピーディスクなどに記録し、このようにして得た間
接的状態観察資料(温度分布情報、その画像情報など)
ならびに数値データなどから、その劣化の程度を慎19
に検出1把握し°C1調査、実測報告書の資料とし、そ
の後1次の光ファイバースコープによる劣化診断ステッ
プ(202)に移る。
“光ファイバースコープによる 劣化診断ステップ(202)” このステップ(202)においては、第3図に示すよう
に、対物部に配置された光ファイバーの集合体、それに
10〜400倍程度までの拡大機能をイ1して、市f記
測定対象物、どきでは、石綿繊維層(I2)を、−数的
な表面部の撮像から、ボアスコープとしての顕m鏡的か
つ内視鏡的な内部の撮像をなし得るビデオカメラ(32
)と、このビデオカメラ(32)によって撮像された石
綿繊維層(12)の画像を所期通りに処理して表示し、
かつ記録する撮像画像処理1表示、記録装置(33)と
による光ファイバースコープ装置(31)を用い、光源
装置(34)によりビデオカメラ(32)に光源を!チ
えて、それぞれに次のような測定を行なう。
すなわち、−数的には、前記測定対象の石綿繊維層(1
2)の表面部、もしくは、必要に応じて、空気中に浮遊
する石綿繊維の粉塵(図示せず)を、ビデオカメラ(3
2)により、十分に視認し得る程度の拡大倍率で撮像し
、かつまた、石綿繊維層(12)の状7態如何によって
は、この石綿繊維層(12)の所要部分の一部に観察孔
を穿孔し、この観察孔部分内に、第4図(a) 、 (
b) 、 (c)に示すような光フアイバー検出子(3
5a) 、 (35b) 、 (35c)を挿入して、
同石綿繊維層(12)の内部を顕微鏡的かつ内視鏡的に
撮像すると共に、このビデオカメラ(32)によって撮
像された対象物画像を、撮像画像処理9表示、記録装置
(33)により処理して、その結果をCRT画面上など
に表示し、かつフロッピーディスクなどに記録し、こ\
でも、このようにして得た直接的状態観察資料(表面部
と内部の実態情報、粉塵浮遊実態情報、これらの画像情
報など)、ならびに数値データなどから、その劣化の程
度と、空気中での粉塵の浮遊の程度とを慎!Rに検出1
把握して、調査、実測報告書の資料とする。
なお、11η記したそれぞれの各光フアイバー検出子(
35a) 、 (:15b) 、 (35c)の内、検
出子(+5a)はファイバ一端面の前方に、検出子(3
5b)はファイバー端部の側方に、検出子(35c)は
ファイバ一端面の斜め前方に各々視野角を有し、該当方
向の観察が[1丁能である。
その後1次のX線回折によるアスベスト判定ステップ(
203) に移る。
“X線回折による アスベスト判定ステップ(203)’“このステップ(
203)では、前記石綿繊維層(12)を構成している
石綿繊維片の個々、ならびに、該当室内の空気中に飛散
、遊離され、そのままで粉塵として浮遊されている石綿
繊維片の個々について、これに含まれている各結晶成分
に対するX線の回折現象を利用して分析し、同石綿繊維
に含まれている未知結晶の種類の同定とか定積を測定し
て把握し、こ\でも、調査、実測報告書の資料と1−る
すなわち、物質を構成する個々の結晶については、これ
を概略的かつ一般的にみるとき、原rが周期的に配列さ
れて規則正しい格子を形成していて、各原子相互の間隔
は、通常、数人程度であることか知られており、これら
の各結晶に対して、その原子用〃の間隔と同程度か、あ
るいはそれ以下の波長のX線を入射させると、各結晶の
格子が回折格子の役割をなして、個々の結晶毎に入射さ
れるX線が、各結晶に対応する特定の方向へ回折され、
こわによって結晶の種類の同定、定量情報が得られるも
ので、こ)では、この現象を利用する。
第5図(a) 、 (b) 、 (c)は、このように
してX線回析された石綿繊維に含まれている結晶のデー
タサンプルの一例であり、同図(a)はクリソタイルの
場合、(b)はアモサイトの場合、(C)はクロシトラ
イトの場合である。
次に、必要に応じて実行されるスクリーニングテストに
よるアスベスト判定ステップ(204)に移る。
“スクリーニングテストによる アスベスト判定ステップ(204)” このステップ(204)では、サンプリング、もしくは
捕集されたアスベスト(石綿)の含有が不明の試験体試
料について、そのアスベスト成分の摘出と分類を行ない
、こへでもまた、その結果を調査、実測報告書の資料と
する。
すなわち、こXでは、この試験体試料から、殆んどのア
スベストに含まれているMg(マグネシウム)、Fe(
鉄)などを抽出(イオン化)することによって、比較的
容易にそのアスベスト成分を摘出することができる。
第6図(a)は未知試料のMg試験の各工程、同図(b
)は未知試料のFe試験の各工程であって、まず、府者
工程のMg試験においては、グリセリン調整(41−a
)→濾通水洗(41−b)→リン酸による調整(yg 
+2の分離) (41−c)→苛性ソーダによる調整(
アルカリ化)(41〜d)、の各過程を経て桿色させ、
青色を程した場合には、白石綿が存在することを確認で
き、また、後者工程のFe試験においては、酸洗い(酢
酸、および硫酸) (42−a)→濾過水洗(42−b
)→弗化水素酸による調整(Mg″?2の分離) (4
2−c)、の各過程を経て程色させ、赤色を程した場合
には、黄石綿、および青石綿が存在することを確認でき
る。
さらに続いて、必要に応じて実行されるアスベストモニ
タリングステップ(205)に移る。
“アスベストモニタリングステップ(205)”このス
テップ(205)では、前記石綿繊維層(12)が存在
する該当室内でのアスベスト(石綿)の飛散、浮遊状況
につき、建築物の内部、外部周辺を含め、環境庁・ 「
アスベストモニタリングマニュアル」などに準拠して、
環境測定上(室内)、ならびに環境計量士による計測9
分析を、次のような基準によって行ない、その結果を同
様に、調査。
実測報告書の資料とする。
測定場所:建築物の内部、外部周辺、および該当室内。
測定時期:除去作業面(除去時にあっては、その作業中
、および作業後)。
測定方法: a)風 向〜スモークテスター(発煙筒)。
b)風 速〜8線風速計。
C)気温、湿度 〜アスマン通風乾湿計。
d)サンプリング濾過、捕集 〜捕集器(47mm  メンブランフ ィルタ−)。
C)計 測〜位相差顕微鏡により、アスベスト粉塵を確
認し乍ら計測す る。
なおこきで、−数的な環境中での、一応は許容されると
するアスベスト(石綿)濃度についての基準などは、1
988年1月現在で、特に定められてはいないが、一部
の官庁においては、その行政指導の基準として2 fi
bers/ccを目安にしている。
因みに、現在時点で知り得るところの1作業環境に係る
アスベストの管理濃度は、次に示す通りである。
・労働省通達(昭和59年、乱発69号)2 fibe
rs/cc(2000fibers/ff1)。
・特定化学物質等障害予防規則 5  fibers/cc 〜 5 μm  以]二。
・日本産業衛生学会 白石綿 2 fibers/cc。
青石綿 0.2 fibers/cc。
・ACGIII (American Cnnffer
ence of Govern−menLal  In
dustrial  f(ygienics、Inc、
)T1.V−TWA = time weight a
verage con−centration。
(1日8時間、1週40時間の正規労働時間中の時間加
重平均濃度) アスベストの内。
アモサイト   0.5 fibers/cc。
クリソタイル  2 fibers/cc。
クロシトライト 0.2 fibers/cc。
その他     2  Nbers/cc。
そして、以上の各ステップを経た後、最終的に実測調査
結果報告ステップ(206)を行なう。
“実測調査結果報告ステップ(206)”このステップ
(206)では、前記したように、ステップ(+01)
において石綿繊維層(12)が存在しなかったときには
、その旨の調査、実測結果報告δ(206a)を作成し
て、該当建築物の所有者などの関係者に提示し、また、
石綿繊維層(I2)が存在したときには、前記各ステッ
プを経て得た結果をもとにして、この石綿繊維層(12
)の今後の処置についての結論を導き出して診断し、そ
の旨の調査、実測結果報告書(206b)を作成して、
同様に該当建築物の所有者などの関係者に提示すると共
に、現在時点での石綿繊維層の表面的、内部的、および
実質的な状態を報告すると共に、併せて、現在的にも、
将亦、将来的にも同石綿繊維層(12)の剥離。
除去が必要であることを、十分にアラピールするのであ
る。
〔発明の効果〕
以北詳述したように、この発明に係る壁面への石綿など
の微細繊維性物質層の付着状態診断方法によるときは、
第1の工程において、対象となる建築物に関して、現在
時点で人手し得る種々の関係文書を検討するようにした
から、内部壁面に付着されている微細繊維性物質層の所
在の有無を、11につき難い構造細部をも含めて確認で
き、かつ第2の工程においては、確認された微細繊維性
物質層の所在、態様などを同様に調査するようにしたの
で、前記所在の有無の確認に併せて、この確認された微
細繊維性物質層の所在、態様などについても、これを予
め確認することが可能であり、さらに、第3の工程にお
いては、微細繊維性物質層の現況を目視により観察して
調査するために、この微細繊維性物質層の基本的な概要
を十分に把握し得ると共に、この状態を第1次調査診断
として、所有者などの関係者に比較的容易にアラピール
できる。
また引続いて、第4の工程においては、赤外線リモート
センシングにより、微細繊維性物質層の表面部、および
内部の現在時点での状態を、該当部分に外部から強制的
に加える熱負荷をもとにして、その温度分布の状態を間
接的に検知し、これを分析処理して表示、かつ記録する
ようにしたので、このようにして得た間接的な実態資料
などによって、この微細繊維性物質層の劣化の程度を検
出して把握することができ、また、第4の工程において
は、光ファイバースコープにより、微細繊維性物質層の
表面部分、ならびに空気中に浮遊する微細繊維性物質の
粉塵を視認し得る程度の拡大倍率で撮像し、かつこれに
併せて、同微細繊維性物質層の穿孔された内部を顕微鏡
的かつ内視鏡的に撮像して、これを表示、かつ記録する
ようにしたから、今度は、このようにして得た直接的な
実態資料などで、同様にこの微細繊維性物質層の劣化の
程度、および微細繊維性物質の空気中における浮遊の程
度を検出して把握することができるのであり、さらに、
第6の工程においては、X線回析により、微細繊維性物
質に含まれている結晶の種類を同定し、かつ定量を測定
するようにした)めに、有害な結晶を事餅に検出できて
、例えば、これに対応した常態、および除去作業時など
の対策を予め講じ得ると共に、この微細繊維性物質層の
全体的な実態を第2次実測診断として、所有者などの関
係者に十分にアラピールできる。
そしてまた、第1次1凋査診断をなした後、微細繊維性
物質層の概要を、必要に応じて第1の工程における微細
繊維性物質層の所在が確認されなかった場合を含めて、
概要調査報告、長↑で提示するようにすることで、より
一層有利であり、かつ第3の工程においては、目視観察
した微細繊維性物質層の現況を、表面的に健全な段階と
、劣化初期の段階と、劣化が進行している段階との各評
価ランクに分けて診断するようにしたので、この現況の
目安を効果的に認識できる。
さらに、第6の工程に引続く第7の工程においては、ス
クリーニングテストにより、微細繊維性物質層からサン
プリングされ、もしくは捕集された試験体試料につき、
その微細繊維性物質成分を摘出し、かつ分類するように
することで、その成分自体を予め確認し得て、防護手段
の手配などを事前に準備でき、しかも、第6の工程、ま
たは第7の工程に引続く第8の工程においては、アスベ
ストモニタリングにより、微細繊維性物質の浮遊状況を
計測して分析し得るようにすることで、危険な状態の認
識を新たにし、さらにまた、最終的な調査、実測結果報
告に併せて、微細繊維性物質層の除去、およびその後の
再生を訴求するようにしたSめに、この微細繊維性物質
層の除去の必要性を一段と喚起させ得るなどの優れた特
長を仔するものである。
【図面の簡単な説明】
添付図面はこの発明に係る壁面への石綿などの微細繊維
性物質層の付着状態診断方法の一実施例を示しており、
第1図はこの実施例方法を適用した石綿繊維層の付着状
態診断工程の流れの概要を示すフローチャート、第2図
は同上工程での赤外線リモートセンシングによる劣化診
断の態様を示す説明図、第3図、および第4図(a) 
、 (b) 、 (c)は同上工程での光ファイバース
コープによる劣化診断の態様を示す説明図、および光フ
アイバー検出子の各別個による概要を示す断面構成図、
第5図(a> 、 (b) 、 (c)は同上工程での
X線回折された石綿繊維に含まれている結晶のデータサ
ンプルの一例をそれぞれに示すグラフ、第6図(a) 
、 (b)は同上未知試料としてのMg、Fe試験の各
工程をそれぞれに示すフローチャートである。 (100)・・・・第1次調査診断。(100・・・・
所在確認ステップ、(+02)・・・・所在態様調査ス
テップ、(+03)・・・・現況調査ステップ、(]0
4a)・・・・表面的健全段階、(104b)・・・・
劣化初期段階、(104c)・・・・0 劣化進行中段
階、(105)・・・・概要調査報告ステップ、(+0
5a) 、 (105b) −−−−概要調査報告書。 (200)・・・・第2次実測診断、(201)・・・
・赤外線リモートセンシングによる劣化診断ステップ、
(202)・・・・光ファイバースコープによる劣化診
断ステップ、  (203)・・・・X線回折によるア
スベスト判定ステップ、(204)・・・・スクリーニ
ングテストによるアスベスト判定ステップ、(205)
・・・・アスベストモニタリングステップ、(206)
・・・・実測調査結果報告ステップ、(206a) 、
 (206b)・・・・調査。 実測結果報告書。 (11)・・・・建築物の内部壁面、(12)・・・・
診断対蒙の石綿繊維層。 (21)・・・・赤外線リモートセンシンク装置。(2
2)・・・・熱画像受光装置(赤外線検知カメラなど)
、(23)・・・・熱画像処理9表示、記録装置、(2
4)・・・・外部から加える藤負荷。 (3I)・・・・光ファイバースコープ装置、(32)
・・・・拡大撮像をなし得るビデオカメラ、(33) 
旧−撮像画像処理9表示、記録装置、(34)・・・・
光源装置、(35a) 、 (35b) 、 (35c
) = =ボアスコープに用いる各光フアイバー検出子

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)建築物の内壁部分などに付着された石綿、ロック
    ウールなどの微細繊維性物質層の付着状態を診断するた
    めの方法であつて、対象となる建築物につき、関係文書
    を検討して微細繊維性物質層の所在の有無を確認する第
    1の工程、確認された微細繊維性物質層の所在、態様な
    どを、前記関係文書によつて調査する第2の工程、前記
    微細繊維性物質層の現況を、目視観察して調査する第3
    の工程からなり、これらの各工程を経て微細繊維性物質
    層の概要を調査、診断する第1次調査診断と、赤外線リ
    モートセンシングにより、前記微細繊維性物質層の表面
    部分、および内部の現在時点での状態を、該当部分に外
    部から強制的に加える熱負荷をもとに、その温度分布の
    状態を間接的に検知し、これを分析処理して表示、かつ
    記録し、このようにして得た間接的な状態資料などで、
    劣化の程度を検出して把握する第4の工程、光ファイバ
    ースコープにより、前記微細繊維性物質層、ならびに空
    気中に浮遊する微細繊維性物質の粉塵を視認し得る程度
    の拡大倍率で撮像し、また、同微細繊維性物質層の穿孔
    された内部を顕微鏡的かつ内視鏡的に撮像して、これを
    表示、かつ記録し、このようにして得た直接的な状態資
    料などで、劣化の程度、および浮遊の程度を検出して把
    握する第5の工程、X線回折により、前記微細繊維性物
    質に含まれている結晶の種類を同定し、かつ定量を測定
    する第6の工程からなり、これらの各工程を経て微細繊
    維性物質層の詳細を実測、診断する第2次実測診断と、
    前記微細繊維性物質層に対し、前記各工程で得た結果を
    もとに、その旨の調査、実測結果報告書を作成して、該
    当建築物の所有者などの関係者に提示し、現在時点での
    微細繊維性物質層の表面的、内部的、および実質的な状
    態を報告する調査、実測結果報告とを、少なくとも含む
    ことを特徴とする壁面への石綿などの微細繊維性物質層
    の付着状態診断方法。
  2. (2)第1次調査診断をなした後、微細繊維性物質層の
    概要を、必要に応じて第1の工程で微細繊維性物質層の
    所在が確認されなかつた場合を含め、概要調査報告書で
    提示することを特徴とする請求項1記載の壁面への石綿
    などの微細繊維性物質層の付着状態診断方法。
  3. (3)第3の工程では、目視観察した微細繊維性物質層
    の現況を、表面的に健全な段階と、劣化初期の段階と、
    劣化が進行している段階との各評価ランクに分けて診断
    することを特徴とする請求項1記載の壁面への石綿など
    の微細繊維性物質層の付着状態診断方法。
  4. (4)第6の工程に引続いて、スクリーニングテストに
    より、微細繊維性物質層からサンプリングされ、もしく
    は捕集された試験体試料について、その微細繊維性物質
    成分を摘出し、かつ分類する第7の工程を行なうことを
    特徴とする請求項1記載の壁面への石綿などの微細繊維
    性物質層の付着状態診断方法。
  5. (5)第6の工程、または第7の工程に引続いて、アス
    ベストモニタリングにより、微細繊維性物質の浮遊状況
    を計測して分析する第8の工程を行なうことを特徴とす
    る請求項1、または4記載の壁面への石綿などの微細繊
    維性物質層の付着状態診断方法。
  6. (6)調査、実測結果報告に併せて、微細繊維性物質層
    の除去、およびその後の再生が必要であるのを訴求する
    ことを特徴とする請求項1記載の壁面への石綿などの微
    細繊維性物質層の付着状態診断方法。
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Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5129431A (en) * 1974-09-02 1976-03-12 Kuraray Co Ritsutaikiseisareta fuaruneshirusakusan mataha sonoesuterurui no seizoho
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