JPH0124163Y2 - - Google Patents

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JPH0124163Y2
JPH0124163Y2 JP1982147671U JP14767182U JPH0124163Y2 JP H0124163 Y2 JPH0124163 Y2 JP H0124163Y2 JP 1982147671 U JP1982147671 U JP 1982147671U JP 14767182 U JP14767182 U JP 14767182U JP H0124163 Y2 JPH0124163 Y2 JP H0124163Y2
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JP
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wood
veneer
sleepers
fibers
deciduous pine
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JP1982147671U
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JPS5951802U (ja
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  • Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は耐久性に優れた木製枕木に関するもの
である。
枕木には木製枕木とコンクリート製枕木とがあ
り、木製枕木は耐久性の点でコンクリート製枕木
に劣る反面、木材特有の良好な加工性、衝撃力に
対する緩衝性、軽量による運搬その他の取扱い等
の点で長所を有しており、鉄道のうち、これらの
性能が要求される部分、即ち、橋梁、レールの継
目、ポイント部、急カーブ部分などに広く採用さ
れている。
しかしながら、従来の木製枕木は大断面の製材
品からなるため、近年においては大径木の入手難
から品質の安定した枕木を大量に得ることが困難
であり、このような原木事情に大きく左右されず
に安定供給できるものが要求されている。
又、従来の製材品による枕木は、敷設後、屋外
の苛酷な気象条件下で長期間さらされていると、
木材の特性から生じる吸水、乾燥の繰返しによる
伸縮で内部応力が発生し、この内部応力によつて
多くの木口割れが生じて徐々に強度の低下をきた
すと共に割れの進行に伴なつて内部に腐朽菌によ
る侵蝕が生じ、耐用年数が短かくなるという欠点
がある。
このため、製材品からなる枕木は、通常、クレ
オソート等の防腐剤を含浸処理して用いられる
が、大断面であるために、インサイジング処理
(材の表面に刃物等で傷をつけて内部への薬液の
浸透を容易にする処理方法)を行つたのち防腐剤
の注入処理を施しても中心部にまで薬液を浸透さ
せ難くて防腐処理に長時間を要し、又、インサイ
ジング処理によつて材が強制的に傷をつけられる
ため、却つて材の亀裂の発生や木口割れの進行を
助長してしまう等の問題点があつた。
一方、螺旋木理を有するために、製材して乾燥
すると大きな反りや捩れが生じて寸法安定性が著
しく悪く、又、強度的性質も不均一で建材等には
利用困難となる落葉松があり、我国の木材業界に
おいては良質の木材が枯渇している現在、その有
効利用が望まれている。即ち、落葉松材にあつて
は「木材組織学」(昭和33年4月20日森北出版(株)
発行)で学術的にも言及されているように木材繊
維の走向方向が樹軸に対して傾斜しながら螺旋状
に走つているため、角材にすると、繊維の走向方
向が樹木の軸方向、即ち樹軸方向(材軸あるい
は、樹幹の方向と同じ)と傾斜してしまい、折れ
易く、又収縮や伸びが材のねじれとなつて変形を
生じ、製材品としてほとんど利用できなかつたも
のである。
本考案はこのような落葉松材の螺旋木理の特性
を利用して前述した従来の製材品及びインサイジ
ング処理の弊害による欠点を解消し、安定した供
給をはかることのできる木製枕木を提供するもの
である。
本考案の実施例を図面について説明すると、A
は単板積層材よりなる枕木主体で、落葉松材、特
に国内産よりも比重が大きく、曲げ及び圧縮強度
に優れたソ連産のダフリカ落葉松をロータリーレ
ース等で製造した厚さ3〜6mmの複数枚の単板
1,1……1を、全ての単板の樹軸方向を枕木の
長さ方向と略々平行にすると共に隣接する単板を
180゜回転した状態に配するか、あるいは表裏面を
反転させることで繊維の走向方向イが交差するよ
うにして積層接着してなるものである。
落葉松は杉、ヒノキ等の通常木理の材と異つ
て、木理が樹軸に対して螺旋状に走向した螺旋木
理であるので、単板にするとその繊維の走行方向
イは樹軸方向に斜行して得られるために第3図に
示すごとく、隣接する単板を表裏面を反転させる
ことで樹軸方向が枕木の長さ方向と一致し、かつ
繊維の走向方向が互いに交差するように配するこ
とで全体の繊維の走向方向を分散させて均一化を
図ると共に吸水時や乾燥時の収縮、膨脹を制御し
あつて寸法安定性に優れたものとなり、又、強度
面でも繊維の走行方向が交差した状態で一体化さ
れるため全体的に均一化されるものである。
本考案における単板積層材は、第3図に示す如
く、各落葉松単板の繊維の走向方向を各層が全て
隣接する単板の繊維の走向方向と交差するように
配して構成して全体の均一化を行つてもよいが、
第4図に示す如く、中心層の単板は一部その繊維
の走行方向をそろえて積層し、表裏層部分のみを
繊維の走行方向が互いに交差するようにしてもよ
い。
この場合、積層材の表裏面側から少くとも4層
の単板をその繊維の走行方向が互いに交差するよ
うにして積層するのが、表裏面の割れの進行を防
止すると共に強度的バランス及び寸法安定性を向
上させる上で好ましい。
又、繊維の走行方向が樹軸方向に斜行している
ため、ロータリーレース等で単板にすると各落葉
松単板には裏割れが斜めに入るようになり、単板
側縁部にまで達して多数生じてフエノール樹脂接
着剤等の適宜な接着剤2により互いに積層接着し
てクレオソート等の防腐剤中に浸漬して防腐処理
を施した場合に、枕木の側縁部に現れた裏割れか
らも防腐剤が浸透して積層材内部まで防腐剤の注
入、浸透が大となり防腐処理が短時間でかつ充分
に行なわれるものである。
このような防腐処理は、積層材を形成したのち
に該積層材を防腐液剤中に含浸させることにより
行つてもよく、又、積層材とする前に全ての落葉
松単板1に浸漬含浸、あるいは加圧注入等によつ
て行つてもよいものであるが、各落葉松単板1に
積層前に施した場合には未処理部の全くない均一
且つ完全な防腐処理が可能となつて枕木の耐久年
数をより長く出来て望ましい。また接着剤2に防
腐剤クリツプを混入したものを用いて積層材とす
ることによつて防腐処理を行うこともできる。
なお、このような落葉松単板の積層材よりなる
枕木は、予め大版に形成した積層板を切断して形
成するか、もしくは枕木の平面形状と同一寸法を
有する複数枚の落葉松単板より構成してもよく、
又、細巾の落葉松単板を平面方向に接合、配列し
て枕木と同一巾とし、これを積層接着してもよ
い。又、この時、積層材の中央部の任意位置に枕
木の長さ方向と直交する繊維の走行方向の落葉松
単板を配して、寸法安定性をさらに向上させて構
成してもよい。
以上のように本考案は、軸に対して木材繊維の
走向方向が傾斜しながら螺旋状に旋回している螺
旋木理を有する落葉松材からなる木材単板を、そ
の樹軸方向を枕木の長さ方向に略々平行にし、か
つ隣接する単板の繊維方向が互いに交差するよう
にして複数枚積層接着した単板積層材からなる木
製枕木に係るものであるから、従来から木材業界
において利用価値の乏しかつた落葉松材を有効に
利用して枕木の安定した供給をはかることがで
き、しかも落葉松材は螺旋木理であるからロータ
リーレース等で単板にすると木裏面の多数の裏割
れが各単板の側縁部にまで生じているので、イン
サイジング処理を行うことなく枕木の内部にまで
防腐処理を行うことができ、さらに枕木は苛酷な
気象条件下にさらされて吸水、乾燥の繰返しによ
る収縮作用によつて内部応力が発生するが、その
内部応力を各落葉松単板に分散させることができ
且つ各落葉松の繊維の走向方向が交差して互いに
収縮、膨脹を打ち消し合つて従来の製材品からな
る枕木のような大きな木口割れを生じさせること
なく寸法安定性に優れた枕木を形成し、強度低下
や腐朽菌の侵蝕の進行を大巾に遅らせて長期間、
安定した性能を発揮するものである。
又、枕木を構成する各落葉松単板間には接着剤
層を介在しているので、腐朽菌が全体に侵入する
にはかなり長期間を要すると共に雨水の侵入が中
心部にまで及ぶことも防止できて耐用年数の増大
をはかることができるものである。
又、本考案の積層された全ての単板の樹軸方向
は枕木の長さ方向に一致するも繊維の走行方向が
枕木の長手方向の中心線に対して略対称となつ
て、落葉松の反りやねじれの変形が防止され、非
常に優秀な枕木として利用可能になる。換言すれ
ば、枕木の長さ方向に直角にレールが架設され、
加えてこのレールには極めて重い車両が走向する
ものであるからレールに対して単板全ての樹軸方
向が直角方向になつている事が強度面で望まし
く、且つその時に繊維方向が交差している事が割
れや反り防止の面で好ましいものであり、螺旋木
理を持つ落葉松の合板が正にこの用途に合致する
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
その斜視図、第2図は単板の平面図、第3図およ
び第4図は複数枚の落葉松単板を積層する状態の
分解斜視図である。 A……枕木主体、1……落葉松単板、2……接
着剤層、イ……繊維の走向方向。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 螺旋木理を有する落葉松材からなる木材単板
    を、その単板の樹軸方向を枕木の長さ方向に
    略々平行にし、かつ隣接する落葉松単板の繊維
    の走向方向が互いに交差するようにして複数枚
    積層接着した単板積層材からなる木製枕木。 木材単板はダフリカ落葉松材である実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の木製枕木。
JP14767182U 1982-09-28 1982-09-28 木製枕木 Granted JPS5951802U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14767182U JPS5951802U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 木製枕木

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14767182U JPS5951802U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 木製枕木

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5951802U JPS5951802U (ja) 1984-04-05
JPH0124163Y2 true JPH0124163Y2 (ja) 1989-07-24

Family

ID=30328322

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14767182U Granted JPS5951802U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 木製枕木

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JP (1) JPS5951802U (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4969805A (ja) * 1972-11-08 1974-07-05
JPS608923B2 (ja) * 1973-03-29 1985-03-06 段谷産業株式会社 合板の製造法
JPS53145203A (en) * 1977-05-24 1978-12-18 Tenryu Giken Kk Method of manufacturing rectangular member from arcuate or curved wood
JPS55123403A (en) * 1979-03-15 1980-09-22 Taihei Seisakusho Kk Preparation of veneer laminate

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5951802U (ja) 1984-04-05

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