JPH01246302A - 強磁性鉄粉の表面処理方法 - Google Patents
強磁性鉄粉の表面処理方法Info
- Publication number
- JPH01246302A JPH01246302A JP63074074A JP7407488A JPH01246302A JP H01246302 A JPH01246302 A JP H01246302A JP 63074074 A JP63074074 A JP 63074074A JP 7407488 A JP7407488 A JP 7407488A JP H01246302 A JPH01246302 A JP H01246302A
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- JP
- Japan
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- iron powder
- ferromagnetic iron
- ferromagnetic
- gas containing
- coupling agent
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は磁気記録媒体用磁性粉として用いられる強磁性
鉄粉の表面処理方法に関するものである。
鉄粉の表面処理方法に関するものである。
塗布型磁気記録媒体は通常磁性粉、バインダー、研磨剤
、潤滑剤および有機溶剤等からなる磁性塗料をポリエス
テルフィルムなどの基体に塗布したものである。磁気記
録媒体の記録密度は近年益々高くなっているが、このよ
うな高密度磁気記録媒体用の磁性粉として、保磁力及び
飽和磁化が高い強磁性鉄粉が広く使用されるようになっ
てきた。
、潤滑剤および有機溶剤等からなる磁性塗料をポリエス
テルフィルムなどの基体に塗布したものである。磁気記
録媒体の記録密度は近年益々高くなっているが、このよ
うな高密度磁気記録媒体用の磁性粉として、保磁力及び
飽和磁化が高い強磁性鉄粉が広く使用されるようになっ
てきた。
しかし更に高密度化するために、磁性粉の微細化及び高
比表面積化が゛要求されている。
比表面積化が゛要求されている。
しかし、強磁性鉄粉を微細化し、高比表面積とすると、
磁性塗料調製時の鉄粉の分散性および記録媒体中での安
定性の点で問題が生じる。
磁性塗料調製時の鉄粉の分散性および記録媒体中での安
定性の点で問題が生じる。
この問題を解決するひとつの方法として、強磁性鉄粉の
表面を界面活性剤、カップリング剤、高分子化合物など
で改質することが提案された。
表面を界面活性剤、カップリング剤、高分子化合物など
で改質することが提案された。
例えば、特開昭60−145301 号公報には、シラ
ン系カップリング剤を有機溶剤に混入溶解した処理液で
磁性粉末の表面を処理する方法が開示されている。また
特開昭59−107504号公報には、シラン化合物を
溶解した溶液に安定化されていない強磁性金属粉末を入
れて処理する方法が開示されている。
ン系カップリング剤を有機溶剤に混入溶解した処理液で
磁性粉末の表面を処理する方法が開示されている。また
特開昭59−107504号公報には、シラン化合物を
溶解した溶液に安定化されていない強磁性金属粉末を入
れて処理する方法が開示されている。
しかし、これらの従来法では、表面活性な強磁性鉄粉が
多最の有機溶剤と接触して有機溶剤を変質し、このため
強磁性鉄粉自身も変質した有機溶剤で汚染されるという
問題があることがわかった。
多最の有機溶剤と接触して有機溶剤を変質し、このため
強磁性鉄粉自身も変質した有機溶剤で汚染されるという
問題があることがわかった。
この表面汚染された処理鉄粉を用いて磁気記録媒体を作
製すると、得られる磁性塗膜の光沢、耐蝕性、耐久性が
劣るという問題が生じることがわかった。
製すると、得られる磁性塗膜の光沢、耐蝕性、耐久性が
劣るという問題が生じることがわかった。
従って本発明の目的は磁気記録媒体用の磁性塗料中にお
ける分散性、配向性、耐蝕性および安定性に優れた強磁
性鉄粉を得るための表面処理方法を提供することにある
。
ける分散性、配向性、耐蝕性および安定性に優れた強磁
性鉄粉を得るための表面処理方法を提供することにある
。
本発明者等は上記問題点を解決するために鋭意検討を行
った結果、強磁性鉄粉をあらかじめ酸素で処理した後、
カップリング剤を含むガスで処理を行えば、上記従来技
術のように表面汚染の問題もなく、優れた磁気特性を有
する強磁性鉄粉を得ることができることを見出し、本発
明を完成するに到った。すなわち本発明の強磁性鉄粉の
表面処理方法は乾式還元法で製造した鉄を主成分とする
強磁性鉄粉を、酸素を含むガス雰囲気中で表面酸化し、
次いでカップリング剤を含むガスで処理することを特徴
とする。
った結果、強磁性鉄粉をあらかじめ酸素で処理した後、
カップリング剤を含むガスで処理を行えば、上記従来技
術のように表面汚染の問題もなく、優れた磁気特性を有
する強磁性鉄粉を得ることができることを見出し、本発
明を完成するに到った。すなわち本発明の強磁性鉄粉の
表面処理方法は乾式還元法で製造した鉄を主成分とする
強磁性鉄粉を、酸素を含むガス雰囲気中で表面酸化し、
次いでカップリング剤を含むガスで処理することを特徴
とする。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において用いる鉄を主成分とする粒子は含水酸化
鉄又は酸化鉄であって、必要に応じコバルト、ニッケル
、クロム、リン、アルミニウム、チタン、シリコン、ジ
ルコニウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等の添加
物を含有するものを乾式還元することによって得られる
が、特にα−オキシ水酸化鉄に焼結防止剤などの表面処
理を施したのち、脱水焼成して酸化第2鉄とし、次いで
水素ガスを用いて乾式還元して得られた鉄を主成分とす
る粒子を用いるのが好ましい。乾式還元法自体は公知の
方法でよく、一般に水素ガス等の還元性8囲気中で30
0〜600 ℃で2〜30時間程時間水酸化鉄又は酸化
鉄を加熱することにより行う。この際(含水)酸化鉄の
粒径は一般に0.2〜1.5μmである。この粒径が0
.2μmより小さい場合、得られる鉄を主成分とする粒
子の取扱が困難となり、1.5μmより大きい場合製造
される強磁性鉄粉の磁気特性が悪くなるおそれがある。
鉄又は酸化鉄であって、必要に応じコバルト、ニッケル
、クロム、リン、アルミニウム、チタン、シリコン、ジ
ルコニウム、カルシウム、マグネシウム、亜鉛等の添加
物を含有するものを乾式還元することによって得られる
が、特にα−オキシ水酸化鉄に焼結防止剤などの表面処
理を施したのち、脱水焼成して酸化第2鉄とし、次いで
水素ガスを用いて乾式還元して得られた鉄を主成分とす
る粒子を用いるのが好ましい。乾式還元法自体は公知の
方法でよく、一般に水素ガス等の還元性8囲気中で30
0〜600 ℃で2〜30時間程時間水酸化鉄又は酸化
鉄を加熱することにより行う。この際(含水)酸化鉄の
粒径は一般に0.2〜1.5μmである。この粒径が0
.2μmより小さい場合、得られる鉄を主成分とする粒
子の取扱が困難となり、1.5μmより大きい場合製造
される強磁性鉄粉の磁気特性が悪くなるおそれがある。
還元直後の強磁性鉄粉は空気中に取り出すと発火する恐
れがあるので、不活性ガス雰囲気中で取り扱うのが好ま
しい。
れがあるので、不活性ガス雰囲気中で取り扱うのが好ま
しい。
このようにして乾式還元により得られた鉄を主成分とす
る粒子(強磁性鉄粉)は長さ10.2μm以下の針状微
粒子の集合物であり、粉末、造粒物、粉砕物などの形状
を有している。
る粒子(強磁性鉄粉)は長さ10.2μm以下の針状微
粒子の集合物であり、粉末、造粒物、粉砕物などの形状
を有している。
このような強磁性鉄粉をまず酸素を含む混合ガス雰囲気
中で表面酸化し、耐蝕性及び耐候性を付与する。この混
合ガス中の酸素以外の成分は窒素ガス等の不活性ガスと
するのが好ましい。この気相中での表面酸化自体は従来
法により行うことができるが、温度は200 ℃以下、
酸素濃度は0.05容量%以上大気組成以下、水蒸気濃
度は5.000ppm以下の不活性ガス雰囲気中で、強
磁性鉄粉1.0kgあたり02として50〜150gの
酸化量を行うことが好ましい。
中で表面酸化し、耐蝕性及び耐候性を付与する。この混
合ガス中の酸素以外の成分は窒素ガス等の不活性ガスと
するのが好ましい。この気相中での表面酸化自体は従来
法により行うことができるが、温度は200 ℃以下、
酸素濃度は0.05容量%以上大気組成以下、水蒸気濃
度は5.000ppm以下の不活性ガス雰囲気中で、強
磁性鉄粉1.0kgあたり02として50〜150gの
酸化量を行うことが好ましい。
また、このとき温度を4段階に変化させて酸化反応を行
えばより優れた耐蝕性及び耐候性を付与することができ
る。この場合、1段目の反応は50〜150 ℃、2段
目の反応は0〜40℃、3段目の反応は45〜70℃、
更に4段目の反応は0〜40tの温度下で行う。酸素濃
度は1段目から3段目の反応においては0.05容景%
以上大気組成以下、好ましくは0.05〜5容量%、4
段目の反応においては1.0容量%以上大気組成以下と
する。このような条件下で、1段目の反応における酸化
量は強磁性鉄粉1.0kg あたり0□として20〜1
00gとし、2段目の反応は酸化が停止するか一定の酸
化速度となったところで反応を終了しく通常2〜8時間
)、3段目の反応における酸化量は1段目の反応の5〜
30%程度とし、更に強磁性鉄粉の発火性を抑制するた
めに行う4段目の反応は1〜5時間行うことが望ましい
。全体的に酸化量は強磁性鉄粉1.0kg当たり02と
して50〜150gとするのが好ましい。50gより小
さい場合、充分な耐候性を付与できず150gより大き
い場合、製造される強磁性鉄粉の飽和磁化が低くなるお
それがある。
えばより優れた耐蝕性及び耐候性を付与することができ
る。この場合、1段目の反応は50〜150 ℃、2段
目の反応は0〜40℃、3段目の反応は45〜70℃、
更に4段目の反応は0〜40tの温度下で行う。酸素濃
度は1段目から3段目の反応においては0.05容景%
以上大気組成以下、好ましくは0.05〜5容量%、4
段目の反応においては1.0容量%以上大気組成以下と
する。このような条件下で、1段目の反応における酸化
量は強磁性鉄粉1.0kg あたり0□として20〜1
00gとし、2段目の反応は酸化が停止するか一定の酸
化速度となったところで反応を終了しく通常2〜8時間
)、3段目の反応における酸化量は1段目の反応の5〜
30%程度とし、更に強磁性鉄粉の発火性を抑制するた
めに行う4段目の反応は1〜5時間行うことが望ましい
。全体的に酸化量は強磁性鉄粉1.0kg当たり02と
して50〜150gとするのが好ましい。50gより小
さい場合、充分な耐候性を付与できず150gより大き
い場合、製造される強磁性鉄粉の飽和磁化が低くなるお
それがある。
このように温度を順次変化させて酸化物を形成させるこ
とで、耐蝕性及び耐候性に浸れ、高飽和磁化の強磁性鉄
粉を得ることができる。
とで、耐蝕性及び耐候性に浸れ、高飽和磁化の強磁性鉄
粉を得ることができる。
なお本発明における表面酸化に用いる酸素ガスを含む不
活性ガスとしては、酸素と不活性ガスを混合したガス、
大気を不活性ガスで希釈したガスなどを挙げることがで
きる。
活性ガスとしては、酸素と不活性ガスを混合したガス、
大気を不活性ガスで希釈したガスなどを挙げることがで
きる。
更に、表面酸化した後、水蒸気を接触させることにより
水蒸気処理を行ってもよい。水蒸気処理は、0.01〜
10容量%の水蒸気を含有する不活性ガス(酸素を含ん
でいてもよい)に表面酸化処理した強磁性鉄粉を0〜2
00 ℃で接触させることにより行う。水蒸気濃度が0
.01容1%未満だと処理効果が現れるまで長時間を要
し、IO容量%を超えると強磁性鉄粉の磁気特性及び耐
候性が低下する。
水蒸気処理を行ってもよい。水蒸気処理は、0.01〜
10容量%の水蒸気を含有する不活性ガス(酸素を含ん
でいてもよい)に表面酸化処理した強磁性鉄粉を0〜2
00 ℃で接触させることにより行う。水蒸気濃度が0
.01容1%未満だと処理効果が現れるまで長時間を要
し、IO容量%を超えると強磁性鉄粉の磁気特性及び耐
候性が低下する。
表面酸化処理及び必要に応じ水蒸気処理をした後、強磁
性鉄粉をカップリング剤を含むガスで処理する。カップ
リング剤としては、シラン系、チタネート系及びアルミ
ニウム系の少なくとも1つを用いるのが好ましい。シラ
ン系カップリング剤としては、メチルトリメトキシ7ラ
ン、メチルトリエトキシシラン、アミノシラン、T−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリア
セトキシシラン、ヘキサメチルシラン、ビニルトリメト
キシシラン等があり、チタネート系カップリング剤とし
ては、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、
イソプロピルトリメタクリルチタネート、イソプロピル
トリアクリルチタネート等があり、アルミニウム系カッ
プリング剤としては、アセトアルコキシアルミニウムジ
イソプロピレート等がある。
性鉄粉をカップリング剤を含むガスで処理する。カップ
リング剤としては、シラン系、チタネート系及びアルミ
ニウム系の少なくとも1つを用いるのが好ましい。シラ
ン系カップリング剤としては、メチルトリメトキシ7ラ
ン、メチルトリエトキシシラン、アミノシラン、T−グ
リシドキシプロピルトリメトキシシラン、ビニルトリア
セトキシシラン、ヘキサメチルシラン、ビニルトリメト
キシシラン等があり、チタネート系カップリング剤とし
ては、イソプロピルトリイソステアロイルチタネート、
イソプロピルトリメタクリルチタネート、イソプロピル
トリアクリルチタネート等があり、アルミニウム系カッ
プリング剤としては、アセトアルコキシアルミニウムジ
イソプロピレート等がある。
これらのカップリング剤を少なくとも1つ含むガスとし
ては、酸素を実質的に含まない窒素ガス等の不活性ガス
を用いるのが好ましい。
ては、酸素を実質的に含まない窒素ガス等の不活性ガス
を用いるのが好ましい。
またカップリング剤処理の温度は200℃以下とするの
がよく、200.tを超えると、塗料化時の分散性が低
下する。より好ましくは0〜100 ℃である。
がよく、200.tを超えると、塗料化時の分散性が低
下する。より好ましくは0〜100 ℃である。
以上のようなカップリング剤の付着を行うのに要する時
間はカップリング剤の濃度や処理温度等により異なるが
、一般に1〜10時間程度である。
間はカップリング剤の濃度や処理温度等により異なるが
、一般に1〜10時間程度である。
なお、本発明の表面処理方法に用いる装置としては固定
床方式、流動床方式、回転型キルン方式など種々のもの
が採用できる。
床方式、流動床方式、回転型キルン方式など種々のもの
が採用できる。
以下、実施例により本発明の詳細な説明するが、本発明
は何らこれらに限定されるものではない。
は何らこれらに限定されるものではない。
実施例1
ニッケル、アルミニウム及びケイ素をFeに対し各々2
.5重量%、2.8重量%及び0.5重量%含む針状酸
化第二鉄の造粒品を水素気流中、460 ℃で8時間流
動状態で還元して強磁性鉄粉を得た。
.5重量%、2.8重量%及び0.5重量%含む針状酸
化第二鉄の造粒品を水素気流中、460 ℃で8時間流
動状態で還元して強磁性鉄粉を得た。
その後得られた強磁性鉄粉を窒素ガス中で80℃まで冷
却した後、流動反応炉内で酸素を含む窒素ガスを用いて
、温度を下記の4段階に変え、表面酸化を行なった。
却した後、流動反応炉内で酸素を含む窒素ガスを用いて
、温度を下記の4段階に変え、表面酸化を行なった。
先ず温度80℃で1段目の反応を行なった。反応は酸素
濃度0.2容量%の窒素ガスを強磁性鉄粉1kg当り3
Nm’/時の流量で供給して行い、酸化量を強磁性鉄粉
1kg 当り02として80g とした。その後酸素の
供給を止め、窒素ガス気流中で30℃まで冷却した。
濃度0.2容量%の窒素ガスを強磁性鉄粉1kg当り3
Nm’/時の流量で供給して行い、酸化量を強磁性鉄粉
1kg 当り02として80g とした。その後酸素の
供給を止め、窒素ガス気流中で30℃まで冷却した。
冷却後酸素濃度が0.2容量%の窒素ガスを1段目の反
応と同じ流量で供給して、30℃で2段目の反応を行っ
た。3.0時間後に酸素消費速度がほぼ一定となったの
で、2段目の反応を終了した。引きつづき酸素濃度0,
2容量%の窒素ガスを供給しながら温度を20℃/時間
の割合で60℃まで上げ、3段目の反応を行い酸化量が
強磁性鉄粉1kg当り0□として10gとなったところ
で3段目の反応を終えた。
応と同じ流量で供給して、30℃で2段目の反応を行っ
た。3.0時間後に酸素消費速度がほぼ一定となったの
で、2段目の反応を終了した。引きつづき酸素濃度0,
2容量%の窒素ガスを供給しながら温度を20℃/時間
の割合で60℃まで上げ、3段目の反応を行い酸化量が
強磁性鉄粉1kg当り0□として10gとなったところ
で3段目の反応を終えた。
その後再度窒素気流中で30℃まで冷却し、4段目の反
応を行った。反応は30℃において酸素濃度0.2容量
%の窒素ガスを供給し、次第に酸素濃度を上げ1時間後
に2容量%とし、そのまま更に1時間蓋いて行った。反
応終了後、強磁性鉄粉を大気中に取り出したが発火しな
かった。
応を行った。反応は30℃において酸素濃度0.2容量
%の窒素ガスを供給し、次第に酸素濃度を上げ1時間後
に2容量%とし、そのまま更に1時間蓋いて行った。反
応終了後、強磁性鉄粉を大気中に取り出したが発火しな
かった。
次に表面酸化を行った強磁性鉄粉に、温度30℃、水蒸
気分圧が1.0%の窒素ガスを接触させ、1時間水蒸気
処理を行った。水蒸気処理後の強磁性鉄分の水分含有量
はカールフィッシャー水分計で測定した結果、0.6重
量%であった。
気分圧が1.0%の窒素ガスを接触させ、1時間水蒸気
処理を行った。水蒸気処理後の強磁性鉄分の水分含有量
はカールフィッシャー水分計で測定した結果、0.6重
量%であった。
水蒸気処理後の強磁性鉄粉に、30℃でメチルトジェト
キシシラン中をくぐらせた窒素ガスを供給し、2時間カ
ップリング剤処理をした。その結果、強磁性鉄粉への上
記シラン系カップリング剤の付着量は11景%であった
。
キシシラン中をくぐらせた窒素ガスを供給し、2時間カ
ップリング剤処理をした。その結果、強磁性鉄粉への上
記シラン系カップリング剤の付着量は11景%であった
。
以上の方法で表面処理を行った強磁性鉄粉の磁気特性を
振動試料型磁力計(測定磁場10KOe)を用いて測定
し、更に比表面積は窒素ガスを用いる8、 E、 T、
法で求めた。その結果、得られた強磁性鉄粉の比表面積
は52m’/gであり、保磁力(Hc)は15100e
及び飽和磁化(σS)は134emu/gであった。
振動試料型磁力計(測定磁場10KOe)を用いて測定
し、更に比表面積は窒素ガスを用いる8、 E、 T、
法で求めた。その結果、得られた強磁性鉄粉の比表面積
は52m’/gであり、保磁力(Hc)は15100e
及び飽和磁化(σS)は134emu/gであった。
また上記方法で得られた表面処理済の強磁性鉄粉100
重1部に、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー25重量
部、レシチン1重量部、メチルエチルケトン100 m
l、シクロへキサノン100m1及[1−ルエン100
m1をガラスピーズを入れたサンドグラインダーで6時
間混合し、分散して磁性塗料を調製した。これをポリエ
チレンテレフタレートフィルムの上に塗布し、磁束中で
磁性粒子の配向を行い、配向シートを作製した。得られ
た配向シートの保磁力(Hc)、残留磁束密度(Br)
、角形比(Rs)を振動試料型磁力計を用いて測定し、
又光沢も測定した。
重1部に、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリマー25重量
部、レシチン1重量部、メチルエチルケトン100 m
l、シクロへキサノン100m1及[1−ルエン100
m1をガラスピーズを入れたサンドグラインダーで6時
間混合し、分散して磁性塗料を調製した。これをポリエ
チレンテレフタレートフィルムの上に塗布し、磁束中で
磁性粒子の配向を行い、配向シートを作製した。得られ
た配向シートの保磁力(Hc)、残留磁束密度(Br)
、角形比(Rs)を振動試料型磁力計を用いて測定し、
又光沢も測定した。
結果は以下の通りである。
HC=14800e
Br=3000G
Rs=0.86
光沢125%
また、上記配向性シートを60℃、90%相対湿度の空
気中に1週間放置した結果、残留磁束密度の低下率(△
Or) は2%であった。
気中に1週間放置した結果、残留磁束密度の低下率(△
Or) は2%であった。
実施例2
実施例1において表面酸化後の水蒸気処理を行わなかっ
た以外は実施例1と同様にして強磁性鉄粉を得た。得ら
れた強磁性鉄粉は比表面積が52m゛/g、)Icが1
5100e及びσSが135emu/gであり、また実
施例1と同様にして得られた配向シートの特性は、Hc
が14800e、 Brが2800G SRsが0.8
4、△Brが3%及び光沢が115%であった。
た以外は実施例1と同様にして強磁性鉄粉を得た。得ら
れた強磁性鉄粉は比表面積が52m゛/g、)Icが1
5100e及びσSが135emu/gであり、また実
施例1と同様にして得られた配向シートの特性は、Hc
が14800e、 Brが2800G SRsが0.8
4、△Brが3%及び光沢が115%であった。
比較例1
ニッケル、アルミニウム及びケイ素をFeに対し各々2
.5重量%、2.8重量%及び0.51景%含む針状酸
化第二鉄の造粒品を水素気流中、460 ℃で8時間流
動状態で還元して強磁性鉄粉を得た。
.5重量%、2.8重量%及び0.51景%含む針状酸
化第二鉄の造粒品を水素気流中、460 ℃で8時間流
動状態で還元して強磁性鉄粉を得た。
得られた強磁性鉄粉を窒素ガス雰囲気中でメチルトリエ
トキシシランのトルエン溶液中に、浸漬後、空気中で乾
燥しトルエンを除去した。その結果、表面処理した強磁
性鉄粉の比表面積は51m’/gであり、保磁力(Hc
)は15500e及び飽和磁化(σS)は1000mu
/g であった。この強磁性鉄粉を用い、実施例1と同
じ方法で配向シートを作製した。得られた配向シートの
保磁力(、Hc)、残留磁束密度(Br)、角形比(R
s)を振動試料型磁力計を用いて測定し、また光沢も測
定した。結果は以下の通りである。
トキシシランのトルエン溶液中に、浸漬後、空気中で乾
燥しトルエンを除去した。その結果、表面処理した強磁
性鉄粉の比表面積は51m’/gであり、保磁力(Hc
)は15500e及び飽和磁化(σS)は1000mu
/g であった。この強磁性鉄粉を用い、実施例1と同
じ方法で配向シートを作製した。得られた配向シートの
保磁力(、Hc)、残留磁束密度(Br)、角形比(R
s)を振動試料型磁力計を用いて測定し、また光沢も測
定した。結果は以下の通りである。
flc=15000e
Br=2100G
Rs=0.81
光沢98%
また、上記配向性シートを60℃、90%相対湿度の空
気中に1週間放置した結果、残留磁束密度の低下率(△
Br) は7%であった。この結果から、有機溶剤中
で表面処理した強磁性鉄粉は安定性及び耐蝕性に劣るこ
とがわかる。
気中に1週間放置した結果、残留磁束密度の低下率(△
Br) は7%であった。この結果から、有機溶剤中
で表面処理した強磁性鉄粉は安定性及び耐蝕性に劣るこ
とがわかる。
比較例2
実施例2においてメチルトリエトキシシラン処理を行わ
なかった以外は実施例2と同様にして強磁性鉄粉を得た
。得られた強磁性鉄粉は)IC=15100e % c
rs=137emu/g、比表面積=52m’/gであ
り、実施例1と同様にして得られた配向シートの特性は
、)1c=14600e 、 Br=2000GSRs
= 0.77、△Br=4%及び光沢=90%であった
。
なかった以外は実施例2と同様にして強磁性鉄粉を得た
。得られた強磁性鉄粉は)IC=15100e % c
rs=137emu/g、比表面積=52m’/gであ
り、実施例1と同様にして得られた配向シートの特性は
、)1c=14600e 、 Br=2000GSRs
= 0.77、△Br=4%及び光沢=90%であった
。
以上に詳述した通り、本発明の方法により表面酸化処理
とカップリング剤処理を行うので、得られる強磁性鉄粉
の磁気特性(保磁力、飽和磁化等)が良好であるのみな
らず、優れた耐蝕性、耐候性を有する。このような強磁
性鉄粉は適当なバインダーと混合して塗布することによ
り、良好な磁気特性(保磁力、残留磁束密度、角型比及
びスイッチング磁場分布等)を有する磁気テープや磁気
ディスクとすることができる。
とカップリング剤処理を行うので、得られる強磁性鉄粉
の磁気特性(保磁力、飽和磁化等)が良好であるのみな
らず、優れた耐蝕性、耐候性を有する。このような強磁
性鉄粉は適当なバインダーと混合して塗布することによ
り、良好な磁気特性(保磁力、残留磁束密度、角型比及
びスイッチング磁場分布等)を有する磁気テープや磁気
ディスクとすることができる。
Claims (1)
- 乾式還元法で製造した鉄を主成分とする強磁性鉄粉を酸
素を含むガスを用いて表面酸化し、次いでカップリング
剤を含有するガスで処理することを特徴とする強磁性鉄
粉の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63074074A JPH01246302A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 強磁性鉄粉の表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63074074A JPH01246302A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 強磁性鉄粉の表面処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01246302A true JPH01246302A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13536663
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63074074A Pending JPH01246302A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 強磁性鉄粉の表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01246302A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046572A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 三菱マテリアル株式会社 | Ito粉末及びその製造方法 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP63074074A patent/JPH01246302A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2015046572A1 (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-02 | 三菱マテリアル株式会社 | Ito粉末及びその製造方法 |
| JP2015067515A (ja) * | 2013-09-30 | 2015-04-13 | 三菱マテリアル株式会社 | Ito粉末及びその製造方法 |
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