JPH01248097A - 沸騰水型原子炉給水制御システム - Google Patents

沸騰水型原子炉給水制御システム

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JPH01248097A
JPH01248097A JP63074362A JP7436288A JPH01248097A JP H01248097 A JPH01248097 A JP H01248097A JP 63074362 A JP63074362 A JP 63074362A JP 7436288 A JP7436288 A JP 7436288A JP H01248097 A JPH01248097 A JP H01248097A
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JP
Japan
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flow rate
reactor
water
water supply
function
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JP63074362A
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English (en)
Inventor
Kosei Akiyama
秋山 孝生
Kazuo Asami
浅見 一夫
Toichi Shida
志田 統一
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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  • Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は沸騰水型原子炉の給水制御装置に係わり、特に
原子炉内の水位を安定に制御し、水位の変動に基づくス
クラムを回避するのに好適な多変数制御システムに関す
る。
〔従来の技術〕
沸騰水型原子炉(以下、BWRと略記する)においては
、原子炉の水位は、安全上吊も重要な監視指標で、各種
の仮想事故においても、原子炉の炉心が露出しないよう
に設計されている。通常の運転時にも、水位の変動を可
能なかぎり抑えることと、もし水位の変動があった場合
には、いち早く、余裕をもって、これに対処する安全筒
1の制御方式が採られている。すなわち、水位変動に対
しては、増大側と減少側に複数の設定点を設け、アラー
ムや原子炉に制御棒を緊急挿入するスクラム指令を発す
る。原子炉の水位(シュラウド外の水位を示し、以後単
に炉水位と略記する)は、各種のプラント状態によって
変化するが、主たる制御手段は、給水流量である。従来
は、給水流量を制御する弁を動作させるために、炉水位
設定信号。
主蒸気流量信号、給水流量信号を用いる三要素制御系が
基本となっている。又起動時には、制御の安全性から、
炉水位測定信号のみを用いる一要素制御に切換えていた
。
ところが、三要素制御では、幾つかの事象発生時に、水
位が低下しすぎて(あるいは上昇しすぎて)本来、スク
ラムする必要がないにもかかわらず、スクラムし、稼動
率を下げるという問題があった。あるいは、電力系統の
落雷などの外乱に対して水位が大幅に変動して、スクラ
ムすることのないように、水位制御の能力を向上させる
ことが望まれた。
従来は、これらの色々な局面を想定して、シミュレーシ
ョンテストや、実機現象の観察などに基づいて各種の改
善策が検討されている。参考文献1)〜10)に従来の
改善案を示す。以下の本考案の説明に際し、従来案との
差異について、随時ふれるが、ここでは、従来の各考案
例の特徴と差異を概説する。
参考文献1)は安全保護系用の水位計の炉心流量依存の
誤差を補正するように、再循環流量に応じて、水位制御
系の設定点を変更する。
参考文献2)は給水制御系の制御用誤差信号に設定圧力
調整器の出力を、あるいは再循環系の速度制御誤差信号
を、それぞれ負符号、正符号で加算する。
参考文献3)は炉圧力の変化率によって、三要素水位制
御系のゲインを変化させる。
参考文献4)は再循環流量信号の微分値を求め、これを
、三要素水位制御系の制御用誤差信号に、負符号で加算
する。
参考文献5)は再循環流量信号の微分値を求め、これを
三要素水位制御系の水位設定値に加算する。
参考文献6)はポンプトリップ信号発生時に、炉水位誤
差信号を圧力制御系の設定点変更要求信号として加算す
る。
参考文献7)は水位の急減時に、水位設定点を1時的に
上昇させる。
参考文献8)は主蒸気流量、給水流量、炉水位信号の三
要素信号算出補正用信号として、主蒸気管圧力、給水温
度、原子炉ドーム圧力を取入んでいる。
参考文献9)は炉圧力信号および再循環流量信号を特定
のフィルターに通して得られる信号を給水制御系の水位
誤差信号に乗算の形で導入し、あるいは、水位誤差信号
を圧力制御系の圧力制御誤差信号に加える信号路のゲイ
ンを変化させるため乗算の形でフィルターを通して得ら
れる信号を用いる。
参考文献10)は給水ポンプ吐出側戻り配管の弁の開度
を取込み、過大な給水流量要求があったとき、炉心流量
を減少させるようにする。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の方法は、それぞれの局面において、それなりの効
果を発揮するものと考えられるが、その背景となる依り
ところは、定性的傾向や、シミュレーションによるパラ
メータサーベイ、実機現象のR察等々に基づく推論が主
であり、原子炉の内部の状態についても、[炉心流量が
増大(あるいは減少)するJとか[ボイドが増大(ある
いは減少)するため・・・」という程度の論点に基づい
て、得られた方策である。
このため、起動時、低出力時、高出力時、異常時、事故
時等々の各運転局面全般に亘って、その効果を発揮する
こと期待するのは難かしい。
したがって1本発明の目的は、広範囲の運転状況下にお
いて、炉水位の変動を可能なかぎり抑え、稼動率の向上
と、安全余裕の拡大を達成する給水制御系を中心とした
、制御装置を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、従来のものと異なり、炉水位形成の物理的
メカニズムを定量的に理解し、把握し、運転状況に応じ
て、制御手段を、可能なかぎり活用することにより達成
される。
以下、炉水位形成の物理的メカニズムを説明するが、具
体的な、制御系の構成は、計測可能なセンサーの種類と
数、アクチュエータ(操作端)の形式(BWRの各種の
型式で異なる)に依存するので、これは後に詳述する。
〔作用〕
炉水位形成の物理的メカニズムを説明するため第1図に
、BWRの基本的構造を示す。ただし、第1図は、外部
に再循環配管21,23.24を有し、内部にジェット
ポンプ2oを有する型式のBWRの、圧力容器1の内部
の構造を示す(但し、番号100番台は物理量に対する
名称を示す)。
特にシュラウド8は原子炉を同心状に分割する領域であ
る。また、バルク水都16とは水面に比較的近い部分で
、通常は、飽和水やボイドが存在する部位を指し、ダウ
ンカマ一部17とは、バルク水都から下の再循環配管2
6の出口近傍までを指す。ジェットポンプ25から吐出
された炉心流102は炉心チャンネル部2を通るチャン
ネル流103と炉心バイパスチャンネル部を流れる漏洩
流104に分かれる。入口格子板7と上部格子板18に
よって支えられる燃料棒集合体に流入したチャンネル流
103は蒸気と水の2相流になって、上部プレナム部9
に出る。漏洩流104は、通常10%以内であるが、こ
れも、上部プレナム7に抜ける。一方、ジェットポンプ
25は、ダウンカマー17から、配管26を経由して、
吸込んだサブクール水(給水配管11を経由し給水スパ
ージャ10から供給される給水流110とバルク水流1
09が混合したサブクール水を形成する)をポンプ31
で昇圧して、吐出管27を経由させ、連通管28で、1
o数本あるジェットポンプ駆動水配管29に分岐され、
ジェットポンプノズル30から駆動流119を噴出させ
、ダウンカマ一部のサブクール水111を吸引して、ジ
ェットポンプで、炉心流102とする。ジェットポンプ
25の目的の1つは、少ない駆動流119で大量の吸い
込み流を発生させることにあり、その性能の1つとして
、次式のM比が定義される。
通常、この図に示すような外部再循環系は独立したA系
統、B系統の2つで構成される。
さらに、上記プレナム9の2相流は、スタンドパイプ2
2を経由して、気水分離器(以下セパレータと略記する
)に突入する。第1図には、液相を実線、気相を破線で
示す。2相流は、セパレータ内で旋回され、遠心分離さ
れて、大部分は気相流(蒸気流)116としてドライヤ
20に向うものと、液相流(飽和水流)112として、
バルク水中に排出されるものに分けられるが気相の1部
は、蒸気流113として、バルク水中へ向い(この流れ
をキャリーアンダー流と称する)、液相の1部は飽和水
流114,115として、セパレータの上部から吐出す
る(これをキャリーオーバ流と称する)。キャリーオー
バ流の1部は、直接水面100に落下する流れ114と
、ドライヤー116で、ドレンダクト管21に落下する
ものになる。厳密には、波板形のドライヤー116で蒸
気流116も、含有しているわずから飽和水も除去され
、クォリティーの高い蒸気が主蒸気流101として主蒸
気配管16からタービンへ送られる。
逃し安全弁が作動して蒸気が圧力容器から流出する場合
にもその蒸気流も含めて110で表わす。
さらに、炉水を浄化するクリーンアップ流118は、再
循環系配管26からの分岐管32から、取られ、給水配
管11に戻される。又、制御棒の冷却の目的で、わずか
な冷却材流120が、下部19より注入され、制御棒案
内管を通って、漏洩流と合流する。
次に、原子炉内の状態の測定装置(センサ)について述
べるが、前述のように、炉型によって異なる。通常は、
原子炉のシュラウド外の水位100を測定するために差
圧型の水位計が、測定範囲を分割分担したり、多目的、
多重化のために複数個設置される。上部タップ配管12
は、液面基準器15に接続され、下部タップ配管13と
液面までの水頭と、配管14と液面基準器15で形成さ
れる固定水柱の水頭の差を、差圧計で電気に変換し。
炉水位信号Lw*として用いる。
炉心(チャンネル2及び3を総合してこうよぶことにす
る)の中には、中性子束検出器5 (LPRM)が、軸
方向に4点、水平方向に数十個のストリング6として、
三次元的に配列されている。
これらを炉内にわたって加算平均した平均炉出力φ傘を
指示するAPRMも設置される。
流量計は、ジェットポンプ総和流量WJp傘、炉心格子
板間漏洩流差圧Wc111.給水流量WFW串。
主蒸気流量WMs申、さらには、再循環配管27の流量
W P L R中がベンチュリー管や配管エルボ−の差
圧として測定されている場合もある。
圧力計は、圧力容器1の蒸気ドームの圧力P DOME
、主蒸気管の下流の圧力として、主塞止弁121の直後
の圧力PH8!Vやタービン入口側圧力PTなどを測定
する目的で設置されている。通常は上部プレナム圧力P
 coreなど、シュラウド8の内部の圧力は測定され
ないことが多い。
温度計は、給水温度TFWや炉水浄化系の吸入側の温度
TLP等が測定される。
これらのセンサは、同種のものを並列的に用いたり、測
定範囲の拡大や、使用目的の違いによって、ワイドレン
ジ、ナローレンジ等の複数のものが設置される場合もあ
る。又、現状は、現場での指示や表示だけに止め、中央
操作室の計器や、計算機への取込を行なっていないもの
も多々ある。
後述するように、これらのセンサのどの信号を用いて、
制御系を構成するかで、それぞれ、特徴のある、制御シ
ステムとなる。
以上の原子炉内の流動状況において、炉水位100の形
成に注目して、流動状況をまとめたものが、第2図であ
る。領域200は、圧力容器1の内部で、上部の自由水
面から、ダウンカマーの再循環系のサクション配管26
への出口までとする。この領域に出入する流体のバラン
スを考える。
流入する質量流量W、nは(2)式となる。
’1Ln=WsEp+z+WsEpycu+WrAi、
L+z+Worv+z+WcoN、z+WFw+Wcu
w     −(2)ここで、WsEpyl:セパレー
タで分離された飽和水流量 WSEP、Cυ:セパレータキャリアンダ蒸気流量 WrALシ+z :セパレータキャリオーバ水自由落下
流量 Wous、z  :ドライヤーでの分離水、凝縮水の流
量 WFII   e全給水流量(A、B両系の総和) Wcon、t  :自由液面での凝縮水量一方、領域2
00から流出する流量は、(3)式%式% W Jp^、s:A系統の再循環系に属するジェットポ
ンプのサンクション 流の総和流量。
(但し自然循環成分は除く) WJPA、o:A系統に属するジェットポンプの駆動水
流の総和流量。
(但し自然循環成分は除く) Wcuw   :再循環配管あるいは、下部プレナムよ
り抽出され、給水配 管に戻される浄化系流量 WNAT   :領域200から、自然循環力によって
流出する流量 WEV^2g :減圧沸騰等によって、自由液面からド
ームに蒸発する蒸気 流量 WJPB、S ; W、+pa+o : Wcuaは、
それぞれW J P^、s ; WJPA、D ; W
CUAに対応した再循環系のB系統の流量。
炉心入口に達する総流量102 (WLP)は(4)式
となる。
WLP = WNAT + WJPAIs + W、+
pa、s+WJP^、D+WJPBID       
・・・(4)Wt、pのうち、割合θ(通常10%程度
)が漏洩流となるので、チャンネル流Wcおよび漏洩流
Waは(4)、 (5)式となる。
Wc=(−1−〇)   ・ WLP        
          −(5)Wa=θ ・WLP  
               ・・・(6)次に、炉
心で核熱反応により熱量W。oreを受けて、Wc 、
Waは、上部プレナムにおいて、平均クォリティーXu
p、ボイド率αUP、圧力P coreの2相流となる
。クォリティー又は、(6)式で、ボイド率αは(7)
式で定められる量とする。
・・・(7) (蒸気+飽和水)の占める体積 ・・・(8) よって、蒸気流量=(クォリティー)X(全流量)、残
りが飽和水流量として与えられる。
この2相流が、スタンドパイプ22を経て、セパレータ
23に突込する。セパレータは、非常に複雑な特性を有
しており、実験的にも特性が評価されている(参考文献
11)参照)。
一般に、セパレータの下記特性は、入口2相流のクォリ
ティーXup、入ロ流量Wup、セパレータスカート下
端からの水位Lssの関数として、整理される(2相間
の流体の移動なしと仮定)。
WsEp+7= (1−Xup) NWup −WSE
PICO°−(11)WMs二Xup NWup −W
SEP、CU     −(12)ここで、βCUはキ
ャリーアンダで、セパレータスカートから流出する総流
量に混入する蒸気の割合。
βCOはキャリーオーバで、セパレータ上部から流出す
る総流量に混入する飽和水の割合。
実験によれば、 βcu= g (Xcu、 Wup、 Lss)   
   −(13)βco= f (Xcu、 Wup+
 Lss)      ・・・(14)の形であり、そ
れぞれ第3図、第4図に典形例をはじめるクォリティー
値である。
一方、(3)式における自然循環流量WNATは、シュ
ラウド内外の密度差に基づいて(15)式の駆動力(水
頭差)ΔW N A tを発生する。
ΔWNAT=(丁BLK’ Q BLK十丁owN−Q
 DWN)(p core−Q core)     
 −(15)ここで、QBLK:自由液面からバルク水
領域の下端までの高低差 Q、DWN  :バルク水領域の下端から炉心入口高さ
までの高低差 ncOre:炉心の有効長 丁BLに :バルク水平均密度 丁DIIN  :ダウンカマー平均密度J’ Core
 :炉心の2相流率均密度で平均ボイド率acoreに
対応して決 まる。
後述するように、炉心流量の測定値には、自然循環流量
も含むので、取立てて、(15)式の評価を行なう必要
はない。しかし、ポンプが停止し、流量計の精度が極低
流量のために悪い場合には、(15)式に基づく、W 
N A Tを評価する。
さらに、スタンドパイプ22を流れる2相流の流量Wu
pは、上部プレナムの圧力P coreと、ドームの圧
力P DOMHの差圧と、セパレータの流動抵抗K s
ep及び水頭ΔH8EPによって決る量である。
他の流路でも同じであるが、流動に伴う圧力損失は、2
相流全流量の2乗に比例し、その係数として、K SE
Pが与えられる。
以上(2)弐〜(15)式での説明では、一応静的な関
係について示したが、実際の原子炉では、これを動的に
各部を関係づけた(16)式の流動に関するバランス式
によって、時々刻々の水位の変化が記述される。
・・・(16) ここで、i :流路の番号 り、二流路(i)の長さ AI 二流路(i)の断面積 WI :流路(i)の流量 Ki :流路(i)の流動圧損係数 Δ−PI 二流路(i)の前後間の差圧ΔH1:流路(
i)のヘッド差圧 ΔA12:流路(i)内の断面急変時の効果 Kl’  :流路(i)の縮流・拡大流圧損保数 最終的には、これらの動特性式を全て連立にして解けば
、各流量の変化がわかる。
特にこの中で、注目している領域の水位の変化は次式と
なる。
Lw ’□=(WIn−Wout)/(AIF”411)  
 ・06)t ここで、Lw :ダウンカマー下部を基点にした水位 AW =現在ある水位位置近傍のシュラウド外の有効断
面積 ρW:シュラウド外の水の平均密度 実際のシュラウド外の有効断面積AWは、第5図に示す
ように、構造物の影響で、がなり変化する。
本発明では、原子炉のあらゆる状況において、原子炉の
炉水位の変化を少なくすること、換言すれば、(17)
式のdLw/dt(炉水位の時間変化率)が小さくなる
ようにすることを目標にしている。
このためには、原理的には、(16)式の右辺でW I
n = W o u t となるように、給水流量Wr
wを調整すればよい。
W 1n = W o u tの条件に対し、(1) 
〜(15)式の関係を用いて展開すれば(17)式とな
る。
WFW: (WJPA Is +WJPB +s+ W
JPA r o +WJPB ID+WNAT +WE
VA 、d(WSEP 、t +WSEP、cυ+WF
Au、、z+WoRs+z+Wcos、z)= ((1
+ M)WJPA、D+ (1+M)WJPBID+W
NAT +WEVA、g)−WFALL + t + 
WDRNす1 +Wcos I 1・βcoβcu+[
Xupβco/(1−βco) (1−Xup))・(
1−βcu)(1−βco))         ・=
(17)注)キャリアンダβCυ、キャリオーバβco
の代りに(相互変換可能)、 λcu = WSEPICU/ (Xup畢Wup) 
    −(17A)λco=WsEp、co/((1
−Xup)Wup))  −(17B)を用いれば(1
7)式は次のようにも簡単な形で表現できる。
WFw=:Wしp+Wt=v^+g−WFALLll−
WDRNll−WcoN、t  Wup((1−λco
) (1−Xup)+λcu−Xup)       
   −(17C)従来のBWRの給水制御系で゛は、
(1)炉水位を設定値に合わせること、(2)給水流量
を主蒸気流量に合わせることを基本にし、各種の修正等
もなされているが、本発明では、給水流量を主蒸気流量
WMSではなく、(17)式によって定められる態では
、主蒸気流量VMSに等しい値となるが、過渡状態にお
いては、相当異なった値になる。
ただし、(17)式中の物理変数が全て測定されるわけ
ではないが、最終的にはセパレータに流入する2相流の
蒸気クォリティーXupと2相流の総流量Wupの2つ
の物理量が推定できれば、良い精度で、(17)式を用
いることができ、広範囲の水位制御に適用できる。実際
上は、セパレータで分離されだ液相成分の流量(1−X
up)Wupが主要な物理量である。
ここで、(17)式の各定数・変数のうち、測定値が直
接に利用できる可能性があるのは、W J P^IDI
WJPB、Dである。残りの変数については、次のよう
な推定や近似を用いることにする。
(1)MニジエツトポンプのM比は単体の各種テストや
、理論解析も行なわれており、流量依存として、第6図
の形で与えることが可能である。
(2) WNAT :自然循環流量は(15)式のヘッ
ド変化に原子炉の持つ固有の流動遅れを考慮して(18
)式とする。
・・・(18) ここで、KNAT  :圧損係数 a NAT、 b NAT :遅れを定める定数Sニラ
プラス演算子 以下、Laplace(G(s)y x(t))は時間
領域の信号x(t)に対してラプラス変換した伝達特性
G(s)で処理して得られる時間応答を示す。
(17)式中のAHNATに含まれるp coreは実
際は原子炉の3次元に分布しているボイドを平均して得
られるボイド率CL C0REの関数である。
(3) WEV^、t :自由水面からの蒸発(特に減
圧時t 表われる。特にバルク水都は飽和に近い状態であるので
、内部に直接泡が発生し、速度v6で1+Tg−5 = O−P DOME> 0 ・・・(19) ここで、Kg :蒸発量ゲイン、Tg:Vgに対応する
遅れ時定数 (4) WF^しり、CO:キャリーオーバした水が水
面に直接的に落下する量で全キャリオーバ流量のδF割
合とする。
WF^しし、co=  δF 1 WSEPICO−(
20)δFはWSEP、Coの関数として第7図のよう
に与える。
(5) wDR)、、、  :キャリーオーバ、及び、
主蒸気がドライヤーで内部の水滴を除去された結果がド
レンに集められ、落下する。
・・・(21) ここで、KDRN   ニゲイン TDRN   :ドライヤドレン保留時定数 (6) ’ WCON 、 x :液面及びドーム構造
物への蒸気の凝縮を表わすもので、ドーム圧力P DO
MEが急増する場合に生ずる。この特性を次式で近似す
る。
WcoN、t = KCON ′P DOME   (
P DOME> O)=O,O(PDOME<O) ・・・(22) ここで、KCON  :凝縮ゲイン (7) X’up :上部プレナムクォリティーXup
は、流量WLPと原子炉圧力PCOreと炉心入口エン
タルピーhLPと炉心熱出力QCORHによって定まる
量である。
Wup+g+Wup、z Qco+tE−WLp(h x −h LP) −Dc
PcouE(hg   hg)・WLP ・・・(23) ここで、Wup+g、 Wup+1:上部プレナムの気
相および液相流量 hay hz:圧力P C0RE Lこよって定まる飽
和蒸気と飽和水のエ ンタルピー Dc  :炉心と上部プレナムの流 体各相の質量と蒸気・飽 和水の物性値の関数 QCORE  :炉心熱出力で核分裂で発生した熱が、
一定の遅れ 時間を伴って、冷却水に 伝わる量 Xupの推定値を簡単に、かつ精度よく求めることが、
本特許では1つの要件である。(23)式には求め方の
1例を示したが、 (5)、 (6)式に示したバイパ
ス流量の導入や、炉心部と上部プレナム部を分離した扱
いなど、各種のモデルを用いることは実時間オンライン
処理の可能である範囲で許される。
(8) Wup :セパレータに流入する2相流の流量
WυPは、本特許では最も重要な状態量である。
たとえ、Xupが求められなくとも、(17)式におい
て、他の2次的効果を無視して、 WFW = Wt、p −Wup + WMS    
  °°°(24)と近似しても、給水制御系は十分な
改良の効果があるほどである。定常時はW u p =
 W L Pであるから、過渡時におけるWupの変化
を炉心と上部プレナムの変化に対応して、正確に求める
ことに尽きる。
すなわち、2相流の流量Wupは次のモデルによって与
えられる。
Wup = WLP −Mc+up         
・・・(25)ここで、Mc+UPは、炉心部と上部プ
レナム部のサブクール水質量(Msc)と2相流質量(
Mice)の和で、炉心の状況によって大きく変化する
。モデルは、質量バランス、エネルギーバランス等より
導かれ、次式の形となる(詳細は参考文献12)参照)
。
Me+υp= f (Mc+upνMg、ct Mt*
up+ Msc*Mx、c、 Mx、up、 (ICO
RE、 PcoREe etc)・・・(26) ここで、Mi、c、Ml、c:炉心部の蒸気、飽和水質
量 M t 、υp、Mz、υP二上部プレナムの蒸気、飽
和水質量 Msc  :炉内サブクール水質量 αC0RE :炉内ボイド率 PCORE:炉内と上部プレナム平均圧力 たとえば制御棒が挿入されると、αC0REが減少し、
MgecHMtgupも減少し、Mzlup+ Mic
eおよびMscは増大し、その結果MC+UPは第8図
のように変化する。
水位制御の立場からは、Mc+UPを求めるモデルは、
比較的精度の粗いものでよく、微少な圧力の短時間の変
化の効果は無視したものでよい。
むしろ熱移動(比較的ゆっくりした現象)に伴う変化を
抑えるものが望ましい。
1つの方法としては、シミュレーションや実機テストを
反映させるものとして1次の方法がある。
PcouEt WLPの線型結合として次式で近似でき
る。
・・・(27) ここで、・P C0REはP DOMEに比例すると仮
定した。
・Ct、Cz、Caは適切な係数 ・τは流動遅れを考慮する場合の定 数 従来の三要素制御系では、Me+υp=oと仮定した場
合に相当し、その妥当性は、Wup = WLP +W
MS: WsEp、g= WFIIなる関係によって保
障されているにすぎない。即ち、原子炉および上部プレ
ナムのボイド率、入口サブクール変化等にもとづく、原
子炉内の蒸気と飽和水の保有量の変化と、その出口クォ
リティー変化と流出流量の変化を無視していた。
2相流量Wupの求め方については、用いるモデルの精
粗によって、当然各種のものが考えられるが、本特許は
WupやXupのモデルについて何んら規定するもので
はない。WUPのもう1つの求め方を示す。
(25)式では、シュラウド内の状態から、Wupを求
めようとしたものであるが、ここではシュラウド外の状
態、すなわち、ドーム圧力、主蒸気流量、炉水位の信号
から、Wupを推定しようとする。
シュラウド外とドームの領域を自由液面と境に分割し、
それぞれの体積をVυ、vしとすれば、全領域V2=V
υ+vLの時間変化が恒に零なる関係、および、各領域
に流入する質量のバランス式、エネルギーのバランス式
、および。
vしとシュラウド断面積AWから決る炉水位Qwの関係
から、次式が求まる。
PDOME: f unction(Wspp+g+ 
Was、 WEv^、g。
WcoN、t、 flw、 etc)     ・・−
(28)Q W:  f unction(WLp+ 
 WUPI  WPW、  AwtWoRs、z+ W
rAu、+z、 V/coN、c、 etc)・・・(
29) これから Wup= f unction(Q 11. W+s+
 WFw、 WLPIAll PDOME、 etc) ・・・(30) すなわち、測定可能な量Qw、 PooMe+ WLP
。
WFI ate、から適当な仮定の下に、Wupの値を
近似的に求めることが可能である。
ただし、(25)式と同様に(30)式も、定常運転時
においては、WLIP=WLPであるから、過渡時には
変動分のみに着目すればよい。
実際に、Wupの値、Xupの値を求める場合には、出
力と入力の間で論理矛盾を起さないような繰返し収束計
算が必要となる場合もある。
要は、本特許においては、可能なかぎりのセンサから得
られる実測値と動的モデルを用いて、気水分離器に流入
する2相流のクォリティーと流量を推定し、炉水位形成
に寄与する流路と各流量を求め、炉水位の変化率が零と
いう条件から導きだされる給水流量を、給水制御系の給
水流量の設定目標値として与えることを骨子としている
。
当然のことながら、WUPを推定するのではなく、直接
測定する手段を設置することは可能である(現行のBW
Rでは測定していない)。
第1の手段としては、スタンドパイプの数本にベンチュ
リ管形の流量計を設置し、この信号から全数のスタンド
パイプを流れるWupに等価変換する。
第2の手段としては、現在のドーム圧力測定値に加えて
、上部プレナムの圧力を測定し、両者の差圧から流量を
算出する。
などが、考えられる。
さらに、Xupについても、直接この量を測定するのは
難かしい(不可能ではない)ので、上部プレナムのボイ
ド率をボイド計で測定し、ボイドとクォリティーの相関
を与える関係式(参考文献12)のp206〜P211
参照)を用いて、クォリティーを逆算する方法もよい。
(9)炉心流量(W t、p ) これらの定式化の中で分るように、炉心流量WLPは、
流れの諸特性を決める上でキーバラメータであり、実測
値に基づく信号を用いる。測定値には、自然循環流量を
含む。したがって、炉心入口流量は、下部プレナム輸送
遅れを無視してWLP = (M + 1 )(W、+
pA、o+ WJps+a) + WNAT・・・(3
1) とも表現される。
一般に、(19)式中のTgや後述する再循環ループ流
量から炉心入口までの遅れ時間等は、流速に関連した遅
れ時間となっている。したがって、炉心流の流れに沿う
遅れ時間を定格的に調節したのち、第9図のように、炉
心流量の低下と共に遅くなる関数で近似するのがよい。
に基づく、種々の誤差が含まれるが、その誤差は給水制
御系の水位を目標設定に合わせる機能により相殺される
ので間厘はない。したがって、原子炉の状態が変化した
ときに、その変化が水位に表われないように、操作すべ
き給水流量の目標を、いち早く、給水制御系に教示して
くれる。
本発明では、水位形成の物理モデルに則した形で、水位
変動を少なくする給水流量の目標値を制御系に送ること
によって、広範囲の運転状況において、迅速にかつ安定
した給水機能を有する水位制御系が構成できる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を第10図により説明する。B
WRは外部再循環系1000をポンプモータ222発電
機27.流体継手28.駆動モータ29.速度制御器3
0.主制御器31で構成している。
給復水系500oは、コンデンサ32から復水ポンプ3
3.タービン34による駆動の給水ポンプ35を主系、
モータ38による給水ポンプ37を予備系とし、給水流
量WFWを制御弁39および36にて制御する。
タービン系3000は、発電機4oと低圧タービン41
.高圧タービン42.加減弁43.ストップ弁44.バ
イパス弁45から成るシステムに対し、タービン入ロ圧
力P丁を圧力センサ46でに加減弁を調整する機能と1
発電機40の回転数計47の信号変化を用いて、発電機
40の出力を設定点Loあるいは系統からの要求に追従
させる機能を切換えて用いる制御系48から成る。発電
機4oの出力は、最終的には、信号ライン49によって
、再循環系1000で調整される。
制御棒駆動系4000は手動であり、かつ原子炉の構造
は第1図と同じである。
第10図の形のBWR(タイプAとする)に対して、次
の信号を用いて1本実施例になる給水制御系を構成する
。
以下、センサーによって得られた実測値は全て右肩上に
傘印を付して示す(例W 傘、+ p^to)。
実施例(タイプAのケース、1) ・測定信号として、次のものが利用可能であるとする。
(a)  原子炉水位計信号 Llw (b)  給水流量計信号  W拳FW(c)  主蒸
気流量計信号 WaMs(d)  原子炉ドーム圧力計
信号 p tooにE(e)  原子炉炉心入口格子板
間差圧計信号ΔP”CIW*LP侃fT司丁 とする) (f)  炉水浄化系取込水温度計信号 T*t、p(
g)  炉心平均中性子束測定系信号 φ拳^PRMそ
して、これらの測定゛信号は、適切な平滑化処理によっ
て、なめらかな信号であり、かつその時間的変化率も近
似的に求めることが可能とする。
信号Xの時間変化率Xは偽似微分作用を用いて、次式で
与える。
ここで T<1なるTを設定する。
本実施例になる給水制御系2000の構成を以下説明す
る。要素2800では、飽和圧力Pに対する、比体積(
V)、エンタルピー(h)、温度プルあるいはフィッテ
ィング式で求める機能Table(・)を備える。
第10図のクォリティー推定部21oOにおいては、 
(23)式にもとづきクォリティーXupを推定する。
このため次の諸量を実測値から求める。
・・・(33) ここで、TruEL:燃料棒熱伝達時定数(〜6秒ぐら
い) KAPRM:熱への換算係数 hLp=Table(T*Lp+  P傘DOMIm+
Δ HEAD)・・・(34) ΔI(EAD :ドーム−下部プレナム間水頭定数h 
gL:Table(P *DOME+  KcoRE6
(W*Lp)21゛直35)KCORE:炉心セパレー
タ圧損係数 h t ’=Table(P *DOME+ KcoR
E(W*Lp)21・・(36)Dc#本来は変数であ
るが、シミュレーションを基にした定数で近似する。
(23)式で求めた。クォリティーXupに対し、オン
ライン性能計算で詳しいモデルを用いて求めた、上部プ
レナムクォリティーとの誤差項εxup  (定数)を
加えて、 X up = X up+εxup         
  −(37)とすれば、より一層の精度が保障される
。
次に、セパレータ流量推定部2200では(30)式に
基づき、セパレータ入口の2相流の流量Wupを推定す
る。
(30)式の具体的なものの1つとして、次式がある。
1    dv* Vg   dp ・・・(38) このときには。
Aw=Table(Low) ip p w=Table(P傘ooop、  T傘LP、 
 Low)Mo、g  :  (Mo+g=Wup  
j  Xup−WIMSの解として求める。又は定数) あるいは、(30)式の代りに(25)式によるWup
を使うことも可能である。(27)式中の係数C1,C
2゜C3,ではあらかじめ各種の運転条件でのシミュレ
ーションによる事前評価を行ない、適切な値を選定して
おく。
注目すべき点は測定値(e)は、自然循環流量も含んだ
全炉心入口流量を測定している点である。
したがって実質上(18)式の演算は不用である。
残りのWFALL+t、 WortN+z+ βCo、
βcu又はλco、λcuは全て、水位り拳W、流量W
up、クォリティーXupのテーブル外挿によって補助
流量推定部2300において求められる。故に給水流量
のとなり、これを第10図の給水流量目標設定部240
0で求められる。
−WcoN、z −Wup((1−λco)(1−Xu
p)+λco X up )          −(
39)参考までに、従来の三要素制御ではβcu=βC
O= O、WFALし、z = WoRN、z = W
EvA+g= WcoN、t =目標値を単に主蒸気流
量に等しいとしたものである。又、他のどの従来例も本
実施例のように、炉心入口流量WLPが、各種の状態を
とる原子炉炉心および上部プレナムを経て、流動の遅れ
と、クォリティーの変化を伴って、セパレータに至る物
理プロセスを含んではいない。又、第4図のセパレータ
の特性からも分るように、実際はクォリティXuPによ
って、キャリーオーバが増大しそれが遅れ時間を伴って
、自由液面に落下する効果も従来は扱えない。又他の従
来例に見られるように。
三要素制御系を基軸にし、その水位設定点の変更や、制
御用誤差信号への、1時的な加減算や乗算といった方法
ではなく、(39)式に示すように、給水流量の目標値
を指定するという本来の形で給水制御系を構成するとこ
ろに特徴がある。
本実施例の(タイプAケース(1))に対する、給水制
御系のうち第10図の要素2100,2200゜230
0.2400の部分について、より詳細な実施例を第1
1図に示す。
第11図の構成をさらに簡略したものとして次のものが
考えられる。
(ケース、2):加算要素2009の出力Wupの代り
に(25)式および(27)式を用いる方法も実際的で
ある。
(ケース、2):出力クォリティーXupを、情報とし
て全く用いない場合は、(24)式の考え方で2012
.2013.・・・、2027を削除し。
Xup=1.’O、λcoco、 λcu=oとした構
成とする。このときWupとして(25)、 (27)
式を用いてもよく、この場合は、最も簡単な構成となる
。
(ケース、3):核計装系の信号φ傘へPPMを利用し
ない場合には、原子炉熱出力QCOREは、制御棒が操
作されない限り1次式でよく表現される。
QCORE: KQ ′ WLP          
          −(40)ここで、KQ :出力
/炉心流量ゲインスクラム等の事象時には、スクラム信
号発生時刻t SCRMを受けて、次のように表現でき
る。
QCORE= KQ−WLC・ φa(t 、 t S
CRM)   −(49)ここで、φGはほぼ指数関数
的に減少する中性子束の時間変化に燃料棒の伝熱時定数
遅れを乗じた、テーブル。
(ケース、4)二ケース、1 炉心流量が格子板間の差
圧ではなく、ジェットポンプ流量の総和W I J P
で与えられるとき。このときには、平滑化のための信号
処理を行なっているので、遅れが大きい。
したがって、次の処理で遅れを、少なくした信号をWL
Pとして用いる。
・・・(50) ここで Tl :遅れ時間 T2<1 (ケース、5):ケース、1又は4で炉心流量として、
代りに、再循環駆動水流量W+IPLRを用いる時。
A系、B系の双方に対し、第6図に示したM比の曲線か
ら WLP = (M + 1 )・WIPLR・・・(5
1)として、求めた値を使う。
(ケース、6)二ケース、1 の炉心入口温度から入口
エンタルピーhLPを算出する代りに、炉心流量と熱出
力の関数として与えられるテーブル値で代用させる。
(ケース、7)二ケース、1 で原子炉圧力測定値P 
”DOMEを用いない場合には、Wup、 Xupの推
定計算において、P 率ooMp 二Oとし、物性値は
全て定格圧力で近似する。したがって、第12図の例で
は、要素2011,2027,2017.201520
16を削除する。
(ケース、8):キャリオーバを考慮しない場合には要
素2012〜2014,2019.2020を省略する
。
(ケース、9)二ケース、1〜ケース、8においては、
XupとWupの推定を、可能なかぎり物理的意味を持
つモデルを用いて行なう方向であった。本ケースはこれ
とは全く逆に、Xup、 Wupについて、詳細な物理
モデルに基づく数値シミュレーションを実施し、得られ
た数値シミュレーション結果に対して、伝達関数をフイ
テイングで求める方法である。フイテイングの方法は、
多変数の自己回帰モデル(ARモデル)が実用的である
。この方法では、 Wup=Loplace(G1(s )、WLp)+L
oplace(Gz(s )+ φAPRM)+Lop
lace(Ga(s )、PooME)+Loplac
e(Ga(s )、WMS)・・・(51a) などの形で求める(Xupも同様)。
ここで各G+(s)はARモデルで(n>m)s”+b
ts”−’+・・・・−+b。
の形で、係数が定められる。このときには、第11図の
Wup、 Xupの求め方の構成も上の(51a)式、
 (51b)式に対応して変わる。シミュレーションの
範囲に対応して、適用範囲を限定すれば、簡単にして有
効である。
以上のケースを、実測値信号の利用範囲や、水位制御の
向上を対象とする事象の種類に応じて、さらに組合せる
ことは、当然行ない得るし、それなりの限定した効果を
生ずる。
第11図の実施例における、給水制御部2600の要素
2002,2004.2031の構成は、最も基礎的な
もので、要素2002の出力である給水流量誤差信号ε
W(要素2001は流量センサ)と要素2031の出力
である、炉水位誤差信号E1.を全く同等とみなし、要
素2003で加算し、比例−積分型調節計2004に送
り、弁のアクチュエータ2005に操作指令を送るよう
になっている。
この部分の構成は、以下に示す各種のものが考えられる
が本実施例の給水流量の設定点を指示する方法は、これ
らのどの給水制御器の構成に対しても同じように有効で
ある。
給水制御器の構成例(1) εLとεWのそれぞれに比例積分形の調節計PI(εL
)とPI(ε豐)を設け、各出力の和でアクチュエータ
2005を動作させる。
給水制御系の構成例(2) 上の例(1)で、PI(εL)の出力とεWの出力の和
を、P I Ci w)の入力に供し、PI(tw)の
出力でアクチュエータ2o05を動作させる2ル一プ制
御方式に適用できる。
給水制御系の構成例(3) 実際には、複数の弁や、ポンプの回転数を変えるモータ
を備えた配管が並列に配置され、その総和流量として給
水流量が定まる。個々の配管を流れる流量を制御する。
特にポンプの回転数上昇(ランアウト)を防止するため
に、給水流量の設定値を分割して、個々の配管の流量の
目標値として与えることが行なわれる。
この方式においても、本実施例になる給水流量の設定値
を分割し、個々の配管流量の目標値として与える。調節
計PI(sW/N)にて1個々の配管流量を制御する最
内側のループと、さらに総和の流量を規定するために、
上記例(2)と同じ2ループ構成をとるPI(εL)、
PI(εW)のPI(εW)の出力を最内側の調節計P
I([冒/N)の設定点に分割分配する3ル一プ制御方
式にも適用できる。
本実施例では、第10図の水位設定器2500の機能に
ついては、特に、関知しない。異常・事故時に、水位設
定点を変更する操作を行なう方式もあるが、本実施例は
、それらとも、共用可能である。
では、次に本実施例になる給水制御系のプラントの異常
事故時における動作機能を説明する。
ただし、給水系自体の異常に伴う、予備機(第10図の
37.38)への切換と立ち上げ等についての操作は従
来の各種の方法を用い、本方式と融合させる。
第1o図における、保護動作機能部2700は、各種の
異常・事故を示すトリガー信号、トリップ信号を受ける
。これらの情報と、給水制御系自体の情報により次の判
断を行う。
要素2400によって与えられる。
たとえば、なんらかの要因で5選択制御棒挿入の指令が
発せられ、原子炉の出力を低下させて、運転を継続する
状況に直面したとする。
このときは、従来の例では水位が大きく変化する傾向が
見られ、短時間の間に水位が下限値に到りスクラムする
とか、比較的長時間後に水位が上限値に到りスクラムす
るという可能性がある。
本実施例の給水制御により、水位の制御特性が大幅に向
上するので、余裕値が大きくなってスクラムする可能性
は小さい、しかし、他の要因等が加わって給水制御系の
給水流量調節範囲(0〜されたとする。(小さく越える
のは1時間経過と共に範囲内に戻る可能性があるので放
置すればよい)。給水能力超過量EFWとして次式で定
義する。
・・・(52) このEFWが、一定時間T EF11以上に亘って、と
なったときは、給水制御により水位を調節できる能力を
越える状況にあり、早暁、WFW>Oのときには、水位
“低″によるスクラム、あるいはムの発生が懸念される
。
そこで、この時の1つの方策として、WFII )0の
ときには、炉心流量WRCをEpwの値に応じて減少さ
せる信号l EWL ここで、KWLは正の係数を、いち早く、第10図の再
循環系1000の速度設定信号に加算する。
炉心流量WLPの減少によって、水位の減少割合は低下
する。その結果は、信号EFIFに反映され、給水制御
系の調節可能範囲に入れば炉心流量は減少を止める6逆
に、Wpw  <Oのときには、EEILは正値となっ
て、炉心流量は増大(上限まで)することによって、水
位の急上昇を防止できる。このようにスクラムを避けて
運転を継続しうる。第10図の信号線27o1は、プラ
ント異常発生信号群で単に(54)式の条件だけでなく
、異常信号とつき合せ、確認後上記の機能が発効し、信
号線2702によって再循環系へ信号εEWL  (常
時は零)が送出される。
さらに、異常や事故の種類によっては、第10図のター
ビン系3000の発電能力は喪失している(ストップ弁
44が閉じる)状態で、バイパス弁45を経由して、蒸
気をダンプしているような状態が発生する。このような
時には、原子炉の圧力P DOMEはかなり変化しても
差しつがえない。
(もつとも、発電中であっても負荷追従運転下になけれ
ば、圧力の変化は許される。)あるいは、原子炉が先に
スクラムしてしまっている状況では、圧力を大幅に変え
うる。このような状況で、水位の変動が起因となってさ
らにグレードの高い処コ(例、原子炉出口にある主塞止
弁を閉とする)に移行しないように、圧力を調節して、
水位の減少。
増大を図ることも可能である。
(52)〜(53)と同じ信号により(55)式に対応
したt EwL=   Kp丁 ・ EFw −Sig
n(WrW )     −(56)ここで、KPT:
正の係数 を、第10図のタービン制御系3000の圧カ設タービ
ン入口圧力PT 、ひいては、ドーム圧力P DOME
が減少し、水位が上昇する方向に向う。
εEj?Lは、信号線3001によって送出される。
以上で、タイプAのBWRに対する本特許の構 ゛成例
を示した。
タイプBのBWRとして、第10図のタイプAの再循環
系のモータの回転数を変更して、炉心流量を変化するの
ではなく、一定回転のポンプの吐出弁の開度を調節する
型がある。信号412702を弁開度制御系の設定点に
加える程度の変更である。
タイプCのBWRとしては、第1o図の再循環系のジェ
ットポンプが無く、ポンプ22の吐出流量を炉心流量と
するものがある。これは、タイプAにおける議論でM比
=0と置換えればよい。
タイプDのBWRとしては、第10図の再循環系のジェ
ットポンプの代りに、ポンプ22に相当するものを炉内
に置いた、インターナルポンプ型がある。ポンプの回転
数はサイリスタによって周波数制御される。したがって
5信号vA2702は、設定周波数の変更点に加算され
る。又、炉心流量の測定法は、炉心入口格子板間差圧と
共に、インターナルポンプのインペラー上流側と下流側
の差圧信号から求める方法となっている。炉心流量W 
*LP としてこれらの信号を用いる。
タイプEのBWRとしては、自然循環型がある。
この場合には、炉心流量の測定は、入口格子板間の差圧
によってなされる。
炉心流量は、WNATとして、(18)式のような形で
与えられる。そこで(15)式の関係からI C0RE
を逆算し、ひいてはCEC0REやクォリティーXup
を推定することが可能である。このクォリティーを給セ
パレータの無い自然循環型もあるが、このときのキャリ
ーオーバ、キャリアンダーの特性は第3図、第4図とは
相当異なる形になるが、対応する実測値フイツテングを
用いる。
参考文献 (1)特開昭51−42894号公報 (2)特開昭51−111595号公報(3)特開昭5
2−33117号公報 (4)特開昭55−109998号公報(5)特開昭5
5−149099号公報(6)特公昭62−40602
号公報 (7)特開昭56−163498号公報(8)特開昭5
7−22594号公報 (9)特開昭58−18199号公報 (10)特開昭58−201097号公報(11)ニス
・ウオスク;アール・エッチ・モーエンアスメ 73−
WA/P、、−4,1973[S、Wolf:R,H,
Moen ASME 73−WA/P、、−41973
](12)アール・ティー・ラヘイ、エク・ジェー・モ
ーデイ、沸騰水型原子炉の熱流動、アメリカンニューク
リアソサイアテイ、 1977[R,T。
Lahey、F、J、Moody、The Therm
al Hydraulics ofa Boiling
 Water Nuclear Reacfor Am
ericanNucliar 5ociety、197
7]〔発明の効果〕 本発明によれば、原子炉内の水位の形成に係わる物理釣
場状量(特にセパレータ入口流量Wupとそのクォリテ
ィーX up)を推定することによって、ことができる
ので、これを給水制御系に与えることによって、非常に
水位変動の少ない給水制御系を、起動から出力変更時に
対して、提供できるのした動作をとらせることによって
、炉水位高″や゛低″によるスクラムを少なくすること
ができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は沸騰水型原子炉の炉内流動状況の説明図、第2
図は炉水位形成のメカニズムを説明した図、第3図はセ
パレータキャ゛リーアンダ特性の図、第4図はセパレー
タキャリーオーバ特性図、第5図はシュラウド外の実効
断面積の縦方向変化図。 第6図はジェットポンプM比の炉心流量依存特性図、第
7図はキャリーオーバ水の落下特性図、第8図は炉内と
上部プロナムに保有される流体質量の時間変化を示す特
性図、第9図は炉内流動遅れ時定数の炉心流量依存特性
図、第10図は本発明の実施例である給水制御系を備え
たBWRの構成図、第11図は第10図の給水制御系の
1部詳細図。 2000・・・給水制御システム、210o・・・Xu
pの異常・事故対応部、2800・・・物性値等テーブ
ル内挿部。 第10 曝λω 塾3 口 第4図 り4リテイー Xtip 弔 S 区 め ― 宅−1の ″リートへ°(%) 第30 不′?囚

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、沸騰水型原子炉において、原子炉ドーム圧力、原子
    炉水位、原子炉給水流量、主蒸気流量、炉心入口流量、
    炉内平均中性子束の6種類の測定信号及び信号の変化率
    の全て、あるいは1部を用いて、原子炉上部プレナムか
    ら原子炉ドームへ吐出する2相流の質量流量を推定する
    第1の機能と、 前記6種類の測定信号及び信号の変化率の全て、あるい
    は1部を用いて、前記2相流の蒸気クオリティーを推定
    する第2の機能と、 前記、2相流の質量流量、蒸気クオリティーと前記の6
    種類の測定信号及び信号の変化率の全てあるいは1部を
    用いて、原子炉水位を形成する領域の質量流量の流入と
    流出のバランス関係から、給水流量の目標設定値を算出
    する第3の機能と、 原子炉水位設定値と前記原子炉水位の測定値の誤差、お
    よび前記給水流量の目標設定値と前記給水流量測定値の
    誤差が零に近づくように、給水流量を調節する第4の機
    能と、 プラントの異常および事故の発生下において、給水能力
    の限界を越える前記の給水流量の目標設定値に対して、
    給水能力の限界超過量を再循環流量制御系の流量設定点
    に、あるいは、タービン制御系の圧力設定点に印加する
    第5の機能の全て、あるいは1部の機能から成ることを
    特徴とした沸騰水型原子炉給水制御システム。 2、沸騰水型原子炉において、原子炉ドーム圧力、原子
    炉水位、原子炉給水流量、主蒸気流量、炉心入口流量、
    炉内中性子束の6種類の測定信号及び信号の変換率の全
    て、あるいは1部を用いて、原子炉上部プレナムから原
    子炉ドームへ吐出する2相流の質量流量を推定する第1
    の機能と、前記2相流のボイド率を測定し、蒸気クオリ
    ティに変換する第2の機能から成る、あるいは、 前記2相流の質量流量を測定する第3の機能と、前記の
    6種類の測定信号及び信号の変化率から前記2相流の蒸
    気クオリティーを推定する第4の機能から成る、あるい
    は 前記の第2の機能と第3の機能から成る第5の機能と、
    前記の2相流の質量流量、蒸気クオリティーと前記の6
    種類の測定信号及び信号の変化率の全てあるいは1部を
    用いて、原子炉水位を形成する領域の質量流量の流入と
    流出のバランス関係から給水流量の目標設定値を算出す
    る第6の機能と、原子炉水位設定値と前記原子炉水位の
    設定値の誤差、および前記給水流量の目標設定値と、前
    記給水流量測定値の誤差が零に近づくように、給水流量
    を調節する第7の機能と、 プラントの異常および事故発生下において、給水能力の
    限界を越える前記の給水流量の目標設定値に対して、給
    水能力の限界超過量を再循環流量制御系の流量設定点に
    、あるいはタービン制御系の圧力設定点に印加する第8
    の機能の全て、あるいは1部の機能から成ることを特徴
    とした沸騰水型原子炉給水制御システム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012237666A (ja) * 2011-05-12 2012-12-06 Chugoku Electric Power Co Inc:The ドレン排出構造
KR20190023342A (ko) * 2017-08-28 2019-03-08 인천대학교 산학협력단 발전소의 정전 사고 발생시 대처 시간을 연장하기 위한 방법 및 시스템

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