JPH01249862A - 基材模様の浮き出し塗装法 - Google Patents

基材模様の浮き出し塗装法

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JPH01249862A
JPH01249862A JP7583888A JP7583888A JPH01249862A JP H01249862 A JPH01249862 A JP H01249862A JP 7583888 A JP7583888 A JP 7583888A JP 7583888 A JP7583888 A JP 7583888A JP H01249862 A JPH01249862 A JP H01249862A
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JP
Japan
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coating
pattern
resin
strength
resin particles
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JP7583888A
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Inventor
Teruo Minagawa
昶夫 皆川
Masahiro Takano
雅広 高野
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Fujikura Kasei Co Ltd
Original Assignee
Fujikura Kasei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、任意の基材表面に形成された模様を、塗装に
よって立体的に浮き出させて見えるようにした塗装法に
間する。
〔従来の技術及びその問題点〕
従来、模様の形成された基材の表面に、光沢のあるクリ
ヤー樹脂塗料や、無機質あるいは有機質微粉末を混合し
た艶消し塗料を塗布することによって、該基材の保護と
意匠性を高めようとする塗装法は、一般によく知られて
おり、種々の分野で広〈実施されている。
しかしながら、従来の塗装法では、基材の模様が単に光
沢の変化した状態で見えるだけで、塗膜を通して基材の
模様が立体的に浮き出して見えるようにはなり得す、意
匠性に乏しいという問題点を有している。特に艶消し塗
料を用いたものは、基材表面の模様が薄くぼやけて見え
るだけで、意匠性の向上は望むべくもない。
本発明は、上記のような現状に鑑みなされたもので、形
成される塗膜の表面が艶消し状であるにもかかわらず、
基材の模様が鮮明にしかも立体的に浮き出して見えるよ
うな塗装法の提供を目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本発明の塗装法は、任意模様
を有する基材の表面に、樹脂バインダーに対して、その
75重量%以上が粒子径2〜20μmの範囲である球状
透明樹脂粒子を重量比で0.5〜3倍量含有してなる塗
料を、乾燥塗膜厚が10〜50μmとなるように塗布す
ることを特徴とするものである。
本発明において用いることのできる上記樹脂バインダー
としては、特に限定するものではなく、塗料業界で一般
的に用いられている樹脂バインダー、例えば、アルキッ
ド樹脂、アクリル樹脂、ポリウレタン樹脂、エポキシ樹
脂、ポリエステル樹脂、塩化ビニル樹脂等の合成樹脂、
または、天然ゴム、合成ゴム等であり、これら樹脂バイ
ンダーの中でも、引張り強度100kg/cm’以上、
伸び率300%以上、100%応力強度が破断時強度の
1/3以下の皮膜特性値、特に引張り強度200kg/
cv/以上、伸び率400%以上、100%応力強度が
破断時強度の1/10以下の皮膜特性値のものを用いる
ことによって、得られる塗膜は立体感に優れた浮きだし
模様を形成し得る効果を有する他に、耐引掻き偏性に優
れた塗膜を形成し得る効果を有するので、そのような特
性値の樹脂バインダーを用いるのが好ましい。
なお、本発明でいう樹脂バインダーの皮膜特性とは、そ
れぞれ以下のように定義するものとする。
(a)引張り強度:引張り試験によってバインダー皮膜
が破断した時の皮膜の強度(kg/cm”)(b)伸び
率:引張り試験によってバインダー皮膜が破断に達した
時の皮膜の伸び率(%)(c)100%応力強度:バイ
ンダー皮膜の伸び率が100%に達した時の該皮膜の引
張り強度(kg / cぜ) また、上記樹脂バインダーの皮膜特性は、下記(イ)の
方法でバインダー皮膜を作成し、(0)の試験条件で試
験して得られる値である。
(イ)バインダー皮膜の作成:バインダーを適宜な有機
溶媒によって有機溶媒溶液とした後、該バインダー溶液
をガラス板等の支持体上に乾燥度膜厚が約200μmと
なるように流し塗りし、皮膜中に気泡が発生しないよう
に注意深く昇温く例えば、40℃で30分→60℃で3
0分→80℃で30分)して乾燥し、さらにキュアー(
例えば、120℃で120分)し、このようにして得ら
れた皮膜を支持体より剥し、10mm幅にカットして試
験片とする。
(0)試験条件二上記で得た試験片を、テンシロン引張
り試験機を用いて20℃、引張り速度500 mm/分
の条件で引張り試験をおこ°なう。
本発明において用いることのできる球状透明樹脂粒子と
しては、上記樹脂バインダーと同様の樹脂から構成され
てなる樹脂粒子を用いることができるが、該樹脂粒子は
、得られる塗膜層中に粒子状で存在することが必須であ
るので、樹脂バインダーの溶媒もしくは分散媒に溶解し
ないことが必要であり、また、塗膜層を通して基材表面
の模様が鮮明に、しかも、浮き出した状態で識別できる
ようにするために、透明で球状の樹脂粒子であることが
必要である。
また、上記樹脂粒子は、その粒子径が2〜20μmの範
囲であることが必要であり、該粒子において粒子径が2
μmより小さいと、単なる艶消し状塗膜が形成されるの
みて、模様を立体的に浮き出して見えるようにする効果
は得られない。一方、粒子径が20μmより大きくなる
と、形成される塗膜表面にザラツキが生じるようになる
と共に、塗膜が白く濁るようになり、商品価値を低下さ
せるという欠点が生じるようになる。従って、本発明に
おいては、用いる樹脂粒子の75重量%以上が粒子径5
〜15μmの範囲であるのが特に好ましい。
なお、本発明において用いる球状透明樹脂粒子として、
上記樹脂バインダーの皮膜特性と同等ないしそれ以上の
弾性特性を有する樹脂によって構成された樹脂粒子を用
いることによって、得られる塗膜は、本発明の目的であ
る浮き出し模様を形成し得る効果の外に、耐引掻き偏性
に優れると共に、該塗膜面を手で触れたときに滑らかで
ソフトな感触の塗膜を形成し得る効果を有するので、そ
のような特性値の樹脂粒子を用いるのが好ましい。
本発明において用いることのできる塗料は、上記樹脂バ
インダーと樹脂粒子とを、樹脂バインダーに対して、重
量比で0.5〜3倍量の樹脂粒子・を混合してなるもの
であり、該樹脂粒子が0.5倍量より少ないと模様の浮
きだし効果が小さくなり、また、塗膜が平滑になり過ぎ
て光沢が過度となり、塗膜の表面反射によって浮きだし
模様が不鮮明になるという欠点が生じるようになり、反
対に、樹脂粒子が3倍量より多くなると得られる塗膜は
艶消し状態が過度となり、白濁して模様が不鮮明になる
という欠点が生じるようになる。従って、本発明におい
ては樹脂バインダーに対して、1.0〜2.5倍量の樹
脂粒子を混合するのが特に好ましい。
本発明に用いられる塗料は、一般に塗料業界で慣用され
ている方法で製造することができる。例えば、バインダ
ー樹脂を適宜な有機溶媒に溶解した樹脂溶液、バインダ
ー樹脂を構成する単量体を適宜な有機溶媒中で溶液重合
して得た樹脂溶液、もしくは、該単量体を水中でエマル
ジョン重合して得たエマルジョン樹脂液等の中に、所定
量の樹脂粒子を均一に混合分散させることによって得ら
れる。なお、その際、塗料業界で慣用されている種々の
塗料用添加剤、例えば、紫外線吸収剤、レベリング剤、
沈降防止剤、消泡剤、流動性調整剤等を加えてもよい。
また、上記塗料は、顔料もしくは染料等の着色剤を用い
て着色してもよい。この場合、予め着色剤で着色した球
状樹脂粒子を用いることによっておこなうのが好ましい
が、これに限定するものではなく、樹脂バインダーに着
色剤を加えることによっておこなってもよく、あるいは
、樹脂バインダーと樹脂粒子の両方を着色するようにし
てもよい。しかしながら、何れの場合でも、着色剤の添
加は得られる塗膜の透明性を損い、基材表面の模様の鮮
明度が低下する傾向にあるので、着色剤の添加量は、塗
膜の透明性に悪影響を及ぼさない範囲内とするのが好ま
しい。
本発明の塗装法は、以上のようにして得られた塗料を、
必要ならば適宜な希釈剤を加えて適正塗装粘度となるよ
うに希釈し、模様を有する任意の基材の表面に塗布する
ことからなるものであり、この場合の塗布方法としては
、比較的均一な厚さの塗膜を形成するのが容易な、例え
ば、スプレー塗装、ロールコータ−塗装、カーテンフロ
ーコーター塗装等によるのが好ましい。これら以外の塗
布法、例えば、刷毛塗り、浸漬塗り等の塗布方法では、
均一な厚さの塗膜を形成するのが難しいため、塗膜中の
粒子の配列も不均一となり易く、浮きだし模様も不均一
になり易い欠点があるので、本発明においては好ましく
ない。
本発明の塗装方法においては、上記塗料を、乾燥塗膜厚
が10〜50μmとなるように塗布することが必要であ
り、特に20〜40μmとなるようにするのが好ましい
。塗膜厚が10μmより薄いと塗膜中の樹脂粒子が、基
材面上に平面的に重なりあうことなく配列するだけであ
るので、基材面の模様の浮き出し効果がそれほど大きく
なく、立体感に乏しいものとなり易い欠点があり、塗膜
厚が50μmより厚くなると基材面からの反射光が塗膜
中に吸収されて、模様の鮮明度が低下するようになると
共に、経済的でなくなるという欠点が生じる。
本発明の塗装法は、任意模様を有する基材の模様面に、
上記特定の組成の塗料を、特定の塗膜厚となるように塗
布することからなっており、従って、該方法によって基
材表面に形成される塗膜は、その塗膜中に上記特定粒子
径の透明樹脂粒子が分散しているので、該樹脂粒子のレ
ンズ効果によって基材表面から反射する光が屈折して、
該基材爾の模様が立体的に浮き上がって見える効果が得
られる。なお、この場合、樹脂粒子が基材面上に単層で
配列しているよりも複層で配列しているものの方が、基
材面からの反射光がさらに複雑に屈折して、意匠性の高
い塗膜面が得られるという効果を有するので、本発明の
塗装法においては、塗膜中の樹脂粒子が複数層に重なり
あった状態で形成されるように、比較的厚膜となるよう
に塗布するか、あるいは、比較的薄膜の塗膜を複数回塗
り重ねて、合計の塗膜厚が上記限定範囲となるようにす
るのが好ましい。
本発明の塗装方法が適用できる基材としては、その表面
に任意の模様を有するものであれば特に限定するもので
はなく、例えば、木目を有する各種の合板ないしは木製
品、任意模様を印刷したプリント合板、鋼板もしくはそ
の他の金属板、表面に任意模様を形成した各種のプラス
チック成形品もしくは金属成形品等であり、また、任意
模様とは木目調、石材間等の他、文字、図形、記号もし
くはこれらの組合せ模様等である。特に、本発明、方法
を、木目を有するか、もしくは、木目その他の任意模様
をプリントした合板に適用した場合、合板表面の木目も
しくは任意模様が立体的に浮き出して見え、極めて意匠
性に優れた商品価値の高い合板とすることができる。
〔実施例〕
本発明を、以下の実施例に基づいてさらに具体的に説明
する。なお、実施例中の塗料配合組成は重量基準で示し
た。
実施例−1〜3、及び、比較例−1,2透明樹脂粒子と
樹脂バインダーの混合比の相違による模様の浮き出し状
態の差を見るため、下記表−1に示したそれぞれの組成
に従い、樹脂粒子、樹脂バインダー、及び、混合溶剤を
均一に混合し、さらに硬化剤をを加えて塗料を製造した
得られた各々の塗料を、木目模様を有するプリント合板
の表面にエアースプレーで塗布(乾燥塗膜厚的35μm
)し、室温で10分間水平状態でセツティングした後、
70℃で1時間乾燥した。
得られた塗装プリント合板について、木目模様の浮き出
し状態を観察し、その結果を併せて表−1に示した。
比較例−3,4 上記実施例−2の塗料を用い、上記実施例と同様にして
、プリント合板に乾燥塗膜厚が8μmとなるように塗布
し、乾燥して塗装合板とした。得られた塗装合板の外観
を観察し、その結果を比較例−3として表−1に示した
。また、同様に乾燥塗膜厚が60μmとなるように塗布
してなる塗装合板の観察結果を比較例−4として表−1
に示した。
(以下余白) 実施例−4〜6、及び、比較例−5,6粒子径の異なる
球状透明樹脂粒子を用い、下記−2に示した組成で各成
分を均一に混合して各々の塗料を製造した。
以上で得た塗料を、乾燥塗膜厚が約30μmとなるよう
に、文字を印刷したABS製成形成形基材面にエアース
プレーで塗布し、室温で1時間乾燥した。得られた塗装
成形品について印刷文字を観察し、その結果を併せて表
−2にしめした。
(以下余白) 実施例−7 特公昭4B−41006号公報(実施例−1)に記載さ
れた方法に準じて製造した、平均粒子径が15μmで、
かつ、その弾性特性が引張り強度250kg/ct/、
伸び率700%、100%応力強度50kg/cn?で
ある真球状ポリウレタン樹脂粒子15部、樹脂バインダ
ーとして弾性特性が引張り強度250 kg / cぜ
、伸び率400%、100%応力強度25kg/cイの
皮膜特性を有するポリウレタン樹脂10部、及び、実施
例−1で用いた混合溶媒85部を均一に混合して塗料を
製造し、得られた塗料を用い、実施例−1と同様にして
プリント合板に塗装した。
上記塗装合板について、模様の浮き出し状態、及び、塗
装面の平滑性等を観察したところ、合板表面には滑らか
で、かつ、ソフトな感触の塗装面が形成されており、ま
た、その塗膜を通して木目模様が鮮明に浮き出した状態
で見え、極めて意匠性に優れた外観てあった。
また、以上のようにして合板面に形成された塗膜の耐引
掻き慣性を、下記の評価方法で評価したところ、爪偏の
痕が全く残っておらず、耐引掻き慣性に優れた強靭な塗
膜であった。
テ      °           き    、
   ニラピングテスターにABS樹脂製の爪を取り付
け、500gの加重を加えて塗膜面を引掻き、24時間
室温放置後、爪痕が残っているか否かをf1察する。
〔発明の効果〕
本発明の塗装法は、上記特定組成の塗料を塗布すること
からなっているので、この塗装法によって得られた塗膜
は、該塗膜中に存在する球状透明樹脂粒子によって基材
表面に形成された任意の模様を立体的に浮き出させる効
果を有し、模様を有する種々の基材の意匠性を高めるこ
とのできる、極めて優れた塗装法である。
また、本発明の塗装法を、木目を有するかく または、
木目等の模様のプリントされた合板に適用した場合、得
られた合板は、合板面の模様が立体的に浮き出した状態
で見ることができ、意匠性に優れた合板とすることがで
きるという、極めて優れた特徴を有するものである。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)任意模様を有する基材の表面に、樹脂バインダー
    に対して、その75重量%以上が粒子径2〜20μmの
    範囲である球状透明樹脂粒子を重量比で0.5〜3倍量
    含有してなる塗料を、乾燥塗膜厚が10〜50μmとな
    るように塗布することを特徴とする基材模様の浮き出し
    塗装法。
  2. (2)前記樹脂バインダーが、引張り強度100kg/
    cm^2以上、伸び率300%以上、100%応力強度
    が破断時強度の1/3以下の皮膜特性値を有するもので
    ある請求項1に記載の塗装法。
  3. (3)前記球状透明樹脂粒子が、引張り強度100kg
    /cm^2以上、伸び率300%以上、100%応力強
    度が破断時強度の1/3以下の特性値を有する樹脂によ
    って構成されたものである請求項1に記載の塗装法。
  4. (4)前記任意模様を有する基材が、合板である請求項
    1に記載の塗装法。
JP7583888A 1988-03-31 1988-03-31 基材模様の浮き出し塗装法 Pending JPH01249862A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03227377A (ja) * 1990-01-31 1991-10-08 Mikasa Paint Kk スウェード感覚の塗料
JP2002080774A (ja) * 2000-06-19 2002-03-19 Toyota Motor Corp 反応型プライマー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03227377A (ja) * 1990-01-31 1991-10-08 Mikasa Paint Kk スウェード感覚の塗料
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