JPH01252531A - フッ化チタンの製造方法 - Google Patents
フッ化チタンの製造方法Info
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- JPH01252531A JPH01252531A JP29694388A JP29694388A JPH01252531A JP H01252531 A JPH01252531 A JP H01252531A JP 29694388 A JP29694388 A JP 29694388A JP 29694388 A JP29694388 A JP 29694388A JP H01252531 A JPH01252531 A JP H01252531A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、鉄分を含有したチタン鉱を原料として、高
純度のフッ化チタンを製造する方法に関する。
純度のフッ化チタンを製造する方法に関する。
[従来技術]
イルメナイト鉱石のような鉄分含有チタン原料(以下イ
ルメナイトと言う)からフッ化チタン(TiF4)を製
造する方法については、種々報告されている。たとえば
英国特許出願第29944/72号には以下の事柄が開
示されている。
ルメナイトと言う)からフッ化チタン(TiF4)を製
造する方法については、種々報告されている。たとえば
英国特許出願第29944/72号には以下の事柄が開
示されている。
(1)イルメナイト中の鉄分が全て3価になるまで酸化
処理したイルメナイトとフッ化第二鉄(FeF3)を混
合し、この混合物を加熱することにより反応させ、フッ
化チタン(TiF、)蒸気と酸化第二鉄(Fe2es)
を生成させること。
処理したイルメナイトとフッ化第二鉄(FeF3)を混
合し、この混合物を加熱することにより反応させ、フッ
化チタン(TiF、)蒸気と酸化第二鉄(Fe2es)
を生成させること。
(2)TiF4蒸気を凝縮させてTiF4として回収す
ること。
ること。
(3)酸化第二鉄(Fe2es)の一部を酸性フッ化ア
ンモニウム(NH4HF2)と反応させて、第二鉄フッ
化アンモニウム((N H4)S F e F 6)を
生成すること。
ンモニウム(NH4HF2)と反応させて、第二鉄フッ
化アンモニウム((N H4)S F e F 6)を
生成すること。
(4)第二鉄フッ化アンモニウム
<(NH4)3 F e F6)を熱分解して、FeF
3とNH4Fとにし、再利用に供すること。
3とNH4Fとにし、再利用に供すること。
他にイルメナイトからフッ化チタン(TiF4)を経由
して金属Tiを製造する方法に、「化学と工業J 57
(10)、387〜392 (1983)に開示され
た溶媒抽出法がある。この方法には次の事柄が記載され
ている。
して金属Tiを製造する方法に、「化学と工業J 57
(10)、387〜392 (1983)に開示され
た溶媒抽出法がある。この方法には次の事柄が記載され
ている。
(1)イルメナイトを酸で溶解して得られたT1イオン
含有水溶液からTiイオンを有機溶媒に抽出すること。
含有水溶液からTiイオンを有機溶媒に抽出すること。
(2)Tiイオンが抽出された有機溶媒にNH4HF2
含有液を接触させて、Tiイオンを逆抽出し、チタンフ
ッ化アンモニウム ((NH4)2 T i P6)を得ること。
含有液を接触させて、Tiイオンを逆抽出し、チタンフ
ッ化アンモニウム ((NH4)2 T i P6)を得ること。
(3)チタンフッ化アンモニウム
((N H4h T i F 6)の結晶を、不活性ガ
ス雰囲気中で加熱分解して、フッ化チタン(TiF4)
の蒸気を得て、この蒸気を凝縮し、フッ化チタン(Ti
Fa)を得ること。
ス雰囲気中で加熱分解して、フッ化チタン(TiF4)
の蒸気を得て、この蒸気を凝縮し、フッ化チタン(Ti
Fa)を得ること。
[発明が解決しようとする課題]
英国特許出願第29944/72号の方法には次のよう
な問題点がある。
な問題点がある。
(1)フッ化チタンをイルメナイト鉱石とフッ化第二鉄
の固体反応もしくは固気反応により生成するため、フッ
化チタンの収率が91%程度と低い。
の固体反応もしくは固気反応により生成するため、フッ
化チタンの収率が91%程度と低い。
(2)150〜250μmのイルメナイト鉱石と1μm
以下のフッ化第二鉄を流動層炉においてフッ化反応する
ことが望ましいと言っているが、これらの粉体の粒径が
大きく異なるため、フッ化第二鉄の飛沫同伴によるフッ
化第二鉄反応効率の低下およびフッ化第二鉄の回収フッ
化チタンへの混入が避けられい、何らかの対応策が必要
であり、技術的に問題がある。
以下のフッ化第二鉄を流動層炉においてフッ化反応する
ことが望ましいと言っているが、これらの粉体の粒径が
大きく異なるため、フッ化第二鉄の飛沫同伴によるフッ
化第二鉄反応効率の低下およびフッ化第二鉄の回収フッ
化チタンへの混入が避けられい、何らかの対応策が必要
であり、技術的に問題がある。
(3)イルメナイト鉱石の前処理としての酸化処理、フ
ッ化第二鉄の粉砕およびフッ化処理のための500〜1
500℃の温度に耐える流動層炉が必要で、製造コスト
、装置コストが高く、経済性に問題がある。
ッ化第二鉄の粉砕およびフッ化処理のための500〜1
500℃の温度に耐える流動層炉が必要で、製造コスト
、装置コストが高く、経済性に問題がある。
次に、温媒抽出法による方法では、イルメナイト鉱石の
酸溶解および溶媒抽出後の鉄含有残液の処理方法などに
関する技術が不明であり、しかも有機溶媒のランニング
コストが高いという問題がある。
酸溶解および溶媒抽出後の鉄含有残液の処理方法などに
関する技術が不明であり、しかも有機溶媒のランニング
コストが高いという問題がある。
この発明は蒸気のような問題点を解消するためになされ
たもので、高収率でフッ化チタンを製造でき、しかも従
来法よりも経済的に有利なブツ化チタン製造方法を提供
することを目的とする。
たもので、高収率でフッ化チタンを製造でき、しかも従
来法よりも経済的に有利なブツ化チタン製造方法を提供
することを目的とする。
[課題を解決するための手段]
本発明は、鉄分を含有したチタン原料をフッ酸を含む溶
液で溶解しフッ化溶解液を生成させ、該フッ化溶解液を
冷却することによってフッ化第二鉄結晶を晶析分離し粗
フッ化チタン溶液を生成させ、該粗フッ化チタン溶液に
フッ化アンモニウム溶液を混合し、蒸発、冷却又はこれ
らの組み合わせにより濃縮することによって、フッ化ア
ンモニウム塩[(NH4)2 T t F6と(NH4
)sFeF6の混合塩]を晶析分離して、該フッ化アン
モニウム塩を乾燥ガス気流中300〜800℃で熱分解
し、固体としてフッ化第二鉄(F e F 3)、気体
としてTiF4.HF、NH,を生成させ、該気体を2
0〜280℃で凝縮させ、TiF4とHF −NHsガ
スに凝縮分離するフッ化チタンの製造方法である。
液で溶解しフッ化溶解液を生成させ、該フッ化溶解液を
冷却することによってフッ化第二鉄結晶を晶析分離し粗
フッ化チタン溶液を生成させ、該粗フッ化チタン溶液に
フッ化アンモニウム溶液を混合し、蒸発、冷却又はこれ
らの組み合わせにより濃縮することによって、フッ化ア
ンモニウム塩[(NH4)2 T t F6と(NH4
)sFeF6の混合塩]を晶析分離して、該フッ化アン
モニウム塩を乾燥ガス気流中300〜800℃で熱分解
し、固体としてフッ化第二鉄(F e F 3)、気体
としてTiF4.HF、NH,を生成させ、該気体を2
0〜280℃で凝縮させ、TiF4とHF −NHsガ
スに凝縮分離するフッ化チタンの製造方法である。
この発明の工程のフローを°第1図に基づいて説明する
。
。
(1)フッ化溶解
イルメナイト鉱石のような鉄分含有チタン原料1(以下
イルメナイトと称す)に反応当量比1.1以上のフッ酸
(HFsol、) 3を加え、40℃以上でフッ化溶解
2を行う、第2図にフッ酸を反応当量の1.2倍を加え
た場合のフッ化率に及ぼす反応時間・反応温度の影響を
示す、第2図から分かるように、フッ化溶解における反
応温度が高いはど、フッ化完了時間は短縮され、60〜
90℃の温度範囲では1時間以内でほぼフッ化溶解は完
了する。フッ化溶解の際、イルメナイトを粉砕する必要
はないが、溶解時間を短縮するためには粉砕しても良い
。
イルメナイトと称す)に反応当量比1.1以上のフッ酸
(HFsol、) 3を加え、40℃以上でフッ化溶解
2を行う、第2図にフッ酸を反応当量の1.2倍を加え
た場合のフッ化率に及ぼす反応時間・反応温度の影響を
示す、第2図から分かるように、フッ化溶解における反
応温度が高いはど、フッ化完了時間は短縮され、60〜
90℃の温度範囲では1時間以内でほぼフッ化溶解は完
了する。フッ化溶解の際、イルメナイトを粉砕する必要
はないが、溶解時間を短縮するためには粉砕しても良い
。
(2)フッ化第二鉄結晶の晶析分離
状に、フッ化溶解液4をフッ化溶解温度以下に冷却し、
フッ化第二鉄結晶(F e F s・4.5 HaO)
10を晶析分離8し、粗フッ化チタン溶液〈粗TiF4
液)9を生成する。第3図は、TiF4とFeF3の溶
解濃度に及ぼす温度の影響を示した図である。第3図か
ら分かるように、溶解温度が低い程、FeF3の溶解濃
度は低下し、晶析時の冷却温度が低いほど、フッ化第二
鉄結晶(FeFs ・4.5 H2O)10の晶出量は
多く、後工程の負荷を軽減できる。冷却温度は、0〜2
0℃が望ましい、20℃より温度が高いと、フッ化第二
鉄結晶10の分離効率が低下する。
フッ化第二鉄結晶(F e F s・4.5 HaO)
10を晶析分離8し、粗フッ化チタン溶液〈粗TiF4
液)9を生成する。第3図は、TiF4とFeF3の溶
解濃度に及ぼす温度の影響を示した図である。第3図か
ら分かるように、溶解温度が低い程、FeF3の溶解濃
度は低下し、晶析時の冷却温度が低いほど、フッ化第二
鉄結晶(FeFs ・4.5 H2O)10の晶出量は
多く、後工程の負荷を軽減できる。冷却温度は、0〜2
0℃が望ましい、20℃より温度が高いと、フッ化第二
鉄結晶10の分離効率が低下する。
0℃より温度が低いと、冷却効率が低下する。
イルメナイトにFe”とFe”が含有されている場合、
フッ化溶解液4中にもFe2+とFe”が含有され、F
eF2とFeF3が生成する。FeF2は冷却の際、T
iF4と複塩を生成し7、TiFeF6 ・6H20と
してフッ化第二鉄結晶(FeFs ・4.5 Ha 0
)10と同時に析出し、TiF4の溶液への移行を妨害
する。このため、フッ化第二鉄結晶(FeFs ・4.
5 Ha 0) 10の冷却晶析前にFe2+をFe’
+に酸化5し、TiFeF6 ・6H20の生成を防止
することが有効となる。Fe”のFe″4+への酸化5
は、過酸化水素水、オゾン、空気、酸素などの酸化剤6
をフッ化溶解液4に添加あるいは接触させることにより
なされる。このようにFe”+をFe’“に酸化5し、
フッ化第二鉄結晶の晶析骨M8を行うことによりフッ化
溶解液7中の鉄分を1/2〜1/10に低減できる。
フッ化溶解液4中にもFe2+とFe”が含有され、F
eF2とFeF3が生成する。FeF2は冷却の際、T
iF4と複塩を生成し7、TiFeF6 ・6H20と
してフッ化第二鉄結晶(FeFs ・4.5 Ha 0
)10と同時に析出し、TiF4の溶液への移行を妨害
する。このため、フッ化第二鉄結晶(FeFs ・4.
5 Ha 0) 10の冷却晶析前にFe2+をFe’
+に酸化5し、TiFeF6 ・6H20の生成を防止
することが有効となる。Fe”のFe″4+への酸化5
は、過酸化水素水、オゾン、空気、酸素などの酸化剤6
をフッ化溶解液4に添加あるいは接触させることにより
なされる。このようにFe”+をFe’“に酸化5し、
フッ化第二鉄結晶の晶析骨M8を行うことによりフッ化
溶解液7中の鉄分を1/2〜1/10に低減できる。
(3)フッ化アンモニウム塩の晶析分離状にフッ化第二
鉄結晶(F e Fz・4.5 Ha 0 )10を晶
析分離8して得られた粗フッ化チタン溶液(粗TiF4
液)9に後工程で調整されたフッ化アンモニウム溶液(
NH4F溶液)26を混合し、チタンフッ化アンモニウ
ム((NH4)2 T i Fa)と第二鉄フッ化アン
モニウム((N H4’s F e F b>のフッ化
アンモニウム塩を晶析させる。この晶析工程において系
内の水バランスを調整するため、混合液を蒸発源m11
し、水分を回収することが望ましい、混合液の蒸発濃縮
11によって晶出しなフッ化アンモニウム塩は熟成され
て粗粒となり、晶析分離15が容易となる。濃縮液12
は。
鉄結晶(F e Fz・4.5 Ha 0 )10を晶
析分離8して得られた粗フッ化チタン溶液(粗TiF4
液)9に後工程で調整されたフッ化アンモニウム溶液(
NH4F溶液)26を混合し、チタンフッ化アンモニウ
ム((NH4)2 T i Fa)と第二鉄フッ化アン
モニウム((N H4’s F e F b>のフッ化
アンモニウム塩を晶析させる。この晶析工程において系
内の水バランスを調整するため、混合液を蒸発源m11
し、水分を回収することが望ましい、混合液の蒸発濃縮
11によって晶出しなフッ化アンモニウム塩は熟成され
て粗粒となり、晶析分離15が容易となる。濃縮液12
は。
第4図に示すように冷却することにより更に効果的にフ
ッ化アンモニウム塩を晶析分離15することが出来る。
ッ化アンモニウム塩を晶析分離15することが出来る。
このようにして得られたフッ化アンモニウム塩の濃縮液
12は晶析分離15され、フッ化アンモニウム塩16と
フッ化アンモニウム塩の溶解分を含むフッ化アンモニウ
ム溶液17となる。このフッ化アンモニウム溶液17は
後で述べる凝縮分離工程で発生するアンモニア(N H
3>とフッ化水素(HF)のガス24を吸収させ、再び
フッ化アンモニウム溶液(N H4,F溶液)26とし
て、粗フッ化チタン溶液(粗TiF4液)9に混合する
。
12は晶析分離15され、フッ化アンモニウム塩16と
フッ化アンモニウム塩の溶解分を含むフッ化アンモニウ
ム溶液17となる。このフッ化アンモニウム溶液17は
後で述べる凝縮分離工程で発生するアンモニア(N H
3>とフッ化水素(HF)のガス24を吸収させ、再び
フッ化アンモニウム溶液(N H4,F溶液)26とし
て、粗フッ化チタン溶液(粗TiF4液)9に混合する
。
蒸発濃縮11で得られた水蒸気13を凝縮し、凝縮水の
一部を排出し、残りの凝縮水14を前述の晶析分離8で
得られたフッ化第二鉄結晶(FeFs ・4.5 Ha
0)10の洗浄水として利用して、フッ化第二鉄結晶
(F e F −41,5Ha 0 )10に付着して
いるTiF4.HFを吸収させ、更に後工程で発生する
HFガス32および原料)(Fガス34を吸収させて、
フッ酸3を調整し、再びフッ化溶解2に供することが有
効となる。なお、洗浄水は、洗浄においてフッ化第二鉄
結晶(FeFs ・4.5 Ha 0)10の溶解を防
止するため冷水とすることが望ましい、このように系内
で、水、フッ化水素(HF)を循環利用することは、系
外へのフッ素の排出を防止すると共に、公害対策コスト
およびフッ化水素(HF)原料コストを低減する上で極
めて有効である。
一部を排出し、残りの凝縮水14を前述の晶析分離8で
得られたフッ化第二鉄結晶(FeFs ・4.5 Ha
0)10の洗浄水として利用して、フッ化第二鉄結晶
(F e F −41,5Ha 0 )10に付着して
いるTiF4.HFを吸収させ、更に後工程で発生する
HFガス32および原料)(Fガス34を吸収させて、
フッ酸3を調整し、再びフッ化溶解2に供することが有
効となる。なお、洗浄水は、洗浄においてフッ化第二鉄
結晶(FeFs ・4.5 Ha 0)10の溶解を防
止するため冷水とすることが望ましい、このように系内
で、水、フッ化水素(HF)を循環利用することは、系
外へのフッ素の排出を防止すると共に、公害対策コスト
およびフッ化水素(HF)原料コストを低減する上で極
めて有効である。
(4)フッ化アンモニウム塩の乾燥、熱分解チタンフッ
化アンモニウム((N H4)2 T i F 6)と
第二鉄フッ化アンモニウム((NH4)3 F e F
6)の混合塩であるフッ化アンモニウム塩16を乾燥1
8し、水分を含有しない乾燥ガス気流中において、30
0〜800℃で加熱する。加熱によりフッ化アンモニウ
ム塩16は熱分解19し、FeF3が固体21として、
TiF4.)IP。
化アンモニウム((N H4)2 T i F 6)と
第二鉄フッ化アンモニウム((NH4)3 F e F
6)の混合塩であるフッ化アンモニウム塩16を乾燥1
8し、水分を含有しない乾燥ガス気流中において、30
0〜800℃で加熱する。加熱によりフッ化アンモニウ
ム塩16は熱分解19し、FeF3が固体21として、
TiF4.)IP。
NH,が気体20として生成する。熱分解反応は、下記
に示す通りである。
に示す通りである。
(NH4)2 T i Fb→
Ti F4+28F+2NH。
乾燥ガスとしては、水分を含有していないことが重要で
ある。乾燥ガスとしては、乾燥窒素、乾燥空気、乾燥ア
ルゴン等が利用できる。ガス中に水分が存在すると、高
温下においてTiF4が加水分解反応を起こして、酸化
チタン(T i O2)を生成し、TiF4の歩留りを
低下させるためである。加水分解反応は、下記に示す通
りである。
ある。乾燥ガスとしては、乾燥窒素、乾燥空気、乾燥ア
ルゴン等が利用できる。ガス中に水分が存在すると、高
温下においてTiF4が加水分解反応を起こして、酸化
チタン(T i O2)を生成し、TiF4の歩留りを
低下させるためである。加水分解反応は、下記に示す通
りである。
Ti F4 +2H20→ TiO2+4HF加熱温度
は、300〜800℃の範囲である。
は、300〜800℃の範囲である。
300℃より温度が低いと、TiF、が完全に昇華しな
い、800℃より温度が高いと、FeF3が幾らか昇華
する。加熱温度は、400〜600℃がより好ましい。
い、800℃より温度が高いと、FeF3が幾らか昇華
する。加熱温度は、400〜600℃がより好ましい。
(5)フッ化チタンの凝縮
Ti F4 、HF、NH3の気体20を凝縮器におい
て、20〜280℃で凝縮分離22することにより、高
純度のフッ化チタン(TiF4)23を得る。凝縮温度
は20〜280℃の範囲である。
て、20〜280℃で凝縮分離22することにより、高
純度のフッ化チタン(TiF4)23を得る。凝縮温度
は20〜280℃の範囲である。
280℃を超えるとTiF4が昇華してしまう。
20℃より低いとHFが液化してしまう、50〜100
℃の温度範囲がより好ましい、フッ化チタン(TiF4
)23を凝縮分離した後のT(F、NHsを含有したガ
ス24は、先に述べたように、フッ化アンモニウム溶液
17に吸収させ、再び、フッ化アンモニウム溶液26と
して利用する。
℃の温度範囲がより好ましい、フッ化チタン(TiF4
)23を凝縮分離した後のT(F、NHsを含有したガ
ス24は、先に述べたように、フッ化アンモニウム溶液
17に吸収させ、再び、フッ化アンモニウム溶液26と
して利用する。
(6)FeF、の熱分解
フッ化アンモニウム塩の熱分解19により残さとして得
たFeFlの固体21は、フッ化溶解液7を晶析分離8
して得られたフッ化第二鉄結晶(FeFt 4.5
H2O)28と混合され、水の存在のもとに、600〜
1000℃で加熱される。このとき、FeF3は加水分
解し、酸化鉄(F e 20−3)31とフッ化水素(
HF)32を生成する。加熱温度が600℃より低いと
、加水分解反応が起こらない、1000℃より高いと、
FeF3が昇華してしまう、酸化鉄(Fez□5)31
は副産物として排出され、フッ化水素(HF)は、先に
示したフッ化第二鉄結晶(FeFi 4.5 H20
)10の洗浄液29に吸収され、再びイルメナイトのフ
ッ化溶解2に供される。
たFeFlの固体21は、フッ化溶解液7を晶析分離8
して得られたフッ化第二鉄結晶(FeFt 4.5
H2O)28と混合され、水の存在のもとに、600〜
1000℃で加熱される。このとき、FeF3は加水分
解し、酸化鉄(F e 20−3)31とフッ化水素(
HF)32を生成する。加熱温度が600℃より低いと
、加水分解反応が起こらない、1000℃より高いと、
FeF3が昇華してしまう、酸化鉄(Fez□5)31
は副産物として排出され、フッ化水素(HF)は、先に
示したフッ化第二鉄結晶(FeFi 4.5 H20
)10の洗浄液29に吸収され、再びイルメナイトのフ
ッ化溶解2に供される。
[実施例]
実施例−1
密閉型テフロンライニング反応器に、西オーストラリア
産イルメナイト鉱石(T i O2:54.9%。
産イルメナイト鉱石(T i O2:54.9%。
F e O: 19.5%、 Fe203 :21
.6%>10kgとフッ化水素(HF)55%溶液17
.9kgを80℃において1時間混合攪拌し、フッ化溶
解液とした。このフッ化溶解液を35℃まで冷却し、H
zOz(35%)溶液1.3kgを加え、30分間攪拌
の後、さらに10℃まで冷却し、これを晶折分離し、F
e Ps ・4.5 H20ケーキ13,6kgと粗
TiF4液15.6kgを得た。
.6%>10kgとフッ化水素(HF)55%溶液17
.9kgを80℃において1時間混合攪拌し、フッ化溶
解液とした。このフッ化溶解液を35℃まで冷却し、H
zOz(35%)溶液1.3kgを加え、30分間攪拌
の後、さらに10℃まで冷却し、これを晶折分離し、F
e Ps ・4.5 H20ケーキ13,6kgと粗
TiF4液15.6kgを得た。
このFeFs 4.5 H20ケーキを5℃の冷水4
.3kgで洗浄し、F e Fi ・4.5 H20結
晶11.4kgと洗浄液6.5kgを得た。第1表に、
これらの組成およびT1含有量、鉱石中のTiの移行率
を示す。
.3kgで洗浄し、F e Fi ・4.5 H20結
晶11.4kgと洗浄液6.5kgを得た。第1表に、
これらの組成およびT1含有量、鉱石中のTiの移行率
を示す。
第 1 表
第1表に示したように1.イルメナイト鉱石中のT1の
99.0%が粗TiF4液と洗浄液に移行した0次に粗
TiF4液と洗浄液を混合したものに、20℃における
T i (NH4) 2 Fbの溶解濃度分を含むフッ
化アンモニウム溶液(NH4F: 37.6%、 T
i (N H4)2 F b : 18,8%)16.
6kgを混合した。更に、80℃において攪拌しながら
減圧濃縮し、水i1.9kgを蒸発させた後、20℃ま
で冷却し、濾過分離し105℃において5時間乾燥して
、フッ化アンモニウム塩14.8kgを得た。このフッ
化アンモニウム塩の組成を第2表に示す。
99.0%が粗TiF4液と洗浄液に移行した0次に粗
TiF4液と洗浄液を混合したものに、20℃における
T i (NH4) 2 Fbの溶解濃度分を含むフッ
化アンモニウム溶液(NH4F: 37.6%、 T
i (N H4)2 F b : 18,8%)16.
6kgを混合した。更に、80℃において攪拌しながら
減圧濃縮し、水i1.9kgを蒸発させた後、20℃ま
で冷却し、濾過分離し105℃において5時間乾燥して
、フッ化アンモニウム塩14.8kgを得た。このフッ
化アンモニウム塩の組成を第2表に示す。
第 2 表
次に、このフッ化アンモニウム塩をハステロイ製熱分解
反応器にいれ、窒素ガス気流中で400℃に加熱した0
分解ガスを含む出口ガスは80℃に温度調整した凝縮器
に送り、Ti F48.2kgを回収した。TiF48
.2kgは、フッ化アンモニウム塩14.8kg中のフ
ッ化チタンの98%に相当する。また、イルメナイト鉱
石中のTiの96%が、T i F 4の形で回収され
たことになる。凝縮器の出口ガスは、フッ化アンモニウ
ム塩を濾過分離して得られた濾液に吸収させ、脱湿の後
再び熱分解反応器に循環された。
反応器にいれ、窒素ガス気流中で400℃に加熱した0
分解ガスを含む出口ガスは80℃に温度調整した凝縮器
に送り、Ti F48.2kgを回収した。TiF48
.2kgは、フッ化アンモニウム塩14.8kg中のフ
ッ化チタンの98%に相当する。また、イルメナイト鉱
石中のTiの96%が、T i F 4の形で回収され
たことになる。凝縮器の出口ガスは、フッ化アンモニウ
ム塩を濾過分離して得られた濾液に吸収させ、脱湿の後
再び熱分解反応器に循環された。
熱分解反応器に残留したFeF3 o、6kgと冷却晶
析により得られたFeFl ・4.5 H20結晶11
.4kgを混合し、700℃において空気をキャリアガ
スとして加熱処理することによりp e 2034 、
4 kgを残さとして得た。この時の出口ガスを5℃の
凝縮器に送り、フッ化水素3.3kgを含むフッ酸液7
.6kgを得た。
析により得られたFeFl ・4.5 H20結晶11
.4kgを混合し、700℃において空気をキャリアガ
スとして加熱処理することによりp e 2034 、
4 kgを残さとして得た。この時の出口ガスを5℃の
凝縮器に送り、フッ化水素3.3kgを含むフッ酸液7
.6kgを得た。
実施例−2
チタンフッ化アンモニウムを105℃で20時間乾燥し
た。乾燥したチタンフッ化アンモニウム100、Ogを
管状炉内に装填した後、塩化カルシウム管に通気して乾
燥した空気を毎分1リツトルで流通させながら炉内を約
500℃に加熱した。管状炉の出口ガスを50℃に温度
調節した凝縮器に通じ、フッ化チタンを61.5g回収
した0回収率は、98%であった。
た。乾燥したチタンフッ化アンモニウム100、Ogを
管状炉内に装填した後、塩化カルシウム管に通気して乾
燥した空気を毎分1リツトルで流通させながら炉内を約
500℃に加熱した。管状炉の出口ガスを50℃に温度
調節した凝縮器に通じ、フッ化チタンを61.5g回収
した0回収率は、98%であった。
比較例として、塩化カルシウム管に通気しない空気つま
り大気中の空気を使用して実験を行うた。まず、チタン
フッ化アンモニウムを105℃で20時間乾燥した。乾
燥したチタンフッ化アンモニウム100.0gを管状炉
内に装填した後、大気気流中で炉内を約500℃に加熱
した。出口ガスを50℃に温度調節した凝縮器に通じ、
フッ化チタンを48.0g回収し、炉内に9.4gの酸
化チタンが残留した。フッ化チタンの回収率は77%で
あった。
り大気中の空気を使用して実験を行うた。まず、チタン
フッ化アンモニウムを105℃で20時間乾燥した。乾
燥したチタンフッ化アンモニウム100.0gを管状炉
内に装填した後、大気気流中で炉内を約500℃に加熱
した。出口ガスを50℃に温度調節した凝縮器に通じ、
フッ化チタンを48.0g回収し、炉内に9.4gの酸
化チタンが残留した。フッ化チタンの回収率は77%で
あった。
実施例−3
実施例−1と全く同様の方法で調整した第2表に示す組
成のフッ化アンモニウム塩14.8kgをハステロイ製
熱分解反応器にいれ、塩化カルシウム管に通気して乾燥
した乾燥空気気流中で、400℃に加熱した0分解ガス
を含む出口ガスは、80℃に温度調整した凝縮器に送り
、TiF48.2kgを回収した。このように、乾燥ガ
スとして乾燥空気を使用した場合にも、フッ化アンモニ
ウム塩14.8kg中のフッ化チタンの98%が回収で
きた。
成のフッ化アンモニウム塩14.8kgをハステロイ製
熱分解反応器にいれ、塩化カルシウム管に通気して乾燥
した乾燥空気気流中で、400℃に加熱した0分解ガス
を含む出口ガスは、80℃に温度調整した凝縮器に送り
、TiF48.2kgを回収した。このように、乾燥ガ
スとして乾燥空気を使用した場合にも、フッ化アンモニ
ウム塩14.8kg中のフッ化チタンの98%が回収で
きた。
[発明の効果]
以上のように、この発明によれば、イルメナイトのよう
な含鉄チタン原料をフッ酸含有液と40℃以上で反応さ
せることにより、鉱石をほぼ完全に溶解することが出来
、鉱石中のチタン分のほぼ全量をフッ化チタンとして生
成できる。このため、フッ化チタンの反応生成率は著し
く高く、最終的にフッ化チタンとしての回収率も95%
以上となる。
な含鉄チタン原料をフッ酸含有液と40℃以上で反応さ
せることにより、鉱石をほぼ完全に溶解することが出来
、鉱石中のチタン分のほぼ全量をフッ化チタンとして生
成できる。このため、フッ化チタンの反応生成率は著し
く高く、最終的にフッ化チタンとしての回収率も95%
以上となる。
更に、この発明によれば、含鉄チタン原料のフッ化溶解
液からの鉄分の分離に関して、溶媒抽出法のような高価
な有機溶媒を使用する必要はない、フッ化チタンとフッ
化鉄の溶解濃度差を利用した晶析分離による粗分離とフ
ッ化チタンとフッ化鉄の昇華温度の差を利用した精製分
離の方法の組み合わせにより、溶媒抽出法よりも低コス
トでフッ化チタンの精製分離が出来る。
液からの鉄分の分離に関して、溶媒抽出法のような高価
な有機溶媒を使用する必要はない、フッ化チタンとフッ
化鉄の溶解濃度差を利用した晶析分離による粗分離とフ
ッ化チタンとフッ化鉄の昇華温度の差を利用した精製分
離の方法の組み合わせにより、溶媒抽出法よりも低コス
トでフッ化チタンの精製分離が出来る。
また、晶析分離したフッ化鉄結晶および熱処理で生成し
たフッ化鉄は加水分解され、フッ素をフッ化水素として
回収することが出来る。また、フッ化アンモニウム塩の
熱分解により生成したアンモニア、フッ化水素も回収さ
れ、反応消費分以外のフッ素は系内で循環使用されるこ
とから、コスト上、公害防止上非常に有効である。
たフッ化鉄は加水分解され、フッ素をフッ化水素として
回収することが出来る。また、フッ化アンモニウム塩の
熱分解により生成したアンモニア、フッ化水素も回収さ
れ、反応消費分以外のフッ素は系内で循環使用されるこ
とから、コスト上、公害防止上非常に有効である。
第1図はこの発明に係るフッ化チタンの製造方法のフロ
ーを示す図、第2図はフッ化率に及ぼす反応時間・反応
温度の影響を示す図、第3図はTiF4とFeF3の溶
解濃度に及ぼす温度の影響を示す図、第4図はチタンフ
ッ化アンモニウム((NH4)2 T i F6)の溶
解濃度に及ぼす温度の影響を示す図である。 1・・・鉄分含有チタン原料、2・・・フッ化溶解、3
・・・フッ酸、4・・・フッ化溶解液、8・・・フッ化
第二鉄結晶(F e Fi ・4.5 H20)の晶析
分離、9・・・粗フッ化チタン溶液、10・・・フッ化
第二鉄結晶<FeFs ・4.5 H2O)、11−蒸
発濃縮、15・・・フッ化アンモニウム塩の晶析分離、
16・・・フッ化アンモニウム塩、17・・・フッ化ア
ンモニウム溶液、18・・・乾燥、19・・・熱分解、
20・・・Ti F4.HF、NH3の気体、21・・
・FeF3の固体、22・・・凝縮分離、23・・・フ
ッ化チタン。
ーを示す図、第2図はフッ化率に及ぼす反応時間・反応
温度の影響を示す図、第3図はTiF4とFeF3の溶
解濃度に及ぼす温度の影響を示す図、第4図はチタンフ
ッ化アンモニウム((NH4)2 T i F6)の溶
解濃度に及ぼす温度の影響を示す図である。 1・・・鉄分含有チタン原料、2・・・フッ化溶解、3
・・・フッ酸、4・・・フッ化溶解液、8・・・フッ化
第二鉄結晶(F e Fi ・4.5 H20)の晶析
分離、9・・・粗フッ化チタン溶液、10・・・フッ化
第二鉄結晶<FeFs ・4.5 H2O)、11−蒸
発濃縮、15・・・フッ化アンモニウム塩の晶析分離、
16・・・フッ化アンモニウム塩、17・・・フッ化ア
ンモニウム溶液、18・・・乾燥、19・・・熱分解、
20・・・Ti F4.HF、NH3の気体、21・・
・FeF3の固体、22・・・凝縮分離、23・・・フ
ッ化チタン。
Claims (1)
- (1)鉄分を含有したチタン原料をフッ酸を含む溶液で
溶解しフッ化溶解液を生成させ、該フッ化溶解液を冷却
することによってフッ化第二鉄結晶を晶析分離し粗フッ
化チタン溶液を生成させ、該粗フッ化チタン溶液にフッ
化アンモニウム溶液を混合し、蒸発、冷却又はこれらの
組み合わせにより濃縮することによつて、フッ化アンモ
ニウム塩[(NH_4)_2TiF_6と(NH_4)
_3FeF_6の混合塩]を晶析分離して、該フッ化ア
ンモニウム塩を乾燥の後乾燥ガス気流中300〜800
℃で熱分解し、固体としてフッ化第二鉄(FeF_3)
、気体としてTiF_4、HF、NH_3を生成させ、
該気体を20〜280℃で凝縮させ、TiF_4とHF
・NH_3ガスに凝縮分離することを特徴とするフッ化
チタンの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29694388A JPH01252531A (ja) | 1987-12-04 | 1988-11-24 | フッ化チタンの製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30692187 | 1987-12-04 | ||
| JP62-306921 | 1987-12-04 | ||
| JP29694388A JPH01252531A (ja) | 1987-12-04 | 1988-11-24 | フッ化チタンの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01252531A true JPH01252531A (ja) | 1989-10-09 |
Family
ID=26560927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29694388A Pending JPH01252531A (ja) | 1987-12-04 | 1988-11-24 | フッ化チタンの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01252531A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011509905A (ja) * | 2008-01-14 | 2011-03-31 | ペルーク (プロプリエタリー) リミテッド | 三フッ化チタンの製造 |
-
1988
- 1988-11-24 JP JP29694388A patent/JPH01252531A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2011509905A (ja) * | 2008-01-14 | 2011-03-31 | ペルーク (プロプリエタリー) リミテッド | 三フッ化チタンの製造 |
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