JPH01256708A - 微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バーナ - Google Patents
微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バーナInfo
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- JPH01256708A JPH01256708A JP8439488A JP8439488A JPH01256708A JP H01256708 A JPH01256708 A JP H01256708A JP 8439488 A JP8439488 A JP 8439488A JP 8439488 A JP8439488 A JP 8439488A JP H01256708 A JPH01256708 A JP H01256708A
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- combustion
- air
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、微粉炭ボイラの燃焼法と燃焼装置に係り、特
に微粉炭燃焼火炎内で発生するNOxの排出量を低減す
るのに好適な微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼
用バーナに関する。
に微粉炭燃焼火炎内で発生するNOxの排出量を低減す
るのに好適な微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼
用バーナに関する。
化石燃料中には、炭素、水素等の燃料成分の他に窒素(
N)分が含まれている。特に、石炭は気体燃料や液体燃
料に比較してN分含有量が多い。
N)分が含まれている。特に、石炭は気体燃料や液体燃
料に比較してN分含有量が多い。
従って、石炭の燃焼時にNOx、すなわちNO。
NO□等のN酸化物が発生し、その発生量は、気体及び
液体燃料の燃焼時に発生するNOxよりも多く、このN
Oxの低減が強く望まれている。
液体燃料の燃焼時に発生するNOxよりも多く、このN
Oxの低減が強く望まれている。
種々な燃料燃焼時に発生するNOxは、その発生形態に
より、サーマルNOxとフューエルNOxとに分類され
る。サーマルNOxは燃焼用空気中の窒素が酸素により
酸化されて生成するものであり、フューエルNOxは燃
料中のN分の酸化によって生成するものである。これら
のNOxの発生を抑制するため、従来燃焼用空気を多段
に分割して供給する多段燃焼法、低準素の燃焼排ガスを
燃焼領域に混入する排ガス循環法などがある。
より、サーマルNOxとフューエルNOxとに分類され
る。サーマルNOxは燃焼用空気中の窒素が酸素により
酸化されて生成するものであり、フューエルNOxは燃
料中のN分の酸化によって生成するものである。これら
のNOxの発生を抑制するため、従来燃焼用空気を多段
に分割して供給する多段燃焼法、低準素の燃焼排ガスを
燃焼領域に混入する排ガス循環法などがある。
これらの低NOx燃焼法に共通な原理は、燃焼火炎の温
度を低下させることにより、窒素と酸素の反応を抑制す
ることにある。しかし、燃焼温度の低下によって発生を
抑制できるのはサーマルNOxであり、フューエルNO
xの発生は燃焼温度に対する依存性が小さい。従って、
火炎温度を低下させる燃焼法は、N分含有量の少ない燃
料からのNOx低減には有効である。しかしながら、D
、 W 、 P ershing及びJ、O,L、W
endtによる下記論文中の実験結果によって明らかな
ように、石炭の燃焼の場合には、フューエルNOxが約
80%を占めるため、従来の燃焼法では効果が小さい。
度を低下させることにより、窒素と酸素の反応を抑制す
ることにある。しかし、燃焼温度の低下によって発生を
抑制できるのはサーマルNOxであり、フューエルNO
xの発生は燃焼温度に対する依存性が小さい。従って、
火炎温度を低下させる燃焼法は、N分含有量の少ない燃
料からのNOx低減には有効である。しかしながら、D
、 W 、 P ershing及びJ、O,L、W
endtによる下記論文中の実験結果によって明らかな
ように、石炭の燃焼の場合には、フューエルNOxが約
80%を占めるため、従来の燃焼法では効果が小さい。
ザインフルエンスオブフレームテンペレチャーアンドコ
ールコンポジションオンサーマルアンドフユーエル、エ
ヌオーエックス;ザシックスティーンスシンポジウムオ
ンコンパッションP 389−399ザコンパツシヨン
インステイテユーツ1976 The 1nfluen
ce of flaoge temperature
and coal coo+position on
thermal and fuelNo x ; Th
e 5ixteenth Symposium(Int
ernational) on Combustion
、 P389−399゜The Combustion
In5titute、 1976)石炭中の可燃成分
は揮発成分と固体成分とに大別できる。この石炭固有の
性質に従い、微粉炭の燃焼は揮発分が放出される微粉炭
の熱分解過程と、更に、熱分解後の可燃性固体成分(以
下チャーと称す)の燃焼過程からなる。揮発分の燃焼速
度はチャーの燃焼速度より速く、揮発分は燃焼初期過程
で燃焼する。また、熱分解過程では、石炭中に含有され
るN分も、他の可燃成分と同様に揮発放出されるものと
チャー中に残るものとに分かれる。
ールコンポジションオンサーマルアンドフユーエル、エ
ヌオーエックス;ザシックスティーンスシンポジウムオ
ンコンパッションP 389−399ザコンパツシヨン
インステイテユーツ1976 The 1nfluen
ce of flaoge temperature
and coal coo+position on
thermal and fuelNo x ; Th
e 5ixteenth Symposium(Int
ernational) on Combustion
、 P389−399゜The Combustion
In5titute、 1976)石炭中の可燃成分
は揮発成分と固体成分とに大別できる。この石炭固有の
性質に従い、微粉炭の燃焼は揮発分が放出される微粉炭
の熱分解過程と、更に、熱分解後の可燃性固体成分(以
下チャーと称す)の燃焼過程からなる。揮発分の燃焼速
度はチャーの燃焼速度より速く、揮発分は燃焼初期過程
で燃焼する。また、熱分解過程では、石炭中に含有され
るN分も、他の可燃成分と同様に揮発放出されるものと
チャー中に残るものとに分かれる。
従って、微粉炭燃焼時に発生するフューエルN。
スは、揮発性N分からのNOxとチャー中N分からのN
Oxとに分けられる。
Oxとに分けられる。
しかし、D、 W 、 P ershing及びJ 、
O、L 、 Wendtの指摘のように、石炭燃焼の
場合には、揮発性N分から発生するNOxが大半であり
、低NOx燃焼法としてはこれを対象とする技術が要求
される。
O、L 、 Wendtの指摘のように、石炭燃焼の
場合には、揮発性N分から発生するNOxが大半であり
、低NOx燃焼法としてはこれを対象とする技術が要求
される。
揮発性N分は燃焼初期過程及び酸素不足の燃焼領域にお
いて、NH,、HCN等の化合物になることが知られて
いる。これらの窒素化合物は、酸素と反応してNOXに
なる他に、発生したNOxと反応してNOxをN2に分
解する還元剤にもなる。
いて、NH,、HCN等の化合物になることが知られて
いる。これらの窒素化合物は、酸素と反応してNOXに
なる他に、発生したNOxと反応してNOxをN2に分
解する還元剤にもなる。
この窒素化合物によるNOx還元反応は、NOxとの共
存系において進行するものであり、NOxが共存しない
反応系では、大半の窒素化合物はNOxに酸化される。
存系において進行するものであり、NOxが共存しない
反応系では、大半の窒素化合物はNOxに酸化される。
この還元反応は、燃焼のような高温条件下では、低酸素
雰囲気になる程進行し易い。
雰囲気になる程進行し易い。
従って、石炭燃焼火炎から発生するNOxを低減するに
は、如何にしてこの低酸素濃度雰囲気を作るかが、技術
的な鍵になる。
は、如何にしてこの低酸素濃度雰囲気を作るかが、技術
的な鍵になる。
これ迄に知られている低酸素濃度雰囲気を火炎内に形成
させるための微粉炭燃焼用バーナは、特開昭61−12
2408号公報、特開昭61−235604号公報に示
されるように、燃焼用の2次あるいは3次空気を、燃料
噴出孔より離すことにより過剰空気と低空気比燃焼火炎
との混合を遅らせるバーナがある。
させるための微粉炭燃焼用バーナは、特開昭61−12
2408号公報、特開昭61−235604号公報に示
されるように、燃焼用の2次あるいは3次空気を、燃料
噴出孔より離すことにより過剰空気と低空気比燃焼火炎
との混合を遅らせるバーナがある。
上記従来技術の燃焼法では、燃料噴出口より半径方向に
離れた空気ノズルから、直進流として2次空気あるいは
3次空気が噴出される。従って。
離れた空気ノズルから、直進流として2次空気あるいは
3次空気が噴出される。従って。
低空気比火炎と過剰空気との混合が遅れ、低空気比火炎
内に、酸素濃度の低い領域の形成は容易であるが、混合
の遅れる分燃焼時間が長くなり、燃焼率が低下する。あ
るいは、燃焼装置が大型化する等の問題があった。
内に、酸素濃度の低い領域の形成は容易であるが、混合
の遅れる分燃焼時間が長くなり、燃焼率が低下する。あ
るいは、燃焼装置が大型化する等の問題があった。
本発明の目的は、過剰空気と低空気比火炎との混合法を
改良した微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バ
ーナを提供することにある。
改良した微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バ
ーナを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の微粉炭の低NOx
燃焼法においては、 微粉炭を気流搬送する1次空気と、残りの燃焼用空気を
分割して供給する2次空気及び3次空気とを別々のノズ
ルで供給して、前記微粉炭を燃焼させる微粉炭の低NO
x燃焼法において、微粉炭の燃焼過程が。
燃焼法においては、 微粉炭を気流搬送する1次空気と、残りの燃焼用空気を
分割して供給する2次空気及び3次空気とを別々のノズ
ルで供給して、前記微粉炭を燃焼させる微粉炭の低NO
x燃焼法において、微粉炭の燃焼過程が。
(イ)1次空気と微粉炭との混合気を微粉炭ノズルから
噴出させ、その噴出を、前記微粉炭ノズルの噴出口の内
径寸法以上の距離を、2次及び3次空気との混合を抑制
して保存させた後、2次空気との混合を緩慢に進めて着
火を促進する第1混合過程と、 (ロ)次いで、3次空気との混合を急速に進めて完全燃
焼を行う第2混合過程と、 を経て燃焼を完結することを特徴とする方法がある。
噴出させ、その噴出を、前記微粉炭ノズルの噴出口の内
径寸法以上の距離を、2次及び3次空気との混合を抑制
して保存させた後、2次空気との混合を緩慢に進めて着
火を促進する第1混合過程と、 (ロ)次いで、3次空気との混合を急速に進めて完全燃
焼を行う第2混合過程と、 を経て燃焼を完結することを特徴とする方法がある。
そして、上記の微粉炭の低NOx燃焼法を実施する微粉
炭燃焼用バーナとしては、1次空気によって微粉炭を気
流搬送し、この微粉炭を噴出させる微粉炭ノズルと、残
りの燃焼用空気を分解して前記微粉炭ノズルの外側から
供給すする2次空気ノズル及び3次空気ノズルとを備え
る微粉炭燃焼用バーナにおいて、前記微粉炭ノズルの先
端部に断面拡大部と、その先端に保炎リングを兼ねた断
面縮少部と、前記2次空気ノズルと前記3次空気ノズル
の中間に設けられたスペーサとを具備したことを特徴と
するバーナがある。
炭燃焼用バーナとしては、1次空気によって微粉炭を気
流搬送し、この微粉炭を噴出させる微粉炭ノズルと、残
りの燃焼用空気を分解して前記微粉炭ノズルの外側から
供給すする2次空気ノズル及び3次空気ノズルとを備え
る微粉炭燃焼用バーナにおいて、前記微粉炭ノズルの先
端部に断面拡大部と、その先端に保炎リングを兼ねた断
面縮少部と、前記2次空気ノズルと前記3次空気ノズル
の中間に設けられたスペーサとを具備したことを特徴と
するバーナがある。
さらに、前記微粉炭ノズルの断面拡大部が同心円状であ
っても、また、前記保炎リングが円環状であっても、よ
り効果的である。
っても、また、前記保炎リングが円環状であっても、よ
り効果的である。
上記のように構成された微粉炭の低NOx燃焼法では、
燃焼過程が第1混合過程と第2混合過程とからなり、そ
の第1混合過程では、微粉炭搬送用の1次空気によって
混合気を微粉炭ノズルから噴出させて微粉炭を着火せし
め、その噴出を、前記微粉炭ノズルの噴出口の内径寸法
以上の距離で、2次空気及び3次空気との混合を抑制し
て保存させるので、火炎内中心部に低酸素濃度領域が形
成され、微粉炭の集中する火炎中心部で発生する高濃度
のNOxは、この低酸素濃度領域内で、その大部分がN
2に還元され、NOxが低減する。そして第2混合過程
では、3次空気を急速に混合させ。
燃焼過程が第1混合過程と第2混合過程とからなり、そ
の第1混合過程では、微粉炭搬送用の1次空気によって
混合気を微粉炭ノズルから噴出させて微粉炭を着火せし
め、その噴出を、前記微粉炭ノズルの噴出口の内径寸法
以上の距離で、2次空気及び3次空気との混合を抑制し
て保存させるので、火炎内中心部に低酸素濃度領域が形
成され、微粉炭の集中する火炎中心部で発生する高濃度
のNOxは、この低酸素濃度領域内で、その大部分がN
2に還元され、NOxが低減する。そして第2混合過程
では、3次空気を急速に混合させ。
未燃燃料の燃焼を促進させることにより燃焼率が向上す
る。第1混合過程において、微粉炭ノズルから混合気が
噴出して保存される距離が、微粉炭ノズル噴出口の内径
寸法未満では、2次空気及び3次空気との混合に対する
抑制が不足し、十分な低酸素濃度領域とならない。
る。第1混合過程において、微粉炭ノズルから混合気が
噴出して保存される距離が、微粉炭ノズル噴出口の内径
寸法未満では、2次空気及び3次空気との混合に対する
抑制が不足し、十分な低酸素濃度領域とならない。
そして、上記の微粉炭の低NOx燃焼法を実施するため
の微粉炭燃焼用バーナでは、その微粉炭ノズルの先端部
に断面拡大部があるので、微粉炭と1次空気の混合気流
を、断面拡大部に導き、混合気流の流線が広がり、混合
気流の流速を減速させるとともに外側の2次空気流速を
高める。この混合気流の拡大した流線は、微粉炭ノズル
先端部の保炎リングを兼ねた断面縮少部で縮流となって
噴出させる。混合気流中の微粉炭は慣性力を持つため、
微粉炭は断面拡大部でノズル中心部に集中し易く、さら
に、その粒子が大きい程慣性力が大きくなるため、中心
部に集中する。そのため、ノズル先端の保炎リングの後
流側で、高濃度の微粉炭流が形成されるので、火炎中心
部に低0□濃度領域が形成され、NOxを還元してNO
x濃度を低下させる。この微粉炭流の外周部に2次空気
との混合層が形成され、この混合層は渦流状態となって
、保炎リングの後流側で微粉炭の着火、保炎に効果的に
作用する。また、2次空気ノズルと3次空気ノズルとの
間にスペーサを設けることにより、3次空気ノズルを微
粉炭ノズルより離し、火炎中心部の低02濃度領域形成
後に、この領域に残存する未燃燃料と完全燃焼用空気と
の混合を十分に行うため、その後流側で3次空気との混
合速度を大きくし、1次噴流と、2次及び3次噴流の混
合が行なわれ、燃焼を完全に行なわせるとともにNOx
を低減させる。
の微粉炭燃焼用バーナでは、その微粉炭ノズルの先端部
に断面拡大部があるので、微粉炭と1次空気の混合気流
を、断面拡大部に導き、混合気流の流線が広がり、混合
気流の流速を減速させるとともに外側の2次空気流速を
高める。この混合気流の拡大した流線は、微粉炭ノズル
先端部の保炎リングを兼ねた断面縮少部で縮流となって
噴出させる。混合気流中の微粉炭は慣性力を持つため、
微粉炭は断面拡大部でノズル中心部に集中し易く、さら
に、その粒子が大きい程慣性力が大きくなるため、中心
部に集中する。そのため、ノズル先端の保炎リングの後
流側で、高濃度の微粉炭流が形成されるので、火炎中心
部に低0□濃度領域が形成され、NOxを還元してNO
x濃度を低下させる。この微粉炭流の外周部に2次空気
との混合層が形成され、この混合層は渦流状態となって
、保炎リングの後流側で微粉炭の着火、保炎に効果的に
作用する。また、2次空気ノズルと3次空気ノズルとの
間にスペーサを設けることにより、3次空気ノズルを微
粉炭ノズルより離し、火炎中心部の低02濃度領域形成
後に、この領域に残存する未燃燃料と完全燃焼用空気と
の混合を十分に行うため、その後流側で3次空気との混
合速度を大きくし、1次噴流と、2次及び3次噴流の混
合が行なわれ、燃焼を完全に行なわせるとともにNOx
を低減させる。
さらに、微粉炭ノズルの断面拡大部を同心円状とするこ
とより、そして、保炎リングを円環状とすることにより
、1次、2次及び3次噴流の混合が安定する。
とより、そして、保炎リングを円環状とすることにより
、1次、2次及び3次噴流の混合が安定する。
以下に1本発明の実施例について、第1図〜第6図によ
り説明する。本発明の燃焼法を達成するための微粉炭燃
焼用バーナの構成の1例を第1図に示す。このバーナは
、同心円環状で、その中心部に微粉炭搬送用1次空気と
ともに微粉炭を噴出する微粉炭ノズル2を配し、*粉炭
ノズル2内には燃焼炉の予熱時に使用する液体燃焼ノズ
ル1が配置される。微粉炭ノズル2の外周上に2次空気
ノズル3.2次空気ノズル3の外周上に3次空気ノズル
4が配置される。
り説明する。本発明の燃焼法を達成するための微粉炭燃
焼用バーナの構成の1例を第1図に示す。このバーナは
、同心円環状で、その中心部に微粉炭搬送用1次空気と
ともに微粉炭を噴出する微粉炭ノズル2を配し、*粉炭
ノズル2内には燃焼炉の予熱時に使用する液体燃焼ノズ
ル1が配置される。微粉炭ノズル2の外周上に2次空気
ノズル3.2次空気ノズル3の外周上に3次空気ノズル
4が配置される。
微粉炭ノズル2の先端部には、ノズル断面を拡大した微
粉炭ノズルチップ8と、さらにその先端には円環状の保
炎リング9を取り付けるので、微粉炭ノズル2の先端部
の流路形状は、断面の拡大部と縮小部とになる。3次空
気ノズル4は2次空気ノズル3との位置を離し、3次空
気噴流が直進方向に噴出できるよう構成する。
粉炭ノズルチップ8と、さらにその先端には円環状の保
炎リング9を取り付けるので、微粉炭ノズル2の先端部
の流路形状は、断面の拡大部と縮小部とになる。3次空
気ノズル4は2次空気ノズル3との位置を離し、3次空
気噴流が直進方向に噴出できるよう構成する。
2次及び3次空気ノズル3,4は各々旋回発生器6,7
が設置され、2次及び3次空気噴流の旋回強度を調整す
るのに用いられる。また、1次空気、2次空気、3次空
気の各流量は1図示しない装置によって任意に制御され
うる。
が設置され、2次及び3次空気噴流の旋回強度を調整す
るのに用いられる。また、1次空気、2次空気、3次空
気の各流量は1図示しない装置によって任意に制御され
うる。
上記した構成の本発明の微粉炭燃焼用バーナの機能につ
いて第2図を用いて説明する。第2図は、第1図で示し
た微粉炭と搬送空気との混合気の1次噴流と、2次及び
3次空気との混合率を求めた特性図であり、本発明と従
来技術とを併記した。
いて第2図を用いて説明する。第2図は、第1図で示し
た微粉炭と搬送空気との混合気の1次噴流と、2次及び
3次空気との混合率を求めた特性図であり、本発明と従
来技術とを併記した。
微粉炭燃焼時に、1次、噴流にアルゴン(Ar)を注入
し、2次空気にヘリウム(Ha)を注入してトレーサガ
スとし、火炎中心部での各トレーサガスの濃度を分析1
次に1次噴流にアルゴン(Ar)。
し、2次空気にヘリウム(Ha)を注入してトレーサガ
スとし、火炎中心部での各トレーサガスの濃度を分析1
次に1次噴流にアルゴン(Ar)。
3次空気にヘリウム(He)を注入し、火炎中心部の各
トレーサガスの濃度を分析し、この2回の分析結果から
各トレーサガス濃度より下式により混合を評価するため
の標準混合パラメータΦg1を求めた。
トレーサガスの濃度を分析し、この2回の分析結果から
各トレーサガス濃度より下式により混合を評価するため
の標準混合パラメータΦg1を求めた。
Φg1=1−(Unφg x / Q 11φm 、
)式中φgユは火炎内における各測定点のトレーサ濃度
とトレーサの入口濃度より求められる1次噴流の混合指
標を示し、φg1は1次噴流中のトレーサが2次空気及
び3次空気と完全に混合したときの完全混合指標を示す
0式中の標準混合パラメータΦg□が1のとき、φg1
;1となって、トレーサの入口濃度と測定点濃度が等し
く、1次噴流は2次及び3次空気と混合されず、保存さ
れていることを示す。Φg□が0のときは、φgよ;φ
g。
)式中φgユは火炎内における各測定点のトレーサ濃度
とトレーサの入口濃度より求められる1次噴流の混合指
標を示し、φg1は1次噴流中のトレーサが2次空気及
び3次空気と完全に混合したときの完全混合指標を示す
0式中の標準混合パラメータΦg□が1のとき、φg1
;1となって、トレーサの入口濃度と測定点濃度が等し
く、1次噴流は2次及び3次空気と混合されず、保存さ
れていることを示す。Φg□が0のときは、φgよ;φ
g。
となって、1次噴流は2次空気及び3次空気と完全に混
合したことを示す、第2図の横軸は、バーナ面からの流
れ方向距離りと微粉炭ノズル最先端の保炎リング内径d
、(噴出口径)との比を対数で表わし、無次元化したも
のである。また、図中の本発明の微粉炭燃焼用バーナに
よる条件Aは、1次噴流の噴出速度v1が12.6m/
s、1次空気空気比(理論空気量に対する投入した空気
量の比率)λ1=0.16、条件BはV、=:15.2
m/s、λ、=0.21の結果を示す、なお、1次空気
空気比λ、は0.15〜0.25が有効な範囲である。
合したことを示す、第2図の横軸は、バーナ面からの流
れ方向距離りと微粉炭ノズル最先端の保炎リング内径d
、(噴出口径)との比を対数で表わし、無次元化したも
のである。また、図中の本発明の微粉炭燃焼用バーナに
よる条件Aは、1次噴流の噴出速度v1が12.6m/
s、1次空気空気比(理論空気量に対する投入した空気
量の比率)λ1=0.16、条件BはV、=:15.2
m/s、λ、=0.21の結果を示す、なお、1次空気
空気比λ、は0.15〜0.25が有効な範囲である。
また。
従来技術ではV、 = 15 m/s、λ、=0.21
の条件での結果を示す。第1図で示した本発明の微粉炭
燃焼用バーナを用いると、混合パラメータΦg1とff
1n(L/do)の関係は屈曲点を有する直線関係で示
され、バーナに近い上流側では直線の勾配はゆるやかで
あり、屈曲点の後流側においては、直線の勾配が大きく
なる。これに対して従来技術のバーナでは、混合過程が
一つの直線で示され、同一勾配で混合が進む。これらの
直線の勾配は空気の混合速度を表わし、勾配が大きい程
混合速度が大きいことを示す、従来技術では、混合パラ
メータΦg0がQ n(L/d o)=O1すなりちL
=doの距離では、すでに1未満となり、混合が早く、
1次噴流は保存されない。この結果より、本発明のバー
ナを用いると、バーナ近傍では、Qn(L/d、)f’
ql、すなわちL : (2〜3 ) X d 。
の条件での結果を示す。第1図で示した本発明の微粉炭
燃焼用バーナを用いると、混合パラメータΦg1とff
1n(L/do)の関係は屈曲点を有する直線関係で示
され、バーナに近い上流側では直線の勾配はゆるやかで
あり、屈曲点の後流側においては、直線の勾配が大きく
なる。これに対して従来技術のバーナでは、混合過程が
一つの直線で示され、同一勾配で混合が進む。これらの
直線の勾配は空気の混合速度を表わし、勾配が大きい程
混合速度が大きいことを示す、従来技術では、混合パラ
メータΦg0がQ n(L/d o)=O1すなりちL
=doの距離では、すでに1未満となり、混合が早く、
1次噴流は保存されない。この結果より、本発明のバー
ナを用いると、バーナ近傍では、Qn(L/d、)f’
ql、すなわちL : (2〜3 ) X d 。
の距離まで1次噴流は保存され、その後2次及び3次空
気との混合が緩慢に進行し、後流側で急速に混合が促進
されて、従来技術の混合過程と様相が大きく異なってい
るのが特徴である。また第2図で示す本発明の操作条件
A、Bについて比較してみると、A、Bの両条件ともバ
ーナ近傍ではΦg1=1であり、1次噴流は保存されて
いる。混合を開始するとAの条件よりBの条件の方が直
線の勾配が大きいことから、混合速度は速くなっている
。また、Φg0が0となる完全混合位置もA。
気との混合が緩慢に進行し、後流側で急速に混合が促進
されて、従来技術の混合過程と様相が大きく異なってい
るのが特徴である。また第2図で示す本発明の操作条件
A、Bについて比較してみると、A、Bの両条件ともバ
ーナ近傍ではΦg1=1であり、1次噴流は保存されて
いる。混合を開始するとAの条件よりBの条件の方が直
線の勾配が大きいことから、混合速度は速くなっている
。また、Φg0が0となる完全混合位置もA。
Bの条件で異なりA、Bの順に混合が完了している。
しかしながら、本発明のバーナの特徴は、このような操
作条件を変化しても、微粉炭の燃焼過程が1次噴流保存
後に、2段階の混合過程がら成っているのが特徴である
。
作条件を変化しても、微粉炭の燃焼過程が1次噴流保存
後に、2段階の混合過程がら成っているのが特徴である
。
以上は、本発明の微粉炭燃焼用バーナの1次噴流と2次
空気及び3次空気噴流との混合過程について示した。
空気及び3次空気噴流との混合過程について示した。
次に、空気の混合過程の異なる前出の第2図と同条件に
おける火炎内のNOx及び0□濃度の変化について、第
3A、3B図及び第4A〜4C図を用いて説明する。第
3A、3B図は、火炎中心部におけるバーナ面よりガス
流れ方向のNOxと0□濃度変化について、従来技術と
本発明の比較結果を示したものである0図中の従来技術
及び本発明のA、Bは、前出の第2図中の、従来技術及
び本発明のA、Bと同じ操作条件による燃焼時のガス組
成変化を示す。0.濃度は、従来技術及び本発明のバー
ナにおいても、バーナ面で微粉炭の着火により消費され
減少し、バーナ面より約0.5m下流で既に02濃度は
低くなり、低酸素濃度領域が形成される。また、従来技
術、本発明ともに、燃焼開始とともに石炭中のN分の一
部はNOxとして放出されるため、NOxは増加し。
おける火炎内のNOx及び0□濃度の変化について、第
3A、3B図及び第4A〜4C図を用いて説明する。第
3A、3B図は、火炎中心部におけるバーナ面よりガス
流れ方向のNOxと0□濃度変化について、従来技術と
本発明の比較結果を示したものである0図中の従来技術
及び本発明のA、Bは、前出の第2図中の、従来技術及
び本発明のA、Bと同じ操作条件による燃焼時のガス組
成変化を示す。0.濃度は、従来技術及び本発明のバー
ナにおいても、バーナ面で微粉炭の着火により消費され
減少し、バーナ面より約0.5m下流で既に02濃度は
低くなり、低酸素濃度領域が形成される。また、従来技
術、本発明ともに、燃焼開始とともに石炭中のN分の一
部はNOxとして放出されるため、NOxは増加し。
低酸素濃度領域で還元され減少する効果を有している。
しかしながら、本発明と従来技術では異なり1図中のN
Ox濃度は、本発明のバーナを用いたA、Bの条件、次
いで従来技術の順に高くなっている。これは、噴出され
た直後の火炎中心部における微粉炭濃度により大きく左
右されている。
Ox濃度は、本発明のバーナを用いたA、Bの条件、次
いで従来技術の順に高くなっている。これは、噴出され
た直後の火炎中心部における微粉炭濃度により大きく左
右されている。
これを示すデータの一つとして、第4A〜40図に炉内
の02濃度分布を、従来技術と本発明の代表的なA、B
の3条件について比較した結果を示す、第4A図の従来
技術では、本発明の各条件に比べて02=1%以下の低
酸素濃度領域がバーナ面近くに炉径方向に広範囲に形成
されている。これは、微粉炭が噴出直後に火炎中心部よ
り炉径方向に分散して燃焼が進んでいることを示す、第
4B図の本発明のAの条件では、0.=1%以下の領域
がバーナ面より下流に形成され、その領域も狭いが火炎
中心部に存在している。これに対し、第4C図の条件B
では、Aと同様に、火炎中心部に02=1%以下の領域
が形成されているが、その領域は、Aに比べて大きく形
成されている。これら本発明のA、B条件では、火炎中
心部近傍に低03濃度領域が存在することが特徴で、従
来技術のごとく、噴出されてすぐに広範囲に広がらず。
の02濃度分布を、従来技術と本発明の代表的なA、B
の3条件について比較した結果を示す、第4A図の従来
技術では、本発明の各条件に比べて02=1%以下の低
酸素濃度領域がバーナ面近くに炉径方向に広範囲に形成
されている。これは、微粉炭が噴出直後に火炎中心部よ
り炉径方向に分散して燃焼が進んでいることを示す、第
4B図の本発明のAの条件では、0.=1%以下の領域
がバーナ面より下流に形成され、その領域も狭いが火炎
中心部に存在している。これに対し、第4C図の条件B
では、Aと同様に、火炎中心部に02=1%以下の領域
が形成されているが、その領域は、Aに比べて大きく形
成されている。これら本発明のA、B条件では、火炎中
心部近傍に低03濃度領域が存在することが特徴で、従
来技術のごとく、噴出されてすぐに広範囲に広がらず。
微粉炭が火炎中心部に集中し燃焼が進行していることが
わかる。前記したごとく1発生したNOxの還元反応を
促進する上で、低o2濃度領域が不可欠となる。低0□
濃度領域がバーナ面に最も近く形成できるのは好ましい
が、炉径方向に広く形成される従来技術では、第3A図
のNOx濃度変化かられかるように、後流側で排出され
るNOx濃度は本発明のA、Bの操作条件に比べて高く
、微粉炭が分散し燃焼する方法は低NOx効果が小さい
。これに対し、微粉炭を火炎中心に集め、低o2濃度領
域を火炎中心部に形成する本発明の各条件では、排出さ
れるNOx濃度も低く、低NOx効果が大幅に改善され
、NOxの還元効果が大である。
わかる。前記したごとく1発生したNOxの還元反応を
促進する上で、低o2濃度領域が不可欠となる。低0□
濃度領域がバーナ面に最も近く形成できるのは好ましい
が、炉径方向に広く形成される従来技術では、第3A図
のNOx濃度変化かられかるように、後流側で排出され
るNOx濃度は本発明のA、Bの操作条件に比べて高く
、微粉炭が分散し燃焼する方法は低NOx効果が小さい
。これに対し、微粉炭を火炎中心に集め、低o2濃度領
域を火炎中心部に形成する本発明の各条件では、排出さ
れるNOx濃度も低く、低NOx効果が大幅に改善され
、NOxの還元効果が大である。
以上、第3A、3B図で示したNOx、O,濃度変化及
び第4A〜40図で示した0□濃度分布の結果と、前出
の第2図で示した1次噴流と2次及び3次空気の混合過
程とを対比すると、従来技術では、1次噴流がバーナ面
で保存されず、微粉炭を噴出直後に火炎中心部に集中し
て存在させる効果が小さいため1次噴流が噴出後に広が
り、2次及び3次空気と混合しやすくなることを示して
いる。これに対し、本発明のA、Bでは、微粉炭が中心
部に存在することから、1次噴流は広がりが少なく、そ
の結果、2次及び3次空気との混合が制御され、バーナ
近傍では保存される。その後、混合開始してから、混合
が速く進んでいるにもかかわらず、火炎中心部に低0□
濃度領域が形成され、後流まで広がっている。それは、
燃焼が急速に進行しているため、外周より混合してくる
空気中の酸素が急速に消費されていることを示す。また
、チャー中に残留するN分が少なくなるために。
び第4A〜40図で示した0□濃度分布の結果と、前出
の第2図で示した1次噴流と2次及び3次空気の混合過
程とを対比すると、従来技術では、1次噴流がバーナ面
で保存されず、微粉炭を噴出直後に火炎中心部に集中し
て存在させる効果が小さいため1次噴流が噴出後に広が
り、2次及び3次空気と混合しやすくなることを示して
いる。これに対し、本発明のA、Bでは、微粉炭が中心
部に存在することから、1次噴流は広がりが少なく、そ
の結果、2次及び3次空気との混合が制御され、バーナ
近傍では保存される。その後、混合開始してから、混合
が速く進んでいるにもかかわらず、火炎中心部に低0□
濃度領域が形成され、後流まで広がっている。それは、
燃焼が急速に進行しているため、外周より混合してくる
空気中の酸素が急速に消費されていることを示す。また
、チャー中に残留するN分が少なくなるために。
第3A、3B図で示すごとく、後流側でのNOxの再増
加量が少なくなり、その結果排出されるNOx濃度が制
御できるものである。
加量が少なくなり、その結果排出されるNOx濃度が制
御できるものである。
次に、本発明の第1図で示す燃焼用・バーナと従来技術
との微粉炭粒子の燃焼率を比較した。従来技術では、第
2図に示す如く、標準混合パラメータΦg > = O
となる位置、すなわち1次噴流と2次及び3次噴流の混
合が完結する位置が、本発明のいずれの条件よりも後流
側になっている。従って、燃焼を完結するための空気の
供給が遅れる分だけ燃焼率は低下する。従来技術と本発
明とでは、燃焼炉出口(滞溜時間約3秒)で燃焼率を比
較すると、従来技術が97%、本発明では、操作条件A
で98%、操作条件Bで99%であり、低NOx効果の
外に燃焼率向上の効果も持ち合せていることが明らかと
なった(図示せず、) さらに、本発明の一つである微粉炭ノズルの形状とその
作用について、第5図、第6図を用いて説明する。本発
明の燃焼用バーナにおける微粉炭ノズル2の特徴は、上
述のごとく微粉炭ノズルチップ8の断面拡大部と、先端
に設けた保炎リング9を兼ねる断面縮小部を有すること
である。微粉炭と1次空気の混合気13は内径d1の管
状流路から導入され、次に内径d2の断面拡大流路に導
びかれ、混合気13の流線は広がる。次に、その先端の
内径d0の保炎リング9を兼ねる断面縮小部によって、
拡大した混合気13の流線は縮流となり噴出される。こ
の混合気13内の微粉炭は、ガスと異なり慣性力を持つ
ため、ノズル中心部に集中して集る。その微粉炭の慣性
力は粒径の大きいほど大きく、大粒径はどノズル中心部
に多く存在させることができる効果がある。第6図は、
第5図に示した本発明の微粉炭ノズルの特徴を示した模
式図であり、保炎リング9より噴出される高濃度の微粉
炭流15が、保炎リング9の後流側に形成される。保炎
リング9の後流側では、高濃庫の微粉炭流15の外周部
に圧力の低い部分が形成され、1次空気と2次空気の混
合M16が形成され、この混合層16は渦流となって、
保炎リング9の後流側で微粉炭の着火、保炎に効果的に
作用する。保炎リング9によって着火が促進され火炎が
形成されることによって、燃焼性を高めることができる
。このような効果をもたらす微粉炭ノズルの形状は1種
々の検討結果、 d、= (1,1〜1.5)Xd、。
との微粉炭粒子の燃焼率を比較した。従来技術では、第
2図に示す如く、標準混合パラメータΦg > = O
となる位置、すなわち1次噴流と2次及び3次噴流の混
合が完結する位置が、本発明のいずれの条件よりも後流
側になっている。従って、燃焼を完結するための空気の
供給が遅れる分だけ燃焼率は低下する。従来技術と本発
明とでは、燃焼炉出口(滞溜時間約3秒)で燃焼率を比
較すると、従来技術が97%、本発明では、操作条件A
で98%、操作条件Bで99%であり、低NOx効果の
外に燃焼率向上の効果も持ち合せていることが明らかと
なった(図示せず、) さらに、本発明の一つである微粉炭ノズルの形状とその
作用について、第5図、第6図を用いて説明する。本発
明の燃焼用バーナにおける微粉炭ノズル2の特徴は、上
述のごとく微粉炭ノズルチップ8の断面拡大部と、先端
に設けた保炎リング9を兼ねる断面縮小部を有すること
である。微粉炭と1次空気の混合気13は内径d1の管
状流路から導入され、次に内径d2の断面拡大流路に導
びかれ、混合気13の流線は広がる。次に、その先端の
内径d0の保炎リング9を兼ねる断面縮小部によって、
拡大した混合気13の流線は縮流となり噴出される。こ
の混合気13内の微粉炭は、ガスと異なり慣性力を持つ
ため、ノズル中心部に集中して集る。その微粉炭の慣性
力は粒径の大きいほど大きく、大粒径はどノズル中心部
に多く存在させることができる効果がある。第6図は、
第5図に示した本発明の微粉炭ノズルの特徴を示した模
式図であり、保炎リング9より噴出される高濃度の微粉
炭流15が、保炎リング9の後流側に形成される。保炎
リング9の後流側では、高濃庫の微粉炭流15の外周部
に圧力の低い部分が形成され、1次空気と2次空気の混
合M16が形成され、この混合層16は渦流となって、
保炎リング9の後流側で微粉炭の着火、保炎に効果的に
作用する。保炎リング9によって着火が促進され火炎が
形成されることによって、燃焼性を高めることができる
。このような効果をもたらす微粉炭ノズルの形状は1種
々の検討結果、 d、= (1,1〜1.5)Xd、。
Q=(2〜3)Xd、、d、=(0,7〜0.9)Xd
。
。
の関係を満足する形状寸法が好ましいことがわかった。
また、保炎リング9の内口径d0は、微粉炭と1次空気
の混合気13の噴出速度によって決定され、噴出速度V
、=12@/s以上、25m八以下の範囲で決定するこ
とが、微粉炭の着火促進のために効果があることも実験
的に確認している(図示せず)、また断面縮小部を形成
する保炎リング9の形状は円環状が好ましく、従来技術
の如く、スリットあるいは穴をリング上に設けると、こ
れらのスリット流路、環状流路から混合気13の一部が
通り抜ける際、流量にアンバランスを生じるために火炎
が傾き易く、安定した保炎ができなくなる。従って、第
5図に示した本発明の如く、均等に断面を縮小するリン
グ状とするのが火炎を形成する上で最も効果がある。
の混合気13の噴出速度によって決定され、噴出速度V
、=12@/s以上、25m八以下の範囲で決定するこ
とが、微粉炭の着火促進のために効果があることも実験
的に確認している(図示せず)、また断面縮小部を形成
する保炎リング9の形状は円環状が好ましく、従来技術
の如く、スリットあるいは穴をリング上に設けると、こ
れらのスリット流路、環状流路から混合気13の一部が
通り抜ける際、流量にアンバランスを生じるために火炎
が傾き易く、安定した保炎ができなくなる。従って、第
5図に示した本発明の如く、均等に断面を縮小するリン
グ状とするのが火炎を形成する上で最も効果がある。
次に、第2図で示した如く、噴出直後の混合気を保存さ
せるためには、混合気13の流速と、微粉炭ノズル2と
隣接する2次空気ノズル3から噴出する2次空気流速と
が、重要な役割を持つ。両者の流速差が大きい程、両者
の境界面には混合層16が形成され易く、そのために混
合が速くなり、混合気13は保存されにくくなる。両者
の流速比については、混合気13の噴出速度V工と2次
空気の噴出速度v2の関係が、Vよ/V、=1.0〜1
.5の範囲になるような燃焼条件が好ましい。
せるためには、混合気13の流速と、微粉炭ノズル2と
隣接する2次空気ノズル3から噴出する2次空気流速と
が、重要な役割を持つ。両者の流速差が大きい程、両者
の境界面には混合層16が形成され易く、そのために混
合が速くなり、混合気13は保存されにくくなる。両者
の流速比については、混合気13の噴出速度V工と2次
空気の噴出速度v2の関係が、Vよ/V、=1.0〜1
.5の範囲になるような燃焼条件が好ましい。
これにより、第2図で示したように、1次噴流をバーナ
近傍で保存する本発明の混合過程を有する燃焼法が達成
される。さらに低02濃度領域形成後、後流側で3次空
気の混合速度を大きくし、1次噴流と2次及び3次噴流
との混合を完結させるためには、第1図で示したごとく
、2次空気ノズル3と3次空気ノズル4の間にスペーサ
10を設けて、3次空気ノズル4を微粉炭ノズル2より
離し、且つ、3次空気ノズル4の外周部を耐火材11に
よって突出させ、3次空気を旋回流として噴出させるこ
とによって、達成することができる。
近傍で保存する本発明の混合過程を有する燃焼法が達成
される。さらに低02濃度領域形成後、後流側で3次空
気の混合速度を大きくし、1次噴流と2次及び3次噴流
との混合を完結させるためには、第1図で示したごとく
、2次空気ノズル3と3次空気ノズル4の間にスペーサ
10を設けて、3次空気ノズル4を微粉炭ノズル2より
離し、且つ、3次空気ノズル4の外周部を耐火材11に
よって突出させ、3次空気を旋回流として噴出させるこ
とによって、達成することができる。
この効果は、スペーサ10を設けずに2次空気ノズル3
のすぐ外周部に3次空気ノズルを配した従来バーナでは
得られるものではなく、これにより、NOxの低減、燃
焼率向上が大巾に増大した。また燃焼用バーナの燃焼率
の向上により、バーナの大型化を防ぐことができる。
のすぐ外周部に3次空気ノズルを配した従来バーナでは
得られるものではなく、これにより、NOxの低減、燃
焼率向上が大巾に増大した。また燃焼用バーナの燃焼率
の向上により、バーナの大型化を防ぐことができる。
本発明は、以上説明したように達成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
下に記載されるような効果を奏する。
本発明の微粉炭の低NOx燃焼法により、1次噴流を燃
焼用バーナ面近傍で保存させながら微粉炭を着火せしめ
、着火後に緩慢に混合を促進しながら燃焼を進行させ、
しかる後に、急速に混合を促進させて、空気の混合過程
を得ることができるので、容易に燃焼率を高めることが
でき、さらに、火炎中心部に低空気比火炎を形成せしめ
、その火炎中の低02濃度領域によって発生したNOx
の還元反応を進めることができるので、容易にN。
焼用バーナ面近傍で保存させながら微粉炭を着火せしめ
、着火後に緩慢に混合を促進しながら燃焼を進行させ、
しかる後に、急速に混合を促進させて、空気の混合過程
を得ることができるので、容易に燃焼率を高めることが
でき、さらに、火炎中心部に低空気比火炎を形成せしめ
、その火炎中の低02濃度領域によって発生したNOx
の還元反応を進めることができるので、容易にN。
Xを低減することができる。
又、本発明の微粉炭燃焼用バーナにおいても、空気の混
合過程を変化させ1条件を選定すれば、より一層の低N
Ox化、燃焼率の向上が図れる。
合過程を変化させ1条件を選定すれば、より一層の低N
Ox化、燃焼率の向上が図れる。
さらに、微粉炭ノズルの断面拡大部を同心円状にするこ
とにより、また、保炎リングを円環状とすることによっ
ても、さらに、低NOx化、燃焼率の向上が得られる。
とにより、また、保炎リングを円環状とすることによっ
ても、さらに、低NOx化、燃焼率の向上が得られる。
第1図は本発明による微粉炭燃焼用バーナの構成を示す
縦断面図、第2図は微粉炭燃焼用バーナのバーナ先端か
らの距離と標準混合パラメータとの関係を示すグラフ、
第3A図、第3B図は、それぞれバーナ先端からの距離
とNOx濃度、o2濃度との関係を示すグラフ、第4A
〜40図はバーナ先端中心からの縦方向及び横方向の距
離における02濃度分布を示す図、第5図は本発明によ
る微粉炭燃焼バーナの微粉炭ノズルの構造を示す斜視図
、第6図は第5図の微粉炭ノズルの作用を示す模式図で
ある。 2・・・微粉炭ノズル、3・・・2次空気ノズル、4・
・・3次空気ノズル、9・・・保炎リング。 10・・・スペーサ、13・・・混合気、14・・・2
次空気、15・・・微粉炭流、16・・・混合層。
縦断面図、第2図は微粉炭燃焼用バーナのバーナ先端か
らの距離と標準混合パラメータとの関係を示すグラフ、
第3A図、第3B図は、それぞれバーナ先端からの距離
とNOx濃度、o2濃度との関係を示すグラフ、第4A
〜40図はバーナ先端中心からの縦方向及び横方向の距
離における02濃度分布を示す図、第5図は本発明によ
る微粉炭燃焼バーナの微粉炭ノズルの構造を示す斜視図
、第6図は第5図の微粉炭ノズルの作用を示す模式図で
ある。 2・・・微粉炭ノズル、3・・・2次空気ノズル、4・
・・3次空気ノズル、9・・・保炎リング。 10・・・スペーサ、13・・・混合気、14・・・2
次空気、15・・・微粉炭流、16・・・混合層。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、微粉炭を気流搬送する1次空気と、残りの燃焼用空
気を分割して供給する2次空気及び3次空気とを別々の
ノズルで供給して、前記微粉炭を燃焼させる微粉炭の低
NO_x燃焼法において、前記微粉炭の燃焼過程が、 (イ)1次空気と微粉炭との混合気を微粉炭ノズルから
噴出させ、その噴出を、前記微粉炭ノズルの噴出口の内
径寸法以上の距離を、2次及び3次空気との混合を抑制
して保存させた後、2次空気との混合を緩慢に進めて着
火を促進する第1混合過程と、 (ロ)次いで、3次空気との混合を急速に進めて完全燃
焼を行う第2混合過程と、 を経て燃焼を完結することを特徴とする微粉炭の低NO
_x燃焼法。 2、1次空気によって微粉炭を気流搬送し、該微粉炭を
噴出させる微粉炭ノズルと、残りの燃焼用空気を分割し
て前記微粉炭ノズルの外側から供給する2次空気ノズル
及び3次空気ノズルとを備える微粉炭燃焼用バーナにお
いて、前記微粉炭ノズルの先端部に断面拡大部と、その
先端に保炎リングを兼ねた断面縮少部と、前記2次空気
ノズルと前記3次空気ノズルの中間に設けられたスペー
サとを具備したことを特徴とする微粉炭燃焼用バーナ。 3、請求項2において、前記微粉炭ノズルの断面拡大部
が同心円状であることを特徴とする微粉炭燃焼用バーナ
。 4、請求項2において、前記保炎リングが円環状である
ことを特徴とする微粉炭燃焼用バーナ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63084394A JP2649375B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バーナ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63084394A JP2649375B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バーナ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01256708A true JPH01256708A (ja) | 1989-10-13 |
| JP2649375B2 JP2649375B2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13829354
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63084394A Expired - Fee Related JP2649375B2 (ja) | 1988-04-06 | 1988-04-06 | 微粉炭の低NOx燃焼法とその微粉炭燃焼用バーナ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2649375B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU620273B2 (en) * | 1990-03-07 | 1992-02-13 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Pulverized coal burner, pulverized coal boiler and method of burning pulverized coal |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59205506A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | Babcock Hitachi Kk | 微粉炭バ−ナ装置 |
| JPS6387508A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-18 | Babcock Hitachi Kk | 微粉炭点火バ−ナ装置 |
-
1988
- 1988-04-06 JP JP63084394A patent/JP2649375B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59205506A (ja) * | 1983-05-09 | 1984-11-21 | Babcock Hitachi Kk | 微粉炭バ−ナ装置 |
| JPS6387508A (ja) * | 1986-10-01 | 1988-04-18 | Babcock Hitachi Kk | 微粉炭点火バ−ナ装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| AU620273B2 (en) * | 1990-03-07 | 1992-02-13 | Babcock-Hitachi Kabushiki Kaisha | Pulverized coal burner, pulverized coal boiler and method of burning pulverized coal |
| US5231937A (en) * | 1990-03-07 | 1993-08-03 | Hitachi, Ltd. | Pulverized coal burner, pulverized coal boiler and method of burning pulverized coal |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2649375B2 (ja) | 1997-09-03 |
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