JPH0125695B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0125695B2 JPH0125695B2 JP12182881A JP12182881A JPH0125695B2 JP H0125695 B2 JPH0125695 B2 JP H0125695B2 JP 12182881 A JP12182881 A JP 12182881A JP 12182881 A JP12182881 A JP 12182881A JP H0125695 B2 JPH0125695 B2 JP H0125695B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- film
- stretching
- temperature
- heat treatment
- stretched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C55/00—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
- B29C55/02—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
- B29C55/10—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial
- B29C55/12—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial
- B29C55/14—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial successively
- B29C55/143—Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets multiaxial biaxial successively firstly parallel to the direction of feed and then transversely thereto
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C71/00—After-treatment of articles without altering their shape; Apparatus therefor
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29K—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
- B29K2067/00—Use of polyesters or derivatives thereof, as moulding material
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
本発明は逐次二軸延伸と多段熱処理とによるポ
リエステルフイルムの製造方法に関する。更に詳
細にはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン2−6ナフタレート等の熱可塑性ポリエステル
からなる二軸延伸フイルムの幅方向の物性が均一
となる改良された製造方法に関する。 ポリエステル二軸延伸フイルムは種々の工業用
途に供せられているが、なかでも写真・製図・磁
気デイスク等の用途では縦横両方向の物性、殊に
線膨張率湿度膨張率、熱収縮率がバランスしてい
ることが望まれる。また製品フイルムのいかなる
部分も均質であることが望まれる。 しかるに、通常の逐次二軸延伸方法、すなわち
縦延伸に続いてテンター法横延伸を施す方法にお
いて、製品フイルムの幅方向の物性を均一にする
ことは極めて困難であつた。この理由はテンター
内においてフイルムの両側端は把持されており、
横延伸に伴う縦方向の収縮応力はクリツプによつ
て拘束されているものの、フイルム中央部は比較
的拘束力が弱い。この結果として、上記収縮応力
によつて中央部分の延伸配向が時間的、位置的に
遅れてくる。横延伸の前にフイルム面上に幅方向
に直線を仮想的に描いたとすると、横延伸の際に
はこの直線はフイルム進行方向に向つて凹形の曲
線となる。この現象はボーイングと称されるもの
であつて、このボーイングによつて、フイルムは
幅方向において、中央部分と両側部とに物性差
(不均一性:殊に線膨張率、湿度膨張率、熱収縮
率の不均一性)を生ずる原因となつている。フイ
ルム中央部の諸物性を縦横方向にバランスさせた
場合、フイルム側端部ではボーイング線に対して
更に縦方向に傾斜した配向主軸ができ、この主軸
方向の温度膨張率、湿度膨張率は小さくなり、主
軸と直角方向の各々の値は大きくなる。 このような幅方向の物性差を解消するためいく
つかの方法が提案されている。しかし、いずれも
満足できる段階に到らない。例えば、特公昭37−
1588号公報には横延伸−縦延伸の方法を開示して
いるが本質的な対策とはなつていない。特開昭56
−73978号公報には横延伸工程と熱処理工程との
間にニツプロールを用いる方法が提案されている
が、フイルムに表面傷が発生する傾向があるの
で、別な問題が新たに生じている。同時二軸延伸
では、このボーイング現象は解消できるものの
(特開昭54−137076号公報)、逐次二軸延伸法には
適用できない。 本発明者は、二軸延伸の条件と熱処理の条件と
を組合せることによつて、ボーイング現象が実害
がない程度にまで減少できることを見い出し、本
発明に到達できたものである。 即ち、本発明は、熱可塑性ポリエステルフイル
ムに逐次二軸延伸と熱処理とを施すに際し、 (a) 実質的に非晶性のポリエステル未延伸フイル
ムをその長手方向に3.0〜4.0倍の範囲の延伸倍
率で一軸延伸し、一軸延伸後のフイルムの結晶
化度を0.2〜0.3の範囲となし、 (b) 該一軸延伸フイルムをガラス転移温度以上の
温度域で3.0〜4.0倍の延伸倍率であつてかつ長
手方向の延伸倍率に対し0.83〜1.43倍となるよ
うな延伸倍率を選んで幅方向に延伸を施し、 (c) 次いで二軸延伸フイルムをガラス転移温度以
下に冷却し、 (d) 該フイルムを200〜240℃の範囲の温度T1で
第一段熱処理し、 (e) 引続いて第二段熱処理域において該フイルム
を温度T2において1〜20%幅方向に伸張させ
(但しT1≧T2>T3の条件の温度T2を選択す
る)、 (f) 更に第三段熱処理域において該フイルムを
100〜200℃の温度範囲の温度T3に保持する ことからなる熱可塑性ポリエステルフイルムの製
造法である。 本発明を説明する。 実質的に非晶性のポリエステルとは、製膜キヤ
ステングによつて結晶化度が0.2未満、好ましく
は0.05以下の未延伸シートが得られる状態のもの
を指す。本発明では、熱可塑性ポリエステルとし
て、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レンジカルボキシレート等が適用できる。勿論結
晶性がやや低い共重合ポリエステルも包含され、
上記のポリエステルには15重量%以下の有機又は
無機化合物や他の重合体を添加したものであつて
も、本発明の主旨であるボーイング現象を抑制で
きる組成物フイルムを包含する。 長手方向の延伸条件として、延伸倍率は3.0〜
4.0倍の範囲であることが必須であり、延伸温度
と延伸速度とは、分子の配向性に伴う結晶化度が
0.2〜0.3の範囲となる条件を選択する必要があ
る。 ここに、結晶化度は(1)式で示される。 0.30>ρx−ρmin/ρmax−ρmin>0.20……(1)
式 (但し、ρx:縦延伸後の密度 ρmax:完全結晶化したときの理論密度 ρmin:完全アモルフアスのときの密度) 縦延伸においては(1)式の範囲を守るべきであ
り、縦延伸後の密度が大きくて(1)式から逸脱する
と横延伸工程で切断しやすく、縦延伸後の密度が
小となつて(1)式を逸脱すると、前記ボーイグの減
少効果は小さくなる。ポリエチレンテレフタレー
トの場合、縦延伸後の好適な密度範囲はρmax=
1.457、ρmin=1.335として1.372>ρx>1.359であ
る。無機添加剤を含む場合、それを除いて比重計
算するべきことは当然である。吸熱性顔料を含む
樹脂は該好適範囲を容易に得ることができる。 次に横方向(幅方向)の延伸倍率は3.0〜4.0の
範囲であつて、かつ縦延伸倍率/横延伸倍率の比
率が0.7〜1.2の範囲(横延伸倍率/縦延伸倍率の
比率は1.43〜0.83となる)とする。この延伸倍率
の比率の範囲にあると、フイルムは縦横方向にバ
ランスした機械的、熱的性質を呈するとともに、
その絶対値も高く優れた特性が発現できる。そし
て、フイルム幅方向における均質性も維持でき
る。二軸延伸が完了したフイルムは直ちにガラス
転移温度以下に一旦冷却される。二軸配向された
状態が凍結されことは、本発明の場合重要とな
る。もしガラス転移温度以上の温度域でフイルム
を放置するとその段階でボーイングが発生して不
均質化が避けられない。 フイルムの熱処理は少くとも三段階の熱処理区
間において施される。 熱処理区間については3区間について各条件が
特定されなければならない。4区間以上の熱処理
区間を有するテンターであつても、本発明の順序
に従つて熱処理と幅方向の再伸長が施される限
り、本発明の範囲を逸脱するものではない。すな
はち横延伸後一旦使用樹脂のガラス転移温度以下
に雰囲気温度を下げた区間を好ましくは0.2秒以
上かかつて通過する工程と、その後1%〜20%の
範囲で再び横方向に伸長する工程と、その後の温
度をそれまでの最高温度を超えないようにする工
程を含むこと等が肝要である。それらの工程の間
に、別に規制した条件を挿入しても前記幅方向物
性差を減ずる効果(均質化効果)を損わない限
り、本発明の範囲に含まれる。本発明の工程の後
に更にトーイン(テンターレール幅の先を狭くす
ること;弛緩処理)あるいはクリツプから離した
後縦方向にフイルムを弛緩処理することが必要に
応じて可能である。 本発明にいう横延伸後のガラス転移温度以下へ
の冷却は横延伸段階におけるボーイングを防止す
る。横延伸において発生する縦方向の収縮応力に
よつて発生するボーイングを阻止するためには延
伸後のフイルム温度を低くし、移動度、変形性を
小さくしておくのが効果的である。 次にクリツプでフイルムを把持したまま熱処理
するとき凍結されていた縦方向の収縮応力の作用
でボーイングが発生し易いが、本発明の如く、ト
ーアウト区間の前段階の温度を高くすることによ
つてその部分のフイルムが緩和されやすく、トー
アウトで付加される縦方向の収縮応力によつてボ
ーイング量は逆に小さくなる傾向がある。このト
ーアウト処理により横方向の熱収縮率は幾分大き
くなる傾向があるが、必要に応じてその後の熱処
理区間でトーイン(横方向のクリツプレール幅の
先狭り;横弛緩処理)を加える等の手段によつて
解決することができる。 次に実施例によつて更に説明する。 実施例 1 ポリエチレンテレフタレートを溶融し、ダイス
リツトから押出して急冷ドラム上にフイルム状に
成形した後、周速度の異なるロール間にあるフイ
ルムを炭化珪素発熱体で強熱し、延伸後密度を
1.362に保持しつつ3.6倍に縦方向に延伸し、90℃
の温度で横方向に3.5倍延伸して二軸延伸フイル
ムとした。先ずフイルムに冷風を吹きつけて横延
伸直後のフイルム表面温度を一旦60℃とし、次に
230℃(T1)の雰囲気下で熱処理し、更に215℃
(T2)の雰囲気下に導き、10%横方向に再延伸処
理をしたのち100℃(T3)の雰囲気下で3%横方
向に収縮させながら第三段熱処理を施して、フイ
ルムからクリツプをはずして75μの二軸延伸フイ
ルムを得た。 比較例 1 実施例1において、縦延伸後の密度が1−357
となるように赤外線ヒーター強度を低下させる以
外は実施例1と同様にして75μの二軸延伸フイル
ムを得た。 比較例 2 実施例1において横延伸後の冷却をやめ、T2
の雰囲気下における横再延伸を施すことなく横延
伸倍率を3.8倍として二軸延伸フイルムを得た。 比較例 3 比較例1の縦延伸条件で縦延伸したフイルムを
比較例2の條件で横延伸熱処理して75μの二軸延
伸フイルムを得た。 これらの物性を比較すると下表の通りであつ
た。
リエステルフイルムの製造方法に関する。更に詳
細にはポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ン2−6ナフタレート等の熱可塑性ポリエステル
からなる二軸延伸フイルムの幅方向の物性が均一
となる改良された製造方法に関する。 ポリエステル二軸延伸フイルムは種々の工業用
途に供せられているが、なかでも写真・製図・磁
気デイスク等の用途では縦横両方向の物性、殊に
線膨張率湿度膨張率、熱収縮率がバランスしてい
ることが望まれる。また製品フイルムのいかなる
部分も均質であることが望まれる。 しかるに、通常の逐次二軸延伸方法、すなわち
縦延伸に続いてテンター法横延伸を施す方法にお
いて、製品フイルムの幅方向の物性を均一にする
ことは極めて困難であつた。この理由はテンター
内においてフイルムの両側端は把持されており、
横延伸に伴う縦方向の収縮応力はクリツプによつ
て拘束されているものの、フイルム中央部は比較
的拘束力が弱い。この結果として、上記収縮応力
によつて中央部分の延伸配向が時間的、位置的に
遅れてくる。横延伸の前にフイルム面上に幅方向
に直線を仮想的に描いたとすると、横延伸の際に
はこの直線はフイルム進行方向に向つて凹形の曲
線となる。この現象はボーイングと称されるもの
であつて、このボーイングによつて、フイルムは
幅方向において、中央部分と両側部とに物性差
(不均一性:殊に線膨張率、湿度膨張率、熱収縮
率の不均一性)を生ずる原因となつている。フイ
ルム中央部の諸物性を縦横方向にバランスさせた
場合、フイルム側端部ではボーイング線に対して
更に縦方向に傾斜した配向主軸ができ、この主軸
方向の温度膨張率、湿度膨張率は小さくなり、主
軸と直角方向の各々の値は大きくなる。 このような幅方向の物性差を解消するためいく
つかの方法が提案されている。しかし、いずれも
満足できる段階に到らない。例えば、特公昭37−
1588号公報には横延伸−縦延伸の方法を開示して
いるが本質的な対策とはなつていない。特開昭56
−73978号公報には横延伸工程と熱処理工程との
間にニツプロールを用いる方法が提案されている
が、フイルムに表面傷が発生する傾向があるの
で、別な問題が新たに生じている。同時二軸延伸
では、このボーイング現象は解消できるものの
(特開昭54−137076号公報)、逐次二軸延伸法には
適用できない。 本発明者は、二軸延伸の条件と熱処理の条件と
を組合せることによつて、ボーイング現象が実害
がない程度にまで減少できることを見い出し、本
発明に到達できたものである。 即ち、本発明は、熱可塑性ポリエステルフイル
ムに逐次二軸延伸と熱処理とを施すに際し、 (a) 実質的に非晶性のポリエステル未延伸フイル
ムをその長手方向に3.0〜4.0倍の範囲の延伸倍
率で一軸延伸し、一軸延伸後のフイルムの結晶
化度を0.2〜0.3の範囲となし、 (b) 該一軸延伸フイルムをガラス転移温度以上の
温度域で3.0〜4.0倍の延伸倍率であつてかつ長
手方向の延伸倍率に対し0.83〜1.43倍となるよ
うな延伸倍率を選んで幅方向に延伸を施し、 (c) 次いで二軸延伸フイルムをガラス転移温度以
下に冷却し、 (d) 該フイルムを200〜240℃の範囲の温度T1で
第一段熱処理し、 (e) 引続いて第二段熱処理域において該フイルム
を温度T2において1〜20%幅方向に伸張させ
(但しT1≧T2>T3の条件の温度T2を選択す
る)、 (f) 更に第三段熱処理域において該フイルムを
100〜200℃の温度範囲の温度T3に保持する ことからなる熱可塑性ポリエステルフイルムの製
造法である。 本発明を説明する。 実質的に非晶性のポリエステルとは、製膜キヤ
ステングによつて結晶化度が0.2未満、好ましく
は0.05以下の未延伸シートが得られる状態のもの
を指す。本発明では、熱可塑性ポリエステルとし
て、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレン
テレフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタ
レンジカルボキシレート等が適用できる。勿論結
晶性がやや低い共重合ポリエステルも包含され、
上記のポリエステルには15重量%以下の有機又は
無機化合物や他の重合体を添加したものであつて
も、本発明の主旨であるボーイング現象を抑制で
きる組成物フイルムを包含する。 長手方向の延伸条件として、延伸倍率は3.0〜
4.0倍の範囲であることが必須であり、延伸温度
と延伸速度とは、分子の配向性に伴う結晶化度が
0.2〜0.3の範囲となる条件を選択する必要があ
る。 ここに、結晶化度は(1)式で示される。 0.30>ρx−ρmin/ρmax−ρmin>0.20……(1)
式 (但し、ρx:縦延伸後の密度 ρmax:完全結晶化したときの理論密度 ρmin:完全アモルフアスのときの密度) 縦延伸においては(1)式の範囲を守るべきであ
り、縦延伸後の密度が大きくて(1)式から逸脱する
と横延伸工程で切断しやすく、縦延伸後の密度が
小となつて(1)式を逸脱すると、前記ボーイグの減
少効果は小さくなる。ポリエチレンテレフタレー
トの場合、縦延伸後の好適な密度範囲はρmax=
1.457、ρmin=1.335として1.372>ρx>1.359であ
る。無機添加剤を含む場合、それを除いて比重計
算するべきことは当然である。吸熱性顔料を含む
樹脂は該好適範囲を容易に得ることができる。 次に横方向(幅方向)の延伸倍率は3.0〜4.0の
範囲であつて、かつ縦延伸倍率/横延伸倍率の比
率が0.7〜1.2の範囲(横延伸倍率/縦延伸倍率の
比率は1.43〜0.83となる)とする。この延伸倍率
の比率の範囲にあると、フイルムは縦横方向にバ
ランスした機械的、熱的性質を呈するとともに、
その絶対値も高く優れた特性が発現できる。そし
て、フイルム幅方向における均質性も維持でき
る。二軸延伸が完了したフイルムは直ちにガラス
転移温度以下に一旦冷却される。二軸配向された
状態が凍結されことは、本発明の場合重要とな
る。もしガラス転移温度以上の温度域でフイルム
を放置するとその段階でボーイングが発生して不
均質化が避けられない。 フイルムの熱処理は少くとも三段階の熱処理区
間において施される。 熱処理区間については3区間について各条件が
特定されなければならない。4区間以上の熱処理
区間を有するテンターであつても、本発明の順序
に従つて熱処理と幅方向の再伸長が施される限
り、本発明の範囲を逸脱するものではない。すな
はち横延伸後一旦使用樹脂のガラス転移温度以下
に雰囲気温度を下げた区間を好ましくは0.2秒以
上かかつて通過する工程と、その後1%〜20%の
範囲で再び横方向に伸長する工程と、その後の温
度をそれまでの最高温度を超えないようにする工
程を含むこと等が肝要である。それらの工程の間
に、別に規制した条件を挿入しても前記幅方向物
性差を減ずる効果(均質化効果)を損わない限
り、本発明の範囲に含まれる。本発明の工程の後
に更にトーイン(テンターレール幅の先を狭くす
ること;弛緩処理)あるいはクリツプから離した
後縦方向にフイルムを弛緩処理することが必要に
応じて可能である。 本発明にいう横延伸後のガラス転移温度以下へ
の冷却は横延伸段階におけるボーイングを防止す
る。横延伸において発生する縦方向の収縮応力に
よつて発生するボーイングを阻止するためには延
伸後のフイルム温度を低くし、移動度、変形性を
小さくしておくのが効果的である。 次にクリツプでフイルムを把持したまま熱処理
するとき凍結されていた縦方向の収縮応力の作用
でボーイングが発生し易いが、本発明の如く、ト
ーアウト区間の前段階の温度を高くすることによ
つてその部分のフイルムが緩和されやすく、トー
アウトで付加される縦方向の収縮応力によつてボ
ーイング量は逆に小さくなる傾向がある。このト
ーアウト処理により横方向の熱収縮率は幾分大き
くなる傾向があるが、必要に応じてその後の熱処
理区間でトーイン(横方向のクリツプレール幅の
先狭り;横弛緩処理)を加える等の手段によつて
解決することができる。 次に実施例によつて更に説明する。 実施例 1 ポリエチレンテレフタレートを溶融し、ダイス
リツトから押出して急冷ドラム上にフイルム状に
成形した後、周速度の異なるロール間にあるフイ
ルムを炭化珪素発熱体で強熱し、延伸後密度を
1.362に保持しつつ3.6倍に縦方向に延伸し、90℃
の温度で横方向に3.5倍延伸して二軸延伸フイル
ムとした。先ずフイルムに冷風を吹きつけて横延
伸直後のフイルム表面温度を一旦60℃とし、次に
230℃(T1)の雰囲気下で熱処理し、更に215℃
(T2)の雰囲気下に導き、10%横方向に再延伸処
理をしたのち100℃(T3)の雰囲気下で3%横方
向に収縮させながら第三段熱処理を施して、フイ
ルムからクリツプをはずして75μの二軸延伸フイ
ルムを得た。 比較例 1 実施例1において、縦延伸後の密度が1−357
となるように赤外線ヒーター強度を低下させる以
外は実施例1と同様にして75μの二軸延伸フイル
ムを得た。 比較例 2 実施例1において横延伸後の冷却をやめ、T2
の雰囲気下における横再延伸を施すことなく横延
伸倍率を3.8倍として二軸延伸フイルムを得た。 比較例 3 比較例1の縦延伸条件で縦延伸したフイルムを
比較例2の條件で横延伸熱処理して75μの二軸延
伸フイルムを得た。 これらの物性を比較すると下表の通りであつ
た。
【表】
この結果から本発明の方法はボーイング防止効
と物性の均一性を示すことが明かとなつた。
と物性の均一性を示すことが明かとなつた。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 二軸延伸及び熱処理を施して熱可塑性ポリエ
ステルフイルムを製造するに際し、 実質的に非晶性のポリエステル未延伸フイルム
をその長手方向に3.0〜4.0倍の範囲の延伸倍率で
一軸延伸し、一軸延伸後のフイルムの結晶化度を
0.2〜0.3の範囲となし、該一軸延伸フイルムをガ
ラス転移温度以上の温度域で3.0〜4.0倍の延伸倍
率であつてかつ長手方向の延伸倍率に対し0.83〜
1.43倍となるような延伸倍率を選んで幅方向に延
伸を施し、次いで二軸延伸フイルムをガラス転移
温度以下に冷却し、該フイルムを200〜240℃の範
囲の温度T1で第一段熱処理し、引続いて第二段
熱処理域において該フイルムを温度T2において
1〜20%幅方向に伸張させ(但しT1≧T2>T3の
条件の温度T2を選択する)、更に第三段熱処理域
において該フイルムを100〜200℃の温度範囲の温
度T3に保持することからなる熱可塑性ポリエス
テルフイルムの製造法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12182881A JPS5824418A (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 熱可塑性ポリエステルフイルムの製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12182881A JPS5824418A (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 熱可塑性ポリエステルフイルムの製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5824418A JPS5824418A (ja) | 1983-02-14 |
| JPH0125695B2 true JPH0125695B2 (ja) | 1989-05-18 |
Family
ID=14820927
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12182881A Granted JPS5824418A (ja) | 1981-08-05 | 1981-08-05 | 熱可塑性ポリエステルフイルムの製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5824418A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002172694A (ja) * | 2000-12-05 | 2002-06-18 | Toray Ind Inc | ニ軸配向ポリエステルフィルム及びその製造方法 |
| WO2005023521A1 (ja) * | 2003-09-02 | 2005-03-17 | Toyo Boseki Kabushiki Kaisha | 成型用ポリエステルフィルム |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR960013068B1 (ko) * | 1989-10-16 | 1996-09-30 | 도오요오 보오세끼 가부시끼가이샤 | 열가소성 수지필름 및 그의 제조방법 |
| JP2841755B2 (ja) * | 1990-06-29 | 1998-12-24 | 東洋紡績株式会社 | ポリアミド系フイルム及びその製造方法 |
| KR100448035B1 (ko) * | 1997-12-11 | 2004-09-08 | 데이진 가부시키가이샤 | 이축배향 폴리에스테르 필름 |
| JP3765681B2 (ja) * | 1998-12-18 | 2006-04-12 | 富士写真フイルム株式会社 | ポリエステルフィルムの製造方法 |
| JP2005254812A (ja) * | 2004-02-12 | 2005-09-22 | Nippon Zeon Co Ltd | 熱可塑性ノルボルネン系樹脂からなる延伸フィルムの製造方法及び位相差フィルム |
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1981
- 1981-08-05 JP JP12182881A patent/JPS5824418A/ja active Granted
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5824418A (ja) | 1983-02-14 |
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