JPH0125747B2 - - Google Patents
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- JPH0125747B2 JPH0125747B2 JP55035678A JP3567880A JPH0125747B2 JP H0125747 B2 JPH0125747 B2 JP H0125747B2 JP 55035678 A JP55035678 A JP 55035678A JP 3567880 A JP3567880 A JP 3567880A JP H0125747 B2 JPH0125747 B2 JP H0125747B2
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- Japan
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- maleic anhydride
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- gas
- line
- acid
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/42—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C51/00—Preparation of carboxylic acids or their salts, halides or anhydrides
- C07C51/54—Preparation of carboxylic acid anhydrides
- C07C51/573—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Furan Compounds (AREA)
- Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
無水マレイン酸を、ベンゼンまたは、稀にでは
あるが、n−ブタン、ブテンその他のC4留分の
接触的酸化により製造することは知られている。
既知の方法に従えば、生成した無水マレイン酸の
回収は下記の方法によつている。すなわち、まず
ガスを55〜60℃に冷却する。この温度は、無水マ
レイン酸の露点温度よりは低く、水(反応副生物
の一種である)の露点温度よりは高い。従つて、
生成した無水マレイン酸の約50−60%がプロセス
ガスから凝縮する。凝縮温度を低くするほど、ガ
ス中に含まれていた水のより多くが、無水マレイ
ン酸の凝縮に際してマレイン酸を形成し、固定さ
れる。マレイン酸の生成は望ましくない。という
のは、この物質は固体であつて溶融した無水マレ
イン酸中にほとんど溶解しないため、無水マレイ
ン酸を輸送する装置内でスケールを形成して閉塞
を起す傾向があり、プラントの性能と収量を低下
させるからである。
あるが、n−ブタン、ブテンその他のC4留分の
接触的酸化により製造することは知られている。
既知の方法に従えば、生成した無水マレイン酸の
回収は下記の方法によつている。すなわち、まず
ガスを55〜60℃に冷却する。この温度は、無水マ
レイン酸の露点温度よりは低く、水(反応副生物
の一種である)の露点温度よりは高い。従つて、
生成した無水マレイン酸の約50−60%がプロセス
ガスから凝縮する。凝縮温度を低くするほど、ガ
ス中に含まれていた水のより多くが、無水マレイ
ン酸の凝縮に際してマレイン酸を形成し、固定さ
れる。マレイン酸の生成は望ましくない。という
のは、この物質は固体であつて溶融した無水マレ
イン酸中にほとんど溶解しないため、無水マレイ
ン酸を輸送する装置内でスケールを形成して閉塞
を起す傾向があり、プラントの性能と収量を低下
させるからである。
凝縮しなかつた無水マレイン酸は、ガスの水洗
によりマレイン酸として得られる。
によりマレイン酸として得られる。
このマレイン酸は、続いて脱水処理によつて無
水マレイン酸を再生しなければならない。
水マレイン酸を再生しなければならない。
上記の脱水工程においては、マレイン酸の異性
化によるフマール酸の生成など望ましくない反応
が起り、それに応じて有用な製品のロスが生じ
る。
化によるフマール酸の生成など望ましくない反応
が起り、それに応じて有用な製品のロスが生じ
る。
アメリカ特許No.3891680には、前記のガスのス
クラツビング操作を、フタル酸とC4−C8アルコ
ールとのエステルを用いて行なうことが記載され
ている。ドイツ特許出願公開No.2444824によれば、
ジベンジルベンゼンをスクラツビング用液体とし
て使用する。またイギリス特許明細書No.1443411
には、スクラツビングにポリメチルベンゾフエノ
ンを利用することの開示がある。ところがこれら
の方法は、たとえば使用するスクラツビング用液
体とくにフタル酸エステルの安定度が低く、失な
われた液体の補充に費用がかかるとか、ポリメチ
ルベンゾフエノンの場合はその価格が高いとか、
さらにはポリメチルベンゾフエノンもジベンジル
ベンゼンも室温では固体である、といつた重大な
欠点がある。
クラツビング操作を、フタル酸とC4−C8アルコ
ールとのエステルを用いて行なうことが記載され
ている。ドイツ特許出願公開No.2444824によれば、
ジベンジルベンゼンをスクラツビング用液体とし
て使用する。またイギリス特許明細書No.1443411
には、スクラツビングにポリメチルベンゾフエノ
ンを利用することの開示がある。ところがこれら
の方法は、たとえば使用するスクラツビング用液
体とくにフタル酸エステルの安定度が低く、失な
われた液体の補充に費用がかかるとか、ポリメチ
ルベンゾフエノンの場合はその価格が高いとか、
さらにはポリメチルベンゾフエノンもジベンジル
ベンゼンも室温では固体である、といつた重大な
欠点がある。
本発明の目的は、上述のような欠点のない、無
水マレイン酸に対する溶媒であるスクラツビング
用液体を提供することにある。
水マレイン酸に対する溶媒であるスクラツビング
用液体を提供することにある。
本発明においては、溶媒として、ヘキサヒドロ
フタル酸、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラ
ヒドロフタル酸またはメチルヘキサヒドロフタル
酸のジアルキルエステルであつて、各アルキル基
の炭素原子数が4〜8であるものを用いることを
特徴とする。
フタル酸、テトラヒドロフタル酸、メチルテトラ
ヒドロフタル酸またはメチルヘキサヒドロフタル
酸のジアルキルエステルであつて、各アルキル基
の炭素原子数が4〜8であるものを用いることを
特徴とする。
本発明に従う溶媒の使用は、プロセスガスとし
てn−ブタンの気相における接触的酸化の反応ガ
スを用いる場合に、とくに有利である。というの
は、反応後のガス中の水含有量が、この場合は他
のプロセスたとえばベンゼンからの無水マレイン
酸製造におけるよりも、はるかに多いからであ
る。事実、n−ブタンからのプロセスでは、無水
マレイン酸のわずか30−35%が部分的凝縮により
取得されるだけで、残りの65−70%は水でマレイ
ン酸の形にして回収しなければならない。このマ
レイン酸は、多大のエネルギー消費と収率の低下
をしのんで水から分離し、かつ無水マレイン酸に
脱水しなければならない。
てn−ブタンの気相における接触的酸化の反応ガ
スを用いる場合に、とくに有利である。というの
は、反応後のガス中の水含有量が、この場合は他
のプロセスたとえばベンゼンからの無水マレイン
酸製造におけるよりも、はるかに多いからであ
る。事実、n−ブタンからのプロセスでは、無水
マレイン酸のわずか30−35%が部分的凝縮により
取得されるだけで、残りの65−70%は水でマレイ
ン酸の形にして回収しなければならない。このマ
レイン酸は、多大のエネルギー消費と収率の低下
をしのんで水から分離し、かつ無水マレイン酸に
脱水しなければならない。
本発明の方法は、それ自身は既知の装置を用い
て実施できる。反応により生じたプロセスガス
は、まず部分的凝縮操作を行なうことができる。
部分的に凝縮した、またはしないプロセスガス
は、少なくとも1本のスクラツバーに導入する。
スクラツバーは、たとえばトレイ塔や、ラシヒリ
ングを充填した塔であつてもよい。
て実施できる。反応により生じたプロセスガス
は、まず部分的凝縮操作を行なうことができる。
部分的に凝縮した、またはしないプロセスガス
は、少なくとも1本のスクラツバーに導入する。
スクラツバーは、たとえばトレイ塔や、ラシヒリ
ングを充填した塔であつてもよい。
プロセスガスは第一の塔に導入され、そこでは
ガスの流れに対して溶媒が向流的に流下し、無水
マレイン酸を溶解含有する。ガスの温度および無
水マレイン酸含有量はそれに伴つて低下し、その
間に溶媒はさらに多くの無水マレイン酸に富むよ
うになる。このようにして、第一の塔に他の塔を
続けて用いることができる。無水マレイン酸を吸
収できる限界は、反応ガス中の水分の露点により
決定される。
ガスの流れに対して溶媒が向流的に流下し、無水
マレイン酸を溶解含有する。ガスの温度および無
水マレイン酸含有量はそれに伴つて低下し、その
間に溶媒はさらに多くの無水マレイン酸に富むよ
うになる。このようにして、第一の塔に他の塔を
続けて用いることができる。無水マレイン酸を吸
収できる限界は、反応ガス中の水分の露点により
決定される。
プロセスガス中に含まれている無水マレイン酸
の98%以上を、認め得るほどのマレイン酸の生成
を伴わずに、スクラツビングにより回収できる。
の98%以上を、認め得るほどのマレイン酸の生成
を伴わずに、スクラツビングにより回収できる。
溶媒中に10−30重量%の無水マレイン酸を含有
するこの混合物は、分別蒸留にかける。無水マレ
イン酸は塔頂から留出し、塔底に残る高沸点の溶
媒は吸収塔に循環再使用する。
するこの混合物は、分別蒸留にかける。無水マレ
イン酸は塔頂から留出し、塔底に残る高沸点の溶
媒は吸収塔に循環再使用する。
本発明で用いる溶媒は、下記のような利点を有
する。すなわち、それらは室温において液体であ
つて、その粘度は比較的低い。たとえば既知のポ
リメチルベンゾフエノンやジベンジルベンゼン
は、融点は比較的低いとはいえ、室温では固体で
ある。また本発明に従う溶媒は、高い沸点を示
す。従つて、プロセスガスからの無水マレイン酸
の吸収を行なう温度において、その蒸気圧はごく
低い。経済的にみて、この事実はガスの飽和によ
つてひきおこされる溶媒のロスを無視できる値に
減少させる。
する。すなわち、それらは室温において液体であ
つて、その粘度は比較的低い。たとえば既知のポ
リメチルベンゾフエノンやジベンジルベンゼン
は、融点は比較的低いとはいえ、室温では固体で
ある。また本発明に従う溶媒は、高い沸点を示
す。従つて、プロセスガスからの無水マレイン酸
の吸収を行なう温度において、その蒸気圧はごく
低い。経済的にみて、この事実はガスの飽和によ
つてひきおこされる溶媒のロスを無視できる値に
減少させる。
本発明で用いる溶媒は、高度の化学的な安定性
を有する。無水マレイン酸の吸収に使用したの
ち、蒸留により分離して、吸収操作に何回も使用
できる。フタル酸エステル類、たとえば前記のア
メリカ特許No.3891680により知られるようなもの
は、絶えずロスを生じるので補充しなければなら
ない。
を有する。無水マレイン酸の吸収に使用したの
ち、蒸留により分離して、吸収操作に何回も使用
できる。フタル酸エステル類、たとえば前記のア
メリカ特許No.3891680により知られるようなもの
は、絶えずロスを生じるので補充しなければなら
ない。
最後に、本発明の溶媒の水に対する親和性は、
実質上無視できる程度である。それゆえ、マレイ
ン酸の生成は問題にならない量に止まる。
実質上無視できる程度である。それゆえ、マレイ
ン酸の生成は問題にならない量に止まる。
実施例 1
n−ブタンの無水マレイン酸への接触的酸化に
より生じたガスであつて、100Kg中に2.65Kgの無
水マレイン酸と4.8Kgの水を含有するものを、第
1図に示したフローダイアグラムの、2本の塔か
らなる吸収装置に供給した。
より生じたガスであつて、100Kg中に2.65Kgの無
水マレイン酸と4.8Kgの水を含有するものを、第
1図に示したフローダイアグラムの、2本の塔か
らなる吸収装置に供給した。
ガスは、ライン1から第一吸収塔C1に80℃の
温度で入り、その中でジブチル−ヘキサヒドロフ
タレートを用いた向流式のスクラツビングを80℃
で受けた。塔C1を出たガスは60℃に冷却され
(図示してない熱交換器により)、ライン2から第
二の吸収塔C2に60℃で入つた。塔C2中で、こ
のガスは再度ジブチル−ヘキサヒドロフタレート
によるスクラツビングを受け、ライン3からこの
塔を離れるときのその中の無水マレイン酸含有量
は、わずか0.06Kgに低下していた。
温度で入り、その中でジブチル−ヘキサヒドロフ
タレートを用いた向流式のスクラツビングを80℃
で受けた。塔C1を出たガスは60℃に冷却され
(図示してない熱交換器により)、ライン2から第
二の吸収塔C2に60℃で入つた。塔C2中で、こ
のガスは再度ジブチル−ヘキサヒドロフタレート
によるスクラツビングを受け、ライン3からこの
塔を離れるときのその中の無水マレイン酸含有量
は、わずか0.06Kgに低下していた。
吸収された無水マレイン酸の全量は2.59Kgであ
り、吸収率は97.7%であつた。
り、吸収率は97.7%であつた。
1.1重量%の無水マレイン酸を含む16.53Kgの溶
媒をライン4から塔C2に供給した。塔C2の出
口から(ライン5)、無水マレイン酸4.4%を含有
する無水マレイン酸/ジブチル−ヘキサヒドロフ
タレートの溶液17.11Kgが出た。この溶液は80℃
に予熱され(図示してない熱交換器により)、塔
C1のトツプに入つた。塔C1の出口(ライン
6)において、無水マレイン酸/ジブチル−ヘキ
サヒドロフタレートの溶液19.12Kgがあり、これ
は14.5重量%の無水マレイン酸を含んでいた。
媒をライン4から塔C2に供給した。塔C2の出
口から(ライン5)、無水マレイン酸4.4%を含有
する無水マレイン酸/ジブチル−ヘキサヒドロフ
タレートの溶液17.11Kgが出た。この溶液は80℃
に予熱され(図示してない熱交換器により)、塔
C1のトツプに入つた。塔C1の出口(ライン
6)において、無水マレイン酸/ジブチル−ヘキ
サヒドロフタレートの溶液19.12Kgがあり、これ
は14.5重量%の無水マレイン酸を含んでいた。
塔C1における無水マレイン酸の吸収量は2.01
Kg(吸収された無水マレイン酸の77.6%)に達し
た。塔C2においては、無水マレイン酸の吸収量
は0.58Kg(吸収された無水マレイン酸の22.4%)
であつた。
Kg(吸収された無水マレイン酸の77.6%)に達し
た。塔C2においては、無水マレイン酸の吸収量
は0.58Kg(吸収された無水マレイン酸の22.4%)
であつた。
理論的な吸収段数は6である(塔C1中で3段
であり、残り3段が塔C2中)。
であり、残り3段が塔C2中)。
前記の無水マレイン酸14.5%溶液を分別蒸留装
置へ送り(第1図に示してない)、実質上純粋な
無水マレイン酸を主製品(2.59Kg)として、また
1.1重量%の無水マレイン酸を含むジブチル−ヘ
キサヒドロフタレートを残存製品として得た。こ
のジブチル−ヘキサヒドロフタレートは、ライン
4を通して無水マレイン酸吸収装置へ循環させ
た。
置へ送り(第1図に示してない)、実質上純粋な
無水マレイン酸を主製品(2.59Kg)として、また
1.1重量%の無水マレイン酸を含むジブチル−ヘ
キサヒドロフタレートを残存製品として得た。こ
のジブチル−ヘキサヒドロフタレートは、ライン
4を通して無水マレイン酸吸収装置へ循環させ
た。
実施例 2
ベンゼンの無水マレイン酸への接触的酸化によ
り生じたガスであつて、101.54Kg中に2.96Kgの無
水マレイン酸と2.82Kgの水を含有するものを、ラ
イン1から部分的凝縮装置へ送り込んだ。ガス混
合物を58℃に冷却することにより、無水マレイン
酸1.54Kgが凝縮した。(ライン2)凝縮しなかつ
たガス(無水マレイン酸1.42Kgを含有する100Kg
のガス)は、ライン3をへて吸収塔C1へ送ら
れ、ジイソブチル−テトラヒドロフタレートを用
いて向流的に、58℃の温度でスクラツビングを受
けた。
り生じたガスであつて、101.54Kg中に2.96Kgの無
水マレイン酸と2.82Kgの水を含有するものを、ラ
イン1から部分的凝縮装置へ送り込んだ。ガス混
合物を58℃に冷却することにより、無水マレイン
酸1.54Kgが凝縮した。(ライン2)凝縮しなかつ
たガス(無水マレイン酸1.42Kgを含有する100Kg
のガス)は、ライン3をへて吸収塔C1へ送ら
れ、ジイソブチル−テトラヒドロフタレートを用
いて向流的に、58℃の温度でスクラツビングを受
けた。
塔を出るガス(ライン4)は無水マレイン酸
0.07Kgを含有するだけであつて、残りの1.35Kgの
無水マレイン酸はジイソブチル−テトラヒドロフ
タレート中に吸収された。吸収率は95.1%であ
る。従つて、無水マレイン酸の全回収率は、1.54
Kgの無水マレイン酸が部分的凝縮により直接得ら
れていることを考慮に入れれば、97.6%となる。
0.07Kgを含有するだけであつて、残りの1.35Kgの
無水マレイン酸はジイソブチル−テトラヒドロフ
タレート中に吸収された。吸収率は95.1%であ
る。従つて、無水マレイン酸の全回収率は、1.54
Kgの無水マレイン酸が部分的凝縮により直接得ら
れていることを考慮に入れれば、97.6%となる。
この場合の吸収塔C1における理論吸収段数は
4である。1.1重量%の無水マレイン酸を含有す
る8.25Kgの無水マレイン酸/ジイソブチル−テト
ラヒドロフタレート溶液を、塔のトツプにライン
5から送給した。この無水マレイン酸に富み15重
量%の無水マレイン酸を含む溶液の量は、9.60Kg
であつた。分別蒸留(第2図に示してない)によ
る分離操作にかけ、得られた生成物は、留出分で
ある1.35Kgのほとんど純粋な無水マレイン酸と、
残留分である1.1重量%の無水マレイン酸を含有
する8.26Kgの無水マレイン酸/ジイソブチル−テ
トラヒドロフタレートとからなつていた。
4である。1.1重量%の無水マレイン酸を含有す
る8.25Kgの無水マレイン酸/ジイソブチル−テト
ラヒドロフタレート溶液を、塔のトツプにライン
5から送給した。この無水マレイン酸に富み15重
量%の無水マレイン酸を含む溶液の量は、9.60Kg
であつた。分別蒸留(第2図に示してない)によ
る分離操作にかけ、得られた生成物は、留出分で
ある1.35Kgのほとんど純粋な無水マレイン酸と、
残留分である1.1重量%の無水マレイン酸を含有
する8.26Kgの無水マレイン酸/ジイソブチル−テ
トラヒドロフタレートとからなつていた。
後者の溶液はライン5をへて吸収塔C1へ戻
し、一方、留出分として得られたほとんど純粋な
無水マレイン酸は、部分的凝縮によつて得た(ラ
イン2)無水マレイン酸とあわせ、実際上純粋な
無水マレイン酸を得るために再度蒸留した。
し、一方、留出分として得られたほとんど純粋な
無水マレイン酸は、部分的凝縮によつて得た(ラ
イン2)無水マレイン酸とあわせ、実際上純粋な
無水マレイン酸を得るために再度蒸留した。
実施例 3
n−ブテン類異性体の無水マレイン酸への接触
的酸化反応により生じたガスであつて、100Kg中
に3.06Kgの無水マレイン酸と4.97Kgの水を含有す
るものを、第1図のフローダイアグラムに示す2
塔からなる吸収装置に送り込んだ。
的酸化反応により生じたガスであつて、100Kg中
に3.06Kgの無水マレイン酸と4.97Kgの水を含有す
るものを、第1図のフローダイアグラムに示す2
塔からなる吸収装置に送り込んだ。
第一の吸収塔C1へ入る(ライン1)ガスの温
度は75℃であつた。塔C1中で、ガスはジイソブ
チル−ヘキサヒドロフタレートを用いた向流的ス
クラツビングを75℃の温度で受けた。
度は75℃であつた。塔C1中で、ガスはジイソブ
チル−ヘキサヒドロフタレートを用いた向流的ス
クラツビングを75℃の温度で受けた。
塔C1を出るガスは65℃に冷却され(第1図に
示してない熱交換器により)、ライン2から65℃
で運転する吸収塔C2へ入つた。塔C2中で、ジ
イソブチル−ヘキサヒドロフタレートを用いて、
ガスを十分に洗い、この塔を出るガスに含まれる
無水マレイン酸はわずか0.06Kgとなるようにし
た。
示してない熱交換器により)、ライン2から65℃
で運転する吸収塔C2へ入つた。塔C2中で、ジ
イソブチル−ヘキサヒドロフタレートを用いて、
ガスを十分に洗い、この塔を出るガスに含まれる
無水マレイン酸はわずか0.06Kgとなるようにし
た。
吸収された無水マレイン酸の全量は3.00Kgであ
り、吸収率は98%であつた。塔C2のトツプへ供
給された(ライン4)溶媒の量は28.42Kgであつ
て、その無水マレイン酸含量は0.5重量%であつ
た。
り、吸収率は98%であつた。塔C2のトツプへ供
給された(ライン4)溶媒の量は28.42Kgであつ
て、その無水マレイン酸含量は0.5重量%であつ
た。
塔C2の出口において、無水マレイン酸/ジイ
ソブチル−ヘキサヒドロフタレート溶液は28.79
Kgあり、この溶液は1.77重量%の無水マレイン酸
を含んでいた(ライン5)。この溶液は、75℃に
予熱され(第1図に示してない熱交換器により)、
塔C1のトツプに入る。
ソブチル−ヘキサヒドロフタレート溶液は28.79
Kgあり、この溶液は1.77重量%の無水マレイン酸
を含んでいた(ライン5)。この溶液は、75℃に
予熱され(第1図に示してない熱交換器により)、
塔C1のトツプに入る。
塔C1の出口(ライン6)において、無水マレ
イン酸/イソブチル−ヘキサヒドロフタレート溶
液は31.42Kgあり、この溶液の無水マレイン酸含
量は10重量%であつた。
イン酸/イソブチル−ヘキサヒドロフタレート溶
液は31.42Kgあり、この溶液の無水マレイン酸含
量は10重量%であつた。
塔C1においては2.63Kgの無水マレイン酸が吸
収され(吸収された無水マレイン酸の87.7%)、
塔C2において吸収された無水マレイン酸の量は
0.37Kg(吸収された無水マレイン酸の12.3%)で
ある。
収され(吸収された無水マレイン酸の87.7%)、
塔C2において吸収された無水マレイン酸の量は
0.37Kg(吸収された無水マレイン酸の12.3%)で
ある。
理論吸収段数は4(塔C1中で2段、塔C2中
で2段)である。
で2段)である。
10%の無水マレイン酸を含有する溶液は分別蒸
留装置(第1図に示してない)に送り、そこで実
質上純粋な無水マレイン酸を留出物として得
(3.80Kg)、0.5重量%の無水マレイン酸含量のジ
イソブチル−ヘキサヒドロフタレートを残留分と
して得た。
留装置(第1図に示してない)に送り、そこで実
質上純粋な無水マレイン酸を留出物として得
(3.80Kg)、0.5重量%の無水マレイン酸含量のジ
イソブチル−ヘキサヒドロフタレートを残留分と
して得た。
最終のジイソブチル−ヘキサヒドロテレフタレ
ートは、ライン4をへて無水マレイン酸吸収装置
へ戻した。
ートは、ライン4をへて無水マレイン酸吸収装置
へ戻した。
実施例 4
n−ブタンの無水マレイン酸への接触的酸化反
応により生じたガスであつて100.74Kg中に2.66Kg
の無水マレイン酸と4.82Kgの水を含むものを、第
2図の装置のライン1から、64℃で運転している
部分的凝縮装置へ送り込んだ。それによつて、
0.74Kgの無水マレイン酸(反応工程で生成した無
水マレイン酸の約28%)を回収(ライン2)する
ことができた。
応により生じたガスであつて100.74Kg中に2.66Kg
の無水マレイン酸と4.82Kgの水を含むものを、第
2図の装置のライン1から、64℃で運転している
部分的凝縮装置へ送り込んだ。それによつて、
0.74Kgの無水マレイン酸(反応工程で生成した無
水マレイン酸の約28%)を回収(ライン2)する
ことができた。
凝縮しなかつたガス(100Kg中に1.92Kgの無水
マレイン酸を含有する)をライン3から吸収塔C
1に送給し、そこでジヘキシル−メチルヘキサヒ
ドロフタレートを用いて、向流的方法で64℃で洗
つた。
マレイン酸を含有する)をライン3から吸収塔C
1に送給し、そこでジヘキシル−メチルヘキサヒ
ドロフタレートを用いて、向流的方法で64℃で洗
つた。
塔C1を出る(ライン4)ガスは、0.05Kgの無
水マレイン酸を含有するだけであつた。従つて、
吸収率は97.4%に達する。無水マレイン酸の全回
収率は、0.74Kgの無水マレイン酸が部分的凝縮装
置中で(ライン2)回収されたことを計算に入れ
ると、98.1%となる。
水マレイン酸を含有するだけであつた。従つて、
吸収率は97.4%に達する。無水マレイン酸の全回
収率は、0.74Kgの無水マレイン酸が部分的凝縮装
置中で(ライン2)回収されたことを計算に入れ
ると、98.1%となる。
塔C1における理論吸収段数は3である。無水
マレイン酸と0.5重量%の無水マレイン酸を含む
ジヘキシル−メチルヘキサヒドロフタレートとの
混合物17.72Kgを、塔C1のトツプへ供給した
(ライン5)。
マレイン酸と0.5重量%の無水マレイン酸を含む
ジヘキシル−メチルヘキサヒドロフタレートとの
混合物17.72Kgを、塔C1のトツプへ供給した
(ライン5)。
塔C1のボトムを出る無水マレイン酸に富みそ
の含量10%の溶液を分別蒸留装置(第2図に示し
てない)に送り、そこでほとんど純粋な無水マレ
イン酸1.87Kgを留出分として得、また残留分とし
て無水マレイン酸含量0.5重量%の無水マレイン
酸とジヘキシル−メチルヘキサヒドロフタレート
との混合物17.72Kgを得た。
の含量10%の溶液を分別蒸留装置(第2図に示し
てない)に送り、そこでほとんど純粋な無水マレ
イン酸1.87Kgを留出分として得、また残留分とし
て無水マレイン酸含量0.5重量%の無水マレイン
酸とジヘキシル−メチルヘキサヒドロフタレート
との混合物17.72Kgを得た。
後者の混合物は、塔C1のトツプへ(ライン
5)循環し、分別蒸留により留出留分として得た
無水マレイン酸は部分的凝縮によつて得た(ライ
ン2)無水マレイン酸と一緒にし、再度の分別蒸
留(第2図に示してない)にかけて、実際上純粋
といえる無水マレイン酸にした。
5)循環し、分別蒸留により留出留分として得た
無水マレイン酸は部分的凝縮によつて得た(ライ
ン2)無水マレイン酸と一緒にし、再度の分別蒸
留(第2図に示してない)にかけて、実際上純粋
といえる無水マレイン酸にした。
第1図および第2図はともに、本発明の無水マ
レイン酸の回収方法を実施する装置の系統を示す
フロー・ダイアグラムである。
レイン酸の回収方法を実施する装置の系統を示す
フロー・ダイアグラムである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 炭化水素の気相における接触的酸化のプロセ
スガスから溶媒を用いた処理により無水マレイン
酸を連続的に分離する方法において、溶媒とし
て、ヘキサヒドロフタル酸、テトラヒドロフタル
酸、メチルテトラヒドロフタル酸またはメチルヘ
キサヒドロフタル酸のジアルキルエステルであつ
て、各アルキル基の炭素原子数が4〜8であるも
のを用いることを特徴とする方法。 2 プロセスガスとしてn−ブタンの気相におけ
る接触的酸化の反応ガスを使用することを特徴と
する特許請求の範囲第1項の方法。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| IT48436/79A IT1163975B (it) | 1979-03-21 | 1979-03-21 | Procedimento per separare in modo continuo anidride maleica da gas di processo |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55127383A JPS55127383A (en) | 1980-10-02 |
| JPH0125747B2 true JPH0125747B2 (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=11266526
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3567880A Granted JPS55127383A (en) | 1979-03-21 | 1980-03-19 | Method of continuously separating maleic acid anhydride from process gas |
Country Status (13)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4314946A (ja) |
| EP (1) | EP0019046B1 (ja) |
| JP (1) | JPS55127383A (ja) |
| AT (1) | ATE4314T1 (ja) |
| BR (1) | BR8001667A (ja) |
| CA (1) | CA1137096A (ja) |
| DE (1) | DE3064356D1 (ja) |
| DK (1) | DK159437C (ja) |
| ES (1) | ES489723A0 (ja) |
| IE (1) | IE49536B1 (ja) |
| IL (1) | IL59573A0 (ja) |
| IT (1) | IT1163975B (ja) |
| ZA (1) | ZA801247B (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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-
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-
1980
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- 1980-03-11 DE DE8080101244T patent/DE3064356D1/de not_active Expired
- 1980-03-11 IL IL59573A patent/IL59573A0/xx unknown
- 1980-03-14 US US06/130,440 patent/US4314946A/en not_active Expired - Lifetime
- 1980-03-19 JP JP3567880A patent/JPS55127383A/ja active Granted
- 1980-03-20 BR BR8001667A patent/BR8001667A/pt unknown
- 1980-03-20 ES ES489723A patent/ES489723A0/es active Granted
- 1980-03-20 DK DK121180A patent/DK159437C/da not_active IP Right Cessation
- 1980-03-20 CA CA000348228A patent/CA1137096A/en not_active Expired
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