JPH01261253A - コンクリート構造体及びその製造方法 - Google Patents
コンクリート構造体及びその製造方法Info
- Publication number
- JPH01261253A JPH01261253A JP25540788A JP25540788A JPH01261253A JP H01261253 A JPH01261253 A JP H01261253A JP 25540788 A JP25540788 A JP 25540788A JP 25540788 A JP25540788 A JP 25540788A JP H01261253 A JPH01261253 A JP H01261253A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cement
- red mud
- concrete structure
- silica
- blast furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はコンクリート構造体及びその製造方法に関し、
特にはセメント中にボーキサイトからアルミナを作る際
の残渣である赤泥を混和物として添加することにより、
コンクリート構造体の特性、就中製品の圧縮強さを高め
、かつ、水密性を改良して防水性を高めることが出来る
コンクリート構造体及びその製造方法に関するものであ
る。
特にはセメント中にボーキサイトからアルミナを作る際
の残渣である赤泥を混和物として添加することにより、
コンクリート構造体の特性、就中製品の圧縮強さを高め
、かつ、水密性を改良して防水性を高めることが出来る
コンクリート構造体及びその製造方法に関するものであ
る。
従米勿且亙
一般に赤泥はバイヤー法によりボーキサイトからアルミ
ナを作る際に大量に発生する径長0. 1〜1.0μm
程度の残渣であり、酸化鉄、ケイ酸塩、少量のソーダ及
び未分解のボーキサイトを主体とする微粒子で構成さ九
ている。この赤泥は従来特に有効な利用方法がないため
、通常は他の土砂類と混合されて埋立処分等の手段によ
って処理されている現状にある。
ナを作る際に大量に発生する径長0. 1〜1.0μm
程度の残渣であり、酸化鉄、ケイ酸塩、少量のソーダ及
び未分解のボーキサイトを主体とする微粒子で構成さ九
ている。この赤泥は従来特に有効な利用方法がないため
、通常は他の土砂類と混合されて埋立処分等の手段によ
って処理されている現状にある。
一方コンクリート構造体の圧縮強さを向上させるために
、セメント中に微粉末状のケイ酸5例えばフェロシリコ
ン、金属珪素等の製造工程で発生するシリカフュームを
混和材として添加することによって、コンクリート製品
の緻密性を高めて、製品の圧縮強さを向上させることが
できることが知られており、かつ、実行されている(例
えば「コンクリート工学Vo123.No5.May、
1985.シリカフュームとコンクリート」参照)。上
記のシリカフュームは粒径が0.1から0.3μmの酸
化珪素を主体とし、アルカリ可溶性で易反応性の物体で
あって、セメント中に添加した際にポゾラン反応を促進
し、セメント中の微細な空隙が均一に充填されて圧縮強
さを向上させることができる。従って特に防波堤等の海
水に対する耐浸蝕性が要求されるコンクリートの場合に
は、前記シリカフュームを混和材として用いることによ
って緻密なコンクリート構造体が得られて、前記の要求
を満たすことができるとともに耐用年数を増大すること
が出来るという結果が報告されている(海洋開発委員会
報告、M2.1986年日本セメント協会発行)。
、セメント中に微粉末状のケイ酸5例えばフェロシリコ
ン、金属珪素等の製造工程で発生するシリカフュームを
混和材として添加することによって、コンクリート製品
の緻密性を高めて、製品の圧縮強さを向上させることが
できることが知られており、かつ、実行されている(例
えば「コンクリート工学Vo123.No5.May、
1985.シリカフュームとコンクリート」参照)。上
記のシリカフュームは粒径が0.1から0.3μmの酸
化珪素を主体とし、アルカリ可溶性で易反応性の物体で
あって、セメント中に添加した際にポゾラン反応を促進
し、セメント中の微細な空隙が均一に充填されて圧縮強
さを向上させることができる。従って特に防波堤等の海
水に対する耐浸蝕性が要求されるコンクリートの場合に
は、前記シリカフュームを混和材として用いることによ
って緻密なコンクリート構造体が得られて、前記の要求
を満たすことができるとともに耐用年数を増大すること
が出来るという結果が報告されている(海洋開発委員会
報告、M2.1986年日本セメント協会発行)。
更に上記シリカフュームに代えて、白土、オパール等の
可溶性の珪酸を含有する鉱物や、高炉のスラグ等の珪酸
塩を微粉砕してコンクリートの混和材として使用する試
みも行われている。
可溶性の珪酸を含有する鉱物や、高炉のスラグ等の珪酸
塩を微粉砕してコンクリートの混和材として使用する試
みも行われている。
他方において海中に浸漬する魚礁としてコンクリート構
造体が用いられているが、海藻類の成育を高めるために
前記コンクリート構造体中に鉄分を加える等の手段が用
いられている。
造体が用いられているが、海藻類の成育を高めるために
前記コンクリート構造体中に鉄分を加える等の手段が用
いられている。
また近年地下における推進工法が普及しているが、この
工法は油圧等によってヒユーム管を地下深く押し込まな
ければならないため、圧縮強度の大きなコンクリート製
品に対する要求がより一層高まっている現状にある。
工法は油圧等によってヒユーム管を地下深く押し込まな
ければならないため、圧縮強度の大きなコンクリート製
品に対する要求がより一層高まっている現状にある。
一方、防水性の良好なコンクリート構造体を得るために
は、該コンクリート構造体の水密性を高め、透水性を小
さくすることが要求されるが、そのための手段として土
木学会のコンクリート標準示方書によれば、良質のAE
剤、減水剤、AE減水剤、高性能減水剤及び良質のポゾ
ラン等を用いる方法が示されている。
は、該コンクリート構造体の水密性を高め、透水性を小
さくすることが要求されるが、そのための手段として土
木学会のコンクリート標準示方書によれば、良質のAE
剤、減水剤、AE減水剤、高性能減水剤及び良質のポゾ
ラン等を用いる方法が示されている。
また「セメントコンクリート混和材」 (技術書院発行
)によれば、防水材として用いる無機系混和材として塩
化カルシウム、珪酸ソーダ、シリカ微粉末(フライアッ
シュ、シリカフューム、ポゾラン、珪酸白土等)を用い
る手段が示されている。
)によれば、防水材として用いる無機系混和材として塩
化カルシウム、珪酸ソーダ、シリカ微粉末(フライアッ
シュ、シリカフューム、ポゾラン、珪酸白土等)を用い
る手段が示されている。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、このような従来の混和材、例えばシリカ
フュームは、コンクリート構造体の改質材として優れて
いるものであるが、我国での生産量は極く僅かであって
大部分を輸入に頼っているため、高価格であるという薙
点がある外、該シリカフュームが乾燥状態でかさ高であ
って輸送性が悪いという課題を有している。更に白土、
オパール等の可溶性の珪酸を含有する鉱物や、高炉のス
ラグ等のポゾラン効果を有する鉱物を微粉砕してコンク
リートの混和材として使用する方法は、微粉砕するのに
長時間を要するため、工数が増大して極めてコスト高に
なってしまうという難点を有している。
フュームは、コンクリート構造体の改質材として優れて
いるものであるが、我国での生産量は極く僅かであって
大部分を輸入に頼っているため、高価格であるという薙
点がある外、該シリカフュームが乾燥状態でかさ高であ
って輸送性が悪いという課題を有している。更に白土、
オパール等の可溶性の珪酸を含有する鉱物や、高炉のス
ラグ等のポゾラン効果を有する鉱物を微粉砕してコンク
リートの混和材として使用する方法は、微粉砕するのに
長時間を要するため、工数が増大して極めてコスト高に
なってしまうという難点を有している。
更に防水性の良好なコンクリート構造体を得るために、
前記高性能減水剤等の有機薬品を使用した場合、これら
有機薬品は透水性を小さくする上で有効ではあるが、上
記薬品のみでは必ずしも満足すべき高水密性を有するコ
ンクリート構造体を得ることができない。また防水材と
して前記無機系混和材を用いた場合、塩化カルシウムは
セメントの水和反応を促進してセメントの硬化を早め、
かつ、緻密性を向上させて防水性を高めることができる
が、塩化カルシウム自体が水溶性を有している起め、初
期の防水効果は良好であるものの。
前記高性能減水剤等の有機薬品を使用した場合、これら
有機薬品は透水性を小さくする上で有効ではあるが、上
記薬品のみでは必ずしも満足すべき高水密性を有するコ
ンクリート構造体を得ることができない。また防水材と
して前記無機系混和材を用いた場合、塩化カルシウムは
セメントの水和反応を促進してセメントの硬化を早め、
かつ、緻密性を向上させて防水性を高めることができる
が、塩化カルシウム自体が水溶性を有している起め、初
期の防水効果は良好であるものの。
長期の使用時には防水効果が低下してしまうという課題
があり、更にコンクリート中の鉄筋が発錆し易いという
雛点を有している。また前記防水材としての珪酸ソーダ
は、セメント中で珪酸カルシウムゲルを生成し、緻密性
を高める上で有効であるが、塩化カルシウムと同様に元
来水溶性であるため、効果の持続性の面で問題点を有し
ている。
があり、更にコンクリート中の鉄筋が発錆し易いという
雛点を有している。また前記防水材としての珪酸ソーダ
は、セメント中で珪酸カルシウムゲルを生成し、緻密性
を高める上で有効であるが、塩化カルシウムと同様に元
来水溶性であるため、効果の持続性の面で問題点を有し
ている。
またシリカ微粉末中のシリカフュームは防水材として効
果”的であるが、前記したように我国での生産量は掻く
僅かであるという難点がある。
果”的であるが、前記したように我国での生産量は掻く
僅かであるという難点がある。
更に防水材として用いる無機系混和材として。
フライアッシュ、天然ポゾラン、珪酸白土等の安価に得
られる素材があるが、単体の添加のみでは何れも防水効
果が充分でないという課題がある。
られる素材があるが、単体の添加のみでは何れも防水効
果が充分でないという課題がある。
またセメント価格の低減やアルカリ骨材反応によるコン
クリート製品の品質劣化の防止の目的のためにシリカセ
メント、高炉セメントやフライアッシュセメント等が使
用されている。さらに同様の目的のためポルトランドセ
メントとシリカ微粉末、高炉スラグ微粉末やフライアッ
シュ等のポゾラン効果のある微粉末或いはこれらの混合
物を上記セメント又はそれらの混合物に近い組成になる
様現場で混合使用することも行われているが、この様な
ポゾラン物質配合コンクリートは初期強度の低下はさけ
られず、この問題の解決が望まれていた。
クリート製品の品質劣化の防止の目的のためにシリカセ
メント、高炉セメントやフライアッシュセメント等が使
用されている。さらに同様の目的のためポルトランドセ
メントとシリカ微粉末、高炉スラグ微粉末やフライアッ
シュ等のポゾラン効果のある微粉末或いはこれらの混合
物を上記セメント又はそれらの混合物に近い組成になる
様現場で混合使用することも行われているが、この様な
ポゾラン物質配合コンクリートは初期強度の低下はさけ
られず、この問題の解決が望まれていた。
一方前記した如く、ボーキサイトからアルミナを作る際
の残渣である赤泥は特に有効な利用方法がないため、通
常は他の土砂類と混合されて廃棄又は埋立処理されてい
るが、近時廃棄及び埋立場所が不足しており、その対策
に苦慮している。
の残渣である赤泥は特に有効な利用方法がないため、通
常は他の土砂類と混合されて廃棄又は埋立処理されてい
るが、近時廃棄及び埋立場所が不足しており、その対策
に苦慮している。
そこで本発明は、赤泥の有効利用をはかることによって
上記各種のコンクリート構造体の圧縮強さを向上させ、
かつ、防水性を高めることができるコンクリート構造体
及びその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
上記各種のコンクリート構造体の圧縮強さを向上させ、
かつ、防水性を高めることができるコンクリート構造体
及びその製造方法を提供することを目的とするものであ
る。
課題を解決するための手段
本発明は上記の目的を達成するために、ボーキサイトか
らアルミナを作る際の残渣である赤泥を混和材としてセ
メント中に添加したことを特徴とするコンクリート構造
体を基本とし、前記赤泥のセメントに対する混和率を2
0%以下として、製品の圧縮強さを高め、又15%以下
として、製品の防水性を高めたコンクリート構造体を提
供する。
らアルミナを作る際の残渣である赤泥を混和材としてセ
メント中に添加したことを特徴とするコンクリート構造
体を基本とし、前記赤泥のセメントに対する混和率を2
0%以下として、製品の圧縮強さを高め、又15%以下
として、製品の防水性を高めたコンクリート構造体を提
供する。
また前記赤泥を20%以下の混和率にてセメント中に添
加して、製品の圧縮強さを高めたコンクリート構造体の
製造方法及び前記赤泥を15%以下の混和率にてセメン
ト中に添加して、製品の防水性を高めたコンクリート構
造体の製造方法を提供する。
加して、製品の圧縮強さを高めたコンクリート構造体の
製造方法及び前記赤泥を15%以下の混和率にてセメン
ト中に添加して、製品の防水性を高めたコンクリート構
造体の製造方法を提供する。
尚、赤泥をセメントに添加する場合、界面活性を有する
高性能減水剤と共に添加することにより、その効果を一
層高めることが出来る。
高性能減水剤と共に添加することにより、その効果を一
層高めることが出来る。
更に前記赤泥の一部をシリカフューム、オパール珪石等
の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラグ、フ
ライアッシュ等のポゾラン効果を有する微粉末で置換し
たコンクリート構造体及び干の製造方法と赤泥を水と予
め設定した比率となるように混合し、かつ、必要に応じ
て減水剤を添加した後、高速グラインド処理を施して混
合液内の赤泥に強力な磨砕力もしくは剪断力を加えよく
分散せしめた赤泥スラリーを用いたコンクリート構造体
及びその製造方法を提供するものである。
の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラグ、フ
ライアッシュ等のポゾラン効果を有する微粉末で置換し
たコンクリート構造体及び干の製造方法と赤泥を水と予
め設定した比率となるように混合し、かつ、必要に応じ
て減水剤を添加した後、高速グラインド処理を施して混
合液内の赤泥に強力な磨砕力もしくは剪断力を加えよく
分散せしめた赤泥スラリーを用いたコンクリート構造体
及びその製造方法を提供するものである。
またポルトランドセメントの代りにシリヵセメント、高
炉セメント若しくはフライアッシュセメント又はこれら
の混合物を含むセメントを使用したり、ポルトランドセ
メントにシリカ微粉末、高炉スラグ微粉末、フライアッ
シュ又はこれらの混合物を混合したセメントを使用する
ものである。
炉セメント若しくはフライアッシュセメント又はこれら
の混合物を含むセメントを使用したり、ポルトランドセ
メントにシリカ微粉末、高炉スラグ微粉末、フライアッ
シュ又はこれらの混合物を混合したセメントを使用する
ものである。
止亙
本発明によって得られたコンクリート構造体は。
混和材中に含まれる赤泥の微粒子がセメントの粒子間に
充填され、かつ、セメント内に生成する珪酸力ルシュウ
ムゲルの中に分散してセメントの強度を高める作用がも
たらされる。従って得られたコンクリート構造体は、内
方の微細な空隙が前記赤泥によって均一に充填されて、
特に赤泥のセメントに対する混和率を20%以下とする
と、製品の圧縮強さが高められ、赤泥のセメントに対す
る混和率を15%以下とすると、圧縮強さとともに製品
の防水性が高められる。そしてこの圧縮強さと防水性は
コンクリート構造体の使用目的に応じて赤泥の混和率を
適宜選択することにより、所望のものを得ることができ
るのである。
充填され、かつ、セメント内に生成する珪酸力ルシュウ
ムゲルの中に分散してセメントの強度を高める作用がも
たらされる。従って得られたコンクリート構造体は、内
方の微細な空隙が前記赤泥によって均一に充填されて、
特に赤泥のセメントに対する混和率を20%以下とする
と、製品の圧縮強さが高められ、赤泥のセメントに対す
る混和率を15%以下とすると、圧縮強さとともに製品
の防水性が高められる。そしてこの圧縮強さと防水性は
コンクリート構造体の使用目的に応じて赤泥の混和率を
適宜選択することにより、所望のものを得ることができ
るのである。
更に赤泥の一部をシリカフューム、オパール珪石、白土
等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラブ、
フライアッシュ等の珪酸塩の微粉末で置換したコンクリ
ート構造体とした場合には。
等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラブ、
フライアッシュ等の珪酸塩の微粉末で置換したコンクリ
ート構造体とした場合には。
これらの微粉末の持つポゾラン効果が相乗作用として発
揮されて、得られた製品の圧縮強さと防水性が高められ
るという作用がもたらされる。
揮されて、得られた製品の圧縮強さと防水性が高められ
るという作用がもたらされる。
またポルトランドセメントの代りにシリカセメント、高
炉セメント、フライアッシュセメント又はこれらの混合
物及び上記セメントの代りにシリカ質微粉末、高炉スラ
グ微粉末、フライアッシュ又はこれらの混合物をポルト
ランドセメントに混合したセメントを使用することもで
き、これらのセメントの欠点である初期強度の低下を改
善して初期強度を著しく高めることが出来る。
炉セメント、フライアッシュセメント又はこれらの混合
物及び上記セメントの代りにシリカ質微粉末、高炉スラ
グ微粉末、フライアッシュ又はこれらの混合物をポルト
ランドセメントに混合したセメントを使用することもで
き、これらのセメントの欠点である初期強度の低下を改
善して初期強度を著しく高めることが出来る。
更に赤泥中には約40%の酸化鉄が含有されているため
、この添加によりコンクリート中の鉄含有量が高まり、
魚礁等に使用した場合海藻類の成育を高めるという作用
が得られる。
、この添加によりコンクリート中の鉄含有量が高まり、
魚礁等に使用した場合海藻類の成育を高めるという作用
が得られる。
叉立■
以下本発明にかかるコンクリート構造体及びその製造方
法の一実施例を説明する。
法の一実施例を説明する。
先ずバイヤー法によりボーキサイトからアルミナを作る
時の残渣である赤泥の含水ケーキを所定量の水とともに
予め設定した比率となるように混合する。前記赤泥は酸
化鉄、ゼオライト、ケイ酸塩を主成分としており、前記
混合液はスラリー状又はペースト状を呈している。この
混合液中に高性能減水剤や界面活性を有する分散剤、例
えばポリアルキルスルホン酸塩系の「マイティ」 (花
王製)、又はリグニンスルホン酸塩系の「ホゾリス」(
日曹マスターピルダース製)を加えて高速グラインド処
理を施して充分に撹拌する。上記高速グラインド処理方
法としては、例えば第1図に示した如く円周部にノツチ
la、laが付設されたインペラー羽根1の中央孔2に
、第2図に示した回転軸3を固定してこの回転軸3を高
速回転させ、円筒状タンク4内にある前記混合液5をグ
ラインド処理する。すると回転するインペラー羽根1に
よって混合液が矢印A、Bに示す如く循環して、赤泥が
強力に分散され、かつ、均一に混合されて所定の粘度を
有する混和材が得られる。尚高速インペラー羽根1の代
りに砂粒を用いた公知のサンドグラインド処理を施して
も良く、このような処理を行った場合には混合液中の赤
泥に剪断力が働いて、該赤泥と水との分散効果が高まる
作用がある。
時の残渣である赤泥の含水ケーキを所定量の水とともに
予め設定した比率となるように混合する。前記赤泥は酸
化鉄、ゼオライト、ケイ酸塩を主成分としており、前記
混合液はスラリー状又はペースト状を呈している。この
混合液中に高性能減水剤や界面活性を有する分散剤、例
えばポリアルキルスルホン酸塩系の「マイティ」 (花
王製)、又はリグニンスルホン酸塩系の「ホゾリス」(
日曹マスターピルダース製)を加えて高速グラインド処
理を施して充分に撹拌する。上記高速グラインド処理方
法としては、例えば第1図に示した如く円周部にノツチ
la、laが付設されたインペラー羽根1の中央孔2に
、第2図に示した回転軸3を固定してこの回転軸3を高
速回転させ、円筒状タンク4内にある前記混合液5をグ
ラインド処理する。すると回転するインペラー羽根1に
よって混合液が矢印A、Bに示す如く循環して、赤泥が
強力に分散され、かつ、均一に混合されて所定の粘度を
有する混和材が得られる。尚高速インペラー羽根1の代
りに砂粒を用いた公知のサンドグラインド処理を施して
も良く、このような処理を行った場合には混合液中の赤
泥に剪断力が働いて、該赤泥と水との分散効果が高まる
作用がある。
次にセメントに対して上記の混和材を赤泥の固形分が乾
量に換算して所定の混和率にて、好ましくは圧縮強さを
高めるためには20%以下に、又同時に防水性をも高め
る場合には15%以下含有しているように秤量して添加
し、他の砂、骨材とともに混合して所定の型内に流し込
み、振動機を用いて充分につき固め、かつ、静置固化し
て目的とするコンクリート構造体が得られる。なお、赤
泥はスラリー状又はペースト状とすることなく。
量に換算して所定の混和率にて、好ましくは圧縮強さを
高めるためには20%以下に、又同時に防水性をも高め
る場合には15%以下含有しているように秤量して添加
し、他の砂、骨材とともに混合して所定の型内に流し込
み、振動機を用いて充分につき固め、かつ、静置固化し
て目的とするコンクリート構造体が得られる。なお、赤
泥はスラリー状又はペースト状とすることなく。
微粉状のまま添加してもよいものである。
更に本発明の場合、赤泥の一部をシリカフューム、オパ
ール珪石(例えば別府白土)等の可溶性珪酸を含有する
鉱物もしくは真珠岩、黒曜石及び高炉スラグ、フライア
ッシュ等珪酸塩の微粉末で置換することによって、これ
らの微粉末の持つポゾラン効果が相乗作用として発揮さ
れる。上記の微粉末の粒度は小さい程良いが、平均粒径
として2〜15μm程度が適当である。
ール珪石(例えば別府白土)等の可溶性珪酸を含有する
鉱物もしくは真珠岩、黒曜石及び高炉スラグ、フライア
ッシュ等珪酸塩の微粉末で置換することによって、これ
らの微粉末の持つポゾラン効果が相乗作用として発揮さ
れる。上記の微粉末の粒度は小さい程良いが、平均粒径
として2〜15μm程度が適当である。
このようにして得られたコンクリート構造体は、混和材
中に含まれる0、1〜1.0μmの赤泥の微粒子がセメ
ントの粒子間に充填され、かつ、セメント内に生成する
珪酸力ルシュウムゲルの中に分散してセメントの強度を
高める作用が得られる。
中に含まれる0、1〜1.0μmの赤泥の微粒子がセメ
ントの粒子間に充填され、かつ、セメント内に生成する
珪酸力ルシュウムゲルの中に分散してセメントの強度を
高める作用が得られる。
即ち前記赤泥がゴムやプラスチック中に添加されて該ゴ
ム等の強度を保持する微粒子状の補強材、又はダクタイ
ル鋳鉄中に分散される球・状黒鉛と同様な作用を有して
いる。従って得られたコンクリート構造体は、内方の微
細な空隙が前記赤泥によって均一に充填されて、コンク
リート構造体の圧縮強さ及び防水性を向上させることが
できる。
ム等の強度を保持する微粒子状の補強材、又はダクタイ
ル鋳鉄中に分散される球・状黒鉛と同様な作用を有して
いる。従って得られたコンクリート構造体は、内方の微
細な空隙が前記赤泥によって均一に充填されて、コンク
リート構造体の圧縮強さ及び防水性を向上させることが
できる。
一方、前記赤泥のセメントに対する混和率を15%以下
とすることにより、圧縮強さとともに製品の防水性を高
めることが可能になる。具体的な実施例によれば、上記
混和率は5%程度が特に良好である。
とすることにより、圧縮強さとともに製品の防水性を高
めることが可能になる。具体的な実施例によれば、上記
混和率は5%程度が特に良好である。
以下に本発明と従来例との比較をするために行った具体
例1.2,3を示す。即ち具体例1は主としてコンクリ
ート構造体の圧縮強さを高めるための具体的手段を示し
、具体例2は主としてコンクリート構造体の防水性を高
めるための具体的手段を示している。また具体例3は主
としてシリカセメント、高炉セメント及びフライアッシ
ュセメント等の初期の強度を改善する為の具体的手段を
示している。
例1.2,3を示す。即ち具体例1は主としてコンクリ
ート構造体の圧縮強さを高めるための具体的手段を示し
、具体例2は主としてコンクリート構造体の防水性を高
めるための具体的手段を示している。また具体例3は主
としてシリカセメント、高炉セメント及びフライアッシ
ュセメント等の初期の強度を改善する為の具体的手段を
示している。
具体例1
1、使用原料
(1)赤泥(住人化学製)(単位二%)(2)シリカフ
ューム(東洋電化工業層)(単位:%)(3)白土スラ
リー(別府白土をBET25m?/gまで粉砕したもの
)(単位:%) (4)高炉スラグ粉(単位二%) (5)フライアッシュ(5ミクロン以下)(単位:%)
(6)砕石(四国珪石鉱業製)及び海砂6号砕石
5〜13Trn 7号砕石 2.5〜5nn (7)ポルトランドセメント(日本セメント製)(8)
高性能減水剤 マイティ150(花王製) 2、試験方法 前記の原料(1)〜(8)を用いて以下に記す■〜Oの
試験を実施した。
ューム(東洋電化工業層)(単位:%)(3)白土スラ
リー(別府白土をBET25m?/gまで粉砕したもの
)(単位:%) (4)高炉スラグ粉(単位二%) (5)フライアッシュ(5ミクロン以下)(単位:%)
(6)砕石(四国珪石鉱業製)及び海砂6号砕石
5〜13Trn 7号砕石 2.5〜5nn (7)ポルトランドセメント(日本セメント製)(8)
高性能減水剤 マイティ150(花王製) 2、試験方法 前記の原料(1)〜(8)を用いて以下に記す■〜Oの
試験を実施した。
■66号砕18kg、7号砕石3 kg、砂15kg、
ポルトランドセメント10kgおよび水とを、水/セメ
ント比が0.3になるように配合し、減水剤として「マ
イティ150」を使用してコンクリートミキサーで混練
した。該混線は先ず砕石と砂で行い、次いでスラリー状
のシリカフュームを混和材として加えて充分に混線し、
最後にマイティを加えて再度混線したものを振動台上に
載置した型枠に流し込み、約5時間後にキャッピングし
て供試体とした。得られた供試体を水中で養生して、7
日目。
ポルトランドセメント10kgおよび水とを、水/セメ
ント比が0.3になるように配合し、減水剤として「マ
イティ150」を使用してコンクリートミキサーで混練
した。該混線は先ず砕石と砂で行い、次いでスラリー状
のシリカフュームを混和材として加えて充分に混線し、
最後にマイティを加えて再度混線したものを振動台上に
載置した型枠に流し込み、約5時間後にキャッピングし
て供試体とした。得られた供試体を水中で養生して、7
日目。
14日目、28日目における圧縮強さを試験した。
■フィルタープレスで脱水した赤泥ケーキ1 kg(乾
量換算でセメントの10%)に所定量の水を加え、モル
タルミキサーで30分充分に分散させた後、セメント9
kgを用いて混練した。以下は■と同様の処理及び測
定を行った。
量換算でセメントの10%)に所定量の水を加え、モル
タルミキサーで30分充分に分散させた後、セメント9
kgを用いて混練した。以下は■と同様の処理及び測
定を行った。
■赤泥を高速分散機で200ORPMで1時間分散させ
たものを準備し、以下前記と同様の処理及び測定を行っ
た。
たものを準備し、以下前記と同様の処理及び測定を行っ
た。
■上記■で用いた赤泥0.5kg(乾量換算)と、別府
白土スラリー(BET 25 rrr/ gまで粉砕し
たもの)0.5kgの混合物を前記■と同様の処理及び
測定を行った。
白土スラリー(BET 25 rrr/ gまで粉砕し
たもの)0.5kgの混合物を前記■と同様の処理及び
測定を行った。
■赤泥ケーキ’1.5kg(乾量換算)とシリカフュー
ム粉0.5kgとの混合物を前記■と同様の処理及び測
定を行った。
ム粉0.5kgとの混合物を前記■と同様の処理及び測
定を行った。
■上記■で用いた赤泥0.5kg(乾量換算)と、高炉
スラグ粉末0.5kgとの混合物を前記■と同様の処理
及び測定を行った。
スラグ粉末0.5kgとの混合物を前記■と同様の処理
及び測定を行った。
■上記■で用いた赤泥0.5kg(乾量換算)とフライ
アッシュ0.5kgとの混合物を■と同様の処理及び測
定を行った。
アッシュ0.5kgとの混合物を■と同様の処理及び測
定を行った。
■白土スラリー1kg(乾量換算)を使用して、前記■
と同様の処理及び測定を行った。
と同様の処理及び測定を行った。
■シリカフューム1kg(乾量換算)を用いて前記■と
同様な処理を行い、前記■と同様の処理及び測定を行っ
た。
同様な処理を行い、前記■と同様の処理及び測定を行っ
た。
[相]高炉スラブ1kl((乾量換算)を使用して、前
記■と同様の処理及び測定を行った。
記■と同様の処理及び測定を行った。
■フライアッシュ1kg(乾量換算)を使用して前記■
と同様の処理及び測定を行った。
と同様の処理及び測定を行った。
上記■〜■に記した試験方法によって得られたコンクリ
ート構造体の各測定結果を表1に示す。
ート構造体の各測定結果を表1に示す。
表1
上記の■〜■によって得られたコンクリート構造体の中
で、■は赤泥を使用しない従来のコンクリート構造体で
あり、■〜■は本発明を適用して得られたコンクリート
構造体、■〜0は夫々混和材として白土スラリー、シリ
カフューム、高炉スラグ、フライアッシュを用いた比較
例である。
で、■は赤泥を使用しない従来のコンクリート構造体で
あり、■〜■は本発明を適用して得られたコンクリート
構造体、■〜0は夫々混和材として白土スラリー、シリ
カフューム、高炉スラグ、フライアッシュを用いた比較
例である。
表1から明らかな如く、本発明を適用して得られたコン
クリート構造体■〜■は、何れものに比して圧縮強さが
可成大きくなっており、しかも比較例として白土スラリ
ー、シリカフューム、高炉スラグ、フライアッシュを用
いた■〜■の供試体に比しても何等遜色のない結果が得
られて、赤泥を混和材として使用することによる効果が
大であることが明らかとなった。
クリート構造体■〜■は、何れものに比して圧縮強さが
可成大きくなっており、しかも比較例として白土スラリ
ー、シリカフューム、高炉スラグ、フライアッシュを用
いた■〜■の供試体に比しても何等遜色のない結果が得
られて、赤泥を混和材として使用することによる効果が
大であることが明らかとなった。
更に前記本発明を適用して得られたコンクリート構造体
■〜■の中でも、■の赤泥0.5kgと別府白土スラリ
ーの混合物を使用して得られたコンクリート構造体の強
度が最大であり、次いて■、■の試料も夫々良い結果を
示していて、赤泥の一部をシリカフューム、オパール珪
石、白土等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくはフラ
イアッシュや高炉スラグ等ポゾラン効果を有する微粉末
で置換したコンクリート構造体がこれらの微粉末の持つ
ポゾラン効果が相乗作用として発揮されることが判明し
た。
■〜■の中でも、■の赤泥0.5kgと別府白土スラリ
ーの混合物を使用して得られたコンクリート構造体の強
度が最大であり、次いて■、■の試料も夫々良い結果を
示していて、赤泥の一部をシリカフューム、オパール珪
石、白土等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくはフラ
イアッシュや高炉スラグ等ポゾラン効果を有する微粉末
で置換したコンクリート構造体がこれらの微粉末の持つ
ポゾラン効果が相乗作用として発揮されることが判明し
た。
特に赤泥のみを用いて高速分散機により1時間分散した
前記■の供試体は、混和材としてシリカフュームを使用
した前記■の試料と路間−の圧縮強さを示していること
が判明したので、赤泥がシリカフュームに代替可能であ
るというデータが得られた。
前記■の供試体は、混和材としてシリカフュームを使用
した前記■の試料と路間−の圧縮強さを示していること
が判明したので、赤泥がシリカフュームに代替可能であ
るというデータが得られた。
次にコンクリート構造体の防水性を高めるために行った
具体例2を示す。
具体例2を示す。
具体例2
1、使用原料
(1)赤泥(住人化学製)(単位:%)(2)セメント
ポルトランドセメント(大阪セメント製) (3)細骨材 砕砂(花崗岩) 5 m / m
以下(4)粗骨材 砕石(砂岩)最大20 m
/ m(5)混和材 高性能減水剤(花王製マイ
ティ2、配合試験 氷結合材比35%、細骨材率45%とし、その概要は表
2に示す。この中で比較例1は赤泥を混入しないもの、
実施例1は赤泥の混入率を5%としたもの、実施例2は
同混入率を10%としたもの、実施例31よ同混入率を
15%としたものである。
ポルトランドセメント(大阪セメント製) (3)細骨材 砕砂(花崗岩) 5 m / m
以下(4)粗骨材 砕石(砂岩)最大20 m
/ m(5)混和材 高性能減水剤(花王製マイ
ティ2、配合試験 氷結合材比35%、細骨材率45%とし、その概要は表
2に示す。この中で比較例1は赤泥を混入しないもの、
実施例1は赤泥の混入率を5%としたもの、実施例2は
同混入率を10%としたもの、実施例31よ同混入率を
15%としたものである。
3、試験結果
表3に示す。尚、圧縮強度は前記と同様の試験法により
7日目、28日目に測定し、透水試験は通常のインプッ
ト透水試験機を用いて、28日目における各テスト片の
平均浸透深さ及び平均拡散係数を測定した。
7日目、28日目に測定し、透水試験は通常のインプッ
ト透水試験機を用いて、28日目における各テスト片の
平均浸透深さ及び平均拡散係数を測定した。
表2
表3
表3から明らかな如く、実施例1の赤泥の混入率を5%
としたテスト片が28日後における圧縮強度が最も強く
、かつ、平均浸透深さ及び平均波 3゜敗係数がとも
に最小であって、高い非透水性を有していることが確認
された。また赤泥の混入率が10%、15%と増加する
につれて28日後における圧縮強度、非透水性がともに
低下することが判明した。
としたテスト片が28日後における圧縮強度が最も強く
、かつ、平均浸透深さ及び平均波 3゜敗係数がとも
に最小であって、高い非透水性を有していることが確認
された。また赤泥の混入率が10%、15%と増加する
につれて28日後における圧縮強度、非透水性がともに
低下することが判明した。
具体例3
1、使用原料
(1)赤泥、ポルトランドセメント、細骨材、粗骨材、
混和材は具体例2と同じ、又フライアッシュは具体例1
と同じである。
混和材は具体例2と同じ、又フライアッシュは具体例1
と同じである。
(2)シリカ微粉末
(3)高炉スラグ微粉末
2、配合試験
表4に示す。尚、圧縮試験は前記同様の試験法により7
日及び8日目に測定した。
日及び8日目に測定した。
試験結果
表5に示す。
(本頁以下余白)
表5
実施例■及び■は、赤泥5%使用におけるフライアッシ
ュ上5288種及び0種使用に相当する実施例である。
ュ上5288種及び0種使用に相当する実施例である。
実施例■及び■は、赤泥10%使用におけるフライアッ
シュ上5288種及び0種使用に相当する実施例である
。
シュ上5288種及び0種使用に相当する実施例である
。
実施例■及び■は、赤泥15%使用におけるフライアッ
シュ上5288種及び0種使用に相当する実施例である
。
シュ上5288種及び0種使用に相当する実施例である
。
実施例■及び■は、赤泥10%使用におけるシリカセメ
288種及び高炉セメントA種使用に相当する実施例で
ある。
288種及び高炉セメントA種使用に相当する実施例で
ある。
いずれも比較例■のポルトランドセメント使用の場合よ
り優れた強度発現を示す。
り優れた強度発現を示す。
一方、一般に赤泥のアルカリ含有量が大であるため、コ
ンクリート構造体に赤泥を混入した際には、アルカリ骨
材反応が生起することが懸念される。このアルカリ骨材
反応とは、前記アルカリに起因してコンクリート構造が
早期に劣化する現象を指しており、アルカリシリカ反応
、アルカリ炭酸塩岩反応及びアルカリシリケート反応に
分類される0本発明者は上記赤泥に関するアルカリ反応
性試験を種々実施した結果、赤泥はアルカリ骨材反応を
助長するが、使用する骨材の反応性、セメントのアルカ
リ量、配合(特に単位結合材量)等を適切に勘案すれば
、シリカフューム、シリカ微粉末、フライアッシュ、高
炉滓微粉末その他のポゾラン物質等との併用により、結
合材料の20%までの混入は圧縮強さ及び防水性の改良
において顕著な効果を有し、実用上の極めて有用である
とのとの結論を得た。従って本発明にかかる手段に基づ
いて赤泥をセメント中に混入することにより、前記アル
カリ骨材反応を生起する惧れかないことが確認された。
ンクリート構造体に赤泥を混入した際には、アルカリ骨
材反応が生起することが懸念される。このアルカリ骨材
反応とは、前記アルカリに起因してコンクリート構造が
早期に劣化する現象を指しており、アルカリシリカ反応
、アルカリ炭酸塩岩反応及びアルカリシリケート反応に
分類される0本発明者は上記赤泥に関するアルカリ反応
性試験を種々実施した結果、赤泥はアルカリ骨材反応を
助長するが、使用する骨材の反応性、セメントのアルカ
リ量、配合(特に単位結合材量)等を適切に勘案すれば
、シリカフューム、シリカ微粉末、フライアッシュ、高
炉滓微粉末その他のポゾラン物質等との併用により、結
合材料の20%までの混入は圧縮強さ及び防水性の改良
において顕著な効果を有し、実用上の極めて有用である
とのとの結論を得た。従って本発明にかかる手段に基づ
いて赤泥をセメント中に混入することにより、前記アル
カリ骨材反応を生起する惧れかないことが確認された。
発明の効果
以上詳細に説明した如く1本発明にかかるコンクリート
構造体及びその製造方法によれば、ボーキサイトからア
ルミナを作る際の残渣である赤泥を混和材としてセメン
ト中に添加したことを特徴とするコンクリート構造体を
基本とし、前記赤泥のセメントに対する混和率を20%
以下として製品の圧縮強さを高めたコンクリート構造体
及び前記赤泥のセメントに対する混和率を15%以下と
して、製品の防水性を高めたコンクリート構造体を提供
するものである。尚、赤泥をコンクリートに添加する場
合、高性能減水剤等の界面活性剤と共に添加することに
よりその効果を一層高めることが出来る。更に水と赤泥
とを予め設定した比率となるように混合し、かつ、必要
に応じて減水剤を添加した後、高速グラインド処理を施
して混合液内の赤泥に強力な磨砕力もしくは剪断力を加
え、よく分散せしめて添加するコンクリート構造体の製
造方法と、前記赤泥の一部をシリカフューム、オパール
珪石等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラ
グ、フライアッシュ等のポゾラン効果を有する微粉末で
置換したコンクリート構造体の製造方法を提供するもの
、であって、以下に記す作用効果がもたらされる。即ち
ボーキサイトからアルミナを作る際の残渣である赤泥は
特に有効な利用方法がなく、単に他の土砂類と混合され
て廃棄又は埋立処分されているのみであるが、本発明を
適用することによってこれらの赤泥の有効利用をはかる
ことが出来て、省資源の面から有用であるとともにコン
クリート構造体のコストが低減化される利点がある。
構造体及びその製造方法によれば、ボーキサイトからア
ルミナを作る際の残渣である赤泥を混和材としてセメン
ト中に添加したことを特徴とするコンクリート構造体を
基本とし、前記赤泥のセメントに対する混和率を20%
以下として製品の圧縮強さを高めたコンクリート構造体
及び前記赤泥のセメントに対する混和率を15%以下と
して、製品の防水性を高めたコンクリート構造体を提供
するものである。尚、赤泥をコンクリートに添加する場
合、高性能減水剤等の界面活性剤と共に添加することに
よりその効果を一層高めることが出来る。更に水と赤泥
とを予め設定した比率となるように混合し、かつ、必要
に応じて減水剤を添加した後、高速グラインド処理を施
して混合液内の赤泥に強力な磨砕力もしくは剪断力を加
え、よく分散せしめて添加するコンクリート構造体の製
造方法と、前記赤泥の一部をシリカフューム、オパール
珪石等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラ
グ、フライアッシュ等のポゾラン効果を有する微粉末で
置換したコンクリート構造体の製造方法を提供するもの
、であって、以下に記す作用効果がもたらされる。即ち
ボーキサイトからアルミナを作る際の残渣である赤泥は
特に有効な利用方法がなく、単に他の土砂類と混合され
て廃棄又は埋立処分されているのみであるが、本発明を
適用することによってこれらの赤泥の有効利用をはかる
ことが出来て、省資源の面から有用であるとともにコン
クリート構造体のコストが低減化される利点がある。
また本発明によれば混和材中に含まする赤泥の微粒子が
セメントの粒子間に充填され、がっ、セメント内に生成
する珪酸力ルシュウムゲルの中に分散してセメントの強
度を高める効果があり、従って得られたコンクリート構
造体は、内方の微細な空隙が前記赤泥によって均一に充
填されて、従来の各種混和材に比して圧縮強度の面でよ
りすぐれたコンクリート構造体が得られるので、高い圧
縮強度が要求されるコンクリート構造体にも充分対応す
ることが可能となり、特に赤泥のセメントに対する混和
率を20%以下とすると、製品の圧縮強さが高められ、
赤泥のセメントに対する混和率を15%以下とすると、
圧縮強さとともに製品の防水性を高めることができる。
セメントの粒子間に充填され、がっ、セメント内に生成
する珪酸力ルシュウムゲルの中に分散してセメントの強
度を高める効果があり、従って得られたコンクリート構
造体は、内方の微細な空隙が前記赤泥によって均一に充
填されて、従来の各種混和材に比して圧縮強度の面でよ
りすぐれたコンクリート構造体が得られるので、高い圧
縮強度が要求されるコンクリート構造体にも充分対応す
ることが可能となり、特に赤泥のセメントに対する混和
率を20%以下とすると、製品の圧縮強さが高められ、
赤泥のセメントに対する混和率を15%以下とすると、
圧縮強さとともに製品の防水性を高めることができる。
更に赤泥の一部をシリカフューム、オパール珪石、白土
等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラグ、
フライアッシュ等の珪酸塩の微粉末で置換したコンクリ
ート構造体とした場合には、これらの微粉末の持つポゾ
ラン効果が相乗作用として発揮されるという効果が得ら
れる。同様にシリカセメント、高炉セメント、フライア
ッシュセメント等を使用した場合、特に初期強度が著し
く低下する欠点があったが、赤泥を混和材として使用す
ることにより、ポルトランドセメントに比して著しく圧
縮強度を高め、その欠点をカバーすることが可能である
。
等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラグ、
フライアッシュ等の珪酸塩の微粉末で置換したコンクリ
ート構造体とした場合には、これらの微粉末の持つポゾ
ラン効果が相乗作用として発揮されるという効果が得ら
れる。同様にシリカセメント、高炉セメント、フライア
ッシュセメント等を使用した場合、特に初期強度が著し
く低下する欠点があったが、赤泥を混和材として使用す
ることにより、ポルトランドセメントに比して著しく圧
縮強度を高め、その欠点をカバーすることが可能である
。
更に赤泥中に約40%の酸化鉄が含有されているため、
この添加によりコンクリート中の鉄含有量が高まり、魚
礁に使用した場合海藻類の成育を高めるという効果がも
たらされる。
この添加によりコンクリート中の鉄含有量が高まり、魚
礁に使用した場合海藻類の成育を高めるという効果がも
たらされる。
従って本発明にかかるコンクリート構造体を、例えば防
波堤等の海水に対する耐浸触性が要求されるコンクリー
ト、もしくは地下における推進工法等に使用するヒユー
ム管等に適用することも可能であって、しかも極めて安
価に得ることができる。また赤泥は廃棄物として生成し
た際、既に0゜1〜1μmの微細な粒子であるため、白
土、オパール等の可溶性の珪酸を含有する鉱物や、高炉
のスラグ等の珪酸塩に比して微粉砕する作業の必要性が
なく、極めて経済的である。よって本発明を各方面に利
用されているコンクリート構造体の製造に使用して極め
て有用である。
波堤等の海水に対する耐浸触性が要求されるコンクリー
ト、もしくは地下における推進工法等に使用するヒユー
ム管等に適用することも可能であって、しかも極めて安
価に得ることができる。また赤泥は廃棄物として生成し
た際、既に0゜1〜1μmの微細な粒子であるため、白
土、オパール等の可溶性の珪酸を含有する鉱物や、高炉
のスラグ等の珪酸塩に比して微粉砕する作業の必要性が
なく、極めて経済的である。よって本発明を各方面に利
用されているコンクリート構造体の製造に使用して極め
て有用である。
第1図は本発明の実施に使用した高速グラインド用のイ
ンペラー羽根の概観図、第2図はグラインド処理の実際
例を示す側断面図であるl・・・インペラー羽根 2
・・・中央孔3・・・回転軸 4・・・円筒
状タンク5・・・混合液
ンペラー羽根の概観図、第2図はグラインド処理の実際
例を示す側断面図であるl・・・インペラー羽根 2
・・・中央孔3・・・回転軸 4・・・円筒
状タンク5・・・混合液
Claims (10)
- (1)セメント中に、ボーキサイトからアルミナを作る
際の残渣である赤泥を混和材として添加したことを特徴
とするコンクリート構造体。 - (2)前記赤泥のセメントに対する混和率を20%以下
として、製品の圧縮強さを高めたことを特徴とする請求
項1記載のコンクリート構造体。 - (3)前記赤泥のセメントに対する混和率を15%以下
として、製品の防水性を高めたことを特徴とする請求項
1記載のコンクリート構造体。 - (4)ボーキサイトからアルミナを作る際の残渣である
赤泥をセメントの20%以下の混和率にてセメント中に
添加して、製品の圧縮強さを高めたことを特徴とするコ
ンクリート構造体の製造方法。 - (5)ボーキサイトからアルミナを作る際の残渣である
赤泥をセメントの15%以下の混和率にてセメント中に
添加して、製品の防水性を高めたことを特徴とするコン
クリート構造体の製造方法。 - (6)前記赤泥の一部をシリカフューム、オパール珪石
等の可溶性の珪酸を含有する鉱物もしくは高炉スラグ、
フライアッシュ等のポゾラン効果を有する微粉末で置換
したことを特徴とする請求項1、2、3、4、5記載の
コンクリート構造体及びその製造方法。 - (7)前記赤泥を減水剤とともにセメント中に添加する
ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5、6記載の
コンクリート構造体及びその製造方法。 - (8)赤泥を水と予め設定した比率となるように混合し
、かつ、必要に応じて減水剤を添加した後、高速グライ
ンド処理を施して混合液内の赤泥に強力な磨砕力もしく
は剪断力を加え十分分散させた後添加することを特徴と
する請求項1、2、3、4、5、6、7記載のコンクリ
ート構造体及びその製造方法。 - (9)前記セメントはシリカセメント、高炉セメント若
しくはフライアッシュセメント又はこれらの温合物を含
むものであることを特徴とする請求項1、2、3、4、
5、6、7、8記載のコンクリート構造体及びその製造
方法。 - (10)前記セメントはポルトランドセメントにシリカ
微粉末、高炉スラグ微粉末若しくはフライアッシュ又は
これらの混合物を混合したものであることを特徴とする
請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9記載のコン
クリート構造体及びその製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25540788A JPH01261253A (ja) | 1987-12-16 | 1988-10-11 | コンクリート構造体及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31925987 | 1987-12-16 | ||
| JP62-319259 | 1987-12-16 | ||
| JP25540788A JPH01261253A (ja) | 1987-12-16 | 1988-10-11 | コンクリート構造体及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01261253A true JPH01261253A (ja) | 1989-10-18 |
Family
ID=26542192
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25540788A Pending JPH01261253A (ja) | 1987-12-16 | 1988-10-11 | コンクリート構造体及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01261253A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002234767A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Nakamichi Kogyosho:Kk | 吹き付け用モルタル |
| NL1018084C2 (nl) * | 2001-05-15 | 2002-11-19 | Roelof Dirk Schuiling | Vervaardiging van korrel- of blokvormig materiaal met metaalbindende eigenschappen. |
| KR101046408B1 (ko) * | 2010-07-07 | 2011-07-05 | 김문훈 | 적니가 포함된 콘크리트 혼화재를 사용한 콘크리트 포장 구조체 제조방법 |
| JP2024545851A (ja) * | 2021-12-22 | 2024-12-13 | 青島理工大学 | 早強速硬型の超高性能コンクリート及びその調製方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135332A (en) * | 1976-05-07 | 1977-11-12 | Nisshin Eng | Curable composition from industrial sludge |
| JPS56145145A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-11 | Sumitomo Cement Co | Manufacture of cement board |
-
1988
- 1988-10-11 JP JP25540788A patent/JPH01261253A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS52135332A (en) * | 1976-05-07 | 1977-11-12 | Nisshin Eng | Curable composition from industrial sludge |
| JPS56145145A (en) * | 1980-04-09 | 1981-11-11 | Sumitomo Cement Co | Manufacture of cement board |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002234767A (ja) * | 2001-02-07 | 2002-08-23 | Nakamichi Kogyosho:Kk | 吹き付け用モルタル |
| NL1018084C2 (nl) * | 2001-05-15 | 2002-11-19 | Roelof Dirk Schuiling | Vervaardiging van korrel- of blokvormig materiaal met metaalbindende eigenschappen. |
| KR101046408B1 (ko) * | 2010-07-07 | 2011-07-05 | 김문훈 | 적니가 포함된 콘크리트 혼화재를 사용한 콘크리트 포장 구조체 제조방법 |
| JP2024545851A (ja) * | 2021-12-22 | 2024-12-13 | 青島理工大学 | 早強速硬型の超高性能コンクリート及びその調製方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN102976672B (zh) | 低碳高性能混凝土辅助胶凝材料 | |
| CN110372298A (zh) | 一种高强珊瑚混凝土的制备方法 | |
| GB2131409A (en) | Concrete additive admixture containing microsilica and concrete produced therewith | |
| CN109369113B (zh) | 一种湿陷性黄土加固注浆浆液、制备方法及其应用 | |
| CN115073093A (zh) | 一种低收缩高强自密实再生混凝土及其制备方法 | |
| CN109320162A (zh) | 一种含活性再生微粉的高性能混凝土及其制备方法 | |
| CN108529993A (zh) | 一种高强度高弹性模量的高阻尼混凝土 | |
| CN114605121A (zh) | 一种钨尾矿蒸压加气混凝土及其制备方法 | |
| CN118324465A (zh) | 一种盾构渣土轻质化处理固化土及其制备方法和应用 | |
| CN111732390B (zh) | 一种水下桩基不分散机制砂自密实混凝土及其制备方法 | |
| CN111620630B (zh) | 一种超长水下桩基机制砂自密实混凝土及其制备方法 | |
| JPS6197381A (ja) | 注入可能な硬化性微細グラウト | |
| US5728208A (en) | Concrete mix, process for preparing same, an additive for concrete mix, and process for preparing same | |
| CN109293292A (zh) | 混凝土及其制备工艺 | |
| CN113105149A (zh) | 一种混凝土减胶剂及其制备方法和应用方法 | |
| CN117902873A (zh) | 海相淤泥原位固化的环保抗侵蚀液态固化剂及其制备方法 | |
| CN112592143A (zh) | 一种粘土-矿渣基港口抗震加固矿物注浆材料及制备方法 | |
| JPH0680456A (ja) | 流動性水硬性組成物 | |
| CN110041025A (zh) | 一种改良性大体积混凝土及其制备方法 | |
| CN112430036B (zh) | 一种远海地区基础建设用胶凝材料的就地制备方法 | |
| JPH01261253A (ja) | コンクリート構造体及びその製造方法 | |
| CN110041036A (zh) | 一种专门适用于水下浇筑的碱激发混凝土材料 | |
| CN114133121A (zh) | 一种高含水率疏浚底泥固化处理材料及其制备方法 | |
| CN111689737A (zh) | 一种水下桩基机制砂自密实混凝土及其制备方法 | |
| CN111848057A (zh) | 一种超长水下桩基自密实混凝土及其制备方法 |