JPH01271096A - Cr−Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法 - Google Patents
Cr−Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法Info
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- JPH01271096A JPH01271096A JP9755588A JP9755588A JPH01271096A JP H01271096 A JPH01271096 A JP H01271096A JP 9755588 A JP9755588 A JP 9755588A JP 9755588 A JP9755588 A JP 9755588A JP H01271096 A JPH01271096 A JP H01271096A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K35/00—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
- B23K35/22—Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting characterised by the composition or nature of the material
- B23K35/24—Selection of soldering or welding materials proper
- B23K35/30—Selection of soldering or welding materials proper with the principal constituent melting at less than 1550°C
- B23K35/3053—Fe as the principal constituent
- B23K35/308—Fe as the principal constituent with Cr as next major constituent
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- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Nonmetallic Welding Materials (AREA)
- Arc Welding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はCr −Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法に関し
、詳しくは、短時間から長時間の応力除去焼鈍(以下、
SRという)を行った後も高温高強度が得られ、かつ高
い靭性を有するとともに、高温で長時間構造物が使用さ
れる場合に起こる脆化(以下、使用中脆化という)の程
度が極めて少ない溶接金属部を得るための潜弧溶接方法
に関するものである。
、詳しくは、短時間から長時間の応力除去焼鈍(以下、
SRという)を行った後も高温高強度が得られ、かつ高
い靭性を有するとともに、高温で長時間構造物が使用さ
れる場合に起こる脆化(以下、使用中脆化という)の程
度が極めて少ない溶接金属部を得るための潜弧溶接方法
に関するものである。
(従来の技術)
ここにいうCr −Mo系低合金鋼とは、石油化学工業
等に用いられる中高温圧力容器用鋼材を意味するもので
具体的には2.1/4 Cr −I Mofiあるいは
aCr IMo鋼等のことである。
等に用いられる中高温圧力容器用鋼材を意味するもので
具体的には2.1/4 Cr −I Mofiあるいは
aCr IMo鋼等のことである。
近年の溶接構造物の大型化や使用条件の苛酷化、さらに
は石油の代替エネルギーとして注目されている石炭液化
装置では高温高圧操業となるため、使用鋼板が極厚化し
、その上高強度化の方向にある。そのため、溶接金属に
対しても溶接能率を低下することなく高温で高強度が得
られ、かつ高い靭性を有するとともに使用中脆化の極め
で少ないものであることが要求され、その要求値は益々
厳しくなってきている。
は石油の代替エネルギーとして注目されている石炭液化
装置では高温高圧操業となるため、使用鋼板が極厚化し
、その上高強度化の方向にある。そのため、溶接金属に
対しても溶接能率を低下することなく高温で高強度が得
られ、かつ高い靭性を有するとともに使用中脆化の極め
で少ないものであることが要求され、その要求値は益々
厳しくなってきている。
これら溶接金属の高温強度、靭性および使用中脆化特性
に影響する大きな要因としてSR条件がある。
に影響する大きな要因としてSR条件がある。
即ち、SRは溶接によって生じた溶接部の残留応力を除
去するとともに溶接部の靭性を向上するものであるが、
短時間であると靭性が向上せず、長時間に亘ると高温強
度の低下をきたす問題がある。
去するとともに溶接部の靭性を向上するものであるが、
短時間であると靭性が向上せず、長時間に亘ると高温強
度の低下をきたす問題がある。
板厚100mmを超える極厚のCr −Mo系低合金鋼
の場合は、−船釣に690℃±20℃の温度で1〜3回
のSRがなされ、そのSR時間の合計は4〜30時間の
広範囲にわたる。SRにおいては、温度が高い程、また
同じ温度でも時間が長い程焼なましの効果は大きく、そ
の程度を示す値として次式に示す焼もどしパラメータC
P)が広く用いられている。
の場合は、−船釣に690℃±20℃の温度で1〜3回
のSRがなされ、そのSR時間の合計は4〜30時間の
広範囲にわたる。SRにおいては、温度が高い程、また
同じ温度でも時間が長い程焼なましの効果は大きく、そ
の程度を示す値として次式に示す焼もどしパラメータC
P)が広く用いられている。
(P) =T (20+log(t)) X 10−’
T=温度(’K)、を−時間(hr) 一般に、板厚100〜30011の極厚Cr −Mo系
低合金鋼の溶接施工におけるCP)の範囲は19.5〜
21.0になる。
T=温度(’K)、を−時間(hr) 一般に、板厚100〜30011の極厚Cr −Mo系
低合金鋼の溶接施工におけるCP)の範囲は19.5〜
21.0になる。
さらに、溶接金属の靭性および使用中脆化特性に大きく
影響する要因として、溶接金属中の酸素量がある。即ち
長時間SR後の高温強度を満足し、かつ短時間SR後の
靭性を確保するとともに良好な使用中脆化特性を得るに
は、溶接金属の極低酸素化が必須である。
影響する要因として、溶接金属中の酸素量がある。即ち
長時間SR後の高温強度を満足し、かつ短時間SR後の
靭性を確保するとともに良好な使用中脆化特性を得るに
は、溶接金属の極低酸素化が必須である。
従来、Cr −Mo系低合金鋼における高温高強度化お
よび靭性改善さらに使用中脆化特性の改善手段としては
特開昭53−95146号公報や特開昭58”391号
公報で開示されているごとく、V−B系ワイヤやTi−
V系ワイヤと高塩基性フラックスとを組合せることが知
られている。しかし、これらはいずれも(P)が20.
7〜20.9の焼なましが大きく進行した後での強度お
よび靭性を問題としており、その強度は最近の容器の大
型化や使用条件の苛酷化、さらに使用鋼板の高温高圧化
に対応できないものである。また靭性については、短時
間SR条件下、つまりCP)の小さな所での靭性確保は
困難であった。
よび靭性改善さらに使用中脆化特性の改善手段としては
特開昭53−95146号公報や特開昭58”391号
公報で開示されているごとく、V−B系ワイヤやTi−
V系ワイヤと高塩基性フラックスとを組合せることが知
られている。しかし、これらはいずれも(P)が20.
7〜20.9の焼なましが大きく進行した後での強度お
よび靭性を問題としており、その強度は最近の容器の大
型化や使用条件の苛酷化、さらに使用鋼板の高温高圧化
に対応できないものである。また靭性については、短時
間SR条件下、つまりCP)の小さな所での靭性確保は
困難であった。
また、本発明者らが先に特開昭62−259695号公
報において、短時間SR後の靭性、および使用中脆化特
性、長時間SR後の高温強度を改善する溶接方法につい
て既に提案を行ったが、その後の検討によれば溶接能率
向上のため溶接入熱量を33〜45KJ/cmと増加す
れば、特に短時間SR後の靭性が悪(なることがわかっ
た。
報において、短時間SR後の靭性、および使用中脆化特
性、長時間SR後の高温強度を改善する溶接方法につい
て既に提案を行ったが、その後の検討によれば溶接能率
向上のため溶接入熱量を33〜45KJ/cmと増加す
れば、特に短時間SR後の靭性が悪(なることがわかっ
た。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、Cr −Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法にお
いて、溶接能率を低下することなく、つまり溶接入熱量
を下げることなく 、(11短時間SRから長時間SR
の条件下で高温高強度を確保すること、(2)高い靭性
を得ること、さらに(3)使用中脆化の極めて少ない溶
接金属を確保することを可能にならしめ良質の溶接部を
得る溶接方法、を提供することを目的としている。
いて、溶接能率を低下することなく、つまり溶接入熱量
を下げることなく 、(11短時間SRから長時間SR
の条件下で高温高強度を確保すること、(2)高い靭性
を得ること、さらに(3)使用中脆化の極めて少ない溶
接金属を確保することを可能にならしめ良質の溶接部を
得る溶接方法、を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段)
本発明者らは、前記問題点を解決するため、溶接ワイヤ
およびフランクス両面から検討した結果、特に溶接ワイ
ヤのNと溶接金属の酸素量を低減することが必須である
ことがわかった。Nは高温高強度を得る目的である程度
添加されていたが、本発明のように高能率化のため溶接
入熱量を33〜45KJ/C11と高(した所で、高温
高強度でかつ、低温高靭性を得、さらに使用中脆化の極
めて少ない溶接金属を得るには低窒素化、低酸素化が必
須であることを見い出した。
およびフランクス両面から検討した結果、特に溶接ワイ
ヤのNと溶接金属の酸素量を低減することが必須である
ことがわかった。Nは高温高強度を得る目的である程度
添加されていたが、本発明のように高能率化のため溶接
入熱量を33〜45KJ/C11と高(した所で、高温
高強度でかつ、低温高靭性を得、さらに使用中脆化の極
めて少ない溶接金属を得るには低窒素化、低酸素化が必
須であることを見い出した。
すなわち、本発明の要旨はCr −Mo系低合金鋼の潜
弧溶接方法において、重量%でC: 0.10〜0.1
7%、Si: 0.01〜0.15%、Mn:0.50
〜1.20%、Cr: 1.80〜3.80%、Mo:
0.80〜1.30%、V : 0.30〜0.60%
、Nb:0.005〜0.04%を含有し、さらにN:
0゜0070%以下のワイヤと、下記式で表わされる塩
基度Bが2.0〜4.0であるフラックスとを組合せて
溶接することを特徴とするCr −Mo系低合金鋼の潜
弧溶接方法にある。
弧溶接方法において、重量%でC: 0.10〜0.1
7%、Si: 0.01〜0.15%、Mn:0.50
〜1.20%、Cr: 1.80〜3.80%、Mo:
0.80〜1.30%、V : 0.30〜0.60%
、Nb:0.005〜0.04%を含有し、さらにN:
0゜0070%以下のワイヤと、下記式で表わされる塩
基度Bが2.0〜4.0であるフラックスとを組合せて
溶接することを特徴とするCr −Mo系低合金鋼の潜
弧溶接方法にある。
塩基度B
CaO+MgO+BaO+CaFz+NazO+KzO
+LizO+1/ZMnO3iO□+1/2(Ti(h
+ IVzOz)(但し重量%) 以下本発明の詳細な説明する。
+LizO+1/ZMnO3iO□+1/2(Ti(h
+ IVzOz)(但し重量%) 以下本発明の詳細な説明する。
(作 用)
まず、本発明においては、ワイヤ成分中t4が0.10
〜0.17%である必要がある。
〜0.17%である必要がある。
即ち、Cは脱酸性元素として極めて重要であり、適当量
の添加により溶接金属の酸素量を低減するものであるが
、0.10%未満ではその効果が少なく、短時間SR後
の靭性(以下vEという)および加速脆化処理後の靭性
(以下vE + SCという)、さらに長時間SR後の
高温(480°C)強度(以下TS480°Cという)
が低下する。しかし、0.17%を超えると溶接時に凝
固粒界に偏析しやすく高温割れが生じる傾向となる。
の添加により溶接金属の酸素量を低減するものであるが
、0.10%未満ではその効果が少なく、短時間SR後
の靭性(以下vEという)および加速脆化処理後の靭性
(以下vE + SCという)、さらに長時間SR後の
高温(480°C)強度(以下TS480°Cという)
が低下する。しかし、0.17%を超えると溶接時に凝
固粒界に偏析しやすく高温割れが生じる傾向となる。
次にワイヤ中のSiは0.01〜0.15%とすること
が必要である。Siは特に使用中脆化特性に影響し、0
.15%を超えるとvE + SCが低下する。一方、
0.01%未満であると、脱酸不足となり溶接金属中の
酸素量が多くなりvEおよびνB+SCが低下する。
が必要である。Siは特に使用中脆化特性に影響し、0
.15%を超えるとvE + SCが低下する。一方、
0.01%未満であると、脱酸不足となり溶接金属中の
酸素量が多くなりvEおよびνB+SCが低下する。
さらにワイヤ中のMnは0.50〜1.20%である必
要がある。Mnは靭性を確保するために必須であるが、
一方過多であると使用中脆化を助長する。
要がある。Mnは靭性を確保するために必須であるが、
一方過多であると使用中脆化を助長する。
即ち、0.50%未満であるとvEおよびvE 十SC
が満足せず、一方1.20%を超えるとvE + SC
が低下する。
が満足せず、一方1.20%を超えるとvE + SC
が低下する。
ところで本発明はCr −Mo系低合金鋼を対象とする
ものであるから、耐酸化性、耐クリープ性を確保するた
め母材に相当するCrおよびMoを溶接金属に含有する
必要がある。ワイヤ中Cr1.80%未満、Mo0.8
0%未満であると、本発明における↑S 480°Cの
向上効果が得られなくなる。しかし、Cr3.80%、
Mo 1.30%超では硬化性が大なり、溶接割れが発
生し易くなるとともにvEおよびvE + SCも低下
する。
ものであるから、耐酸化性、耐クリープ性を確保するた
め母材に相当するCrおよびMoを溶接金属に含有する
必要がある。ワイヤ中Cr1.80%未満、Mo0.8
0%未満であると、本発明における↑S 480°Cの
向上効果が得られなくなる。しかし、Cr3.80%、
Mo 1.30%超では硬化性が大なり、溶接割れが発
生し易くなるとともにvEおよびvE + SCも低下
する。
■およびNbは、Cと反応しやすく炭化物を生成するが
、これが微妙な析出物として溶接金属中に分散析出し、
TS480°Cを著しく改善する効果がある。V 0.
30%未満、Nb0.005%未満であるとこの効果が
得られずTS480°Cが低下する。−方V0.60.
Nb0.04%を超えるとTS480°Cは向上する
ものの、硬化が過度となりVEおよびvE+SCが低下
する。
、これが微妙な析出物として溶接金属中に分散析出し、
TS480°Cを著しく改善する効果がある。V 0.
30%未満、Nb0.005%未満であるとこの効果が
得られずTS480°Cが低下する。−方V0.60.
Nb0.04%を超えるとTS480°Cは向上する
ものの、硬化が過度となりVEおよびvE+SCが低下
する。
さらにワイヤ中のNは、高温高強度の溶接金属において
低温高靭性でかつ使用中脆化の極めて少ない溶接金属を
得るためには、0.0070%以下であることが必須で
ある。Nが0.0070%を超えると、特に溶接入熱量
が大きい時、溶接金属中の粒界に偏析し易<、vEおよ
びvli+scが著しく低下する。
低温高靭性でかつ使用中脆化の極めて少ない溶接金属を
得るためには、0.0070%以下であることが必須で
ある。Nが0.0070%を超えると、特に溶接入熱量
が大きい時、溶接金属中の粒界に偏析し易<、vEおよ
びvli+scが著しく低下する。
なお、その他の微量元素はワイヤ中にTS480’C%
VEおよびvE+SCを微調整することを目的とし以
下の範囲で許容できる。
VEおよびvE+SCを微調整することを目的とし以
下の範囲で許容できる。
TiS2.02%、M≦0.05%、Ni≦0.30%
、Cu≦0.20%、P≦0.010%、S≦0.01
5%、B≦O,OO5% さらにAs、 Sb、 Snはできるだけ少ないのが好
ましい。
、Cu≦0.20%、P≦0.010%、S≦0.01
5%、B≦O,OO5% さらにAs、 Sb、 Snはできるだけ少ないのが好
ましい。
次に、組合せフラックスの塩基度Bは下記式で2.0〜
4.0である必要がある。
4.0である必要がある。
塩基度B
CaO+MgO+BaO+CaF、+Na、O+に、0
+Li zO+1/2Mn0SiO□+1/2(TiO
□十kl z O3)(但し、各成分は重量%) フラックスの塩基度Bは溶接金属中の酸素量を著しく低
減する効果を有する。一方溶接金属中の酸素量低減は溶
接金属を清浄なものとし、基本的靭性の向上に対して極
めて重要であり、不可欠な事項である。即ち、酸素量の
低減はvEばかりでなく、vE + SCのいずれをも
大きく改善するものである。
+Li zO+1/2Mn0SiO□+1/2(TiO
□十kl z O3)(但し、各成分は重量%) フラックスの塩基度Bは溶接金属中の酸素量を著しく低
減する効果を有する。一方溶接金属中の酸素量低減は溶
接金属を清浄なものとし、基本的靭性の向上に対して極
めて重要であり、不可欠な事項である。即ち、酸素量の
低減はvEばかりでなく、vE + SCのいずれをも
大きく改善するものである。
これらの特性を満足するためには溶接金属中の酸素量と
しては300ppm以下であることが必要であるが、塩
基度Bが2.0未満であると酸素量低減の効果が不満足
でvEおよびνE+SCが低下する。
しては300ppm以下であることが必要であるが、塩
基度Bが2.0未満であると酸素量低減の効果が不満足
でvEおよびνE+SCが低下する。
一方4.0を超えると酸素量は低くなるものの、溶接中
にアークが不安定となり、ビード形状が不良となる。
にアークが不安定となり、ビード形状が不良となる。
なお、この塩基度B式は国際溶接学会(IIW)で発表
されて、一般によく使用されているフラックス塩基度を
表示するための式である。
されて、一般によく使用されているフラックス塩基度を
表示するための式である。
また、組合せフラックスのタイプは製造方法により焼成
型フラックスや溶融型フラックスがあるが、本発明にお
いてはいずれのタイプを使用してもよい。
型フラックスや溶融型フラックスがあるが、本発明にお
いてはいずれのタイプを使用してもよい。
以下実施例により本発明の効果をさらに具体的に示す。
(実施例)
第1表に示す組成の板厚100mmの2.25Cr−1
Mo鋼を第1図に示すU溝開先とし、第2表に示す組成
のワイヤと第3表に示す組成のフラックスとを種々組合
せ、2電極で溶接電圧先行電極600A、後行電極60
0A、溶接電圧先行電極32V、後行電極32V、溶接
速度55cm/minの条件で溶接した。
Mo鋼を第1図に示すU溝開先とし、第2表に示す組成
のワイヤと第3表に示す組成のフラックスとを種々組合
せ、2電極で溶接電圧先行電極600A、後行電極60
0A、溶接電圧先行電極32V、後行電極32V、溶接
速度55cm/minの条件で溶接した。
尚、第1図中、H= 100mm、 h=90am、
!!−1Qm+s%R−10閣、θ−4°である。
!!−1Qm+s%R−10閣、θ−4°である。
溶接終了後、ビード外観に問題がなかったものにつき短
時間SRとして温度690°C1保持時間6hr (P
l =20.01 (以下SRIという)、また長時間
SRとして温度695°C1保持時間26hr、(P)
=20.73(以下SR2という)の2条件のSRを行
い、板厚1/4tの部分の溶接金属部から直径10mm
φの高温引張試験片、また同じく板厚1/4 Lの部分
からJIS 4号シャルピー試験片を採取し、各試験に
供した。
時間SRとして温度690°C1保持時間6hr (P
l =20.01 (以下SRIという)、また長時間
SRとして温度695°C1保持時間26hr、(P)
=20.73(以下SR2という)の2条件のSRを行
い、板厚1/4tの部分の溶接金属部から直径10mm
φの高温引張試験片、また同じく板厚1/4 Lの部分
からJIS 4号シャルピー試験片を採取し、各試験に
供した。
また、SR後の溶接試験片の一部に第2図に条件を示す
ステップクーリングを行い、それよりSt?したままの
ものと同様、板厚1/4Lの部分よりJIS 4号シャ
ルピー試験片を採取し、試験を行った。
ステップクーリングを行い、それよりSt?したままの
ものと同様、板厚1/4Lの部分よりJIS 4号シャ
ルピー試験片を採取し、試験を行った。
なお、このステップクーリングとは耐使用中脆化を短時
間(約15日間)で調べる目的で行なわれている加速脆
化処理である。
間(約15日間)で調べる目的で行なわれている加速脆
化処理である。
試験を行った各種結果を第4表に示した、第4表にはS
RZ後の短時間高温引張り強さを75480°C(kg
/mj)で、SRI後の衝撃値を一30°Cでの吸収エ
ネルギー(kgf−m)で、さらにステップクーリング
後の衝撃値を一30°Cでの吸収エネルギー(kgf−
m)で示した。これらの結果、本発明の要件を満足する
ワイヤおよびフラックスの組合せの試験例1〜6は高温
引張強さが高< 、54kgf/−以上を満足しく第3
図に示すごとく、480°CX10’hrのクリープ破
断強度と短時間高温引張強度とは比例関係にあり480
°CX10’hrのクリープ破断強度の要求値≧24.
5kgf/−を満足させる高温引張強さ相当値は≧54
kgf/−になる)かつvEおよびvE + SCの値
も良好な値(通常−30°Cでの吸収エネルギー≧5.
5 kgf−mが要求される)を示した。
RZ後の短時間高温引張り強さを75480°C(kg
/mj)で、SRI後の衝撃値を一30°Cでの吸収エ
ネルギー(kgf−m)で、さらにステップクーリング
後の衝撃値を一30°Cでの吸収エネルギー(kgf−
m)で示した。これらの結果、本発明の要件を満足する
ワイヤおよびフラックスの組合せの試験例1〜6は高温
引張強さが高< 、54kgf/−以上を満足しく第3
図に示すごとく、480°CX10’hrのクリープ破
断強度と短時間高温引張強度とは比例関係にあり480
°CX10’hrのクリープ破断強度の要求値≧24.
5kgf/−を満足させる高温引張強さ相当値は≧54
kgf/−になる)かつvEおよびvE + SCの値
も良好な値(通常−30°Cでの吸収エネルギー≧5.
5 kgf−mが要求される)を示した。
比較例中、試験例7の組合せフラックスF1は本発明の
要件を満足するが、組合せワイヤW5のCが高すぎ高温
割れが生じたので溶接を中止した。
要件を満足するが、組合せワイヤW5のCが高すぎ高温
割れが生じたので溶接を中止した。
試験例8は、組合せワイヤW6のCが低いため、溶接金
属中の酸素量が多くvEおよびvE + SCが低い。
属中の酸素量が多くvEおよびvE + SCが低い。
さらにNbも低いため高温強度が低い。
試験例9は、組合せワイヤW7のSiおよびMnが高い
ためvE + SCが低い。
ためvE + SCが低い。
試験例10は組合せワイヤW8のMnが低いためvEお
よびvE + SCが低い。また■も低いため高温強度
が低い。
よびvE + SCが低い。また■も低いため高温強度
が低い。
試験例11は、組合せワイヤW9の■が高すぎvEおよ
びνE+SCが低い。
びνE+SCが低い。
試験例12は組合せワイヤWIOのNbが高すぎvEお
よびvE + SCが低い。
よびvE + SCが低い。
試験例13は組合せワイヤWllのNが高すぎるためv
EおよびvE + SCが低い。
EおよびvE + SCが低い。
試験例14および15は組合せフラックスF3およびF
8の塩基度Bが低(、溶接金属中の酸素量が多く、vE
およびνE+SCが低い。
8の塩基度Bが低(、溶接金属中の酸素量が多く、vE
およびνE+SCが低い。
試験例16および17は組合せフラックスF4およびF
7の塩基度Bが高すぎるため、ビニド形状が不良なため
溶接を中止した。
7の塩基度Bが高すぎるため、ビニド形状が不良なため
溶接を中止した。
(発明の効果)
以上、実施例にも示されているように、Cr −M。
系低合金鋼の潜弧溶接において本発明法によれば、(容
接能率を低下させることなく、長時間SR後において高
温高強度が得られ、短時間SR後においても、靭性が良
好で、使用中脆化の極めて少ない溶接部が得られ、本発
明の工業的価値は極めて高い。
接能率を低下させることなく、長時間SR後において高
温高強度が得られ、短時間SR後においても、靭性が良
好で、使用中脆化の極めて少ない溶接部が得られ、本発
明の工業的価値は極めて高い。
第1図は本発明の実施例に使用した鋼板の開先形状を示
す断面図、第2図は本発明の実施例における加速脆化熱
処理の温度変化を示すグラフ、第3図は480°Cの短
時間高温引張強度と480°CX105hrにおけるク
リープ破断強度との関係を示すグラフである。
す断面図、第2図は本発明の実施例における加速脆化熱
処理の温度変化を示すグラフ、第3図は480°Cの短
時間高温引張強度と480°CX105hrにおけるク
リープ破断強度との関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 Cr−Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法において、主成分
として、 C:0.10〜0.17%(重量%、以下同じ)Si:
0.01〜0.15%、 Mn:0.50〜1.20%、 Cr:1.80〜3.80%、 Mo:0.80〜1.30%、 V:0.30〜0.60%、 Nb:0.005〜0.04%、 を含有し、さらにN:0.0070%以下のワイヤと、
下記式で表わされる塩基度Bが2.0〜4.0であるフ
ラックスとを組合せて溶接することを特徴とするCr−
Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法。 塩基度B =[CaO+MgO+BaO+CaF_2+Na_2O
+K_2O+Li_2O+1/2MnO]/[SiO_
2+1/2(TiO_2+Al_2O_3)](但し、
各成分は重量%)
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9755588A JPH01271096A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | Cr−Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9755588A JPH01271096A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | Cr−Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01271096A true JPH01271096A (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=14195488
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9755588A Pending JPH01271096A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | Cr−Mo系低合金鋼の潜弧溶接方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01271096A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1958729A1 (en) | 2007-02-19 | 2008-08-20 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Weld metal of high-strength Cr-Mo steel |
| WO2014119197A1 (ja) | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 高強度2.25Cr-1Mo-V鋼用サブマージアーク溶接ワイヤおよび溶接金属 |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP9755588A patent/JPH01271096A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1958729A1 (en) | 2007-02-19 | 2008-08-20 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | Weld metal of high-strength Cr-Mo steel |
| US8101029B2 (en) | 2007-02-19 | 2012-01-24 | Kobe Steel, Ltd. | Weld metal of high-strength Cr-Mo steel |
| WO2014119197A1 (ja) | 2013-02-04 | 2014-08-07 | 株式会社神戸製鋼所 | 高強度2.25Cr-1Mo-V鋼用サブマージアーク溶接ワイヤおよび溶接金属 |
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