JPH01274836A - 高融点油性物の可溶化物の製造方法 - Google Patents

高融点油性物の可溶化物の製造方法

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JPH01274836A
JPH01274836A JP63103487A JP10348788A JPH01274836A JP H01274836 A JPH01274836 A JP H01274836A JP 63103487 A JP63103487 A JP 63103487A JP 10348788 A JP10348788 A JP 10348788A JP H01274836 A JPH01274836 A JP H01274836A
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JP
Japan
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melting
point oily
solubilized
melting point
oily material
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Pending
Application number
JP63103487A
Other languages
English (en)
Inventor
Motoharu Arai
基晴 新井
Masaji Ito
伊藤 正次
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品類、医薬品類、化粧品類およびその他の分
野において、加工素材、添加剤などとして使用する高融
点油性物の可溶化物を製造する方法に関するものである
〔従来の技術〕
近年、レシチン、ビタミンE、エイコサペンタエン酸な
どの生理活性を有する脂質が注目されており、現在ソフ
トカプセル状の健康食品として市場に出ている。これら
の脂質はドリンク(飲料)への応用が望まれているが、
透明度が高く安定性のよい可溶化物を得ることは困廻で
あった。
例えばオクタコサノールは筋肉内にグリコーゲンを蓄積
し、疲労を回復する効果があるため、スポーツ飲料に添
加することが望まれており、ポリグリセリンを乳化剤と
して可溶化する方法が提案されている(特開昭61−2
63937号)。しかし、この方法によると白濁した乳
化様物しか得られず、また冷蔵保存によりオクタコサノ
ールが分離析出してしまうという欠点があった。
一般的な油性物を可溶化するための方法としては、従来
よりポリヒドロキシ化合物で可溶化する方法(特開昭5
7−59627号)、サポニンで可溶化する方法(特開
昭60−51104号)、シクロデキストリンポリマー
で可溶化する方法(特開昭61−97025号)、ポリ
グリセリンと糖アルコールを用いて可溶化する方法(特
開昭61−234920号)およびレシチンを用いて可
溶化する方法(特開昭61−129116号)などが知
られているが、いずれの方法を用いても、透明度が高く
て乳化安定性の高い高融点油性物の可溶化物は得られな
かった。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、従来技術では成し得なかった、透明度
が高くかつ乳化安定性が高い高融点油性物の可溶化物の
製造方法を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、常温で固体の高融点油性物をl化B値10以
上の乳化剤の存在下で乳化した後、細孔膜を通過させる
ことを特徴とする高融点油性物の可溶化物の製造方法で
ある。
本発明によれば、親水性の乳化剤の存在下に高融点油性
物を乳化させ、その後細孔膜を通過させることにより、
高融点油性物の可溶化物が製造される。
本発明により可溶化できる高融点油性物は、常温で固体
、好ましくは融点20〜100℃の油性物である。この
ような高融点油性物としては、常温で固体、好ましくは
融点20〜100℃のアルコール類、脂肪酸類、脂肪酸
エステル類、グリセリド類、脂溶性ビタミン類などがあ
げられ、これらは1種単独でも、また必要に応じて2種
以上混合したものでもよい。この場C2常温で固体でな
い油性物、あるいは融点が20℃未満または100℃を
越える油性物でも、前記油性物を混合することにより、
混合物が常温で固体、好ましくは融点が20〜ioo’
cになれば可溶化することができる。これらの油性物の
うち、例えば脂溶性ビタミン類には、ビタミンA、ビタ
ミンD、ビタミンE、ビタミンになどがあり、アルコー
ル類にはオクタコサノールなどがある。
本発明で使用する乳化剤はHL11値が10以上のもの
であり、とくに肚B値が12以上のものが望ましい。例
えば食品用として、ポリグリセリン脂肪酸エステル、キ
ラヤサポニンなどのサポニン類、ポリオキシエチレンソ
ルビタン脂肪酸エステル、可溶性レシチンなどが使用で
きる。
本発明で使用する細孔膜としては、耐熱性および耐圧性
があればどのような材質のものでも使用できるが、とく
にポリカーボネート製のものが好ましい。平均細孔径は
0.01〜1.00μm、好ましくは0.05〜0.5
0μmのものが望ましい。
平均細孔径が1.00μmより大きいと可溶化できずに
乳化様物になってしまい、0.01μm未満では細孔を
通過させることが困難である。
本発明において、高融点油性物を可溶化する際。
高融点油性物、乳化剤および水の混合比は、高融点油性
物11景部に対して、乳化剤0.2〜10重量部、好ま
しくは1〜5重斌部、水20重重景以上、好ましくは5
0重量部以上とするのが望ましい。乳化剤がO02重鼠
部上り少ないと、 可溶化物にならずに白濁した乳化様
物になってしまう。また乳化剤が10重承部より多いと
、水に対する乳化剤の溶解度が問題になり、低温で保存
した場合に析出する場合がある。さらに水が20重量部
より少ないと。
乳化液の粘度が高くなり、股を通過させる際の作業性が
問題になる。
本発明による高融点油性物の可溶化は次のように行われ
る。まず水に乳化剤を添加し、必要により加温して完全
に溶解させる。次に高融点油性物と乳化剤水溶液とを高
融点油性物の融点以上に加温し、混合して乳化させる。
乳化は一般の攪拌器で行えるが、ホモミキサー、ホモゲ
ナイザー、超音波乳化器などを用いて微粒化した方が、
膜を通過させる際の作業性が良い。
このようにして得られた乳化液を融点より高い温度に保
持したまま、圧力、遠心力あるいは吸引力などを利用し
て細孔膜を通過させると、高融点油性物の可溶化物を得
ることができる。
可溶化物と乳化物とは、以下のような構造的な違いを持
っているものと推測される。第18図は可溶化物の構造
を示す模式図、第2図は乳化物の構造を示す模式図であ
る。図において、1は油性物質、2は水相、3は界面活
性剤、4は親水基、5は親油基である。
乳化物は第2図に示すように、油性物質1の液滴が連続
相である水相2に分散して、油性物質の粒子を形成し、
その安定性を表面の界面活性剤3が高めているものであ
る。一方、可溶化物は第1図に示すように、界面活性剤
3によって作られた微小なミセルの内側の親油基5が集
合した親油性部分に、微少の油性物質1が溶解したもの
であり、乳化物と違って熱力学的にも安定で、透明な溶
液になる。
本発明では、乳化した油性物質が細孔膜を通過する際微
小な粒子となり、これが界面活性剤の親油性部分に溶は
込むため可溶化されるものと考えられる。しかし常温で
液体の散油の場合は、凝集合一が急速に起こり、親油性
部分に溶けこめないため、可溶化できないと思われる。
〔発明の効果〕
本発明による高融点油性物の可溶化物の製造法により、
従来より格段に安定性が高い高融点油性物の可溶化物が
得られ、さらに透明度も高まり、食品、特に飲料の分野
での生理活性脂質の利用範囲を拡大することができる。
〔実施例〕
以下、実施例を挙げて、本発明をさらに詳細に説明する
参考例1 デカグリセリンモノラウレート(SYグリスターML−
750、版本薬品(株)製、商標、HLB=15) 2
gを水97gに添加し、加温して完全に溶解させた。こ
れに常温で液体のナタネ油1gを添加し、60℃加温下
超音波照射により乳化した。得られた溶液は白濁した乳
化液で、遠心沈降型粒度分布計(CAPA−SOO,(
株)堀場製作所製、商標)による平均粒子径は1.53
μmであった。 これを60℃に加温したまま、平均細
孔径が0.2μ講のポリカーボネート膜にュクリポアー
メンブレン、ニュクリボアー社製)に、20kg/dの
圧力になるように窒素により加圧して濾過した。ここで
得られた溶液も白濁した乳化液で、平均粒子径は1.4
8μmであった。
実施例1 デカグリセリンモノラウレート2gを水97gに添加し
、加温して完全に溶解させた。これにナタネ硬化油(融
点30℃)、牛脂(融点42℃)、牛脂極度硬化油(融
点68℃)、ステアリン酸(融点69.6℃)、ビタミ
ンDJ(融点84℃)およびオクタコサノール(純度1
2%、融点83℃)を別々に1gずつ添加し、 90℃
に加温後、超音波照射により乳化した。得られた乳化液
を90℃に加温したまま、20kg/ rlの圧力で平
均細孔径0.2μmのポリカーボネート膜を通過させた
。そして、膜処理前後の乳化液の変化を参考例と比較し
た。その結果を表1に示す。
実施例2 実施例1で得られた溶液を100倍希釈し、 (株)島
津製作所製のUV−260型吸光光度計により、900
ni+の可視光における光の透過率を測定した。その結
果を表2に示す。
実施例3 実施例2で得られた膜処理後の乳化液を5℃の恒温槽に
10日間保存し、乳化状態をamした。その結果を表3
に示す。
実施例4 実施例1で得られたオクタコサノール乳化液および可溶
化液1rMQにそれぞれクロロホルム3IIlflを加
え、50℃に加温しながら10分間振とうさせ、オクタ
コサノールを抽出した。次にクロロホルム層中のオクタ
コサノールをTMS化した後、トドリアコンタンを内標
としてガスクロマトグラフィーにより定量した。その結
果、膜処理の前後でオクタコサノール含量に変化がない
ことがわかり、膜で濾過されて透過率や安定性が高まる
のではなく、可溶化が起こっていることが確認された。
以上の結果より、実施例のものは透明度および乳化安定
性の高い高融点油性物の可溶化物が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は可溶化物の構造を示す模式図、第2図は乳化物
の構造を示す模式図である。図において、1は油性物質
、2は水相、3は界面活性剤、4は親水基、5は親油基
である。 代理人 弁理士 柳 原   成 第1図 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)常温で固体の高融点油性物をHLB値10以上の
    乳化剤の存在下で乳化した後、細孔膜を通過させること
    を特徴とする高融点油性物の可溶化物の製造方法。
JP63103487A 1988-04-26 1988-04-26 高融点油性物の可溶化物の製造方法 Pending JPH01274836A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0639259A (ja) * 1992-03-04 1994-02-15 Kanegafuchi Chem Ind Co Ltd 乳化油脂組成物の製造方法
WO1998047385A1 (en) * 1997-04-24 1998-10-29 Unilever N.V. Fat emulsions
WO2015034068A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 三菱化学フーズ株式会社 飲料の製造方法

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US6277430B1 (en) 1997-04-24 2001-08-21 Unilever Patent Holdings B.V. Fat emulsions
WO2015034068A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 三菱化学フーズ株式会社 飲料の製造方法

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