JPH01279930A - 架橋されたエラストマーの製造方法 - Google Patents

架橋されたエラストマーの製造方法

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JPH01279930A
JPH01279930A JP10914688A JP10914688A JPH01279930A JP H01279930 A JPH01279930 A JP H01279930A JP 10914688 A JP10914688 A JP 10914688A JP 10914688 A JP10914688 A JP 10914688A JP H01279930 A JPH01279930 A JP H01279930A
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磯部 安司
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は過酸化物加硫可能な未加硫エラストマー(以下
単に「未加硫エラストマー」と称する。)と過酸化物を
混合し練り合わせることを特徴とする架橋されたエラス
トマーの製造方法に関するものである。
本発明の製造方法においては、加硫時に急激な反応が起
こらないため、スコーチ発生現象或いは発泡現象が回避
され、更に均一な加硫反応をもたらすために圧縮残留歪
みが小さく、がっ引張強度と伸びとのバランスがよい架
橋されたエラストマーを常用の加熱下の加硫方法により
得ることができるものである。
〔従来の技術〕
従来、未加硫エラストマーに直接過酸化物を添加し、混
練りして加硫する方法が知られているが、この場合は過
酸化物が均一に分散する以前に急激な加硫現象を生じる
ため、スコーチ発生や発泡現象等を起こしていた。
これを改良するため、過酸化物を不活性油に溶解又は分
散させたり、或いは炭酸カルシウム、シリカ微粉末、カ
ーボンブラック等に吸着させて添加する方法がなされて
いた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしこの方法では、過酸化物による急激な加硫反応を
制御することはできなかった。
更にこの方法で用いる過酸化物を溶解、分散又は吸着さ
せたものの形態は、粘性の大きな液体、ペースト状又は
粉状であり、他の原料との混合が難しく取扱い上支障が
あった。
更に過酸化物と共に多大な不活性液体又は固体が常に存
在するため、このままでは反応系に不純分として残存す
ることになり反応上好ましくなかった。
(ロ)発明の構成 〔課題を解決するためのための手段〕 本発明者等は、この課題を解決すべく鋭意検討した結果
、過酸化物そのものの代わりに、カプセル化された過酸
化物の採用を考えつき、更にカプセル化の方法について
検討した結果、芯材が過酸化物で、膜材が尿素樹脂又は
メラミン樹脂からなるカプセル体(以下単に「カプセル
体」と称する。)を作り出し、これを未加硫エラストマ
ーと混練りすると急激な加硫反応が抑えられることを見
出し本発明を完成するに至った。
以前よりゼラチン被覆の有機過酸化物は知られているが
、このカプセルは皮膜含有率(=100×皮膜の重量/
カプセル体の総重量)を10重重量以上にすることが困
難であり、又ゼラチンは耐水性が悪いため、このカプセ
ル体は安定性に欠けるという欠点を有していた。
更にゼラチンによるカプセル化では、微細なカプセル体
を得ることができないため、生成したカプセル体を未加
硫エラストマーに添加した場合には均一な反応が起こり
難いという欠点も有していた。
本発明の架橋されたエラストマーの代表的製造方法は、
次の段階的諸工程及び技術的要素から構成されている。
(1)カプセル体の合成 (1−1)メチロール態プレポリマーの合成尿素樹脂の
場合には、ホルムアルデヒドの尿素に対するモル比を1
.0〜2.5にし、一方メラミン樹脂の場合はホルムア
ルデヒドのメラミンに対する比を2.5〜7にして、両
者を水溶液となし、回転機を付帯する容器に仕込み、p
 H7゜5〜9.60〜80°Cにて、1〜3時間反応
させて、透明な水溶液状をなすプレポリマー(以下「メ
チロール態プレポリマー」と称する。)を得る。
この際、尿素又はメラミンの一部を相互に代替すること
が可能であり、更に30重量%以下程度を他の縮合反応
をなす化合物、例えばグアナミジン或いはP−)ルエン
スルホンアミド等で置き換えることにより皮膜の耐水性
を改良することができる。
反応系のpHを高めるために、苛性ソーダ水溶液、アン
モニア水或いはトリエタノールアミン等を使用できるが
、副反応を制御し易い点から、トリエタノールアミンの
使用が好ましい。
(1−2)メチロール態プレポリマー中への過酸化物の
分散 この段階において当該分散を容易にするために、ノニオ
ン系或いはアニオン系の界面活性剤或いは懸濁剤を反応
系に添加してもよい。
又メチロール態プレポリマーの一部を縮合させて、メチ
レン基を有する尿素樹脂又はメラミン樹脂(以下「メチ
レン態樹脂」と称する。)を若干量生成せしめてから、
過酸化物を投入して分散させる方法もあり、この方が稠
密な皮膜を形成し易く好ましい。
具体的にはメチロール態プレポリマーをホモジナイザー
で回転数3000〜8000rpmにて撹拌を行い、p
 H1,5〜4に調整する。
このpH調整には、IN程度の塩酸又は硫酸或いは10
〜30重量%水溶液のクエン酸等を用いることができる
プレポリマーは水溶性であるのに対してメチレン態樹脂
は不溶性であり、該樹脂が生成し始めると系が白濁し、
次第にコロイド状になるので、その生成が確認できる。
更にこれを濾過することで生成量を確認することができ
る。
反応系の白濁化によりメチレン態樹脂の生成が確認され
たら、微粉末状又は液状の有機過酸化物を仕込み、撹拌
して30分〜1時間程度分散を行う。
過酸化物の仕込みがなされる前のメチレン態樹脂の存在
量は極少量であればよいが、当該有機過酸化物の使用量
を100重量部とするとO01〜20重量部が好ましい
メチレン態樹脂が存在しない状態ないし0.1重量部未
満で系に過酸化物を投入すると、過酸化物微粒子間で凝
集が起こり、液面上に空気を巻き込んだ状態で浮遊する
か又は塊状に凝集し、均一なカプセル化反応が不可能と
なる恐れがある。更に従ってメチレン態樹脂は有機過酸
化物を投入する前に水性媒体中に存在していることが好
ましい。
一方20重量部を超える多量のメチレン態樹脂の存在下
で有機過酸化物を投入した場合は、芯材を含まないメチ
レン態樹脂が生成し、且つコストの上昇をきたし好まし
くない。
本発明で用いる過酸化物は、10時間の半減期を示す温
度が50°C以上であることが好ましく、更に好ましく
は50〜180°Cである。
50°C未満の場合は、衝撃を受けなくても常温で分解
し易く、上記のカプセル化反応をすることが困難である
本発明で用いる過酸化物の内、有機過酸化物の具体例と
しては、ケトンパーオキサイドとしてはメチルエチルケ
トンパーオキサイド、シクロヘキサノンパーオキサイド
或いはメチルシクロヘキサノンパーオキサイド等;パー
オキシケタールとしては1.1−ビス(L−ブチルパー
オキシ)3,3.5−)リメチルシクロヘキサノン、n
−ブチル4,4−ビス(1−ブチルパーオキシ)バレー
ト或いは2,2−ビス(1−ブチルパーオキシ)ブタン
等;ハイドロパーオキサイドとしてはL−ブチルハイド
ロパーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド、ジ
イソプロピルベンゼンハイドロバーオキサイド或いはp
−メンタンハイドロパーオキサイド等;ジアルキルパー
オキサイドとしてはジアルキルパーオキサイド、t−ブ
チルクミルパーオキサイド、ジクミルパーオキサイド或
いは、1゜3ビス(L−ブチルパーオキシイソプロピル
)ベンゼン;ジアシルパーオキサイドとしてはアセチル
パーオキサイド、プロピオニルパーオキサイド、ラウロ
イルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド或いは
P−)ルオイルバーオキサイド等;パーオキシエステル
としてはt−ブチルパーオキシアセテート、t−ブチル
パーオキシ2−エチルヘキサノエート、t−ブチルパー
オキシベンゾエート或いはL−ブチルパーオキシイソプ
ロビルカーボネート等が挙げられる。
又、上記の有機過酸化物の他に無機過酸化物も使用可能
であり、例えば過酸他船等が挙げられる。
これらの過酸化物の内では、ベンゾイルパーオキサイド
、ジクミルパーオキサイド、或いは1.3ビス(L−ブ
チルパーオキシイソプロピル)ベンゼンが加硫効果が太
き(、かつ10時間の半減期を示す温度が50°C以上
であり好ましい。
(1−3)過酸化物のカプセル化反応 上記の工程の後、有機過酸化物の場合は10時間の半減
期を示す温度に対して30〜40°C程度低い温度に維
持し、3〜30時間撹拌を続けることによって、スラリ
ー状のカプセル化された微粒子が得られる。
30°C未満では有機過酸化物が分解する恐れがあり、
又40゛Cを超える温度ではカプセル化に要する時間が
長く、各々好ましくない。
又撹拌数はカプセル化反応が6時間以上経過したら、低
下せしめた方が反応器内壁面のスケールの付着が少なく
且つカプセル化が進み易く好ましい。
メチロール態プレポリマーのメチレン態重合体への転換
率は、40〜70重景%にすることが好ましく、又カプ
セル体の皮膜含有率は30〜95重景%にすることが望
ましい。
30重量%未満ではカプセル体の保管時の安定性が低下
し、他方95重量%を超えると使用時に低い圧力下では
破壊され難(各々好ましくない。
他方、無機過酸化物の場合はpHが低いと加水分解を起
こし易いので、pH4〜5においてメラミン樹脂プレポ
リマーによるカプセル化反応をすることが好ましい。
(1−4)スラリー状カプセル生成品の洗浄、脱水及び
乾燥 生成したスラリーをIN苛性ソーダ水溶液で中和後、純
水で充分に洗浄し、次いで遠心分離機で脱水し、更に流
動乾燥機又は棚段乾燥機に通すことによって、微粉末状
のカプセル体を得ることができる。
(2)架橋されたエラストマーの製造方法本発明の架橋
されたエラストマーの製造方法は、上記工程で得られた
カプセル体と未加硫エラストマー性を均一に混合し練り
合わせることにより得られる。
代表的方法としては、未加硫エラストマーを素練りした
後、20°C前後においてカプセル体を加え混練りする
方法がある。
この゛場合、未加硫エラストマー100重量部に対して
カプセル体は0.1〜50重量部の添加が好ましい。
0、1重量部に満たない場合は加硫反応の効果が認めら
れず、50重量部を超える場合は過大な加硫反応により
得られる架橋されたエラストマーの伸びが著しく悪(各
々不適当である。
本発明に使用される未加硫エラストマーの具体例として
は、アクリロニトリル−ブタジェン共重合体、エチレン
−プロピレン共重合体、弗化物系合成ゴム、ケイ素ゴム
或いはアクリルゴム等が挙げられ、特に不飽和結合部の
少ない未加硫エラストマーに対しては、硫黄を主体とす
る一般の加硫方法に比べて均一な加硫反応を来たし本発
明の効果が極めて大である。
本工程において未加硫エラストマー及びカプセル体以外
に使用し得る添加物としては、カプセル体以外の加硫促
進剤、老化防止剤、軟化剤或いは他の充填剤等があり、
これらの使用量は未加硫エラストマー100重量部に対
して50重量部以下が好ましい。
又、加硫反応条件としては、カプセル体中の過酸化物の
10時間における半減期の示す温度が50〜180℃の
場合は100〜150°Cで20〜100分間程度が好
ましい。
〔作用〕
本発明で使用される過酸化物は、耐熱性、耐水性及び耐
油性に優れた尿素樹脂又はメラミン樹脂からなる膜材で
被覆されているため、加硫反応においても急激な反応を
起こさず、緩やかでしかも均一な反応を起こすものであ
る。
更にこの皮膜も単なる不純物として未加硫エラストマー
に混入されるのではなく、過酸化物の存在下では加硫促
進剤としての性質も有しているものと考えられる。
〔実施例及び比較例〕
以下に実施例及び比較例を挙げて本発明をさらに詳しく
説明する。
尚、各実施例及び比較例における各試験は次の条件で行
ったものである。
■引張強度及び伸び: JIS  K6301に従い、テンシロン引張試験機に
より、23°C1毎分500n+mの引張速度にて、破
断時の強度を示す応力と伸びの長さを測定した。
■圧縮残留歪: JIS  K6301に従い、100°Cにて70時間
の加熱処理を行い、荷重を取り去った後23°Cに30
分間放置して次の式から計算する。
圧縮残留歪(%) = [(to−t+) / Do−
ts) )×100 ここで、to、1.は試験前後の厚み、t、は歪を与え
たスペーサーの厚みである。
■落つい感度試験はJIS  K  4810の試験方
法を準用した。
実施例1 (カプセル体の合成) 還流冷却器付き12フラスコに37重量%濃度のホルマ
リン水溶液700 g、尿素262g及びトリエタノー
ルアミン3.4gを仕込み、300rpm、70°Cに
て2時間撹拌して反応させ、p H8,1である尿素−
ホルムアルデヒド樹脂のプレポリマー水溶液を得た。
次いで22ビーカーに前記のプレポリマー水溶液525
gと純水525gを仕込み、ホモジナイザーにて500
Orpmの撹拌下で、INの硫酸水溶液15ccの添加
により、pHを2゜0とし、且つ反応温度を37°Cに
したところ、1分後に白濁が生じた。
白濁が生じてから、10時間の半減期を示す温度が77
°Cであるベンゾイルパーオキサイドの微粉末(平均粒
径10μm)12.8gを仕込み1時間撹拌を続けた後
、40°Cに昇温し5000rpm撹拌下にて、6時間
反応を維持した。
ここに更に純水300gを仕込み、ホモジナイザーを外
し、種型撹拌機に切り換えて、300rpmにて更に1
5時間反応を続けてスラリーを得た。
このスラリーをIN苛性ソーダ水溶液で中和後、純水及
びメタノールで洗浄し、遠心分離を行い、40゛Cで流
動乾燥した結果、粒径分布中の狭い平均粒径30μmの
カプセル体微粒子100gを得た。
(架橋されたエラストマーの製造方法)未加硫エラスト
マーとして、アクリロニトリル−フ゛タジエンゴム J
SR−N23 LL (日本合成ゴム■製)100gを
20°Cに保持した解放ロール上に投入し、10分間素
練り後、上記で得たカプセル体30g (ベンゾイルパ
ーオキサイドとして3.9g含有)を投入した。
次に80°Cに昇温し、この温度で20分間混練りを続
けた。この間ロール上のシートに発泡やスコーチの発生
はなかった。
更に140 ’Cで80分間プレス加硫した。
得られた架橋されたエラストマーの引張強度は190k
g f /cfflで、伸びは250%であり、又10
0°Cで70時間放置後の圧縮残留歪は20%であった
比較例1 実施例1におけるカプセル体の代わりに、カプセル化さ
れていないベンゾイルパーオキサイド3.9gとジオク
チルフタレート3.9gの混合物を用いた。
実施例1と同じ未加硫エラストマー100gを20°C
に保持した解放ロール上に投入し、10分間素練り後、
上記混合物を投入した。
投入後、80°Cに昇温し、この温度で20分間混練り
を続けたところ発泡はないが、開始後3分でロール上の
シートにスコーチが発生した。
更に140°Cで80分間プレス加硫した。
得られた架橋されたエラストマーの引張強度は90kg
f/c1aで、伸びは150%であり、又100°Cで
70時間放置後の圧縮残留歪は35%であった。
実施例2 実施例1のカプセル体の合成において、過酸化物のカプ
セル化時のpHを3.0に保持した以外は、実施例1と
同じ条件でカプセル体を合成した。
未加硫エラストマーは実施例1と同じものをi用い、こ
のカプセル体2g(ベンゾイルパーオキサイドとして1
.0gを含有)を、実施例1と同一の条件でエラストマ
ーのシートを製造した。
得られたシートの引張強度は150kgf/dで、伸び
は300%であり、又100°Cで70時間放置後の圧
縮残留歪は25%であった。
実施例3 カプセル体として実施例2で得たカプセル体7.5g(
ベンゾイルパーオキサイドとして3.9g含有)、未加
硫エラストマーとしてヨウ素価が15.0であるEPD
Mゴム JSR−EP57C(日本合成ゴム■製)10
0gを用いた。
未加硫エラストマーを20°Cに保持した解放ロール上
に投入し、10分間素練り後、上記のカプセル体を投入
した。
次に80°Cに昇温し、この温度で30分間混練りを続
けた。この間ロール上のシートに発泡やスコーチの発生
はなかった。
更に140°Cで30分間プレス加硫した。
得られた架橋されたエラストマーの引張強度は180k
gf/cfflで、伸びは350%であり、又100″
Cで70時間放置後の圧縮残留歪は18%であった。
比較例2 実施例3におけるカプセル体の代わりに、カプセル化さ
れていないベンゾイルパーオキサイド3.9gとジオク
チルフタレート3.9gの混合物及びエラストマー性重
合体を用いた以外は実施例3と同じ条件で架橋されたエ
ラストマーのシートを作成した。
シートに発泡やスコーチの発生は見られなかったが、得
られたシートの引張強度は110kgf/ci!で、伸
びは300%であり、又100°Cで70時間放置後の
圧縮残留歪は28%であった。
実施例4 カプセル体として実施例2で得たカプセル体0.96g
(ベンゾイルパーオキサイドとして0゜5g含有)、未
加硫エラストマーとして重量平均分子量が50万である
ジメチルポリシロキサンを含むケイ素ゴム配合物 KE
−870(信越化学■製)100gを用いた。
上記未加硫エラストマーを50°Cに保持した解放ロー
ル上に投入し、10分間素練り後、上記のカプセル体を
投入した。
次に120°Cに昇温し、この温度で10分間混練りを
続けた。この間ロール上のシートに発泡やスコーチの発
生はなかった。
更に120°Cで10分間プレス加硫した。
得られたエラストマーのシートの引張強度は150kg
f /ctAで、伸びは380%であり、又100°C
で7時間放置後の圧縮残留歪は15%であった。
比較例3 実施例4におけるカプセル体の代わりに、カプセル化さ
れていないベンゾイルパーオキサイド0.5gとジオク
チルフタレー) 0.5 gの混合物を用いた以外は、
実施例4と同じ条件でエラストマーのシートを作成した
シートに発泡やスコーチの発生は見られなかったが、得
られたシートの引張強度は100kgf/c+flT:
、伸びは320%であり、又100″Cで7時間放置後
の圧縮残留歪は21%であった。
実施例5 (カプセル体の合成) 還流冷却器付き11フラスコに37重量%濃度のホルマ
リン水溶液700 g、メラミン132g及びトリエタ
ノールアミン3.4gを仕込み、300rpm、75℃
にて2時間撹拌して反応させ、p H8,5であるメラ
ミン−ホルムアルデヒド樹脂のプレポリマー水溶液を得
た。
次いで21ビーカーに前記のプレポリマー水溶液609
gと純水441gを仕込み、ホモジナイザーにて500
Orpmの撹拌下で、INの硫酸水溶液3ccの添加に
より、pHを4.5とし1.゛且つ反応温度を40°C
にしたところ、2分後に白濁が生じた。  。
白濁が生じてから、1.3ビス(ターシャリイブチルパ
ーオキシイソプロピル)ベンゼン29.8gとメタノー
ル200gの混合物を仕込み1時間撹拌を続けた後、5
0℃に昇温し5000rpm撹拌下にて、3時間反応を
維持した。
ここに更に純水300gを仕込み、ホモジナイザーを外
し、種型撹拌機に切り換えて、300rpm、にて更に
4時間反応を続けてスラリーを得た。
このスラリーをIN苛性ソーダ水溶液で中和後、純水及
びメタノールで洗浄し、遠心分離を行い、60°Cで1
時間流動乾燥した結果、粒径分布中の狭い平均粒径20
μmのカプセル体微粒子62mを得た。
このカプセル体は皮膜含有率が52重量%であった。
(架橋されたエラストマーの製造方法)未加硫エラスト
マーとして、アクリロニトリル20重量%、アクリル酸
ブチル50重量%、アクリル酸メトキシエチルエステル
28重量%及びクロル酢酸ビニル2重量%をモノマー組
成とする重量平均分子量20万のアクリルゴム100g
を用いた。
上記ゴムを50°Cに保持した解放ロール上に投入し、
10分間素練り後、上記のカプセル体10g(1,3ビ
ス(ターシャリイブチルパーオキシイソプロピル)ベン
ゼンとして4.8gを含有)を投入した。
次に120°Cに昇温しで、この温度で20分間混練り
を続けた。この間ロール上のシートに発泡やスコーチの
発生はなかった。
得られたシートを150°Cで30分間プレス加硫した
得られた架橋されたエラストマーのシートの引張強度は
130kgf/c4で、伸びは200%であり、又10
0°Cで70時間放置後の圧縮残留歪は30%であった
比較例4 実施例5におけるカプセル体の代わりに、カプセル化さ
れていない1,3ビス(ターシャリイブチルパーオキシ
イソプロピル)ベンゼン4゜8g及びエラストマー性重
合体を用いた。
実施例5と同じ未加硫エラストマー100gを50°C
に保持した解放ロール上に投入し、10分間素練り後、
上記混合物を投入した。
投入後、120°Cに昇温し、この温度で20分間混練
りを続けたところ発泡はなかったが、開始後8分でロー
ル上のシートにスコーチが発生した。
更に150°Cで30分間プレス加硫した。
得られた架橋されたエラストマーの引張強度は90kg
f/c+flで、伸びは180%であり、又100°C
で70時間放置後の圧縮残留歪は40%であった。
実施例6 (カプセル体の合成) 実施例5における1、3ビス(ターシャリイブチルパー
オキシイソプロピル)ベンゼンの代わりにジクミルパー
オキサイド29.8 gを使用して、他の条件は実施例
5と全く同じ条件にしてカプセル化したところ、粒径分
布中の狭い平均粒径30μmのカプセル体微粒子50g
を得た。
このカプセル体は皮膜含有率が40重量%であった。
(架橋されたエラストマーの製造方法)未加硫エラスト
マーとして、塩素含有量が1゜3重量%であるハロゲン
化ブチルゴム JSRクロロブチル−1066(日本合
成ゴム■製)100gを用いた。
上記ゴムを125°Cに保持した解放ロール上に投入し
、10分間素練り後、上記のカプセル体8.3g(ジク
ミルパーオキサイドとして5.0gを含有)を投入した
次に80°Cに温度を下げて、この温度で20分間混練
りを続けた。この間ロール上のシートに発泡やスコーチ
の発生はなかった。
得られたシートを140°Cで20分間プレス加硫した
得られた架橋されたエラストマーのシートの引張強度は
250kgf/allで、伸びは600%であり、又1
00°Cで70時間放置後の圧縮残留歪は25%であっ
た。
比較例5 実施例6におけるカプセル体の代わりに、カプセル化さ
れていないジクミルパーオキサイド5.0gを用いて、
他の条件は実施例6と全く同じにして加硫反応を行った
ところ、スコーチの発生はなかったが、発泡現象が見ら
れた。
又、得られたシートの引張強度は50kgf/cjであ
り殆ど加硫反応が進行していなかった。
比較参考例1 実施例1で得られたカプセル体を60g使用した以外は
実施例1と同じ条件で架橋されたエラストマーのシート
を得た。
得られたシートの引張強度は310kg r /cut
で、伸びは80%であり、又100°Cで70時間放置
後の圧縮残留歪は40%であった。
(ハ)発明の効果 即ち本発明で用いる過酸化物は、尿素樹脂又はメラミン
樹脂で緻密に被覆され、且つ均一な微細状の粉末の形態
を有しているため、他の原料との混合等取扱いが容易で
あり、かつ未加硫エラストマーと共に混練りし、加硫反
応を行う場合でもかかる反応が急激に進行せず、スコー
チ発生現象或いは発泡現象を回避することができ、更に
エラストマー弾性の優れた成形品を効率よく生産するこ
とができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、過酸化物加硫可能な未加硫エラストマーと芯材が過
    酸化物で膜材が尿素樹脂又はメラミン樹脂からなるカプ
    セル体を混練りすることを特徴とする架橋されたエラス
    トマーの製造方法。
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CN107603109A (zh) * 2017-09-22 2018-01-19 阳江市江城区晋华五金厂 一种弹性体浸塑液及其制备方法

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