JPH0128112B2 - - Google Patents
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- JPH0128112B2 JPH0128112B2 JP56143383A JP14338381A JPH0128112B2 JP H0128112 B2 JPH0128112 B2 JP H0128112B2 JP 56143383 A JP56143383 A JP 56143383A JP 14338381 A JP14338381 A JP 14338381A JP H0128112 B2 JPH0128112 B2 JP H0128112B2
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Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ジシアノ金()酸アルカリ水溶液
の製造方法に関するもので、特に高濃度、高純度
のジシアノ金()酸アルカリ水溶液の製造方法
に関するものである。
の製造方法に関するもので、特に高濃度、高純度
のジシアノ金()酸アルカリ水溶液の製造方法
に関するものである。
一般的に金粉や金板などは、シアン化ナトリウ
ム水溶液中で次の反応により溶解する。
ム水溶液中で次の反応により溶解する。
4Au+8NaCN+2H2O+O2→
4NaAu(CN)2+2NaOH
この反応式は、他のシアン化カリウム、シアン
化マグネシウムにも同様に適用できる。また、上
記反応式中の酸素は、酸化剤として作用し、通常
は空気中の酸素が水中に溶存して反応に寄与す
る。
化マグネシウムにも同様に適用できる。また、上
記反応式中の酸素は、酸化剤として作用し、通常
は空気中の酸素が水中に溶存して反応に寄与す
る。
金の酸化を電気の作用で行う方法が電気分解法
である。すなわち、金を陽極としシアン化ナトリ
ウム溶液中で電気分解を行えば、次の陽極反応に
より金が溶出する。
である。すなわち、金を陽極としシアン化ナトリ
ウム溶液中で電気分解を行えば、次の陽極反応に
より金が溶出する。
2Au+4NaCN→
2NaAu(CN)2+2Na++2e
このほか、副反応として陽極で発生する酸素も
寄与してジシアノ金()酸ナトリウムとして陽
極の金が溶出する。
寄与してジシアノ金()酸ナトリウムとして陽
極の金が溶出する。
陰極では、次に示す水の電気分解反応がおこ
り、陽極反応と和により水酸化ナトリウムが生成
する。
り、陽極反応と和により水酸化ナトリウムが生成
する。
2H2O+2e→H2↑+2OH-
2Na++2OH-→2NaOH
しかしながら、ジシアノ金()酸ナトリウム
などは、メツキ液、触媒液の原料として知られて
いるように、陰極で還元析出してしまうなど還元
しやすい材料であるので、次に示す副反応により
陽極で溶出した金が陰極に析出してしまう現象が
おこる。
などは、メツキ液、触媒液の原料として知られて
いるように、陰極で還元析出してしまうなど還元
しやすい材料であるので、次に示す副反応により
陽極で溶出した金が陰極に析出してしまう現象が
おこる。
2NaAu(CN)2+2e
→2Au+2NaCN+CN-
そこで、電気分解法でジシアノ金()酸ナト
リウムなどの水溶液を得ようとするときは、両極
に金板を用い、両極の極性を交互に転換させて、
陽極と陰極を反転することにより、少しずつシア
ン化ナトリウム溶液中に金を溶出する方法がとら
れていた。しかしながら、この方法でも金の再析
出があり製造歩留りが悪く、溶解に時間がかかる
といつた問題点があつた。また水酸化ナトリウム
の含まない高純度のジシアノ金()酸ナトリウ
ムなどの溶液を得ることができなかつた。
リウムなどの水溶液を得ようとするときは、両極
に金板を用い、両極の極性を交互に転換させて、
陽極と陰極を反転することにより、少しずつシア
ン化ナトリウム溶液中に金を溶出する方法がとら
れていた。しかしながら、この方法でも金の再析
出があり製造歩留りが悪く、溶解に時間がかかる
といつた問題点があつた。また水酸化ナトリウム
の含まない高純度のジシアノ金()酸ナトリウ
ムなどの溶液を得ることができなかつた。
本発明者は上記欠点に鑑み鋭意巧究の結果、高
濃度、高純度のジシアノ金()酸ナトリウムな
どの溶液を短時間で生産できる、すなわち、電気
分解法により陽極としての金を短時間に溶出させ
てジシアノ金()酸アルカリ水溶液を製造でき
る方法を開発したものである。
濃度、高純度のジシアノ金()酸ナトリウムな
どの溶液を短時間で生産できる、すなわち、電気
分解法により陽極としての金を短時間に溶出させ
てジシアノ金()酸アルカリ水溶液を製造でき
る方法を開発したものである。
本発明は、シアン化アルカリ水溶液中で陽極と
しての金を電気分解作用により溶出させてジシア
ノ金()酸アルカリの水溶液を製造する方法に
おいて、ジシアノ金()酸アルカリを遮蔽する
イオン交換膜で陽極室と陰極室との間を区画し、
陽極室側イオン交換膜表面を1cm/秒以上の流速
のシアン化アルカリ水溶液で液撹拌することを特
徴とするジシアノ金()酸アルカリ水溶液の製
造方法である。
しての金を電気分解作用により溶出させてジシア
ノ金()酸アルカリの水溶液を製造する方法に
おいて、ジシアノ金()酸アルカリを遮蔽する
イオン交換膜で陽極室と陰極室との間を区画し、
陽極室側イオン交換膜表面を1cm/秒以上の流速
のシアン化アルカリ水溶液で液撹拌することを特
徴とするジシアノ金()酸アルカリ水溶液の製
造方法である。
このイオン交換膜は、ジシアノ金()酸イオ
ンは遮蔽するが、アルカリ金属イオンなどは自由
に通過することができる膜であり、たとえば商品
名:セレミオンCMV(旭硝子社製)などが知られ
ている。また陽極としては金板や不溶性のかごに
金の片や粉などをつめこんだ物を用い、陰極とし
てはステンレス等のシアン化アルカリや水酸化ア
ルカリの水溶液に溶出しないものを用いる。ジシ
アノ金()酸アルカリの溶解度は高温になるほ
どよく溶解するので、液温は高いほど好ましい。
ンは遮蔽するが、アルカリ金属イオンなどは自由
に通過することができる膜であり、たとえば商品
名:セレミオンCMV(旭硝子社製)などが知られ
ている。また陽極としては金板や不溶性のかごに
金の片や粉などをつめこんだ物を用い、陰極とし
てはステンレス等のシアン化アルカリや水酸化ア
ルカリの水溶液に溶出しないものを用いる。ジシ
アノ金()酸アルカリの溶解度は高温になるほ
どよく溶解するので、液温は高いほど好ましい。
しかしながら、単にイオン交換膜を介しただけ
で通常のスターラー撹拌をしながら電解を行つて
も、イオン交換膜表面で液が淀むので陽極の電流
密度が数A/dm2以上にならない。そこでイオン
交換膜の表面を強制的に液撹拌して液が淀まない
ように常に清浄化し、イオン交換を速める必要が
ある。
で通常のスターラー撹拌をしながら電解を行つて
も、イオン交換膜表面で液が淀むので陽極の電流
密度が数A/dm2以上にならない。そこでイオン
交換膜の表面を強制的に液撹拌して液が淀まない
ように常に清浄化し、イオン交換を速める必要が
ある。
そのため、液撹拌はポンプを使つて陽極室側の
イオン交換膜の表面の流速を1cm/秒以上のスピ
ードで行う必要がある。なお、陰極室側イオン交
換膜表面の流速を1cm/秒以上で行つてもよく、
この場合は電解槽の陽極室側イオン交換膜表面の
流速を陰極室側表面の流速よりも速くすることに
より、必然的に陽極での液撹拌も向上するので、
陽極での金とシアンイオンとの反応を効果的に行
わせることができる。また必要に応じて新たに別
の新しいシアン化アルカリ水溶液をイオン交換膜
表面に供給するようにして、金の溶解に消費され
たシアン化アルカリを供給するようにしても良
い。
イオン交換膜の表面の流速を1cm/秒以上のスピ
ードで行う必要がある。なお、陰極室側イオン交
換膜表面の流速を1cm/秒以上で行つてもよく、
この場合は電解槽の陽極室側イオン交換膜表面の
流速を陰極室側表面の流速よりも速くすることに
より、必然的に陽極での液撹拌も向上するので、
陽極での金とシアンイオンとの反応を効果的に行
わせることができる。また必要に応じて新たに別
の新しいシアン化アルカリ水溶液をイオン交換膜
表面に供給するようにして、金の溶解に消費され
たシアン化アルカリを供給するようにしても良
い。
以上のような方法で強制的にイオン交換膜表面
を清浄化することにより、陽極電流密度が10〜
100A/dm2位の高い電流を流すことができるよ
うになり、結果として、短時間で高純度、高濃度
のジシアノ金()酸アルカリ水溶液が得られ、
陽極の金を短時間で溶出させることが可能となつ
た。
を清浄化することにより、陽極電流密度が10〜
100A/dm2位の高い電流を流すことができるよ
うになり、結果として、短時間で高純度、高濃度
のジシアノ金()酸アルカリ水溶液が得られ、
陽極の金を短時間で溶出させることが可能となつ
た。
以下、本発明の実施例及び従来例、比較例につ
いて説明する。
いて説明する。
実施例 1
10KgのAu板(1cm×50cm×10cm)1枚を陽極
としステンレス板2枚を陰極として極間距離を6
cmに保ち、両極の中央に旭硝子社製のイオン交換
膜(商品名:セレミオンCMV)を介して中央を
陽極室として電解槽を3等分した。KCN200g/
、液温70℃の電解液を25を電解槽に入れ、陽
極室液を循環させて陽極側イオン交換膜表面を液
撹拌するポンプと陰極室液を循環させて陰極側イ
オン交換膜表面を液撹拌するポンプ2台を用い
た。なお陰極側ポンプの一端は電解槽とは別個の
KCN供給槽20に接続されている。
としステンレス板2枚を陰極として極間距離を6
cmに保ち、両極の中央に旭硝子社製のイオン交換
膜(商品名:セレミオンCMV)を介して中央を
陽極室として電解槽を3等分した。KCN200g/
、液温70℃の電解液を25を電解槽に入れ、陽
極室液を循環させて陽極側イオン交換膜表面を液
撹拌するポンプと陰極室液を循環させて陰極側イ
オン交換膜表面を液撹拌するポンプ2台を用い
た。なお陰極側ポンプの一端は電解槽とは別個の
KCN供給槽20に接続されている。
電気分解を陽極電流密度35A/dm2、陽極側イ
オン交換膜表面の流速7cm/秒、陰極側イオン交
換膜表面の流速5cm/秒で3時間行つたところ、
Au8Kgが溶出し、Au300g/のジシアノ金
()酸カリウム水溶液(PH=12.8)が得られた。
オン交換膜表面の流速7cm/秒、陰極側イオン交
換膜表面の流速5cm/秒で3時間行つたところ、
Au8Kgが溶出し、Au300g/のジシアノ金
()酸カリウム水溶液(PH=12.8)が得られた。
実施例 2
実施例1と同様にして、陽極電流密度35A/d
m2、陽極側イオン交換膜表面の流速8cm/秒、陰
極側イオン交換膜表面の流速6cm/秒で3時間電
気分解を行つたところ、Au8Kgが溶出し、Au300
g/のジシアノ金()酸カリウム水溶液(PH
=12.3)が得られた。
m2、陽極側イオン交換膜表面の流速8cm/秒、陰
極側イオン交換膜表面の流速6cm/秒で3時間電
気分解を行つたところ、Au8Kgが溶出し、Au300
g/のジシアノ金()酸カリウム水溶液(PH
=12.3)が得られた。
従来例
3KgのAu板(0.3cm×50cm×10cm)3枚を電極
として極間距離を6cmに保ち、中央が陽極のとき
は両側を陰極に、両側が陽極のときは中央の電極
が陰極になるように、極性が変わるように、陽極
と陰極を15秒ずつ交互に切り替えて、陽極の電流
密度1A/dm2(これ以上電流密度をあげても溶
出量は変わらず、金含有濃度も上げることができ
なかつた。)で、液温70℃の電解液30で3時間
電気分解した。なおイオン交換膜は用いず、ポン
プを用いて各極板の表面を0.4cm/秒の流速で撹
拌した。電気分解によりAu0.5Kgが溶出し、
Au17g/のジシアノ金()酸カリウム水溶
液(PH=14.2)が得られた。
として極間距離を6cmに保ち、中央が陽極のとき
は両側を陰極に、両側が陽極のときは中央の電極
が陰極になるように、極性が変わるように、陽極
と陰極を15秒ずつ交互に切り替えて、陽極の電流
密度1A/dm2(これ以上電流密度をあげても溶
出量は変わらず、金含有濃度も上げることができ
なかつた。)で、液温70℃の電解液30で3時間
電気分解した。なおイオン交換膜は用いず、ポン
プを用いて各極板の表面を0.4cm/秒の流速で撹
拌した。電気分解によりAu0.5Kgが溶出し、
Au17g/のジシアノ金()酸カリウム水溶
液(PH=14.2)が得られた。
比較例
陽極側および陰極側の流速を0.4cm/秒、陽極
電流密度8A/dm2(これ以上電流密度をあげて
も溶出速度が速くならず、電圧だけが異常にあが
り電流を流せなかつた。)で実施例1と同様に電
気分解したところ、Au1.2Kgが溶出し、Au50
g/のジシアノ金()酸カリウム水溶液(PH
=12.6)が得られた。
電流密度8A/dm2(これ以上電流密度をあげて
も溶出速度が速くならず、電圧だけが異常にあが
り電流を流せなかつた。)で実施例1と同様に電
気分解したところ、Au1.2Kgが溶出し、Au50
g/のジシアノ金()酸カリウム水溶液(PH
=12.6)が得られた。
以上の実施例、従来例および比較例からあきら
かなように、本発明のジシアノ金()酸アルカ
リ水溶液の製造方法によれば、従来の電気分解方
法に比較し短時間で多量の金を溶出させることが
でき、しかも、金含有濃度の高くPHの低い高純度
のジシアノ金()酸アルカリ水溶液が得られる
ものである。
かなように、本発明のジシアノ金()酸アルカ
リ水溶液の製造方法によれば、従来の電気分解方
法に比較し短時間で多量の金を溶出させることが
でき、しかも、金含有濃度の高くPHの低い高純度
のジシアノ金()酸アルカリ水溶液が得られる
ものである。
Claims (1)
- 1 シアン化アルカリ水溶液中で陽極としての金
を電気分解作用により溶出させてジシアノ金
()酸アルカリの水溶液を製造する方法におい
て、ジシアノ金()酸アルカリを遮蔽するイオ
ン交換膜で陽極室と陰極室との間を区画し、陽極
室側イオン交換膜表面を1cm/秒以上の流速のシ
アン化アルカリ水溶液で液撹拌することを特徴と
するジシアノ金()酸アルカリ水溶液の製造方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56143383A JPS5845386A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | ジシアノ金(i)酸アルカリ水溶液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56143383A JPS5845386A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | ジシアノ金(i)酸アルカリ水溶液の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5845386A JPS5845386A (ja) | 1983-03-16 |
| JPH0128112B2 true JPH0128112B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=15337490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56143383A Granted JPS5845386A (ja) | 1981-09-11 | 1981-09-11 | ジシアノ金(i)酸アルカリ水溶液の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5845386A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3780060T2 (de) * | 1986-04-07 | 1993-02-25 | Tosoh Corp | Verfahren zur herstellung eines metallsalzes durch elektrolyse. |
| JPH0668156B2 (ja) * | 1986-07-16 | 1994-08-31 | 田中貴金属工業株式会社 | 金の溶解方法 |
| CN111592024B (zh) * | 2020-04-24 | 2022-09-06 | 广西科学院 | 一种氯化钙制备亚微细实心球形碳酸钙的方法 |
-
1981
- 1981-09-11 JP JP56143383A patent/JPS5845386A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5845386A (ja) | 1983-03-16 |
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