JPH0128261B2 - - Google Patents
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- JPH0128261B2 JPH0128261B2 JP59114782A JP11478284A JPH0128261B2 JP H0128261 B2 JPH0128261 B2 JP H0128261B2 JP 59114782 A JP59114782 A JP 59114782A JP 11478284 A JP11478284 A JP 11478284A JP H0128261 B2 JPH0128261 B2 JP H0128261B2
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- valve
- port
- pressure
- spool
- line
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/02—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used
- F16H61/0262—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic
- F16H61/0265—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing characterised by the signals used the signals being hydraulic for gearshift control, e.g. control functions for performing shifting or generation of shift signals
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/14—Inputs being a function of torque or torque demand
- F16H59/18—Inputs being a function of torque or torque demand dependent on the position of the accelerator pedal
- F16H59/20—Kickdown
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/04—Smoothing ratio shift
- F16H2061/0444—Smoothing ratio shift during fast shifting over two gearsteps, e.g. jumping from fourth to second gear
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
Description
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車の自動変速機の油圧制御装置
に関する。特に、本発明は、3段階あるいはそれ
以上の変速段を有する変速歯車機構を備えた自動
変速機における、変速歯車機構の変速制御を行な
う油圧制御装置に関する。 (従来技術) 現在一般に使用されている自動車の自動変速機
は、トルクコンバータと該トルクコンバータの出
力軸に連結された変速歯車機構とからなり、変速
歯車機構は複数段階、通常は3段階ないし4段階
の変速段を有し、この変速段が油圧制御回路によ
り切換えられる。また、最近ではトルクコンバー
タの使用による効率低下を防止するため、トルク
コンバータを使用しないで円滑な変速制御を行な
い得るような変速歯車機構も開発されつつある。 このような複数段階の変速段を有する変速歯車
機構の変速制御においては、高速段での走行中
に、追い越し加速などのためにスロツトルバルブ
操作用のペダルを一ぱいに踏み込んだとき、変速
段が高速段から低速段にシフトダウンされるよう
にする、いわゆるキツクダウン制御を行なうのが
普通である。油圧制御回路中の変速制御用シフト
弁が油圧信号により作動させられる形式のばあい
には、このキツクダウン制御のためにキツクダウ
ン弁が設けられ、該キツクダウン弁が作動させら
れたとき、シフト弁にダウンシフト側の付勢力を
与えるような油圧が供給される。すなわち、一般
の制御回路においては、シフト弁は軸方向に可動
なスプールを有し、車輛速度を表わすガバナー圧
がシフト弁をシフトアツプ側に付勢するようにス
プールの一端に加えられ、エンジン出力を表わす
スロツトル圧がシフト弁をシフトダウン側に付勢
するようにスプールの他端に加えられる。そし
て、キツクダウン弁からの油圧は、このスロツト
ル圧を補助するようにスプールに加えられ、通常
の制御におけるよりも高い速度でシフトダウンが
行なわれるようにする。このような油圧回路の例
は、たとえば特開昭58−137650号公報に開示され
ている。 この公開公報に開示された油圧制御回路は、通
常の3段変速歯車機構にオーバードライブ用歯車
機構を付加した、4段変速歯車機構の制御のため
のものであり、シフト弁は1、2速間の制御、
2、3速間の制御および3、4速間の制御のため
に合計3個設けられる、上記公開公報に開示され
た油圧制御回路では、キツクダウン制御にさいし
てキツクダウン弁からの制御油圧は、これら3個
のシフト弁に同時に与えられるようになつてい
る。このため、第4速での走行中にキツクダウン
制御を行なうばあい、走行条件によつては第4速
から第3速を経由せずに直接第2速にシフトダウ
ンされたり、あるいは第4速から第2速にシフト
ダウンされ、その後で第3速に戻るといつた動作
が生じ、不快な変速シヨツクの原因となる恐れが
ある。 (発明の目的) 本発明の目的は、少くとも3段階の変速段を有
する変速歯車機構を備えた自動変速機において、
高速段からのキツクダウン制御のさいの2段階以
上のシフトダウンは、必ず途中の変速段を経由し
て行なわれるようにすることにより、変速シヨツ
クをやわらげることにある。 (発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、少くとも
3段階の変速段を有する変速歯車機構のための油
圧制御回路に、低速側の2段階の変速制御を行な
う低速側油圧シフト弁と、高速側の2段階の変速
制御を行なう高速側油圧シフト弁と、前記シフト
弁のそれぞれにシフトダウン側への付勢力を与え
るキツクダウン油圧を供給するキツクダウン弁
と、該キツクダウン弁の前記キツクダウン油圧を
前記低速側油圧シフト弁へ供給する油圧通路の途
中に介設される切換弁とを設け、該切換弁を、前
記高速側油圧シフト弁がシフトダウン側に移動し
たときに生じる圧力状態の変化に応動して前記油
圧通路を閉塞する位置から開放する位置に切換え
られるように構成したことを特徴とする。本発明
は、変速歯車機構がトルクコンバータの出力軸に
連結された形式の自動変速機はもとより、トルク
コンバータを有しない自動変速機にも適用するこ
とができる。 (発明の効果) 本発明によれば、キツクダウン弁と低速側油圧
シフト弁との間に両弁を接続する切換弁を設け、
この切換弁は、高速側油圧シフト弁がシフトダウ
ン側に移動した状態で生じる油圧により作動して
キツクダウン弁を低速側油圧シフト弁に接続する
ような構成としたので、高速段から低速段へのキ
ツクダウン制御は、必ず中間の変速段を経由して
行なわれるようになり、変速シヨツクをやわらげ
ることができる。 (実施例の説明) 以下に、トルクコンバータの出力軸に変速歯車
機構が連結された形式の自動変速機に本発明を適
用した実施例について説明する。 変速機の基本構成 図は本発明の一実施例に係る自動変速機の断面
図で、この自動変速機はトルクコンバータ10と
多段歯車変速機構20と、該トルクコンバータ1
0と多段歯車変速機構20との間に配置されたオ
ーバードライブ用遊星歯車変速機構50とから構
成されている。トルクコンバータ10は、エンジ
ン出力軸1に結合されたポンプ11と、該ポンプ
11に対向して配置されたタービン12、及びポ
ンプ11とタービン12との間に配置されたステ
ータ13を有し、タービン12にはコンバータ出
力軸14が結合されている。コンバータ出力軸1
4とポンプ11との間にはロツクアツプクラツチ
15が設けられている。このロツクアツプクラツ
チ15は、トルクコンバータ10内を循環する作
動油圧力により常時係合方向に押されており、該
クラツチ15に外部から供給される解放用油圧に
より解放状態に保持される。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25により連結されて
いる。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラツチ27を介して連結軸25に、また後方
クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21のイ
ンターナルギア29にそれぞれ連結されるように
なつている。連結軸25すなわちサンギア23,
24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ30
が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラ
ネタリキヤリア31と、後段遊星歯車機構22の
インターナルギア33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が設けられている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリギア51を回転自在に支持するプラネ
タリキヤリア52がトルクコンバータ10の出力
軸14に連結され、サンギア53は直結クラツチ
54を介してインターナルギア55に結合される
ようになつている。サンギア53と変速機ケース
との間には、オーバードライブブレーキ56が設
けられ、またインターナルギア55は多段歯車変
速機構20の入力軸26に連結されている。多段
歯車変速機20は従来公知の形式で前進3段、後
段1段の変速段を有し、クラツチ27,28及び
ブレーキ30,31を適宜作動させることにより
所要の変速段を得ることができる。オーバードラ
イブ用遊星歯車変速機50は、直結クラツチ54
が係合しブレーキ56が解除されたとき、軸1
4,26を直結状態とし、ブレーキ56が係合
し、クラツチ54が解放されたとき軸14,26
をオーバードライブ結合する。 この変速歯車機構におけるクラツチおよびブレ
ーキの作動と変速段との関係を第1に示す。
に関する。特に、本発明は、3段階あるいはそれ
以上の変速段を有する変速歯車機構を備えた自動
変速機における、変速歯車機構の変速制御を行な
う油圧制御装置に関する。 (従来技術) 現在一般に使用されている自動車の自動変速機
は、トルクコンバータと該トルクコンバータの出
力軸に連結された変速歯車機構とからなり、変速
歯車機構は複数段階、通常は3段階ないし4段階
の変速段を有し、この変速段が油圧制御回路によ
り切換えられる。また、最近ではトルクコンバー
タの使用による効率低下を防止するため、トルク
コンバータを使用しないで円滑な変速制御を行な
い得るような変速歯車機構も開発されつつある。 このような複数段階の変速段を有する変速歯車
機構の変速制御においては、高速段での走行中
に、追い越し加速などのためにスロツトルバルブ
操作用のペダルを一ぱいに踏み込んだとき、変速
段が高速段から低速段にシフトダウンされるよう
にする、いわゆるキツクダウン制御を行なうのが
普通である。油圧制御回路中の変速制御用シフト
弁が油圧信号により作動させられる形式のばあい
には、このキツクダウン制御のためにキツクダウ
ン弁が設けられ、該キツクダウン弁が作動させら
れたとき、シフト弁にダウンシフト側の付勢力を
与えるような油圧が供給される。すなわち、一般
の制御回路においては、シフト弁は軸方向に可動
なスプールを有し、車輛速度を表わすガバナー圧
がシフト弁をシフトアツプ側に付勢するようにス
プールの一端に加えられ、エンジン出力を表わす
スロツトル圧がシフト弁をシフトダウン側に付勢
するようにスプールの他端に加えられる。そし
て、キツクダウン弁からの油圧は、このスロツト
ル圧を補助するようにスプールに加えられ、通常
の制御におけるよりも高い速度でシフトダウンが
行なわれるようにする。このような油圧回路の例
は、たとえば特開昭58−137650号公報に開示され
ている。 この公開公報に開示された油圧制御回路は、通
常の3段変速歯車機構にオーバードライブ用歯車
機構を付加した、4段変速歯車機構の制御のため
のものであり、シフト弁は1、2速間の制御、
2、3速間の制御および3、4速間の制御のため
に合計3個設けられる、上記公開公報に開示され
た油圧制御回路では、キツクダウン制御にさいし
てキツクダウン弁からの制御油圧は、これら3個
のシフト弁に同時に与えられるようになつてい
る。このため、第4速での走行中にキツクダウン
制御を行なうばあい、走行条件によつては第4速
から第3速を経由せずに直接第2速にシフトダウ
ンされたり、あるいは第4速から第2速にシフト
ダウンされ、その後で第3速に戻るといつた動作
が生じ、不快な変速シヨツクの原因となる恐れが
ある。 (発明の目的) 本発明の目的は、少くとも3段階の変速段を有
する変速歯車機構を備えた自動変速機において、
高速段からのキツクダウン制御のさいの2段階以
上のシフトダウンは、必ず途中の変速段を経由し
て行なわれるようにすることにより、変速シヨツ
クをやわらげることにある。 (発明の構成) 本発明は、上記目的を達成するため、少くとも
3段階の変速段を有する変速歯車機構のための油
圧制御回路に、低速側の2段階の変速制御を行な
う低速側油圧シフト弁と、高速側の2段階の変速
制御を行なう高速側油圧シフト弁と、前記シフト
弁のそれぞれにシフトダウン側への付勢力を与え
るキツクダウン油圧を供給するキツクダウン弁
と、該キツクダウン弁の前記キツクダウン油圧を
前記低速側油圧シフト弁へ供給する油圧通路の途
中に介設される切換弁とを設け、該切換弁を、前
記高速側油圧シフト弁がシフトダウン側に移動し
たときに生じる圧力状態の変化に応動して前記油
圧通路を閉塞する位置から開放する位置に切換え
られるように構成したことを特徴とする。本発明
は、変速歯車機構がトルクコンバータの出力軸に
連結された形式の自動変速機はもとより、トルク
コンバータを有しない自動変速機にも適用するこ
とができる。 (発明の効果) 本発明によれば、キツクダウン弁と低速側油圧
シフト弁との間に両弁を接続する切換弁を設け、
この切換弁は、高速側油圧シフト弁がシフトダウ
ン側に移動した状態で生じる油圧により作動して
キツクダウン弁を低速側油圧シフト弁に接続する
ような構成としたので、高速段から低速段へのキ
ツクダウン制御は、必ず中間の変速段を経由して
行なわれるようになり、変速シヨツクをやわらげ
ることができる。 (実施例の説明) 以下に、トルクコンバータの出力軸に変速歯車
機構が連結された形式の自動変速機に本発明を適
用した実施例について説明する。 変速機の基本構成 図は本発明の一実施例に係る自動変速機の断面
図で、この自動変速機はトルクコンバータ10と
多段歯車変速機構20と、該トルクコンバータ1
0と多段歯車変速機構20との間に配置されたオ
ーバードライブ用遊星歯車変速機構50とから構
成されている。トルクコンバータ10は、エンジ
ン出力軸1に結合されたポンプ11と、該ポンプ
11に対向して配置されたタービン12、及びポ
ンプ11とタービン12との間に配置されたステ
ータ13を有し、タービン12にはコンバータ出
力軸14が結合されている。コンバータ出力軸1
4とポンプ11との間にはロツクアツプクラツチ
15が設けられている。このロツクアツプクラツ
チ15は、トルクコンバータ10内を循環する作
動油圧力により常時係合方向に押されており、該
クラツチ15に外部から供給される解放用油圧に
より解放状態に保持される。 多段歯車変速機構20は、前段遊星歯車機構2
1と後段遊星歯車機構22を有し、前段遊星歯車
機構21のサンギア23と後段遊星歯車機構22
のサンギア24とは連結軸25により連結されて
いる。多段歯車変速機構20の入力軸26は、前
方クラツチ27を介して連結軸25に、また後方
クラツチ28を介して前段遊星歯車機構21のイ
ンターナルギア29にそれぞれ連結されるように
なつている。連結軸25すなわちサンギア23,
24と変速機ケースとの間には前方ブレーキ30
が設けられている。前段遊星歯車機構21のプラ
ネタリキヤリア31と、後段遊星歯車機構22の
インターナルギア33とは出力軸34に連結さ
れ、後段遊星歯車機構22のプラネタリキヤリア
35と変速機ケースとの間には後方ブレーキ36
とワンウエイクラツチ37が設けられている。 オーバードライブ用遊星歯車変速機構50は、
プラネタリギア51を回転自在に支持するプラネ
タリキヤリア52がトルクコンバータ10の出力
軸14に連結され、サンギア53は直結クラツチ
54を介してインターナルギア55に結合される
ようになつている。サンギア53と変速機ケース
との間には、オーバードライブブレーキ56が設
けられ、またインターナルギア55は多段歯車変
速機構20の入力軸26に連結されている。多段
歯車変速機20は従来公知の形式で前進3段、後
段1段の変速段を有し、クラツチ27,28及び
ブレーキ30,31を適宜作動させることにより
所要の変速段を得ることができる。オーバードラ
イブ用遊星歯車変速機50は、直結クラツチ54
が係合しブレーキ56が解除されたとき、軸1
4,26を直結状態とし、ブレーキ56が係合
し、クラツチ54が解放されたとき軸14,26
をオーバードライブ結合する。 この変速歯車機構におけるクラツチおよびブレ
ーキの作動と変速段との関係を第1に示す。
【表】
油圧制御回路
<概要>
この油圧制御回路は、エンジン出力軸により駆
動されるオイルポンプ100を有し、このポンプ
100から圧力ライン101に作動油が吐出され
る。ポンプ100から圧力ライン101に吐出さ
れた作動油は、調圧弁102により圧力が調整さ
れてセレクト弁103に導かれる。セレクト弁1
03は、1、2、D、N、R、Pの各シフト位置
を有し、該セレクト弁が1、2及びP位置にある
とき、圧力ライン101は弁103のポートa,
b,cに連結する。ポートaは後方クラツチ28
の作動用アクチユエータ104に接続されてお
り、弁103が上述の位置にあるとき、後方クラ
ツチ28は係合状態に保持される。また、ポート
aは1−2シフト弁110にも接続されている。
ポートbはセカンドロツク弁105にライン14
0を介して接続され、ポートbからの圧力は弁1
05のスプールを図において下方に押し下げるよ
うに作用する。弁105のスプールが下方位置に
あるとき、ライン140とライン141とが連結
し油圧が前方ブレーキ30のアクチユエータ10
8の係合側圧力室に導入されて前方ブレーキ30
を作動方向に保持する。ポートcはセカンドロツ
ク弁105の下端に接続され、このポートcから
の圧力は該弁105のスプールを上方に押し上げ
るように作用する。さらにポートcは圧力ライン
106を介して2−3シフト弁120に接続され
ており、このライン106は弁120のスプール
が左方に移動したとき、ライン107に連通す
る。ライン107は前方ブレーキ30のアクチユ
エータ108の解除側圧力室に接続されており、
該圧力室に油圧が導入されたとき、アクチユエー
タ108は係合側圧力室の圧力に抗してブレーキ
30を解除方向に作動させる。また、ライン10
7の圧力は、前方クラツチ27のアクチユエータ
109にも導かれ、このクラツチ27を係合させ
る。 セレクト弁103は、1位置およびR位置にお
いて圧力ライン101に通じるポートdを有し、
このポートdは、ライン112を経て1−2シフ
ト弁110に達し、該シフト弁110が右方位置
にあるときライン113を経て後方ブレーキ36
のアクチユエータ114に接続される。さらに、
本例の制御回路にはオーバードライブ用の遊星歯
車変速機50のクラツチ54及びブレーキ56を
制御するために、3−4シフト弁130及びアク
チユエータ132が設けられている。アクチユエ
ータ132の係合側圧力室は圧力ライン101に
接続されており、該ライン101の圧力によりブ
レーキ56は係合方向に押されている。3−4シ
フト弁130のスプール130aが上方にあると
きは、圧力ライン101とライン122が連通
し、ライン122に油圧が導入される。このライ
ン122に導入された油圧は、オーバードライブ
解除弁150を経てブレーキ56のアクチユエー
タ132の解除側圧力室に作用し、ブレーキ56
を解除方向に作動させるとともにクラツチ54の
アクチユエータ131がクラツチ54を係合させ
るように作用する。 <信号形成系> 車速に比例して増加する圧力信号を形成するた
めに、第1ガバナ弁200と第2ガバナ弁201
が設けられている。第1ガバナ弁200はその入
口ポート200aがセレクト弁103のポートa
に接続され、出口ポート200bが第2ガバナ弁
201の入口ポート201aに接続されており、
第2ガバナ弁201の出口ポート201bには車
速に比例した油圧が発生する。また、エンジン出
力に比例して増加する油圧を発生するために、バ
キユームスロツトル弁117が設けられている。
このバキユームスロツトル弁117は、入口ポー
ト117aと出口ポート117bが設けられた弁
孔を有し、この弁孔内にスプール117cが配置
された構造である。スプール117cには一端に
バキユームアクチユエータ117dが結合され、
バキユームアクチユエータ117dは内蔵するス
プリング117eにより、スプール117cをポ
ート117a,117bが互に接続される方向に
押す。バキユームアクチユエータ117dはエン
ジンの吸気負圧取出口(図示せず)に接続され、
該バキユームアクチユエータ117dに導入され
るエンジンの吸気負圧は、ポート117a,11
7bを互に遮断する方向に、スプール117cを
付勢する。入口ポート117aは、圧力ライン1
01に接続される。出口ポート117bの圧力
は、バキユームアクチユエータ117dと反対側
の、スプール117cの端部に与えられる。この
構成により、バキユームスロツトル弁117の出
口ポート117bには、エンジンの吸気負圧に比
例する油圧が形成される。 <シフト弁> 1−2シフト弁110は、セレクト弁103の
ポートaに接続されるポート110aと、該1−
2シフト弁110のスプール110bが図におい
て左方に移動した位置でポート110aに連通す
るポート110cを有し、ポート110cはライ
ン143を経てセカンドロツク弁105に接続さ
れる。ライン143は、セカンドロツク弁105
のスプールが図において上方位置にあるとき、ラ
イン141に接続される。1−2シフト弁110
には、スプール110bを図において右方に押す
スプリング110dがスプール110bの左端に
設けられており、スプール110bの右端には圧
力室が形成されて、この圧力室がセカンドガバナ
ー弁201の出口ポート201bに接続されてい
る。したがつて、1−2シフト弁110は、セカ
ンドガバナー弁201からのガバナー圧がスプリ
ング110dの力より大きくなつたとき、すなわ
ち車速が所定値を越えたとき、スプール110b
が左方に移動してポート110a,110cを連
通させ、ライン101からの圧力をライン143
に通す。 2−3シフト弁120は、弁孔内を軸方向に摺
動するスプール120aを有し、弁孔には、セレ
クト弁103のポートcからのライン106に接
続されるポート120bと、スプール120aが
図において左方に移動したときポート120bに
連通するポート120cが形成されている。ポー
ト120cは、前方クラツチ27のアクチユエー
タ109およびブレーキアクチユエータ108の
解除側圧力室に通じるライン107に接続されて
いる。スプール120aの右端に形成された圧力
室はセカンドガバナー弁201の出口ポート20
1bに接続されており、ガバナー圧がスプール1
20aを図において左方に押すように作用する。
2−3シフト弁120の弁孔は、図において左端
側に小径部が形成されており、この小径部に小径
スプール120dが配置されている。小径スプー
ル120dは、右端にスプール120aに押し当
てられた押し棒を有し、スプール120aと小径
スプール120dとの間にはスプリング120e
が配置されている。弁孔の小径部には、小径スプ
ール120dが左方位置にあるときにスプール1
20aと小径スプール120dとの間の室に連通
するポート120fが形成されている。小径スプ
ール120dの左側の圧力室は、バキユームスロ
ツトル弁117の出口ポート117bからのライ
ン144に接続されており、また小径スプール1
20が右方位置にあるときにこの圧力室をスプー
ル120aと小径スプール120dとの間の室に
連通させる連通路120gが形成されている。し
たがつて、スプール120aはガバナー圧により
左方に、スロツトル圧およびスプリング120e
により右方に押される。 3−4シフト弁130は、前述したスプール1
30aと、圧力ライン101に接続されたポート
130bを有し、スプール130aが図において
上方位置にあるとき該ポート130bに連通する
ようにポート130cが形成され、このポート1
30cがオリフイスチエツクバルブ151を介し
てライン122に接続される。スプール130a
の上端部側に形成された圧力室はセカンドガバナ
ー弁201の出口ポート201bに接続されてお
り、スプール130aはガバナー圧により下方に
押される。スプール130aは、ポート130
b,130cの連通を制御するための大径ランド
と、該大径ランドの下方に形成された小径ランド
とを有する。また、スプール130aの下方に
は、該スプール130aの小径ランドとほぼ同径
の小径スプール130dが配置され、この小径ス
プール130dにはスプール130aに突当てら
れる押し棒が形成されており、スプール130a
と小径スプール130dとの間にはスプリング1
30eが配置されている。小径スプール130d
の下端側で弁孔に形成される圧力室はバキユーム
スロツトル弁117の出口ポート117bに接続
されている。さらに、スプール130aが上方位
置にあるとき、小径スプール130dの下端側の
圧力室をスプール130aの大径ランドと小径ラ
ンドの間の室に連通させるポート130fが形成
されている。 <オーバードライブ解除系> オーバードライブ解除弁150は、弁孔内を摺
動するスプール150aを有し、弁孔にはオーバ
ードライブクラツチ54のアクチユエータ131
と、ブレーキ56のアクチユエータ132の解除
側圧力室に連通するポート150bが設けられ
る。さらに、弁孔には、スプール150aが下方
位置にするときポート150bをライン122に
連通させるポート150cと、スプール150a
が上方位置にあるときポート150bを圧力ライ
ン101に連通させるポート150dとが形成さ
れている。スプール150aを下方に押すように
スプリング150eが設けられ、スプール150
aの下端側では、弁孔に圧力室150fが形成さ
れている。圧力室150fは、オリフイス150
gを介して圧力ライン101に接続され、またオ
ーバードライブ解除電磁弁152を介してドレン
に接続されている。電磁弁152は、オーバード
ライブスイツチがON状態のとき、圧力室150
fをドレンに開放する。 <ロツクアツプ制御系> トルクコンバータのロツクアツプ制御のために
ロツクアツプ制御弁153が設けられる。制御弁
153は、弁孔内を摺動するスプール153aを
有し、弁孔には、ライン124を介してトルクコ
ンバータのロツクアツプクラツチ15とポンプケ
ーシングとの間の室に通じるポート153bと、
スプール153aが下方位置にあるときにポート
153bをトルクコンバータ10からの潤滑油供
給路154に接続するポート153cと、スプー
ル153aが上方位置にあるときポート153b
に連通するドレンポート153dとが形成されて
いる。スプール153aの下端の圧力室は、セカ
ンドガバナー弁201の出口ポート201bに接
続されている。スプール153aには、スプリン
グ153eが、該スプール153aを下方に押す
ように作用している。したがつて、車速が増加
し、ガバナー圧が所定値を越えたとき、スプール
153aはスプリング153eの力に抗して上向
きに動かされ、ロツクアツプクラツチ15の解除
圧力がライン124からポート153b,153
dを経てドレンされるため、ロツクアツプクラツ
チ15が係合状態になる。 <キツクダウン回路> キツクダウン制御のためにキツクダウン電磁弁
116が設けられる。この電磁弁116はソレノ
イド116aにより作動させられるスプール11
6bを有する。ソレノイド116aは、エンジン
制御部材たとえば足踏みペダルを大きく踏み込ん
だときに作動するスイツチにより励磁されてスプ
ール116bを下向きに動かす。スプール116
bが摺動する弁孔には、圧力ライン101に接続
されるポート116cと、スプール116bが下
方に動かされた位置で該ポート116cに連通す
るポート116dと、スプール116bの上方位
置でポート116dに連通するポート116eと
が形成されている。ポート116eは、セレクト
弁103がD位置にあるとき、該セレクト弁10
3を介してドレンポートに接続される。電磁弁1
16は、スプール116bを上方位置に押すため
のスプリング116fを有し、ソレノイド116
aが励磁されたとき、スプール116bはスプリ
ング116fの作用に抗して下方に動かされ、圧
力ライン101がポート116dに連通させられ
る。 キツクダウン電磁弁116のポート116dに
接続されたライン155は、3−4シフト弁13
0に接続される。ライン155は、3−4シフト
弁130のスプール130aが下方位置にあると
きにその大径ランドと小径ランドとの間に開口す
るポート130gと、小径スプール130dの側
面に開口するポート130hに接続されている。
スプール130aは、その下方位置では大径ラン
ドの下端が弁孔に形成された肩部に当るため、大
径ランドと小径ランドの間には受圧面積差がない
が、前記ポート130gに圧力が作用し、スプー
ル130aに僅かな上方への移動が生じた後は、
大径ランドと小径ランドとの間に受圧面積差が生
じて、ポート130gからの圧力によりスプール
130aが上方に押し上げられる。このスプール
130aの上方移動により、圧力ライン101に
通じるポート130bがポート130cに開か
れ、ライン122にライン圧が導かれる。 キツクダウン電磁弁116のポート116dか
らのライン155は、さらに切換弁156を有す
るライン155aに分岐している。このライン1
55aは、ライン155のキツクダウン油圧とし
てのライン圧を2−3シフト弁に供給する油圧通
路を構成する。切換弁156は3−4シフト弁1
30のポート130cに接続されるパイロツトポ
ート156aを有し、ポート130cに圧力が生
じたときにのみ、ライン155aを開くように構
成されている。このライン155aは2−3シフ
ト弁120のポート120fに接続されており、
2−3シフト弁120のスプール120aが左側
位置にあるときこのポート120fに圧力が与え
られてとスプール120aは右方への付勢力を強
められる。 ライン155aから分岐してさらにライン15
5bが設けられる。このライン155bは、ライ
ン155aのキツクダウン油圧としてのライン圧
を1−2シフト弁に供給する油圧通路を構成す
る。ライン155bには切換弁157が配置さ
れ、このライン157は2−3シフト弁120の
ポート120cからのライン107に接続される
パイロツトポート157aを有し、このパイロツ
トポート157aに圧力が与えられたときライン
155bを遮断し、ポート157aの圧力が除去
されたときライン155bを開く。ライン155
bは1−2シフト弁110に接続される。1−2
シフト弁110のスプール110bは、右端ラン
ド158と、環状溝159を介して該右端ランド
158から隔離されたランド160を有し、ライ
ン155bはスプール110aが左側位置にある
ときランド158,160間の環状溝159に開
くポート110dに接続される。ランド158は
ランド160より受圧面積が僅かに大きく、ポー
ト110dに圧力が導入されたとき、スプール1
10bは右方への付勢力を強められる。 作 動 <第1速> セレクト弁103がD位置にあるばあいには、
圧力ライン101はポートcに開かれており、セ
カンドロツク弁105のスプールの下端にライン
圧が作用して該弁105のスプールは上方に押し
上げられ、ライン141とライン143は接続さ
れている。また、圧力ライン101からのライン
圧は、セレクト弁103のポートaから1−2シ
フト弁110のポート110aに導びかれる。さ
らに、ライン圧はポートaからクラツチ28に導
かれて該クラツチ28を係合させる。車輛の発進
時のように車輛速度が低いばあいには、ガバナー
圧も低く、1−2シフト弁110のスプール11
0bは右方位置にある。この状態ではポート11
0aは閉じられており、ポート110cに圧力は
発生しない。また2−3シフト弁120のスプー
ル120aも右方位置にあり、ポート120cは
ポート120bから遮断されているため、ポート
120cにも圧力は発生しない。したがつて、ブ
レーキ30のためのアクチユエータ180はブレ
ーキ解除状態にあり、クラツチ27も解放され
る。さらに、3−4シフト弁130のスプール1
30aは上方位置にあるため圧力ライン101に
通じるポート130bがライン122に通じるポ
ート130cに連通している。オーバードライブ
スイツチがONであれば電磁弁152が開き、オ
ーバードライブ解除弁150の圧力室150fは
ドレンされるためスプール150aは下方位置に
保持される。したがつて、弁150のポート18
0b,150cが互に連通し、ライン122の圧
力は一方ではクラツチ54に伝えられてこれを係
合させ、他方ではブレーキ56aアクチユエータ
の解除側圧力室に導かれてブレーキ56を解除さ
せる。ロツクアツプ制御弁153のスプール15
3aも下方位置にあつて、トルクコンバータ10
のロツクアツプクラツチ15は解放状態にある。
このようにして、第1速の駆動状態が得られる。 <第2速> 第1速の状態から車速が高まるとガバナー圧が
上昇し、ガバナー圧が所定値を越えたとき1−2
シフト弁110のスプール110bが左方に動か
される。このため、1−2シフト弁110のポー
ト110cがポート110aに接続され、圧力は
ポート110cからライン143、セカンドロツ
ク弁105、ライン141を介してブレーキ30
のアクチユエータ108の係合側圧力室へ導かれ
る。したがつて、ブレーキ30が作動し、変速歯
車機構は第2速状態になる。 <第3速> 車速がさらに高まり、スロツトル圧とガバナー
圧との関係で第3速にシフトアツプする条件が整
うと、2−3シフト弁120のスプール120a
が左方に動かされ、ポート120bがポート12
0cに連通させられる。ポート120bにはセレ
クト弁103のポートcからライン106を経て
ライン圧が与えられているため、スプール120
aの左方移動によりライン圧がライン107を経
てブレーキ30のアクチユエータ108の解除側
圧力室に与えられ、ブレーキ30を解除する。同
時に、ポート120cからの圧力はクラツチ27
のアクチユエータ109にも与えられてクラツチ
27を係合させる。このようにして第3速状態が
得られる。 <第4速(オーバードライブ)およびロツクアツ
プ> 車速がさらに高まつて第4速に適する条件にな
ると、3−4シフト弁130のスプール130a
が下方に移動する。したがつて、圧力ライン10
1に通じるポート130bはポート130cから
遮断され、ポート130cはドレンポートに接続
される。これによつて、ライン122の圧力は低
下し、クラツチ54が解放され、ブレーキ56が
アクチユエータ132により係合させられる。こ
のようにして、第4速の駆動状態が得られる。 さらに、車速が所定値を越えると、ガバナー圧
によりロツクアツプ制御弁153のスプール15
3aが上方に押し上げられ、トルクコンバータ1
0のロツクアツプクラツチからのライン124は
ポート153bを介してドレンポート153dに
開かれる。したがつて、トルクコンバータ10は
ロツクアツプ状態になる。 オーバードライブスイツチをOFFにした状態
では、電磁弁152は閉じられているため、オー
バードライブ解除弁150の圧力室150fには
圧力ライン101からのライン圧が導入され、弁
150のスプール150aは上方に移動し、ライ
ン101がポート150dを介して常時ポート1
50bに連通する。このため、3−4シフト弁1
30のスプール130aが下方に移動しても第4
速状態は実現しない。 <キツクダウン作動> エンジン制御用の部材、たとえば足踏みペダル
が大きく踏み込まれてキツクダウンスイツチが作
動すると、電磁弁116のソレノイド116aが
励磁され、スプール116bが下方に動かされ
る。圧力ライン101に通じるポート116cは
ライン155に通じるポート116dに開かれ、
ライン圧がキツクダウン油圧としてライン155
に導入される。このキツクダウン油圧であるライ
ン圧は3−4シフト弁130のポート130g,
130hに与えられ、ポート130gに与えられ
た圧力は、下方位置(シフトアツプ位置)にある
スプール130aの大径ランドと小径ランドとの
間の室の圧力を高めるように作用する。したがつ
て、スプール130aの大径ランドにポート13
0gの圧力が作用することにより、スプール13
0aが上方に移動する。このスプール130aの
上方移動によりポート130bがポート130c
に開かれ、ライン圧がポート130bからポート
130cを経てライン122に伝えられ、第3速
状態(シフトダウン状態)になる。 ポート130cに生じた圧力すなわち3−4シ
フト弁130がシフトダウン側に移動したときに
生じる圧力は、切換弁156のパイロツトポート
156aに作用して該切換弁156を開き、ライ
ン155の圧力ライン155aから2−3シフト
弁120のポート120fに導びく。2−3シフ
ト弁120のスプール120a,120dが左方
位置にあれば、ポート120fはスプール120
a,120d間の室に開口しており、ポート12
0fに導かれた圧力はスプール120aを右方に
押す付勢力を強めるように作用する。したがつ
て、スプール120aは比較的高い車速のもとで
も右方に動かされて第2速状態が実現される。 2−3シフト弁120のスプール120aがシ
フトダウン側である右方に移動した状態では、ポ
ート120cの圧力が低下するため、ライン10
7も低圧状態にあり、切換弁157はライン15
5bを開く位置に動かされる。したがつて、ライ
ン圧が1−2シフト弁110のポート110dに
導かれ、スプール110bに右向きの力を与え
る。このため、スプール110bは比較的高い車
速のもとでも右方に動かされて第1速状態が実現
される。この配置によれば、第4速または第3速
走行状態でのキツクダウン作動にさいして、キツ
クダウン作動の条件が2段階または3段階下の走
行段までのシフトダウンを要求するものであるば
あいに、シフトダウンが必ず中途の走行段を経て
一段ずつ行なわれるので、不快な変速シヨツクを
防止できる。
動されるオイルポンプ100を有し、このポンプ
100から圧力ライン101に作動油が吐出され
る。ポンプ100から圧力ライン101に吐出さ
れた作動油は、調圧弁102により圧力が調整さ
れてセレクト弁103に導かれる。セレクト弁1
03は、1、2、D、N、R、Pの各シフト位置
を有し、該セレクト弁が1、2及びP位置にある
とき、圧力ライン101は弁103のポートa,
b,cに連結する。ポートaは後方クラツチ28
の作動用アクチユエータ104に接続されてお
り、弁103が上述の位置にあるとき、後方クラ
ツチ28は係合状態に保持される。また、ポート
aは1−2シフト弁110にも接続されている。
ポートbはセカンドロツク弁105にライン14
0を介して接続され、ポートbからの圧力は弁1
05のスプールを図において下方に押し下げるよ
うに作用する。弁105のスプールが下方位置に
あるとき、ライン140とライン141とが連結
し油圧が前方ブレーキ30のアクチユエータ10
8の係合側圧力室に導入されて前方ブレーキ30
を作動方向に保持する。ポートcはセカンドロツ
ク弁105の下端に接続され、このポートcから
の圧力は該弁105のスプールを上方に押し上げ
るように作用する。さらにポートcは圧力ライン
106を介して2−3シフト弁120に接続され
ており、このライン106は弁120のスプール
が左方に移動したとき、ライン107に連通す
る。ライン107は前方ブレーキ30のアクチユ
エータ108の解除側圧力室に接続されており、
該圧力室に油圧が導入されたとき、アクチユエー
タ108は係合側圧力室の圧力に抗してブレーキ
30を解除方向に作動させる。また、ライン10
7の圧力は、前方クラツチ27のアクチユエータ
109にも導かれ、このクラツチ27を係合させ
る。 セレクト弁103は、1位置およびR位置にお
いて圧力ライン101に通じるポートdを有し、
このポートdは、ライン112を経て1−2シフ
ト弁110に達し、該シフト弁110が右方位置
にあるときライン113を経て後方ブレーキ36
のアクチユエータ114に接続される。さらに、
本例の制御回路にはオーバードライブ用の遊星歯
車変速機50のクラツチ54及びブレーキ56を
制御するために、3−4シフト弁130及びアク
チユエータ132が設けられている。アクチユエ
ータ132の係合側圧力室は圧力ライン101に
接続されており、該ライン101の圧力によりブ
レーキ56は係合方向に押されている。3−4シ
フト弁130のスプール130aが上方にあると
きは、圧力ライン101とライン122が連通
し、ライン122に油圧が導入される。このライ
ン122に導入された油圧は、オーバードライブ
解除弁150を経てブレーキ56のアクチユエー
タ132の解除側圧力室に作用し、ブレーキ56
を解除方向に作動させるとともにクラツチ54の
アクチユエータ131がクラツチ54を係合させ
るように作用する。 <信号形成系> 車速に比例して増加する圧力信号を形成するた
めに、第1ガバナ弁200と第2ガバナ弁201
が設けられている。第1ガバナ弁200はその入
口ポート200aがセレクト弁103のポートa
に接続され、出口ポート200bが第2ガバナ弁
201の入口ポート201aに接続されており、
第2ガバナ弁201の出口ポート201bには車
速に比例した油圧が発生する。また、エンジン出
力に比例して増加する油圧を発生するために、バ
キユームスロツトル弁117が設けられている。
このバキユームスロツトル弁117は、入口ポー
ト117aと出口ポート117bが設けられた弁
孔を有し、この弁孔内にスプール117cが配置
された構造である。スプール117cには一端に
バキユームアクチユエータ117dが結合され、
バキユームアクチユエータ117dは内蔵するス
プリング117eにより、スプール117cをポ
ート117a,117bが互に接続される方向に
押す。バキユームアクチユエータ117dはエン
ジンの吸気負圧取出口(図示せず)に接続され、
該バキユームアクチユエータ117dに導入され
るエンジンの吸気負圧は、ポート117a,11
7bを互に遮断する方向に、スプール117cを
付勢する。入口ポート117aは、圧力ライン1
01に接続される。出口ポート117bの圧力
は、バキユームアクチユエータ117dと反対側
の、スプール117cの端部に与えられる。この
構成により、バキユームスロツトル弁117の出
口ポート117bには、エンジンの吸気負圧に比
例する油圧が形成される。 <シフト弁> 1−2シフト弁110は、セレクト弁103の
ポートaに接続されるポート110aと、該1−
2シフト弁110のスプール110bが図におい
て左方に移動した位置でポート110aに連通す
るポート110cを有し、ポート110cはライ
ン143を経てセカンドロツク弁105に接続さ
れる。ライン143は、セカンドロツク弁105
のスプールが図において上方位置にあるとき、ラ
イン141に接続される。1−2シフト弁110
には、スプール110bを図において右方に押す
スプリング110dがスプール110bの左端に
設けられており、スプール110bの右端には圧
力室が形成されて、この圧力室がセカンドガバナ
ー弁201の出口ポート201bに接続されてい
る。したがつて、1−2シフト弁110は、セカ
ンドガバナー弁201からのガバナー圧がスプリ
ング110dの力より大きくなつたとき、すなわ
ち車速が所定値を越えたとき、スプール110b
が左方に移動してポート110a,110cを連
通させ、ライン101からの圧力をライン143
に通す。 2−3シフト弁120は、弁孔内を軸方向に摺
動するスプール120aを有し、弁孔には、セレ
クト弁103のポートcからのライン106に接
続されるポート120bと、スプール120aが
図において左方に移動したときポート120bに
連通するポート120cが形成されている。ポー
ト120cは、前方クラツチ27のアクチユエー
タ109およびブレーキアクチユエータ108の
解除側圧力室に通じるライン107に接続されて
いる。スプール120aの右端に形成された圧力
室はセカンドガバナー弁201の出口ポート20
1bに接続されており、ガバナー圧がスプール1
20aを図において左方に押すように作用する。
2−3シフト弁120の弁孔は、図において左端
側に小径部が形成されており、この小径部に小径
スプール120dが配置されている。小径スプー
ル120dは、右端にスプール120aに押し当
てられた押し棒を有し、スプール120aと小径
スプール120dとの間にはスプリング120e
が配置されている。弁孔の小径部には、小径スプ
ール120dが左方位置にあるときにスプール1
20aと小径スプール120dとの間の室に連通
するポート120fが形成されている。小径スプ
ール120dの左側の圧力室は、バキユームスロ
ツトル弁117の出口ポート117bからのライ
ン144に接続されており、また小径スプール1
20が右方位置にあるときにこの圧力室をスプー
ル120aと小径スプール120dとの間の室に
連通させる連通路120gが形成されている。し
たがつて、スプール120aはガバナー圧により
左方に、スロツトル圧およびスプリング120e
により右方に押される。 3−4シフト弁130は、前述したスプール1
30aと、圧力ライン101に接続されたポート
130bを有し、スプール130aが図において
上方位置にあるとき該ポート130bに連通する
ようにポート130cが形成され、このポート1
30cがオリフイスチエツクバルブ151を介し
てライン122に接続される。スプール130a
の上端部側に形成された圧力室はセカンドガバナ
ー弁201の出口ポート201bに接続されてお
り、スプール130aはガバナー圧により下方に
押される。スプール130aは、ポート130
b,130cの連通を制御するための大径ランド
と、該大径ランドの下方に形成された小径ランド
とを有する。また、スプール130aの下方に
は、該スプール130aの小径ランドとほぼ同径
の小径スプール130dが配置され、この小径ス
プール130dにはスプール130aに突当てら
れる押し棒が形成されており、スプール130a
と小径スプール130dとの間にはスプリング1
30eが配置されている。小径スプール130d
の下端側で弁孔に形成される圧力室はバキユーム
スロツトル弁117の出口ポート117bに接続
されている。さらに、スプール130aが上方位
置にあるとき、小径スプール130dの下端側の
圧力室をスプール130aの大径ランドと小径ラ
ンドの間の室に連通させるポート130fが形成
されている。 <オーバードライブ解除系> オーバードライブ解除弁150は、弁孔内を摺
動するスプール150aを有し、弁孔にはオーバ
ードライブクラツチ54のアクチユエータ131
と、ブレーキ56のアクチユエータ132の解除
側圧力室に連通するポート150bが設けられ
る。さらに、弁孔には、スプール150aが下方
位置にするときポート150bをライン122に
連通させるポート150cと、スプール150a
が上方位置にあるときポート150bを圧力ライ
ン101に連通させるポート150dとが形成さ
れている。スプール150aを下方に押すように
スプリング150eが設けられ、スプール150
aの下端側では、弁孔に圧力室150fが形成さ
れている。圧力室150fは、オリフイス150
gを介して圧力ライン101に接続され、またオ
ーバードライブ解除電磁弁152を介してドレン
に接続されている。電磁弁152は、オーバード
ライブスイツチがON状態のとき、圧力室150
fをドレンに開放する。 <ロツクアツプ制御系> トルクコンバータのロツクアツプ制御のために
ロツクアツプ制御弁153が設けられる。制御弁
153は、弁孔内を摺動するスプール153aを
有し、弁孔には、ライン124を介してトルクコ
ンバータのロツクアツプクラツチ15とポンプケ
ーシングとの間の室に通じるポート153bと、
スプール153aが下方位置にあるときにポート
153bをトルクコンバータ10からの潤滑油供
給路154に接続するポート153cと、スプー
ル153aが上方位置にあるときポート153b
に連通するドレンポート153dとが形成されて
いる。スプール153aの下端の圧力室は、セカ
ンドガバナー弁201の出口ポート201bに接
続されている。スプール153aには、スプリン
グ153eが、該スプール153aを下方に押す
ように作用している。したがつて、車速が増加
し、ガバナー圧が所定値を越えたとき、スプール
153aはスプリング153eの力に抗して上向
きに動かされ、ロツクアツプクラツチ15の解除
圧力がライン124からポート153b,153
dを経てドレンされるため、ロツクアツプクラツ
チ15が係合状態になる。 <キツクダウン回路> キツクダウン制御のためにキツクダウン電磁弁
116が設けられる。この電磁弁116はソレノ
イド116aにより作動させられるスプール11
6bを有する。ソレノイド116aは、エンジン
制御部材たとえば足踏みペダルを大きく踏み込ん
だときに作動するスイツチにより励磁されてスプ
ール116bを下向きに動かす。スプール116
bが摺動する弁孔には、圧力ライン101に接続
されるポート116cと、スプール116bが下
方に動かされた位置で該ポート116cに連通す
るポート116dと、スプール116bの上方位
置でポート116dに連通するポート116eと
が形成されている。ポート116eは、セレクト
弁103がD位置にあるとき、該セレクト弁10
3を介してドレンポートに接続される。電磁弁1
16は、スプール116bを上方位置に押すため
のスプリング116fを有し、ソレノイド116
aが励磁されたとき、スプール116bはスプリ
ング116fの作用に抗して下方に動かされ、圧
力ライン101がポート116dに連通させられ
る。 キツクダウン電磁弁116のポート116dに
接続されたライン155は、3−4シフト弁13
0に接続される。ライン155は、3−4シフト
弁130のスプール130aが下方位置にあると
きにその大径ランドと小径ランドとの間に開口す
るポート130gと、小径スプール130dの側
面に開口するポート130hに接続されている。
スプール130aは、その下方位置では大径ラン
ドの下端が弁孔に形成された肩部に当るため、大
径ランドと小径ランドの間には受圧面積差がない
が、前記ポート130gに圧力が作用し、スプー
ル130aに僅かな上方への移動が生じた後は、
大径ランドと小径ランドとの間に受圧面積差が生
じて、ポート130gからの圧力によりスプール
130aが上方に押し上げられる。このスプール
130aの上方移動により、圧力ライン101に
通じるポート130bがポート130cに開か
れ、ライン122にライン圧が導かれる。 キツクダウン電磁弁116のポート116dか
らのライン155は、さらに切換弁156を有す
るライン155aに分岐している。このライン1
55aは、ライン155のキツクダウン油圧とし
てのライン圧を2−3シフト弁に供給する油圧通
路を構成する。切換弁156は3−4シフト弁1
30のポート130cに接続されるパイロツトポ
ート156aを有し、ポート130cに圧力が生
じたときにのみ、ライン155aを開くように構
成されている。このライン155aは2−3シフ
ト弁120のポート120fに接続されており、
2−3シフト弁120のスプール120aが左側
位置にあるときこのポート120fに圧力が与え
られてとスプール120aは右方への付勢力を強
められる。 ライン155aから分岐してさらにライン15
5bが設けられる。このライン155bは、ライ
ン155aのキツクダウン油圧としてのライン圧
を1−2シフト弁に供給する油圧通路を構成す
る。ライン155bには切換弁157が配置さ
れ、このライン157は2−3シフト弁120の
ポート120cからのライン107に接続される
パイロツトポート157aを有し、このパイロツ
トポート157aに圧力が与えられたときライン
155bを遮断し、ポート157aの圧力が除去
されたときライン155bを開く。ライン155
bは1−2シフト弁110に接続される。1−2
シフト弁110のスプール110bは、右端ラン
ド158と、環状溝159を介して該右端ランド
158から隔離されたランド160を有し、ライ
ン155bはスプール110aが左側位置にある
ときランド158,160間の環状溝159に開
くポート110dに接続される。ランド158は
ランド160より受圧面積が僅かに大きく、ポー
ト110dに圧力が導入されたとき、スプール1
10bは右方への付勢力を強められる。 作 動 <第1速> セレクト弁103がD位置にあるばあいには、
圧力ライン101はポートcに開かれており、セ
カンドロツク弁105のスプールの下端にライン
圧が作用して該弁105のスプールは上方に押し
上げられ、ライン141とライン143は接続さ
れている。また、圧力ライン101からのライン
圧は、セレクト弁103のポートaから1−2シ
フト弁110のポート110aに導びかれる。さ
らに、ライン圧はポートaからクラツチ28に導
かれて該クラツチ28を係合させる。車輛の発進
時のように車輛速度が低いばあいには、ガバナー
圧も低く、1−2シフト弁110のスプール11
0bは右方位置にある。この状態ではポート11
0aは閉じられており、ポート110cに圧力は
発生しない。また2−3シフト弁120のスプー
ル120aも右方位置にあり、ポート120cは
ポート120bから遮断されているため、ポート
120cにも圧力は発生しない。したがつて、ブ
レーキ30のためのアクチユエータ180はブレ
ーキ解除状態にあり、クラツチ27も解放され
る。さらに、3−4シフト弁130のスプール1
30aは上方位置にあるため圧力ライン101に
通じるポート130bがライン122に通じるポ
ート130cに連通している。オーバードライブ
スイツチがONであれば電磁弁152が開き、オ
ーバードライブ解除弁150の圧力室150fは
ドレンされるためスプール150aは下方位置に
保持される。したがつて、弁150のポート18
0b,150cが互に連通し、ライン122の圧
力は一方ではクラツチ54に伝えられてこれを係
合させ、他方ではブレーキ56aアクチユエータ
の解除側圧力室に導かれてブレーキ56を解除さ
せる。ロツクアツプ制御弁153のスプール15
3aも下方位置にあつて、トルクコンバータ10
のロツクアツプクラツチ15は解放状態にある。
このようにして、第1速の駆動状態が得られる。 <第2速> 第1速の状態から車速が高まるとガバナー圧が
上昇し、ガバナー圧が所定値を越えたとき1−2
シフト弁110のスプール110bが左方に動か
される。このため、1−2シフト弁110のポー
ト110cがポート110aに接続され、圧力は
ポート110cからライン143、セカンドロツ
ク弁105、ライン141を介してブレーキ30
のアクチユエータ108の係合側圧力室へ導かれ
る。したがつて、ブレーキ30が作動し、変速歯
車機構は第2速状態になる。 <第3速> 車速がさらに高まり、スロツトル圧とガバナー
圧との関係で第3速にシフトアツプする条件が整
うと、2−3シフト弁120のスプール120a
が左方に動かされ、ポート120bがポート12
0cに連通させられる。ポート120bにはセレ
クト弁103のポートcからライン106を経て
ライン圧が与えられているため、スプール120
aの左方移動によりライン圧がライン107を経
てブレーキ30のアクチユエータ108の解除側
圧力室に与えられ、ブレーキ30を解除する。同
時に、ポート120cからの圧力はクラツチ27
のアクチユエータ109にも与えられてクラツチ
27を係合させる。このようにして第3速状態が
得られる。 <第4速(オーバードライブ)およびロツクアツ
プ> 車速がさらに高まつて第4速に適する条件にな
ると、3−4シフト弁130のスプール130a
が下方に移動する。したがつて、圧力ライン10
1に通じるポート130bはポート130cから
遮断され、ポート130cはドレンポートに接続
される。これによつて、ライン122の圧力は低
下し、クラツチ54が解放され、ブレーキ56が
アクチユエータ132により係合させられる。こ
のようにして、第4速の駆動状態が得られる。 さらに、車速が所定値を越えると、ガバナー圧
によりロツクアツプ制御弁153のスプール15
3aが上方に押し上げられ、トルクコンバータ1
0のロツクアツプクラツチからのライン124は
ポート153bを介してドレンポート153dに
開かれる。したがつて、トルクコンバータ10は
ロツクアツプ状態になる。 オーバードライブスイツチをOFFにした状態
では、電磁弁152は閉じられているため、オー
バードライブ解除弁150の圧力室150fには
圧力ライン101からのライン圧が導入され、弁
150のスプール150aは上方に移動し、ライ
ン101がポート150dを介して常時ポート1
50bに連通する。このため、3−4シフト弁1
30のスプール130aが下方に移動しても第4
速状態は実現しない。 <キツクダウン作動> エンジン制御用の部材、たとえば足踏みペダル
が大きく踏み込まれてキツクダウンスイツチが作
動すると、電磁弁116のソレノイド116aが
励磁され、スプール116bが下方に動かされ
る。圧力ライン101に通じるポート116cは
ライン155に通じるポート116dに開かれ、
ライン圧がキツクダウン油圧としてライン155
に導入される。このキツクダウン油圧であるライ
ン圧は3−4シフト弁130のポート130g,
130hに与えられ、ポート130gに与えられ
た圧力は、下方位置(シフトアツプ位置)にある
スプール130aの大径ランドと小径ランドとの
間の室の圧力を高めるように作用する。したがつ
て、スプール130aの大径ランドにポート13
0gの圧力が作用することにより、スプール13
0aが上方に移動する。このスプール130aの
上方移動によりポート130bがポート130c
に開かれ、ライン圧がポート130bからポート
130cを経てライン122に伝えられ、第3速
状態(シフトダウン状態)になる。 ポート130cに生じた圧力すなわち3−4シ
フト弁130がシフトダウン側に移動したときに
生じる圧力は、切換弁156のパイロツトポート
156aに作用して該切換弁156を開き、ライ
ン155の圧力ライン155aから2−3シフト
弁120のポート120fに導びく。2−3シフ
ト弁120のスプール120a,120dが左方
位置にあれば、ポート120fはスプール120
a,120d間の室に開口しており、ポート12
0fに導かれた圧力はスプール120aを右方に
押す付勢力を強めるように作用する。したがつ
て、スプール120aは比較的高い車速のもとで
も右方に動かされて第2速状態が実現される。 2−3シフト弁120のスプール120aがシ
フトダウン側である右方に移動した状態では、ポ
ート120cの圧力が低下するため、ライン10
7も低圧状態にあり、切換弁157はライン15
5bを開く位置に動かされる。したがつて、ライ
ン圧が1−2シフト弁110のポート110dに
導かれ、スプール110bに右向きの力を与え
る。このため、スプール110bは比較的高い車
速のもとでも右方に動かされて第1速状態が実現
される。この配置によれば、第4速または第3速
走行状態でのキツクダウン作動にさいして、キツ
クダウン作動の条件が2段階または3段階下の走
行段までのシフトダウンを要求するものであるば
あいに、シフトダウンが必ず中途の走行段を経て
一段ずつ行なわれるので、不快な変速シヨツクを
防止できる。
図面は本発明の一実施を示す自動変速機の断面
図および油圧制御回路図である。 10……トルクコンバータ、11……ポンプ、
12……タービン、13……ステータ、15……
ロツクアツプクラツチ、100……油圧ポンプ、
103……セレクト弁、110……1−2シフト
弁、120……2−3シフト弁、130……3−
4シフト弁、116……キツクダウン電磁弁、1
56,157……切換弁。
図および油圧制御回路図である。 10……トルクコンバータ、11……ポンプ、
12……タービン、13……ステータ、15……
ロツクアツプクラツチ、100……油圧ポンプ、
103……セレクト弁、110……1−2シフト
弁、120……2−3シフト弁、130……3−
4シフト弁、116……キツクダウン電磁弁、1
56,157……切換弁。
Claims (1)
- 1 少くとも3段階の変速段を有する変速歯車機
構と、低速側の2段階の変速制御を行なう低速側
油圧シフト弁と、高速側の2段階の変速制御を行
なう高速側油圧シフト弁と、前記シフト弁のそれ
ぞれにシフトダウン側への付勢力を与えるキツク
ダウン油圧を供給するキツクダウン弁と、該キツ
クダウン弁の前記キツクダウン油圧を前記低速側
油圧シフト弁へ供給する油圧通路の途中に介設さ
れる切換弁とが設けられ、該切換弁は、前記高速
側油圧シフト弁がシフトダウン側に移動したとき
に生じる圧力状態の変化に応動して前記油圧通路
を閉塞する位置から開放する位置に切換えられる
ことを特徴とする自動変速機の油圧制御装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59114782A JPS60260745A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | 自動変速機の油圧制御装置 |
| US06/740,561 US4688452A (en) | 1984-06-05 | 1985-06-03 | Hydraulic control system for a motor vehicle automatic transmission |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59114782A JPS60260745A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60260745A JPS60260745A (ja) | 1985-12-23 |
| JPH0128261B2 true JPH0128261B2 (ja) | 1989-06-01 |
Family
ID=14646539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59114782A Granted JPS60260745A (ja) | 1984-06-05 | 1984-06-05 | 自動変速機の油圧制御装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4688452A (ja) |
| JP (1) | JPS60260745A (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0660683B2 (ja) * | 1989-09-01 | 1994-08-10 | マツダ株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
| JPH048964A (ja) * | 1990-04-27 | 1992-01-13 | Honda Motor Co Ltd | 自動変速機の制御装置 |
| CA2077425C (en) * | 1991-09-12 | 1997-03-04 | Ichiro Sakai | Vehicle automatic transmission control system |
| KR970046586A (ko) * | 1995-12-30 | 1997-07-26 | 전성원 | 자동 변속기의 다운 시프트 제어 장치 및 그 방법 |
| DE69729812T2 (de) * | 1996-09-25 | 2005-02-03 | Honda Giken Kogyo K.K. | Steuergerät für hydraulisch gesteuertes Fahrzeuggetriebe |
| US7258650B2 (en) * | 2005-06-23 | 2007-08-21 | Caterpillar Inc. | Systems and methods for controlling a powertrain |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4838579B1 (ja) * | 1970-12-18 | 1973-11-19 | ||
| DE2145666A1 (de) * | 1971-09-13 | 1973-03-22 | Bosch Gmbh Robert | Elektrohydraulische getriebeschaltvorrichtung |
| JPS5146222B2 (ja) * | 1972-10-06 | 1976-12-08 | ||
| JPS5287568A (en) * | 1976-01-13 | 1977-07-21 | Nissan Motor Co Ltd | Down-shift control apparatus for automatic transmission |
| DE2929573C2 (de) * | 1979-07-21 | 1982-12-30 | Daimler-Benz Ag, 7000 Stuttgart | Kick-down-Schaltung für automatische Gangwechselgetriebe |
| JPS5833428B2 (ja) * | 1979-08-21 | 1983-07-19 | トヨタ自動車株式会社 | 自動変速機の変速制御装置 |
| JPS57144339A (en) * | 1981-02-28 | 1982-09-06 | Nissan Motor Co Ltd | Shifter for automatic gear change |
-
1984
- 1984-06-05 JP JP59114782A patent/JPS60260745A/ja active Granted
-
1985
- 1985-06-03 US US06/740,561 patent/US4688452A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60260745A (ja) | 1985-12-23 |
| US4688452A (en) | 1987-08-25 |
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