JPH0128715Y2 - - Google Patents

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JPH0128715Y2
JPH0128715Y2 JP1982134052U JP13405282U JPH0128715Y2 JP H0128715 Y2 JPH0128715 Y2 JP H0128715Y2 JP 1982134052 U JP1982134052 U JP 1982134052U JP 13405282 U JP13405282 U JP 13405282U JP H0128715 Y2 JPH0128715 Y2 JP H0128715Y2
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conductive
fibers
synthetic resin
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layer made
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  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
最近、世界的なコンピユーター、事務機、音響
機器、家電製品などの普及に伴い電子機器それ自
体の誤動作及び発信ノイズにより発生する電磁波
を遮蔽する電磁波シールド(Electro−Magnetic
Interference Shielding)の提供が要望されてい
る。発生した電磁波を遮蔽するためには、これら
機器をシールドしなければならず、アメリカ、西
ドイツなどで10KHz以上の周波数帯の電磁波ノイ
ズを遮蔽することが、義務づけられている。さら
にアメリカUL規格では、プラスチツク成形体表
面にコーテングした破片が機器の使用中に剥がれ
落ちて高電圧回路と接触短絡するなどして機器の
破損、感電または火災を引き起こす原因となるの
を防ぐため、安全面からコーテング材の密着強度
を規格化している。 本考案はこれら規制に適合する新規な電磁波遮
蔽シートに関するものである。 従来、電磁波遮蔽シートの製造法としては、亜
鉛溶射や導電性塗料などの表面コーテング法、プ
ラスチツクの中に導電性フイラーを添加する2つ
の方法がとられている。 表面コーテング法は、先づ成形を行ない、次に
表面処理を行なつた後、銅、ニツケル、クロムな
どのプラスチツクメツキや真空蒸着、または銀、
ニツケル、銅、グラフアイトなどの導電性粒子塗
料の塗布あるいはアルミニウムや亜鉛の溶射など
のコーテイングを行なうため、工業生産が困難で
あり、長時間使用の際にはプラスチツクと金属の
剥離による障害などの欠点がある。 金属粉やカーボン粉、金属フレークあるいは金
属繊維、炭素繊維やメタライズドガラス繊維など
の導電性フイラーをプラスチツクへ添加したもの
は、フイラーの分布の均一性を保つための品質管
理上の問題に加え、フイラーの添加量が少ないと
充分な品質が得られず、多量になるとプラスチツ
クの物性を損うなどのほか該成形品表面に導電性
フイラーが露出して感電するなどの欠点を有して
いる。 一方最近の電子機器の発達は、電磁波遮蔽に関
し、上記各種規制に示されるようなシールド効果
や複合添加導電材料の密着強度や剥離性などにつ
いて従来以上の性能が求められ、新規な電磁波遮
蔽シートの提供が強く要望せられていた。 本考案は上記要望に答えた新しい電磁波遮蔽シ
ートを提供するものである。 以下本考案を図面につき説明する。 第1図は本考案に係る電磁波遮蔽シートの断面
図を示す。図において1は導電性粉体が大部分を
占める中心導電層を示す。2は導電性繊維と合成
樹脂から成る導電層を示す。3は合成樹脂よりな
る外側絶縁層を示す。 図に示すように、本考案の構成の特色は導電層
として中心層とその周辺層との二層があることで
あり、合成樹脂が濃度の差こそあれ、連続相を形
成していることにある。またこの様な特殊な構成
が、極めて簡単な操作により、容易に得られるこ
との知見にもとづき本考案に至つたものである。 すなわち本構成を得るには、炭素繊維、金属繊
維またはメタライズド繊維などの導電性繊維に、
カーボンブラツク・黒鉛粉または金属粉などの導
電性粉体を、該粉体懸濁樹脂液浴の中に浸漬する
か、該懸濁液を刷毛塗りするか、またはスプレー
などの方法で付着せしめ、次いで電気絶縁性の合
成樹脂シートまたはこれら合成樹脂とガラス繊
維・ポリアラミド繊維・合成繊維などの電気絶縁
性繊維との複合材シートの間に挟み、加熱プレス
することにより容易に得られるものである。加熱
プレス温度は合成樹脂の融点以上の温度である。
加熱プレスを行うことにより、合成樹脂が導電性
繊維層に浸透するにつれて導電性繊維に付着した
導電性粉体は、溶融樹脂に押し流されて中心部に
密に集中して第1の中心導電層を形成し、導電性
繊維はその両側に並んで第2の導電層を形成し、
その外側に合成樹脂層が外側絶縁層として形成さ
れる。また合成樹脂の溶融により導電性粉体およ
び導電性繊維は密に固定されることになる。 本考案は図のような構成を示すために、表面処
理法の欠点である剥離や損傷による欠陥の生ずる
懼れは全くなく、また多量の導電性フイラーの混
入による価格上昇、品質低下のほか、導電性フイ
ラーの表面露出などの欠点をも完全に解決したも
のであり、その効果は極めて大きなものであつ
た。すなわち遮蔽効果を示す尺度としての体積固
有抵抗は10-1Ω−cmが容易に得られ、遮蔽効果も
従来品に比し改善は著るしいものが示された。 以下実施例につき説明する。 導電性繊維として、平均径15μm、平均長さ25
mmのピツチ系炭素短繊維(1000℃焼成品)を、触
媒および硬化剤を添加しないエポキシ樹脂をバイ
ンダーとしてマツト状に成形した炭素繊維目付量
50g/m2の炭素繊維ベールマツト(以下VE−50
と略記する)16重量部、導電性粉体として藤倉化
成(株)製ニツケル系導電性塗料(商品名ドータイ
ト、品番FN−101)40重量部をベールマツトの
片面に刷毛塗り付着せしめ、乾燥した後、2枚で
44重量部となるポリプロピレンシート(厚さ各
0.2mm)の2枚の間に挟み、200〜230℃で加熱プ
レスした。得られたシートの断面は第1図のよう
な本考案構成を明らかに示した。かくして得られ
たシートは体積固有抵抗値が1.4×10-1Ω−cmであ
つた。この数字は第1表に示すように、従来の導
電性プラスチツクスとして一般的な本実施例に用
いたVE−50の基材と同じ材質のピツチ系炭素短
繊維(呉羽化学(株)製、平均繊維径15μm、平均繊
維長0.7mm、品番M−107t)と、導電性粉体とし
て表面を特殊処理したカーボンブラツク(ライオ
ン社製、商品名ケツチエンブラツクEC)とを、
フイラーとして等重量、合成樹脂として本実施例
と同じポリプロピレンを混合した混合物全体100
重量部に対して各10重量部づつを添加して、射出
成型により得られた導電性シートに比し1/100
の抵抗値であつた。 因みに本実施例のベールマツト(VE−50)と
藤倉化成(株)製カーボン系導電性塗料(商品名ドー
タイト、品番XC−12)とを各10重量部付着せし
め、乾燥した後、80重量部のポリプロピレンシー
ト(厚さ0.2mm)の2枚の間に挟み、200〜230℃
で加熱プレスして得られたシートの導電層は体積
固有(電気)抵抗値が1.0Ω−cmを示し、上記従
来の射出成形品の1/14の値であつた。 なお、本考案での体積固有抵抗の測定は日本ゴ
ム協会標準規格SRIS2301−1969に準じて、シー
ト状試料の両端面に導電性塗料を塗り、両端面間
の電気抵抗を測定し、次式を用いて算出する方法
を用いた。 ρv=R・w・t/ こゝにρvは体積固有抵抗 (Ω−cm) R は試料の両端面間の抵抗 ( Ω ) は試料の両端面間の長さ ( cm ) w は試料端面の幅 ( cm ) t は試料導電層端面の厚さ ( cm ) である。
【表】 また次のような測定方法により、第1表の各試
料について1〜7MHzにおける電磁波の減衰率を
電磁波の遮蔽効果の代用特性として測定した。 結果は第2表に示した。 電波の強さの減衰率の測定方法は、第2図に示
す測定装置を用いて、次の操作手順により、各試
料を透過する特定周波数の電波の強さを電圧計で
測定することによつて求められる。 (i) 発信器5(TRIO Model SG−2 RF
Signal Geuerator)、受信器7(National
Proceed RF−2000)および受信メーター8
(National Volt Meter VP−9630A)の各ス
イツチを入れる。 (ii) 発信器5と受信器7の周波数を同じに合わせ
る。 (iii) まづ試料のない状態での電波の強さを測定す
る。この時の受信メーター8の電圧をAボルト
とする。 (iv) 次に試料11(縦100mm、横120mm)を試料固
定台10(開口部縦80mm、横100mm)にセツト
した状態での電波の強さを測定する。この時の
受信メーターの電圧をBボルトとする。 (v) ついで発信器のスイツチを切り、この状態で
の電波の強さを測定する。この時の受信メータ
ーの電圧をCボルトする。 (vi) 以上の測定で得られた電圧測定値から、次式
により試料の特定周波数の電波に対する減衰率
を求める。 減衰率(%)=(1−B−C/A−C)×100 第2表の結果から1〜7MHzにおける本考案の
電磁波の遮蔽効果は従来の射出成型品に比し格段
の効果が認められた。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本考案電磁波遮蔽シートの断面図を示
す。1は導電性粉体が大部分を占める中心導電層
2は導電性繊維と合成樹脂よりなる導電層、3は
合成樹脂よりなる外側絶縁層をそれぞれ示す。第
2図は実施例で用いられた電磁波遮蔽効果判定用
測定装置の説明図である。 図の4はフイルター、5は発信器、6はアンテ
ナ、7は受信器、8はメーター、9は銅箱、10
は試料固定台、11は試料をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 導電性粉体が大部分を占める導電性繊維と合成
    樹脂からなる中心導電層と、その外側の導電性繊
    維と合成樹脂からなる導電層と、合成樹脂からな
    る外側絶縁層とからなることを特徴とする電磁波
    遮蔽シート。
JP13405282U 1982-09-03 1982-09-03 電磁波遮蔽用シ−ト Granted JPS5937792U (ja)

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JP13405282U JPS5937792U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 電磁波遮蔽用シ−ト

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JP13405282U JPS5937792U (ja) 1982-09-03 1982-09-03 電磁波遮蔽用シ−ト

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JPS5937792U JPS5937792U (ja) 1984-03-09
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WO2023113043A1 (ja) 2021-12-17 2023-06-22 大日本印刷株式会社 体積ホログラム積層体、体積ホログラム積層体の製造方法、体積ホログラム転写箔、体積ホログラムラベル、埋込用体積ホログラムシート、カードおよびホログラム貼付物品

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JPH0682947B2 (ja) * 1984-11-26 1994-10-19 日本精線株式会社 導電性複合体の製造方法
JPH023554U (ja) * 1988-06-20 1990-01-10

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JPS5858417B2 (ja) * 1976-08-26 1983-12-24 株式会社東芝 装飾用銅合金

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