JPH01290535A - バッフル付きガラス溶融炉 - Google Patents
バッフル付きガラス溶融炉Info
- Publication number
- JPH01290535A JPH01290535A JP11849888A JP11849888A JPH01290535A JP H01290535 A JPH01290535 A JP H01290535A JP 11849888 A JP11849888 A JP 11849888A JP 11849888 A JP11849888 A JP 11849888A JP H01290535 A JPH01290535 A JP H01290535A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- glass
- melting furnace
- baffle
- flow path
- glass melting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 239000011521 glass Substances 0.000 title claims abstract description 250
- 238000002844 melting Methods 0.000 title claims description 181
- 230000008018 melting Effects 0.000 title claims description 181
- 239000006060 molten glass Substances 0.000 claims description 66
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 9
- 238000007670 refining Methods 0.000 claims description 7
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 6
- 238000004804 winding Methods 0.000 claims description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 claims 9
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 claims 1
- 238000007499 fusion processing Methods 0.000 abstract 2
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 6
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 5
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 4
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 4
- 230000001276 controlling effect Effects 0.000 description 3
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 2
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 2
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 2
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 2
- ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N Molybdenum Chemical compound [Mo] ZOKXTWBITQBERF-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000012530 fluid Substances 0.000 description 1
- 239000006066 glass batch Substances 0.000 description 1
- 238000007496 glass forming Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 229910052750 molybdenum Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011733 molybdenum Substances 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002459 sustained effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Glass Melting And Manufacturing (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はガラス溶融炉の改良に関し、特に詳細には内部
に少なくとも1枚のバッフル(じゃま板)を有し、内部
のガラスの流れを制限したり、方向づけたりして温度調
節および精製を向上させる改良されたガラス溶融炉に関
する。
に少なくとも1枚のバッフル(じゃま板)を有し、内部
のガラスの流れを制限したり、方向づけたりして温度調
節および精製を向上させる改良されたガラス溶融炉に関
する。
(従来技術)
ガラス溶融炉において溶融ガラスのうちの一点がガラス
溶融炉内にとどまる時間は滞留時間と呼ばれている。滞
留時間はガラスの品質に重大な影響を与える。実際のと
ころ、ガラス溶融炉内の溶融ガラスのすべての部分が同
一の滞留時間をもつわけではない。それ故、ガラスの一
点がガラス溶融炉の流入端から流出口まで流れていくの
にかかる最小の時間を最小滞留時間(以下MRTと称す
ることもある)と呼ぶ。
溶融炉内にとどまる時間は滞留時間と呼ばれている。滞
留時間はガラスの品質に重大な影響を与える。実際のと
ころ、ガラス溶融炉内の溶融ガラスのすべての部分が同
一の滞留時間をもつわけではない。それ故、ガラスの一
点がガラス溶融炉の流入端から流出口まで流れていくの
にかかる最小の時間を最小滞留時間(以下MRTと称す
ることもある)と呼ぶ。
実際ガラスの品質はMRTの関数である。MRTが短す
ぎるとガラスは十分に溶融しなかったり、精製されなか
ったりし、MRTが長すぎるとガラス溶融炉の効率が低
下する。このため、MRTを正確に制御する前に、MR
Tに影響を与える要素の特性を明らかにし、その量を定
めることが必要とされる。
ぎるとガラスは十分に溶融しなかったり、精製されなか
ったりし、MRTが長すぎるとガラス溶融炉の効率が低
下する。このため、MRTを正確に制御する前に、MR
Tに影響を与える要素の特性を明らかにし、その量を定
めることが必要とされる。
MRTに影響を与える要素の1つとしてガラス溶融炉の
流入端から流出口までの最短流路が挙げられる。溶融ガ
ラスは普通ガラス溶融炉内で一律に直線的に流動するわ
けではないので、最短流路は必ずしも流入端から流出口
までの直線であるとは限らない。
流入端から流出口までの最短流路が挙げられる。溶融ガ
ラスは普通ガラス溶融炉内で一律に直線的に流動するわ
けではないので、最短流路は必ずしも流入端から流出口
までの直線であるとは限らない。
ガラスの密度がガラスの温度の関数であることもよく知
られていることである。ガラス溶融炉に局部的に加熱す
るために、溶融ガラス内に温度差が生じ、より高温で軽
くなったガラスはガラス溶融炉の上部に上昇していき、
より低温で重いガラスは下部の方に沈んでいく。溶融ガ
ラスのこの動きは一般に対流と呼ばれる。
られていることである。ガラス溶融炉に局部的に加熱す
るために、溶融ガラス内に温度差が生じ、より高温で軽
くなったガラスはガラス溶融炉の上部に上昇していき、
より低温で重いガラスは下部の方に沈んでいく。溶融ガ
ラスのこの動きは一般に対流と呼ばれる。
ガラス溶融炉の流入端から流出口までの最短流路はガラ
ス溶融炉内の上昇したり下降したりする溶融ガラスの流
れのパターンの関数である。加熱する位置および加熱の
大きさ、ガラス組成、ガラス溶融炉の形状寸法がガラス
溶融炉内のガラスの対流のパターンおよびMRTに影響
する。加熱の大きさと位置はガラス溶融炉の中のガラス
の流れの大きさと方向に影響を与える。また、ガラスの
対流はそのガラスの赤外線透過に強力に影響され、ガラ
スの赤外線透過はガラス組成に大きく左右されるもので
あるので、ガラス組成はガラスの対流に影響を与える。
ス溶融炉内の上昇したり下降したりする溶融ガラスの流
れのパターンの関数である。加熱する位置および加熱の
大きさ、ガラス組成、ガラス溶融炉の形状寸法がガラス
溶融炉内のガラスの対流のパターンおよびMRTに影響
する。加熱の大きさと位置はガラス溶融炉の中のガラス
の流れの大きさと方向に影響を与える。また、ガラスの
対流はそのガラスの赤外線透過に強力に影響され、ガラ
スの赤外線透過はガラス組成に大きく左右されるもので
あるので、ガラス組成はガラスの対流に影響を与える。
ガラス組成のわずかな変化がガラスの赤外線透過に重大
な変化をもたらすため、ガラスの赤外線透過を制御する
ことは困難である。
な変化をもたらすため、ガラスの赤外線透過を制御する
ことは困難である。
一方、ガラス溶融炉の形状寸法は、−旦ガラス溶融炉が
作られてしまうと最も改めるのが困難なものなので、こ
のガラス溶融炉の形状寸法がガラスの対流に影響を与え
る要素の中で最も重大なものである。
作られてしまうと最も改めるのが困難なものなので、こ
のガラス溶融炉の形状寸法がガラスの対流に影響を与え
る要素の中で最も重大なものである。
ガラス溶融炉内のガラスの体積が比較的大きくて何も拘
束されないと、ガラスは加熱の影響を受けてガラス溶融
炉内をどこでも自由に流動することができる。このよう
な加熱によって起こる何も拘束されないガラスの流動は
自由対流と呼ばれる。
束されないと、ガラスは加熱の影響を受けてガラス溶融
炉内をどこでも自由に流動することができる。このよう
な加熱によって起こる何も拘束されないガラスの流動は
自由対流と呼ばれる。
ガラスを比較的小さい体積に押し込めると、例えばパイ
プやダクトの中に閉じ込めると、ガラスの流動する方向
が規定される。このようなガラスの流動は強制対流と呼
ばれる。
プやダクトの中に閉じ込めると、ガラスの流動する方向
が規定される。このようなガラスの流動は強制対流と呼
ばれる。
ガラスの流動する方向が規定されて、ガラスが強制対流
にのって流動していくようにガラス溶融炉を設計すると
MRTをより正確に制御することができる。
にのって流動していくようにガラス溶融炉を設計すると
MRTをより正確に制御することができる。
ガラス溶融炉が一種類のガラスだけを溶融するように設
計されたものである場合は、その特定の種類のガラスに
最適のMRTを生じるように固定して形成すればよいが
、多くの種類のガラスを溶融するように設計されたもの
である場合、それぞれの種類のガラスにそのガラス成分
に適したMRTを生じられるように、様々な条件の下で
の使用が可能な融通のきく設計としなければならない。
計されたものである場合は、その特定の種類のガラスに
最適のMRTを生じるように固定して形成すればよいが
、多くの種類のガラスを溶融するように設計されたもの
である場合、それぞれの種類のガラスにそのガラス成分
に適したMRTを生じられるように、様々な条件の下で
の使用が可能な融通のきく設計としなければならない。
ある種類のガラスは、一定の時間持続して比較的高温に
当てた時、またガラス溶融炉の軸方向に流入端から流出
端まで延びる最短流路を横切る、水平方向に延びる面に
沿った、深さの限定された流路などのような長さを延長
した流路に沿って流れた時、品質が向上することが発見
されている。
当てた時、またガラス溶融炉の軸方向に流入端から流出
端まで延びる最短流路を横切る、水平方向に延びる面に
沿った、深さの限定された流路などのような長さを延長
した流路に沿って流れた時、品質が向上することが発見
されている。
ガラスを比較的高温に当てることによってガラスのバッ
チ材料の溶融が促進され、ガラス中に溶融しない材料の
固まりが残るという問題が大幅に減じられる。ガラス溶
融炉の横方向に延びる、深さが限定された水平の流路は
、ガラス中の気泡や固まりを凝集し、上方に移動させ、
ガラスの外に出す働きをするのと同時にガラス溶融炉内
部の流路の長さを長くしてMRTを長くする働きをする
。
チ材料の溶融が促進され、ガラス中に溶融しない材料の
固まりが残るという問題が大幅に減じられる。ガラス溶
融炉の横方向に延びる、深さが限定された水平の流路は
、ガラス中の気泡や固まりを凝集し、上方に移動させ、
ガラスの外に出す働きをするのと同時にガラス溶融炉内
部の流路の長さを長くしてMRTを長くする働きをする
。
(発明の目的)
本発明の目的は、以下に述べるようなバッフルを用いる
ことによってガラス中の気泡や固まりを除去し、MRT
を長くしてガラスの品質を向上させる、バッフル付きガ
ラス溶融炉を提供することである。モリブデンのような
変形やクリープに対する抵抗力が大きい物質で形成され
たバッフルはまた、ガラス溶融炉を個々の領域に仕切り
、その領域それぞれに別々の温度制御を行うことも可能
にするので、色々な種類のガラス組成を溶融するのに使
用できる融通のきくガラス溶融炉となる。
ことによってガラス中の気泡や固まりを除去し、MRT
を長くしてガラスの品質を向上させる、バッフル付きガ
ラス溶融炉を提供することである。モリブデンのような
変形やクリープに対する抵抗力が大きい物質で形成され
たバッフルはまた、ガラス溶融炉を個々の領域に仕切り
、その領域それぞれに別々の温度制御を行うことも可能
にするので、色々な種類のガラス組成を溶融するのに使
用できる融通のきくガラス溶融炉となる。
本発明の他の利点は以下に述べられている。
(発明の構成)
本発明によるバッフル付きガラス溶融炉は好ましい実施
例において、溶融ガラスの電解槽を内部に含む容器を形
成する、垂直に延びる側壁および底壁を有する垂直型ガ
ラス溶融炉からなっている。
例において、溶融ガラスの電解槽を内部に含む容器を形
成する、垂直に延びる側壁および底壁を有する垂直型ガ
ラス溶融炉からなっている。
ガラスを溶融する熱エネルギーをガラス溶融炉に加える
溶融手段が設けられている。溶融ガラスは流路に沿って
ガラス溶融炉の流入端から流出口まで、このようなガラ
スの一定の温度に対して特有な流速で進む。溶融ガラス
は、溶融手段が加えた熱エネルギーが少なくとも一部の
原因となって生じた、ガラス溶融炉内のガラスの温度差
によって生じる少なくとも1つの対流のパターンを形成
する。溶融ガラス内に位置しているバッフル手段は溶融
ガラスの流路を横切ってガラス溶融炉の横方向に延びる
障壁を形成している。この障壁には溶融ガラスの流路が
設けられている。バッフル手段はガラス溶融炉を少なく
とも2つの領域に仕切り、1つの領域からもう1つの領
域内に進む強制対流を起こす。バッフル手段はまた流入
端からバッフル手段に設けられた流路を通り流出口に至
るまでの溶融ガラスの流路の長さを長くし、個々の流路
の深さや体積を限定することによって自由対流を減じ、
溶融ガラスのガラス溶融炉内に滞留する最小滞留時間(
MRT)を増加させる。
溶融手段が設けられている。溶融ガラスは流路に沿って
ガラス溶融炉の流入端から流出口まで、このようなガラ
スの一定の温度に対して特有な流速で進む。溶融ガラス
は、溶融手段が加えた熱エネルギーが少なくとも一部の
原因となって生じた、ガラス溶融炉内のガラスの温度差
によって生じる少なくとも1つの対流のパターンを形成
する。溶融ガラス内に位置しているバッフル手段は溶融
ガラスの流路を横切ってガラス溶融炉の横方向に延びる
障壁を形成している。この障壁には溶融ガラスの流路が
設けられている。バッフル手段はガラス溶融炉を少なく
とも2つの領域に仕切り、1つの領域からもう1つの領
域内に進む強制対流を起こす。バッフル手段はまた流入
端からバッフル手段に設けられた流路を通り流出口に至
るまでの溶融ガラスの流路の長さを長くし、個々の流路
の深さや体積を限定することによって自由対流を減じ、
溶融ガラスのガラス溶融炉内に滞留する最小滞留時間(
MRT)を増加させる。
(実 施 例)
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する
。
。
第1図は、1982年12月28日に特許された米国特
許節4.3B8.571号に開示された種類の垂直型ガ
ラス溶融炉lOを示す図である。このガラス溶融炉IO
は、流入端11、底壁■2および垂直に延びる側壁16
を有している。底壁12には流出口14があけられてい
る。ガラス溶融炉10は溶融ガラス20の電解槽を含ん
でいる。ガラス形成バッチ材料がバッチ表面層22を形
成しなから周知のように溶融ガラス20の上部の流入端
に置かれる。ガラス溶融炉10の中心Cの近くに電極1
8がバッチ表面層22を突き抜けて配されており、この
電極18は図示しない電源に接続されている。電極18
は周知のように電気エネルギーを溶融ガラス20の中に
散逸させる。電気エネルギーは溶融ガラス20の電解槽
の上部付近に集中してい・る。
許節4.3B8.571号に開示された種類の垂直型ガ
ラス溶融炉lOを示す図である。このガラス溶融炉IO
は、流入端11、底壁■2および垂直に延びる側壁16
を有している。底壁12には流出口14があけられてい
る。ガラス溶融炉10は溶融ガラス20の電解槽を含ん
でいる。ガラス形成バッチ材料がバッチ表面層22を形
成しなから周知のように溶融ガラス20の上部の流入端
に置かれる。ガラス溶融炉10の中心Cの近くに電極1
8がバッチ表面層22を突き抜けて配されており、この
電極18は図示しない電源に接続されている。電極18
は周知のように電気エネルギーを溶融ガラス20の中に
散逸させる。電気エネルギーは溶融ガラス20の電解槽
の上部付近に集中してい・る。
第1図のガラス溶融炉IOにおいて側壁16は、電極1
8が発生する熱エネルギーが集中している部分から少し
離れているので中心Cより低温である。
8が発生する熱エネルギーが集中している部分から少し
離れているので中心Cより低温である。
そのため側壁16付近の溶融ガラス20は、中心C付近
のものより低温で重いものとなる。このためにガラス溶
融炉10の中で、中心Cからバッチ表面層22の下を水
平方向に進み、次いで側壁16に沿って下方に進み、そ
の後底壁12に沿って流出口14に至る1次自由対流の
流れ24が生じる。1次自由対流の流れ24の一部は電
極18およびガラス溶融炉10の中心Cの方に循環する
2次自由対流26として循環する。
のものより低温で重いものとなる。このためにガラス溶
融炉10の中で、中心Cからバッチ表面層22の下を水
平方向に進み、次いで側壁16に沿って下方に進み、そ
の後底壁12に沿って流出口14に至る1次自由対流の
流れ24が生じる。1次自由対流の流れ24の一部は電
極18およびガラス溶融炉10の中心Cの方に循環する
2次自由対流26として循環する。
ガラス溶融炉10における最小滞留時間(MRT)は、
ガラスの一点がバッチ表面層22のすぐ下の側壁16付
近の、ガラス溶融炉10の上方の流入部における一点1
5から流出口14まで動くのに要する時間として計算さ
れる。ガラス20のうち幾分かは2次自由対流26にの
って循環するが、ガラス20の中には、電極18付近に
集中する高温に全く触れない部分がある。高温に触れな
かったり、十分な滞留時間をかけなかったりすると材料
中の気泡や固まりが溶解しなかったり、散逸しなかった
りし、ガラスの品質に問題を生じることになる。
ガラスの一点がバッチ表面層22のすぐ下の側壁16付
近の、ガラス溶融炉10の上方の流入部における一点1
5から流出口14まで動くのに要する時間として計算さ
れる。ガラス20のうち幾分かは2次自由対流26にの
って循環するが、ガラス20の中には、電極18付近に
集中する高温に全く触れない部分がある。高温に触れな
かったり、十分な滞留時間をかけなかったりすると材料
中の気泡や固まりが溶解しなかったり、散逸しなかった
りし、ガラスの品質に問題を生じることになる。
第2図から第6図は、ガラスの自由対流を抑制し、最小
滞留時間(MRT)を増加させるバッフル(じゃま板)
を組み入れたガラス溶融炉の種々の実施例を示す図であ
る。第2図においてガラス溶融炉50は流入端11.流
出端を形成する底壁12、および側壁16を有している
。底壁12には流出口14があけられている。ガラス溶
融炉50は、溶融ガラス20の電解槽を含んでおり、バ
ッチ表面層22が流入端11に隣接した溶融ガラス20
の表面に浮いている。ガラス溶融炉50の中心Cの近く
に電極18がバッチ表面層22を突き抜けて配されてお
り、電気エネルギーをガラス20に供給する。ガラス溶
融炉50内に配されたバッフル52はブラケット53お
よび脚部55によって支えられていてもよい。バッフル
52は、流出口14のほぼ軸方向に延びる、ガラス溶融
炉50の流入端と流出端の間の最短流路を横切って横方
向に延びている。バッフル52によりガラス溶融炉50
は上領域56と下領域58に区分けられ、ガラス溶融炉
内部の溶融ガラス20の体櫃は上領域56と下領域58
それぞれの領域に事実上分離される。
滞留時間(MRT)を増加させるバッフル(じゃま板)
を組み入れたガラス溶融炉の種々の実施例を示す図であ
る。第2図においてガラス溶融炉50は流入端11.流
出端を形成する底壁12、および側壁16を有している
。底壁12には流出口14があけられている。ガラス溶
融炉50は、溶融ガラス20の電解槽を含んでおり、バ
ッチ表面層22が流入端11に隣接した溶融ガラス20
の表面に浮いている。ガラス溶融炉50の中心Cの近く
に電極18がバッチ表面層22を突き抜けて配されてお
り、電気エネルギーをガラス20に供給する。ガラス溶
融炉50内に配されたバッフル52はブラケット53お
よび脚部55によって支えられていてもよい。バッフル
52は、流出口14のほぼ軸方向に延びる、ガラス溶融
炉50の流入端と流出端の間の最短流路を横切って横方
向に延びている。バッフル52によりガラス溶融炉50
は上領域56と下領域58に区分けられ、ガラス溶融炉
内部の溶融ガラス20の体櫃は上領域56と下領域58
それぞれの領域に事実上分離される。
バッフル52には上領域56と下領域58とを連通ずる
開口54の形状をとった比較的小さい、溶融ガラスの流
路があけられている。開口54は、バッフル52をはさ
んだ圧力差を最小に保ちつつ、隣接する上領域56と下
領域58の溶融ガラス間に自由対流の流れが起こらない
ように上限をもつ最大直径りを有していることが好まし
い。
開口54の形状をとった比較的小さい、溶融ガラスの流
路があけられている。開口54は、バッフル52をはさ
んだ圧力差を最小に保ちつつ、隣接する上領域56と下
領域58の溶融ガラス間に自由対流の流れが起こらない
ように上限をもつ最大直径りを有していることが好まし
い。
上領域56では、電極18によって散逸された熱によっ
て対流の流れ64が生じる。この上領域の自由対流の流
れ64は、バッチ表面層22の底面に沿った溶融部から
側壁16に沿って下方に進み、その後バッフル52の上
面60に沿って進む。図示するようにガラス20のうち
幾分かは上領域の循環する対流の流れ6Bとなって循環
し、またいくらかのものは開口54を通り下領域58へ
流れ込む。下領域の対流の流れ68はバッフル52の下
面62に沿って外側に側壁↓6に向かって進み、側壁1
Bに沿って下方に進んだ後、底壁12に沿って流出口1
4に至る。下領域の循環する対流の流れ70によってガ
ラス20のうち幾分かは、図示するように下領域の対流
の流れ68の中に戻される。下領域の対流の流れ68は
、ガラス溶融炉50の上部の熱がバッフル52を通して
与えられた結果、下領域の、ガラス溶融炉の中心Cの部
分と側壁付近の部分との間に温度差が生じることによっ
て起こる。しかし、上領域の対流の流れ64にのってバ
ッフル52の上面60に沿って(流出口の軸方向に延び
るガラス溶融炉の最短流路に対して直角に)進む溶融ガ
ラスは、開口54に向かって進んでいくにつれて電極1
8に熱せられるため、中心Cの部分と側壁16付近の部
分とのガラスの温度差は第1図に示したガラス溶融炉1
0におけるものよりも小さくなっているので、下領域の
対流の流れ68は第1図に示す1次自由対流の流れ24
よりゆっ(す動<。バッフル52の上面6oおよび下面
62に沿ったガラス溶融炉50の横方向の流れにより、
ガラス溶融炉50内の流路の長さが長くなり、下領域の
より低速の対流の流れ68と共に、ガラス溶融炉50内
部のガラスの最小滞留時間(MRT)を増加させる。
て対流の流れ64が生じる。この上領域の自由対流の流
れ64は、バッチ表面層22の底面に沿った溶融部から
側壁16に沿って下方に進み、その後バッフル52の上
面60に沿って進む。図示するようにガラス20のうち
幾分かは上領域の循環する対流の流れ6Bとなって循環
し、またいくらかのものは開口54を通り下領域58へ
流れ込む。下領域の対流の流れ68はバッフル52の下
面62に沿って外側に側壁↓6に向かって進み、側壁1
Bに沿って下方に進んだ後、底壁12に沿って流出口1
4に至る。下領域の循環する対流の流れ70によってガ
ラス20のうち幾分かは、図示するように下領域の対流
の流れ68の中に戻される。下領域の対流の流れ68は
、ガラス溶融炉50の上部の熱がバッフル52を通して
与えられた結果、下領域の、ガラス溶融炉の中心Cの部
分と側壁付近の部分との間に温度差が生じることによっ
て起こる。しかし、上領域の対流の流れ64にのってバ
ッフル52の上面60に沿って(流出口の軸方向に延び
るガラス溶融炉の最短流路に対して直角に)進む溶融ガ
ラスは、開口54に向かって進んでいくにつれて電極1
8に熱せられるため、中心Cの部分と側壁16付近の部
分とのガラスの温度差は第1図に示したガラス溶融炉1
0におけるものよりも小さくなっているので、下領域の
対流の流れ68は第1図に示す1次自由対流の流れ24
よりゆっ(す動<。バッフル52の上面6oおよび下面
62に沿ったガラス溶融炉50の横方向の流れにより、
ガラス溶融炉50内の流路の長さが長くなり、下領域の
より低速の対流の流れ68と共に、ガラス溶融炉50内
部のガラスの最小滞留時間(MRT)を増加させる。
第3図は、前述したガラス溶融炉50の変更例であるガ
ラス溶融炉50aを示す図である。第3図においてはガ
ラス溶融炉50a内に複数のバッフル52a 、 52
b 、 52cが設けられている。バッフル52a 、
52b 、 52cはそれぞれ、図示するように開口
54a 、 54b 、 54cを有している(以下、
総称しであるいは個別に開口付きバッフルと呼ぶ)。こ
れらの開口付きバッフル52a 、 52b 、 52
cそれぞれの下にさらにバッフル72a 、 72b
、 72c (以下、総称しであるいは個別に中間バ
ッフルと呼ぶ)が配されている。開口付きバッフル52
および中間バッフル72はブラケット53および脚部5
5によって支えられていてもよい。脚部55は、第3図
右側に示すように、その下に位置するそれぞれのバッフ
ルまたはガラス溶融炉50aの底壁12に支持されてい
る。中間バッフル72a 、 72b 、 72cは断
面がガラス溶融炉と同様の形状をもつプレートまたは円
錐状のディスクの形状をしていることが望ましい。
ラス溶融炉50aを示す図である。第3図においてはガ
ラス溶融炉50a内に複数のバッフル52a 、 52
b 、 52cが設けられている。バッフル52a 、
52b 、 52cはそれぞれ、図示するように開口
54a 、 54b 、 54cを有している(以下、
総称しであるいは個別に開口付きバッフルと呼ぶ)。こ
れらの開口付きバッフル52a 、 52b 、 52
cそれぞれの下にさらにバッフル72a 、 72b
、 72c (以下、総称しであるいは個別に中間バ
ッフルと呼ぶ)が配されている。開口付きバッフル52
および中間バッフル72はブラケット53および脚部5
5によって支えられていてもよい。脚部55は、第3図
右側に示すように、その下に位置するそれぞれのバッフ
ルまたはガラス溶融炉50aの底壁12に支持されてい
る。中間バッフル72a 、 72b 、 72cは断
面がガラス溶融炉と同様の形状をもつプレートまたは円
錐状のディスクの形状をしていることが望ましい。
バッフル72はその周縁73とガラス溶融炉50aの側
壁1Gとの間に溶融ガラス20の流路即ち間隙Gを形成
する。開口付きバッフル52a 、 52b 、 52
c ハ脚部55の高さによって決まる間隔Sだけそれぞ
れ中間バッフル72a 、 72b 、 72cから離
れている。脚部55は有孔の円筒部材であってもよい。
壁1Gとの間に溶融ガラス20の流路即ち間隙Gを形成
する。開口付きバッフル52a 、 52b 、 52
c ハ脚部55の高さによって決まる間隔Sだけそれぞ
れ中間バッフル72a 、 72b 、 72cから離
れている。脚部55は有孔の円筒部材であってもよい。
第3図において、ガラス溶融炉の下領域58における溶
融ガラスの流路を明確に示すために図の左側部分にある
脚部55は省略する。第3図に示す実施例において間隔
Sは均一に示されている。前述したバッフルは円錐状で
、変形やクリープに対する抵抗力が大きいものが望まし
い。
融ガラスの流路を明確に示すために図の左側部分にある
脚部55は省略する。第3図に示す実施例において間隔
Sは均一に示されている。前述したバッフルは円錐状で
、変形やクリープに対する抵抗力が大きいものが望まし
い。
ガラス溶融炉50aは2つの主要部即ち上領域5Bと下
領域58とに分離して考えてもよい。上領域5Bには上
領域の自由対流の流れ64と循環する対流の流れ6Gが
起こる。下領域58には図示したような流路をたどる強
制対流の流れ78が起こる。この強制対流の流れ78は
、バッフル52aに形成された開口54aから側壁16
に向かって進み、中間バッフル72aの周縁73を回っ
てバッフル52bに形成された開口54bに向かい、同
様にして曲がりくねった流路を進み、ガラス溶融炉50
aの流出口14に至る。
領域58とに分離して考えてもよい。上領域5Bには上
領域の自由対流の流れ64と循環する対流の流れ6Gが
起こる。下領域58には図示したような流路をたどる強
制対流の流れ78が起こる。この強制対流の流れ78は
、バッフル52aに形成された開口54aから側壁16
に向かって進み、中間バッフル72aの周縁73を回っ
てバッフル52bに形成された開口54bに向かい、同
様にして曲がりくねった流路を進み、ガラス溶融炉50
aの流出口14に至る。
このようにして、ガラス20はガラス溶融炉50aの上
領域56の底部から、深さが限定され長さが長くなった
り流路に沿って進んで流出口14に至る。ガラス溶融炉
の溶融部と流出口の間に延びるガラス溶融炉の最短流路
を横断して延びる、ガラス20が流出口14に至るまで
にたどらなくてはならない長い流路のためにガラスの最
小滞留時間が増加する。
領域56の底部から、深さが限定され長さが長くなった
り流路に沿って進んで流出口14に至る。ガラス溶融炉
の溶融部と流出口の間に延びるガラス溶融炉の最短流路
を横断して延びる、ガラス20が流出口14に至るまで
にたどらなくてはならない長い流路のためにガラスの最
小滞留時間が増加する。
開口付きバッフル52a 、 52b 、 52cの表
面とそれぞれの中間バッフル72a 、 72b 、
72cとの間の間隔Sは開口付きバッフルと隣接する中
間バッフルによって境界を定められたそれぞれの流路の
空間内を通るガラスの体積あるいは垂直方向の深さを決
定し、この間隔Sによって、ガラス溶融炉50aの下領
域58には殆どあるいは全く自由対流はなくなる。間隔
S1中間バッフルの周縁と側壁の間の間隙Gおよび開口
54a 、 54b 、 54cの直径りはそれぞれ個
々のガラス溶融炉の形状によって変化する。
面とそれぞれの中間バッフル72a 、 72b 、
72cとの間の間隔Sは開口付きバッフルと隣接する中
間バッフルによって境界を定められたそれぞれの流路の
空間内を通るガラスの体積あるいは垂直方向の深さを決
定し、この間隔Sによって、ガラス溶融炉50aの下領
域58には殆どあるいは全く自由対流はなくなる。間隔
S1中間バッフルの周縁と側壁の間の間隙Gおよび開口
54a 、 54b 、 54cの直径りはそれぞれ個
々のガラス溶融炉の形状によって変化する。
第4図においてガラス溶融炉50bは開口付きバッフル
52および中間バッフル72xを含んでいる。
52および中間バッフル72xを含んでいる。
流れのパターンは第2図および第3図に図示したものに
類似したものであり、上領域の循環する対流の流れ6B
を伴った上領域の自由対流の流れ64と長さが長くなっ
た対流の流れ78を含んでいる。ガラスの流路を明確に
示すために通常の支持脚は省略しである。
類似したものであり、上領域の循環する対流の流れ6B
を伴った上領域の自由対流の流れ64と長さが長くなっ
た対流の流れ78を含んでいる。ガラスの流路を明確に
示すために通常の支持脚は省略しである。
中間バッフル72xは図示したように断熱性を有してお
り、周縁板84によって囲まれた上下のプレート80.
82を含んでいる。中間バッフル72xの内部には断熱
材料86が含まれている。
り、周縁板84によって囲まれた上下のプレート80.
82を含んでいる。中間バッフル72xの内部には断熱
材料86が含まれている。
断熱性を有する中間バッフル72xは、ガラス溶融炉5
0bの上領域56および中間バッフル72xのすぐ上の
領域89から中間バッフル72xの下に位置する下部8
7に流れ込む熱の流れを減少させる。中間バッフル72
xが、中間バッフル72xのすぐ上の領域89から中間
バッフル72xの下の下部87への熱の放射および伝導
を効果的に遮ぎるため、ガラス溶融炉50bの底壁12
から失われる熱は、電極から直接失われるわけではなく
て、対流の流れ即ち流路78にあるガラスから失われる
。このため熱は下部87にあるガラスから放出され、流
出口14から排出されるガラスの温度が相当低くなる。
0bの上領域56および中間バッフル72xのすぐ上の
領域89から中間バッフル72xの下に位置する下部8
7に流れ込む熱の流れを減少させる。中間バッフル72
xが、中間バッフル72xのすぐ上の領域89から中間
バッフル72xの下の下部87への熱の放射および伝導
を効果的に遮ぎるため、ガラス溶融炉50bの底壁12
から失われる熱は、電極から直接失われるわけではなく
て、対流の流れ即ち流路78にあるガラスから失われる
。このため熱は下部87にあるガラスから放出され、流
出口14から排出されるガラスの温度が相当低くなる。
このように、ガラス溶融炉50bから排出されるガラス
によってガラス溶融炉から専われる熱の量はより少なく
なるので、上領域5Gに供給する電力は少なくてすみ、
ガラス溶融炉50bの効率が向上する。さらに、流出口
14から排出されるガラス20の温度が低くなっている
ので、ガラス溶融炉の下流にあるガラス冷却装置のコス
トが低減される。開口付きバッフル52は前述した断熱
性を有する中間バッフル72xと同じ様に断熱性を有す
るものであってもよいことがわかるであろう。さらに開
口付きバッフル52は単独で配しても本明細書中に述べ
る他のバッフルと共に配してもよい。
によってガラス溶融炉から専われる熱の量はより少なく
なるので、上領域5Gに供給する電力は少なくてすみ、
ガラス溶融炉50bの効率が向上する。さらに、流出口
14から排出されるガラス20の温度が低くなっている
ので、ガラス溶融炉の下流にあるガラス冷却装置のコス
トが低減される。開口付きバッフル52は前述した断熱
性を有する中間バッフル72xと同じ様に断熱性を有す
るものであってもよいことがわかるであろう。さらに開
口付きバッフル52は単独で配しても本明細書中に述べ
る他のバッフルと共に配してもよい。
また、ガラス溶融炉50bの中心Cにバッチ表面層22
を突き抜けて中心電極88を設けてもよい。中心電極8
8は開口付きバッフル52に高熱を与え、開口54の付
近に非常に高温の領域90を作る。このため、ガラス溶
融炉50の上領域56で溶融したガラス20はこの非常
に高温の領域90で熱エネルギーが大量に集中した部分
に触れる。中心電極88は本明細書中に述べるいかなる
バッフルと共に用いてもよいが、中間バッフル72xに
含まれる断熱材料によって中心電極88が作る非常に高
温の領域90の熱が底壁12から失われることが阻止さ
れ領域90の効率が高められるので、断熱性を有する中
間バッフル?2xと共に用いると特に有用である。
を突き抜けて中心電極88を設けてもよい。中心電極8
8は開口付きバッフル52に高熱を与え、開口54の付
近に非常に高温の領域90を作る。このため、ガラス溶
融炉50の上領域56で溶融したガラス20はこの非常
に高温の領域90で熱エネルギーが大量に集中した部分
に触れる。中心電極88は本明細書中に述べるいかなる
バッフルと共に用いてもよいが、中間バッフル72xに
含まれる断熱材料によって中心電極88が作る非常に高
温の領域90の熱が底壁12から失われることが阻止さ
れ領域90の効率が高められるので、断熱性を有する中
間バッフル?2xと共に用いると特に有用である。
第5図は本発明によるバッフル付きガラス溶融炉のもう
1つの実施例を示す図である。第5図においてガラス溶
融炉50cの下領域58には円筒状の対向するアッパバ
ッフル92およびロアバッフル94が設けられている。
1つの実施例を示す図である。第5図においてガラス溶
融炉50cの下領域58には円筒状の対向するアッパバ
ッフル92およびロアバッフル94が設けられている。
上領域5Bには前述したように上領域の自由対流の流れ
64および上領域の循環する対流の流れ66が起こる。
64および上領域の循環する対流の流れ66が起こる。
下領域58においては強制対流の流れ74が円筒状のア
ッパバッフル92とロアバッフル94の間の流路を進む
。アッパバッフル92は円板または円形のプレート96
およびこのプレート96から下方に延びた同心の内側お
よび外側の円筒体98a 、 98bからなっている。
ッパバッフル92とロアバッフル94の間の流路を進む
。アッパバッフル92は円板または円形のプレート96
およびこのプレート96から下方に延びた同心の内側お
よび外側の円筒体98a 、 98bからなっている。
ロアバッフル94は一対の上方に延びる内側および外側
の円筒体99aおよび99bからなっている。アッパバ
ッフル92はその下縁100がガラス溶融炉50cの底
壁12から間隙G1だけ離れるように図示しない手段に
支持されていてもよい。あるいは、アッパバッフル92
をその下縁100が底壁12に接するように配して底壁
12に支持されるようにしてもよい。その場合、第5図
に矢印で示す方向にガラス20が進むようにアッパバッ
フル92の下縁100付近に複数の孔(図示せず)をあ
けるようにする。
の円筒体99aおよび99bからなっている。アッパバ
ッフル92はその下縁100がガラス溶融炉50cの底
壁12から間隙G1だけ離れるように図示しない手段に
支持されていてもよい。あるいは、アッパバッフル92
をその下縁100が底壁12に接するように配して底壁
12に支持されるようにしてもよい。その場合、第5図
に矢印で示す方向にガラス20が進むようにアッパバッ
フル92の下縁100付近に複数の孔(図示せず)をあ
けるようにする。
ロアバッフル94の上縁101はアッパバッフル92の
円形のプレート96から間隙G2だけ離れていてもよい
。あるいは、プレート96がロアバッフル94の上縁1
01に接するように配し、この上縁101上に支持され
るようにしてもよい。その場合、やはり第5図に矢印で
示す方向にガラス20が進むようにロアバッフル94の
上縁101付近に複数の孔(図示せず)をあけるように
する。間隙G1と62は大きさが等しくてもよい。アッ
パバッフルの円筒体98a 、 98bとロアバッフル
の円筒体99a 、 99bは第5図に示すように互い
に半径方向に間隔Sだけ離れて配されている。アッパバ
ッフルの外側の円筒体98bはガラス溶融炉50cの側
壁1Bから間隙G3だけ離れている。第5図に示すよう
にアッパバッフルの円筒体98a 、 98bは高さH
を、ロアバッフルの円筒体99a 、 99bは高さH
bをそれぞれ有している。これまでに述べた寸法はすべ
て設計条件によって変化してもよい。
円形のプレート96から間隙G2だけ離れていてもよい
。あるいは、プレート96がロアバッフル94の上縁1
01に接するように配し、この上縁101上に支持され
るようにしてもよい。その場合、やはり第5図に矢印で
示す方向にガラス20が進むようにロアバッフル94の
上縁101付近に複数の孔(図示せず)をあけるように
する。間隙G1と62は大きさが等しくてもよい。アッ
パバッフルの円筒体98a 、 98bとロアバッフル
の円筒体99a 、 99bは第5図に示すように互い
に半径方向に間隔Sだけ離れて配されている。アッパバ
ッフルの外側の円筒体98bはガラス溶融炉50cの側
壁1Bから間隙G3だけ離れている。第5図に示すよう
にアッパバッフルの円筒体98a 、 98bは高さH
を、ロアバッフルの円筒体99a 、 99bは高さH
bをそれぞれ有している。これまでに述べた寸法はすべ
て設計条件によって変化してもよい。
強制対流の流れ74は、アッパバッフルの外側の円筒体
98bとガラス溶融炉50cの側壁1Bとの間の間隙G
3からこの円筒体98bの下縁100の下を通り、円筒
体98bとこの円筒体98bの内方に中心を同じくして
隣接するロアバッフルの外側の円筒体99bとの間を通
り、その後第5図に矢印で示すような曲がりくねった流
路を進み、流出口14に至る。
98bとガラス溶融炉50cの側壁1Bとの間の間隙G
3からこの円筒体98bの下縁100の下を通り、円筒
体98bとこの円筒体98bの内方に中心を同じくして
隣接するロアバッフルの外側の円筒体99bとの間を通
り、その後第5図に矢印で示すような曲がりくねった流
路を進み、流出口14に至る。
ガラス20はこのような曲がりくねった強制対流の流れ
74にのって流出口14に至るので、良質のガラスを製
造するのに十分な時間の間ガラス溶融炉内に滞留する。
74にのって流出口14に至るので、良質のガラスを製
造するのに十分な時間の間ガラス溶融炉内に滞留する。
第6a図から第6C図までは本発明によりバッフル付き
ガラス溶融炉の各種の変更例を示す図である。例えば第
6a図においてガラス溶融炉50dには、開口10Bを
有する一対のバッフル102が配されている。ガラス2
0は流路108に沿って開口10Bを通り抜ける。それ
ぞれの流路108の長さはバッフル102によってそれ
ほど長くなってはいないが、ガラス20が開口10Bを
通り抜けた結果幾分かの混合と精製がなされる一方、自
由対流の流れはこのバッフル102によって減速される
か、消されるかし、ガラス溶融炉の横方向の流れができ
るため、最小滞留時間が増加する。さらに、開口108
の大きさはガラス溶融炉50d内に作りたいガラス20
の流れのパターンに基づいて決めてもよい。
ガラス溶融炉の各種の変更例を示す図である。例えば第
6a図においてガラス溶融炉50dには、開口10Bを
有する一対のバッフル102が配されている。ガラス2
0は流路108に沿って開口10Bを通り抜ける。それ
ぞれの流路108の長さはバッフル102によってそれ
ほど長くなってはいないが、ガラス20が開口10Bを
通り抜けた結果幾分かの混合と精製がなされる一方、自
由対流の流れはこのバッフル102によって減速される
か、消されるかし、ガラス溶融炉の横方向の流れができ
るため、最小滞留時間が増加する。さらに、開口108
の大きさはガラス溶融炉50d内に作りたいガラス20
の流れのパターンに基づいて決めてもよい。
例えば、ガラス20が最も流動性のあるものである場合
、開口106の大きさを小さくし、ガラス20がもっと
粘性が高いものである場合は、開口106をより大きく
してガラス溶融炉50d内の流れのバランスを保つよう
にする。
、開口106の大きさを小さくし、ガラス20がもっと
粘性が高いものである場合は、開口106をより大きく
してガラス溶融炉50d内の流れのバランスを保つよう
にする。
第6b図には、円周方向に延び、互いに対面し開口10
Bを有する同心の円筒状のバッフル104が示されてい
る。このような配置は第5図に示した配置に類似するも
のである。ガラス20は流路108に沿って開口106
を図示したように通り抜けて流動する。
Bを有する同心の円筒状のバッフル104が示されてい
る。このような配置は第5図に示した配置に類似するも
のである。ガラス20は流路108に沿って開口106
を図示したように通り抜けて流動する。
第6c図は第3図に示した配置の変更例を示す図である
。第6C図において、バッフル110は開口112を有
している。バッフルllOの下に、中間バッフル118
がその周縁111がガラス溶融炉の側壁16から間隙G
だけ離れるように配されている。
。第6C図において、バッフル110は開口112を有
している。バッフルllOの下に、中間バッフル118
がその周縁111がガラス溶融炉の側壁16から間隙G
だけ離れるように配されている。
精製用プレート即ちバッフル114a、 114bがバ
ッフル110と中間バッフル118との間に配されてい
る。
ッフル110と中間バッフル118との間に配されてい
る。
精製用プレート114a、 114bはそれぞれ開口1
1Gを有しており、プレートの周縁115は側壁1Bか
ら間隙Gだけれ離れている。ガラス20はバッフル11
0と精製用プレート114aの間、精製用プレート11
4aと114bの間、精製用プレート114bと中間バ
ッフル11Bの間を平行な強制対流の流れ119にのっ
て流れていく。ガラス20の流路となるバッフル110
とプレート114aの間、プレート114aと114b
の間、プレートL14bと中間バッフル118の間の間
隔Sは比較的狭いものなので、流路の深さは限られたも
のとなり、このために自由対流の速度が遅くなる。
1Gを有しており、プレートの周縁115は側壁1Bか
ら間隙Gだけれ離れている。ガラス20はバッフル11
0と精製用プレート114aの間、精製用プレート11
4aと114bの間、精製用プレート114bと中間バ
ッフル11Bの間を平行な強制対流の流れ119にのっ
て流れていく。ガラス20の流路となるバッフル110
とプレート114aの間、プレート114aと114b
の間、プレートL14bと中間バッフル118の間の間
隔Sは比較的狭いものなので、流路の深さは限られたも
のとなり、このために自由対流の速度が遅くなる。
この間隔Sはそれぞれ、ガラスの精製を増進させるため
ガラス20がガラス溶融炉の最短流路に対して直角に流
れるようにバッフルやプレートの水平もしくはほぼ水平
な表面に挾まれて形成されたものである。
ガラス20がガラス溶融炉の最短流路に対して直角に流
れるようにバッフルやプレートの水平もしくはほぼ水平
な表面に挾まれて形成されたものである。
第7a図および第7b図は本発明よるバッフル付きガラ
ス溶融炉のさらに別の実施例を示し、円筒状のバッフル
120が詳細に示されている。それぞれのバッフル12
0は、分割された円筒部材120a。
ス溶融炉のさらに別の実施例を示し、円筒状のバッフル
120が詳細に示されている。それぞれのバッフル12
0は、分割された円筒部材120a。
120b、 L20cなどの1組あるいは複数組からな
る。
る。
これらの円筒部材は、共通の対となるプレート121a
、 121b、 121cによって挾まれていることが
好ましい。プレート121aはバッフル120の内側寄
りの部分即ち中心C付近に開口122aを有しており、
プレート121bはバッフル120の外側寄りの部分に
1個または複数個の孔122bを有している。同様にプ
レート121cはバッフル120の中心C付近に孔12
2cを有している。1つ置きの円筒部材(例えば120
aと120e)の、ガラスの流路となるそれぞれの空間
126aおよびL2[icは半径方向に一直線上に配さ
れているが、円筒部材120aと120Cの間にある円
筒部材120bの空間126bは円筒部材120a、
120cの空間128a、 128cのある位置から円
周方向にずらせて配されているので、ガラス20は第7
a図に矢印130で示した流路に沿って、矢印に示す方
向あるいはその反対方向に曲がりくねって進む。バッフ
ル120を複数の分割された領域1. n、 I[[
等に離隔するように必要ならば半径上に仕切り壁132
を用いてもよい。
、 121b、 121cによって挾まれていることが
好ましい。プレート121aはバッフル120の内側寄
りの部分即ち中心C付近に開口122aを有しており、
プレート121bはバッフル120の外側寄りの部分に
1個または複数個の孔122bを有している。同様にプ
レート121cはバッフル120の中心C付近に孔12
2cを有している。1つ置きの円筒部材(例えば120
aと120e)の、ガラスの流路となるそれぞれの空間
126aおよびL2[icは半径方向に一直線上に配さ
れているが、円筒部材120aと120Cの間にある円
筒部材120bの空間126bは円筒部材120a、
120cの空間128a、 128cのある位置から円
周方向にずらせて配されているので、ガラス20は第7
a図に矢印130で示した流路に沿って、矢印に示す方
向あるいはその反対方向に曲がりくねって進む。バッフ
ル120を複数の分割された領域1. n、 I[[
等に離隔するように必要ならば半径上に仕切り壁132
を用いてもよい。
第7a図の7b−7b線断面図である第7b図にお(′
Xでバッフル120内のガラスの垂直方向の流れが示さ
れている。このガラスの流れは流路130に沿って、順
次プレート121cに設けられた孔122c。
Xでバッフル120内のガラスの垂直方向の流れが示さ
れている。このガラスの流れは流路130に沿って、順
次プレート121cに設けられた孔122c。
プレート121bに設けられた孔122b、プレート1
21aに設けられた孔122aを通り抜けて進む。
21aに設けられた孔122aを通り抜けて進む。
第7c図および第7d図には本発明に用いられる円周状
のバッフルの他の例を示す。第7C図および第7d図に
示すのはそれぞれ、ガラス溶融炉の側壁16の内側に配
される螺旋状のバッフル140a。
のバッフルの他の例を示す。第7C図および第7d図に
示すのはそれぞれ、ガラス溶融炉の側壁16の内側に配
される螺旋状のバッフル140a。
140bである。第7c図に示されるようにバッフル1
40aは螺旋状の壁体142aおよび142bを有する
2重の螺旋状バッフル部材を含んでおり、これによって
2本の流路144a、 144bができる。第7c図に
示すように、この2本の流路にそれぞれ人口146aを
設け、出口146dを1つ設けてもよい。また、この螺
旋状のバッフルをプレート147aの間に積み重ねて開
口146a、 148bをあけ、第7a図および第7b
図に示したものに類似した配置にしてもよい。螺旋状の
壁体を複数用いる場合、入口の孔は対称的に配される。
40aは螺旋状の壁体142aおよび142bを有する
2重の螺旋状バッフル部材を含んでおり、これによって
2本の流路144a、 144bができる。第7c図に
示すように、この2本の流路にそれぞれ人口146aを
設け、出口146dを1つ設けてもよい。また、この螺
旋状のバッフルをプレート147aの間に積み重ねて開
口146a、 148bをあけ、第7a図および第7b
図に示したものに類似した配置にしてもよい。螺旋状の
壁体を複数用いる場合、入口の孔は対称的に配される。
例えば、2個の螺旋状の壁体を用いる場合、入口の孔1
48aは180°離して配される。
48aは180°離して配される。
第7d図において、バッフル140bは3個の螺旋状の
壁体142c、 142d、 142eを有する3重の
螺旋状バッフル部材を含んでおり、これによって3本の
流路144c、 144d、144eができる。プレ
ート147bに、この3本の流路それぞれに1つずつ人
口146bがあけられており、3本の流路は1つの出口
148dにつながっている。また、入口146bの孔は
やはりバッフル140bの周囲に円周状に対称的に配さ
れており、この場合は120’離れて配されている。
壁体142c、 142d、 142eを有する3重の
螺旋状バッフル部材を含んでおり、これによって3本の
流路144c、 144d、144eができる。プレ
ート147bに、この3本の流路それぞれに1つずつ人
口146bがあけられており、3本の流路は1つの出口
148dにつながっている。また、入口146bの孔は
やはりバッフル140bの周囲に円周状に対称的に配さ
れており、この場合は120’離れて配されている。
以上述べたような異なる種類のバッフルを組み合わせて
希望するような効果を達成するような設計をしてもよく
、このような設計も本発明の精神および範囲内にあるこ
とがわかるであろう。
希望するような効果を達成するような設計をしてもよく
、このような設計も本発明の精神および範囲内にあるこ
とがわかるであろう。
第1図は、電気ガラス溶融炉の概略側断面図、第2図は
、1個の開口を有するバッフルを設けた、本発明による
ガラス溶融炉の概略側断面図、第3図は、長さの長くな
った強制対流の流れのパターンを生む複数のバッフルを
有する、本発明によるガラス溶融炉の他の実施例を示す
概略側断面図、 第4図は、1個の開口を有するバッフルと断熱性を有す
るバッフルを使用した、本発明によるガラス溶融炉の概
略側断面図、 第5図は、円筒状のバッフルを使用した、本発明による
ガラス溶融炉のもう1つの実施例を示す概略側断面図、 第6a図乃至第6C図は、前記実施例の変更例を示す概
略部分側断面図、 第7a図乃至第7d図は、円周状のバッフルを設けた、
本発明のさらに別の実施例を示す図である。 10.50.50a、50b、50c、50d −・・
ガラス溶融炉11・・・流入端 12・・
・底 壁14・・・流出口 16・・・側
壁20・・・溶融ガラス 52.52a、52b、52c、102゜104.11
0.120.140a、140b・・・バッフル54.
54a−,54b、54c、108,112−・・開
口56・・・上領域 58・・・下領域6
4・・・上領域の自由対流の流れ 68・・・下領域の対流の流れ 74.78,119・・・強制対流の流れ92・・・ア
ッパバッフル 94・・・ロアバッフル108.1
30・・・流 路 Fig、3 Ft’g、 4 Fig、7b
、1個の開口を有するバッフルを設けた、本発明による
ガラス溶融炉の概略側断面図、第3図は、長さの長くな
った強制対流の流れのパターンを生む複数のバッフルを
有する、本発明によるガラス溶融炉の他の実施例を示す
概略側断面図、 第4図は、1個の開口を有するバッフルと断熱性を有す
るバッフルを使用した、本発明によるガラス溶融炉の概
略側断面図、 第5図は、円筒状のバッフルを使用した、本発明による
ガラス溶融炉のもう1つの実施例を示す概略側断面図、 第6a図乃至第6C図は、前記実施例の変更例を示す概
略部分側断面図、 第7a図乃至第7d図は、円周状のバッフルを設けた、
本発明のさらに別の実施例を示す図である。 10.50.50a、50b、50c、50d −・・
ガラス溶融炉11・・・流入端 12・・
・底 壁14・・・流出口 16・・・側
壁20・・・溶融ガラス 52.52a、52b、52c、102゜104.11
0.120.140a、140b・・・バッフル54.
54a−,54b、54c、108,112−・・開
口56・・・上領域 58・・・下領域6
4・・・上領域の自由対流の流れ 68・・・下領域の対流の流れ 74.78,119・・・強制対流の流れ92・・・ア
ッパバッフル 94・・・ロアバッフル108.1
30・・・流 路 Fig、3 Ft’g、 4 Fig、7b
Claims (23)
- (1)流入端に隣接してガラスのバッチを溶融する手段
を、流出端に隣接して溶融ガラスを排出する手段を有す
るガラス溶融炉において、 前記ガラス溶融炉の内部に、前記流入端と前記流出端の
間を前記ガラス溶融炉のほぼ軸方向に延びる最短流路を
横切って横方向に延びて配された、前記ガラス溶融炉内
に、前記流入端に隣接する第1の領域と前記流出端に隣
接する第2の領域を含む複数の相互に連通する領域を形
成するバッフル手段を備え、 前記バッフル手段が、隣接する領域間の溶融ガラスの流
れを可能にする少なくとも1つの開口部を含んでおり、 前記バッフル手段が、前記最短流路に対して直角に延び
るように規定された流路を形成することによって前記ガ
ラス溶融炉の前記流入端と前記流出端の間の溶融ガラス
の流路の長さを長くし、ガラス溶融炉における溶融ガラ
スの最小滞留時間を増加させる表面部材を含んでいるこ
とを特徴とするガラス溶融炉。 - (2)前記バッフル手段によって形成された前記領域が
それぞれ、ガラス溶融炉の全体積に関して限られた体積
の溶融ガラスを含み、前記バッフル手段がそれぞれの領
域内の溶融ガラスの体積を、隣接する領域との間に限定
された流路を形成する前記開口部を除いて、隣接する領
域内の溶融ガラスの体積と実質的に分け、ガラス溶融炉
内に保持されている溶融ガラスの中で起こる自由対流の
流れを実質的に減じることを特徴とする請求項1記載の
ガラス溶融炉。 - (3)前記領域の少なくとも1つが、間隔をあけて配さ
れた複数のバッフル部材を含み、該バッフル部材の間に
流路が形成されており、該間隔をあけて配されたバッフ
ル部材がそれぞれ、反対側に形成された、前記流路と連
通する少なくとも1個の開口部を有し、この連通した流
路がガラス溶融炉の前記流入端と前記流出端の間の溶融
ガラスの流れを前記最短流路に対してほぼ横方向に延び
る長さが長くなった流路に沿うように規定することを特
徴とする請求項1記載のガラス溶融炉。 - (4)隣接するバッフル部材が、曲がりくねった流路を
形成するように反対側に互い違いに形成された、前記流
路と連通する開口部を有していることを特徴とする請求
項3記載のガラス溶融炉。 - (5)隣接するバッフル部材の間の流路内の溶融ガラス
の体積を限定し、溶融ガラス内の自由対流の流れを最小
にする、前記複数のバッフル部材の相互間の間隔をあけ
る手段を含んでいることを特徴とする請求項3記載のガ
ラス溶融炉。 - (6)前記間隔をあけて配された複数のバッフル部材が
、垂直型溶融炉の内部に配され、該溶融炉の横方向に延
びる一連の垂直方向に間隔をあけて配された円錐状のバ
ッフル部材を含み、該円錐状のバッフル部材の間に流路
が形成されており、該円錐状のバッフル部材が1つ置き
に、隣接する流路の間を連通する中央の開口部を有して
おり、該中央の開口部を有する1つ置きのバッフル部材
の間の円錐状の中間バッフル部材が、隣接する流路と連
通する周部の開口部を有しており、前記相互に連通する
流路が前記溶融炉内に長さが長くなり、曲がりくねった
溶融ガラスの流路を形成して該溶融炉における最小滞留
時間を増加させ、隣接するバッフル部材が、その間に形
成される流路内のガラスの深さを該流路内の溶融ガラス
に起こる自由対流の流れを実質的に消す範囲に限定する
のに十分な接近した間隔をあけて配されていることを特
徴とする請求項3記載のガラス溶融炉。 - (7)前記間隔をあけて配されたバッフル部材が、前記
最短流路を中心として半径方向に間隔をあけてぼ同心円
上に配された複数の、軸方向に延びた同心の円筒状の部
材および該円筒状の部材の軸方向の端部を遮蔽する手段
を含んでおり、該円筒状の部材がそれぞれ、反対側に形
成された、流路と連通する1個の開口部を有しており、
前記半径方向に間隔をあけて配された円筒状の部材の間
に形成された前記連通した流路がガラス溶融炉の前記流
入端と前記流出端の間の溶融ガラスの流れを長さが長く
なり曲がりくねった流路に沿うように規定することを特
徴とする請求項3記載のガラス溶融炉。 - (8)前記円筒状の部材が、一方の軸方向の端部は前記
遮蔽手段で遮蔽され、他方の軸方向の端部は前記開口部
によって開放されている複数の円筒を含み、前記遮蔽手
段が前記最短流路に対して直角に延びるプレートを含ん
でいることを特徴とする請求項7記載のガラス溶融炉。 - (9)前記半径方向に間隔をあけて配された円筒状の部
材が、軸方向の反対側の両端部を前記遮蔽手段で遮蔽さ
れ、円周方向の端部に沿って前記開口部によって開放し
ている複数の分割された円筒部材を含み、該半径方向に
間隔をあけて配された分割された円筒部材が、1つ置き
に円周方向にずらせて配された開放した端部を有してい
ることを特徴とする請求項7記載のガラス溶融炉。 - (10)前記バッフル部材が、ほぼ同心的に配された複
数の螺旋状のバッフル部材を含み、該螺旋状のバッフル
部材の間に螺旋状の流路が形成されており、該螺旋状の
流路のそれぞれが周部の個々の開口および中央の共通の
開口と連通しており、前記周部の個々の開口が前記バッ
フル部材の周囲に円周状に対称的に配されていることを
特徴とする請求項3記載のガラス溶融炉。 - (11)前記ガラス溶融炉が前記螺旋状の流路の軸方向
の端部を遮蔽する手段を含んでおり、前記周部の開口と
前記中央の開口が該遮蔽手段を貫通して延びていること
を特徴とする請求項10記載のガラス溶融炉。 - (12)上方の流入部および下方の流出部を有するガラ
ス溶融炉であって、 前記上方の流入部に供給されたバッチ材料を溶融し、ガ
ラス溶融炉の上部に溶融ガラスを形成する手段、 溶融ガラスを前記下方の流出部から排出する手段、およ
び 前記上方の流入部と前記排出手段の間を前記ガラス溶融
炉を横切って延び、該ガラス溶融炉内に少なくとも2つ
の領域を設け、該ガラス溶融炉内に含まれる溶融ガラス
の中の自由対流の速度を減じるバッフル手段を備え、 該バッフル手段が、前記ガラス溶融炉における溶融ガラ
スの最小滞留時間を増加させるために前記上方の流入部
と前記排出手段の間に長さの長くなった前記溶融ガラス
の流路を形成していることを特徴とするガラス溶融炉。 - (13)前記バッフル手段が、それぞれの前記領域内の
溶融ガラスの体積を隣接する領域内の溶融ガラスの体積
と実質的に分け、それぞれの領域における自由対流の流
れの量を減じる少なくとも1つのほぼ水平な部分および
隣接する領域間に、限定的に溶融ガラスの流れを連通さ
せる手段を含むことを特徴とする請求項12記載のガラ
ス溶融炉。 - (14)前記バッフル手段が、間隔をあけて配された複
数のバッフル部材を含み、該バッフル部材の間に流路が
形成されており、隣接する該バッフル部材が、前記バッ
フル手段を通り抜けて曲がりくねった流路を形成し、前
記ガラス溶融炉における溶融ガラスの最小滞留時間を増
加させるように、バッフル部材の反対側に互い違いに配
された、前記流路と連通する開口部を有していることを
特徴とする請求項12記載のガラス溶融炉。 - (15)前記バッフル手段が、前記ガラス溶融炉の前記
下方の流出部を通しての前記溶融手段からの熱の損失を
阻止して溶融効率を向上させるために、前記排出手段に
隣接して配される断熱性を有するバッフルを含むことを
特徴とする請求項12記載のガラス溶融炉。 - (16)前記バッフル手段が、半径方向に間隔をあけて
配された複数の同心の円弧状のバッフル部材を含んでお
り、該バッフル部材の間に流路が形成されており、隣接
する該バッフル部材の反対側の端部が、前記ガラス溶融
炉の前記流入部と前記排出手段の間に長さが長くなり曲
がりくねった溶融ガラスの流路を形成するように、該隣
接するバッフル部材の反対側を通る流路に対して開放し
ていることを特徴とする請求項12記載のガラス溶融炉
。 - (17)流入端および流出端を有するガラス溶融炉にお
ける溶融ガラスの最小滞留時間を増加させ、また該溶融
ガラスの中の自由対流の速度を減じる方法において、 前記ガラス溶融炉内の溶融ガラスの体積を複数の狭い流
路に分割し、該狭い流路がそれぞれ前記ガラス溶融炉内
に含まれるガラスの全体積に比べて比較的小さい体積の
溶融ガラスをその中に含むようにして、溶融ガラスの中
の自由対流の速度を減じるようにし、 それぞれの流路を前記流入端と前記流出端の間の前記ガ
ラス溶融炉の一部分を横切って横方向に延びるように規
定して、前記ガラス溶融炉内の流路の長さを長くし、流
路を長くすることによって該ガラス溶融炉における溶融
ガラスの最小滞留時間を増加させることを特徴とする方
法。 - (18)溶融ガラスを前記ガラス溶融炉の前記流入端と
前記流出端の間の複数の曲がりくねった流路に沿って流
動させて該ガラス溶融炉における溶融ガラスの最小滞留
時間を増加させる工程を含むことを特徴とする請求項1
7記載のガラス溶融炉における溶融ガラスの最小滞留時
間を増加させる方法。 - (19)流入端および流出端を有する垂直型溶融炉内で
ガラスを溶融し、精製する方法において、溶融しようと
するバッチ材料を前記溶融炉の上方の流入部に供給し、 前記バッチ材料を溶融して溶融ガラスを形成するエネル
ギーを供給し、 前記溶融ガラス内に水平なバッフルの表面部分を設け、
前記溶融ガラスを該水平なバッフルの表面部分に沿った
流路内に流動させるようにし、それぞれの流路内の溶融
ガラスの深さを該流路内に自由対流の流れが形成される
のを阻止するのに十分な範囲に限定し、 該流路を前記溶融炉の前記流入端と前記流出端の間の曲
がりくねった通路に沿うように規定して、前記溶融炉内
の流路の長さを長くし、該溶融炉における溶融ガラスの
最小滞留時間を増加させることを特徴とする方法。 - (20)前記流路を前記溶融炉の流入端と流出端の間に
延びる最短流路に対して直角に延びるように規定する工
程を含むことを特徴とする請求項19記載のガラスを溶
融し、精製する方法。 - (21)前記溶融炉の長さ方向に延びるバッフルの表面
部分を設け、前記溶融ガラスを前記溶融炉の前記流出端
に向かって流動させるのと該流出端から離れて流動させ
るのを交互に繰り返し、流路を全体的には前記溶融炉の
横方向に延びるように規定する工程を含むことを特徴と
する請求項19記載のガラスを溶融し、精製する方法。 - (22)前記溶融ガラスを半径方向に延びるように規定
された円周状の複数の流路の中に流動させる工程を含む
ことを特徴とする請求項19記載のガラスを溶融し、精
製する方法。 - (23)前記溶融ガラスの流動を複数の螺旋状の流路の
中に規定する工程を含むことを特徴とする請求項19記
載のガラスを溶融し、精製する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849888A JP2683749B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | バッフル付きガラス溶融炉 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11849888A JP2683749B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | バッフル付きガラス溶融炉 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01290535A true JPH01290535A (ja) | 1989-11-22 |
| JP2683749B2 JP2683749B2 (ja) | 1997-12-03 |
Family
ID=14738159
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11849888A Expired - Lifetime JP2683749B2 (ja) | 1988-05-16 | 1988-05-16 | バッフル付きガラス溶融炉 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2683749B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7980099B2 (en) | 2007-03-15 | 2011-07-19 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Multiple alloy bushing assembly |
| US8001807B2 (en) | 2006-12-14 | 2011-08-23 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Palladium screens for bushing assembly and method of using |
| JP5849971B2 (ja) * | 2011-01-06 | 2016-02-03 | 日東紡績株式会社 | ガラス溶融装置、ガラス繊維製造装置及びガラス組成変更方法 |
-
1988
- 1988-05-16 JP JP11849888A patent/JP2683749B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US8001807B2 (en) | 2006-12-14 | 2011-08-23 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Palladium screens for bushing assembly and method of using |
| US7980099B2 (en) | 2007-03-15 | 2011-07-19 | Ocv Intellectual Capital, Llc | Multiple alloy bushing assembly |
| JP5849971B2 (ja) * | 2011-01-06 | 2016-02-03 | 日東紡績株式会社 | ガラス溶融装置、ガラス繊維製造装置及びガラス組成変更方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2683749B2 (ja) | 1997-12-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100434212B1 (ko) | 유리질재료를용융하기위한장치 | |
| KR100436975B1 (ko) | 유리융해로의 운전방법 및 그 운전방법을 실시하기 위한 유리융해로 | |
| US4818265A (en) | Barrier apparatus and method of use for melting and refining glass or the like | |
| EP0275345B1 (en) | Glass forehearth | |
| JP3816549B2 (ja) | ガラス形成材料溶融炉及びその使用方法 | |
| US4752938A (en) | Baffled glass melting furnaces | |
| NZ286585A (en) | Forehearth for cooling molten glass: includes elongate trough with roof made from refractory block elements | |
| CZ285223B6 (cs) | Způsob výroby roztavené skloviny ve sklářské vanové peci a sklářská vanová pec | |
| JP2010513183A (ja) | 前炉内のガラス成形材料の温度制御装置及び方法 | |
| EP0946437A1 (en) | Fiber manufacturing spinner and fiberizer | |
| JP5195753B2 (ja) | ガラス溶解窯及びガラス製品の製造方法 | |
| US4906272A (en) | Furnace for fining molten glass | |
| JP2683749B2 (ja) | バッフル付きガラス溶融炉 | |
| US4994099A (en) | Method for fining molten glass | |
| US3489547A (en) | Apparatus for refining glass | |
| US4317669A (en) | Glass melting furnace having a submerged weir | |
| TW202023971A (zh) | 加熱與冷卻玻璃管的設備及方法 | |
| US4388721A (en) | Throat upwell baffle | |
| JP2922482B2 (ja) | 色着せガラス流を供給する方法および装置 | |
| RU2017691C1 (ru) | Ванная печь для получения расплава из горных пород | |
| JP4163509B2 (ja) | 溶融の加速ならびにより優れた処理制御 | |
| IL26761A (en) | Process for homogenizing viscous liquid such as glass | |
| US6983006B2 (en) | All-electric glass-melting deep furnace and method of refining and supplying glass | |
| US1760371A (en) | Apparatus for melting glass and the like | |
| JP2004035395A (ja) | ガラス溶融物を清澄するための装置 |