JPH01294844A - 含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料 - Google Patents

含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料

Info

Publication number
JPH01294844A
JPH01294844A JP12497088A JP12497088A JPH01294844A JP H01294844 A JPH01294844 A JP H01294844A JP 12497088 A JP12497088 A JP 12497088A JP 12497088 A JP12497088 A JP 12497088A JP H01294844 A JPH01294844 A JP H01294844A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrosion resistance
corrosion
nbc
composite material
resistance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP12497088A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2566615B2 (ja
Inventor
Yoshio Harada
良夫 原田
Shigeki Shimizu
茂樹 清水
Kensuke Nagai
健介 永井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tocalo Co Ltd
Original Assignee
Tocalo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tocalo Co Ltd filed Critical Tocalo Co Ltd
Priority to JP63124970A priority Critical patent/JP2566615B2/ja
Publication of JPH01294844A publication Critical patent/JPH01294844A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566615B2 publication Critical patent/JP2566615B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、耐食性や耐エロージヨン性に優れた複合材料
、とりわけ塩化物イオンを含む環境下で優れた耐食性を
示す複合材料に関するものである。
〔背景技術〕
海水は、工業的資源に乏しいわが国にとって、有用な原
料源であると共に、プラントや装置などの冷却に用いる
工業用冷媒として重要な資源の1つである。例えば、原
料源としては、生活に必須な食塩をはじめ、工業的用途
の広い苦汁(MgC1z)やマグネシア(MgO)ある
いは核燃料用のウランなども海水からの回収が可能であ
る。一方、工業用水の用途である冷媒としては、臨海地
帯に建設されている発電プラントをはじめ、石油化学2
石油精製、化学プラントなどの冷却用として大量に使わ
れている。
しかし、主として海水を冷媒として使っているプラント
や装置Mでは、海水中に含まれている塩類、特にNaC
1,MgC1zなどの塩化物による化学反応によって、
しばしば腐食が発生するため、その都度プラントを停止
して補修したり、新品と取り替えるなどの方策を講じて
いるが、これは生産性の低下や保守管理費の増大を招い
ていた。
〔従来の技術〕
その対策として、従来常温の海水と接触する金属部材(
塔槽類、海洋構造物など)については、塗装や電気防食
法を適用するだけで足りた。これに対し、海水用のポン
プインペラー、同スリーブなどのような可動部材につい
ては、塩化物による腐食と共にエロージョンの両件用を
受けるため、耐エロージヨン性も要求され、この目的に
応えられるものとして各種の、耐食性合金などの材料が
開発されているが、それぞれ次に示すような欠点があっ
た。
ステンレス鋼:Ni−Cr−Feを主成分とし、これに
No、 Cu、 Nb、 Ti、 Cなどを適宜添加し
た鋼種で、−殻構造用鋼に比較すると、耐食性は良好で
あるものの、数カ月程 度の使用によって孔食、応力腐食割れ。
粒界腐食などが発生する。
高合金系材料:Co−Cr、 Ni−Cr、 Ni−C
r−Mo。
Mo −Co −Crを主成分とし、これにc、si。
J Nb、 Taなどを添加した合金で、Feは全く含
まれないか、含まれていたと しても10%以下である。
この種の材料は、上記ステンレス鋼 系材料に比べるとはるかに良好な耐食 性を示すが、それでも孔食、応力腐食 割れ、粒界腐食などが発生し、十分な 耐食性材料とはなっていなかった。
以上説明したように、長い歴史と経験を有する耐海、水
用材料の開発研究においても、未だに完全なものがなく
、耐孔食、耐応力腐食割れ、耐粒界腐食などに優れると
共に耐エロージヨン性にも優れる材料の出現が強く望ま
れている。
〔発明が解決しようとする課題〕
このような実情に鑑み、本発明は、海水の主成分である
塩化物を含む環境下においても長期間にわたって孔食、
応力腐食割れ1粒界腐食などを起こさず、また耐エロー
ジヨン性にも優れた複合材料を提案することを目的とす
る。
すなわち、塩化物イオンを含む環境中で顕著に見られる
前記腐食損傷は、材料表面に形成した不働態皮膜がこの
環境下では極めて弱いために、これが塩化物イオン(C
I−)によって破壊され、局部的に材料の溶解が促進さ
れる結果起こるものである。とくに、不純物が集まり易
い粒界上に生成する不働態皮膜は、他の部分の皮膜より
弱いため、腐食速度が早く、時として結晶粒子が脱落す
る場合もある。また、材料に引張応力が付加されている
状態だと、局部腐食部を起点として応力腐食割れが発生
する。
そこで、本発明は、含塩化物環境下においても緻密で安
定度の高い不働態皮膜を生成して高耐食性を満足させる
ことができると共に、硬質で耐エロージヨン性にも優れ
る複合材料を開発することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明は、前記の課題を解決するために、NiとCr
からなる耐食性金属に、さらに必要に応じてFeを加え
たマトリックス中に、硬質のNbC粉末を分散させた複
合材料を提案する。
このような材料構成の特徴は、Ni −Cr系合金だけ
では耐エロージヨン性が不充分である点を、硬質のNb
C粉末粒子で補う一方、硬く脆弱なNbC粒子の弱点は
、逆に機械的性質に勝るNi−Cr合金の方で補うとい
う相互補完的な思想に立脚した点にある。そして、この
ような設計思想の下に想到した本発明複合材料の場合、
溶融状態のNi−Cr合金中にNbC粒子を添加した際
に溶出する微量のNbCが、強固な不働態皮膜を形成す
るのに有効に働くこと、も判った。その結果、得られる
複合材料は、含塩化物雰囲気下でも優れた耐食性を示し
かつ耐エロージヨン性にも優れたものになるのである。
〔作 用〕
一般に、金属材料の耐食性は、その表面に生成する不働
態皮膜の優劣に依存している。従って、耐食材料を開発
する場合、その材料が如何なる不働態皮膜を生成するの
かを調査することが重要であって、それによって得られ
る材料の性能が判定できる筈である。
そこで、本発明では、所要の化学成分の複合材料を用い
、電気化学的測定によってアノード分極特性(分極電位
と電流の変化)を測定し、得られた試験片の腐食電流値
と孔食発生電位から複合材料の腐食特性を調査した。
次に、この試験に当たって用いた供試材料について説明
する。
供試材料としての本発明複合材料は、Ni、 Cr(金
属)とNbC(炭化物)を主成分とするものである。こ
の3成分の比重は、Ni(8,9) 、Cr(7,2)
、NbC(7,8)で大差がなく、したがって、溶融し
たNi−Cr合金中にNbC粉末を混合させてもよい。
また、よく攪拌すれば、Ni−Cr合金マトリックス中
へ比較的均等に分散させることができるものである。
さて、その複合は、鋳造法、焼結法、溶接肉盛法などの
製造方法が考えられるが、条件の厳しい可動部材(海水
用ポンプのインペラやスリーブ)を想定し、プラズマト
ランスフアートアーク溶接肉盛法(以下rPTA法」と
略記する)によって製造したものを、供試材料とした。
しかし、上記インペラやスリーブは、母材が鉄鋼材料で
造られているため、この上に上記肉盛被覆をすると、母
材のFe成分が肉盛部へ溶出してくる。多くの場合、F
eの混入は耐食性を低下させるので、所定の耐食性を得
るにはNi −CrマトリックスへのFe許容量は限定
することが必要である。
このことから、先ず、各濃度のNi −Cr合金を、綱
板(5541)上に、PTA法に従って5層肉盛しその
後、各肉盛層から任意に20X20X3mの腐食用試験
片を採取し、化学成分を蛍光分析法により求めた。それ
によると、母材に近い肉盛層から採取した試験片はどF
e含有量が多く、母材からは遠い最上層部には殆ど含ま
れていなかった。供試験複合材の化学成分範囲を整理す
ると、次のとおりである。(いずれも重量%) Ni : 7〜83%、 Cr : 16〜76%、F
e: 0〜78%次に、同じ試験片(供試複合材料Ni
ニア〜83%。
Cr:16〜76%、Fe: 0〜78%)を用い、0
.5規定NaC1+ 0.5規定Na、SO,混合腐食
溶液中で、腐食電流、孔食発生電位を測定すると共に、
孔食発生電位測定後の試験片の表面を、走査電子顕微鏡
(SEM)により観察した。その結果を第1表に示す。
この表の結果は、NbCを含まない5ONi −50C
rマトリツクスについての腐食電流および孔食発生電位
を基準として評価したものである。なお、NbCを含ま
ない5ONi −50Crの電極電位は、Ag/AgC
1基準電極に対し、−0,23〜−〇、25 V (5
0℃)であった。
■腐食電流値の評価は、隘1の合金のものを基準として
20%増以内のもの 0  20〜50%増のもの △
50%以上増のもの × ■孔食電位はAg/AgC1を基準電極として同等又は
それ以上のもの Oそれ以下のもの ×■孔食の発生状
況はSEMにより観察し、孔食数が少なく、かつ小さい
もの ○ 孔食数は少ないが大きなもの △ 孔食が多く、かつ大きなもの × こΦ第1表から明らかなように、母材からのFe分混入
量が多いものは、腐食電流および孔食発生電位が低い傾
向が認められるが、Fe分が16%以下であれば基準値
と大差ない値を示すことが判明した。
次いで、Ni−Crマトリックス中に市販のNbctj
)末(粒径61〜147μm)を重量比で40%添加し
た材料の試験片をPTA法によって製造し、同様にして
電気化学的特性を測定した。その結果を第2表に要約し
て示した。
この第2表に示す結果から明らかなように、Fe含有量
の少ないマトリックスにNbC粉末を添加すると、耐食
性が著しく向上し、特に耐孔食性は一段と向上すること
が判明した。
■腐食電流値の評価は、NbCを含まないものの値を基
準とし20%減以上のもの ◎   20%減以下のも
の ○同等もしくは増加したちの × ■孔食電位はNbCを含まないものの電位より0.1v
以上のもの O同等のもの へ変化のないもの又は電位
が低下したちの ×■孔食の発生状況はSEMにより観
察し、孔食が認められないもの   ◎ 孔食が少なくかつ小さいもの O 孔食は少ないが大きいもの  △ 孔食か多くかつ大きいもの  × すなわち、試験片1kl〜8の試験片では、NbC添加
前よりも腐食電流が小さく、孔食発生電位も高く、その
うえ、試験片の表面をSEMt’観察し。
ても孔食の発生が殆ど認められず、また孔食が認められ
る試験片においても、その数、大きさともNbC粉末添
加時のものに比べ極端に少ないことが確認できた。また
、このような高耐食性を示す試験片表面には、すべて強
固な不働態皮膜の生成が認められた。このことから、か
かる複合材料によれば、含塩化物水溶液中でも強固な不
働態皮膜を形成することが予測できる。
これに対し、試験片NlX9〜17のものは、NbC粉
末添加の効果が小さく、生成する不11J態皮膜が不完
全で耐食性に乏しいものであることが判明した。
これはマトリックス中のFe含有量の影響と思われた。
さて、上述の結果をもとに本発明材料の組成について検
討すると、NbC粉末(40%含有量)を−定とした場
合、Ni、 Cr、 Feマトリックスの組成と耐食性
能の状態を3角図で表わすと第1図に示す通りとなる。
この第1図に示すところから、本発明の目的に使用でき
るマトリックスの成分組成は、Ni : 21〜83w
t%、Cr : 16〜76wt%、およびFe:0〜
16%の範囲となる。
次に、上記組成からなる合金について、これにNbC粉
末の添加量を1〜861Ilt%の範囲内で変えた肉盛
試験片をつくり、それらについての孔食発生電位を測定
した。第2図は、このときの測定結果を示すものである
。ただし、縦軸の電位の変化は、NbCを含まない5O
Ni −50Crマトリツクスの孔食発生電位を基準と
した相対比較値である。この結果から明らかなように、
5ONi−50Cr合金に1%のNbCが添加されただ
けでも電位が高くなり、その効果はNbC添加量40%
付近を最大として、最高72%まで及ぶことが認められ
た。
このように、NbCの添加によって孔食発生電位が高く
なる理由は、Ni−Crマトリックス中へ少量のNbC
が溶解することに起因していると考えられ、それによっ
て優れた不働態皮膜となるのである。
ただし、このNbC粉末を多量に添加しても、一定量以
上はマトリックス中に溶解せず、過剰のものが単に混合
状態となって存在するだけで効果が頭打ちとなるある。
もっとも、あまり多量(72%以上)に添加すると、マ
トリックスが少なくなるとともに多孔質状態となって表
面積が増加する一方、複雑な形状を呈するため、却って
安定した不働態皮膜の生成を阻害するものと考えられる
以上説明したように、本発明の複合材料は、Ni : 
21〜83iut、%、Cr : 16〜76wt%お
よびFe:0〜16wt%からなるマトリックスに対し
、NbC粉末を1〜72−L%添加してなるものである
なお、NbC添加量が複合材料に与える影響は、硬度が
上昇し耐摩耗性も向上させる。すなわち、第3図は、本
発明の複合材料中に占める量と硬さとの関係を示したも
のであるが、NbC含有量の少ない材料は強固な不働態
皮膜の生成により高度な耐食性を示すのに対し、NbC
含有量の多い材料は前者に比べ多少不働態皮膜は弱くな
るものの優れた硬さによって耐摩耗性が向上することが
判る。
〔実施例〕
実施例−1 本発明の効果を具体的に実証するため、下記の如き要領
で製作した本発明の複合材料と比較材(SUS 316
L、ハステロイ合金)を、60℃に加温した5%NaC
l水溶液中に、10力月間漫清した。また試験片の浸漬
に当たっては、2枚の試験片の中央にt+n厚の合成ゴ
ムのバッキングをサンドインチ状に取付けた。そこで、
バッキングと接触している試験片面については、耐すき
ま腐食性(これが良好だと、複合材料表面の不働態皮膜
が5%NaC1中で強靭でC1−によっても破壊されな
いことを示す)、他の開放された面についてはNaC1
水に対する耐食性で評価した。
試験片の製作要領; (1)  母材:鋼板(5541)縦50mmx長10
0鶴×厚61(2)複合材料の肉盛法:PTA法 (3)本発明複合材料の化学成分: 第1表の■〜■の合金組成にNbCを 1〜721%添加したもの (3)比較複合材料の化学成分: 第1表の■〜Oの合金組成にNbCを 1〜72wt%添加したもの (4)比較金属材料: SO5316Lハステロイ合金
(16Cr −4W −5Fe −17Mo−残Ni)
試験結果; 第3表は試験片を5%NaC1水溶液中に10カ月間浸
漬後取り出し、その表面を観察した結果を要約したもの
である。この結果から明らかなように、比較材料のSU
S 316Lは多数の孔食が発生し、またハステロイ合
金のような高級材料でもバッキングとの接触面にすきま
腐食がかなり認められた。
これに対し、マトリックスにFe含有量の多い■〜O複
合材料は、ハステロイ合金同様、耐すきま腐食性に乏し
いが、■〜■の材料は極めて良好な耐食性を発揮し、先
に実施した電気化学的測定結果を裏付けることができた
第  3  表 ×孔食多数発生 実施例−2 この実施例は、本発明複合材料の耐食性と耐エロージヨ
ン性を確認するために実施した。供試材料は実施例1と
同じものであるが、試験片の形状のみ長さ110璽l×
巾50龍のプロペラ状の羽根とした。
試用した試験装置を第5図に示す。すなわち、この装置
は、銅鉄製水槽51内の中央にPTA法によって本発明
複合材料を肉盛した複数のプロペラ52を、回転軸53
を介して回転可能に軸支浸漬し、この回転軸53を図示
しない槽外の電動機によって1分間当り 110回回転
させることができるように構成してなるものである。上
記水槽51内には、5%NaC1と珪砂(粒径10〜1
50 μ1m)が珪砂3kg15%NaC1−1tの割
合に調整した試験液54が入れである。この試験液は、
水槽51の上部と下部を迂回して結ぶ環流パイプ55を
介して環流させることができる。すなわち、上部に設け
たパイプ55を通って槽外へ導かれる環流液はパイプ5
5の途中に設置されているフィルター56によって濾過
(珪砂が除去される)されながら、5%NaC1となっ
てポンプ57によって水槽51の底部に送り込まれるよ
うになっている。なお、フィルター56によって除去さ
れた珪砂は、定期的に水槽内へ投入する。
したがって、このような装置を用いた実施例は、5%N
aC1による腐食作用と珪砂によるエロージョンとの両
方の作用を受けることとなり、前記実施例−1が静的環
境下における耐食性を試験したのに対し、この実施例−
2では、動的環境下における耐食性、特に耐エロージヨ
ン性を調べることができる。
第4表は、上記装置を500時間運転後、本発明複合材
料を被覆したプロペラの外観状況を観察した結果を要約
したものである。
第  4  表 (備考) O殆んど変化なし   O浸食軽微△浸食多
少あり    ×浸食大 この表から、NbCを含有させることによって珪砂のエ
ロージョンによく耐えることがわかる。ことに、本発明
の複合材料はNbC含有量が少ない場合、多少浸食を受
けるが、概して軽微であった。
これに対しNbCを多量に含んでいても、マトリックス
中にFeを多く含む材料は、予想以上に浸食されること
が判明した。
この原因は表面が硬くても5%NaC1によってマトリ
ックスが腐食するとNbC粒子が脱落するためであり、
耐エロージヨン性においてもマトリックスの耐食性が重
要であることがわかった。なお、比較複合材料のうちS
O5316L、ハステロイ合金はいずれも本発明の材料
に比べ著しく劣っていた。
〔発明の効果〕
以上の説明ならびに実施例の効果から明らかなように、
本発明の複合材料は、塩化物イオンを含む環境下におい
て耐孔食、耐応力腐食割れ、耐粒界腐食などの耐食性に
優れる強固な不働態皮膜を生成するのに有効であり、ま
た硬いNbC粒子の存在によって耐孔食性能が甚だしく
向上することで、珪砂などの微細な固形物の衝突作用を
うけてもエロージョンを起すことがないなどの卓越した
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、Ni−Cr−Fe合金における本発明複合材
料のマトリックス成分組成を示す3元状態図で、図中の
○卵内数字は第1表合金魚を示す、第2図は、供試合金
材料のNi−CrまたはNi−Cr−Feマトリックス
中へのNbC添加量と孔食電位の関係を示すグラフで、
図中のO卵内数字は第1表合金魚を示す、 第3図は、Ni−CrまたはNi−Cr−Feマトリッ
クス中へのNbC添加率と硬さの関係を示すグラフで、
図中の○卵内数字は第1表合金魚を示す、第4図は、動
的環境下で耐食性と耐孔食性を確認するための試験装置
の路線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、Ni(21〜83wt%)−Cr(16〜76wt
    %)−Fe(0〜16wt%)の2元もしくは3元合金
    に対し、NbCを1〜72wt%添加したものからなる
    含塩化物環境下で優れた耐食性を示す複合材料。
JP63124970A 1988-05-24 1988-05-24 含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料 Expired - Lifetime JP2566615B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63124970A JP2566615B2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24 含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63124970A JP2566615B2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24 含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01294844A true JPH01294844A (ja) 1989-11-28
JP2566615B2 JP2566615B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=14898728

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63124970A Expired - Lifetime JP2566615B2 (ja) 1988-05-24 1988-05-24 含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566615B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013086120A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Hitachi Plant Technologies Ltd 肉盛溶接体、および肉盛溶接体を利用した海水用機器
JP2015224385A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 アイセイハード株式会社 NbC分散強化型ハステロイ系合金とその製造方法、耐腐食性・耐摩耗性表面肉盛溶接層を備えた鋼材とその製造方法、並びに冷間工具
WO2019189531A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 日立金属株式会社 Cr-Ni系合金、Cr-Ni系合金でなる急冷凝固成形体、合金粉末、粉末冶金成形体、鋳造成形体、Cr-Ni系合金の製造方法およびCr-Ni系合金を用いた機械設備、配管部材
WO2019189532A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 日立金属株式会社 耐摩耗性部品

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089543A (ja) * 1983-10-20 1985-05-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 耐エロ−ジヨン性金属・セラミツクス複合材
JPS62170444A (ja) * 1986-01-21 1987-07-27 Mitsubishi Metal Corp 耐応力腐食割れ性のすぐれた析出強化型Ni基鋳造合金
JPS62177157A (ja) * 1986-01-31 1987-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 耐応力腐食割れ分散強化型合金及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6089543A (ja) * 1983-10-20 1985-05-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 耐エロ−ジヨン性金属・セラミツクス複合材
JPS62170444A (ja) * 1986-01-21 1987-07-27 Mitsubishi Metal Corp 耐応力腐食割れ性のすぐれた析出強化型Ni基鋳造合金
JPS62177157A (ja) * 1986-01-31 1987-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 耐応力腐食割れ分散強化型合金及びその製造方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013086120A (ja) * 2011-10-17 2013-05-13 Hitachi Plant Technologies Ltd 肉盛溶接体、および肉盛溶接体を利用した海水用機器
JP2015224385A (ja) * 2014-05-30 2015-12-14 アイセイハード株式会社 NbC分散強化型ハステロイ系合金とその製造方法、耐腐食性・耐摩耗性表面肉盛溶接層を備えた鋼材とその製造方法、並びに冷間工具
WO2019189531A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 日立金属株式会社 Cr-Ni系合金、Cr-Ni系合金でなる急冷凝固成形体、合金粉末、粉末冶金成形体、鋳造成形体、Cr-Ni系合金の製造方法およびCr-Ni系合金を用いた機械設備、配管部材
WO2019189532A1 (ja) * 2018-03-28 2019-10-03 日立金属株式会社 耐摩耗性部品
JPWO2019189532A1 (ja) * 2018-03-28 2021-04-08 日立金属株式会社 耐摩耗性部品
JPWO2019189531A1 (ja) * 2018-03-28 2021-04-08 日立金属株式会社 Cr−Ni系合金、Cr−Ni系合金でなる急冷凝固成形体、合金粉末、粉末冶金成形体、鋳造成形体、Cr−Ni系合金の製造方法およびCr−Ni系合金を用いた機械設備、配管部材
JP2024020264A (ja) * 2018-03-28 2024-02-14 株式会社プロテリアル Cr-Ni系合金、Cr-Ni系合金の製造方法および急冷凝固成形体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2566615B2 (ja) 1996-12-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0031580B1 (en) Coating metal for preventing the crevice corrosion of austenitic stainless steel
US4639576A (en) Welding electrode
Gurrappa Hot corrosion behavior of CM 247 LC alloy in Na2SO4 and NaCl environments
JP5890313B2 (ja) 高延性、高耐食性で耐遅れ破壊性に優れたNi基アモルファス合金
Wang et al. Corrosion characteristics of Inconel 625 cladding layer and NiCrMoAl cladding layer in molten NaCl-KCl and NaCl-KCl-Na2SO4
Zhang et al. Hot corrosion of an electrodeposited Ni-11 wt% Cr nanocomposite under molten Na2SO4–K2SO4–NaCl
Kumaran et al. Corrosion studies on stainless steel 316 and their prevention-a review
JP2000512345A (ja) ニッケル−クロム−モリブデン−合金
Gong et al. Study on seawater corrosion resistance of copper alloy
JPH01294844A (ja) 含塩化物環境下で優れた耐食性を示す溶接肉盛材料
Samvatsar et al. Corrosion aspects of Ni–Cu alloy (UNS N04400) and its surface improvement: A review
EP0325631A4 (en) Corrosion resistant alloy
US5667649A (en) Corrosion-resistant ferrous alloys for use as impressed current anodes
KR100334253B1 (ko) 고온 용융염에서 내부식성이 우수한 합금강
JPS6314845A (ja) 耐食耐摩耗性鋼
JP4412964B2 (ja) 耐食性及び耐摩耗性を有する被覆用合金
CN117265465B (zh) 一种垃圾焚烧锅炉抗腐蚀合金涂层及其制备方法
Abdel Hamid Thermodynamic parameters of electrodeposition of Zn‐Co‐TiO2 composite coatings
Postlethwaite Electrochemical tests for pitting and crevice corrosion susceptibility
CN113195758B (zh) 镍类合金的新用途
Hart Electrochemical Behaviour of Iron-Nickel-Chromium Alloys in Phosphoric Acid Solutions Containing Added Impurities
CA2164403C (en) Nickel alloy and constructional members made therefrom
Fayomi et al. Wear stress mitigation and structural characteristics of highly performing zinc-based induced ZrO2/ZrN composite alloy coating on mild steel
Miller Results of short-term corrosion evaluation tests at Raft River
Moskal et al. Thermogravimetric investigations of novel γ–γ′ Co-Al-W and Co-Al-Mo-Nb cobalt-based superalloys

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071003

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 12

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081003

Year of fee payment: 12