JPH01297073A - 医療ポンプ駆動装置 - Google Patents

医療ポンプ駆動装置

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Publication number
JPH01297073A
JPH01297073A JP63129191A JP12919188A JPH01297073A JP H01297073 A JPH01297073 A JP H01297073A JP 63129191 A JP63129191 A JP 63129191A JP 12919188 A JP12919188 A JP 12919188A JP H01297073 A JPH01297073 A JP H01297073A
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JP
Japan
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time
wave
cardiac
contraction
correlation
Prior art date
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Pending
Application number
JP63129191A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Isoyama
磯山 隆
Toru Sakamoto
徹 坂本
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ [産業上の利用分野] 本発明は、生体の心臓の機能を補助する、大動脈内バル
ーンポンプや補助人工心臓など医療ポンプを駆動する装
置に関する。
[従来の技術] 衰弱した生体の心臓を補助する医療ポンプとしては、従
来より、大動脈内バルーンポンプや、補助人工心臓が知
られている。
大動脈内バルーンポンプや、補助人工心臓を駆動する場
合、それの膨張/収縮のタイミングを生体の心臓の動作
に同期させる必要がある。即ち。
特に大動脈内バルーンポンプの場合には、そのタイミン
グのずれは、単に補助機能の低下を招くばかりでなく、
生体の心臓のポンプ作用を妨げることになるので、生命
を維持するうえで非常に重要な問題である。
大動脈内バルーンポンプを駆動する場合、従来より、バ
ルーンの膨張開始時期及び収縮開始時期は、次のように
設定し、その動作を生体の心臓に同期させている。
バルーンの膨張開始時期(2種類): (a)心電図波形を監視して過去数心拍のRR間隔(R
波の周期)の移動平均を測定し、R波出現時と膨張開始
時との時間差を、測定した平均RR間隔に所定の比率を
掛けて求める。
(b)R波出現時と膨張開始時との時間差を、絶対時間
として設定する。
バルーンの収縮開始時期(3種類): (c)心電図波形を監視して過去数心拍のRR間隔(R
波の周期)の移動平均を測定し、R波出現時と収縮開始
時との時間差を、測定した平均RR間隔に所定の比率を
掛けて求める。
(d)R波出現時と収縮開始時との時間差を、絶対時間
として設定する。
(e)R波の出現を検出した直後に収縮を開始する。
[発明が解決しようとする問題点コ 従来のバルーンポンプの制御においては、ポンプの膨張
及び収縮の時期が、平均的又は固定的に設定されるので
、生体の心臓の動きとずれを生じる可能性が高い。即ち
、生体の心臓が規則的に拍動している時には、それとバ
ルーンポンプの動きを同期させるのは容易であるが、不
整脈、特に心房細動(Atrial Fibrilla
tion)時には、心臓が不規則な動きをするので、そ
れらのタイミングにずれが生じるのは、これまでは避け
られない問題であった。
本発明者らが臨床例の大動脈圧及び心電図の波形を検討
した結果によれば、現在市販されている駆動装置を使用
した場合、心臓とバルーンとの膨張タイミングのずれの
分散として1次のような結果が得られることが分かった
(a)の方法の機種: 43〜54 m5ec(b)の
方法の機種: 14〜19m5ecなお、(b)の方法
を用いる場合、その時の患者の容体に応じてオペレータ
が時間の設定を行なうので、熟練したオペレータを必要
とする。
いずれにしても、人動扉内バルーンポンプや補助人工心
臓を使用する必要のある患者においては、心房細動が生
じる可能性が高いので、そのような環境においても、心
臓と補助ポンプとの同期のずれを小さくすることが非常
に重要な課題である。
本発明は、不整脈時においても、生体の心臓と補助ポン
プとを正確に同期させうる実用的な医療ポンプ駆動装置
を提供することを目的とする。
[発明の構成〕 [問題点を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本発明においては、心電図波
形に含まれるR波の周期(R−R間隔)と生体の心臓の
収縮開始時点との相関、ならびにR波の周期と生体の心
臓の拡張開始時点との相関を予め定めておき、バルーン
ポンプなどの補助ポンプを制御する時には、直前に測定
したR波の周期と前記相関とに基づいて、心臓収縮開始
時間及び心臓拡張開始時間を求め、R波を検出してから
前記心臓収縮開始時間を経過した時、及び前記心臓拡張
開始時間を経過した時に同期して、補助ポンプの拡張状
態と収縮状態とを切換える。
[作用] 本発明者らの分析によれば、R波が現われてから生体の
心臓が収縮を開始するまでの時間とその直前のR波の周
期との間には正の相関が認められ、その相関は所定の二
次式で近似できろことが分かった。また、R波が現われ
てから生体の心臓が拡張を開始するまでの時間とその直
前のR波の周期との間には逆相関が認められ、その相関
は所定の二次式で近似できることが分かった。勿論、こ
れらの相関は各々の患者によって異なるが、同一の患者
であれば、比較的長時間に渡って大きな変化は生じない
そこで、これらの相関を近似式などとして予め決定して
おき、心電図のR波を検出する毎に、R波周期を測定し
、その周期を前記相関に合てはぬれば、R波が発生して
から心臓が収縮を開始するまでの時間Tl、及びR波が
発生してから心臓が拡張を開始するまでの時間T2を知
ることができる。
従って、バルーンポンプを駆動する場合には、例えば、
R波が現われてからT1を経過した時にバルーンの収縮
を開始し、T2を経過した時にバルーンの拡張を開始す
れば、バルーンの収縮/拡張を心臓の収縮/拡張に正確
に同期させうる。
実際の心臓の収縮/拡張動作は、特に心臓に近い位置の
大動脈における血圧波形から知ることができる。従って
、血圧波形を検出し、その波形から心臓の収縮時点及び
拡張時点を識別し、それらの時点のR波からの時間を測
定し、それらの測定結果とR波の周期とを多数サンプリ
ングすれば、それらの相関を近似的に求めることができ
る。
なお、この種の制御は、大動脈内バルーンポンプの駆動
において最も効果的であるが、補助人工心臓のように生
体の大蔵と同期駆動することにより効果の得られろ他の
ポンプを駆動する場合にも適用できる。
本発明の他の目的及び特徴は、以下の、図面を参照した
実施例説明により明らかになろう。
[実施例コ 第2図に、本発明を実施する一形式のバルーンポンプ駆
動装置の機構部の構成を示す。
第2図を参照して説明する。患者の大動脈内に挿入され
るバルーンポンプ60Bは、流体を介して交互に印加さ
れる正圧と負圧によって膨張及び収縮を繰り返す。空気
圧制御機構ADUは、予め定めた正圧と負圧とに交互に
変化する駆動空気圧を生成する。即ち、コンプレッサ7
3によって生成される比較的大きい正圧が、調圧用の電
磁弁51を介して蓄圧器ACI内に印加され、電磁弁5
1の開閉制御によってAc1内の圧力が所定の正圧に維
持される。また、真空ポンプ72によって生成される比
較的大きい負圧が、調圧用の電磁弁54を介して蓄圧器
AC2内に印加され、電磁弁54の開閉制御によってA
c2内の圧力が所定の負圧に維持される。PSl及びP
S2は、各々の蓄圧器内の圧力を検出する圧力センサで
ある。
電磁弁52が開いて電磁弁55が閉じる時に所定の正圧
が、また電磁弁52が閉じて電磁弁55が開く時に所定
の負圧が、それぞれ空気圧制御機構ADUから出力され
、ガス駆動機構GDUに入力される。
ガス駆動機構GDUには、印加圧力に応じて偏移するダ
イアフラム83によって内部空間が一次側と二次側とに
分離された流体アイソレータAGAが備わっており、そ
れの−次側の空間に、空気圧制御機構ADUからの空気
圧が印加される。流体アイソレータAGAの二次側の空
間には、生体にとって安全なヘリウムガスが充填されて
おり、この空間に接続されたパイプ90に、バルーンポ
ンプ60Bが接続されている。
!−I T Aがヘリウムのタンクである。流体アイソ
レ−タAGAの二次側の空間のヘリウムガス量は、電磁
弁58及び59の開閉制御によって常時一定に維持され
る。
従って、流体アイソレータAGAの一次側の空間に印加
されろ空気圧が正圧と負圧とに変化すると、その変化に
応じてダイアフラム83が偏移し、バルーンポンプ60
Bに印加される流体圧が変わる。
即ち、電磁弁52を開いて電磁弁55を閉じれば、バル
ーンポンプ60Bに正圧が印加され、それが膨張する。
また、電磁弁52を閉じて電磁弁55を開けば、バルー
ンポンプ60I3に負圧が印加され、それが縮小する。
第3図に、第2図の駆動装置を制御する電装部の構成を
示す。
第3図を参照して説明すると、この回路には、マイクロ
コンピュータ100.圧力センサ105゜検出電極11
O2心電計120.信号処理回路130、血圧計140
.信号処理回路tSO。
Δ/Dコンバータ1609発振器170.バッファ18
0、ドライバ185,1.90.ブザー195゜操作ボ
ード200.操作ボード制御ユニット300及び表示制
御ユニット400が備わってい机 心電計120は、生体の所定位置に装着される検出電極
110から得られる電気信号に基づいて、心電図の信号
Vacgを出力する。この心電図の信号は、信号処理回
路130で波形整形された後、A/Dコンバータ160
によってデジタル信号に変換され、マイクロコンピュー
タ100に印加される。。後述するように、マイクロコ
ンピュータ100は、心電図の信号からR波を検出し、
また、R波の緑り返し周期を測定する。
血圧計140は、圧力センサ105から得られろ電気信
号に基づいて血圧信号を生成する。この例では、血圧を
検出する圧力センサ105は、図示しないカニユーレの
先端に埋込んであり、カニユーレを生体の大動脈内(心
臓になるべく近い所)に挿入することにより、大動脈内
の血圧を検出するようになっている。圧力センサ105
が出力する血圧に応じた電気信号は、カニユーレの周壁
内に埋込まれたリード線を通って、生体外に位置する血
圧計140に導びかれる。血圧計140が出力する血圧
信号は、信号処理回路150を介してA/Dコンバータ
160に印加され、デジタル信号に変換されてマイクロ
コンピュータ100に印加される。
操作ボード200には、図示しないが多数のキースイッ
チと多数の表示器が備わっている。そのキースイッチに
は、バルーンポンプの駆動開始及び相関式の再設定を指
示するスタートキーが含まれている。第2図に示した電
磁弁51.52,54゜55.58及び59は、ドライ
バ185を介して、マイクロコンピュータ100の出力
ポートに接続されている。
第3図に示したマイクロコンピュータ100は、圧力セ
ンサPS1が検出した圧力に応じて電磁弁51を開閉制
御し、蓄圧器Act内の圧力を目標値に維持する。また
、圧力センサPS2が検出した圧力に応じて電磁弁54
を開閉制御し1M圧器AC2内の圧力を目標値に維持す
る。更に、圧力センサPS3が検出した圧力に応じて電
磁弁58及び59を開閉制御し、流体アイソレータAG
Aの二次側のヘリウムガス量を一定に維持する。これら
の制御については、従来より公知のバルーンポンプ用駆
動装置の動作と同様であるので、説明は省略する。
この装置の制御において特徴的なものは、バルーンポン
プ60Bの膨張/収縮を切換えるために駆動空気圧の正
圧/負圧を切換える電磁弁52及び55の開閉制御であ
り、特にそのタイミングの設定に特徴がある。
即ち、この実施例の装置においては、心電図に現われろ
R波の繰り返し周期(R−R間隔)と心電図にR波が現
われてから生体の心臓が収縮を開始するまでの時間P 
E P (Pre−Ejection Period)
との相関、ならびにR−R間隔と心電図にR波が現われ
てから生体の心臓が拡張を開始するまでの時間P E 
P + E T (E T : Ejection T
ime)との相関を予め分析して求めておき、実際のバ
ルーンポンプの駆動においては、R波が現われる毎にそ
のR−R間隔を測定し、前記相関関係に測定したR−R
間隔の数値をあてはめて、その時に予測される時間PE
P及びPEP+ETを求め、R波を検出してから時間P
EPを経過した時にバルーンポンプを収縮させ、また、
R波を検出してから時間PEP+ETを経過した時にバ
ルーンポンプを膨張させるようにしている。つまり、バ
ルーンポンプの収縮/膨張のタイミングは、その直前に
検出されたR−R間隔と、予め測定された相関条件とに
従って設定されるので、不整腿などの理由により心臓の
R−R間隔が変化すれば、それに応じてバルーンポンプ
の収縮/膨張のタイミングも直ちに更新される。
理想的なバルーンポンプ膨張開始時期は、左室駆出完了
時(D N : Dicrotic Notch)の直
後であり、R波が現われてからPEP+ETの時間を経
過した時である。しかし、PEP+ETの時間は一定で
はなく、R−R間隔の変化に伴なって大きく変動する。
即ち、時間ETは、左心室の血液充満時間に関連し、血
液充満時間は先行R−R間隔と大きな関連があるので、
結果的にETは、先行R−R間隔と相関する。
また、バルーンポンプの収縮開始時期は、R波出現後に
左心室収縮が開始され、内圧が上昇して大動脈拡張期圧
以上になった時点、即ち大動脈への左心室駆出開始時点
(E D : End−Diast、ole)が理想的
である。ところで、先行R−R間隔が長い程、左心室の
血液充満量が増大し、左心室容積が増大するので、R波
出現後、短い時間(PEP)で左心室から大動脈への駆
出が開始されるものと考えられる。従って5時間PEP
と先行R−R間隔との間に相関が生ずる。
実際に臨床例の心電図及び大動脈圧の波形を分析した結
果、時間PEP+ETと先行R−R間隔との間には正の
相関が認められ、また時間PEPと先行R−R間隔との
間には逆相関が認められ、これらの相関関係は、症例毎
に異なることが分かった。第6a図にR−R間隔とPE
P+ETとの相関の一例を示し、第6b図にR−R間隔
とPEPとの相関の一例を示す。
本発明者の分析によれば、これらの相関は、二次関数を
用いた近似式によって、大きな誤差を生ずることなく近
似できることが分かった。
そこで、この実施例においては、バルーンポンプを駆動
する前に、予め心電図波形と大動脈圧波形をサンプリン
グして分析し、前記相関を示す近似式(二次関数)を求
め記憶しておき、バルーンポンプの駆動の制御に利用す
る。即ち、バルーンポンプを駆動する時には、心電図の
R波を検出してR−R間隔を測定し、測定したR−R間
隔を先行R−R間隔として前記近似式に代入し、時間P
EP及びPEP+ETを求め、R波を検出してからPE
Pを経過した時にバルーンポンプを収縮させ、R波を検
出してからPEP+ETを経過した時にバルーンポンプ
を膨張させる。
前記相関関係を示す近似式を求めるための、マイクロコ
ンピュータ100の処理が、第5図に示されている。第
5図を参照して説明する。
ステップ1ではバルーンポンプ60Bを収縮させた状態
で待機する。
ステップ2では、操作ボード200のスタートキーが押
されるのを待つ。
ステップ3では、サンプリングの回数を保持するレジス
タNの内容を0にクリアする。
ステップ4では、心電図波形を監視して、R波が現われ
るまで待つ、R波は、第4図に示すように、非常に大き
な振幅と勾配を有しているので、信号変化の勾配とレベ
ルの識別によってR波とその他の波とを区別する。また
、勾配の正から負への切換わりを検出してR波のピーク
位置、即ちR波出現タイミングを検出する。
ステップ4でR波を検出すると、ステップ5で。
内部タイマTMの計数をスタートする。
信号のサンプリングを所定回数(MAX回)行なうまで
の間は、N < MAXであり、ステップ6の次にステ
ップ7に進む。
ステップ7では、大動脈圧の波形を監視して、第4図に
示す心臓の拡張完了時EDを検出する。
EDは、大動脈圧波形上でそのレベルが最も小さくなっ
た時であり、それの変化が減小から増大に切換わる点で
ある。
ステップ7でEDを検出したら、ステップ8に進む。ス
テップ8では、その時のタイマTMの内容を参照し、サ
ンプリングした時間を、レジスタNで示されるメモリM
 e (N)にストアする。即ち。
タイマTMはR波のピークを検出した時にOからスター
トしているので、この時のTMの内容は第4図の時間P
EPに相当し、それがメモリにストアされる。但し、R
波のピーク検出やEDの検出においては、複数回サンプ
リングしたデータに基づいて、信号波形のレベル変化を
識別するので、実際のR波のピークの時間とそれを検出
した時とのずれ、及び実際のEDの時間とそれを検出し
た時との時間ずれが存在する。そこで、補正値αを用い
て時間ずれを補正した値をメモリMe(N)にストアし
ている。
ステップ9では、大動脈圧の波形を監視して、第4図に
示す心臓の収縮完了時DNを検出する。
DNは、大動脈圧波形上でそのレベルが最大のピークを
越えた後で現われるノツチ部分であり、レベル変化が減
小から増大に切換わる点である。
ステップ9でDNを検出したら、ステップIOに進む、
ステップ10では、その時のタイマTMの内容を参照し
、サンプリングした時間を、レジスタNで示されるメモ
リM d (N)にストアする。即ち、タイマTMはR
波のピークを検出した時に0からスタートしているので
、この時のTMの内容は第4図の時間PEP+ETに相
当し、それがメモリにストアされる。但し、R波のピー
ク検出やDNの検出においては、複数回サンプリングし
たデータに基づいて、信号波形のレベル変化を識別する
ので、実際のR波のピークの時間とそれを検出した時と
のずれ、及び実際のDNの時間とそれを検出した時との
時間ずれが存在する。そこで、補正値βを用いて前記時
間ずれを補正した値をメモリM d (N)にストアし
ている。
ステップ11では、再び、心電図波形を監視して、次の
R波が現われるまで待つ。
ステップ11でR波を検出すると、ステップ12に進み
、タイマTMの内容に応じた値を、レジスタNの内容に
応じたメモリM r (N)にストアする。即ち、タイ
マTMはR波のピークを検出した時にOからスタートし
ているので、この時のTMの内容は前回のR波のピーク
からの経過時間、即ちR−R間隔に相当する。但し、こ
の場合も、複数回サンプリングしたデータに基づいてR
波のピーク検出を行なうので、時間ずれを生ずることが
あり、その時間ずれを補正値γによって補正した値をメ
モリM r (N)にストアする。
ステップ13では、タイマTMの内容を0にクリアし、
ステップ14ではレジスタNの内容をインクリメントし
、ステップ6に戻る。
以後は、ステップ6〜14の処理をMAX回実行するま
でその処理を繰り返し実行する。それが終了すると、即
ちステップ6からステップ15に進む時には、メモリM
 e (N) 、 M d (N)及びM r (N)
に、各々MAX個(例えば50)のサンプリングデータ
が保持される。メモリM 8 (N)、 M d (N
)及びM r (N)の内容は、それぞれ、時間PEP
、時間PEP+ET及びR−R間隔のサンプリングデー
タである。
ステップ15の″相関分析処理I IIでは、メモリM
 e (N)にストアされたPEPのサンプリングデー
タとメモリM r (N)にストアされたR−R間隔(
Trr)のサンプリングデータに基づいて、それらの相
関を分析する。この分析は、例えば最小二乗法の計算処
理によって実行しうる。この分析では、計算の結果とし
て、PEPとTrrとの相関関係を示す近似式、即ち二
次関数f 1 (Trr)を求める。得られた関数f1
の一例は次の第(1)式のようになった。
PEP= 0.00003 (Trr)” −0,10
53(Trr)+182.43  −(1)但し、45
0≦Trr≦1000 [m5eclステツプ16の″
相関分析処理2″では、メモリM d (N)にストア
されたPEP+ETのサンプリングデータとメモリM 
r (N)にストアされたR −R間隔(Trr)のサ
ンプリングデータに基づいて、それらの相関を分析する
。この分析は1例えば最小二乗法の計算処理によって実
行しうる。この分析では、計算の結果として、PEP+
ETとTrrとの相関関係を示す近似式、即ち、二次関
数f2(Trr)を求める。得られた関数f2の一例は
次の第(2)式のようになった。
PIEP+1ET=−0,00017(Trr)” +
0.286 (Trr) +243.3   ・・・・
・(2)但し、450≦Trr≦1000 [m5ec
]次のステップ17が、実際にバルーンポンプの膨張/
収縮の制御を行なうサブルーチンである。
このサブルーチンの内容が第1図に示しである。
第1図を参照して各ステップを説明する。
ステップ21では、バルーンポンプを収縮した状態で待
機する。
ステップ22では、心電図の波形を監視し、R波が現わ
れるまで待つ。
ステップ22でR波を検出すると、ステップ23に進み
、タイマTMを0にクリアする。
ステップ24では、再び心電図波形を監視して。
R波が現われるまで待つ。
ステップ24でR波を検出したら、ステップ25に進み
、タイマTMの内容を補正値γで補正した結果、即ちR
−R間隔を時間Trrとして記憶し、タイマTMをOに
クリアする。
ステップ26では、直前の測定処理で検出されたR−R
間隔、即ち時間Trrをパラメータとして、関数f2を
計算する。つまり、例えば前記第(2)式で表わされる
ような関数のTrrに測定の結果を代入し、時間PEP
+ETを求め、それをレジスタT2にストアする。
ステップ27では、タイマTMの内容がレジスタT2の
内容以上、即ちPEP+ET以上になるまで待機する。
ステップ27でTM≧T2になると、即ち心臓の収縮期
が完了し拡張期に移動する時点で、ステップ28に進む
。ステップ28では、電磁弁52を開き電磁弁55を閉
じて、バルーンポンプに正圧を印加し、バルーンポンプ
を膨張させる。
ステップ29では、再び心電図のR波を検出するまで待
機する。
ステップ29でR波を検出すると、次はステップ30に
進む。この時、タイマTMの内容は、1つ前のR嫁を検
出してからこの時のR波を検出するまでの時間、即ちR
−R間隔に対応する。従ってステップ30では、タイマ
TMの内容を補正値γで補正した結果、即ちR−R間隔
を時間Trrとして記憶し、タイマTMを0にクリアす
る。
ステップ31では、ステップ30で検出された時間Tr
rをパラメータとして1例えば前記第(1)式で表わさ
れるような関数f1を計算し、その結果、即ち時間PE
Pを、レジスタTIにストアする。
ステップ32では、タイマTMの内容がレジスタT1の
内容以上、即ちPEP以上になるまで待機する。
ステップ32でTM≧T1になると、ステップ33に進
み、バルーンポンプを収縮させる。即ち、電磁弁52を
閉じて電磁弁55を開き、バルーンポンプに負圧を印加
する。
ステップ34では、操作ボード200のスタートキーを
チエツクして、相関式更新指示の有無を調べる1通常は
、スタートキーがオフであるので。
次はステップ26に戻り以後ステップ26−34の処理
を繰り返し実行し、バルーンを駆動する。
つまり、ステップ30を実行する毎に、心電図波形の最
新のR−R間隔が測定され、その測定結果に基づいて、
時間PEP及びPEP+ETが、それぞれステップ31
及び26で予測値として求められ、R波が現われてから
時間PEPを経過した時にバルーンポンプの収縮が開始
され、R波が現われてから時間PEP+ETを経過した
時にバルーンポンプの膨張が開始される。
この制御タイミングの一例を第4図に示すので参照され
たい。
ここで予聞値として生成される時間PEPならびにPE
P+ETは、その直前に測定されたR−R間隔に基づい
て、予め測定により得られた相関式から求められるもの
であり、実際の時間との差が極めて小さい、このため、
バルーンポンプの収縮開始及び膨張開始のタイミングが
、それぞれ、心臓の収縮開始及び拡張開始のタイミング
に正確に同期する。この特徴は、心房細動の場合のよう
に、心臓の搏動が不規則になった場合に特に顕著である
実際に実施例の装置と従来機種の心房細動追従特性を測
定し対比したところ、次のような結果が得られた。
心房細動合併例の患者の大動脈圧波形と心電図波形とを
予めデータレコーダに記録し、この情報に基づいて、従
来機種A、B及び実施例の装置Cを模擬駆動し大動脈波
形上のD N (Dicrot、ic Not、ch)
出現点をゼロ点とし、それに対する各機種のバルーン拡
張時点のずれをサンプリングしたところ、第7図に示す
結果が得られた。fA準偏差(S、D、)を数値で対比
すると、従来機種A及びBがそれぞれ54 、4 m5
ec及び43.69m5ecであるのに対し、実施例装
置では8 、50 m5ecである。これは。
実施例の装置が心房細動に対して極めて追従性が良いこ
とを示している。第7図の比較で使用した従来機種は、
先行する数心拍のR−R間隔の平均値にノルづいてバル
ーンポンプを制御する方式のものである。そこで、制御
上のR−R間隔を固定してバルーンポンプを制御する方
式の従来機種2機種についても測定を行なったところ、
標準偏差は、1つの機種が19.56m5ec、他の機
種で14.89m5ecになった。これらの機種との対
比においても、心房細動追従特性において、実施例の装
置が優れていることが分・かる。
この実施例においては、相関関数f1及びf24!、操
作ボード上のスタートキーを押すことにより、随時更新
することができる。即ち、バルーンポンプの駆動を開始
した後でも、操作ボード上のスタートキーを押せば、第
1図のステップ34でバルーン駆動サブルーチンを終了
して第1図のメインルーチンに戻るので、バルーンポン
プの駆動は一時的に中断され、R−R間隔、PEP及び
PEP+ETを所定数サンプリングし、それらの相関を
分析し、関数fl、f2の内容を更新する。
なお、上記実施例においては、R−R間隔と時間PEP
ならびにR−R間隔と時間PEP+ETの相関を分析し
て、それらを近似した2つの二次関数を生成し、R−R
間隔を測定する度に関数の計算を行なってPEP及びP
EP+ETを求めているが、例えば、それらの関係を示
すデータを参照テーブルとして読み書きメモリ上に設け
、測定したR−R間隔をパラメータとしてそのテーブル
を参照し、PEP及びPEP+ETを求めてもよい。ま
た、相関式の関数を例えば三次関数に変更してもよい。
但し、制御上は二次関数を用いた場合と大きな差は生じ
ない。
更に、実施例においては、制御対象として大動脈内バル
ーンポンプを示しであるが、これに代えて補助人工心臓
を制御してもよい。また、大動脈内バルーンポンプと補
助人工心臓とを組合せて用いてもよい。その場合には、
例えば、生体の心臓の収縮(血液駆出)が終了した時点
(DN)で補助人工心臓の収縮を開始し、それから所定
時間k・(Trr−ET)を経過した時(0≦に≦1)
に補助人工心臓の収縮を終了するとともにバルーンポン
プの膨張を開始し、生体の心臓の拡張が終了した時点(
ED)バルーンポンプの収縮を開始すればよい。いずれ
にしても、バルーンポンプ及び/又は補助人工心臓の膨
張/収縮は生体の心臓の拡張終了時点(E D)及び収
縮終了時点(DN)に同期するように切換え制御される
[効果] 以上のとおり、本発明によれば、心房細動合併時におい
ても、生体の心臓の動きに正確に追従するようにバルー
ンポンプなどの補助ポンプの膨張/収縮が切換えられる
ので、生体の心臓のポンプ作用の妨げを生じたり、補助
効率が低下するのを防止でき、患者の生命の維持上、顕
著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第5図は、第3図に示すマイクロコンピュー
タ100の処理の一部を示すフローチャートである。 第2図は、本発明を実施する一形式のバルーン駆動装置
の機構部の構成を示すブロック図である。 第3図は、第2図の装置の電装部の構成を示すブロック
図である。 第4図は、第4図の装置の動作タイミングの一例を示す
タイミングチャートである。 第6a図はR−R間隔と時間PEP+ETとの相関の一
例を示すグラフ、第6b図はR−R間隔と時間PEPと
の相関の一例を示すグラフである。 第7図は、市販の装fi!A、 B及び実施例の装置C
における時間ずれとその時間のばらつきを示すグラフで
ある。 60B:大動脈内バルーンポンプ(医療ポンプ手段)5
1〜59:電磁弁  72:真空ポンプ73:コンプレ
ッサ 100:マイクロコンピュータ(電子制御手段)105
:圧力センサ(血圧検出手段) 110:検出電極(心電図検出手段) 120:心電計    140:血圧計160:A/D
コンバータ ADU:空気圧制御機構(ポンプ駆動手段)GDU:ガ
ス駆動機構 PS1〜PS3:圧カセンサ 戸68図 R−RFfl″I%(msec) 声6b図 R−R11%(msec ) 東7図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)心電図波形を検出する心電図検出手段;生体の心
    臓の機能を補助する医療ポンプ手段;前記医療ポンプの
    膨張及び収縮の駆動を行なうポンプ駆動手段;前記心電
    図検出手段が検出した心電図波形からR波を検出し、R
    波の周期を繰り返し測定し、測定した最新の周期と予め
    設定した相関関係とに基づいて、心臓収縮開始時間及び
    心臓拡張開始時間を決定し、R波を検出してから前記心
    臓収縮開始時間を経過した時、及び前記心臓拡張開始時
    間を経過した時に同期して、前記医療ポンプ手段の拡張
    状態と収縮状態とを切換える、電子制御手段;を備える
    医療ポンプ駆動装置。
  2. (2)前記電子制御手段は、大動脈内の血圧を検出する
    血圧検出手段を備え、血圧波形に基づいて心臓収縮開始
    時点及び心臓拡張開始時点を識別し、心電図波形のR波
    の周期、前記心臓収縮開始時点に応じた時間、及び前記
    心臓拡張開始時点に応じた時間を複数回サンプリングし
    てそれらを記憶し、記憶した複数のサンプリング結果に
    基づいて、R波の周期と前記心臓収縮開始時点に応じた
    時間との相関、ならびにR波の周期と前記心臓拡張開始
    時点に応じた時間との相関を求め、それを記憶する、前
    記特許請求の範囲第(1)項記載の医療ポンプ駆動装置
  3. (3)前記電子制御手段は、大動脈内の血圧を検出する
    血圧検出手段を備え、血圧波形に基づいて心臓収縮開始
    時点及び心臓拡張開始時点を識別し、心電図波形のR波
    の周期、前記心臓収縮開始時点に応じた時間、及び前記
    心臓拡張開始時点に応じた時間を複数回サンプリングし
    てそれらを記憶し、記憶した複数のサンプリング結果に
    基づいて、R波の周期と前記心臓収縮開始時点に応じた
    時間との相関を示す第1の近似式、ならびにR波の周期
    と前記心臓拡張開始時点に応じた時間との相関を示す第
    2の近似式を求めてそれらを記憶し、R波を検出する毎
    に、R波の周期を測定し、その周期と前記第1の近似式
    に基づいて心臓収縮開始時間を計算するとともにR波の
    周期と前記第2の近似式に基づいて心臓拡張開始時間を
    計算し、R波を検出してから前記心臓収縮開始時間を経
    過した時、及び前記心臓拡張開始時間を経過した時に同
    期して、前記医療ポンプ手段の拡張状態と収縮状態とを
    切換える、前記特許請求の範囲第(1)項記載の医療ポ
    ンプ駆動装置。
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