JPH01297307A - 空気入りタイヤ - Google Patents
空気入りタイヤInfo
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- JPH01297307A JPH01297307A JP63128984A JP12898488A JPH01297307A JP H01297307 A JPH01297307 A JP H01297307A JP 63128984 A JP63128984 A JP 63128984A JP 12898488 A JP12898488 A JP 12898488A JP H01297307 A JPH01297307 A JP H01297307A
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本願発明は、空気入りタイヤに関し、詳しくはカーカス
の側面を被覆保護するサイドウオールが、ゴム組成の異
なる内外2層で構成された空気入りタイヤに関する。
の側面を被覆保護するサイドウオールが、ゴム組成の異
なる内外2層で構成された空気入りタイヤに関する。
[従来の技術]
空気入りタイヤのサイドウオールは、主鎖中の二重結合
の含有率の高い天然ゴム、イソプレンゴム(IR)、ブ
タジェンゴム(BR) 、スチレン・ブタジエンゴム(
SBR)などの高不飽和度ゴムの組成物で形成されてい
た。このゴム分子の主鎖の二重結合はオゾンと反応して
解重合する性質があるので、タイヤを紫外線の強い所、
或は空気中のオゾン濃度の高い雰囲気中に放置しておく
と、亀裂いわゆるオゾンクラックが発生する。これを防
ぐため、サイドウオールのゴム組成物にはアミン系の老
化防止剤、ワックスなどの抗オゾンクラック剤が配合さ
れていた。
の含有率の高い天然ゴム、イソプレンゴム(IR)、ブ
タジェンゴム(BR) 、スチレン・ブタジエンゴム(
SBR)などの高不飽和度ゴムの組成物で形成されてい
た。このゴム分子の主鎖の二重結合はオゾンと反応して
解重合する性質があるので、タイヤを紫外線の強い所、
或は空気中のオゾン濃度の高い雰囲気中に放置しておく
と、亀裂いわゆるオゾンクラックが発生する。これを防
ぐため、サイドウオールのゴム組成物にはアミン系の老
化防止剤、ワックスなどの抗オゾンクラック剤が配合さ
れていた。
しかしながら、このような抗オゾンクラック剤を添加し
たゴム組成物で構成したサイドウオールを有する空気入
りタイヤにおいては、保管中に抗オゾンクラック剤がサ
イドウオールの表面にブルームして、あたかも埃が付着
したような外見を呈する。更に、アミン系老化防止剤は
、空気や日光に曝らされると褐色に変色する性質がある
ので、ブルームによりサイドウオールの表面に形成され
た抗オゾンクラック剤の薄層は褐色になり、タイヤ本来
の黒色を隠蔽して美観を損じ、商品価値を低下させてい
た。
たゴム組成物で構成したサイドウオールを有する空気入
りタイヤにおいては、保管中に抗オゾンクラック剤がサ
イドウオールの表面にブルームして、あたかも埃が付着
したような外見を呈する。更に、アミン系老化防止剤は
、空気や日光に曝らされると褐色に変色する性質がある
ので、ブルームによりサイドウオールの表面に形成され
た抗オゾンクラック剤の薄層は褐色になり、タイヤ本来
の黒色を隠蔽して美観を損じ、商品価値を低下させてい
た。
そこで、不飽和結合の含有量の少ない低不飽和度ゴムを
使用して、ゴム成分自体の耐オゾン性を高め、ブルーム
、変色の原因となる抗オゾン剤含有量を減量したゴム組
成物でサイドウオールを構成する検討がされた(例えば
、特開昭55−80448号、特開昭59−14502
号、特開昭82−143955号)。
使用して、ゴム成分自体の耐オゾン性を高め、ブルーム
、変色の原因となる抗オゾン剤含有量を減量したゴム組
成物でサイドウオールを構成する検討がされた(例えば
、特開昭55−80448号、特開昭59−14502
号、特開昭82−143955号)。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、低不飽和度ゴムは、カーカスやトレッド
に通常使用されるジエン系ゴム(高不飽和度ゴム)より
加硫反応性が遅い。そのため、加硫促進剤を調整して両
者の加硫速度を合致させても、両者の界面では加硫促進
剤の移行により局部的に加硫速度が速くなり、両者のゴ
ムが相互に拡散する期間が短かくなるので、接着性が悪
い。このような問題は、特開昭59−14502号に示
すように、サイドウオールを内外2層構造とし、低不飽
和度ゴムを大量に配合したゴム組成物で外層を構成し、
ジエン系ゴムで内層を構成しても解決されず、低不飽和
度ゴムをサイドウオールに用いた空気入りタイヤは実用
に供されていなかった。
に通常使用されるジエン系ゴム(高不飽和度ゴム)より
加硫反応性が遅い。そのため、加硫促進剤を調整して両
者の加硫速度を合致させても、両者の界面では加硫促進
剤の移行により局部的に加硫速度が速くなり、両者のゴ
ムが相互に拡散する期間が短かくなるので、接着性が悪
い。このような問題は、特開昭59−14502号に示
すように、サイドウオールを内外2層構造とし、低不飽
和度ゴムを大量に配合したゴム組成物で外層を構成し、
ジエン系ゴムで内層を構成しても解決されず、低不飽和
度ゴムをサイドウオールに用いた空気入りタイヤは実用
に供されていなかった。
本発明は、上記問題点を解決し、低不飽和度ゴムを用い
ながら、ジエン系ゴム組成物で構成されたカーカス等と
の接着性に優れたサイドウオールを有する空気入りタイ
ヤを提供することを目的としている。
ながら、ジエン系ゴム組成物で構成されたカーカス等と
の接着性に優れたサイドウオールを有する空気入りタイ
ヤを提供することを目的としている。
[課題を解決するための手段]
本発明の空気入りタイヤは、カーカス(1)の側面を被
覆保護するサイドウオール(2)が、カーカスに隣接す
る内層(3)と、その外側に配設した外層(4)の2層
構造である空気入りタイヤであって、内層(3)が、ハ
ロゲン化ブチルゴム及びエチレン・プロピレンΦジエン
ゴム(EPDM)からなる低不飽和度ゴム群の少なくと
も1種を10〜30重量部、並びに、天然ゴム、イソプ
レンゴム、ブタジェンゴム及びスチレン・ブタジエンゴ
ムからなる高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を90〜
70重量部配合してなるゴム組成物で構成され、外層(
4)が、前記低不飽和度ゴム群の少なくとも1種を30
〜60重量部、並びに前記高不飽和度ゴム群の少なくと
も1種を70〜40重量部配合してなるゴム組成物で構
成されたことを特徴とするものである。
覆保護するサイドウオール(2)が、カーカスに隣接す
る内層(3)と、その外側に配設した外層(4)の2層
構造である空気入りタイヤであって、内層(3)が、ハ
ロゲン化ブチルゴム及びエチレン・プロピレンΦジエン
ゴム(EPDM)からなる低不飽和度ゴム群の少なくと
も1種を10〜30重量部、並びに、天然ゴム、イソプ
レンゴム、ブタジェンゴム及びスチレン・ブタジエンゴ
ムからなる高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を90〜
70重量部配合してなるゴム組成物で構成され、外層(
4)が、前記低不飽和度ゴム群の少なくとも1種を30
〜60重量部、並びに前記高不飽和度ゴム群の少なくと
も1種を70〜40重量部配合してなるゴム組成物で構
成されたことを特徴とするものである。
また、内層(3)が、臭素化ブチルゴムを10〜30重
量部、エチレン・プロピレン・ジエンゴムを0〜20重
量部、及び前記高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を9
0〜70重量部配合してなるゴム組成物で構成され、外
層(4)が、臭素化ブチルゴムを20〜60重量部、エ
チレン・プロピレン・ジエンゴムを10〜30重量部、
及び前記高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を70〜4
0重量部配合してなるゴム組成物で構成されることが好
ましい。
量部、エチレン・プロピレン・ジエンゴムを0〜20重
量部、及び前記高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を9
0〜70重量部配合してなるゴム組成物で構成され、外
層(4)が、臭素化ブチルゴムを20〜60重量部、エ
チレン・プロピレン・ジエンゴムを10〜30重量部、
及び前記高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を70〜4
0重量部配合してなるゴム組成物で構成されることが好
ましい。
また、ラジアル構造のカーカス(1)の側面を被覆保護
するサイドウオール(2)が、カーカス(1)に隣接す
る内層(3)と、その外側に配設した外層(4)の2層
構造になっている空気入りタイヤであって、サイドウオ
ールの上端部(6)はトレッドゴム(8)の側面に配設
され厚さが漸減しながら延びて終端し、サイドウオール
の下端部(7)は厚さが漸減しながら終端してこのサイ
ドウオールの下端部(7)にリムストリップ(9)が続
き、サイドウオール(2)の上端部(6)、主要部(5
)及び下端部(7)のそれぞれの内層は、前記低不飽和
度ゴム群の少なくとも1種を10〜30重量部及び前記
高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を90〜70重量部
配合したゴム組成物で構成され、サイドウオール(2)
の上端部(6)、主要部(5)及び下端部り7)のそれ
ぞれの外層は、前記低不飽和度ゴム群の少なくとも1種
を30〜60重量部及び前記高不飽和度ゴム群の少なく
とも1種を70〜40重二部配合したゴム組成物で構成
されることが好ましい。
するサイドウオール(2)が、カーカス(1)に隣接す
る内層(3)と、その外側に配設した外層(4)の2層
構造になっている空気入りタイヤであって、サイドウオ
ールの上端部(6)はトレッドゴム(8)の側面に配設
され厚さが漸減しながら延びて終端し、サイドウオール
の下端部(7)は厚さが漸減しながら終端してこのサイ
ドウオールの下端部(7)にリムストリップ(9)が続
き、サイドウオール(2)の上端部(6)、主要部(5
)及び下端部(7)のそれぞれの内層は、前記低不飽和
度ゴム群の少なくとも1種を10〜30重量部及び前記
高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を90〜70重量部
配合したゴム組成物で構成され、サイドウオール(2)
の上端部(6)、主要部(5)及び下端部り7)のそれ
ぞれの外層は、前記低不飽和度ゴム群の少なくとも1種
を30〜60重量部及び前記高不飽和度ゴム群の少なく
とも1種を70〜40重二部配合したゴム組成物で構成
されることが好ましい。
[作 用]
外層を構成するゴム組成物は、低不飽和度ゴムを30〜
60重量部配合しているので、耐オゾンクラック性に優
れる。内層を構成するゴム組成物は、低不飽和度ゴムを
10〜30重量部配合しているので、外層との接着性に
劣ることなく、更に低不飽和度ゴムを15〜30重量部
にすると耐オゾンクラック性もよくなる。また、内層を
構成するゴム組成物は高不飽和度ゴムを90〜70重量
部配合しているので、高不飽和度ゴム組成物で構成され
るカーカス等との接着性に劣ることはない。すなわち、
内層は、外層とカーカスとの中間的組成で配合されたゴ
ム組成物で構成されているので、大幅な組成の変化を防
ぐ緩衝層として働き、両者との共加硫が充分行なわれ、
接着性に優れる。
60重量部配合しているので、耐オゾンクラック性に優
れる。内層を構成するゴム組成物は、低不飽和度ゴムを
10〜30重量部配合しているので、外層との接着性に
劣ることなく、更に低不飽和度ゴムを15〜30重量部
にすると耐オゾンクラック性もよくなる。また、内層を
構成するゴム組成物は高不飽和度ゴムを90〜70重量
部配合しているので、高不飽和度ゴム組成物で構成され
るカーカス等との接着性に劣ることはない。すなわち、
内層は、外層とカーカスとの中間的組成で配合されたゴ
ム組成物で構成されているので、大幅な組成の変化を防
ぐ緩衝層として働き、両者との共加硫が充分行なわれ、
接着性に優れる。
外層を構成するゴム組成物において、高不飽和度ゴムが
70重量部を超えて配合されると、耐オゾンクラック性
が著しく低下する。40重量部未満の配合では、高不飽
和度ゴムを主体とするゴム層と加硫反応速度に大きな差
異が生じて接着性が大幅に低下し、同時に耐屈曲疲労性
も低下する。
70重量部を超えて配合されると、耐オゾンクラック性
が著しく低下する。40重量部未満の配合では、高不飽
和度ゴムを主体とするゴム層と加硫反応速度に大きな差
異が生じて接着性が大幅に低下し、同時に耐屈曲疲労性
も低下する。
内層を構成するゴム組成物において、高不飽和度ゴムの
配合が70重量部未満では、カーカス等の高不飽和度ゴ
ムを主体とするゴム層との接着力が上記と同じ理由によ
り不足する。
配合が70重量部未満では、カーカス等の高不飽和度ゴ
ムを主体とするゴム層との接着力が上記と同じ理由によ
り不足する。
また、低不飽和度ゴムの1種であるハロゲン化ブチルゴ
ムとしては臭素化ブチルゴム、塩素化ブチルゴム等が挙
げられるが、中でも臭素化ブチルゴムを使用すると、高
不飽和度ゴムとの接着性が向上する。その際、外層を構
成するゴム組成物に臭素化ブチルゴムを60重量部を超
えて配合すると、引張り強さの低下、加工性や寸法安定
性の悪化が生じることがある。20重量部未満の配合で
は、充分な耐オゾン性や耐屈曲疲労性が得られないこと
がある。また、EPDMを30重量部を超えて配合する
と、高不飽和度ゴムを主体とするゴム層との接着性が低
下し、耐屈曲疲労性の低下も大きくなることがある。1
0重量部未満の配合では、耐オゾン性が劣ることがある
。
ムとしては臭素化ブチルゴム、塩素化ブチルゴム等が挙
げられるが、中でも臭素化ブチルゴムを使用すると、高
不飽和度ゴムとの接着性が向上する。その際、外層を構
成するゴム組成物に臭素化ブチルゴムを60重量部を超
えて配合すると、引張り強さの低下、加工性や寸法安定
性の悪化が生じることがある。20重量部未満の配合で
は、充分な耐オゾン性や耐屈曲疲労性が得られないこと
がある。また、EPDMを30重量部を超えて配合する
と、高不飽和度ゴムを主体とするゴム層との接着性が低
下し、耐屈曲疲労性の低下も大きくなることがある。1
0重量部未満の配合では、耐オゾン性が劣ることがある
。
また、内層を構成するゴム組成物に臭素化ブチルゴムを
30重量部を超えて配合すると、高不飽和度ゴムを主体
とするゴム層との接着性が低下することがある。EPD
Mの配合は、高不飽和度ゴムを主体とするゴム層との接
着性や耐屈曲疲労性の観点より、20重量部以下とする
のが好ましい。
30重量部を超えて配合すると、高不飽和度ゴムを主体
とするゴム層との接着性が低下することがある。EPD
Mの配合は、高不飽和度ゴムを主体とするゴム層との接
着性や耐屈曲疲労性の観点より、20重量部以下とする
のが好ましい。
[実施例]
高不飽和度ゴムの一部を低不飽和度ゴムで置換えたゴム
組成物における耐オゾンクラック性の向上、及びゴム組
成物間の接着性を確認するため、第1表に示す割合(重
量部)に従って混合してゴム組成物を得、これらの耐オ
ゾン性、変色性を試験して第1表に示した。また、第2
表に示す組合せでゴム組成物間の接着力を試験し、第2
表に結果を示した。
組成物における耐オゾンクラック性の向上、及びゴム組
成物間の接着性を確認するため、第1表に示す割合(重
量部)に従って混合してゴム組成物を得、これらの耐オ
ゾン性、変色性を試験して第1表に示した。また、第2
表に示す組合せでゴム組成物間の接着力を試験し、第2
表に結果を示した。
諸物性の7111定方法を以下に述べる。
a、オゾン試験(耐オゾン性および変色の評価)温度4
0℃、オゾン濃度50pphmの低濃度オゾンを含む空
気中において、クラック発生までの時間と、24時間経
過後の変色度合を測定した。変色の評価としては、明ら
かに差のわかるものを変色大、変化が多少認められるも
のを変色中、それらの中間を変色中、変化の認められな
いものを不変として評価した。
0℃、オゾン濃度50pphmの低濃度オゾンを含む空
気中において、クラック発生までの時間と、24時間経
過後の変色度合を測定した。変色の評価としては、明ら
かに差のわかるものを変色大、変化が多少認められるも
のを変色中、それらの中間を変色中、変化の認められな
いものを不変として評価した。
b、接着試験(ゴム−ゴム間接着性評価)有機繊維で裏
打ちしたゴムシートをゴム−ゴム間剥離ができるように
重ねて成形した試料を、プランジャータイプの金型で1
60℃×20分加硫したものを、幅1cmに切断した後
、ゴム−ゴム間の接着力を測定した。
打ちしたゴムシートをゴム−ゴム間剥離ができるように
重ねて成形した試料を、プランジャータイプの金型で1
60℃×20分加硫したものを、幅1cmに切断した後
、ゴム−ゴム間の接着力を測定した。
(以下余白)
第2表
ST:材料破懐して測定できず
第1表に示すように、低不飽和度ゴムの含有量が30重
量部以上のゴム組成物CDEFは、高不飽和度ゴム10
0重量部の従来配合のゴム組成物Aと比較して、耐オゾ
ン性が優れている上、変色が小さいか又は変色しない。
量部以上のゴム組成物CDEFは、高不飽和度ゴム10
0重量部の従来配合のゴム組成物Aと比較して、耐オゾ
ン性が優れている上、変色が小さいか又は変色しない。
しかし、第2表に示すように、ゴム組成物CDEFはゴ
ム組成物Aとは接着力が小さく、このようなゴム組成物
CDEFでサイドウオールを形成してゴム組成物Aで構
成されるカーカスに当接しても、使用中にサイドウオー
ルとカーカスの間でセパレーションする確率が高くなる
。
ム組成物Aとは接着力が小さく、このようなゴム組成物
CDEFでサイドウオールを形成してゴム組成物Aで構
成されるカーカスに当接しても、使用中にサイドウオー
ルとカーカスの間でセパレーションする確率が高くなる
。
ところが、接着される両方のゴム組成物に低不飽和度ゴ
ムが適当置台まれる場合、例えばゴム組成物CとB、C
とC,CとDSBとDのように、接着される両者に含ま
れる高不飽和度ゴムの差が35重量部以下になるように
低不飽和度ゴムを混用し、て調整した場合には接着力が
高くなる。
ムが適当置台まれる場合、例えばゴム組成物CとB、C
とC,CとDSBとDのように、接着される両者に含ま
れる高不飽和度ゴムの差が35重量部以下になるように
低不飽和度ゴムを混用し、て調整した場合には接着力が
高くなる。
従って、サイドウオールの外面を構成する外層には、低
不飽和度ゴムの含有量が30重量部以上のゴム組成物を
使用して耐オゾン性を高め、更に、隣合う外層と内層、
内層とカーカスの間で、高不飽和度ゴムの含有量の差が
35重量部以下になるように、外層と内層を構成するゴ
ム組成物を選択することが好ましい。
不飽和度ゴムの含有量が30重量部以上のゴム組成物を
使用して耐オゾン性を高め、更に、隣合う外層と内層、
内層とカーカスの間で、高不飽和度ゴムの含有量の差が
35重量部以下になるように、外層と内層を構成するゴ
ム組成物を選択することが好ましい。
次に、上記の検討に基づき、サイドウオールの外層及び
内層を構成するゴム組成物の配合例(第3表)並びに組
合せ例(第4表)を示す。
内層を構成するゴム組成物の配合例(第3表)並びに組
合せ例(第4表)を示す。
配合量はいずれも重量部である。
各表における諸物性のハ1定方法は前記したものと同様
であるが、ゴム〜ゴム間接着性評価においては、ゴム−
ゴム間の剥離界面の状態で評価し、界面剥離のものを!
、剥離せず切断するものをST、一部界面剥離するもの
を1−3Tと表示した。
であるが、ゴム〜ゴム間接着性評価においては、ゴム−
ゴム間の剥離界面の状態で評価し、界面剥離のものを!
、剥離せず切断するものをST、一部界面剥離するもの
を1−3Tと表示した。
なお、第3表において外層又は内層との接着性を評価し
たカーカスゴムの組成は、以下の通りである。
たカーカスゴムの組成は、以下の通りである。
(重量部)
天然ゴム 85
ブタジエンゴム 15
亜鉛華 5
ステアリン酸 1老化防止剤*1
2 タッキファイヤ−1 カーボンブラツク(F E F) 40ナフテニツ
クオイル 8 促進剤MSA” 1イオウ
2 *1: 第3表の老化防止剤と同じ *2: N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾール
スルフェンアミド (以下余白) 第4表 組合せ例 次に、図面を用いて本願発明の空気入りタイヤの一実施
例を説明する。
2 タッキファイヤ−1 カーボンブラツク(F E F) 40ナフテニツ
クオイル 8 促進剤MSA” 1イオウ
2 *1: 第3表の老化防止剤と同じ *2: N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾール
スルフェンアミド (以下余白) 第4表 組合せ例 次に、図面を用いて本願発明の空気入りタイヤの一実施
例を説明する。
(1)は、ラジアル構造のカーカスである。このカーカ
ス(1)の側面に密着してサイドウオール(2)が配設
されている。サイドウオール(2)の主要部(5)は、
浮き彫りの文字や記号を除いて厚さが一様である。また
、このサイドウオール(2)は、内層(3)と外層(4
)の2層構造に形成されている。サイドウオール(2)
の上端部(6)は、トレッドゴム(8)の側面に配設さ
れ、厚さが漸減しながら延びて終端している。サイドウ
オールの下端部(7)は、厚さが漸減しながら終端して
おり、この下端部(7)にリムストリップ(9)が続い
た構造になっている。主要部(5)、上端部(6)及び
下端部(7)のそれぞれの内層は、低不飽和度ゴムが1
0〜30重量部で高不飽和度ゴムが90〜70重量部よ
りなるゴム組成物で構成されている。主要部(5)、上
端部(6)及び下端部(7)のそれぞれの外層は、低不
飽和度ゴムが30〜60重量部で高不飽和度ゴムが70
〜40重量部であるゴム組成物で構成されている。
ス(1)の側面に密着してサイドウオール(2)が配設
されている。サイドウオール(2)の主要部(5)は、
浮き彫りの文字や記号を除いて厚さが一様である。また
、このサイドウオール(2)は、内層(3)と外層(4
)の2層構造に形成されている。サイドウオール(2)
の上端部(6)は、トレッドゴム(8)の側面に配設さ
れ、厚さが漸減しながら延びて終端している。サイドウ
オールの下端部(7)は、厚さが漸減しながら終端して
おり、この下端部(7)にリムストリップ(9)が続い
た構造になっている。主要部(5)、上端部(6)及び
下端部(7)のそれぞれの内層は、低不飽和度ゴムが1
0〜30重量部で高不飽和度ゴムが90〜70重量部よ
りなるゴム組成物で構成されている。主要部(5)、上
端部(6)及び下端部(7)のそれぞれの外層は、低不
飽和度ゴムが30〜60重量部で高不飽和度ゴムが70
〜40重量部であるゴム組成物で構成されている。
上記のように、サイドウオールの内層(3)は高不飽和
度ゴム組成物からなるトレッドゴム(8)、カーカス(
1)又はリムストリップ(9)と接するので、低不飽和
度ゴムを30重量部以下にする必要がある。
度ゴム組成物からなるトレッドゴム(8)、カーカス(
1)又はリムストリップ(9)と接するので、低不飽和
度ゴムを30重量部以下にする必要がある。
なお、トレッドゴム(8)は従来のように高不飽和度ゴ
ム組成物で構成するが、補強性の大きいハードカーボン
ブラックにより補強されており、接着性が劣るので、変
色性の少ない内層ゴムと同質のゴム組成物で構成された
トレッド側部ゴム(10)を、トレッドゴム(8)の側
面部に同時押出し成型によって配置し、サイドウオール
との接着性を高めることが好ましい。
ム組成物で構成するが、補強性の大きいハードカーボン
ブラックにより補強されており、接着性が劣るので、変
色性の少ない内層ゴムと同質のゴム組成物で構成された
トレッド側部ゴム(10)を、トレッドゴム(8)の側
面部に同時押出し成型によって配置し、サイドウオール
との接着性を高めることが好ましい。
本実施例の空気入りタイヤの効果を調べるため、サイド
ウオール(2)の外層(4)を第3表の実施例2のゴム
組成物で構成し、内層(3)を実施例5のゴム組成物で
構成した乗用車用タイヤを製造した。また、第3表の比
較例1のゴム組成物の単一層でサイドウオールを構成し
た従来方法のコントロールタイヤを製造した。
ウオール(2)の外層(4)を第3表の実施例2のゴム
組成物で構成し、内層(3)を実施例5のゴム組成物で
構成した乗用車用タイヤを製造した。また、第3表の比
較例1のゴム組成物の単一層でサイドウオールを構成し
た従来方法のコントロールタイヤを製造した。
これらのタイヤを1ケ月間雨水がかからない南向の軒下
で日光曝露して、サイドウオールの変色を調べた。本実
施例のタイヤにおいては、ブルーム、変色及びクラック
の発生は認められなかった。これに対して、コントロー
ルタイヤのサイド表面には、クラックの発生は認められ
なかったが、ブルームが発生し、かつ、それが赤褐色に
変色して著しく外観を損じていた。これらの日光曝露済
みタイヤを用いて、JISD4230に記載の耐久性能
試験条件に従ってドラム試験を行なったところ、本実施
例タイヤ及びコントロールタイヤとも試験に合格した。
で日光曝露して、サイドウオールの変色を調べた。本実
施例のタイヤにおいては、ブルーム、変色及びクラック
の発生は認められなかった。これに対して、コントロー
ルタイヤのサイド表面には、クラックの発生は認められ
なかったが、ブルームが発生し、かつ、それが赤褐色に
変色して著しく外観を損じていた。これらの日光曝露済
みタイヤを用いて、JISD4230に記載の耐久性能
試験条件に従ってドラム試験を行なったところ、本実施
例タイヤ及びコントロールタイヤとも試験に合格した。
[発明の効果]
上記のように、本願発明の空気入りタイヤは、タイヤの
耐久性能、耐オゾン性を保持しながら、タイヤのサイド
部の変色による美観の低下を改良するものである。
耐久性能、耐オゾン性を保持しながら、タイヤのサイド
部の変色による美観の低下を改良するものである。
更に、低不飽和度ゴムを用いながら、ジエン系ゴム組成
物で構成されたカーカス等との接着性に優れたサイドウ
オールを有する空気入りタイヤを提供するものである。
物で構成されたカーカス等との接着性に優れたサイドウ
オールを有する空気入りタイヤを提供するものである。
図は、本発明の一実施例を示すタイヤ子午半断面説明図
である。 符号の説明 (1)・・・カーカス、(2)・・・サイドウオール、
(3)・・・内層、(4)・・・外層、(5)・・・主
要部、(6)・・・上端部、(7)・・・下端部、(8
)・・・トレッドゴム、(9)・・・リムストリップ 図面の浄ガ内容に変更なし) 手続補正書(方式) 昭和63年 8月 5日 1、事件の表示 昭和63年特許願第128984号 2、発明の名称 ・ 空気入りタイヤ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 (314) 東洋ゴム工業株式会社 代表者松下秀夫 4、代理人 〒541大阪市東区瓦町2丁目9番地ハラダビル8階6
、補正の対象 図 面
である。 符号の説明 (1)・・・カーカス、(2)・・・サイドウオール、
(3)・・・内層、(4)・・・外層、(5)・・・主
要部、(6)・・・上端部、(7)・・・下端部、(8
)・・・トレッドゴム、(9)・・・リムストリップ 図面の浄ガ内容に変更なし) 手続補正書(方式) 昭和63年 8月 5日 1、事件の表示 昭和63年特許願第128984号 2、発明の名称 ・ 空気入りタイヤ 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 大阪市西区江戸堀1丁目17番18号 (314) 東洋ゴム工業株式会社 代表者松下秀夫 4、代理人 〒541大阪市東区瓦町2丁目9番地ハラダビル8階6
、補正の対象 図 面
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、カーカス(1)の側面を被覆保護するサイドウォー
ル(2)が、カーカス(1)に隣接する内層(3)と、
その外側に配設した外層(4)の2層構造である空気入
りタイヤにおいて、内層(3)が、ハロゲン化ブチルゴ
ム及びエチレン・プロピレン・ジエンゴムからなる低不
飽和度ゴム群の少なくとも1種を10〜30重量部、並
びに、天然ゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム及び
スチレン・ブタジエンゴムからなる高不飽和度ゴム群の
少なくとも1種を90〜70重量部配合してなるゴム組
成物で構成され、外層(4)が、前記低不飽和度ゴム群
の少なくとも1種を30〜60重量部、並びに前記高不
飽和度ゴム群の少なくとも1種を70〜40重量部配合
してなるゴム組成物で構成されたことを特徴とする空気
入りタイヤ。 2、内層(3)が、臭素化ブチルゴムを10〜30重量
部、エチレン・プロピレン・ジエンゴムを0〜20重量
部、及び前記高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を90
〜70重量部配合してなるゴム組成物で構成され、外層
(4)が、臭素化ブチルゴムを20〜60重量部、エチ
レン・プロピレン・ジエンゴムを10〜30重量部、及
び前記高不飽和度ゴム群の少なくとも1種を70〜40
重量部配合してなるゴム組成物で構成されたことを特徴
とする請求項1記載の空気入りタイヤ。 3、ラジアル構造のカーカス(1)の側面を被覆保護す
るサイドウォール(2)が、カーカス(1)に隣接する
内層(3)と、その外側に配設した外層(4)の2層構
造になっている空気入りタイヤであって、サイドウォー
ルの上端部(6)はトレッドゴム(8)の側面に配設さ
れ厚さが漸減しながら延びて終端し、サイドウォールの
下端部(7)は厚さが漸減しながら終端してこのサイド
ウォールの下端部(7)にリムストリップ(9)が続き
、サイドウォール(2)の上端部(6)、主要部(5)
及び下端部(7)のそれぞれの内層は、前記低不飽和度
ゴム群の少なくとも1種を10〜30重量部及び前記高
不飽和度ゴム群の少なくとも1種を90〜70重量部配
合したゴム組成物で構成され、サイドウォール(2)の
上端部(6)、主要部(5)及び下端部(7)のそれぞ
れの外層は、前記低不飽和度ゴム群の少なくとも1種を
30〜60重量部及び前記高不飽和度ゴム群の少なくと
も1種を70〜40重量部配合したゴム組成物で構成さ
れたことを特徴とする請求項1又は2記載の空気入りタ
イヤ。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63128984A JPH01297307A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 空気入りタイヤ |
| DE3914540A DE3914540A1 (de) | 1988-05-02 | 1989-05-02 | Pneumatischer reifen |
| US08/708,367 US5714022A (en) | 1988-05-02 | 1996-09-04 | Pneumatic tire with two-layer sidewalls |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63128984A JPH01297307A (ja) | 1988-05-26 | 1988-05-26 | 空気入りタイヤ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01297307A true JPH01297307A (ja) | 1989-11-30 |
Family
ID=14998247
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63128984A Pending JPH01297307A (ja) | 1988-05-02 | 1988-05-26 | 空気入りタイヤ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01297307A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6382286B1 (en) | 1999-10-20 | 2002-05-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tires |
| JP2002284927A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 空気入りタイヤ |
| JP2014095019A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | サイドウォール用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
| JP2019006838A (ja) * | 2017-05-15 | 2019-01-17 | ハンコック タイヤ カンパニー リミテッド | タイヤのサイドウォールをオゾンから保護するゴム組成物及びそれを用いて製造したタイヤ |
| US11059958B2 (en) | 2017-05-12 | 2021-07-13 | Hankook Tire Co., Ltd. | Rubber composition for protecting sidewall of tire from ozone and tire manufactured using the same |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5777207A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Pneumatic tire |
| JPS57186502A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | Pneumatic tire |
| JPH01278805A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 2層サイドウォールのラジアルタイヤ |
-
1988
- 1988-05-26 JP JP63128984A patent/JPH01297307A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5777207A (en) * | 1980-10-31 | 1982-05-14 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | Pneumatic tire |
| JPS57186502A (en) * | 1981-05-11 | 1982-11-17 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | Pneumatic tire |
| JPH01278805A (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-09 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 2層サイドウォールのラジアルタイヤ |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6382286B1 (en) | 1999-10-20 | 2002-05-07 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tires |
| JP2002284927A (ja) * | 2001-03-23 | 2002-10-03 | Ohtsu Tire & Rubber Co Ltd :The | 空気入りタイヤ |
| JP2014095019A (ja) * | 2012-11-08 | 2014-05-22 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | サイドウォール用ゴム組成物及び空気入りタイヤ |
| US11059958B2 (en) | 2017-05-12 | 2021-07-13 | Hankook Tire Co., Ltd. | Rubber composition for protecting sidewall of tire from ozone and tire manufactured using the same |
| JP2019006838A (ja) * | 2017-05-15 | 2019-01-17 | ハンコック タイヤ カンパニー リミテッド | タイヤのサイドウォールをオゾンから保護するゴム組成物及びそれを用いて製造したタイヤ |
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