JPH01299855A - 含塩素オレフィン系ポリマー用安定剤、その製造方法および安定剤含有ポリマー - Google Patents

含塩素オレフィン系ポリマー用安定剤、その製造方法および安定剤含有ポリマー

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JPH01299855A
JPH01299855A JP1087849A JP8784989A JPH01299855A JP H01299855 A JPH01299855 A JP H01299855A JP 1087849 A JP1087849 A JP 1087849A JP 8784989 A JP8784989 A JP 8784989A JP H01299855 A JPH01299855 A JP H01299855A
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クルト・ヴォルシェッヒ
Peter Wedl
ペーター・ヴェートル
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エルヴィン・フライシャー
Frido Loeffelholz
フリドー・レッフェルホルツ
Manfred Jaeckel
マンフレート・イェッケル
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、含塩素オレフィン系ポリマー用安定剤、その
製造方法および本安定剤含有ポリマーに関する。
本発明の安定剤によって安定化されるポリマーは、ポリ
塩化ビニル(P V C)および塩化ビニルコポリマー
、特に懸濁重合、塊状重合ならびに乳化重合によるPV
Cを含む。
[従来の技術] 硬質pvcの半製品および完成製品の、製造業者ならび
に使用者の間では、これまで使用されてきた鉛化合物お
よびカドミウム化合物のような重金属系安定剤が、カル
シウムおよび亜鉛を基体とした安定剤によって置換され
る傾向にある。この変更はいくつかの分野では既に成功
している。例えば飲料水用のPVC製容器は、臭気の理
由から重金属系安定剤を使用せずに以前から製造されて
きた。カルシウム/亜鉛系安定剤を使用した圧延フィル
ムの製造も、フィルムが不透明品であるならば間層はほ
とんどない。しかしながら、重金属系安定剤を使用せず
に、透明なまたは無色明澄なフィルムを製造することは
困難である。この種のフィルムには比較的多量のエポキ
シド、特にエポキシ化大豆油が添加される。しかしなが
ら、このような補助安定剤は可塑化効果をも有するため
、PvC圧力管の製造に使用することはできない。それ
にもかかわらず今日、カルシウム/亜鉛系安定剤を用い
て問題なく圧力管を製造することができる(西ドイツ公
開特許第2941596号参照)。このような場合には
、製造初期の良好な色彩が重要な因子とならないよう管
を濃灰色または濃褐色に着色することによって、十分な
安定化を得るという問題は解決できる。
対照的に、異形材製造では硬質PvCに極めて良好な初
期の色彩が要求される。異形材製造は、異形材の横断面
がきわめて複雑になり得、ときには非常に薄肉の壁で異
形材が作られる点で管製造と異なる。加えて、異形材は
、常に良好な仕上がりが要求され、かつPvC溶融物の
粘度を増大させ材料を流れにくくする多種の変性剤を異
形材に添加する必要がしばしばある。この場合、既知の
カルシウム/亜鉛系安定剤および添加されるエポキシド
では、効果的な安定化を得るには十分でなく、またポリ
オールまたはケイ酸アルミニウムナトリウムのような補
助安定剤を添加しても十分でない。ペンタエリスリトー
ルのようなポリオールは、たとえ初期の色彩を目に見え
て改良することができるものであっても、これらは昇華
する傾向にあり、異形材製造工程のサイジング装置中で
かなりのプレーチングを引き起こすので、異形材の表面
品質に悪影響を及ぼす。この目的に対して既知である短
鎖ペンタエリスリトールエステル(ペンタエリスリト5
−ルモノー、ジーおよびトリアセテート)ならびに遊離
ポリオールの組合せ使用も、この問題を解決することに
ならない。
上述のポリマーを市販の1.3−ジケトン、例えばベン
ゾイルステアロイルメタンを使用して安定化すれば淡い
初期の色7彩を示す力j1この淡い初期の色彩を加工中
、長時間にわたって保持することはできない。同様な不
利益が、西ドイツ特許第2716389号から既知であ
るケイ酸カルシウムまたはアルミン酸カルシウム、メル
カプタンもしくはメルカプチドおよびモノカルボン酸の
カルシウム塩に加えてカルシウムアセチルアセトナトお
よび/またはマグネシウムアセチルアセトナトを含む安
定化系にも伴う。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、特に以下の有利な特性を有するポリマーを与
える含塩素オレフィン系ポリマー用安定剤を提供しよう
とするものである: 1、重金属を有しない。
2、初期の色彩を安定させ、または持続させる。
3、プラスチック異形材の製造に必要な時間内で比較的
高温でも変色しない。
4、環境的な影響、特に異形材を屋外で使用した場合に
耐性(紫外線安定性)を有する。
5、安定化プラスチックが特にモールド壁に付着しない
ため、加工性に問題がない。
[課題を解決するための手段] 本発明によれば、この目的は以下の成分を含む安定剤に
よって達成できる: a)一般式: %式%() [式中、R1およびR2は同一のまたは異なる基であっ
て、C,−C4アルキル基および要すればバラ位が置換
されているフェニル基から成る群から選択された基、X
は1〜2の数、yは1〜0の数を表す。ただし、x+y
=2である。] で示される1、3−ジケトンのカルシウム錯体、b)炭
化水素ワックス C)飽和の直鎖Cr t〜C34モノカルボン酸と炭素
原子2個またはそれ以上および水酸基2個またはそれ以
上を含むポリオールとの完全エステルおよび/または 飽和の直鎖C12〜C34モノカルボン酸と炭素原子2
個またはそれ以上および遊離水酸基を平均して少なくと
も1個含む水酸基2個またはそれ以上を有するポリオー
ルとの部分エステル ならびに、要すれば、 d)飽和の直鎖C8〜C2fモノカルボン酸の亜鉛塩。
上述の1.3−ジケトンのカルシウム錯体は、中性(x
=2、y=0)または塩基性(x=1.y=I)の化合
物である。一般式中のR1基およびR2基は、例えばメ
チル基、エチル基、プロピル基、ブチル基、フェニル基
、p−クロロフェニル基などであってもよく、特にメチ
ル基が好ましい。x=2およびy=0である中性化合物
も好ましい。
本発明の安定剤中に存在する炭化水素ワックスは、PV
Cの加工に通常使用される炭化水素ワックスである。す
なわち、ポリエチレンワックスおよび、特に融点が52
〜110℃、好ましくは70〜80℃の範囲にあるパラ
フィンワックスである。
本発明の安定剤中に存在する飽和の直鎖C12〜C34
モノカルボン酸エステルおよび/または部分エステルも
、それ自身既知である(西ドイツ公開特許第26425
09号参照)。エステルおよび/または部分エステルに
好ましいポリオール成分は、炭素原子を15個まで含み
、例えばグリセロール、ジグリセロール、トリグリセロ
ール、トリメチロールプロパン、ジトリメチロールプロ
パン、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール
などを含む。モノカルボン酸成分には、例えばラウリン
酸、ミリスチン酸、ベヘン酸およびモンタン酸も使用で
きるが、ステアリン酸および/またはパルミチン酸が好
ましい。完全エステルの代表的な例は、エチレングリコ
ールジステアレート、グリセロールトリステアレートお
よびペンタエリスリトールテトラステアレートであり、
部分エステルの代表的な例は、ペンタエリスリトールジ
ステアレートおよびグリセロールセスキモンタネートで
ある。
本発明の安定剤に使用される亜鉛塩もまた、それ自身既
知であり、オクタン酸亜鉛および工業用パルミチン酸亜
鉛/ステアリン酸亜鉛混合物が好ましい。一般式: %式%) [式中、例えばれは0.5〜2の数を表す。]で示され
る型の塩基性亜鉛塩を使用してもよい。
本発明の安定剤の別の有利な態様では、安定剤は以下の
成分を含む: a)Ca(OH)! 1モルおよびアセチルアセトン1
〜2モルから得られるカルシウムアセチルアセトナト、 b)パラフィンワックスまたはポリエチレンワックス、 C)ペンタエリスリトール、グリセロールおよび/また
はトリメチロールプロパンと飽和の直鎖C12〜C,モ
ノカルボン酸とのジエステルならびに、要すれば d)ジステアリン酸亜鉛。
安定剤は、存在するカルシウム/ジケトン錯体の量から
算出された1、3−′)ケトンとパラフィンワックスま
たはポリエチレンワックスとを相互の重量比が5:2〜
l:1になるように含んでもよい。加えて、存在するカ
ルシウム/ジケトン錯体の量から算出された1、3−ジ
ケトンと飽和の直鎖C6〜C,モノカルボン酸の亜鉛塩
とは、特に予想される用途によるが、相互の重量比が2
=1〜3・5になるように存在してもよい。
本発明の安定剤の別の有利な態様では、安定剤はさらに
、 e)亜リン酸[P (OH)3]とCa −Ct *モ
ノアルカノール、フェノールおよび/または06〜CI
!アルキル置換フェノールならびに、要すれば、炭素原
子2個またはそれ以上および水酸基2個またはそれ以上
を含むポリオールとの第2級もしくは第3級エステル を含んでもよい。これらの亜リン酸エステルの代表的な
例は、「アルキル」が炭素原子8〜22個を含むアルキ
ル基であり、かつ「アリール」がフェニル基または06
〜C,tアルキル置換フェニル基であり、さらに「アル
キル」および「アリール」をお互いに交換できる場合、
以下に挙げるものである。
以下に示した亜リン酸エステルは、第3級エステル、す
なわちリン原子にあるすべてのOH官能基がエステル化
されたものであるニトリアルキルホスフィツト、ジアル
キルアリールホスフィ゛ット、アルキルジアリールホス
フィツト、トリアリールホスフィツト。
対応する第2級亜リン酸エステル(リン原子にある遊離
OH官能基1個を含む)も使用してよいが、第3級エス
テルが好ましい。
以下の例は、亜リン酸とポリオールとの「混合」エステ
ルに関する。これらは、ジアルキルまたはジアリールホ
スフィツトとポリオールの遊離OH基との反応、もしく
はモノアルキルまたはモノアリールホスフィツトと複素
環を生成するポリオールのOF(基2個との反応によっ
て形式的に生成する。後者の場合には、モノアルキルま
たはモノアリールホスフィツト2分子またはそれ以上が
、ポリオール中の与えられた適当な数のOH基と反応す
る。代表的な例は、エチレングリコールビス−(ジアル
キルホスフィツト)、グリセロールトリス−(ジアルキ
ルホスフィツト)、ペンタエリスリトールビス−(アル
キルホスフィツト)、エチレングリコールアルキルホス
フィツト、エチレングリコールビス−(ジアリールホス
フィツト)、プロピレングリコールビス−(ジアリール
ホスフィツト)、トリメチロールプロパントリス−(ジ
アルキルホスフィツト)である。
ここに挙げた亜リン酸エステルのいくつかは、市販され
ているか、または例えば三塩化リンおよび対応するアル
コールから容易に調製することができる。一般に反応が
問題なく進行するのは、ジアリールホスフィツトまたは
ジアルキルホスフィツトの段階までであることに注意し
さえすればよい。
リン原子にある第3のOH官能基の反応は、対応する塩
素化化合物を経由してのみ一般に可能である。
上記の亜リン酸エステルを使用すれば、本発明の安定剤
によって安定化されたポリマーの初期の色彩をさらに改
良できる。
本発明の安定剤の別の有利な態様では、安定剤はさらに
以下の添加剤を含む: r)結合水13〜25重量%を含み、無水状態で0.7
−1.I Na、0 ・Al*Os・1.3−2.49
iO3の組成を持つ結晶性微細合成ナトリウムアルモシ
リケート、 g)不飽和の直鎖脂肪酸エステルのエポキシド、および
/または h)ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える
標準的な添加剤。
ナトリウムアルモシリケートをPVC中で使用すること
は、それ自身既知である(既に引用した西ドイツ公開特
許第2941596号参照)。適当な不飽和の直鎖脂肪
酸エステルのエポキシド、特にオキシラン価が6〜8で
あり、ヨウ素価が5よりも小さいエポキシ化大豆油をP
VCポリマーに使用すること自体既知である。
ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える標準
的な添加剤は、特に通常の流動性改良剤、酸化ポリエチ
レンワックス、ワックスエステル、ヒドロキシステアリ
ン酸(プレーチング防止剤)などである。
本発明の安定剤の更に別の有利な態様では、安定剤は以
下の組成を有する: a)1.3−ジケトンのカルンウム錯体1〜4重量部、
特に2〜2.8重量部、 b)炭化水素ワックス0.4〜4.0重量部、特に1.
2〜2.0重量部、 C)飽和の直鎖C12〜C3aモノカルボン酸の完全エ
ステルおよび/または部分エステル1.2〜6゜0重量
部、特に2.0〜4,0重量部、d)飽和の直鎖C11
l〜Cwtモノカルボン酸の亜鉛塩0.8〜4.0重量
部、特に1.6〜2.4重量部ならびに、要すれば e)亜リン酸の第2級または第3級エステル0゜4〜4
重量部、特に1.2〜3.2重量部、f)ナトリウムア
ルモシリケート1.2〜12重量部、特に2.0〜6.
0重量部、 g)エポキシ化脂肪酸エステル2.0〜12重量部、特
に4.0〜6.0重量部 および/または h)ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える
添加剤の標準量。
本発明の安定剤の他の有利な態様では、安定剤は、その
総量に対してカルシウム/ジケトン錯体を10〜40重
量部、特に20〜30重量部含む。
本発明の安定剤は、個々の成分を混合することによって
得ることができる。しかしながら、ある場合には、安定
剤中のカルシウム/ジケトン錯体の分散性に関して問題
が生じ得る。結晶性の密な粒子が安定剤組成物中に残っ
ていても、安定性は影響を受けない。しかしながら、固
体粒子はPVC成形材料の押出に対しては問題であり、
例えば異形材表面上にクレータ−を形成する。したがっ
て、カルシウム/ジケトン錯体を炭化水素ワックスなら
びに完全エステルおよび/または部分エステルの溶融物
中でその場で調製し、要すれば添加する亜鉛塩の少なく
とも一部を反応前に添加するか、またはカルシウム錯体
を調製する前に、酸化亜鉛およびC8〜C!!モノカル
ボン酸の溶融物中で亜鉛塩を調製すれば有利である。
本発明はまた、上記成分a’=cおよび要すれば成分d
s ex fSgおよび/またはhを有効量または指示
1含む上記安定剤の製造方法に関する。成分e〜hは、
反応後に添加するのが最良である。しかしながら、もし
これらが製造工程中で不活性な挙動を示すならば、反応
前または反応中に添加してもよい。
本発明はまた、成分a−cおよび要すれば、d、 e。
f、gおよび/またはhを有効量含む本発明の安定剤に
よって安定化された含塩素オレフィン系安定化ポリマー
、特に硬質PvCに関する。
特に好ましい安定化ポリマーは、ポリマー100重量部
に対して、 a) l 、 3−ジケトンのカルシウム錯体0.25
〜1.0重量部、特に0.5〜0.7重量部、b)炭化
水素ワックス0.1〜1.0重量部、特に0.3〜0.
5重量部、 C)飽和の直鎖C12〜C34モノカルボン酸の完全エ
ステルおよび/または部分エステル0.3〜1゜5重量
部、特に0.5〜1.0重量部、d)飽和の直鎖C8〜
C22モノカルボン酸の亜鉛塩0.2〜1.0重量部、
特に0.4〜0.6重量部ならびに、要すれば e)亜リン酸の第2級または第3級エステル0゜+−i
重量部、特に0.3〜0.8重量部、r)ナトリウムア
ルモシリケート0.3〜3重量部、特に0.5〜1.5
重量部、 g)エポキシ化脂肪酸エステル0.5〜3重量部、特に
1〜1.5重量部 および/または h)レオロジーまたは加工性に影響を与える添加剤の標
準量 を含む。
[実施例] 本発明を以下の実施例をもって説明する。
実施例! カルシウムアセチルアセトナト/ステアリン酸亜鉛/炭
化水素ワックス/部分エステルから成る安定剤の調製: 工業用ステアリン酸(ステアリン酸:約50重量%、パ
ルミチン酸:約50重量%)44.89(0,17モル
)、パラフィン(融点ニア1’C)309およびペンタ
エリスリトールノステアレート1009を融解しながら
130℃まで加熱した。酸化亜鉛6゜99(0,085
モル)を撹拌しながら添加し、酸化亜鉛が溶解するまで
溶融物を減圧下(15〜20hPa)、130〜150
℃で撹拌した。110℃に冷却した後、アセチルアセト
ン40g(0,4モル)および水酸化カルシウム15’
、5g(0,2モル)を反応混合物に順次添加した。そ
の後、溶融物を100〜110℃で撹拌しながら、わず
かに減圧しテ(700〜900hPa)酸化カルシウム
が溶解するまで加熱した。反応終了近くでは、圧力を1
5〜20hPaに下げた。反応混合物を常温に冷却して
固化した。
実施例2 PVCポリマーの安定化: 懸副重合PVC(K値:65)100重量部、液体エポ
キシ化大豆油(オキシラン価=6〜8、ヨウ素価=5よ
りも小)1重量部および合成ゼオライト(組成:  N
ayO:Alt03:SiO!=0.9:1:2゜04
、水分含量:2 t、e重量%、最大粒子寸法:3〜6
μ)1重量部をまず調製し、実施例1の安定剤2.3重
量部をこれに添加した。
得られたPVC成形材料を450X220111111
試験用ミキシング・ロール[ベルシュトルフ(Bers
−torlT)コで5分間加工しくロール温度:170
℃、ロール速度: 12 、5 r、p、m、)、試験
シートを調製した。静的熱安定性を試験するため、厚さ
約0゜5■のシートを正方形の試験片(−片10im)
に切断し、これを6つの回転棚を有する乾燥キャビネ・
ソト[ヘラオイス(Heraeus) F’T’ 42
−’ORl中、温度180℃で暴露した。試験片を15
分間隔で取り出し、変色を検査した。結果を表に示す。
試料が明らかに変色を示すまでの時間を各成形材料に対
する表中の「初期の色彩安定性」の項に示した。極端な
変色のため、試験を終了しなければならなくなるまでの
時間を「安定性消失」の項に示した。いずれの試料も、
熱処理を始める前はごくかすかに黄色がかつていた。
実施例3 ジデシルフェニルホスフィツト(市販品)0.5重量部
をPVC100重量部に添加する以外は、実施例2と同
様な方法でPVC/安定剤混合物を調製した。
pvc成形材料を実施例2に記述した手順と同様にして
試験した。結果を表に示す。
実施例4 トリス−(ノニルフェニル)−ホスフィツト(市販品)
0.5重量部をpvctoo重量部に添加する以外は、
実施例2と同様な方法でPVC/安定剤混合物を調製し
た。得られた成形材料を実施例2に記述した手順と同様
にして試験した。結果を表に示す。
実施例5 ペンタエリスリトールビス−(ステアリルホスフィツト
)(市販品)0.5重量部を添加する以外は、実施例2
と同様な方法でPVC/安定剤混合物を調製した。
得られた成形材料を実施例2に記述した手順と同様にし
て試験した。結果を表に示す。
結果は、実施例2の成形材料でさえも30分を経過した
時点において、初期の色彩の安定性が良好であったこと
を示している。加えて、105分後に安定性が消失した
ことは、成形材料が標準的な工程操作のいずれにおいて
も、熱に対して安定であることを示している。実施例3
〜5は、亜リン酸エステルを添加することによって、初
期の色彩の安定性が相当に増加することを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、a)一般式: [R^1CO−CH=C(R^2)−O−]xCa(O
    H)y[式中、R^1およびR^2は同一のまたは異な
    る基であって、C_1〜C_4アルキル基および要すれ
    ばパラ位が置換されているフェニル基から成る群から選
    択された基、xは1〜2の数、yは1〜0の数を表す。 ただし、x+y=2である。] で示される1,3−ジケトンのカルシウム錯体、b)炭
    化水素ワックス、 c)飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸
    と炭素原子2個またはそれ以上および水酸基2個または
    それ以上を含むポリオールとの完全エステルおよび/ま
    たは 飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸と炭
    素原子2個またはそれ以上および遊離水酸基を平均して
    少なくとも1個含む水酸基2個またはそれ以上を有する
    ポリオールとの部分エステル ならびに、要すれば d)飽和の直鎖C_8〜C_2_2モノカルボン酸の亜
    鉛塩 を含む含塩素オレフィン系ポリマー用安定剤。 2、a)水酸化カルシウム1モルおよびアセチルアセト
    ン1〜2モルから得られるカルシウムアセチルアセトナ
    ト、 b)パラフィンワックスまたはポリエチレンワックス、 c)ペンタエリスリトール、グリセロールおよび/また
    はトリメチロールプロパンと飽和の直鎖C_1_2〜C
    _2_2モノカルボン酸とのジエステルならびに、要す
    れば、 d)ジステアリン酸亜鉛 を含む請求項1記載の安定剤。 3、e)亜リン酸とC_8〜C_2_2モノアルカノー
    ル、フェノールおよび/またはC_8〜C_1_2アル
    キル置換フェノールおよび、要すれば、炭素原子2個ま
    たはそれ以上および水酸基2個またはそれ以上を含むポ
    リオールとの第2級もしくは第3級エステル をさらに含む請求項1または2記載の安定剤。 4、f)結合水13〜25重量%を含み、無水状態で0
    .7−1.1Na_2O・Al_2O_3・1.3−2
    .4SiO_2の組成を持つ結晶性微細合成ナトリウム
    アルモシリケート、 g)不飽和の直鎖脂肪酸エステルのエポキシドおよび/
    または h)ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える
    標準的な添加剤 をさらに含む請求項1〜3のいずれかに記載の安定剤。 5、a)1,3−ジケトンのカルシウム錯体1〜4重量
    部、特に2〜2.8重量部、 b)炭化水素ワックス0.4〜4.0重量部、特に1.
    2〜2.0重量部、 c)飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸
    の完全エステルおよび/または部分エステル1.2〜6
    .0重量部、特に2.0〜4.0重量部、 d)飽和の直鎖C_1_8〜C_2_2モノカルボン酸
    の亜鉛塩0.8〜4.0重量部、特に1.6〜2.4重
    量部ならびに、要すれば e)亜リン酸の第2級または第3級エステル0.4〜4
    重量部、特に、1.2〜3.2重量部、f)ナトリウム
    アルモシリケート1.2〜12重量部、特に2.0〜6
    .0重量部、 g)エポキシ化脂肪酸エステル2.0〜12重量部、特
    に4.0〜6.0重量部および/または、h)ポリマー
    のレオロジーまたは加工性に影響を与える添加剤の標準
    量 を含む請求項1〜4のいずれかに記載の安定剤。 6、a)安定剤の全量100重量部に対してカルシウム
    /ジケトン錯体10〜40重量部、特に20〜30重量
    部を含む請求項5記載の安定剤。 7、炭化水素ワックスおよび部分エステルの溶融物中に
    おける水酸化カルシウムと1,3−ジケトンとの反応に
    よって得られる安定剤であって、添加する亜鉛塩の少な
    くとも一部を反応前に添加するか、またはカルシウム錯
    体を調製する前に、酸化亜鉛およびC_8〜C_2_2
    モノカルボン酸から成る溶融物中で亜鉛塩を調製する請
    求項1〜4のいずれかに記載の安定剤。 8、a)一般式: [R^1CO−CH=C(R^2)−O−]xCa(O
    H)y[式中、R^1およびR^2は同一のまたは異な
    る基であって、C_1〜C_4アルキル基および要すれ
    ばパラ位が置換されているフェニル基から成る群から選
    択された基、xは1〜2の数、yは1〜0の数を表す。 ただし、x+y=2である。] で示される1,3−ジケトンのカルシウム錯体、b)炭
    化水素ワックス c)飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸
    と炭素原子2個またはそれ以上および水酸基2個または
    それ以上を含むポリオールとの完全エステルおよび/ま
    たは 飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸と炭
    素原子2個またはそれ以上および遊離水酸基を平均して
    少なくとも1個含む水酸基2個またはそれ以上を有する
    ポリオールとの部分エステル ならびに、要すれば d)飽和の直鎖C_8〜C_2_2モノカルボン酸の亜
    鉛塩 を含む含塩素オレフィン系ポリマー用安定剤を製造する
    方法であって、炭化水素ワックスならびに完全エステル
    および/または部分エステルの溶融物中において水酸化
    カルシウムと1,3−ジケトンを反応させ、添加する亜
    鉛塩の少なくとも一部を反応前に添加するか、またはカ
    ルシウム錯体を調製する前に、酸化亜鉛およびC_8〜
    C_2_2モノカルボン酸の溶融物中で亜鉛塩を調製す
    ることを特徴とする方法。 9、e)亜リン酸とC_8〜C_2_2モノアルカノー
    ル、フェノールおよび/またはC_8〜C_1_2アル
    キル置換フェノールおよび、要すれば、炭素原子2個ま
    たはそれ以上および水酸基2個またはそれ以上を含むポ
    リオールとの第2級もしくは第3級エステル、 f)結合水13〜25重量%を含み、無水状態で0.7
    −1.1Na_2O・Al_2O_3・1.3−2.4
    SiO_2の組成を持つ結晶性微細合成ナトリウムアル
    モシリケート、 g)不飽和の直鎖脂肪酸エステルのエポキシドおよび/
    または、 h)ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える
    標準的な添加剤 を反応前または反応後に添加する請求項8記載の方法。 10、a)1,3−ジケトンのカルシウム錯体1〜4重
    量部、特に2〜2.8重量部、 b)炭化水素ワックス0.4〜4.0重量部、特に1.
    2〜2.0重量部、 c)飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸
    の完全エステルおよび/または部分エステル1.2〜6
    .0重量部、特に2.0〜4.0重量部 d)飽和の直鎖C_1_8〜C_2_2モノカルボン酸
    の亜鉛塩0.8〜4.0重量部、特に1.6〜2.4重
    量部ならびに、要すれば e)亜リン酸の第2級または第3級エステル0.4〜4
    重量部、特に1.2〜3.2重量部、f)ナトリウムア
    ルモシリケート1.2〜12重量部、特に2.0〜6.
    0重量部 g)エポキシ化脂肪酸エステル2.0〜12重量部、特
    に4.0〜6.0重量部 および/または h)ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える
    添加剤の標準量 を有する安定剤を製造する請求項8または9記載の方法
    。 11、a)一般式: [R^1CO−CH=C(R^2)−O−]xCa(O
    H)y[式中、R^1およびR^2は同一のまたは異な
    る基であって、C_1〜C_4アルキル基および要すれ
    ばパラ位が置換されているフェニル基から成る群から選
    択された基、xは1〜2の数、yは1〜0の数を表す。 ただし、x+y=2である。] で示される1,3−ジケトンのカルシウム錯体、b)炭
    化水素ワックス c)飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸
    と炭素原子2個またはそれ以上および水酸基2個または
    それ以上を含むポリオールとの完全エステルおよび/ま
    たは 飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸と炭
    素原子2個またはそれ以上および遊離水酸基を平均して
    少なくとも1個含む水酸基2個またはそれ以上を有する
    ポリオールとの部分エステルおよび、要すれば d)飽和の直鎖C_8〜C_2_2モノカルボン酸の亜
    鉛塩 ならびに、要すれば e)亜リン酸とC_8〜C_2_2モノアルカノール、
    フェノールおよび/またはC_8〜C_1_2アルキル
    置換フェノールおよび、要すれば、炭素原子2個または
    それ以上および水酸基2個またはそれ以上を含むポリオ
    ールとの第2級もしくは第3級エステルf)結合水13
    〜25重量%を含み、無水状態で0.7−1.1Na_
    2O・Al_2O_3・1.3−2.4SiO_2の組
    成を持つ結晶性微細合成ナトリウムアルモシリケート、 g)不飽和の直鎖脂肪酸エステルのエポキシドおよび/
    または h)ポリマーのレオロジーまたは加工性に影響を与える
    標準的な添加剤 の有効量を含む安定化含塩素オレフィン系ポリマー。 12、a)1,3−ジケトンのカルシウム錯体0.25
    〜1.0重量部、特に0.5〜0.7重量部、b)炭化
    水素ワックス0.1〜1.0重量部、特に0.3〜0.
    5重量部、 c)飽和の直鎖C_1_2〜C_3_4モノカルボン酸
    の完全エステルおよび/または部分エステル0.3〜1
    .5重量部、特に0.5〜1.0重量部、 d)飽和の直鎖C_8〜C_2_2モノカルボン酸の亜
    鉛塩0.2〜1.0重量部、特に0.4〜0.6重量部
    ならびに、要すれば e)亜リン酸の第2級または第3級エステル0.1〜1
    重量部、特に0.3〜0.8重量部、f)ナトリウムア
    ルモシリケート0.3〜3重量部、特に0.5〜1.5
    重量部、 g)エポキシ化脂肪酸エステル0.5〜3重量部、特に
    1〜1.5重量部 および/または、 h)レオロジーおよび加工性に影響を与える添加剤の標
    準量 をポリマー100重量部当たりに含む請求項11記載の
    安定化ポリマー。
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