JPH01303112A - 金属製真空二重構造体の製造方法 - Google Patents

金属製真空二重構造体の製造方法

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JPH01303112A
JPH01303112A JP13073688A JP13073688A JPH01303112A JP H01303112 A JPH01303112 A JP H01303112A JP 13073688 A JP13073688 A JP 13073688A JP 13073688 A JP13073688 A JP 13073688A JP H01303112 A JPH01303112 A JP H01303112A
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守 藤山
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は魔法瓶、真空二重パイプ等の金属製真空二重構
造体の製造方法に関するものである。
(従来の技術) 金属製真空二重構造体、例えば魔法びん等の真空二重容
器の保温性を向上するには、内容器と外容器の間の真空
度を高くすることと、内容器から外容器へのふく射伝熱
を遮断することが重要である。
真空度を高めるには、真空排気処理能力を高めて高真空
に封止することはもちろんのこと、封止後の内容器外表
面又は外容器内表面からの吸蔵ガスの離脱を防止するこ
とが特に必要である。このため、従来、内容器外表面及
び外容器内表面を脱脂してさらに硝フッ酸等で酸洗いす
る方法、排気旭理時に炉内で加熱して吸蔵ガスを空気と
ともに排出する方法、ゲッターを用いて金属表面から離
脱する吸蔵ガスを吸着させる方法があるが、通常これら
の方法をすべて使用することが行なわれている。
また、ふく射伝熱を防止する方法として、従来、少なく
とも内容器外表面に電解メツキあるいは銀鏡反応により
メツキ層を形成する方法、又は特開昭61−31111
号公報に示すように内容器外表面を銅又はアルミ;ラム
の薄板で覆う方法がある7 一方、真空排気処理後の真空封じ込み方法としては、外
容器底面に形成した排気口に閉塞部材をろう接して閉塞
する方法(以下、ろう接法という。)と、外容器底面に
設けた排気用のチップ管を挟み切る方法(以下、チップ
管法という。)とがある。
前記ろう接法において、閉塞部材のろう接に7ラツクス
を使用すると、ガスが内外同容器の真空空間に流入して
真空度を低下させることから、フラックスを使用するこ
となくろう接する必要がある。
このため、例えばステンレス鋼製真空二重容器では、高
温でその表面をフラッシュするとともに、ニッケルろう
等の約900〜1070℃の融点を有するろう材を使用
しなければならない。しかも、ステンレス鋼は高温に加
熱する際、あるいは高温から冷却する際に、ある温度域
(一般には、約450〜850°C)で固溶炭素が炭化
物となって析出し、鋭敏化して粒界腐食が生じやすくな
り、耐食性が低下する性質を有するため、鋭敏化の危険
温度域を避けて850°C以上の温度で真空排気処理及
びろう接を行い、かつ高温から冷却する際に真空加熱炉
内に不活性ガスを供給して急冷しなければならない。
これに対し、チップ管法ではろう材を使用しないため、
鋭敏化領域より低い温度、すなわち400〜450℃で
真空排気処理が行なわれている。
ところで、真空排気処理時には、金属表面の清浄化と吸
蔵ガスの放出のために二重容器を加熱する必要があるが
、排気処理中に加熱するとメツキ面等が酸化するため、
従来、加熱前にlXl0−2Torr(1,33Pa)
より高真空に予備排気しておいてから、ろう接法では8
50〜950°Cに、チップ管法では400〜450’
C!に加熱するようになっている。
以上の真空度を高める方法、ふく射伝熱を防止する方法
及び真空封じ込み方法は、凍結防止用の給水パイプ等に
用いられる真空二重パイプの製造にも適用されている。
なお、一般に真空度については、圧力が、10すTor
r以上を低真空、 10−s−10−3Torrの範囲を高真空、10−”
−10−4Torrの範囲を超高真空、10−2Tor
r以下を極超高真空、と称されているので本明細書にお
いてもこれに従う。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前記従来のようにlXl0−2Torr
より高真空に予備排気すると、対流伝熱媒体である空気
が希薄Jこなり、外容器と内容器の間の伝熱性が極めて
悪くなっている。このため、予備排気後に加熱したとし
ても内容器の昇温か炉熱を直接受ける外容器に比べて著
しく遅れる結果、真空排気処理時間が長くかかったり、
内容器外表面からの脱ガスが不十分となり、真空封じ込
み後に残留した吸蔵ガスが遊離して真空度が低下し、断
熱性が経時変化して保温性がしだいに低下してゆくとい
う問題があった。
また、特にろう接法では、高真空下で高温加熱されるた
め、メツキが蒸発したり、変質して断熱性が損なわれる
という問題があった。
以上の問題は、真空二重パイプの製造においても同様に
生じていた。
本発明は斯かる問題点に鑑みてなされたもので、短い真
空排気処理時間で内壁からの脱ガスが十分に行なわれ、
断熱性の安定化を図ることができる金属製真空二重構造
体の製造方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するだめの手段) 前記目的を達成するため、本発明は、真空度と断熱性の
関係において、I X l O−4Torr以下の高真
空下では極めて擾れた断熱性が得られることは従来周知
のことであるが、この断熱性の変化は真空度が10−’
−10−3Torrのオーダーの間で急激に変化する(
日本機械学会編伝熱工学資料参照)ことに着目し、断熱
性が顕著に現われず、伝熱性がある程度良好な真空下、
すなわち1O−2Torrのオーダー以上の低真空にお
いて加熱脱ガスを行なうこととしたものである。
すなわち、本発明は、内壁と外壁とで二重壁構造を形成
し、内壁と外壁の間の空間を排気処理して真空封じ込み
する金属製真空二重構造体の製造方法において、第1図
に示すように、 第1工程■でl O−2Torrのオーダー以上の低真
空に予備排気し、第2工程■で所定時間加熱して脱ガス
を行なった後、第3工程■で当該加熱温度を維持したま
まl O−4Torrのオーダー以下の高真空に排気処
理して、第4工程■で真空封じ込みするものである。
内壁又は外壁の材質が5US304等のオーステナイト
系ステンレス鋼の場合は、当該ステンレス鋼の鋭敏化領
域より低い温度又は当該領域を越える温度で加熱脱ガス
を行なうのが好ましい。
なお、真空封じ込み方法としては、従来のチップ管法又
はろう接法いずれでも可能であるが、内壁又は外壁の材
質がオーステナイト系ステンレス鋼の場合は、チップ管
法では当該ステンレス鋼の鋭敏化領域より低い温度で加
熱脱ガスを行ない、ろう接法では当該鋭敏化領域を越え
る温度で加熱脱ガスを行なうべきである。
また、内壁と外壁の間の空間には、空気のほか窒素(N
 z)、アルゴン(Ar)等の不活性ガスを封入してお
くことができる。ただ、空気の場合は、空気中の酸素(
O7)により壁面が酸化されるが、酸素(0□)と脱ガ
スの主成分である水素(H2)との衝突確率が増えるこ
とにより、酸素と水素とが結合して水蒸気(H2O)と
なって放出されやすく、活性化の観点からみると、経済
的であるという利点を有している。
(作用) 第1工程Iで10−2Torrのオーダー以上の低真空
に予備排気すると、内壁と外壁の間の伝熱性が低下し断
熱性が生じてくるが、l 0−2Torrのオーダー程
度では、伝熱性はさほど損なわれない。
このため、第2工程■で加熱すると、炉熱を直接受ける
外壁の熱はふく射、伝導、対流によりすみやかに内壁に
伝わり、内壁は短時間で昇温する。
従って、外壁はもちろん内壁の壁面より吸蔵ガスが遊離
して脱ガスが十分に、しかも短時間に行なわれる。
そして、さらに第3工程■で10−4Torrのオーダ
ー以下に排気処理すると、前記遊離ガスは空気とともに
外部に排出される。
この排気処理を終えた後、第4工程■でチップ管法又は
ろう接法により真空封じ込みを行なうと、高真空の真空
二重構造体が得られる。
内壁又は外壁がSUS 304等のオーステナイト系ス
テンレス鋼であり、チップ管法により真空封じ込みを行
なう場合は、第2工程■で当該ステンレス鋼の鋭敏化領
域より低い温度で加熱脱ガスを行なうことにより、鋭敏
化による耐食性の低下の虞れがなくなる。
また、内壁又は外壁がオーステナイト系ステンレス鋼で
あり、ろう接法により真空封じ込みを行なう場合は、第
2工程■で当該ステンレス鋼の鋭敏化領域を趙える温度
で加熱脱ガスを行なうことにより、前記チップ賃法と同
様耐食性の低下の虞れがなくなる。
(実施例) 次に、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
(1)真空二重容器の製造方法 i)第1実施例 第4図は、本発明に係る方法により製造される魔法瓶用
の真空排気処理前の二重容器1で、上部2aと下部2b
の2分割に形成しておいたステンレス鋼製の外容器2に
ステンレス鋼製の内容器3を挿入して、内容器3と外容
器2の上部2aを口部Yで接合し、さらに、外容器2の
上部2aと下部2bをX部で接合して、二重壁構造に形
成するとともに、外容器2の底部に排気用のチップ管4
を設けたものである。
一方、この二重容器1の真空排気処理後の保温性を向上
させるため、真空空間5を形成する内外間容器の表面の
内、少なくとも内容器3の外表面には、電解メツキある
いは銀鏡反応によって銅又は銀のメツキ層が形成されて
いる。例えば、内容器3を予め酸化性雰囲気中250〜
550°Cで数分〜数時間焼成して、その外表面に酸化
皮膜を形成しておき、二重容器lとした後、チップ管4
から内容器3と外容器2との間に形成される空間5に、
公知の銀鏡反応液を注入して銀鏡反応させ、内容器3の
外表面に銀鏡層を形成し、水洗、乾燥させである。
また、空間5の壁面には図示しない保持部材によりゲッ
ターが装着され、真空封じ込み後に遊離するガスを吸着
して断熱性の完全化を図るようになっている。
次に、以上の構成からなる真空二重容器1の真空排気処
理及び真空封じ込み方法について説明する。
二重容器lを加熱炉に入れてチップ管4を真空ポンプに
接続する。
そして、第2図に示すように、第1工程21で、内容器
3と外容器2の間の空間5を予備排気してl X l 
O−2Torrの低真空にする。
この低真空状態のまま第2工程22で、400〜450
°Cに加熱する。このとき、炉熱を直接受けて加熱され
た外容器2の熱は、ふく射熱と、口部Yの熱伝導と、空
間5内の残留ガスを介して行なわれる対流伝熱とにより
内容器3に伝わる。第1工程21でl X I O−2
Torrの低真空に排気されてはいるが、この程度の真
空度では空間5内の残留ガスによる対流伝熱が支配的と
なり、外容器2から内容器3への伝熱性はさほど損なわ
れない。
このため、外容器2の熱はすみやかに内容器3に伝わり
、内容器3はlO〜20分程度で昇温する。
従って、外容器2はもちろん内容器3の外表面より、吸
蔵ガスが空間5内に遊離して脱ガスが十分に、しかも短
時間に行なわれる。なお、この第2工程22における加
熱はステンレス鋼の鋭敏化領域より低い温度で行なわれ
るため、鋭敏化による耐食性の低下の虞れはない。
そして、この第2工程22の温度を維持したまま、第3
工程23でさらに排気してlXl0−’T orrの高
真空にする。このとき、空間5内の残留ガス及び遊離ガ
スはチップ管4を通って外部に排出される一方、ゲッタ
ーが活性化する。
次に、この高真空状態を維持したまま第4工程24で冷
却し、第5工程25でチップ管4をピンチオフして真空
封じ込みを行なう。
以上の工程により製造された真空二重容器は、第2工程
22で外容器2はもちろん内容器3がらも十分に脱ガス
が行なわれているため、真空封じ込み後の吸蔵ガスの遊
離が少なく、断熱性が安定化する。なお、本実施例では
、空間5内にゲッターを装着しているが、前おの通り製
造工程中に脱ガスが十分に行なわれているため、同じ時
間内で排気工程を行なう場合ゲッターの量を減少させる
ことができる。
口)第2実施例 第5図、第6図は、本発明の他の実施例に係る方法によ
り製造される魔法瓶用の二重容器lOで、前記二重容器
1aの外容器2のチップ管4の替わりに、開口部4aを
形成して、該開口部4aに中央に排気口6を有する排気
口縁部材7を嵌合して接合し、当該排気o5に排気口閉
塞部材8をろう材9を介して設置した以外は実質的に同
一であり、対応する部分には同一番号を付して説明を省
略する。
この二重容器1aを倒立させて、第6図に示すように、
排気口6の外周縁に環状波形のろう材9を設置し、この
ろう材9の上に排気口閉塞部材8を載せた後、真空加熱
炉中にセットする。なお、排気口縁部材7の内側には図
示しない保持部材によりゲッターを装着しておく。
そして、第3図に示すように、第1工程31で前記第1
実施例に係る製造方法の第1工程21と同様、I X 
10 ”2Torrの低真空に予備排気し、第2工程3
2で850〜950°Cに加熱して脱ガスを行なった後
、第3工程33でI X l O−’Tor「の高真空
に排気する。次に、この高真空状態を保つI;まま第4
工程34で1ooo°C前後に加熱すると、ろう材9が
溶融して排気口閉塞部材8が重力の作用により排気口縁
部材7の上に降下して排気口6を閉塞する一方、ゲッタ
ーが活性化する。
続いて、第5工程35で急冷するとろう材9が急激に凝
固し、内外同容器間の空間5を高真空に維持したまま排
気口縁部材7と排気口閉塞部材8の間が、第5図に示す
ように完全に封止される。
この第2実施例に係る製造方法では、第1工程31でl
 X 10−2Torrの低真空に予備排気されている
ため、前記第1実施例に係る製造方法と同様、第2工程
32における加熱脱ガスが十分に、しかも短時間に行な
われるとともに、第3工程33における真空排気処理時
間も短くて済む。また、第2工程32でステンレス鋼の
鋭敏化領域を越える温度で加熱して第5工程35で急冷
するため、ステンレス鋼が鋭敏化領域にさらされる時間
が著しく短く、鋭敏化して耐食性が低下する虞れはない
また、第2工程32では850〜950℃の高温に加熱
するため、内容器3の外表面のメツキが蒸発したり、変
質したりする虞れがある。しかしながら、空間5内は高
真空ではなく、lXl0−2Torrの低真空であって
ガスがある程度残留しているため、蒸発したメツキ金属
原子は残留ガスの分子と衝突して拡散が阻止される結果
、メツキの蒸発が抑制される。また、斯かる低真空は、
拡散ポンプを用いることなく、機械ポンプで十分到達す
るため、機械ポンプを用いればメツキの変質の一つの原
因となる炭化水素(HC)が流入してくる虞れはないた
め、メツキの変質が抑制される。
なお、前記実施例では、第1工程21.31においてl
 X I 0−2Torrに予備排気したが、この数値
に限定されるものではなく 、l O−2Torrのオ
ーダーからl OOTorr程度の低真空に排気すれば
よい。また、第3工程23.33における真空度も、l
 X 10−4Torrに限定されるものではなく、1
0−4Torrのオーダーあるいはそれ以下の高真空領
域であればよい。
1ii)確認テスト 本発明者らは、本発明に係る方法により製造したステン
レス鋼製真空二重容器の保温性を確認するためのテスト
を行なった。
この保温性テストにおいては、表1に示す条件で、本発
明に係る方法により製造したステンレス鋼製真空二重容
器で、内容器をメツキの替わりに異なる肉厚を有する銅
箔で覆ったものを各々5本づつテスト試料とした。
また、これと比較するため、従来の方法により製造した
ステンレス鋼製真空二重容器の試料として、表2に示す
ものを用意した。
表2.比較試料 なお、いずれの試料もゲッターは使用されていない。
そして、各試料について、 ■ 初期:製造直後、 ■ 製造後1週間95°C雰囲気下に置いた後、■ 製
造後2週間(■よりさらに1週間)95℃雰囲気下に置
いた後、 ■ 製造後4週間(■よりさらに2週間)95°C雰囲
気下に置いた後、 ■ 製造後3月(■よりさらに2月) 95°C雰囲気下に置いた後、 ■ 製造後4月(■よりさらに1月) 95°C雰囲気下においた後、 の6段階において、95℃の熱湯を内容器lに入れて2
0°C雰囲気中での24時間後のその湯の温度を測定す
ることにより、保温性をテストした。
このテスト結果のうち、本発明のテスト試料のものを表
3に、従来の比較試料のものを第7a図〜第7d図に示
す。第7a図〜第7d図において、温度曲線の上下によ
って95°Cの熱湯の24時間保温後の温度降下、すな
わち24時間保温力の大小を知ることができ、温度曲線
の減少勾配によってエージングによる真空度の低下、す
なわち真空維持力の大小を知ることができる。また、同
一種類の材料、例えばA 2 、 A s 、 A 4
について各図を比較することによって製造時の排気時間
の長短の影響を知ることができる。
(以下、余白。) 表3.テスト結果 本テスト結果により保温性及び排気時間に関する次の事
項が確認された。
■ 表3中の各試料I、IIの平均値マから明らかなよ
うに、真空維持力は、試料■では1週間後にl′C低下
し、試料■では1週間後に0.8°C低下、2週間後に
さらに0.2℃低下し、また試料■では1週間後に2.
3°C低下するだけで、その後は上昇又は横這い傾向に
ある。従って、本発明に係る方法によれば、真空維持力
は横這いで、極端に低下することはない。
なお、試料I、I[の24時間保温力(67°C前後)
が試料■の24時間保温力(45°C前後)より大とな
っているのは、銅箔のふく対仏熱防止作用及びガス吸収
作用によるものである。
■ 表3中試料■と同条件である第7c図の試料B、と
を比較すると明らかなように、試料Iの真空維持力の低
下は1°C程度であるのに対し、試料B、の真空維持力
は2週間後に約3°C低下している。従って、本考案に
係る方法によれば、従来の方法と比べて真空維持力が向
上している。
■ 表3中試料■と第7a図の試料B1とを比較すると
明らかなように、両者は同程度の24時間保温力を有し
、かつ、真空維持力も横這い傾向にあるが、試料■の排
気時間が50(io+40)分であるのに対し、試料B
1の排気時間は100分である。従って、本発明に係る
方法によれば、従来の方法に比べて50分の排気時間の
短縮が可能である。
■ 表3中試料■と排気方法を除き同じ条件である第7
c図の試料り、とを比較すると明らかなように、初期の
24時間保温力は両者同じ程度であるが、その後、試料
■では温度曲線がほぼ水平で真空維持力が横這いである
のに対し、試料り。
では温度曲線が下降傾向になって真空維持力が低下し、
約3週開目に底のピークとなっている。従って、本考案
に係る方法によれば、同一排気時間の従来の方法と比べ
て、真空維持力及び24時間保温力共に優れている。 
・ (2)真空二重パイプの製造方法の実施例第8図は凍結
防止用の給水パイプ等に用いられる真空二重パイプを示
し、概略、給水パイプ10と、外筒11と、連結部材1
3.14とで構成されている。
給水パイプlOは内径22mm、厚さ1mmのステンレ
スパイプで、外筒11が外装される部分は銅箔で被覆さ
れるか銅又は銀のメツキ層が形成されている。なお、外
筒11とのギャップを一定に保持するとともに、外筒1
1と給水パイプ10との熱接触をできるだけ防止するよ
うにした適宜スペーサを設けてもよい。外筒11は内径
42mm、厚さ1.2mmのステンレスパイプで、給水
パイプ10に外装されるようになっており、上流側の外
周部には銅製のチップ管12が取り付けである。連結部
材13.14はステンレス材で形成された断面コ字状の
リング部材で、給水パイプ10に挿通されて給水パイプ
10の外面と外筒11の端部に全周溶接され、給水パイ
プlOと外筒11の間の空間部を蓋するようになってい
る。
そして、この空間部はチップ管12を介して加熱排気処
理し、チップ管12を挟み切ることにより真空封じ込み
されている。
また、外筒11の両端及び連結部材13.14の外側に
ステンレス材からなるキャンプ15.16が夫々装着さ
れ、該キャップ15.16と連結部材13.14との間
にシール剤17.17が夫々注入されるとともに、キャ
ップ16の下流側と別のキャップ18とで前記チップ管
12を覆い、適宜シール剤等で封止されている。なお、
図示するように、チップ管12をキャップ19で覆い、
その内部にシール剤17を充填してもよい。
なお、この真空二重パイプにおいて、チップ管12を挟
み切って真空封じ込みする替わりに、前記真空二重容器
の第2実施例のように開口部を形成し、該開口部を閉塞
部材で閉塞してろう接するようにしてもよい。
以上の構成からなる真空二重パイプを製造するには、ま
ず第9図に示すように、給水パイプ10の下流側に連結
部材13をそのコ字状内面を下流側に向けて外装し、矢
印Aで指し示す点を全周溶接し、外筒11の上流側端部
に連結部材14をそのコ字状内面を上流側に向けて内装
し、矢印Bで指し示す点を全周溶接する。
そして、給水パイプlOの上流側から外筒11を外装し
、矢印C,Dで指し示す点を全周溶接し、給水パイプ1
0の外側に、外筒11と連結部材13.14で囲まれた
空間部を形成する。なお、給水パイプ10に外筒11を
外装する際、最終位置近くまで給水パイプlO1外筒1
1の先端は夫々連結部材14.13と接触しないため、
無理なく容易に行なうことができる。また、給水パイプ
lOの外面に設けた銅箔あるいはメツキ層を損傷するこ
ともない。
次に、給水パイプlOと外筒11の間の空間部の加熱排
気処理及び真空封じ込み処理を行なうが、その方法は前
記真空二重容器の第1実施例における方法と同一であり
、その作用、効果も同一であるため、説明を省略する。
この製造過程において、常温状態から炉内に入れて加熱
すると、まず、外筒11の温度が上がり、その後給水パ
イプ10の温度が後を追って上昇していくため、加熱時
(こあっては、外筒11の膨張量が大きく、連結部材1
3.14の外側、内側は第8図中夫々矢印a、b方向に
力を受けて変形する。
逆に冷却に移ると、外筒11の方が給水パイプlOより
も早く冷却されるため、冷却時にあっては、外筒11の
収縮量が大きく、前記加熱時とは逆に、連結部材13.
14は夫々矢印a’、b’方向に力を受けて変形する。
このように、連結部材13.14は加熱時と冷却時とで
は全く逆方向に力を受けることになるが、連結部材13
.14は、その内リング部及び外リング部に対して中間
の連結部が略直角を為し、両方向に自由度を有するため
、変形時に無理な応力がかからず破損するようなことは
ない。
本発明者らは、本発明に係る方法により製造された真空
二重パイプについて確認テストを行なったが、その結果
、凍結防止パイプの上部及び下部を摂氏5°Cの雰囲気
に保ち、それらの間を摂氏−30°Cの低温状態にさら
しても、内部の水は約80時間凍結しないという結果を
得た。
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明によれば、高真
空に排気する前に、伝熱性の損なわれない低真空下で加
熱して内壁をすみやかに昇温させるものであるから、特
に内壁からの脱ガスが十分に、しかも短時間に行なわれ
、全体的な加熱排気処理時間が短縮されて製造工程の短
縮化が図られるとともに、断熱性が安定化する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る金属製真空二重構造体の製造方法
による製造工程を示す図、第2図、第3図は本発明のそ
れぞれチップ管法、ろう接法によるステンレス鋼製真空
二重構造体の製造工程を示す図、第4図はチップ管法で
本発明に係る方法により製造する二重容器の断面図、第
5図はろう接法で本発明に係る方法により製造する二重
容器の断面図、第6図は第5図の部分拡大断面図、第7
a図〜第7d図は従来の方法により製造された真空二重
容器の保温性に関するテスト結果を示す図、第8図はチ
ップ管法で本発明に係る方法により製造する真空二重パ
イプの半断面図、第9図は真空二重パイプの製造途中の
状態を示す半断面図である。 l・・・二重容器、   2・・・外容器、3・・・内
容器、   5・・・空間。 特 許 出 願 人 象印マホービン株式会社代 理 
人 弁理士 青白 葆 はか1名第70図 第70ご Δ3 エージーンクプイクル 嘉7d回

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)内壁と外壁とで二重壁構造を形成し、内壁と外壁
    の間の空間を排気処理して真空封じ込みする金属製真空
    二重構造体の製造方法において、10^−^2Torr
    のオーダー以上の低真空に予備排気し、所定時間加熱し
    て脱ガスを行なった後、当該加熱温度を維持したまま1
    0^−^4Torrのオーダー以下の高真空に排気処理
    して真空封じ込みすることを特徴とする金属製真空二重
    構造体の製造方法。
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