JPH01303901A - フェリ磁性共鳴装置 - Google Patents

フェリ磁性共鳴装置

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JPH01303901A
JPH01303901A JP63134896A JP13489688A JPH01303901A JP H01303901 A JPH01303901 A JP H01303901A JP 63134896 A JP63134896 A JP 63134896A JP 13489688 A JP13489688 A JP 13489688A JP H01303901 A JPH01303901 A JP H01303901A
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film
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浩幸 中野
Yoshikazu Murakami
義和 村上
Yasuyuki Mizunuma
水沼 康之
Takahiro Ougihara
扇原 孝浩
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  • Inductance-Capacitance Distribution Constants And Capacitance-Resistance Oscillators (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フェリ磁性共鳴装置に関し、例えばイツトリ
ウム鉄ガーネット(Y I G) 薄膜のフェリ磁性共
鳴を利用したマイクロ波同調発振器に用いて好適なもの
である。
〔発明の概要〕
本発明のフェリ磁性共鳴装置は、フェリ磁性共鳴素子と
、上記フェリ磁性共鳴素子と電磁気的に結合する伝送線
路と、上記伝送線路に対向する一対の接地導体とを有し
、上記一対の接地導体のうちの少なくとも一方が2〜1
00μmの膜厚の金属薄膜により構成されている。これ
によって、フェリ磁性共鳴素子の共鳴特性を劣化させる
ことな(、このフェリ磁性共鳴素子に強い直流磁界を印
加することが可能となる。
〔従来の技術〕
Y I (Jl膜を用いたマイクロ波同調発振器(以下
、薄膜YTO(YIG−tuned oscillat
or)という)においては、磁気回路のギャップ中にY
IG薄膜が置かれ、このY I (Jl膜の膜面に対し
て垂直に直流磁界が印加される。この薄膜YTOの共鳴
周波数fはこの直流磁界強度によって決定され、f=γ
(H*  Nm  ・4πMs)   (1)と表され
る。ここで、γは磁気回転比(=2.8M Hz / 
Oe ) 、Hgはギャップ磁界、N8はYlG薄膜の
反磁界係数、4πM、はYIG薄膜の飽和磁化である。
(1)弐より、高い周波数で動作する薄膜YTOを設計
するためには、磁気回路のギャップ中に数千Oeもの強
い直流磁界を発生させる必要があることがわかる。
今、この薄膜YTOの磁気回路部において、周波数同調
に必要な磁界のうち可変分を発生させるためにコイルを
用い、残りの固定分のバイアス磁界を発生させるために
永久磁石を用いる場合を考えると、ギャップ磁界H,は
次式で表される(Cgs単位系を用いた)。
−・−−−一−−−・−(2) ここで、永久磁石は、クニック点を持たず、リコイル透
磁率μ、が一定の直線状の減磁特性を有すると仮定する
。また、しい及びB、、はそれぞれ永久磁石の長さ及び
残留磁束密度であり、Nはコイルの巻き数、■はコイル
電流、Cは光の速度、L9はギャップ長である。(2)
式より、強いギャップ磁界H9を発生させるためには、
ギャップ長L9を短くすることが本質的に重要であるこ
とがわかる。
第14図は従来の薄膜YTOの共振器部の構造の一例を
示す。この第14図において、符号101は磁気回路を
構成するヨークを示し、符号102はこのヨーク1の一
部を構成するポールピースを示す。また、符号103は
FM変調用(側周波数同調用)のFMコイルを示す。な
お、実際にはこのFMコイル103の上側に主周波数同
調用のメインコイルが設けられているが、その図示は省
略されている。これらのヨーク1及びポールピース2の
間のギャップ中には、上部接地導体104及び下部接地
導体105が設けられている。これらの上部接地導体1
04及び下部接地導体105の材料としては従来より真
鍮が用いられている。
これらの上部接地導体104及び下部接地導体105は
、機械加工により形成された薄い部分104a、105
aを有する。この下部接地導体105の薄い部分】05
aの上には、M I C(Micronave Int
egrated C1rcuit)線路Mが形成された
誘電体基板106及び高周波的にほぼショートと考えら
れる大容量コンデンサ107が設けられている。これら
の誘電体基板106及び大容量コンデンサ107の上に
は、これらにまたがって誘電体基板108が設けられて
いる。この誘電体基板108の一方の主面にはYIG薄
膜109が設けられ、他方の主面にはこのYIG薄膜1
09と電磁気的に結合する入出力用の伝送線路(結合用
線路)Lが設けられている。このyrc、1膜109は
、ガドリニウム・ガリウム・ガーネット(GGG)基板
110の上に形成されている。このGGG基板110と
上記上部接地導体104の薄い部分104aとの間及び
誘電体基板108と下部接地導体105の薄い部分10
5aとの間にはそれぞれ空気層111.112が存在し
ており、従ってこの共振器部はいわゆるサスベンゾイド
(suspended)構造を有する。
上述の薄膜YTOにおいて、磁気回路から見たギャップ
長Lgは、真鍮型の上部接地導体104及び下部接地導
体105のそれぞれの厚さと、これらの上部接地導体1
04及び下部接地導体105を機械加工により形成する
際の加工誤差を吸収するための余裕分との両者を加えた
長さとなる。
既に述べたように、強いギャップ磁界H9を発生させる
ためにはギャップ長し、を短くすることが重要であるが
、上述の薄膜YTOにおいてこのギャップ長L9を短く
する方法としては以下のような方法が考えられる。
■共振器部の空気層111.112の厚さを小さくする
■上部接地導体104及び下部接地導体105の厚さを
小さくする。
■上部接地導体104及び下部接地導体105を設けず
、ポールピース102及びヨーク101をぞれぞれ上部
接地導体及び下部接地導体として使用する。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、■に関しては、空気1111.112を
薄くするにつれて、上部接地導体104及び下部接地導
体105に発生する渦電流がWallEffectによ
り増加するため、YIGi膜109の無負荷時のQ値が
低下し、共鳴特性が劣化してしまうという問題がある。
■に関しては、機械加工の精度限界により、上部接地導
体104及び下部接地導体105の厚さを約200μm
以下にするのは難しい。■に関しては、ヨーク101の
材料として通常用いられるパーマロイ等のソフト磁性材
料は真鍮に比べて電気抵抗が高いため、マイクロ波領域
の高い周波数帯では電気的に完全に接地とはならず、そ
の結果、導体損が発生してしまうという問題がある。ま
た、共振器部が開放型となるため、放射損が発生し、そ
の結果、YIG薄膜109の無負荷時のQ値が低下し、
共鳴特性が劣化してしまうという問題がある。
以上より、従来の技術では、YrG薄膜109の共鳴特
性を劣化させることな(、ギャップ長し。
を短くすること、従ってYICF!膜109に強い直流
磁界を印加することは困難であった。
従って本発明の目的は、フェリ磁性共鳴素子の共鳴特性
を劣化させることなく、このフェリ磁性共鳴素子に強い
直流磁界を印加することが可能なフェリ磁性共鳴装置を
提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
接地導体の材料として例えば金(Au)を用いた場合を
考える。このAuの表皮深さ(skin depth)
は例えば周波数13GHzの高周波に対して約0゜68
μmである。本発明者の検討によれば、高周波に対して
も電気的に完全な接地となるためには、この接地導体の
厚さは最低でもこの表皮深さの約3倍程度、すなわち約
2μmは必要である。これが、接地導体の厚さの下限と
なる。一方、従来の)31wi!YTO!、:#ケルキ
ーt−ラフ’長り、は1.35mm程度であるが、実用
上十分に強い直流磁界H9をYIG)]膜に印加するた
めには、このギャップ長り、を少なくとも1割程度は短
くすることが望まれる。既に述べたように、上部接地導
体及び下部接地導体を真鍮で構成した場合にはそれぞれ
の厚さを約200μm以下にするのは困難であることを
考慮すると、上部接地導体及び下部接地導体のうちの少
なくとも一方を膜厚が100 am以下の金属薄膜によ
り構成すれば、ギャップ長L9を従来に比べて少なくと
も1割程度は短くすることが可能である。しかも、この
ように上部接地導体及び下部接地導体のうちの少な(と
も一方を薄い金属薄膜により構成すれば、ギャップ中に
存在するバルク状金属が減少するため、その分だけ渦電
流も減少する。
本発明は以上の検討に基づいて案出されたものである。
゛ すなわち、本発明は、フェリ磁性共鳴素子(11)
と、フェリ磁性共鳴素子(11)と電磁気的に結合する
伝送線路(L)と、伝送線路(L)に対向する一対の接
地導体とを有し、一対の接地導体のうちの少なくとも一
方が2〜11001Iの膜厚の金属薄膜(7,17)に
より構成されているフェリ磁性共鳴装置である。
本発明の好ましい実施態様においては、上記金属薄膜の
膜厚は5〜15μmとされる。
〔作用〕
上記した手段によれば、接地導体の少なくとも一方が2
〜100μmの膜厚の金属薄膜(7,17)により構成
されていることから、その分だけギャップ長L9を短く
することができ、従って実用上十分に強い直流磁界をフ
ェリ磁性共鳴素子(11)に印加することが可能となる
。しかも、ギャップ中に存在するバルク状金属が減少す
るため、渦電流が減少し、従って無負荷時のQ値の低下
は生じない。また、上記の薄い金属薄膜(7,17)は
、めっき、蒸着、スパッタ等の成膜技術により容易に形
成することができ、場合によっては金属箔をそのまま用
いることもできる。
以上より、上記した手段によれば、フェリ磁性共鳴素子
(11)の共鳴特性を劣化させることなく、このフェリ
磁性共鳴素子(11)に強い直流磁界を印加することが
可能である。
上記金に薄膜(7,17)として5〜15μmの膜厚の
ものを用いれば、上記効果はより優れたものとなる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。なお、実施例の全図において、同一の機能を存す
る部分には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は適
宜省略する。
第1図は本発明の実施例■による薄膜YTOを示す。
第1図において、符号1は後述のYIGff膜11に膜
流1界を印加するための磁気回路を構成するヨークを示
し、符号2はこのヨーク1の一部を構成するポールピー
スを示す。このポールピース2の先端部にはFM変調用
(側周波数同調用)のFMコイル3が巻かれている。な
お、このポールピース2には上記FMコイル3の上側の
部分に主周波数同調用のメインコイルが設けられている
が、その図示は省略されている。これらのヨーク1及び
ポールピース2の間のギャップ中にはそれぞれ例えば真
鍮型の接地導体4及び下部接地導体5が設けられている
。この接地導体4の上には、例えばアルミナ(AlzO
:+ )基板のような誘電体基板6上に形成された金属
薄膜7が例えば銀ペーストのような導電性接着剤(図示
せず)により接着されている。この金属薄膜7と上記接
地導体4とにより上部接地導体が構成される。この金属
薄膜7としては、Au、アルミニウム(AI) 、銅(
Cu)、真鍮等の電気抵抗の低い金属の薄膜を用いるこ
とができ、その膜厚は例えば5μm程度とすることがで
きる。また、誘電体基板6の厚さは例えば120μm程
度である。なお、この誘電体基板6は、金属薄膜7が上
述のように5μm程度と薄いことから、その支持をする
ために用いられている。具体的には、この金属薄膜7は
、例えばめっきにより上記誘電体基板6の上に形成され
る。一方、上記下部接地導体5は、機械加工により形成
された薄い部分5aを有する。この薄い部分5aの上に
は、MICIC回路形、成された誘電体基板8及び高周
波的にほぼショートと考えられる大容量コンデンサ9が
設けられている。これらの誘電体基板8及び大容量コン
デンサ9の上には、これらにまたがって誘電体基板10
が設けられている。この誘電体基板10の一方の主面に
はYIG薄膜11が設けられ、他方の主面にはこのYI
Gi膜11と電磁気的に結合する入出力用の伝送線路り
が設けられている。このY I G薄膜11は、例えば
液相エピタキシャル成長法(LPE法)により成長され
たものである。
上記GGG基板12と上記金属薄膜7との間及び誘電体
基板10と下部接地導体5の薄い部分5aとの間にはそ
れぞれ空気層13.14が存在しており、従ってこの共
振器部はサスベンゾイド構造を有する。このように共振
器部をサスベンゾイド構造としているので、実効誘電率
ε。1.を小さ(することができる。
この実施例■によれば、上部接地導体が膜厚5μm程度
の薄い金に薄膜7により構成されているので、ギャップ
長り、を従来に比べて約200μm程度短くすることが
できる。しかも、この金属薄膜7は上述のように極めて
薄いことから、上部接地導体に生じる渦電流が減少し、
従ってYIG薄膜11の無負荷時のQ値の低下は生じな
い。これによって、YIGi膜11の共鳴特性の劣化を
生じることなく、このY I Gm膜11に強い直流磁
界を印加することが可能となる。
第2図は本発明の実施例■による薄膜YTOを示す。
第2図に示すように、この実施例■による薄膜YTOは
、例えば膜厚が15μm程度のAIやAuのような金属
薄膜7により上部接地導体が構成されていることを除い
て、第1図に示す実施例Iと同様な構成を有する。この
金属薄膜7としては具体的にはへ1箔やAu箔を用いる
ことができる。この場合、この金属薄膜7は上述のよう
に15μm程度と厚いので、実施例Iのようにその支持
用の基板は用いておらず、導電性接着剤により接地導体
4に直接接着されている。
第4図は、この実施例■による薄膜YTOにおいて、M
ICIC線路形成された誘電体基板8の先端を基準面と
して共振器部側を見た場合におけるYIG薄膜11の周
波数IGHz付近での共鳴特性を示す。ここで、金属薄
膜7としては厚さ15μmのA1箔を用いた。また、第
5図は、第14図に示すように真鍮製の上部接地導体1
04及び下部接地導体105を用いた従来の薄膜YTO
についての同様な共鳴特性を示す。なお、第4図及び第
5図においては反射係数が極座標で表示されており、破
線で示される四つの円及び実線で示される最外周の円は
内側からそれぞれ反射係数が0゜2.0.4.0.6.
0.8及び1の円である。
これらの第4図及び第5図に示す共鳴特性は、7GHz
を中心とする±20MHzの周波数範囲、すなわち6.
98〜7.02GHzの周波数範囲で周波数を変化させ
た場合のデータを示す。
第4図と第5図とを比較すると、共鳴特性を示すループ
の大きさはほぼ同一であることがわかる。
また、第4図より求められる無負荷時のQ(Q。
)及び外部Q(Q、)はそれぞれ4430及び463で
あり、負荷時のQ(QL)は419である。
なお、このQLは1/Qt −1/Q、、+ 1/Q*
の関係式から求められたものである。一方、第5図の場
合は、Q、、Q、及びQ、はそれぞれ4360.461
及び417である。
以上より、上部接地導体として厚さ15μmのAI箔を
用いた第2図に示す薄膜YTOは、第14図に示す従来
の薄膜YTOと同様な共鳴特性を有することがわかる。
以上のように、この実施例■によれば、上部接地導体が
15μm程度と薄い金属薄膜7により構成されているの
で、実施例■と同様に、YIG薄膜11の共鳴特性の劣
化を生じることなく、このYIG薄膜11に強い直流磁
界を印加することが可能となる。
第3図は本発明の実施例■による薄膜YTOを示す。
第3図において、符号15は例えば真鍮製の接地導体を
示す、この実施例■においては、誘電体基板6上に形成
された例えば膜厚5μm程度の金属薄膜7により上部接
地導体が構成され、同様に例えばAIto、基板のよう
な誘電体基板16上に形成された例えば膜厚5μm程度
の金属薄膜17により下部接地導体が構成されている。
この実施例■によれば、上部接地導体が薄い金属薄膜7
により構成されているばかりでなく、下部接地導体も薄
い金属薄膜17により構成されているので、ギャップ長
し、をより一層短くすることができ、従って実施例■、
■で述べた効果はより一層優れたものとなる。
ところで、薄膜YTOは周波数シンセサイザ等の用途に
使用されることがあるが、この場合には周波数の安定化
のためにP L L (Phase 1ocked 1
oop)が使用されている。このPLLでは、第6図に
示すように、位相比較器によりYTOの出力信号θ。と
基準信号θiとの位相誤差φが発生され、この位相誤差
φは誤差電圧としてループフィルタに送られ、目的に応
じた誤差電流としてYTOに戻される。ここで、PLL
で発生される誤差電圧にYTOが追随するためには、P
LLのループ帯域よりも広い帯域がYTOの駆動系に要
求される。
上述の実施例I〜mによる薄膜YTOは、このような要
求を満足し得るものである。以下、その理由について説
明する。
第7図に示すような電流駆動型コイルの等価回路を考え
る。この第7図において、コイルインダクタンスしに流
れる電流lLは一般に tL=                (3)1+j
 (ω、/ω。) で表される。ここで、ω、−2πf、である。また、ω
。=R,/Lである。ただし、Roは渦電流損失による
抵抗である。ω。をYTO駆動系の3dB帯域と呼び、
τ=1/ω。を応答時間(response time
)と呼ぶ。渦電流損失による抵抗R0を流れる電流ll
l5とiLとを分離することは不可能であることから、
コイル単体でω。を求めることはできない。従って、実
際にはYTOのFM感度の周波数依存性からω。を求め
る゛手法がとられる。
今、周波数f01で発振しているYTOに外部コイル(
メインコイル及びFMコイル)から周波数f、の信号で
FM変調をかけるとき、FM感度は FM感度 =ΔFp、□/)11 =ΔF pm□/(l it、 l   + ω1 ω
。)2)=(ΔFp−に/ l i t  l )X(
1/  1+  (11@  ω。) ” )  (l
(z/A)・−−−−−−−−−−−(4) となる。ただし、ΔF□5k(−βfffi)は最大周
波数偏移であり、βは変調指数である。従って、ΔF、
。、−一定とし、flに対するfilを測定し、FM感
度がωlI (=2πf、)→0のときの値の1/、’
Tになるω1を求めると、ω。=ω1となるため、3d
B帯域または応答時間を求めることができる。
この3dB帯域を考えるに当たっては、YTOの接地導
体の渦電流損失が重要である。既に述べたように、従来
の薄膜YTOは、第14図に示すように、上部接地導体
104及び下部接地導体105を真鍮で構成していたた
め、周波数が高くなると渦電流損失が増大し、その結果
、外部コイルのFM感度が低下してしまう。従来、この
ような場合には、YTOの駆動系を考慮してループフィ
ルタの設計を行う必要が生じるため、設計が複雑になっ
てしまうという問題があった。しかしながら、上述の実
施例I〜■によれば、上部接地導体及び下部接地導体の
少なくとも一方が電気抵抗の低い薄い金属薄膜7により
構成されているので、後述のように外部コイルの3dB
帯域を広くすることができるとともに、応答時間の向上
を図ることができる。
第8図及び第9図は、主周波数同調用のメインコイル(
線径0. 3mm、巻き数500)のFM感度の周波数
依存性を示す。ここで、第8図は上部接地導体及び下部
接地導体を真鍮で構成した従来の場合のデータであり、
第9図は上部接地導体及び下部接地導体をAl2O3基
板上に形成したAuFJ膜で構成した場合(実施例■の
場合)のデータである。一方、第10図及び第11図は
、側周波数同調用のFMコイル(線径0.08mm、巻
き数20)のFM感度の周波数依存性を示す。ここで、
第10図は上部接地導体及び下部接地導体を真鍮で構成
した従来の場合のデータであり、第11図は上部接地導
体及び下部接地導体をAlzO*基板上に形成したAL
IFI[膜で構成した場合(実施例■の場合)のデータ
である。
これらの第8図〜第11図に示すデータより求めた3d
B帯域を下表にまとめて示す。
上表かられかるように、上部接地導体及び下部接地導体
をAIZOff基板上に形成したAu薄膜で構成した場
合には、真鍮で構成した場合に比べて7〜8倍だけ3d
B帯域が広がっている。すなわち、YTOの高速性の指
標である駆動コイルの3dB帯域が、従来のように真鍮
で構成した場合に比べて7〜8倍だけ広がっている。こ
れによって、PLL回路を設計する上で発振器の周波数
制御系を考慮する必要がなくなるため、設計が容易にな
り、PLLの広帯域化が可能となる。
次に、第12図は、下部接地導体を構成する金属薄膜1
7として厚さ120μmのAI!O+基板上に形成した
膜厚5μmのAu薄膜を用い、上部接地導体18(第1
3図参照)としてそれぞれ厚さ120μmのAh03基
板上に形成した膜厚5μ     mのAu薄膜、膜厚
15μmのAul膜(Au箔)及び膜厚90tImのA
u薄膜を用いた場合の3種類の組み合わせに対して、k
u−バンドのYTOのメインコイルに交流を通し、FM
感度を測定した場合のデータを示す。ただし、測定は第
13図に示す測定系を用いた。この第13図において、
符号19は発振用の能動素子としてのトランジスタ(例
えばGaAs  F E Tやnpn型バイポーラトラ
ンジスタ)を示し、符号20はボンディングワイヤーを
示す。
第12図に示すように、周波数が十分に低い場合にはF
M感度はいずれの場合も3.45MHz/ m A程度
であるが、周波数が高くなるにつれてFM感度は低下す
る。FM感度が3dBダウンする周波数を求めると、上
部接地導体18として厚さ120μmのA1□O5基板
上に形成した膜厚5μmのAul膜を用いた場合が45
kHz、上部接地導体18として厚さ15μmのAu薄
膜を用いた場合が25k)(z、上部接地導体18とし
て厚さ90μmのAuFil膜を用いた場合が15kH
zとなっており、FM感度が3dBダウンする周波数は
上部接地導体1日を構成するAu薄膜が厚くなるにつれ
て低下することがわかる。これは、Aul膜が厚くなる
につれて交流磁界による渦電流が上部接地導体18に生
じやすくなり、その結果、実効的な電流感度が低下する
ことによるものと考えられる。
以上、本発明の実施例につき具体的に説明したが、本発
明は、上述の実施例に限定されるものではなく、本発明
の技術的思想に基づく各種の変形が可能である。
例えば、金属薄膜7.17の膜厚は上述の実施例I〜■
で用いたものに限定されるものではなく、2〜100μ
mの範囲内で必要に応じて選択することが可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、一対の接地導体の
うちの少なくとも一方が2〜100μmの膜厚の金属薄
膜により構成されているので、フェリ磁性共鳴素子の共
鳴特性を劣化させることなく、このフェリ磁性共鳴素子
に強い直流磁界を印加することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例■による薄膜YTOの共振器部
の構造を示す断面図、第2図は本発明の実施例■による
薄膜YTOの共振器部の構造を示す断面図、第3図は本
発明の実施例■による薄膜YTOの共振器部の構造を示
す断面図、第4図及び第5図はYIG薄膜の共鳴特性を
示す図、第6図はPLLを説明するためのブロック図、
第7図は電流駆動型コイルの等価回路図、第8図及び第
9図はメインコイルのFM感度の周波数依存性を示すグ
ラフ、第10図及び第11図はFMコイルのFM感度の
周波数依存性を示すグラフ、第12図は下部接地導体を
種々の膜厚のAu薄膜により構成した場合のFM感度の
周波数依存性を示すグラフ、第13図は第12図に示す
FM感度の周波数依存性の測定に用いた測定系を示す断
面図、第14図は従来の薄膜YTOの共振器部の構造を
示す断面図である。 図面における主要な符号の説明 1:ヨーク、  2:ポールピース、  37FMコイ
ル、 5:下部接地導体、 6.8.10.16:誘電
体基板、 7.17;金属薄膜、  11:YIGm膜
(フェリ磁性共鳴素子)、  12 : GGG基板、
  13.14:空気層。 代理人   弁理士 杉 浦 正 知 夫鳴峙小1 第4図 づ(−嶌ち 特・ト佳− 第5図 j]濠牡fm(Hz) FM !?、1Lσ711文:イ、C砒、111.+J
ま二第8図 40■ 周渫駄fm(Hz) FM タごに、110ノ町5五フし=がυミノ#4L第
9図 周液数fm (Hz) F M A&σ)ノ月ン皮1−k、踊小り一ノ司シλ占
【客≦cfm(H2) FM権度の用)jL杏か乞与4先

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フェリ磁性共鳴素子と、 上記フェリ磁性共鳴素子と電磁気的に結合する伝送線路
    と、 上記伝送線路に対向する一対の接地導体とを有し、 上記一対の接地導体のうちの少なくとも一方が2〜10
    0μmの膜厚の金属薄膜により構成されていることを特
    徴とするフェリ磁性共鳴装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6353375B2 (en) 1999-04-22 2002-03-05 Tdk Corporation Magnetostatic wave device

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