JPH0132037B2 - - Google Patents
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- JPH0132037B2 JPH0132037B2 JP58104558A JP10455883A JPH0132037B2 JP H0132037 B2 JPH0132037 B2 JP H0132037B2 JP 58104558 A JP58104558 A JP 58104558A JP 10455883 A JP10455883 A JP 10455883A JP H0132037 B2 JPH0132037 B2 JP H0132037B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hammer
- output shaft
- cylinder
- spring
- motor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Percussive Tools And Related Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔技術分野〕
この発明は振動ドリルに関するものである。
従来、振動ドリルとして、第1図に示すピスト
ンハンマ式のもの(特公昭53−46761号公報)や、
第2図のラチエツト式のもの(特開昭48−53383
号公報)が提案されている。
ンハンマ式のもの(特公昭53−46761号公報)や、
第2図のラチエツト式のもの(特開昭48−53383
号公報)が提案されている。
第1図のピストンハンマ式のものは、モータ1
の回転を偏心カム軸2からコネクテイングロツド
3でピストン4の往復運動に変換し、ピストン4
は空気室5を介してフリーハンマ6に往復動を伝
え、フリーハンマ6がビツト7の底部に打撃を加
える形式となつている。一方、他の機構により、
同一のモータ1から回転がビツト7に伝えられ、
いわゆる回転打撃の作用によりビツト7が岩石や
コンクリートに穴をあけていく。この形式の欠点
は、空気室5を密閉しておかなければ、ピストン
4の往復エネルギが効率良くフリーハンマ6に伝
わらないため、運動中は空気室5を密閉シールす
る必要があることである。この図の例では、ピス
トン4のシール8と、フリーハンマ6のシール9
とがこの機能を果たす。しかしながら、動作中、
特にフリーハンマ6がビツト7を打撃する直前は
空気室5の圧力は非常に大きくなり(文献では
2000Kg/cm2にもなるといわれている)、シール8,
9(普通はOリング)の緊迫力を相当に強くして
おかなければ空気が洩れてしまう。したがつて、
ピストン4やフリーハンマ6を円滑に駆動させる
ためには、その緊迫力によるシリンダとの摩擦力
に打ち勝つ大きな動力が必要になり、モータ1も
大型で大出力のものにしなければならない。通
常、消費電力で400W以上のものとなる。そのう
え、ピストン4とシリンダとの摩擦により発熱す
るという問題点がある。また、摺動部の信頼性、
特に寿命を向上させるために油潤滑が必要で、こ
のためのシール機構等も複雑になり、前述の大モ
ータと併せて大型大重量になり易く、使い勝手も
悪い。
の回転を偏心カム軸2からコネクテイングロツド
3でピストン4の往復運動に変換し、ピストン4
は空気室5を介してフリーハンマ6に往復動を伝
え、フリーハンマ6がビツト7の底部に打撃を加
える形式となつている。一方、他の機構により、
同一のモータ1から回転がビツト7に伝えられ、
いわゆる回転打撃の作用によりビツト7が岩石や
コンクリートに穴をあけていく。この形式の欠点
は、空気室5を密閉しておかなければ、ピストン
4の往復エネルギが効率良くフリーハンマ6に伝
わらないため、運動中は空気室5を密閉シールす
る必要があることである。この図の例では、ピス
トン4のシール8と、フリーハンマ6のシール9
とがこの機能を果たす。しかしながら、動作中、
特にフリーハンマ6がビツト7を打撃する直前は
空気室5の圧力は非常に大きくなり(文献では
2000Kg/cm2にもなるといわれている)、シール8,
9(普通はOリング)の緊迫力を相当に強くして
おかなければ空気が洩れてしまう。したがつて、
ピストン4やフリーハンマ6を円滑に駆動させる
ためには、その緊迫力によるシリンダとの摩擦力
に打ち勝つ大きな動力が必要になり、モータ1も
大型で大出力のものにしなければならない。通
常、消費電力で400W以上のものとなる。そのう
え、ピストン4とシリンダとの摩擦により発熱す
るという問題点がある。また、摺動部の信頼性、
特に寿命を向上させるために油潤滑が必要で、こ
のためのシール機構等も複雑になり、前述の大モ
ータと併せて大型大重量になり易く、使い勝手も
悪い。
第2図のラチエツト式の場合、モータ11の回
転はピニオン12および減速歯車13で減速され
てラチエツト板14を回転させ、このラチエツト
板14を相対する位置に回転不能に固定された同
一形状のラチエツト板15と、ビツトを材料に押
付ける力によつて噛み合せて出力軸16に微振動
を与え、その振動と回転力で岩石やコンクリート
に穴をあける構造となつている。
転はピニオン12および減速歯車13で減速され
てラチエツト板14を回転させ、このラチエツト
板14を相対する位置に回転不能に固定された同
一形状のラチエツト板15と、ビツトを材料に押
付ける力によつて噛み合せて出力軸16に微振動
を与え、その振動と回転力で岩石やコンクリート
に穴をあける構造となつている。
この形式のものでは次の欠点がある。ピスト
ンハンマ方式とは異なり、打撃力ではなく、微振
動を利用するため、打撃力が弱い。測定したとこ
ろ、ハンマ方式の1/3〜1/4となる。そのため、モ
ルタル等の骨材を含まない壁面であれば穴あけが
可能であるが、骨材(岩石の小片)が入つたコン
クリートの場合は、力不足で少しずつしか削れ
ず、穴あけ時間が極端に長くなる。また、モータ
動力を上げて1KW程度の振動ドリルにしたとき
は骨材に当つても穴はあけられるが、本体重量が
5〜6Kg程度と非常に重くなり、いずれにしろ使
い勝手の非常に悪い道具となつてしまう。穴あ
け時に、ビツトからの微振動の反力が固定された
ラチエツト板15を通して手に伝わつてきて手が
しびれ、長時間作業に耐えられない。微振動衝
撃力を大きくして速く穴をあけようとすると、反
力を受ける固定されたラチエツト板15をより強
くビツト側に押圧する必要がある。すなわち、手
で本体を強く押さないと穴があかないことにな
る。これでは、例えば天井の穴あけ等のように、
足元が不安定な場所での穴あけ作業は非常に行い
難く、作業者にとつて使い勝手の悪いものになつ
ている。さらに、強く押つける程、手のダンパ効
果が小さくなり、ますます振動が身体に伝わり、
実用に耐えないものになつている。
ンハンマ方式とは異なり、打撃力ではなく、微振
動を利用するため、打撃力が弱い。測定したとこ
ろ、ハンマ方式の1/3〜1/4となる。そのため、モ
ルタル等の骨材を含まない壁面であれば穴あけが
可能であるが、骨材(岩石の小片)が入つたコン
クリートの場合は、力不足で少しずつしか削れ
ず、穴あけ時間が極端に長くなる。また、モータ
動力を上げて1KW程度の振動ドリルにしたとき
は骨材に当つても穴はあけられるが、本体重量が
5〜6Kg程度と非常に重くなり、いずれにしろ使
い勝手の非常に悪い道具となつてしまう。穴あ
け時に、ビツトからの微振動の反力が固定された
ラチエツト板15を通して手に伝わつてきて手が
しびれ、長時間作業に耐えられない。微振動衝
撃力を大きくして速く穴をあけようとすると、反
力を受ける固定されたラチエツト板15をより強
くビツト側に押圧する必要がある。すなわち、手
で本体を強く押さないと穴があかないことにな
る。これでは、例えば天井の穴あけ等のように、
足元が不安定な場所での穴あけ作業は非常に行い
難く、作業者にとつて使い勝手の悪いものになつ
ている。さらに、強く押つける程、手のダンパ効
果が小さくなり、ますます振動が身体に伝わり、
実用に耐えないものになつている。
この発明は、小型で効率良く大きな打撃を与え
ることができ、構造が簡単でかつ発熱の問題もな
く、また振動が手に伝わり難くて疲れない振動ド
リルを提供することを目的とする。
ることができ、構造が簡単でかつ発熱の問題もな
く、また振動が手に伝わり難くて疲れない振動ド
リルを提供することを目的とする。
この発明の振動ドリルは、モータと、このモー
タから回転伝達される出力軸と、この出力軸に打
撃を与えるハンマと、このハンマを前記出力軸側
に付勢するばねと、前記モータで駆動されて前記
ばねに抗して前記ハンマを移動させ所定位置で前
記ハンマの保持を解放するカム機構とを備えたも
のである。
タから回転伝達される出力軸と、この出力軸に打
撃を与えるハンマと、このハンマを前記出力軸側
に付勢するばねと、前記モータで駆動されて前記
ばねに抗して前記ハンマを移動させ所定位置で前
記ハンマの保持を解放するカム機構とを備えたも
のである。
ばねの反発力で打撃力が得られるため、手で強
く押す必要がない。また、ばねで打撃の衝撃が吸
収され、手に振動が伝わらない。
く押す必要がない。また、ばねで打撃の衝撃が吸
収され、手に振動が伝わらない。
実施例
この発明の一実施例を第3図ないし第6図に示
す。図において、20は本体であり、把手21と
電池収納部22を有する。把手21にモータ23
のスイツチ24が設けられている。本体20内に
モータ23と、カム筒25と、ハンマ26と、出
力軸27とが同軸心上に配置されている。出力軸
27の本体20から突出した部分に、ビツト28
を取付けるチヤツク29が設けられている。出力
軸27は本体20の先端の軸受30で回転自在か
つ軸方向移動自在に支持されている。モータ23
の回転は遊星歯車機構31を介して減速されて駆
動軸32に伝えられる。駆動軸32の中間にビツ
ト28への回転伝達用のピニオン33が圧入等で
固定されており、先端にカム筒25のカム面に接
する摺動ピン34が固定されている。摺動ピン3
4はローラが外嵌したものでもよい。ピニオン3
3は出力軸27と平行に設けられた伝達軸35の
一端の歯車36に噛合い、他端のピニオン37お
よび減速歯車38を介して出力軸27に回転伝達
する。減速歯車38と出力軸27とは、出力軸2
7がスラスト方向に振動するのでスプラインで結
合してある。
す。図において、20は本体であり、把手21と
電池収納部22を有する。把手21にモータ23
のスイツチ24が設けられている。本体20内に
モータ23と、カム筒25と、ハンマ26と、出
力軸27とが同軸心上に配置されている。出力軸
27の本体20から突出した部分に、ビツト28
を取付けるチヤツク29が設けられている。出力
軸27は本体20の先端の軸受30で回転自在か
つ軸方向移動自在に支持されている。モータ23
の回転は遊星歯車機構31を介して減速されて駆
動軸32に伝えられる。駆動軸32の中間にビツ
ト28への回転伝達用のピニオン33が圧入等で
固定されており、先端にカム筒25のカム面に接
する摺動ピン34が固定されている。摺動ピン3
4はローラが外嵌したものでもよい。ピニオン3
3は出力軸27と平行に設けられた伝達軸35の
一端の歯車36に噛合い、他端のピニオン37お
よび減速歯車38を介して出力軸27に回転伝達
する。減速歯車38と出力軸27とは、出力軸2
7がスラスト方向に振動するのでスプラインで結
合してある。
ハンマ26は先端に拡径部26aを有する丸軸
状に形成され、出力軸27の後端に固定されたガ
イド筒39内に軸方向移動自在に挿入されてい
る。ガイド筒39内にはハンマ26を出力軸27
側に付勢するばね40が収容され、ガイド筒39
の先端の端壁内面にクツシヨン41が設けられて
いる。ハンマ26の後端には前記カム筒25が固
定されている。カム筒25は駆動子となるもので
ある。カム筒25は、外筒25Aとカム部材25
Bとからなり、両者はシエアピン等で結合されて
いる。
状に形成され、出力軸27の後端に固定されたガ
イド筒39内に軸方向移動自在に挿入されてい
る。ガイド筒39内にはハンマ26を出力軸27
側に付勢するばね40が収容され、ガイド筒39
の先端の端壁内面にクツシヨン41が設けられて
いる。ハンマ26の後端には前記カム筒25が固
定されている。カム筒25は駆動子となるもので
ある。カム筒25は、外筒25Aとカム部材25
Bとからなり、両者はシエアピン等で結合されて
いる。
動 作
モータ23の回転は、遊星歯車機構31で減速
されて駆動軸32に伝えられ、駆動軸32のピニ
オン33から、歯車36、伝達軸35、ピニオン
37および減速歯車38を介して出力軸27に伝
達される。また、駆動軸32の先端の摺動軸34
が駆動軸32の回転に伴なつて第5図のようにカ
ム筒25のカム面を移動することにより、カム筒
25とハンマ26とが一体となつたものをばね4
0に抗して往復動させる。カム筒25がハンマ2
6をモータ23側へ引張り上げるときに、ばね4
0を撓ませてばね40にエネルギを蓄積させる。
そして、カム面の頂部を摺動軸34が通過したと
き、ばね40のエネルギでハンマ26は出力軸2
7に衝突する。そのため、出力軸27は回転と打
撃が組合わさつた運動を行う。ばね40に蓄えら
れるエネルギがハンマ26の運動エネルギに変換
される変換式は次のようになる。
されて駆動軸32に伝えられ、駆動軸32のピニ
オン33から、歯車36、伝達軸35、ピニオン
37および減速歯車38を介して出力軸27に伝
達される。また、駆動軸32の先端の摺動軸34
が駆動軸32の回転に伴なつて第5図のようにカ
ム筒25のカム面を移動することにより、カム筒
25とハンマ26とが一体となつたものをばね4
0に抗して往復動させる。カム筒25がハンマ2
6をモータ23側へ引張り上げるときに、ばね4
0を撓ませてばね40にエネルギを蓄積させる。
そして、カム面の頂部を摺動軸34が通過したと
き、ばね40のエネルギでハンマ26は出力軸2
7に衝突する。そのため、出力軸27は回転と打
撃が組合わさつた運動を行う。ばね40に蓄えら
れるエネルギがハンマ26の運動エネルギに変換
される変換式は次のようになる。
1/2kx2=1/2mv2
ここで、k;ばね定数、v;ハンマの最大速
度、x;最大変位、m;ハンマの質量(カム筒の
質量を加算したもの)、である。vという速度を
与えられたハンマ26が出力軸27に衝突する衝
撃力は次式で表わされる。
度、x;最大変位、m;ハンマの質量(カム筒の
質量を加算したもの)、である。vという速度を
与えられたハンマ26が出力軸27に衝突する衝
撃力は次式で表わされる。
f=mv/t
ここで、f;衝撃力、t;衝撃時間、である。
このように、ばね40にエネルギを蓄えて打撃
力を得るため、本体20を手で強く押す必要がな
く、天井のような足場の悪い所でも簡単に作業で
きる。また、ばね40に蓄えたエネルギで打撃力
を得るため、モータ23が小型であつても打撃力
が大きくなり、コンクリート中の骨材でも破砕す
ることが可能となる。しかも、ビツト28の衝撃
はばね40を介して本体20に伝わるため、振動
が手に伝わり難く、疲れない。また、従来のピス
トンハンマ式のように密閉性を得るために摩擦等
の抵抗を生じさせるという問題がない。そのた
め、効率が良く、しかも密閉構造が不要で構造が
簡単となり、さらに摩擦による発熱がないという
利点がある。
力を得るため、本体20を手で強く押す必要がな
く、天井のような足場の悪い所でも簡単に作業で
きる。また、ばね40に蓄えたエネルギで打撃力
を得るため、モータ23が小型であつても打撃力
が大きくなり、コンクリート中の骨材でも破砕す
ることが可能となる。しかも、ビツト28の衝撃
はばね40を介して本体20に伝わるため、振動
が手に伝わり難く、疲れない。また、従来のピス
トンハンマ式のように密閉性を得るために摩擦等
の抵抗を生じさせるという問題がない。そのた
め、効率が良く、しかも密閉構造が不要で構造が
簡単となり、さらに摩擦による発熱がないという
利点がある。
なお、前記の式からわかるように、ハンマ26
にカム筒25を一体化させていることから、質量
が増大し、衝撃力が増す。そのため、小型で打撃
力の大きいものとすることができる。また、ばね
40の共振を利用すれば、ハンマ26の衝撃力を
大幅に増大することができる。このとき、打撃数
は次の式で示す周波数に略等しい値に設定する。
にカム筒25を一体化させていることから、質量
が増大し、衝撃力が増す。そのため、小型で打撃
力の大きいものとすることができる。また、ばね
40の共振を利用すれば、ハンマ26の衝撃力を
大幅に増大することができる。このとき、打撃数
は次の式で示す周波数に略等しい値に設定する。
f=1/2π√
ここで、f;周波数(Hz)、π;円周率、であ
る。
る。
第6図ないし第8図は他の実施例を示す。固定
シリンダ45内に回転シリンダ46を軸受47で
回転自在に設置し、回転シリンダ46内にハンマ
26′を嵌合してある。固定シリンダ45はシリ
ンダキヤツプ部45aで取付部材48を介して本
体20に固定されている。回転シリンダ46は継
手49で駆動軸32に接続されている。ハンマ2
6′は駆動子を兼用するものであり、外周面にカ
ム溝50を有する。カム溝50には回転シリンダ
46に固定された摺動ピン51が係合する。ハン
マ26′は先端外周に拡径部26a′を有し、回転
シリンダ46と拡径部26a′との間に設けられた
ばね40′により出力軸27′の先端側へ付勢され
ている。また、ハンマ26′は中央に凹所52を
有し、出力軸27′の後端が軸方向移動自在に嵌
合している。凹所52は空気穴53を有する。固
定シリンダ45にはシリンダキヤツプ部45aの
内面にクツシヨン41′が設けられ、かつ周壁に
クツシヨン41′よりもわずかにモータ23側に
位置して空気穴54が設けられている。また、固
定シリンダ45のハンマ26′の周囲と対応する
部分にも空気穴55が設けられている。
シリンダ45内に回転シリンダ46を軸受47で
回転自在に設置し、回転シリンダ46内にハンマ
26′を嵌合してある。固定シリンダ45はシリ
ンダキヤツプ部45aで取付部材48を介して本
体20に固定されている。回転シリンダ46は継
手49で駆動軸32に接続されている。ハンマ2
6′は駆動子を兼用するものであり、外周面にカ
ム溝50を有する。カム溝50には回転シリンダ
46に固定された摺動ピン51が係合する。ハン
マ26′は先端外周に拡径部26a′を有し、回転
シリンダ46と拡径部26a′との間に設けられた
ばね40′により出力軸27′の先端側へ付勢され
ている。また、ハンマ26′は中央に凹所52を
有し、出力軸27′の後端が軸方向移動自在に嵌
合している。凹所52は空気穴53を有する。固
定シリンダ45にはシリンダキヤツプ部45aの
内面にクツシヨン41′が設けられ、かつ周壁に
クツシヨン41′よりもわずかにモータ23側に
位置して空気穴54が設けられている。また、固
定シリンダ45のハンマ26′の周囲と対応する
部分にも空気穴55が設けられている。
このように構成した場合、ハンマ26′に凹所
52を設けて出力軸27′の一部を収容している
ので、ハンマ26′と出力軸27′が長さ方向にお
いて重なり、その分だけ全体の長さが短くでき
る。そのため、本体20を手で握つたときに、把
手21とビツト28の先端との距離が短くなつて
使い勝手が向上する。また、前記実施例と同様
に、ハンマ26′にカム部分が一体に設けられて
いることから、ハンマ26′の質量が増大でき、
打撃力を増すことができる。
52を設けて出力軸27′の一部を収容している
ので、ハンマ26′と出力軸27′が長さ方向にお
いて重なり、その分だけ全体の長さが短くでき
る。そのため、本体20を手で握つたときに、把
手21とビツト28の先端との距離が短くなつて
使い勝手が向上する。また、前記実施例と同様
に、ハンマ26′にカム部分が一体に設けられて
いることから、ハンマ26′の質量が増大でき、
打撃力を増すことができる。
固定シリンダ45のハンマ26′の拡径部分2
6a′との嵌合部分や、出力軸27′とハンマ2
6′の凹所52との嵌合部分は円滑な動作のため
に密に嵌合させることが望ましい。そのようにし
た場合、空気溜りが生じて逆に動作の抵抗が生じ
るが、各空気溜りとなる箇所に空気穴53〜55
を設けてあるので、この抵抗をなくすことができ
る。そのため、効率低下が防止でき、モータ23
や電池の小型軽量化が図れる。
6a′との嵌合部分や、出力軸27′とハンマ2
6′の凹所52との嵌合部分は円滑な動作のため
に密に嵌合させることが望ましい。そのようにし
た場合、空気溜りが生じて逆に動作の抵抗が生じ
るが、各空気溜りとなる箇所に空気穴53〜55
を設けてあるので、この抵抗をなくすことができ
る。そのため、効率低下が防止でき、モータ23
や電池の小型軽量化が図れる。
また、ハンマ26′の空打ちに対する衝撃緩和
が次のように得られる。ハンマ26′が出力軸2
7′を打撃し、穴あけを行うときは打撃によつて
運動エネルギが弱まつてシリンダキヤツプ45a
にハンマ26′が当る。そのため、シリンダキヤ
ツプ45aに損傷はない。しかし、空打ちのとき
はハンマ26′が直接にシリンダキヤツプ45a
に当り、運動エネルギが大きいだけに、そのまま
であるとその損傷も大きい。これを解決するため
に、空気穴54の位置を第8図のように、クツシ
ヨン41′の前面よりもQだけハンマ26′側に配
置してある。ハンマ26′がシリンダキヤツプ4
5aに当るとき、空間56(第8図)内の空気を
空気穴54から逃がしながら当る。このとき、シ
リンダキヤツプ45aのクツシヨン41′で緩衝
作用が得られるが、これだけではクツシヨン4
1′を非常に大きくしないとその機能を果たせな
い。しかし、空気穴54を前記のように配置して
あれば、ハンマ26′が空気穴54を通過するま
でシリンダキヤツプ45aに近づいたときに、残
りの空気の逃げ場がなくなり、空気ばねとして作
用する。そのため、ハンマ26′の緩衝機能が向
上する。これにより、クツシヨン41′を小型化
でき、その分全体長さを短くできる。その他は第
1の実施例と同様である。
が次のように得られる。ハンマ26′が出力軸2
7′を打撃し、穴あけを行うときは打撃によつて
運動エネルギが弱まつてシリンダキヤツプ45a
にハンマ26′が当る。そのため、シリンダキヤ
ツプ45aに損傷はない。しかし、空打ちのとき
はハンマ26′が直接にシリンダキヤツプ45a
に当り、運動エネルギが大きいだけに、そのまま
であるとその損傷も大きい。これを解決するため
に、空気穴54の位置を第8図のように、クツシ
ヨン41′の前面よりもQだけハンマ26′側に配
置してある。ハンマ26′がシリンダキヤツプ4
5aに当るとき、空間56(第8図)内の空気を
空気穴54から逃がしながら当る。このとき、シ
リンダキヤツプ45aのクツシヨン41′で緩衝
作用が得られるが、これだけではクツシヨン4
1′を非常に大きくしないとその機能を果たせな
い。しかし、空気穴54を前記のように配置して
あれば、ハンマ26′が空気穴54を通過するま
でシリンダキヤツプ45aに近づいたときに、残
りの空気の逃げ場がなくなり、空気ばねとして作
用する。そのため、ハンマ26′の緩衝機能が向
上する。これにより、クツシヨン41′を小型化
でき、その分全体長さを短くできる。その他は第
1の実施例と同様である。
この発明の振動ドリルは、ばねの付勢力で打撃
力を与えるものであるため、手で強く押す必要が
なく、またばねで打撃の衝撃が吸収され、手に振
動が伝わらない。そのため、作業者が疲れない。
また、モータの駆動によりカム機構を介してばね
に撓みエネルギを蓄え、前記カム機構によりハン
マの保持を解放することにより、前記ばねの撓み
エネルギで打撃力を得るものであるため、空気圧
によるものと異なり、密閉構造が不要で、構造が
簡単である。しかも、ピストンの摩擦で発熱する
という問題もない。さらに、1台のモータで打撃
と回転とを行わせているため、このことからも構
造が簡単という効果がある。
力を与えるものであるため、手で強く押す必要が
なく、またばねで打撃の衝撃が吸収され、手に振
動が伝わらない。そのため、作業者が疲れない。
また、モータの駆動によりカム機構を介してばね
に撓みエネルギを蓄え、前記カム機構によりハン
マの保持を解放することにより、前記ばねの撓み
エネルギで打撃力を得るものであるため、空気圧
によるものと異なり、密閉構造が不要で、構造が
簡単である。しかも、ピストンの摩擦で発熱する
という問題もない。さらに、1台のモータで打撃
と回転とを行わせているため、このことからも構
造が簡単という効果がある。
第1図は従来例の断面図、第2図は他の従来例
の断面図、第3図はこの発明の一実施例の断面
図、第4図はその異なる動作状態の部分断面図、
第5図A〜Cは同じくその動作説明図、第6図は
他の実施例の断面図、第7図A,Bはその動作説
明図、第8図は同じくその部分拡大断面図であ
る。 20……本体、23……モータ、25……カム
筒(駆動子)、26,26′……ハンマ、27,2
7′……出力軸、28……ビツト、31……遊星
歯車機構、32……駆動軸、34……摺動軸、3
9……ガイド筒、40,40′……ばね、41,
41′……クツシヨン、45……固定シリンダ、
46……回転シリンダ、50……カム溝、53〜
55……空気穴。
の断面図、第3図はこの発明の一実施例の断面
図、第4図はその異なる動作状態の部分断面図、
第5図A〜Cは同じくその動作説明図、第6図は
他の実施例の断面図、第7図A,Bはその動作説
明図、第8図は同じくその部分拡大断面図であ
る。 20……本体、23……モータ、25……カム
筒(駆動子)、26,26′……ハンマ、27,2
7′……出力軸、28……ビツト、31……遊星
歯車機構、32……駆動軸、34……摺動軸、3
9……ガイド筒、40,40′……ばね、41,
41′……クツシヨン、45……固定シリンダ、
46……回転シリンダ、50……カム溝、53〜
55……空気穴。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 モータと、このモータから回転伝達される出
力軸と、この出力軸に打撃を与えるハンマと、こ
のハンマを前記出力軸側に付勢するばねと、前記
モータで駆動されて前記ばねに抗して前記ハンマ
を移動させ所定位置で前記ハンマの保持を解放す
るカム機構とを備えた振動ドリル。 2 前記ハンマの中心に凹所を設け、この凹所に
前記出力軸の後端を軸方向移動自在に収容した特
許請求の範囲第1項記載の振動ドリル。 3 前記ハンマに外嵌してこのハンマを軸方向移
動自在に支持するシリンダを設け、このシリンダ
に空気孔を設けた特許請求の範囲第1項記載の振
動ドリル。 4 前記シリンダの前記ハンマの前面と対向する
端壁内面にクツシヨンを設け、前記空気孔の位置
を、前記クツシヨンの先端面よりも若干前記端壁
内面から離れた位置とした特許請求の範囲第3項
記載の振動ドリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10455883A JPS59232774A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 振動ドリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10455883A JPS59232774A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 振動ドリル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59232774A JPS59232774A (ja) | 1984-12-27 |
| JPH0132037B2 true JPH0132037B2 (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=14383787
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10455883A Granted JPS59232774A (ja) | 1983-06-10 | 1983-06-10 | 振動ドリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59232774A (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3502449C3 (de) * | 1984-02-08 | 2002-02-28 | Bosch Gmbh Robert | Elektropneumatischer Bohr- und/oder Schlaghammer mit batteriegespeistem Antriebsmotor |
| JP2013144340A (ja) * | 2012-01-16 | 2013-07-25 | Makita Corp | 電動工具 |
| JP2013151055A (ja) | 2012-01-26 | 2013-08-08 | Makita Corp | 打撃工具 |
| US10874406B2 (en) * | 2017-02-28 | 2020-12-29 | MFr Technologies, Inc. | Handheld surgical instrument |
| US12539126B2 (en) | 2017-02-28 | 2026-02-03 | MFr Technologies, Inc. | Handheld surgical instrument |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5097965A (ja) * | 1973-12-29 | 1975-08-04 | ||
| JPS537781U (ja) * | 1976-07-06 | 1978-01-23 |
-
1983
- 1983-06-10 JP JP10455883A patent/JPS59232774A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59232774A (ja) | 1984-12-27 |
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