JPH0132192B2 - - Google Patents

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JPH0132192B2
JPH0132192B2 JP59059146A JP5914684A JPH0132192B2 JP H0132192 B2 JPH0132192 B2 JP H0132192B2 JP 59059146 A JP59059146 A JP 59059146A JP 5914684 A JP5914684 A JP 5914684A JP H0132192 B2 JPH0132192 B2 JP H0132192B2
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JP
Japan
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cbn
boron nitride
coating layer
ratio
cutting
Prior art date
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Application number
JP59059146A
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English (en)
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JPS60204686A (ja
Inventor
Taijiro Sugisawa
Noribumi Kikuchi
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Mitsubishi Metal Corp
Original Assignee
Mitsubishi Metal Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、高硬度の被加工物を切削する工具
として用いられるセラミツク部材に関し、その部
材は立方晶窒化硼素(以下、CBNで示す。)基セ
ラミツク基体の表面に耐摩耗性のより高い窒化硼
素(以下、BNで示す。)からなる被覆層を形成
したものである。 従来、CBNを30〜93容量%の範囲で含有した
切削工具材料として、分散相形成成分である
CBN粒子と、結合相形成成分の粉末を混合し、
これを50キロバール以上の高圧と1300℃以上の高
温の下で焼結した非常に硬度の高いセラミツクが
知られている。その特性は組成の変化によつて広
く変化する。例えば、CBN含有率が80容量%以
上といつた、CBN量が多い組成のセラミツクは、
ビツカース硬さが3000Kg/mm2以上の高硬度を持つ
ことができ、従つて高硬度のハイス、ダイス鋼、
チル化した鋳鉄、Co合金などの切削に適してい
る。一方、CBN含有率が30〜80容量%と、CBN
量を少なくすると、得られたセラミツクはビツカ
ース硬さで2000〜3300Kg/mm2の硬さを有し、浸炭
焼入鋼やある種の焼結合金などの切削に好適であ
る。又、CBN基セラミツク中の結合相形成成分
として、7〜70容量%で含有するTiの炭化物、
窒化物、酸化物、若しくは硼化物、Alの窒化物、
硼化物若しくは酸化物、又は窒化硼素などが知ら
れており、不純物程度の少量の鉄族金属が結合相
に含まれることも知られている。そして、CBN
基セラミツク中の結合相の組成や組織によつて
も、前記セラミツクの性能は大きく変化する。一
般に、CBN基セラミツクは従来の炭化タングス
テン基超硬合金やセラミツクスでは使用できなか
つた苛酷な切削条件に耐えることができるが、切
削工具として用いたときの尚一層の寿命の延長が
切望されている。 そこで、本発明者らは、切削工具寿命を延ばす
べく鋭意研究を重ねた結果、前記のようなCBN
基セラミツク部材の少なくとも切削面に、スパツ
タリング法あるいはイオンビーム法を用い、 B/N原子比:1.0〜1.2を有するBNからなり、
かつ非晶質BNからなる素地に、2〜30容量%の
割合で立方晶窒化硼素(以下CBNで示す)が分
散した組織を有する被覆層を0.2〜10μmの平均層
厚で形成すると、前記被覆層は、ビツカース硬さ
で3700〜5000Kg/mm2の著しく高い硬さをもつこと
から、耐摩耗性が向上し、切削工具寿命の一段の
延命化がはかられるようになるという知見を得た
のである。 この発明は、上記知見にもとづいてなされたも
のであつて、容量%で(以下%は容量%を示す)、 分散相形成成分として、CBN:30〜93%、 結合相形成成分として、Tiの炭化物、窒化物、
酸化物、および硼化物、Alの窒化物、硼化物、
および酸化物、並びに窒化珪素、さらにこれらの
2種以上の固溶体(以下、これらを総称して結合
相化合物という)のうちの1種以上と不可避不純
物:7〜70%、 からなる組成を有するCBN基セラミツク基体の
少なくとも切削面に、 B/N原子比:1.0〜1.2を有するBNからなり、
かつ非晶質BNからなる素地に、2〜30容量%の
割合でCBNが分散した組織を有する被覆層を、
0.2〜10μmの平均層厚で形成してなる切削工具用
表面被覆CBN基セラミツク部材に特徴を有する
ものである。 なお、この発明の表面被覆CBN基セラミツク
部材において、上記被覆層は、高純度のホツトプ
レス六方晶BN板材をターゲツトとして用い、N2
含有Arガス雰囲気中で高周波スパツタするスパ
ツタリング法や、BとNのイオンビームを同時に
蒸着させるイオンビーム法や、さらにBのみを通
常の化学蒸着法などを用いて蒸着し、ついでこの
B膜の中にNのイオンビームを打ち込む方法など
によつて形成することができ、また、この場合、
例えばスパツタリング法であれば、基体温度や
N2含有Arガス雰囲気中のN2分圧、さらにバイア
ス電圧などを制御することにより、B/N原子比
を調整することができ、この結果としてCBNの
割合が調整されるようになるものであり、さらに
上記被覆層におけるB/N原子比はオージエによ
る半定量的分析により同定することができ、また
同CBNの割合は電子顕微鏡による電子線回折に
より同定することができる。 つぎに、この発明の表面被覆CBN基セラミツ
ク部材において、基体の成分組成、並びに被覆層
のB/N原子比、CBN割合、および平均層厚を
上記の通りに限定した理由を説明する。 A 基体の成分組成 (a) CBN その含有量が30%未満では、得られた表面
被覆CBN基セラミツク部材の耐摩耗性が不
充分であり、逆に93%を越えると、セラミツ
ク基体の焼結性が不充分となり、ひいては得
られた表面被覆セラミツク部材の靭性が十分
でなくなることから、その含有量を30〜93%
と定めた。 (b) 結合相化合物 その含有量が7%未満では、セラミツク基
体の焼結性が不充分であつて、十分な靭性が
得られず、一方その含有量が70%を越える
と、相対的にCBNの含有量が少なくなり過
ぎて、硬さが低下し、耐摩耗性が低下するよ
うになることから、その含有量を7〜70%と
定めた。 B 被覆層 (a) B/N原子比およびCBN割合 B/N原子比は、非晶質BN素地に分散生
成されるCBNの割合に影響を及ぼすもので
あり、したがつてB/N原子比が1未満の場
合には、CBNの割合が2容量%未満になつ
てしまい、被覆層の硬さが低下し、ビツカー
ス硬さで3700Kg/mm2以上の高硬度を確保する
ことができなくなり、一方B/N原子比が
1.2を越えると、CBNの割合が30容量%を越
えて多くなり、ビツカース硬さで5000Kg/mm2
を越えた高硬度をもつようになる反面、気孔
が発生し易くなつて、緻密な被覆層が得られ
なくなるほか、基体に対する付着強度も低下
するようになり、実用に際しては欠けや剥離
が発生し易くなることから、B/N原子比を
1.0〜1.2とし、これによつてCBNの割合を2
〜30容量%としたのである。 (b) 平均層厚 この発明にかかるBN被覆層は、上記のよ
うに高硬度を有し、実用に際して優れた耐摩
耗性を発揮するが、その平均層厚が0.2μm未
満では所望の耐摩耗性を確保することができ
ず、一方その平均層厚が10μmを越えると、
被覆層にチツピングが発生し易くなることか
ら、その平均層厚を0.2〜10μmと定めた。 なお、被覆層に不可避不純物として酸素
(O)を含有する場合があるが、その含有量
が多すぎると被覆層の特性に悪影響を及ぼす
ようになることから、O/N原子比で0.15以
下であることが望ましい。 つぎに、この発明の表面被覆CBN基セラミツ
ク部材を実施例により具体的に説明する。 原料粉末として、いずれも0.8〜4μmの範囲内
の所定の平均粒径を有するCBN粉末および各種
の結合相化合物粉末を用意し、これら原料粉末を
それぞれ第1表に示される配合組成に配合し、ボ
ールミルで50時間湿式混合し、乾燥した後、1to
n/cm2の圧力で圧粉体にプレス成形し、ついでこ
の圧粉体を、圧力:50キロバール、温度:1300
℃、保持時間:15分の条件で超高圧焼結し、研削
を施して内接円:9.53mm、厚み:3.22mmの3角形
のスローアウエイチツプ形状とすることにより実
質的に配合組成と同一の成分組成並びに第1表に
示されるビツカース硬さを有するCBN基セラミ
ツク基体を製造し、ついでこの基体の表面に、六
方晶BNターゲツトを用い、高周波スパツタリン
グ法により、基体加熱温度:450℃、雰囲気:
N2/Ar比が1/20〜1/2のN2含有Ar、雰囲
気圧力:2×10-3mmHg、バイアス電圧:50〜
300V、反応時間:1〜30時間の条件で、それぞ
れ第1表に示される被覆層を形成することにより
本発明表面被覆CBN基セラミツクスローアウエ
イチツプ(以下本発明被覆チツプという)1〜8
および比較表面被覆CBN基セ
【表】 ラミツクスローアウエイチツプ(以下比較被覆チ
ツプという)1〜4をそれぞれ製造した。 なお、比較被覆チツプ1〜4は、いずれも被覆
層の条件(第1表に※印を付す)がこの発明の範
囲から外れたものである。 また、被覆層のB/N原子比及びCBN割合は、
オージエ分析と透過電子線回折により測定した。 つぎに、この結果得られた各種の被覆チツプお
よび被覆層の形成を行なう前の上記CBN基セラ
ミツク基体のうちの4種(以下従来チツプ1〜4
という)について、 被削材:JIS・SCM415の浸炭焼入鋼(硬
さ:HRC55)の丸棒、 切削速度:120m/min、 送り:0.2mm/rev.、 切込み:0.3mm、 切削油:なし、 切削時間:10分、 の条件での浸炭焼入鋼の乾式連続切削試験、 被削材:JIS・SKD―11のダイス鋼(硬さ:
HRC60)の丸棒、 切削速度:110m/min、 送り:0.2mm/rev.、 切込み:0.25mm、 切削油:なし、 切削時間:10分、 の条件でのダイス鋼の乾式連続切削試験を行な
い、いずれの試験でも切刃の逃げ面摩耗幅を測定
した。これらの結果を第1表に示した。 第1表に示される結果から、本発明被覆チツプ
1〜8は、いずれも被覆層の形成がない従来チツ
プ1〜4に比して一段とすぐれた耐摩耗性を示
し、使用寿命の一層の延命化を可能とするのに対
して、比較被覆チツプ1〜4に見られるように、
被覆層のうちのいずれの条件でもこの発明の範囲
から外れると満足な切削性能を示さないことが明
白である。 上述のように、この発明の表面被覆CBN基セ
ラミツク部材は、これを構成する被覆層がきわめ
て高い硬さを有するので、これを切削工具として
用いた場合、被削材が浸炭焼入鋼やダイス鋼など
の高硬度鋼であつてもすぐれた切削性能を長期に
亘つて発揮するなどの工業上有用な特性を有する
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 分散相形成成分として、立方晶窒化硼素:30
    〜93%、 結合相形成成分として、Tiの炭化物、窒化物、
    酸化物、および硼化物、Alの窒化物、硼化物、
    および酸化物、並びに窒化珪素、さらにこれらの
    2種以上の固溶体からなる群のうちの1種以上と
    不可避不純物:7〜70%、 からなる組成(以下、容量%)を有する立方晶窒
    化硼素基セラミツク基体の少なくとも切削面に、 B/N原子比:1.0〜1.2を有する窒化硼素から
    なり、かつ非晶質窒化硼素からなる素地に、2〜
    30容量%の割合で立方晶窒化硼素が分散した組織
    を有する被覆層を、0.2〜10μmの平均層厚で形成
    してなる切削工具用表面被覆立方晶窒化硼素基セ
    ラミツク部材。
JP5914684A 1984-03-27 1984-03-27 切削工具用表面被覆立方晶窒化硼素基セラミツク部材 Granted JPS60204686A (ja)

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JP5914684A JPS60204686A (ja) 1984-03-27 1984-03-27 切削工具用表面被覆立方晶窒化硼素基セラミツク部材

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6059085B2 (ja) * 1980-12-03 1985-12-23 住友電気工業株式会社 被覆セラミツク工具
JPS598679A (ja) * 1982-07-07 1984-01-17 住友電気工業株式会社 被覆硬質焼結体
JPS5950076A (ja) * 1982-09-13 1984-03-22 三菱マテリアル株式会社 立方晶窒化硼素基超高圧焼結材料

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