JPH0132255Y2 - - Google Patents

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JPH0132255Y2
JPH0132255Y2 JP1979014624U JP1462479U JPH0132255Y2 JP H0132255 Y2 JPH0132255 Y2 JP H0132255Y2 JP 1979014624 U JP1979014624 U JP 1979014624U JP 1462479 U JP1462479 U JP 1462479U JP H0132255 Y2 JPH0132255 Y2 JP H0132255Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダイオードを組み込んだ開閉器の改良
に関し、特に、補助接点に直列にダイオードを挿
入して極めて短い時限でアークを遮断するダイオ
ード開閉器に関する。
従来より、良好な遮断性能を有した開閉器とし
て、真空開閉器やガス開閉器が存在する。しか
し、この種の開閉器は真空の維持とガス漏洩を防
止する必要性があつて、構成上、特別の気密設計
が要求されると共に装置の保守にも細心の配慮が
必要になる。一方、気中開閉器では、消弧室が使
用されているため、遮断電流の巾に制限が生じ、
更に、大電流の遮断に不安が残されている。ま
た、アークサイクルも1.5サイクル程度になつて、
接点および消弧室の損傷が大になり、遮断回数に
限度が生じる欠点を有している。
これらの問題点を解決するために提案されたも
のとして、例えば同一出願人によつて出願された
実願昭53−145617号がある。第1図は、一点切り
構成の開閉器の一般的構成を示し、第2図が、上
記出願で開示された一点切り構成の開閉器を示
し、第3図がその動作を示している。
第1図において、全体が外箱1に収納されてお
り、線路に接続される主回路端子2および2aが
ブツシング3および3aに支持されて外箱1より
突出している。ブツシング3には固定接点部4が
設けられており、これと開閉運動を行う可動接点
部5が連動シヤフト6に支持された回転碍子7に
設けられており、可動接点部5が可撓導体8を介
して主回路端子2aに接続されている。
第2図における開閉器において、ブツシング3
の中を通る主回路端子2には固定主接点41と固
定補助接点42とが並列に接続されており、その
間に隔壁43が設けられ、固定補助接点42と直
列にダイオード44が挿入されている。一方、回
転碍子には可撓導体8と接続された可動主接点5
1および可動補助接点52が設けられている。
以上の構成において、回転碍子の動きによつ
て、補助接点は主接点より所定の時限だけ遅れて
開極および閉極するタイミングを有して動作する
が、このようなタイミングを有する開閉器につい
ては、同一出願人によつて出願された実願昭53−
68882号にその構成が開示されている。
第3図は以上の開閉器の動作を説明するもの
で、最上部にはこの開閉器を含む交流回路におけ
る電圧vと電流iの関係を示しており、(1)〜(4)に
かけて、開閉器の動作と電流iとの関係を示して
いる。(1)はt0において主接点が開極し、t1におい
て補助接点が開極する場合であり、t0において
は、電流iが矢印方向に流れていてダイオードの
導通方向と同一であり、従つて、補助接点を介し
て電流が流れるため、主接点間にアークは発生し
ない。次いで、電流iの方向が逆転すると、主接
点は開極後0.5サイクル経過して充分な絶縁特性
を有する距離まで開極しているため、そこにアー
クの発生はなく、また、ダイオードの導通方向も
逆であるため、補助接点にも電流は流れない。主
接点より約1サイクル以上遅れたt1において補助
接点が開極すると、電流iの方向がダイオードの
導通方向と同一であるため、補助接点に斜線で示
されるようにアークが発生するが、電流が逆転す
るとダイオードの存在によつてアークが完全に遮
断される。
以下、(2)より(4)において、それぞれ、主接点が
t2,t4,t6で開極し、略1サイクル遅れて、補助
接点がt3,t5,t7で開極する場合を示している。
何れの場合も、アークの発生は斜線で示されるよ
うに、略0.5サイクル以下であり、(2)の場合のよ
うに再発弧しても直ちにその遮断が可能である。
本考案は上記開閉器を改良したものであり、そ
の目的は、電流遮断をより確実に行い、かつ、ダ
イオードに負担をかけない1点切り構成の開閉器
を提供するにある。
すなわち、本考案によるダイオード開閉器によ
れば、アーキング現象の影響を受けないように、
隔壁により3分割に仕切られて並列に設けられた
主接点、第1の補助接点および第2の補助接点を
有し、該第1および第2の補助接点は、それぞれ
接続方向が反対方向になるように直列に挿入され
たダイオードを有すると共に、前記主接点より所
定の時限だけ遅延した開極および開極特性を有
し、前記主接点は0.5サイクル以下で、充分な絶
縁特性を有する距離まで開極するように構成され
ている。
そして、本考案の一実施態様によれば、前記所
定の遅延時限は0.5サイクル以上になるように構
成されている。
以下、添付図面を参照して本考案の実施例を詳
細に説明する。
第4図はロータリ式の1点切り構成の開閉器を
示している。第4図の開閉器と先に説明した第1
図の開閉器との相違は、固定接点部を主接点41
と補助接点42に、また、可動接点部を主接点5
1と補助接点52に明確に分けて構成している
が、その他の構成は同一符号で示されている。
第5図および第6図は本考案の一実施例による
1点切り構成の開閉器を示し、第5図および第6
図は電気的構成および機械的構成をそれぞれ示し
ている。即ち、主回路端子2には固定主接点4
1、固定補助接点42および42′が並列に接続
されており、各接点間、即ち、主接点41,51
と補助接点42′,52′との間と、補助接点4
2′,52′と補助接点42,52との間に、開極
距離より大なる長さの隔壁43および43′が設
けられ、アークが他の接点へ移行するのを防止し
ている。かつ接続方向が反対となるようにダイオ
ード44および44′が挿入されている。一方、
回転碍子には可撓導体8と接続された可動主接点
51、可動補助接点52および52′が設けられ
ている。また、開極および閉極操作においては、
前述したように、補助接点が主接点より0.5サイ
クル以上遅延して動作するように構成されてい
る。この構成は第4図より第6図には図示されて
いないが、例えば、前述した実願昭53−68882号
の明細書および図面に示されているように、回転
碍子に開閉用の金具を固定し、この金具と主可動
接点の間に伸張ばねを配置し、投入時は回転碍子
の回転により金具が伸張ばねを介して主可動接点
を押して補助接点より先に投入する。主接点が投
入されると主接点の動きが止まり、伸張ばねが圧
縮され、金具に設けられている第1の突起が可動
補助接点と係合し、回転碍子の継続した回転によ
り補助接点を投入する。このとき金具に設けられ
ている第2の突起が主可動接点を押して投入状態
を安定させる。一方、開放時は回転碍子および金
具が反対方向に回転し、伸張ばねの圧縮が解かれ
ると、金具に設けられている第3の突起が主可動
接点と係合し、主接点を補助接点より先に開放す
る。更に、回転碍子および金具の回転が継続する
と、それに伴つて補助接点が開放する。このよう
にして可動補助接点52,52′が可動主接点5
1より遅れて開放し、また、可動主接点51が可
動補助接点52,52′より早く投入される。
次に、第7図により、本考案による開閉器の動
作を説明する。
その最上部には、開閉器を含む回路の電圧vと
電流iの波形が示されている。また、(1)〜(3)にお
いて、開閉器の動作と電流iとの関係が示されて
いる。(1)はt0において主接点41,51が開極
し、t1において補助接点が開極する場合である。
t0においては電流iが矢印方向に流れていて、ダ
イオード44の導通方向と同一であり、従つて、
補助接点42,52を介して電流が流れるため、
主接点41,51間にアークは発生しない。次い
で、電流iの方向が逆転しても、補助接点42,
52および42′,52′が開極前(t1以前)であ
れば、電流iは補助接点42′,52′およびダイ
オード44′を介して流れるので、主接点41,
51間が充分な絶縁特性を有する距離に達してい
なくても、主接点41,51間にアークは発生し
ない。t0から0.5サイクル経過すると主接点41,
51間は充分な絶縁特性を有する距離まで開極し
ているため、t1において補助接点が開極しても主
接点41,51間にはアークの発生はない。この
とき、補助接点42′,52′間に斜線で示すアー
クが発生するが、電流iが逆転すると補助接点4
2′,52′間のアークはダイオード44′の存在
によつて完全に遮断される。また、補助接点4
2,52間にアークが発生することもない。更
に、補助接点42′,52′間に発生したアークは
隔壁43および43′によつて遮断されているた
め、補助接点42,52および主接点41,51
に移行することはない。
(2)はt2において主接点41,51が開極し、t3
において補助接点が開極する場合である。t2にお
いては電流iが矢印方向に流れていて、ダイオー
ド44′の導通方向と同一であり、従つて、補助
接点42′,52′を介して電流が流れるため、主
接点41,51間にはアークは発生しない。次い
で、電流iの方向が逆転しても、補助接点42,
52および42′,52′が開極前(t3以前)であ
れば、電流iは補助接点42,52およびダイオ
ード44を介して流れるので、主接点41,51
間にアークは発生しない。t2から0.5サイクル経
過すると主接点41,51間は充分な絶縁特性を
有する距離まで開極しているため、t3において補
助接点が開極しても主接点41,51間にはアー
クの発生はない。このとき、補助接点42,52
間に斜線で示すアークが発生するが、電流iが逆
転すると、そのアークもダイオード44の存在に
よつて完全に遮断される。また、補助接点42,
52間に発生したアークは隔壁43によつて遮断
されているため、補助接点42′,52′に移行す
ることはない。
(3)はt4において主接点41,51が開極し、t5
において補助接点が開極する場合であるが、t5
降において、補助接点42,52間に発生するア
ークの量が(2)の場合と異なるだけで、電流iが完
全に遮断されるまでの過程は(2)における動作と同
じである。上記説明は、主接点41,51より補
助接点42,52および42′,52′を遅れるよ
うにして開極した場合について行われたが、主接
点41,51を補助接点42,52および42′,
52′より早く閉極する場合については、次のよ
うに考えることができる。その投入動作は実願昭
53−68882号を援用して前に述べた通りであるが、
投入時は開放時と違つてアークを懸念する必要が
ないので、換言すれば、投入時はアークを殆んど
無視して良く、従つて接点の損傷が生じないの
で、主接点を先に投入し、遅れて補助接点を投入
する。従つて、事故時の大電流投入を行つても主
接点が先に投入されるため、補助接点のダイオー
ドに事故電流が流れることがなくなり、容量不足
によるダイオードの破壊は生じない。同時に、事
故時は線路電圧が低下するため、主接点の投入過
程におけるアークはこの場合も問題にする必要は
ない。
以上説明したように、本考案による開閉器によ
れば、電流遮断は主接点の開極後約0.5サイクル
で確実に行われる。またアークも0.5サイクル以
下しか発生しないのでダイオードの容量は小さい
もので良く、逆耐電圧特性だけが要求されること
により、安価な開閉器を容易に実現できる。更
に、各接点間に開極距離より大なる長さの隔壁を
設けたため、次の0.5サイクルの次元において他
の補助接点、もしくは主接点へアークが移行する
のを確実に防止することができる。
また、開閉器接点の可動部を回転させるために
ロータリ式機構を採用して説明したが、本考案は
これに限定するものではなく、他の方式、例え
ば、スライド式を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はロータリー式開閉器の一般的構成説明
図である。第2図は1点開閉器の構成説明図であ
る。第3図は第2図の構成をなす開閉器の動作説
明図である。第4図はロータリ式開閉器の一般的
構成説明図である。第5図は本考案の一実施例に
よる開閉器の電気的構成説明図である。第6図は
本考案の一実施例による開閉器の機械的構成説明
図である。第7図は本考案の一実施例による開閉
器の動作説明図である。 符号の設明、1……外箱、2,2a……主回路
端子、3,3a……ブツシング、4……固定接点
部、5……可動接点部、6……連動シヤフト、7
……回転碍子、8……可撓導体、41……固定主
接点、42,42′……固定補助接点、43,4
3′……隔壁、44,44′……ダイオード、51
……可動主接点、52,52′……可動補助接点。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 一つの主固定接点と一つの主可動接点より成る
    一つの主接点と、一対の補助固定接点と前記主可
    動接点と共通の可動部材で支持された一対の補助
    可動接点より成る並列に設けられた一対の補助接
    点を有し、 前記一対の補助固定接点は、 (a) 導通方向が逆のダイオードにそれぞれ接続さ
    れ、 (b) 開放時に前記主接点が開放してから0.5サイ
    クル以上遅れて前記一対の補助接点が同時に開
    放するように前記主固定接点より開放方向側に
    ずれて位置し、 (c) 開放時に前記一対の補助可動接点の一つとの
    間で発生するアークの長さより大なる長さの隔
    壁によつて仕切られており、 前記一つの主接点は、 (a) 前記0.5サイクル以上の時間が経過したとき
    前記一つの主固定接点と前記一つの主可動接点
    は充分な絶縁特性を有する距離まで開極する構
    成を有し、 (b) 前記アークの長さより大なる長さの隔壁によ
    つて前記一対の補助接点と仕切られており、 前記一対の補助接点中の一つの補助接点は前記
    0.5サイクル以上の時間が経過したとき遅くとも
    その後に発生する電流零点において確実にアーク
    を遮断する構成を有することを特徴とするダイオ
    ード開閉器。
JP1979014624U 1979-02-07 1979-02-07 Expired JPH0132255Y2 (ja)

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JPS55114926U JPS55114926U (ja) 1980-08-13
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