JPH0133510B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0133510B2 JPH0133510B2 JP62121380A JP12138087A JPH0133510B2 JP H0133510 B2 JPH0133510 B2 JP H0133510B2 JP 62121380 A JP62121380 A JP 62121380A JP 12138087 A JP12138087 A JP 12138087A JP H0133510 B2 JPH0133510 B2 JP H0133510B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- parts
- copper
- acrylate
- copper powder
- Prior art date
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- Expired
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Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は例えば漁業養殖用網、船舶、橋梁、火
力発電所の冷却導水管などの構築物の水没表面に
塗布して、水中生物例えばフジツボのような貝
類、アオノリの如き藻類などが付着したり寄生す
るのを防止するのに有効な防汚塗料組成物に関す
る。 近時漁網や船底に海藻や貝の付着するのを防ぐ
塗料として用いられている防汚剤は、有機スズ化
合物例えばトリブチルスズオキシド等が殺菌や汚
れを防ぐ働きがあることから多く用いられてきた
が、最近に至り微生物による分解性が悪く、環境
中への蓄積も多く、毒性もあることから使用規制
の方向も検討されている。 〔発明が解決すべき問題点〕 本発明はこのような状態の中で環境汚染を生じ
ない水中防汚塗料を提供することを目的とするも
のである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は前記した実情に鑑み鋭意検討の結果生
み出されたもので、その概要は以下のとおりであ
る。 下記に示すアクリル樹脂15〜30重量部、ロジン
5〜10重量部、亜酸化銅10〜30重量部、銅粉10〜
30重量部、緑青5〜10重量部と適量の溶剤とから
なる塗料である。 (式中R及びR′は水素原子又はメチル基を示
す) で表わされる化合物の1種又は2種以上を1〜10
重量部とアクリル酸エステル及びメタクリル酸エ
ステルからなる不飽和化合物の1種又は2種以上
を90〜99重量部を共重合して得られた共重合物で
ある。 〔作用〕 上記一般式で表わされる化合物(単量体)とし
ては、例えばメタクリル酸ヒドロキシエチル、ア
クリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロ
キシプロピル、アクリル酸ヒドロキシプロピルな
どが挙げられる。またこれら単量体と共重合させ
るべき不飽和化合物としては、例えばアクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸α―クロ
ロエチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸アミル、アクリル酸ヘキシル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクタデシル、
アクリル酸ベンジル、アクリル酸フエニルなどの
アクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリ
ル酸オクタデシルなどのメタクリル酸エステルが
挙げられる。又、船舶塗料として用いた場合平滑
な塗膜を形成し、水中移動に対し抵抗が少ない。 そしてこのアクリル樹脂は塗膜形成のために15
〜30重量部が好ましく、15重量部未満では被塗着
物への付着量が少な過ぎ、強靭な皮膜が得られ
ず、又、逆に30重量部を越えた場合は樹脂成分が
過大となり強靭な皮膜が得られない。 又、ロジンは海水のアルカリ性により徐々に海
水へ溶解、銅イオンの溶出を助けるものであり、
その配合量が5重量部未満のときは溶出速度が遅
くなり、10重量部を越えると溶出速度が速くなり
過ぎ防汚性能の低下が生じ、かつ船底等に塗布し
た場合、走行に対する抵抗力の増大となり好まし
くない。 次に亜酸化銅と銅粉及び緑青は、共に水中で銅
イオンとなり、生物が付着する際に生じる分泌物
を銅イオン効果により付着繁殖を防止するもので
あり、特にCu+→Cu++になる変化も含めて防汚効
果を発揮する。 ここに亜酸化銅と銅粉と緑青の3種の銅系物質
を併用する所以は、水中へのCuイオンの溶出速
度が異なるためで、銅粉は海水に対し、初期の
Cu+の溶出が多いために初期の防汚効果を高める
ことができ、亜酸化銅はCu++の溶出が多いため
と、水中でCu+→Cu++へ変化も含めて、銅粉より
Cu++の生成が遅いため、初期の防汚効果は期待
できないが、一定期間過ぎると徐々にCu++が水
中に生成し、持続的な防汚効果を達成するもので
ある。 なお又、緑青は海水に対するCu+の溶出は極め
て少なく、更に長期に亘る防汚効果を達成するた
めに配合されている。なお本発明で用いられる銅
粉としては、電解銅粉、噴霧銅粉、搗砕銅粉のい
づれでもよいが、通常塗料用として使用されるも
のは搗砕銅粉である。 又緑青としては、塩基性炭酸銅、塩基性酢酸
銅、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅等の銅塩類を単
独又は混合物の形で使用することができる。銅粉
と亜酸化銅とはその含有量が10重量部未満だと単
位面積当りの銅の海水に対する接触面積が不足
し、防汚効果が不十分で、又、30重量部を越える
と銅イオンの溶出量が多過ぎて、正常な塗膜状態
が得られない。 又緑青が5重量部未満だと銅イオンの溶出量が
少な過ぎてより長期における防汚効果が不十分に
して、10重量部を越えた場合は、正常な塗膜状態
が得られ難い。 実施例 以下本発明の実施例と比較例の試料(塗料)を
次表に示す配合で作成した。
力発電所の冷却導水管などの構築物の水没表面に
塗布して、水中生物例えばフジツボのような貝
類、アオノリの如き藻類などが付着したり寄生す
るのを防止するのに有効な防汚塗料組成物に関す
る。 近時漁網や船底に海藻や貝の付着するのを防ぐ
塗料として用いられている防汚剤は、有機スズ化
合物例えばトリブチルスズオキシド等が殺菌や汚
れを防ぐ働きがあることから多く用いられてきた
が、最近に至り微生物による分解性が悪く、環境
中への蓄積も多く、毒性もあることから使用規制
の方向も検討されている。 〔発明が解決すべき問題点〕 本発明はこのような状態の中で環境汚染を生じ
ない水中防汚塗料を提供することを目的とするも
のである。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は前記した実情に鑑み鋭意検討の結果生
み出されたもので、その概要は以下のとおりであ
る。 下記に示すアクリル樹脂15〜30重量部、ロジン
5〜10重量部、亜酸化銅10〜30重量部、銅粉10〜
30重量部、緑青5〜10重量部と適量の溶剤とから
なる塗料である。 (式中R及びR′は水素原子又はメチル基を示
す) で表わされる化合物の1種又は2種以上を1〜10
重量部とアクリル酸エステル及びメタクリル酸エ
ステルからなる不飽和化合物の1種又は2種以上
を90〜99重量部を共重合して得られた共重合物で
ある。 〔作用〕 上記一般式で表わされる化合物(単量体)とし
ては、例えばメタクリル酸ヒドロキシエチル、ア
クリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸ヒドロ
キシプロピル、アクリル酸ヒドロキシプロピルな
どが挙げられる。またこれら単量体と共重合させ
るべき不飽和化合物としては、例えばアクリル酸
メチル、アクリル酸エチル、アクリル酸α―クロ
ロエチル、アクリル酸プロピル、アクリル酸ブチ
ル、アクリル酸アミル、アクリル酸ヘキシル、ア
クリル酸シクロヘキシル、アクリル酸オクチル、
アクリル酸ドデシル、アクリル酸オクタデシル、
アクリル酸ベンジル、アクリル酸フエニルなどの
アクリル酸エステル、メタクリル酸メチル、メタ
クリル酸エチル、メタクリル酸ブチル、メタクリ
ル酸ヘキシル、メタクリル酸オクチル、メタクリ
ル酸オクタデシルなどのメタクリル酸エステルが
挙げられる。又、船舶塗料として用いた場合平滑
な塗膜を形成し、水中移動に対し抵抗が少ない。 そしてこのアクリル樹脂は塗膜形成のために15
〜30重量部が好ましく、15重量部未満では被塗着
物への付着量が少な過ぎ、強靭な皮膜が得られ
ず、又、逆に30重量部を越えた場合は樹脂成分が
過大となり強靭な皮膜が得られない。 又、ロジンは海水のアルカリ性により徐々に海
水へ溶解、銅イオンの溶出を助けるものであり、
その配合量が5重量部未満のときは溶出速度が遅
くなり、10重量部を越えると溶出速度が速くなり
過ぎ防汚性能の低下が生じ、かつ船底等に塗布し
た場合、走行に対する抵抗力の増大となり好まし
くない。 次に亜酸化銅と銅粉及び緑青は、共に水中で銅
イオンとなり、生物が付着する際に生じる分泌物
を銅イオン効果により付着繁殖を防止するもので
あり、特にCu+→Cu++になる変化も含めて防汚効
果を発揮する。 ここに亜酸化銅と銅粉と緑青の3種の銅系物質
を併用する所以は、水中へのCuイオンの溶出速
度が異なるためで、銅粉は海水に対し、初期の
Cu+の溶出が多いために初期の防汚効果を高める
ことができ、亜酸化銅はCu++の溶出が多いため
と、水中でCu+→Cu++へ変化も含めて、銅粉より
Cu++の生成が遅いため、初期の防汚効果は期待
できないが、一定期間過ぎると徐々にCu++が水
中に生成し、持続的な防汚効果を達成するもので
ある。 なお又、緑青は海水に対するCu+の溶出は極め
て少なく、更に長期に亘る防汚効果を達成するた
めに配合されている。なお本発明で用いられる銅
粉としては、電解銅粉、噴霧銅粉、搗砕銅粉のい
づれでもよいが、通常塗料用として使用されるも
のは搗砕銅粉である。 又緑青としては、塩基性炭酸銅、塩基性酢酸
銅、塩基性塩化銅、塩基性硫酸銅等の銅塩類を単
独又は混合物の形で使用することができる。銅粉
と亜酸化銅とはその含有量が10重量部未満だと単
位面積当りの銅の海水に対する接触面積が不足
し、防汚効果が不十分で、又、30重量部を越える
と銅イオンの溶出量が多過ぎて、正常な塗膜状態
が得られない。 又緑青が5重量部未満だと銅イオンの溶出量が
少な過ぎてより長期における防汚効果が不十分に
して、10重量部を越えた場合は、正常な塗膜状態
が得られ難い。 実施例 以下本発明の実施例と比較例の試料(塗料)を
次表に示す配合で作成した。
【表】
【表】
上記の各試料を防食塗料にて処理した鉄板
(300×100×2mm)上に50mの厚さに塗布乾燥し、
愛媛県宇和海にて1.5mの深さに吊り下げて、3
カ月、6カ月、12カ月の後の生物の付着状況を観
察した。 その結果は下表のとおりである。
(300×100×2mm)上に50mの厚さに塗布乾燥し、
愛媛県宇和海にて1.5mの深さに吊り下げて、3
カ月、6カ月、12カ月の後の生物の付着状況を観
察した。 その結果は下表のとおりである。
【表】
次に本発明のように亜酸化銅粉と、〓砕銅粉と
緑青粉とを配合した塗料と緑青粉を添加しない塗
料とを比較試験した結果を示す。
緑青粉とを配合した塗料と緑青粉を添加しない塗
料とを比較試験した結果を示す。
【表】
【表】
比較例では3カ月位では僅かに本発明より防汚
性があるが、6カ月もだと急激に生物の付着量が
増し、本発明の方が優れていることが判る。 すなわち本発明の銅系の3成分が緩急ところを
得たCu+,Cu++の溶出によつて長期的に防汚効果
を達成するものである。 発明の効果 以上の比効試験からも明らかなとおり本発明に
よるものは非常に長期に亘り防汚効果を発揮し、
しかも公害を発生するおそれは全くない。
性があるが、6カ月もだと急激に生物の付着量が
増し、本発明の方が優れていることが判る。 すなわち本発明の銅系の3成分が緩急ところを
得たCu+,Cu++の溶出によつて長期的に防汚効果
を達成するものである。 発明の効果 以上の比効試験からも明らかなとおり本発明に
よるものは非常に長期に亘り防汚効果を発揮し、
しかも公害を発生するおそれは全くない。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 下記に示すアクリル樹脂15〜30重量部、ロジ
ン5〜10重量部、亜酸化銅10〜30重量部、銅粉10
〜30重量部、緑青5〜10重量部と適量の溶剤とか
らなることを特徴とする水中防汚塗料。 (式中R及びR′は水素原子又はメチル基を示
す) で表わされる化合物の1種又は2種以上を1〜10
重量部とアクリル酸エステル及びメタクリル酸エ
ステルからなる不飽和化合物の1種又は2種以上
を90〜99重量部と共重合して得られた共重合物か
らなるアクリル樹脂。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12138087A JPS63286476A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 水中防汚塗料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12138087A JPS63286476A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 水中防汚塗料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63286476A JPS63286476A (ja) | 1988-11-24 |
| JPH0133510B2 true JPH0133510B2 (ja) | 1989-07-13 |
Family
ID=14809788
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12138087A Granted JPS63286476A (ja) | 1987-05-20 | 1987-05-20 | 水中防汚塗料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63286476A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03111459A (ja) * | 1989-09-26 | 1991-05-13 | Showa Highpolymer Co Ltd | 防汚塗料組成物 |
| DE60112943T2 (de) * | 2000-07-06 | 2006-06-14 | Akzo Nobel Coatings Int Bv | Ablagerungverhindernde anstrichzusammensetzung |
| US9155298B2 (en) * | 2010-03-02 | 2015-10-13 | Encoat Aps | Loaded gel particles for anti-fouling compositions |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60248780A (ja) * | 1984-05-24 | 1985-12-09 | Hokko Chem Ind Co Ltd | 水中防汚塗料 |
| JPS60188478A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-25 | Dainippon Toryo Co Ltd | 防汚塗料組成物 |
| JPS60215076A (ja) * | 1984-04-09 | 1985-10-28 | Dainippon Toryo Co Ltd | 防汚塗料組成物 |
-
1987
- 1987-05-20 JP JP12138087A patent/JPS63286476A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63286476A (ja) | 1988-11-24 |
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Legal Events
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|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |