JPH0134281B2 - - Google Patents

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JPH0134281B2
JPH0134281B2 JP59504121A JP50412184A JPH0134281B2 JP H0134281 B2 JPH0134281 B2 JP H0134281B2 JP 59504121 A JP59504121 A JP 59504121A JP 50412184 A JP50412184 A JP 50412184A JP H0134281 B2 JPH0134281 B2 JP H0134281B2
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JP
Japan
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muffler
zeolite
adsorbent
corrosion
type
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JP59504121A
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JPS61500325A (ja
Inventor
Uiriamu Kooneriasu Miraa
Sutefuen Robaato Dan
Jozefu Hooru Ooshikeiteisu
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Union Carbide Corp
Original Assignee
Union Carbide Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Union Carbide Corp filed Critical Union Carbide Corp
Publication of JPS61500325A publication Critical patent/JPS61500325A/ja
Publication of JPH0134281B2 publication Critical patent/JPH0134281B2/ja
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  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)
  • Silicates, Zeolites, And Molecular Sieves (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Drying Of Gases (AREA)

Description

請求の範囲 1 チヤバザイト結晶構造を有する結晶性ゼオラ
イトアルミノケイ酸塩とホージヤサイト結晶構造
を有するゼオライトアルミノケイ酸塩との混合物
を含む吸着剤素材をマフラーの内部空間内に維持
することを含み、該吸着剤素材は内燃機関及び周
囲大気から該マフラーに入るガスと接触する内燃
機関と連絡して用いるマフラーの金属部の腐食の
抑制方法。
2 チヤバザイト結晶構造を有するゼオライトア
ルミノケイ酸塩が鉱物チヤバザイトであり、かつ
ホージヤサイト結晶構造を有するゼオライトアル
ミノケイ酸塩が約4〜約20のSiO2/Al2O3モル比
を有するタイプ―Yゼオライトである特許請求の
範囲第1項記載の方法。
3 ゼオライト吸着剤をマフラー内部空〓空間
1000in3(16387cm3)当り約2〜約100グラムの量で
用いる特許請求の範囲第2項記載の方法。
4 チヤバザイト結晶構造を有するゼオライトア
ルミノケイ酸塩が、無水重量基準でホージヤサイ
ト結晶構造を有するゼオライトアルミノケイ酸塩
の量の1/3〜3倍の量で存在する特許請求の範囲
第2項記載の方法。
5 タイプ―YゼオライトのA104骨組四面体の
少くとも約50%がナトリウムカチオンで会合され
ており、かつ鉱物チヤバザイトのA104骨組四面
体の少くとも約50%がナトリウムカチオン又はカ
ルシウムカチオン又はこれらの混合物で会合され
ている特許請求の範囲第2項記載の方法。
6 ゼオライトアルミノケイ酸塩が無水重量基準
で全吸着剤素材の少くとも70%を構成し、残りが
本質的に無機結合剤から成る特許請求の範囲第4
項記載の方法。
7 排ガス入口及び出口を有し、排ガスが中を通
つて流れるように適応された金属ケーシングと、
チヤバザイト結晶構造を有する結晶性アルミノケ
イ酸塩とホージヤサイト結晶構造を有するゼオラ
イトアルミノケイ酸塩との混合物を含む吸着剤素
材とを含み、該吸着剤素材は内燃機関及び周囲大
気から該ケーシングに入るガスと接触する内燃機
関用排気マフラー。
8 チヤバザイト結晶構造を有するゼオライトア
ルミノケイ酸塩が鉱物チヤバザイトであり、かつ
ホージヤサイト結晶構造を有するゼオライトアル
ミノケイ酸塩が約4〜約20のSiO2/Al2O3モル比
を有するタイプ―Yゼオライトである特許請求の
範囲第7項記載のマフラー装置。
9 ゼオライト吸着剤がマフラー内部空〓空間
1000in3(16387cm3)当り約2〜約50グラムの量で
存在する特許請求の範囲第8項記載のマフラー装
置。
10 チヤバザイト結晶構造を有するゼオライト
アルミノケイ酸塩が、無水重量基準でホージヤサ
イト結晶構造を有するゼオライトアルミノケイ酸
塩の量の1/3〜3倍の量で存在する特許請求の範
囲第8項記載のマフラー装置。
11 タイプ―YゼオライトのA104骨組四面体
の少くとも約50%がナトリウムカチオンで会合さ
れており、かつ鉱物チヤバザイトのA104骨組四
面体の少くとも約50%がナトリウムカチオン又は
カルシウムカチオン又はこれらの混合物で会合さ
れている特許請求の範囲第8項記載のマフラー装
置。
12 ゼオライトアルミノケイ酸塩が無水基準で
全吸着剤の少くとも70%を構成し、残りが本質的
に無機結合剤から成る特許請求の範囲第10項記
載のマフラー装置。
明細書 本発明は総括的には吸着剤組成物に関し、より
詳細には、自動車のマフラーの内部空間を凝縮水
蒸気の存在しない状態に保つ能力に関し相乗効果
を示す結晶性ゼオライトモレキユラーシーブの混
合物に関する。発明は、更に、かかる吸着剤組成
物を収容するマフラー及び内燃機関に連結させて
用いるマフラーの内部露出金属表面の腐食を抑制
するのに該材料を使用することに関する。
腐食及びその結果生ずるマフラーの破損は、主
に、2つの腐食機構による。応力腐食は振動、加
えられる応力、金属損失の無い化学作用によつて
引き起こされる。破損は点食で始まる亀裂によつ
て代表される。亀裂は非応力除去溶接部の近くで
起こり得、かつ腐食疲労は腐食環境において動応
力又は変動応力下で生じ得る。化学腐食又は一般
の腐食は、点食や亀裂等の局部作用の伴わないか
なり均一な薄化(thinning)及び金属損失によつ
て引き起こされる。環境の腐食性は温度、圧力、
速度及び/又は組成を低下又は変化させて低減さ
せることができる。慣用の自動車の系では、含ま
れる内燃機関の最適な性能がマフラー系の寿命よ
りずつと重要なことから、これらのパラメータを
大きく変更させる自由度は余り大きくはない。
従来、天然又は合成のアルカリ又はアルカリ土
類金属アルミノケイ酸塩が未燃の炭化水素を収着
するのに有効であるとする米国特許3067002号
(レイド、ジユニア(Reid,Jr.))のように、自
動車の排気装置に結晶性ゼオライト等の吸着剤を
用いることが提案されてきた。エンジンを暖める
間、初めに炭化水素を吸着させ、次いで排ガス温
度及び触媒がこれらの炭化水素を十分に燃焼させ
る程に熱くなる際に脱着させる。吸着剤が炭化水
素を吸着するのに有効になるためには、親水性ゼ
オライトを使用する際に水分の存在することは回
避されなければならない。不燃性の疎水性(親有
機性)吸着剤がレイドプロセスにおける好適な生
成物になる。クレブス(Krebs)等(米国特許
3618314号)は、吸着剤をチヤンバー或はバツフ
ル中に組み入れて炭素質粒状物質をろ別するのに
有効なNaXモレキユラーシーブを規定する。
更に、結晶性ゼオライト及び活性化アルミナの
吸着剤特性を本質的に非触媒的な方法で利用して
排気装置のマフラーセクシヨン内に周期的に含ま
れる腐食環境の化学組成を変更し、こうして腐食
物質と直接接触するマフラーの金属部分の寿命を
大きく増大させ得ることも提案された。このよう
な提案は米国特許4402714号に載つており、同特
許には、吸着剤素材(マス)、好ましくは結晶性
ゼオライトモレキユラーシーブの吸着剤素材をマ
フラーの内部空間内に十分な量で入れてエンジン
排ガスからの水蒸気がエンジンの運転を停止した
後にマフラーの壁面に凝縮するのを防止すること
から成るプロセスが記載されている。この手順は
金属部分の腐食を相当に抑制する。同特許は、更
に、好適なゼオライト吸着剤素材として、孔径が
少くとも3.2オングストローム、表面積が少くと
も350m2/gm、SiO2/Al2O3モル比が4〜20、
100℃及び80mmHgの水蒸気圧における水吸着容量
がゼオライトの無水重量を基準にして少くとも4
重量%のものを記載している。この種の内のゼオ
ライトの詳細は天然産出の及び合成されたゼオラ
イト、例えばモルデナイト、チヤバザイト、エリ
オナイト、クリノプチロライト(clinoptilolite)、
ゼオライトY、ゼオライトオメガ、ZSM―5、
ZSM―11、ZSM―12、ゼオライトベータ、
ゼオライトT及びゼオライトLを包含する。活性
アルミナもまた同様の結果をもたらすと言われて
いる。
従つて、本発明の総括的な目的は、マフラーの
内部金属面の腐食を抑制する改良された吸着剤組
成物を提供することであり、かつかかる改良され
た吸着剤組成物を使用して耐食性のマフラー装置
を改良することである。
これらやその他の目的及び利点は以下の詳細な
説明及び図面から一層明らかになると思う。図面
中、 第1図は本発明の一実施態様によるゼオライト
吸着剤組成物を収容する代表的なマフラーの平面
図で、外被を一部切欠いている; 第2図は第1図のマフラーの側正面図で、外被
を一部切欠き、かつ第1図の2―2線に沿つて示
す図である。
第3図はインサート吸着剤収容管の内の1つの
拡大部分平面図であり、 第4図は第3図のインサート管の内の1つの側
正面図で外被を一部切欠いている。
特に図面中第1図に関し、本発明のマフラー装
置の一実施態様を全体として10で示す。マフラ
ー10は端壁14及び15を有する楕円形金属ケ
ーシング12と内部邪魔板又は隔壁16,17,
18,19及び20とを含み、該隔壁はマフラー
内部空間をチヤンバー21,22,23,24,
25及び26に分割する。3つの多孔管28,2
9,30は隔壁18及び19内に担持される。入
口管32は隔壁16,17及び端壁14で担持さ
れ、多孔管28に通じる。出口管34は隔壁20
及び端壁15で担持され、多孔管29に通じかつ
そこからケーシングの外に伸びる。隔壁20は多
孔管28と一直線になる開口部36を有してチヤ
ンバー21と22とを相互に連絡させ、かつ隔壁
17及び16はそれぞれ多孔管30と一直線にな
る開口部38及び40を有してチヤンバー24
と、25と26とを相互に連絡させる。入口管3
2に入るエンジン排ガスを多孔管28の中に通
し、かつガス流を多孔管及びチヤンバー系によつ
て分割しかつ再分割し、それによつてガス流の
種々の部分がマフラー内の種々の距離を移動した
後に出口管34を通つて出るようにする。チヤン
バー21,22,23,24,25及び26の
各々は吸着剤収容カツプ42をケーシング壁に取
り付けて収容し、該カツプ42は第3及び第4図
により詳細に示す。
第4図に関し、吸着剤収容カツプ42は円筒形
金属メツシユ側壁44を金属デイスク45にシー
ルして成り、後者は吸着剤収容アセンブリーをス
ポツト溶接、リベツト締め等の任意の慣用手段に
よつてケーシング壁に取り付ける役割を果す。吸
着剤粒子46をカツプ42の中に被覆金属メツシ
ユ47によつて保持し、該メツシユ47はマフラ
ー内で吸着剤粒子とガスとの容易な接触を可能に
する。
本発明に従つて与える改良された吸着剤組成物
はチヤバザイト結晶構造を有する結晶性ゼオライ
トとホージヤサイト結晶構造を有する結晶性ゼオ
ライトとの組合せを含む。このゼオライトの組合
せは、前記のマフラーに用いて本発明の方法を実
施する場合に、マフラー腐食の量を減少するのに
予期しない相乗作用を示す。
鉱物チヤバザイト(また従来、アカジアライト
(Acadialite)、ヘイデナイト(Haydenite)、フ
アコライト(Phacolite)及びグロツタライト
(Glottalite)とも呼ばれる)は、とりわけ、アイ
ルランド、ノバスコシア、合衆国コロラドで見出
される広く産出するゼオライトであり、かつCa2
〔(AlO24(SiO28・13H2Oの代表的な単位格子分
を有する。それが本発明において用いるのに好適
なチヤバザイトタイプゼオライトである。チヤバ
ザイトタイプ構造の合成体、とりわけゼオライト
D、もまた知られており、その合成及び構造は英
国特許868846号(1961年)に詳細に記載されてい
る。
ホージヤサイトタイプの結晶性ゼオライトは主
として周知の合成ゼオライトX及びゼオライトY
により代表される。現在、鉱物ホージヤサイトの
有意の鉱床が存在することは知られていない。ゼ
オライトXはSiO2/Al2O3の最大モル比3を有
し、よつて、酸侵食による構造崩壊に対しそれ程
大きな耐性を持つていない。ゼオライトY及び無
数のその改質体は3よりも大きく数百までの
SiO2/Al2O3モル比を有することができる。本発
明において、4〜20のSiO2/Al2O3モル比を有す
るゼオライトYを用いるのが好ましい。
チヤバザイトタイプのゼオライトとホージヤサ
イトタイプのゼオライトとの組合せの相乗効果が
2者の混合物において全ての割合で立証されてい
るが、ゼオライトタイプの内の一方が無水重量基
準で他方のゼオライトタイプの1/3〜3倍の量で
存在する場合に一層顕著に示され、ゆえに好まし
い。本明細書中で用いる際のゼオライト成分の無
水重量とは、任意にゼオライトを真空中300℃で
3時間焼成した後の重量と定義する。チヤバザイ
トタイプ及びホージヤサイトタイプの結合ゼオラ
イトがマフラーの内キヤビテイーに挿入する全吸
着剤含有素材の少くとも約70重量%を構成するの
が一層好ましい。素材の残りの30重量%はクレ
ー、アルミナ又はシリカ等の公知のゼオライト結
合剤のいくつかのいずれかを含むことができる。
マフラーを通る高い局部ガス流速が粒子を流動化
させかつ粒子を排気装置の外に搬出し得ることか
ら、吸着剤素材の顆粒、押出し、ビード又はその
他の一体形が粉末よりも好ましい。
本ゼオライト物質が存在し得る種々のカチオン
形の内、ホージヤサイトタイプゼオライトにおい
て、AlO4骨組四面体の少くとも約50%がナトリ
ウムカチオンで会合され(associated)、かつチ
ヤンバザイトタイプゼオライトのAlO4四面体の
少くとも約50%がナトリウムカチオン又はカルシ
ウムカチオン又はこれら2つのカチオン種の組合
せにより会合されるのが好ましい。(例えば、
1964年4月21日にドナルドダブリユ.ブレツク等
に発行された米国特許3130007号;ジヨンウイリ
ーアンドサンズ発行、ドナルドダブリユ.ブレツ
ク著「ゼオライトモレキユラーシーブ」、107〜
109頁参照)。
本発明で用いる両方のタイプのゼオライトを組
合わせて同じ吸着剤素材にするのが好ましいが、
所望の結果を達成しかつ本発明の真の範囲内にあ
る数多くの異る配列が可能であることは、当分野
における日常技術の者にさえ自明であると思う。
例えば、両方のゼオライトタイプの結晶を同じ結
合粒子の中に一層均一に或は一層均一でなく収容
することができ、かつ当該粒子の多数を結合或は
凝結させて全吸収剤素材にすることができる。ま
た、各々のゼオライト種の結晶を別々に添加結合
剤により又はよらないで粒子に形成し、該粒子を
次いで混和し、かつ任意に凝集させて1つ又はそ
れ以上の一層大きな構成要素(entity)にする。
更に、1つのゼオライト種の結晶の凝集物をその
他の種の微結晶(粉末)と混和して1つ又はそれ
以上の一層大きな吸着剤素材に形成することがで
きる。数多くの単離吸着剤素材をマフラー内の
種々の所に置くことができる。自動車のマフラー
内に配置する場合には、吸着剤素材が変化する条
件により現位置で再生されることから、該素材の
水に対する作動容量差が達成される。再生(脱
着)は、エンジンを運転しかつ排ガスの温度が急
速に上昇するにつれて行われ、他方、金属排気装
置の温度上昇は熱吸収(thermal sink)のため
にゆつくりである。これより吸着剤素材が再生さ
れる好ましい場所は、吸着剤素材が熱吸収として
挙動するような熱排ガスの付近であつて遠い位置
ではない。排ガスの水含量は高い(10容量%)
が、このガスの600゜〜800〓(316゜〜427℃)にお
ける相対飽和は低くかつ吸着剤素材は低い平衡水
負荷を有する;従つて脱着が起きなければならな
い。脱着水は次に続く排ガスによつて排気装置か
ら運び出される。エンジンを止めて排ガスの流れ
が停止する際に吸着が起き、かつ全排気装置が冷
却し始めて周囲温度になる。排ガスが冷却するに
つれて、定水含量(露点)についてのガスの相対
飽和が増大し、かつ吸着剤素材は一層高い平衡負
荷を有するようになる。吸着剤素材はマフラーの
金属壁に比較して絶縁体と考えることができるの
で、このことは吸着剤素材に特有の要求を提起す
る。吸着剤素材は、金属が冷却して排ガスの露点
よりも低くなる前に水蒸気を吸着しなければなら
ない。従つて、吸着剤の必要量は、常にマフラー
チヤンバー内で水が凝縮するのを防ぐ量である。
これはマフラー容積1000in3(16387cm3)当り2〜
13グラムの全ゼオライト要求数量を表わす。老化
及びその結果として生じる吸着剤の吸着特性の低
下を補うのに追加の吸着剤を必要とすることはも
ち論である。これよりゼオライト吸着剤をマフラ
ー容積1000in3当り例えば約2〜約100g、好まし
くは約2〜約50gの量で用いる。
吸着剤をマフラーの内部空間内に配置する方法
は本発明にとり臨界となる要因ではない。内部空
間の全てが吸着剤と良好に連絡しており、かつマ
フラーを通り抜ける排ガスの力によつて放出され
る傾向にもかかわらず吸着剤がマフラー内に残る
ことが重要であることは自明である。マフラー
は、通常、相互に連絡するパイプを有するいくつ
かの内部チヤンバーを収容する単一の外被から成
る。チヤンバーは内部金属隔壁によつて作り出さ
れ、該隔壁は内部配管網状構造を配置しかつ支持
する。全チヤンバーを通して排ガスの流れは必ず
しも一定でなく、或は連続でさえないので、排ガ
スがマフラー内でよく混合されると想定すること
はできない。従つて、吸着剤をマフラーの全内部
チヤンバーの間に分配することが好ましい。
管、ピロー、バツグ、バケツト等の独立収納装
置は、熱安定な透過性材料から加工することがで
き、各装置は少量(1〜50グラム)の吸着剤を収
容する。次いで、これらの装置を製造工程の間に
各チヤンバーの中に入れることができる。これら
の装置は、既存の製造手順を著しく変更すること
を必要としないでクリツプ、スポツト溶接、爆発
鋲によつて自由に動けるか或はその場所に固定さ
せることができる。また、これらの装置を排気及
びテールパイプ接続を経て少くとも2つのチヤン
バーに挿入することによつて集成マフラーに吸着
剤の改善を施すこともできる。
また、一体収納装置も使用し得るが、既存の設
計及び製造手順の変更を要するかもしれない。こ
れらの装置は、吸着剤を多孔金属箱内でスクリー
ンと隔壁との間に、或は膨張金属成分中に固定さ
せる手段から成ることができる。また、吸着剤を
内部シエルと外部シエルとの間に挟むことがで
き、これらのシエルは外被を構成し、内部シエル
は穿孔を有して吸着剤にガスを接触させる。
管、隔壁及び/又は内面の吸着剤によるコーチ
ングも実施し得る。吸着剤入りの材料又は耐熱テ
ープによつて擬製コーテイングを実施することが
できる。また、吸着剤粉末のシリカに富むスラリ
ーから作る実際のスリツプコーテイングを用いて
表面を塗布することもできる。かかるスラリーを
用いて任意の表面を浸漬し、吹付け、又は別の方
法でおおうことができる。コーテイングは製造す
る間に或は乗物において一部を約200℃に加熱し
て硬化させる。
本発明及び本発明が与える改良を以下の例によ
つて示す: 例 1 54台の乗用車に新しいマフラーを取り付けた。
各マフラーの底部に跳上げ戸を取り付けて内部チ
ヤンバーへの接近を可能にした。対照を除く各マ
フラーは吸着剤50グラムを細目金網バツグの中に
入れて収容した。加えて、全てのマフラーは、同
じマフラーの製造に用いる同じ金属素材(stock)
から加工した6個の腐食試験クーポンを収容し
た。3個のクーポンを多路ガスパイプの近くの中
央コア領域中に取り付けた。ここで測定した腐食
速度を以降“B”位置腐食速度と呼ぶ。残りの3
個のクーポンを、すべての凝縮液が集まると予期
される下部外被内壁に取り付けた。ここで測定し
た腐食速度を以降“A”位置腐食速度と呼ぶ。腐
食クーポンを各々の位置から全試験期間中に3度
の間隔で取り出し、全試験期間は1年よりもやや
短い期間続いた。回収したクーポンを系統的手順
によつて清浄にし、前処理し、秤量した。腐食に
よつて引き起こされる金属薄化による重量損失
は、金属をマフラーの腐食環境中に置く前に記録
したその原重量からクーポンの重量を減じて求め
た。腐食速度は重量損失をクーポンがマフラー中
にあつた日数で割つて計算し、この速度をミル/
年の単位による厚さの減少に換算して表わした。
全ての吸着剤素材を同数の乗物中で試験したわけ
でなく、かついくつかのクーポンは試験中に失わ
れた。加えて、種々の製造元及び形式を用い、
各々はそれ自体独自の駆動歴を有していた。全て
の車はもともと、活性及び/又は性能が不定であ
りかつ未知である接触コンバーターを装備してい
た。試験車の全てのエンジンは4か又は6のシリ
ンダーを有し、かつ主に短い範囲(<50マイル/
日(80Km/日))の郊外通勤者(commuter)用
の乗用者として用いた。後者の範疇の乗物は最も
高い腐食速度を生ずると思われた。前述した通り
に試験車のエンジン及び接触コンバーターが異な
ることにより、マフラーを通過する排ガスの組成
は管理し得ない程に変動することを考慮して、生
のデータに慣用の統計的分析を適用した。実際
上、マフラーを通過する排ガスの組成の各々の構
造的変数は制御できないものである。一方、エン
ジンの年数、シリンダー数、各々のシリンダーの
部分である吸気及び排気弁のタイプ、接触コンバ
ーターの形状、各々のコンバーター中の触媒の年
数及びタイプは全て変数であるが、これらは制御
できる変数である。腐食速度データの全てを吸着
剤素材処理タイプによりかつデータの結合集合体
としての両方で分析した。集合体の回帰分析を前
述した制御できない変数に対して行つた。これ
は、いずれかの処理タイプに、乗物のタイプ、乗
物の年数(age)、乗物の総マイル数、駆動試験
マイル数、シリンダー、マフラー内容積によつて
低い又は高い腐食速度を有することによつて不注
意な偏りがあるかどうかを求めるために行つた。
乗物の年数に対し、及び幾分冗長な変数である乗
物の総マイル数に対し小さいが有意の相関である
ことがわかつた。こうして、各々の腐食データ点
は、データの確定回帰適合度(defined
regcession fit)を用いて共変の乗物の年数(エ
ンジンのシリンダー数、平均走行距離といつた他
の変数と共に考慮に入れる変数)によつて調整し
た。従つて、調整した偏重のないデータのみを以
下の表に示す: 【表】 上表中の腐食速度は相対平均によつて示す。す
なわち、処理タイプ1、ゼオライトタイプNaY
の場合に39の測定について観測した平均腐食速度
は、対照の場合に78の測定について観測した平均
腐食速度の60%であつた。対照に対する腐食速度
の相対低下に関連する信頼レベル(タイプn対
4)を“t−統計量”及び関連した仮説が正しく
ない確率として挙げる。処理タイプ1の場合、
NaY及び処理タイプ4についての測定が同じ母
集団から来る見込は6.6%のみである。換言すれ
ば、結果の相対平均腐食速度に関連する信頼レベ
ルは93.4%である。方向上の改良のみを考えるな
らば、その場合、片面の又は片側確率は96.7%
(1−0.5×P>|t|)の信頼レベルになるであ
ろう。腐食速度の表中、データ処理タイプ1及び
2を約50重量%の各ゼオライトタイプと適当量の
結合剤との混合物中で組合わせた。処理タイプ
1、2、3は全て対照に対し有意の腐食速度の低
下を示したが処理タイプ3は最も低い総括腐食速
度を与えた。処理タイプ1と2を組合わせること
が何らかの改良に至ることは、最終結果を分析し
た後に自明でなく又は予期されない。事実、人は
その組合せが良好な処理(タイプ1)の有効性を
低下させる(方向的にタイプ2の方に)と予想す
るであろう。全ての試験が平行に実施されたの
で、この予期されない相互作用を予想する方法が
なかつた。個々の処理、タイプ1及びタイプ2対
3(タイプn対3)の間の相対平均腐食速度の間
の相違の信頼も表中に挙げている。平均が互いに
一層近いために、結論における信頼を低下させ
る。これより、処理タイプ1及び2が、それぞれ
タイプ3と異ると確信するのは単に40%及び63.5
%である。タイプ3を単に改良と考えれば、その
場合、70%及び82.5%が改良と確信する(片面
の)。たとえ処理タイプ1及び3が本質的に同じ
だとしても、処理タイプ2が一層悪く、従つて、
方向性の改良が予期されないという合理的な信頼
がある。
それ以上の利点として、接着(bonded)チヤ
バザイトが優れた物理的結合性(integrity)を
有し、かつこれより乗物の通常運転の状況下のマ
フラー内で受ける熱的及び物理的酷使に耐性であ
る。値段が一層安価な鉱物種と一層高価な合成種
(Yタイプゼオライト)とのブレンドもまた経済
的に魅力がある。
JP59504121A 1983-11-04 1984-11-01 マフラ−内の腐食を減じるのに有用な吸着剤組成物 Granted JPS61500325A (ja)

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