JPH0134996B2 - - Google Patents
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- JPH0134996B2 JPH0134996B2 JP52136779A JP13677977A JPH0134996B2 JP H0134996 B2 JPH0134996 B2 JP H0134996B2 JP 52136779 A JP52136779 A JP 52136779A JP 13677977 A JP13677977 A JP 13677977A JP H0134996 B2 JPH0134996 B2 JP H0134996B2
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- triazol
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- methyl
- triazole
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D249/00—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
- C07D249/02—Heterocyclic compounds containing five-membered rings having three nitrogen atoms as the only ring hetero atoms not condensed with other rings
- C07D249/08—1,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles
- C07D249/10—1,2,4-Triazoles; Hydrogenated 1,2,4-triazoles with hetero atoms or with carbon atoms having three bonds to hetero atoms with at the most one bond to halogen, e.g. ester or nitrile radicals, directly attached to ring carbon atoms
- C07D249/12—Oxygen or sulfur atoms
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
- Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
本発明は、酸部分に燐を含有するエステルであ
つて、5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾー
ルから誘導される新規なエステルに関する。更に
詳しく言えば、本発明は、核の1及び3位置で置
換された新規な5―ヒドロキシ―1,2,4―ト
リアゾールから誘導された五価燐のエステルに関
し、そして直翅類、あぶら虫類、双翅類、鱗翅
類、鞘翅類、ダニ類及び線虫類の駆除に当つての
そられの使用に関する。 環の1及び5位置において様々に置換された3
―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾールから誘
導されるチオホスフエートの中では、多くのもの
が、殺虫活性を示すことが判明している。これら
の中で、2種の化合物、即ち、接触及び摂取によ
つて作用する殺虫剤であるザ・ヘキスト・カンパ
ニーによつて製造販売されそして南アフリカ特許
第6803471号に記載されるトリアゾホスフエート、 及びチバ・ガイギーによつて製造されそしてドイ
ツ特許第2260015号に記載される如き土壌中の害
虫に対して有効なジエチル(1―イソプロピル―
5―クロロ―1,2,4―トリアゾール―3―イ
ル)ホスホロチオネート〔商品名“ミラール
(Miral)」 が害虫の駆除のために市販されている。 更に、上記のものよりも注目されなかつたが、
米国特許第3689500号に記載される式 の1―メチル―3―フエニル―5―ヒドロキシ―
1,2,4―トリアゾールのジエトキシホスホロ
チオエートの如き5―ヒドロキシ―1,2,4―
トリアゾールの誘導体も挙げられる。 ここに本発明において、下記の一般式()を
有する五価燐のエステルが直翅類、あぶら虫類、
双翅類、鞘翅類、鱗翅類に対して活性でしかも殺
ダニ及び殺線虫活性も示し同時に温血動物に対し
て低い毒性を有することを突止め、特に下記の式 を有する1―メチル―3―(β,β―ジクロロビ
ニル)―5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾ
ールの0,0―ジエチルチオ燐酸エステルが最も
活性な化合物であることを見い出した。本願発明
は、この特定の化合物を特許請求するものであ
る。また、この化合物の毒性は、類似の市販化合
物のものよりもずつと低い。 上記式において、 R1=1〜3個の炭素原子を有するアルキル R2=OR1 R3=1〜4個の炭素原子を有するアルキル、
C6H5 R4=ビニル、ハロビニル(フエニル基―、C1〜
C4のアルキル基―、C1〜C4のO―アルキル基―
又はC1〜C4のS―アルキル基で置換した)ビニ
ル、クロロシクロヘキセニル、ベンゾイル又は
つて、5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾー
ルから誘導される新規なエステルに関する。更に
詳しく言えば、本発明は、核の1及び3位置で置
換された新規な5―ヒドロキシ―1,2,4―ト
リアゾールから誘導された五価燐のエステルに関
し、そして直翅類、あぶら虫類、双翅類、鱗翅
類、鞘翅類、ダニ類及び線虫類の駆除に当つての
そられの使用に関する。 環の1及び5位置において様々に置換された3
―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾールから誘
導されるチオホスフエートの中では、多くのもの
が、殺虫活性を示すことが判明している。これら
の中で、2種の化合物、即ち、接触及び摂取によ
つて作用する殺虫剤であるザ・ヘキスト・カンパ
ニーによつて製造販売されそして南アフリカ特許
第6803471号に記載されるトリアゾホスフエート、 及びチバ・ガイギーによつて製造されそしてドイ
ツ特許第2260015号に記載される如き土壌中の害
虫に対して有効なジエチル(1―イソプロピル―
5―クロロ―1,2,4―トリアゾール―3―イ
ル)ホスホロチオネート〔商品名“ミラール
(Miral)」 が害虫の駆除のために市販されている。 更に、上記のものよりも注目されなかつたが、
米国特許第3689500号に記載される式 の1―メチル―3―フエニル―5―ヒドロキシ―
1,2,4―トリアゾールのジエトキシホスホロ
チオエートの如き5―ヒドロキシ―1,2,4―
トリアゾールの誘導体も挙げられる。 ここに本発明において、下記の一般式()を
有する五価燐のエステルが直翅類、あぶら虫類、
双翅類、鞘翅類、鱗翅類に対して活性でしかも殺
ダニ及び殺線虫活性も示し同時に温血動物に対し
て低い毒性を有することを突止め、特に下記の式 を有する1―メチル―3―(β,β―ジクロロビ
ニル)―5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾ
ールの0,0―ジエチルチオ燐酸エステルが最も
活性な化合物であることを見い出した。本願発明
は、この特定の化合物を特許請求するものであ
る。また、この化合物の毒性は、類似の市販化合
物のものよりもずつと低い。 上記式において、 R1=1〜3個の炭素原子を有するアルキル R2=OR1 R3=1〜4個の炭素原子を有するアルキル、
C6H5 R4=ビニル、ハロビニル(フエニル基―、C1〜
C4のアルキル基―、C1〜C4のO―アルキル基―
又はC1〜C4のS―アルキル基で置換した)ビニ
ル、クロロシクロヘキセニル、ベンゾイル又は
【式】[ここで
【式】
【式】
【式】N(R1)2]R3がフエ
ニルであるところの5―ヒドロキシ―1,2,4
―トリアゾールの誘導体は、本件出願人所有に係
るイタリア特許第998314号に記載のα―クロロ―
置換ホルミリデンフエニルヒドラジンから出発
し、そして下記の式に従つてアンモニアで処理し
その後にアミノ誘導体をホスゲンと縮合させるこ
とによつて製造される。 所望のトリアゾールを得、そしてこれをアルカ
リ媒体中において塩に転化させる。 R4が官能基を含有する場合では、トリアゾー
ルオンそれ自体の側鎖に他の基を導入するのに有
機化学界に知られた種々の反応を利用することが
可能である(例6参照)。かくして、アセチル基
の典型的な性質を利用することによつて1―フエ
ニル―3―アセチル―1,2,4―トリアゾール
―5―オンからCO基の還元により対応するアル
コールが製造され、そしてチオニルクロリドでの
処理によつて、下記の化合物の製造が可能になつ
た。 R3がアルキルであるところのトリアゾールは、
下記の反応に従つてアルデヒドR4―CHOを2―
アルキル―セミカルバジドと縮合し、次いでかく
して得たセミカルバゾンを氷酢酸中において臭素
で処理してトリアゾールを得、次いで先に記載の
如くしてアルカリ媒体中で処理することによつて
製造された。 R4=アリールの場合における上記反応の機構
(仮定)は、“Tetrahedron Letters”28(1971)
の第2669頁以下に報告されている。 ここに本発明によれば、前記とは対照をなして
もしR4がビニル基であるならば、この後者のも
のも亦臭素によつて攻撃されて一連の付加及び脱
離反応が起り得ることが分つた。特に、出発アル
デヒドがβ位置に臭素とは異なつたハロゲン原子
を含有するときには、これらは、以下に例示され
るように一連の段階によつて環化反応間に臭素原
子によつて置換され得る。 温度条件によつて、反応は、例8及び9によつ
て証明されるように、出発アルデヒドの同じ(ハ
ロ)ビニル基を含有する1種の単一環化化合物の
優先的な形成に又は誘導したトリアゾールのビニ
ル位置に臭素原子を含有する化合物又は化合物の
混合物の形成に向けることができる。 また、1―フエニル―1,2,4―トリアゾー
ル―5―オンの3位置におけるビニル基は、アセ
チル基に対して行われた反応の第1段階に記載し
たように、1―フエニル―3―アセチル―1,
2,4―トリアゾール―5―オンから出発するこ
とによつても亦導入することができる。 その上、本発明によれば、一般式 〔上記式中 R3=1〜4個の炭素原子を持つアルキル、C6H5 R4=ビニル、ハロビニル、フエニル、C1〜C4の
アルキル―、C1〜C4のO―アルキル―、C1〜
C4のS―アキル基で置換したビニル、
―トリアゾールの誘導体は、本件出願人所有に係
るイタリア特許第998314号に記載のα―クロロ―
置換ホルミリデンフエニルヒドラジンから出発
し、そして下記の式に従つてアンモニアで処理し
その後にアミノ誘導体をホスゲンと縮合させるこ
とによつて製造される。 所望のトリアゾールを得、そしてこれをアルカ
リ媒体中において塩に転化させる。 R4が官能基を含有する場合では、トリアゾー
ルオンそれ自体の側鎖に他の基を導入するのに有
機化学界に知られた種々の反応を利用することが
可能である(例6参照)。かくして、アセチル基
の典型的な性質を利用することによつて1―フエ
ニル―3―アセチル―1,2,4―トリアゾール
―5―オンからCO基の還元により対応するアル
コールが製造され、そしてチオニルクロリドでの
処理によつて、下記の化合物の製造が可能になつ
た。 R3がアルキルであるところのトリアゾールは、
下記の反応に従つてアルデヒドR4―CHOを2―
アルキル―セミカルバジドと縮合し、次いでかく
して得たセミカルバゾンを氷酢酸中において臭素
で処理してトリアゾールを得、次いで先に記載の
如くしてアルカリ媒体中で処理することによつて
製造された。 R4=アリールの場合における上記反応の機構
(仮定)は、“Tetrahedron Letters”28(1971)
の第2669頁以下に報告されている。 ここに本発明によれば、前記とは対照をなして
もしR4がビニル基であるならば、この後者のも
のも亦臭素によつて攻撃されて一連の付加及び脱
離反応が起り得ることが分つた。特に、出発アル
デヒドがβ位置に臭素とは異なつたハロゲン原子
を含有するときには、これらは、以下に例示され
るように一連の段階によつて環化反応間に臭素原
子によつて置換され得る。 温度条件によつて、反応は、例8及び9によつ
て証明されるように、出発アルデヒドの同じ(ハ
ロ)ビニル基を含有する1種の単一環化化合物の
優先的な形成に又は誘導したトリアゾールのビニ
ル位置に臭素原子を含有する化合物又は化合物の
混合物の形成に向けることができる。 また、1―フエニル―1,2,4―トリアゾー
ル―5―オンの3位置におけるビニル基は、アセ
チル基に対して行われた反応の第1段階に記載し
たように、1―フエニル―3―アセチル―1,
2,4―トリアゾール―5―オンから出発するこ
とによつても亦導入することができる。 その上、本発明によれば、一般式 〔上記式中 R3=1〜4個の炭素原子を持つアルキル、C6H5 R4=ビニル、ハロビニル、フエニル、C1〜C4の
アルキル―、C1〜C4のO―アルキル―、C1〜
C4のS―アキル基で置換したビニル、
【式】
〔ここで
【式】
【式】
【式】N(R1)2〕
のセミカルバゾンの環化は、次の反応に従つて塩
化第二鉄の存在下に実施することができることが
分つた。 上記の環化反応は、R4基が臭素によつて攻撃
され得るオレフイン性二重結合を含有するような
場合においてさえも、トリアゾロンを高純度状態
で直接得るのを可能にし、従つてこの反応は上記
の他の方法よりも優れていることが分る。 反応は、極性溶媒好ましくは酢酸中において沸
騰温度において実施される。 上記の方法のうちの1つで製造された1,2,
4―トリアゾール―5―オンの特性を第1表に記
載する。
化第二鉄の存在下に実施することができることが
分つた。 上記の環化反応は、R4基が臭素によつて攻撃
され得るオレフイン性二重結合を含有するような
場合においてさえも、トリアゾロンを高純度状態
で直接得るのを可能にし、従つてこの反応は上記
の他の方法よりも優れていることが分る。 反応は、極性溶媒好ましくは酢酸中において沸
騰温度において実施される。 上記の方法のうちの1つで製造された1,2,
4―トリアゾール―5―オンの特性を第1表に記
載する。
【表】
【表】
1,2,4―トリアゾール―5―オンは塩基の
存在下にそれらのアルカリ塩に転化され、そして
これを適当なチオホスホリルクロリドと反応させ
ることによつて一般式()のトリアゾリルチオ
ホスフエートが提供される。 この操作に従つて、第2表に記載の0,0―ジ
アルキル―0―(1―R3―3―R4―1,2,4
―トリアゾール―5―イル)チオホスフエートを
製造した。
存在下にそれらのアルカリ塩に転化され、そして
これを適当なチオホスホリルクロリドと反応させ
ることによつて一般式()のトリアゾリルチオ
ホスフエートが提供される。 この操作に従つて、第2表に記載の0,0―ジ
アルキル―0―(1―R3―3―R4―1,2,4
―トリアゾール―5―イル)チオホスフエートを
製造した。
【表】
【表】
本発明の化合物及び関連化合物は、第4表に明
確に証明されるように、節足寄生虫類の多くの種
類に対して広い作用範囲を有する。この特性のた
めに、これらは公知の殺虫剤の大部分による優る
実用上の利益を得供する。その上、それらは、節
足類に対して活性を有するにもかかわらず温血動
物に対してほとんど毒性がないことが分つた。白
ねずみに対し経口投与したLDは、M8174化合物
では1200mg/Kgよりも大きいことが分つた。 本発明の新規な化合物の殺虫活性をより深く比
較するために、米国特許第3689500号に記載され
る化合物(これも動物に対して低い毒性を有す
る)を合成した。この化合物(M8172)につい
て、様々な節足類に対して投与量を減少させたと
きの効果を、本発明の化合物(M8174)と共に評
価した。 第3表に記載した結果は、直翅類、鱗翅類、鞘
翅類、双翅類並びに線虫類及びダニ類の代表的な
種に対する化合物M8174の良好な活性を示してい
る。 第3及び4表に記載した結果から、本発明の化
合物は、直翅類、あぶら虫類、双翅類、鞘翅類、
鱗翅類並びにダニ類及び線虫類に対する殺虫剤と
して極めて有効であることが明らかである。
確に証明されるように、節足寄生虫類の多くの種
類に対して広い作用範囲を有する。この特性のた
めに、これらは公知の殺虫剤の大部分による優る
実用上の利益を得供する。その上、それらは、節
足類に対して活性を有するにもかかわらず温血動
物に対してほとんど毒性がないことが分つた。白
ねずみに対し経口投与したLDは、M8174化合物
では1200mg/Kgよりも大きいことが分つた。 本発明の新規な化合物の殺虫活性をより深く比
較するために、米国特許第3689500号に記載され
る化合物(これも動物に対して低い毒性を有す
る)を合成した。この化合物(M8172)につい
て、様々な節足類に対して投与量を減少させたと
きの効果を、本発明の化合物(M8174)と共に評
価した。 第3表に記載した結果は、直翅類、鱗翅類、鞘
翅類、双翅類並びに線虫類及びダニ類の代表的な
種に対する化合物M8174の良好な活性を示してい
る。 第3及び4表に記載した結果から、本発明の化
合物は、直翅類、あぶら虫類、双翅類、鞘翅類、
鱗翅類並びにダニ類及び線虫類に対する殺虫剤と
して極めて有効であることが明らかである。
【表】
【表】
【表】
【表】
例 1
1―フエニル―3―アセチル―1,2,4―ト
リアゾール―5―オンの製造 80mlのNH3水溶液(32重量%)(1.3モル)を
500mlのエタノールに混入し、そしてこの溶液に
60g(0.305モル)のα―クロロ―α―アセチル
ホルミリデンフエニルヒドラジン(1)を少量づつ加
えた。添加を一旦完了してから、混合物を室温で
2時間撹拌した。不溶性α―アミノ―α―アセチ
ルホルミリデンフエニルヒドラジン(2)(48g)を
過し、そして200mlの水で洗浄した(黄色固体
mp182〜184℃)。 42.5g(0.24モル)のα―アミノ―α―アセチ
ルホルミリデンフエニルヒドラジンを300mlのベ
ンゼン中に懸濁させ、この懸濁液に57ml(0.72モ
ル)のピリジンを加え、次いで温度を15〜20℃に
維持しながら10%濃度(容量%、0.36モル)の
COCl2ベンゼン溶液を40ml滴下した。 添加を一旦完了してから、混合物を室温で30分
間撹拌し、次いでそれに100mlのH2O及び10mlの
濃塩酸HClを加えた。全体を室温で2時間撹拌し
た。多孔性膜で不溶分を過し、そしてH2Oで
洗浄した。25gの1―フエニル―3―アセチル―
1,2,4―トリアゾール―5―オン(3)が得られ
た(mp=174〜176℃)。 例 2〜4 例1に記載の如くして操作することによつて、
α―クロロ―α―ベンゾイルホルミリデンフエニ
ルヒドラジンから出発して1―フエニル―3―ベ
ンゾイル―1,2,4―トリアゾール―5―オン
を製造し、 α―クロロ―α―メチルチオアセチルホルミリ
デンフエニルヒドラジンから出発して1―フエニ
ル―3―(メチルチオアセチル)―1,2,4―
トリアゾール―5―オンを製造し、 そしてα―クロロ―α―カルボエトキシホルミ
リデンフエニルヒドラジンから出発して1―フエ
ニル―3―(カルボキシエチル)―1,2,4―
トリアゾール―5―オンを製造した。 例 5 40mlのメタノール中に懸濁させた2.3gの1―
フエニル―3―メチルチオアセチル―1,2,4
―トリアゾール―5―オンに、0.3gのNaBH4を
5mlの水中に溶解させた溶液を滴下して処理し
た。反応混合物を1時間撹拌し、次いで0.5mlの
濃HClを加え、そして溶剤を除去した。 残留物を20mlの水及び0.5mlの濃HClで集め、
その水溶液を酢酸エチル(3×30ml)で抽出し、
そして有機相を無水Na2SO4で脱水した。 溶剤を真空下に除去し、そして固体残留物をベ
ンゼン(10ml)から晶出させると、1gの1―フ
エニル―3―(1―ヒドロキシ―2―メチルメル
カプト)エチル―1,2,4―トリアゾール―5
―オン(象牙色の固体mp=102〜104℃)
(M8173)が生成した。 例 6 例5に記載したと同じ方法で操作し且つ70gの
1―フエニル―3―アセチル―1,2,4―トリ
アゾール―5―オンから出発して、56gの1―フ
エニル―3(1―ヒドロキシエチル)1,2,4
―トリアゾール―5―オンを得た(mp=149〜
150℃)(M8262)。 例 7 先の例6に記載の如くして得た生成物16gを
350mlのCHCl3中に溶解した溶液に、7.6mlの
SOCl2を撹拌下に滴下した。 溶液を室温で2時間撹拌し、次いでそれを150
mlの水中に注入した。クロロホルム相を分離しそ
して脱水した。溶剤の除去後、17gの1―フエニ
ル―3―(1―クロロエチル)―1,2,4―ト
リアゾール―5―オンを得た(mp=159〜160℃)
(M8085)。 かくして得た生成物5.5gを150mlのベンゼン中
に溶解し、そしてそれを7.5gのトリエチルアミ
ンの存在下に僅かに還流することによつて脱塩化
水素した。反応を一旦完了させてから、反応混合
物に40mlの水及び10mlの濃HClを加えた。 ベンゼン相を分離し、水洗しそして無水
Na2SO4で脱水した。溶剤を50mlに達するまで真
空下で除去した。僅かに冷却することによつて、
2gの1―フエニル―3―ビニル―1,2,4―
トリアゾール―5―オンを分離した(mp=200
℃)(M8263)。 例 8 1―メチル―3―トリボロビニル―1,2,4
―トリアゾール―5―オン及び1―メチル―3
―(α―ブロモ―β,β―ジクロロビニル)
1,2,4―トリアゾール―5―オンの製造 3g(0.0153モル)の1―(β,β―ジクロロ
アクリリデン)―2―メチルセミカルバジド(1)を
150mlの氷酢酸中に溶解し、次いでこの溶液に1.6
mlの臭素(0.031モル)を徐々に加えた。混合物
を次いで30分間加熱(僅かに還流)し、次いでそ
れを冷却しそして150mlのH2Oを加えた。次い
で、これを酢酸エチル(50mlで2度)で抽出し
た。酢酸エチル溶液を50mlのH2Oでそして
NaHCO3飽和溶液(40mlで3回)で洗浄した。
次いで、それを無水Na2SO4で脱水し、過しそ
して溶液を蒸発した。 残留物を50mlの10%水性NaOHで回収し、そ
して全体を初期沸騰まで加熱した。その時、混合
物を冷却しそして過した。液を濃HClで酸性
化した。黄色がかつた固体が分離したが、これを
酢酸(2×50ml)で抽出した。 有機溶液を次いで水(50ml)で洗浄し、無水
Na2SO4で脱水しそして溶液を除去した。1.9gの
黄色がかつた固体が得られたが、これをベンゼン
(30ml)から晶出すると、1gのほとんど白色の
結晶質固体(mp=161〜163℃)が生成した。こ
の固体は、ほとんど等しい強度を持つ2つの分子
ピークが存在〔(2):M+=361.7、(3):M+=273〕
するところのその質量スペクトルによつて証明さ
れるように、化合物(2)及び(3)の混合物よりなる。 元素分析によつて、混合物は56%が(3)でそして
44%が(2)であることが計算された。 例 9 1―メチル―3(β,β―ジクロロビニル)―
1,2,4―トリアゾール―5―オンの製造 9.7g(0.0494モル)の1―(β,β―ジクロ
ロアクリリデン)―2―メチルセミカルバジド(1)
を50mlの氷酢酸中に溶解させた。 溶液を僅かに還流し、この間に2.8ml(0.054モ
ル)の臭素を極めてゆつくりと滴下した。 滴下の完了時に、溶液を自然に冷却させた。 120gのNaHCO3を300mlのH2O中に懸濁させ
た懸濁液に酢酸溶液を徐々に滴下した。沸騰が一
旦おさまつてから、250mlの酢酸エチルを加えそ
して全体を撹拌した。 有機相を分離し、無水Na2SO4で脱水し、そし
て溶媒を蒸発させた。容積が40mlに減少したとき
に、蒸発を中止しそして溶液を約0℃に冷却させ
た。黄色がかつた沈殿物を多孔性膜で過した。
2gの1―メチル―3―(β,β―ジクロロビニ
ル)―1,2,4―トリアゾール―5―オン(2)が
得られた(mp=酢酸エチルからの再結晶後に215
〜216℃)。 例 10〜11 適当な1―(ポリハロアクリリデン)―2―メ
チルセミカルバジドから出発しそして例9に記載
の如くして進めて、次の1,2,4―トリアゾー
ル―5―オンを製造した。 1―メチル―3―(β,β―ジブロモビニル)
―1,2,4―トリアゾール―5―オン 1―メチル―3―(トリブロモビニル)―1,
2,4―トリアゾール―5―オン 例 12 塩化第二鉄を使用することによる1―メチル―
3―(β,β―ジクロロビニル)―1,2,4
―トリアゾール―5―オンの製造 17.5g(0.089モル)の1―(β,β―ジクロ
ロアクリリデン)―2―メチルセミカルバジド(1)
を酢酸(50ml)中に溶解させた溶液に、49g
(0.18モル)の六水和塩化第二鉄(FeCl3・6H2O)
を100mlの水中に溶解させた溶液を加えた。得ら
れた溶液を還流温度において3時間半加熱し、次
いでそれを自然に冷却させそして150mlの水を加
えた。 次いで、溶液を約0℃で冷却した(水及び氷の
浴)。12gの1―メチル―3―(β,β―ジクロ
ロビニル)―1,2,4―トリアゾール―5―オ
ン(2)が沈殿した(mp=215〜216℃、酢酸エチル
から晶出)。 例 13 1―メチル―3(β,β―ジメチルビニル)―
1,2,4―トリアゾール―5―オンの製造 10.6g(0.119モル)の2―メチルセミカルバ
ジド(2)を酢酸(100ml)中に溶解させた溶液に、
10g(0.119モル)のβ,β―ジメチルアクロレ
イン(1)を滴下した。反応混合物を50℃で15分間撹
拌し、次いで64.2g(0.237モル)のFeCl3・
6H2Oを60mlの水中に溶解させた溶液を該混合物
に加えた。 全体を75℃で3時間撹拌し、次いでそれを水中
(400ml)に注入し、そして酢酸エチル(2×150
ml)で抽出した。有機相を分離し、水洗し、
NaHCO3飽和溶液で洗浄しそして無水Na2SO4で
脱水した。 溶媒を除去することによつて、4gの1―メチ
ル―3―(β,β―ジメチルビニル)―1,2,
4―トリアゾール―5―オン(3)を得た(mp=144
〜146℃)。 例 14 1―メチル―3―(β―クロロ―β―メトキシ
ビニル)―1,2,4―トリアゾール―5―オ
ンの製造 還流凝縮器を備えた丸底フラスコに、6.8g
(0.035モル)の1―メチル―3―(β,β―ジク
ロロビニル)―1,2,4―トリアゾール―5―
オン、50mlのメタノール及び8gのKOHを導入
した。反応混合物を還流温度で5時間撹拌し、次
いでそれを水(150ml)及び濃HCl(20ml)中に注
入し、そして酢酸エチル(3×100ml)で抽出し
た。有機相を無水Na2SO4で脱水し、そして溶媒
を除去した。3gの1―メチル―3―(β―クロ
ロ―β―メトキシビニル)―1,2,4―トリア
ゾール―5―オン(2)が得られた(mp=198〜199
℃)。 例 15 1―メチル―3―(2―クロロ―1―シクロエ
クセニル)―1,2,4―トリアゾール―5―
オンの製造 27g(0.1モル)のFeCl3・6H2Oを30mlの水中
に溶解させた溶液に50mlの酢酸を加えた。得られ
た溶液を100℃で撹拌しながら、10.8g(0.05モ
ル)のセミカルバゾン(1)を50mlの酢酸中に溶解し
た溶液を2時間で滴下した。加熱を更に1時間続
け、次いで溶液を冷却し、300mlの水を加え、そ
してクロロホルム(2×200ml)で抽出した。 クロロホルム抽出物を分離し、NaHCO3飽和
溶液で洗浄し、そして無水Na2SO4で脱水した。
溶媒を除くことによつて、4.5gの油が得られた。
油を放置して固化させ、そして固体の粗生成物を
ジエチルエーテルで洗浄すると、4gの1―メチ
ル―3―(2―クロロ―1―シクロエキセニル)
―1,2,4―トリアゾール―5―オン(3)(mp
=183〜185℃)が得られた。 元素分析:C理論値16.60%、実測値16.76% 例16 (参考例) 0.0―ジエチル―0―(1―メチル―3―トリ
ブロモビニル―5―トリアゾリル)チオホスフ
エートの製造 100mlのアセトン中に、3.82g(0.01モル)の
1―メチル―3―トリブロモビニル―5―ヒドロ
キシ―1,2,4―トリアゾール(1)(ナトリウム
塩)を溶解させた。 この溶液に、1.6ml(0.01モル)の0.0―ジエチ
ルクロロチオホスフエート(2)を加えた。次いで、
溶液を55〜60℃に2時間加熱した。そこで、アセ
トンを蒸発させ、そして残留物を100mlのジエチ
ルエーテル及び50mlのH2Oで集めた。次いで、
全体を撹拌した。有機相を分離し、無水Na2SO4
で脱水し、そして溶媒を蒸発させた。これによつ
て4.7gの黄色油が得られた。ベンゼンを溶離剤
として用いたシリカゲルによるクロマトグラフに
よつて精製すると、3.5gの0,0―ジエチル―
0―(1―メチル―3―トリブロモビニル―5―
トリアゾリル)チオホスフエート(3)が生成した
(白色固体、mp=45〜50℃)。 同じ方法で、第2表に報告した他の0,0―ジ
エチル―0―トリアゾリルチオホスフエートを製
造した。 例 17 1―メチル―3(β,β―ジクロロビニル)―
5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾール(ナ
トリウム塩)から及び0,0―ジメチルクロロチ
オホスフエートから出発して例16に記載の如く操
作することによつて、1―メチル―3(β,β―
ジクロロビニル)―5―ヒドロキシ―1,2,4
―トリアゾールの0,0―ジメチルチオ燐酸エス
テル(M8373)(mp=102〜103℃)を製造した。
元素分析によると、Cは22.45%(理論値22.30
%)であつた。 例 18 本発明の化合物の生物学的活性の概括 (1) Macrosiphum euphorbiae (あぶら虫類)
に対する生物学的活性 ポツトで生育させたジヤガイモの葉にあぶら虫
のトス成虫をたからせ、そして数時間後に試験し
ようとする化合物(第5表参照)の水性分散液を
散布した。 処理後24時間で死亡率%を評価した(未処理の
じやがいも葉=0)。 (2) Pieris brassicae(鱗翅類)に対する生物学
的活性 切り取つたcawliflourの葉に試験しようとする
化合物(第5表参照)の水性分散液を散布した。 乾燥後、葉に5日間成育した幼虫をたからせ
た。処理してから48時間後に、幼虫の死亡率(未
処理葉=0)を測定した。 (3) Leptinotarsa decemlineata(鞘翅類)に対
する生物学的活性 鉢で生長させた小さいじやがいもの木に4日間
成長した幼虫をたからせ、次いで試験しようとす
る化合物(第4及び5表参照)の水性分散液を散
布した。処理してから48時間後に、死亡率%(未
処理の小さい木=0)を測定した。 (4) Culex pipiens(双翅類)に対する生物学的活
性 試験しようとする化合物(例4及び5参照)の
水性分散液を含有するガラスビンに、3令及び4
令の蚊の幼虫を導入した。処理から24時間後に幼
虫の死亡率%(純水を収容するガラスビン=0)
を測定した。 (5) Tetranychus urticae(ダニ類)の成虫に対
する生物学的活性 大豆の葉にダニの成虫をたからせ、次いで試験
しようとする化合物(第4及び5表参照)の水性
分散液を散布した。処理してから24時間後に、死
亡率%を測定した(未処理葉、死亡率=0)。 (6) Tetranychus urticae(ダニ類)に対する生
物学的活性 大豆の小葉にダニの卵をたからせ、次いで試験
しようとする化合物(第5表参照)の水性分散液
を散布した。処理してから6日後に、死亡率%を
測定した(未処理葉、死亡率=0)。 (7) Spodoptera littoralis(鱗翅類)に対する生
物学的活性 切り取つたタバコの葉に、試験しようとする化
合物(第4及び5表参照)の水性分散液を散布し
た。 乾燥後、葉に生後5日の幼虫をたからせた。 処理から48時間後に、幼虫の死亡率を測定した
(未処理葉、死亡率=0)。 (8) Meloidogyne incognita(線虫類)に対する
生物学的活性 線虫類の生まれたばかりの幼虫及び卵をたから
せた土壌と砂との1:1混合物に、試験しようと
する化合物(第4及び5表参照)の水性分散体を
均一に混合することによつて該混合物を処理し
た。次いで土壌をプラスチツク製ポツト中に入
れ、5日後に各ポツトに高さ約20cmの5本の小さ
いトヤトの木を植えた。 移植してから21日後に、結果を記録した。形成
した虫こぶを数えることによつてたかりの程度を
確かめるために、土壌から抜き出したトマト木の
根を観察した。 殺線虫活性は、対照に対する蔓延度の減少%と
して表わされた(未処理土壌に移植された小さい
トマトの木、活性=0)。 (9) Hilemyia brassicae(双翅類)に対する生物
学的活性 試験しようとする化合物(第4及び5表参照)
の水性分散体を均一に混合することによつて、土
壌を処理した。 次いで土壌を2つのポツトに分割し、そしてこ
れらの各々に小さい大根を移植した。しかる後、
ポツト表面の中央部において土壌に50個の双翅類
の卵を置くことによつて大根にたからせた。 処理してから10日後に、土壌から大根を抜き出
しそして根及び周囲の土壌に存在する幼虫の数を
数えることによつて結果を記録した。 殺虫活性は、対照物(未処理土壌に移植した大
根、活性=0)と比較した蔓延度の減少%として
表わされた。 (10) Blatta orientalis(直翅類)に対する生物学
的活性 ガラス結晶皿の底部及び壁部を、試験しようと
する化合物(第4及び5表参照)のアセトン溶液
で均一に処理した。溶媒の蒸発後、各結晶皿に、
生後80〜100日のneanideを10匹導入した。次い
で、結晶皿を金属製網カバーでおおつた。処理の
開始から24時間後、昆虫を同様の未処理結晶皿に
移し、そこで養成した。処理の開始から48時間後
に、死亡率%(未処理昆虫=0)を測定した。
リアゾール―5―オンの製造 80mlのNH3水溶液(32重量%)(1.3モル)を
500mlのエタノールに混入し、そしてこの溶液に
60g(0.305モル)のα―クロロ―α―アセチル
ホルミリデンフエニルヒドラジン(1)を少量づつ加
えた。添加を一旦完了してから、混合物を室温で
2時間撹拌した。不溶性α―アミノ―α―アセチ
ルホルミリデンフエニルヒドラジン(2)(48g)を
過し、そして200mlの水で洗浄した(黄色固体
mp182〜184℃)。 42.5g(0.24モル)のα―アミノ―α―アセチ
ルホルミリデンフエニルヒドラジンを300mlのベ
ンゼン中に懸濁させ、この懸濁液に57ml(0.72モ
ル)のピリジンを加え、次いで温度を15〜20℃に
維持しながら10%濃度(容量%、0.36モル)の
COCl2ベンゼン溶液を40ml滴下した。 添加を一旦完了してから、混合物を室温で30分
間撹拌し、次いでそれに100mlのH2O及び10mlの
濃塩酸HClを加えた。全体を室温で2時間撹拌し
た。多孔性膜で不溶分を過し、そしてH2Oで
洗浄した。25gの1―フエニル―3―アセチル―
1,2,4―トリアゾール―5―オン(3)が得られ
た(mp=174〜176℃)。 例 2〜4 例1に記載の如くして操作することによつて、
α―クロロ―α―ベンゾイルホルミリデンフエニ
ルヒドラジンから出発して1―フエニル―3―ベ
ンゾイル―1,2,4―トリアゾール―5―オン
を製造し、 α―クロロ―α―メチルチオアセチルホルミリ
デンフエニルヒドラジンから出発して1―フエニ
ル―3―(メチルチオアセチル)―1,2,4―
トリアゾール―5―オンを製造し、 そしてα―クロロ―α―カルボエトキシホルミ
リデンフエニルヒドラジンから出発して1―フエ
ニル―3―(カルボキシエチル)―1,2,4―
トリアゾール―5―オンを製造した。 例 5 40mlのメタノール中に懸濁させた2.3gの1―
フエニル―3―メチルチオアセチル―1,2,4
―トリアゾール―5―オンに、0.3gのNaBH4を
5mlの水中に溶解させた溶液を滴下して処理し
た。反応混合物を1時間撹拌し、次いで0.5mlの
濃HClを加え、そして溶剤を除去した。 残留物を20mlの水及び0.5mlの濃HClで集め、
その水溶液を酢酸エチル(3×30ml)で抽出し、
そして有機相を無水Na2SO4で脱水した。 溶剤を真空下に除去し、そして固体残留物をベ
ンゼン(10ml)から晶出させると、1gの1―フ
エニル―3―(1―ヒドロキシ―2―メチルメル
カプト)エチル―1,2,4―トリアゾール―5
―オン(象牙色の固体mp=102〜104℃)
(M8173)が生成した。 例 6 例5に記載したと同じ方法で操作し且つ70gの
1―フエニル―3―アセチル―1,2,4―トリ
アゾール―5―オンから出発して、56gの1―フ
エニル―3(1―ヒドロキシエチル)1,2,4
―トリアゾール―5―オンを得た(mp=149〜
150℃)(M8262)。 例 7 先の例6に記載の如くして得た生成物16gを
350mlのCHCl3中に溶解した溶液に、7.6mlの
SOCl2を撹拌下に滴下した。 溶液を室温で2時間撹拌し、次いでそれを150
mlの水中に注入した。クロロホルム相を分離しそ
して脱水した。溶剤の除去後、17gの1―フエニ
ル―3―(1―クロロエチル)―1,2,4―ト
リアゾール―5―オンを得た(mp=159〜160℃)
(M8085)。 かくして得た生成物5.5gを150mlのベンゼン中
に溶解し、そしてそれを7.5gのトリエチルアミ
ンの存在下に僅かに還流することによつて脱塩化
水素した。反応を一旦完了させてから、反応混合
物に40mlの水及び10mlの濃HClを加えた。 ベンゼン相を分離し、水洗しそして無水
Na2SO4で脱水した。溶剤を50mlに達するまで真
空下で除去した。僅かに冷却することによつて、
2gの1―フエニル―3―ビニル―1,2,4―
トリアゾール―5―オンを分離した(mp=200
℃)(M8263)。 例 8 1―メチル―3―トリボロビニル―1,2,4
―トリアゾール―5―オン及び1―メチル―3
―(α―ブロモ―β,β―ジクロロビニル)
1,2,4―トリアゾール―5―オンの製造 3g(0.0153モル)の1―(β,β―ジクロロ
アクリリデン)―2―メチルセミカルバジド(1)を
150mlの氷酢酸中に溶解し、次いでこの溶液に1.6
mlの臭素(0.031モル)を徐々に加えた。混合物
を次いで30分間加熱(僅かに還流)し、次いでそ
れを冷却しそして150mlのH2Oを加えた。次い
で、これを酢酸エチル(50mlで2度)で抽出し
た。酢酸エチル溶液を50mlのH2Oでそして
NaHCO3飽和溶液(40mlで3回)で洗浄した。
次いで、それを無水Na2SO4で脱水し、過しそ
して溶液を蒸発した。 残留物を50mlの10%水性NaOHで回収し、そ
して全体を初期沸騰まで加熱した。その時、混合
物を冷却しそして過した。液を濃HClで酸性
化した。黄色がかつた固体が分離したが、これを
酢酸(2×50ml)で抽出した。 有機溶液を次いで水(50ml)で洗浄し、無水
Na2SO4で脱水しそして溶液を除去した。1.9gの
黄色がかつた固体が得られたが、これをベンゼン
(30ml)から晶出すると、1gのほとんど白色の
結晶質固体(mp=161〜163℃)が生成した。こ
の固体は、ほとんど等しい強度を持つ2つの分子
ピークが存在〔(2):M+=361.7、(3):M+=273〕
するところのその質量スペクトルによつて証明さ
れるように、化合物(2)及び(3)の混合物よりなる。 元素分析によつて、混合物は56%が(3)でそして
44%が(2)であることが計算された。 例 9 1―メチル―3(β,β―ジクロロビニル)―
1,2,4―トリアゾール―5―オンの製造 9.7g(0.0494モル)の1―(β,β―ジクロ
ロアクリリデン)―2―メチルセミカルバジド(1)
を50mlの氷酢酸中に溶解させた。 溶液を僅かに還流し、この間に2.8ml(0.054モ
ル)の臭素を極めてゆつくりと滴下した。 滴下の完了時に、溶液を自然に冷却させた。 120gのNaHCO3を300mlのH2O中に懸濁させ
た懸濁液に酢酸溶液を徐々に滴下した。沸騰が一
旦おさまつてから、250mlの酢酸エチルを加えそ
して全体を撹拌した。 有機相を分離し、無水Na2SO4で脱水し、そし
て溶媒を蒸発させた。容積が40mlに減少したとき
に、蒸発を中止しそして溶液を約0℃に冷却させ
た。黄色がかつた沈殿物を多孔性膜で過した。
2gの1―メチル―3―(β,β―ジクロロビニ
ル)―1,2,4―トリアゾール―5―オン(2)が
得られた(mp=酢酸エチルからの再結晶後に215
〜216℃)。 例 10〜11 適当な1―(ポリハロアクリリデン)―2―メ
チルセミカルバジドから出発しそして例9に記載
の如くして進めて、次の1,2,4―トリアゾー
ル―5―オンを製造した。 1―メチル―3―(β,β―ジブロモビニル)
―1,2,4―トリアゾール―5―オン 1―メチル―3―(トリブロモビニル)―1,
2,4―トリアゾール―5―オン 例 12 塩化第二鉄を使用することによる1―メチル―
3―(β,β―ジクロロビニル)―1,2,4
―トリアゾール―5―オンの製造 17.5g(0.089モル)の1―(β,β―ジクロ
ロアクリリデン)―2―メチルセミカルバジド(1)
を酢酸(50ml)中に溶解させた溶液に、49g
(0.18モル)の六水和塩化第二鉄(FeCl3・6H2O)
を100mlの水中に溶解させた溶液を加えた。得ら
れた溶液を還流温度において3時間半加熱し、次
いでそれを自然に冷却させそして150mlの水を加
えた。 次いで、溶液を約0℃で冷却した(水及び氷の
浴)。12gの1―メチル―3―(β,β―ジクロ
ロビニル)―1,2,4―トリアゾール―5―オ
ン(2)が沈殿した(mp=215〜216℃、酢酸エチル
から晶出)。 例 13 1―メチル―3(β,β―ジメチルビニル)―
1,2,4―トリアゾール―5―オンの製造 10.6g(0.119モル)の2―メチルセミカルバ
ジド(2)を酢酸(100ml)中に溶解させた溶液に、
10g(0.119モル)のβ,β―ジメチルアクロレ
イン(1)を滴下した。反応混合物を50℃で15分間撹
拌し、次いで64.2g(0.237モル)のFeCl3・
6H2Oを60mlの水中に溶解させた溶液を該混合物
に加えた。 全体を75℃で3時間撹拌し、次いでそれを水中
(400ml)に注入し、そして酢酸エチル(2×150
ml)で抽出した。有機相を分離し、水洗し、
NaHCO3飽和溶液で洗浄しそして無水Na2SO4で
脱水した。 溶媒を除去することによつて、4gの1―メチ
ル―3―(β,β―ジメチルビニル)―1,2,
4―トリアゾール―5―オン(3)を得た(mp=144
〜146℃)。 例 14 1―メチル―3―(β―クロロ―β―メトキシ
ビニル)―1,2,4―トリアゾール―5―オ
ンの製造 還流凝縮器を備えた丸底フラスコに、6.8g
(0.035モル)の1―メチル―3―(β,β―ジク
ロロビニル)―1,2,4―トリアゾール―5―
オン、50mlのメタノール及び8gのKOHを導入
した。反応混合物を還流温度で5時間撹拌し、次
いでそれを水(150ml)及び濃HCl(20ml)中に注
入し、そして酢酸エチル(3×100ml)で抽出し
た。有機相を無水Na2SO4で脱水し、そして溶媒
を除去した。3gの1―メチル―3―(β―クロ
ロ―β―メトキシビニル)―1,2,4―トリア
ゾール―5―オン(2)が得られた(mp=198〜199
℃)。 例 15 1―メチル―3―(2―クロロ―1―シクロエ
クセニル)―1,2,4―トリアゾール―5―
オンの製造 27g(0.1モル)のFeCl3・6H2Oを30mlの水中
に溶解させた溶液に50mlの酢酸を加えた。得られ
た溶液を100℃で撹拌しながら、10.8g(0.05モ
ル)のセミカルバゾン(1)を50mlの酢酸中に溶解し
た溶液を2時間で滴下した。加熱を更に1時間続
け、次いで溶液を冷却し、300mlの水を加え、そ
してクロロホルム(2×200ml)で抽出した。 クロロホルム抽出物を分離し、NaHCO3飽和
溶液で洗浄し、そして無水Na2SO4で脱水した。
溶媒を除くことによつて、4.5gの油が得られた。
油を放置して固化させ、そして固体の粗生成物を
ジエチルエーテルで洗浄すると、4gの1―メチ
ル―3―(2―クロロ―1―シクロエキセニル)
―1,2,4―トリアゾール―5―オン(3)(mp
=183〜185℃)が得られた。 元素分析:C理論値16.60%、実測値16.76% 例16 (参考例) 0.0―ジエチル―0―(1―メチル―3―トリ
ブロモビニル―5―トリアゾリル)チオホスフ
エートの製造 100mlのアセトン中に、3.82g(0.01モル)の
1―メチル―3―トリブロモビニル―5―ヒドロ
キシ―1,2,4―トリアゾール(1)(ナトリウム
塩)を溶解させた。 この溶液に、1.6ml(0.01モル)の0.0―ジエチ
ルクロロチオホスフエート(2)を加えた。次いで、
溶液を55〜60℃に2時間加熱した。そこで、アセ
トンを蒸発させ、そして残留物を100mlのジエチ
ルエーテル及び50mlのH2Oで集めた。次いで、
全体を撹拌した。有機相を分離し、無水Na2SO4
で脱水し、そして溶媒を蒸発させた。これによつ
て4.7gの黄色油が得られた。ベンゼンを溶離剤
として用いたシリカゲルによるクロマトグラフに
よつて精製すると、3.5gの0,0―ジエチル―
0―(1―メチル―3―トリブロモビニル―5―
トリアゾリル)チオホスフエート(3)が生成した
(白色固体、mp=45〜50℃)。 同じ方法で、第2表に報告した他の0,0―ジ
エチル―0―トリアゾリルチオホスフエートを製
造した。 例 17 1―メチル―3(β,β―ジクロロビニル)―
5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾール(ナ
トリウム塩)から及び0,0―ジメチルクロロチ
オホスフエートから出発して例16に記載の如く操
作することによつて、1―メチル―3(β,β―
ジクロロビニル)―5―ヒドロキシ―1,2,4
―トリアゾールの0,0―ジメチルチオ燐酸エス
テル(M8373)(mp=102〜103℃)を製造した。
元素分析によると、Cは22.45%(理論値22.30
%)であつた。 例 18 本発明の化合物の生物学的活性の概括 (1) Macrosiphum euphorbiae (あぶら虫類)
に対する生物学的活性 ポツトで生育させたジヤガイモの葉にあぶら虫
のトス成虫をたからせ、そして数時間後に試験し
ようとする化合物(第5表参照)の水性分散液を
散布した。 処理後24時間で死亡率%を評価した(未処理の
じやがいも葉=0)。 (2) Pieris brassicae(鱗翅類)に対する生物学
的活性 切り取つたcawliflourの葉に試験しようとする
化合物(第5表参照)の水性分散液を散布した。 乾燥後、葉に5日間成育した幼虫をたからせ
た。処理してから48時間後に、幼虫の死亡率(未
処理葉=0)を測定した。 (3) Leptinotarsa decemlineata(鞘翅類)に対
する生物学的活性 鉢で生長させた小さいじやがいもの木に4日間
成長した幼虫をたからせ、次いで試験しようとす
る化合物(第4及び5表参照)の水性分散液を散
布した。処理してから48時間後に、死亡率%(未
処理の小さい木=0)を測定した。 (4) Culex pipiens(双翅類)に対する生物学的活
性 試験しようとする化合物(例4及び5参照)の
水性分散液を含有するガラスビンに、3令及び4
令の蚊の幼虫を導入した。処理から24時間後に幼
虫の死亡率%(純水を収容するガラスビン=0)
を測定した。 (5) Tetranychus urticae(ダニ類)の成虫に対
する生物学的活性 大豆の葉にダニの成虫をたからせ、次いで試験
しようとする化合物(第4及び5表参照)の水性
分散液を散布した。処理してから24時間後に、死
亡率%を測定した(未処理葉、死亡率=0)。 (6) Tetranychus urticae(ダニ類)に対する生
物学的活性 大豆の小葉にダニの卵をたからせ、次いで試験
しようとする化合物(第5表参照)の水性分散液
を散布した。処理してから6日後に、死亡率%を
測定した(未処理葉、死亡率=0)。 (7) Spodoptera littoralis(鱗翅類)に対する生
物学的活性 切り取つたタバコの葉に、試験しようとする化
合物(第4及び5表参照)の水性分散液を散布し
た。 乾燥後、葉に生後5日の幼虫をたからせた。 処理から48時間後に、幼虫の死亡率を測定した
(未処理葉、死亡率=0)。 (8) Meloidogyne incognita(線虫類)に対する
生物学的活性 線虫類の生まれたばかりの幼虫及び卵をたから
せた土壌と砂との1:1混合物に、試験しようと
する化合物(第4及び5表参照)の水性分散体を
均一に混合することによつて該混合物を処理し
た。次いで土壌をプラスチツク製ポツト中に入
れ、5日後に各ポツトに高さ約20cmの5本の小さ
いトヤトの木を植えた。 移植してから21日後に、結果を記録した。形成
した虫こぶを数えることによつてたかりの程度を
確かめるために、土壌から抜き出したトマト木の
根を観察した。 殺線虫活性は、対照に対する蔓延度の減少%と
して表わされた(未処理土壌に移植された小さい
トマトの木、活性=0)。 (9) Hilemyia brassicae(双翅類)に対する生物
学的活性 試験しようとする化合物(第4及び5表参照)
の水性分散体を均一に混合することによつて、土
壌を処理した。 次いで土壌を2つのポツトに分割し、そしてこ
れらの各々に小さい大根を移植した。しかる後、
ポツト表面の中央部において土壌に50個の双翅類
の卵を置くことによつて大根にたからせた。 処理してから10日後に、土壌から大根を抜き出
しそして根及び周囲の土壌に存在する幼虫の数を
数えることによつて結果を記録した。 殺虫活性は、対照物(未処理土壌に移植した大
根、活性=0)と比較した蔓延度の減少%として
表わされた。 (10) Blatta orientalis(直翅類)に対する生物学
的活性 ガラス結晶皿の底部及び壁部を、試験しようと
する化合物(第4及び5表参照)のアセトン溶液
で均一に処理した。溶媒の蒸発後、各結晶皿に、
生後80〜100日のneanideを10匹導入した。次い
で、結晶皿を金属製網カバーでおおつた。処理の
開始から24時間後、昆虫を同様の未処理結晶皿に
移し、そこで養成した。処理の開始から48時間後
に、死亡率%(未処理昆虫=0)を測定した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 式 の1―メチル―3―(β,β―ジクロロビニル)
―5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾールの
0,0―ジエチルチオ燐酸エステル。 2 式 の1―メチル―3―(β,β―ジクロロビニル)
―5―ヒドロキシ―1,2,4―トリアゾールの
0,0―ジエチルチオ燐酸エステルを活性成分と
して少なくとも0.005重量%の有効量で含有する
組成物を、葉、土壌若しくは水中に、又は寄生虫
が存在する可能性がある基質に散布することから
なる直翅類、あぶら虫類、双翅類、鱗翅類、鞘翅
類、ダニ類、線虫類の如き害虫類の駆除法。
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