JPH0135051Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135051Y2 JPH0135051Y2 JP1985138619U JP13861985U JPH0135051Y2 JP H0135051 Y2 JPH0135051 Y2 JP H0135051Y2 JP 1985138619 U JP1985138619 U JP 1985138619U JP 13861985 U JP13861985 U JP 13861985U JP H0135051 Y2 JPH0135051 Y2 JP H0135051Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cylindrical member
- shaft member
- hole
- shaft
- balls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Snaps, Bayonet Connections, Set Pins, And Snap Rings (AREA)
- Mutual Connection Of Rods And Tubes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、例えば回転量測定装置等のスピンド
ルに被測定物保持部材を着脱自在に装着し得るよ
うにする場合などに用いられるボールロツク機構
の改良に関する。
ルに被測定物保持部材を着脱自在に装着し得るよ
うにする場合などに用いられるボールロツク機構
の改良に関する。
(従来の技術)
従来より、ワークを機械加工する場合、例えば
実公昭58−11464号公報に開示されているように、
工作機械に対し加工工具を加工目的や加工条件等
に応じて交換することが一般に行われている。こ
のように工作機械に対し加工工具を交換するやり
方は、ワークを機械加工する場合だけに限られ
ず、例えば自動車のデイフアレンシヤル装置を構
成するサイドギヤ間の噛合部分におけるバツクラ
ツシ量を測定する場合等にも適用される。すなわ
ち、上記サイドギヤは、コレツトチヤツク機能を
有する軸部材に回転一体にチヤツク保持された状
態で回転力が与えられるようになされているが、
車種が異なると、デイフアレンシヤル装置のサイ
ドギヤの軸孔の内径も異なつてくることから、こ
の軸孔の内径に応じて上記軸部材を交換する必要
が生じてくるのである。
実公昭58−11464号公報に開示されているように、
工作機械に対し加工工具を加工目的や加工条件等
に応じて交換することが一般に行われている。こ
のように工作機械に対し加工工具を交換するやり
方は、ワークを機械加工する場合だけに限られ
ず、例えば自動車のデイフアレンシヤル装置を構
成するサイドギヤ間の噛合部分におけるバツクラ
ツシ量を測定する場合等にも適用される。すなわ
ち、上記サイドギヤは、コレツトチヤツク機能を
有する軸部材に回転一体にチヤツク保持された状
態で回転力が与えられるようになされているが、
車種が異なると、デイフアレンシヤル装置のサイ
ドギヤの軸孔の内径も異なつてくることから、こ
の軸孔の内径に応じて上記軸部材を交換する必要
が生じてくるのである。
そして、上述の如く軸部材を交換する場合、当
然、着脱機構が必要となり、その着脱機構とし
て、例えば特開昭58−207514号公報に開示されて
いるようなボールロツク機構がある。このボール
ロツク機構は、壁部に複数の貫通孔が放射状に設
けられ、該各貫通孔にそれぞれボールが遊嵌され
た筒部材と、該筒部材内に嵌挿され、筒部材の各
貫通孔に対応する溝部を外周面に有する軸部材
と、上記筒部材に摺動可能に外嵌され、内周面に
上記各ボールに当接可能なテーパ面を有するリン
グ部材とを備え、該リング部材の摺動によりその
内周テーパ面で上記各ボールを筒部材の半径方向
内方に押圧して軸部材の対応する各溝部に係合さ
せる、つまりリング部材によりボールを軸部材の
溝部に圧接させその筒部材の半径方向への動きを
規制することにより、上記筒部材に対して軸部材
を複数箇所でロツクするようになされている。
然、着脱機構が必要となり、その着脱機構とし
て、例えば特開昭58−207514号公報に開示されて
いるようなボールロツク機構がある。このボール
ロツク機構は、壁部に複数の貫通孔が放射状に設
けられ、該各貫通孔にそれぞれボールが遊嵌され
た筒部材と、該筒部材内に嵌挿され、筒部材の各
貫通孔に対応する溝部を外周面に有する軸部材
と、上記筒部材に摺動可能に外嵌され、内周面に
上記各ボールに当接可能なテーパ面を有するリン
グ部材とを備え、該リング部材の摺動によりその
内周テーパ面で上記各ボールを筒部材の半径方向
内方に押圧して軸部材の対応する各溝部に係合さ
せる、つまりリング部材によりボールを軸部材の
溝部に圧接させその筒部材の半径方向への動きを
規制することにより、上記筒部材に対して軸部材
を複数箇所でロツクするようになされている。
(考案が解決しようとする課題)
ところで、上記の従来のものは、通常、第4図
に示すように、上記各ロツク部分を構成する筒部
材aの各貫通孔bと、該各貫通孔bに対応する軸
部材cの各溝部dとのセンターが全て一致した構
造であり、ロツク時、リング部材eにより半径方
向内方に押圧された各ボールfは該リング部材e
の内周テーパ面と軸部材cの溝部dとに圧接して
いるものの、筒部材aの貫通孔b周壁面とは接触
せず、ボールfと貫通孔b周壁面との間に筒部材
a周方向の僅かな間隙が生じる。したがつて、軸
部材cに回動方向の外力が作用すると、該軸部材
cが筒部材aに対し周方向に上記間隙分だけ相対
的にがたつくおそれがあり、筒部材aと軸部材c
を周方向のずれなく確実にロツクすることができ
ない事態が生ずる。そして、このことが、筒部材
aを回動させることにより各種の回動方向の量を
測定する場合、例えばこうしたボールロツク機構
を利用して歯車間の噛合いにおけるバツクラツシ
量を測定する場合等において悪影響を及ぼし、バ
ツクラツシ量の正確な測定値を得ることができな
いという問題が生ずる。
に示すように、上記各ロツク部分を構成する筒部
材aの各貫通孔bと、該各貫通孔bに対応する軸
部材cの各溝部dとのセンターが全て一致した構
造であり、ロツク時、リング部材eにより半径方
向内方に押圧された各ボールfは該リング部材e
の内周テーパ面と軸部材cの溝部dとに圧接して
いるものの、筒部材aの貫通孔b周壁面とは接触
せず、ボールfと貫通孔b周壁面との間に筒部材
a周方向の僅かな間隙が生じる。したがつて、軸
部材cに回動方向の外力が作用すると、該軸部材
cが筒部材aに対し周方向に上記間隙分だけ相対
的にがたつくおそれがあり、筒部材aと軸部材c
を周方向のずれなく確実にロツクすることができ
ない事態が生ずる。そして、このことが、筒部材
aを回動させることにより各種の回動方向の量を
測定する場合、例えばこうしたボールロツク機構
を利用して歯車間の噛合いにおけるバツクラツシ
量を測定する場合等において悪影響を及ぼし、バ
ツクラツシ量の正確な測定値を得ることができな
いという問題が生ずる。
本考案にかかる点に鑑みてなされたものであ
り、その目的とするところは、上述の如き構成の
ボールロツク機構に対し、ボールが遊嵌された筒
部材の貫通孔と該貫通孔に対応する軸部材の溝部
との配置関係を特定することにより、筒部材に対
して軸部材をロツクした状態で、該ロツク部分の
2箇所で、ボールがリング部材の内周テーパ面と
筒部材の貫通孔周壁面と軸部材の溝部と3箇所に
アンバランス3点当たりでは圧接するようにな
し、かつ該アンバランス3点当たりとなる両ロツ
ク部分を、円周方向のアンバランス荷重を相殺す
る線対称な当たり状態となし、これにより、軸部
材が筒部材の半径方向は勿論のこと、その周方向
にがたつくことも規制して、筒部材に対して軸部
材を確実にロツクするようになすことにある。
り、その目的とするところは、上述の如き構成の
ボールロツク機構に対し、ボールが遊嵌された筒
部材の貫通孔と該貫通孔に対応する軸部材の溝部
との配置関係を特定することにより、筒部材に対
して軸部材をロツクした状態で、該ロツク部分の
2箇所で、ボールがリング部材の内周テーパ面と
筒部材の貫通孔周壁面と軸部材の溝部と3箇所に
アンバランス3点当たりでは圧接するようにな
し、かつ該アンバランス3点当たりとなる両ロツ
ク部分を、円周方向のアンバランス荷重を相殺す
る線対称な当たり状態となし、これにより、軸部
材が筒部材の半径方向は勿論のこと、その周方向
にがたつくことも規制して、筒部材に対して軸部
材を確実にロツクするようになすことにある。
(課題を解決するための手段)
上記の目的を達成するため、本考案の解決手段
は、複数の貫通孔が放射状に設けられ、該各貫通
孔にそれぞれボールが遊嵌された筒部材と、該筒
部材内に嵌挿され、筒部材の各貫通孔に対応する
軸方向に延びる溝部を外周面に有する軸部材と、
上記筒部材に摺動可能に外嵌され、内周面に上記
各ボールに当接可能なテーパ面を有するリング部
材とを備え、該リング部材の摺動によりその内周
テーパ面で上記各ボールを筒部材の半径方向内方
に押圧して軸部材の対応する各溝部に係合させる
ことにより、上記筒部材に対して軸部材を複数箇
所でロツクするようにしたボールロツク機構にお
いて、軸部材ロツク時、上記各ボールに対応する
ロツク部分の2箇所で、上記筒部材の貫通孔と該
貫通孔に対応する軸部材の溝部とのセンタが周方
向に所定量ずれて、2個のボールが軸部材の溝部
の一面とリング部材の内周面と貫通孔の筒部材円
周方向の一面とのアンバランス3点当たりとなる
ようにする。さらに、該アンバランス3点当たり
となる両ロツク部分が、円周方向のアンバランス
荷重を相殺する線対称な当たり状態となるように
する。
は、複数の貫通孔が放射状に設けられ、該各貫通
孔にそれぞれボールが遊嵌された筒部材と、該筒
部材内に嵌挿され、筒部材の各貫通孔に対応する
軸方向に延びる溝部を外周面に有する軸部材と、
上記筒部材に摺動可能に外嵌され、内周面に上記
各ボールに当接可能なテーパ面を有するリング部
材とを備え、該リング部材の摺動によりその内周
テーパ面で上記各ボールを筒部材の半径方向内方
に押圧して軸部材の対応する各溝部に係合させる
ことにより、上記筒部材に対して軸部材を複数箇
所でロツクするようにしたボールロツク機構にお
いて、軸部材ロツク時、上記各ボールに対応する
ロツク部分の2箇所で、上記筒部材の貫通孔と該
貫通孔に対応する軸部材の溝部とのセンタが周方
向に所定量ずれて、2個のボールが軸部材の溝部
の一面とリング部材の内周面と貫通孔の筒部材円
周方向の一面とのアンバランス3点当たりとなる
ようにする。さらに、該アンバランス3点当たり
となる両ロツク部分が、円周方向のアンバランス
荷重を相殺する線対称な当たり状態となるように
する。
(作用)
上記の構成により、筒部材に外嵌されたリング
部材が摺動してその内周テーパ面により筒部材の
各貫通孔内のボールが筒部材の半径方向内方に押
圧されて、筒部材内に嵌挿された軸部材の各溝部
に係合せしめられると、軸部材は筒部材に対して
複数箇所でロツクされ、筒部材の半径方向へのが
たつきが規制される。
部材が摺動してその内周テーパ面により筒部材の
各貫通孔内のボールが筒部材の半径方向内方に押
圧されて、筒部材内に嵌挿された軸部材の各溝部
に係合せしめられると、軸部材は筒部材に対して
複数箇所でロツクされ、筒部材の半径方向へのが
たつきが規制される。
そのロツクの際、上記ロツク部分の2箇所で、
筒部材の貫通孔と該貫通孔に対応する軸部材の溝
部とのセンタが周方向に所定量ずれて、2個のボ
ールが軸部材の溝部の一面とリング部材の内周面
と貫通孔の筒部材円周方向の一面とのアンバラン
ス3点当たりとなされており、かつ該アンバラン
ス3点当たりとなる両ロツク部分が、円周方向の
アンバランス荷重を相殺する線対称な当たり状態
となされている。このことから、このセンタずれ
している両ロツク部分では、ボールが筒部材の貫
通孔内で偏在してその貫通孔周壁面に押付けられ
た状態となり、その結果、筒部材と軸部材とを相
対的に周方向へ移動させ、各ボールの貫通孔周壁
面への押付け方向が互いに逆方向になされて、軸
部材が筒部材の周方向にがたつくのが規制され、
よつて軸部材を筒部材に対して確実にロツクでき
ることとなる。
筒部材の貫通孔と該貫通孔に対応する軸部材の溝
部とのセンタが周方向に所定量ずれて、2個のボ
ールが軸部材の溝部の一面とリング部材の内周面
と貫通孔の筒部材円周方向の一面とのアンバラン
ス3点当たりとなされており、かつ該アンバラン
ス3点当たりとなる両ロツク部分が、円周方向の
アンバランス荷重を相殺する線対称な当たり状態
となされている。このことから、このセンタずれ
している両ロツク部分では、ボールが筒部材の貫
通孔内で偏在してその貫通孔周壁面に押付けられ
た状態となり、その結果、筒部材と軸部材とを相
対的に周方向へ移動させ、各ボールの貫通孔周壁
面への押付け方向が互いに逆方向になされて、軸
部材が筒部材の周方向にがたつくのが規制され、
よつて軸部材を筒部材に対して確実にロツクでき
ることとなる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
る。
第1図ないし第3図は本考案に係るボールロツ
ク機構の回り止め構造を、自動車のデイフアレン
シヤル装置Aを構成するサイドギヤa1,a2間の噛
合部分におけるバツクラツシ量を測定する場合に
適用した実施例を示す。
ク機構の回り止め構造を、自動車のデイフアレン
シヤル装置Aを構成するサイドギヤa1,a2間の噛
合部分におけるバツクラツシ量を測定する場合に
適用した実施例を示す。
1,2はデイフアレンシヤル装置Aがセツトさ
れる固定盤3を挟んで左右に対向して設置された
第1および第2測定装置であつて、それぞれ固定
盤3に対して進退可能に設けられている。そし
て、上記第1測定装置1は、水平方向に延びる筒
状の装置本体4と、該装置本体4内にその中心軸
位置にて回動可能に収納され、かつ装置本体4の
先端より外方に突出する小径の先端部5を有する
筒部材6と、該筒部材6の基端部に筒状の介装部
材7を介して固設され、筒部材6の回動中心に位
置するピストンロツド8aを有する流体圧シリン
ダ8とを備えてなる。また、上記装置本体4の後
端部(図中、左側)には取付部材9を介して電動
モータ10が固設されており、該電動モータ10
の駆動軸10aには上記流体圧シリンダ8が連結
部材11を介して連結され、電動モータ10の作
動により筒部材6を流体圧シリンダ8と共にその
回動中心回りに回動させるようになされている。
れる固定盤3を挟んで左右に対向して設置された
第1および第2測定装置であつて、それぞれ固定
盤3に対して進退可能に設けられている。そし
て、上記第1測定装置1は、水平方向に延びる筒
状の装置本体4と、該装置本体4内にその中心軸
位置にて回動可能に収納され、かつ装置本体4の
先端より外方に突出する小径の先端部5を有する
筒部材6と、該筒部材6の基端部に筒状の介装部
材7を介して固設され、筒部材6の回動中心に位
置するピストンロツド8aを有する流体圧シリン
ダ8とを備えてなる。また、上記装置本体4の後
端部(図中、左側)には取付部材9を介して電動
モータ10が固設されており、該電動モータ10
の駆動軸10aには上記流体圧シリンダ8が連結
部材11を介して連結され、電動モータ10の作
動により筒部材6を流体圧シリンダ8と共にその
回動中心回りに回動させるようになされている。
また、上記筒部材6の先端部5には、第1図お
よび第2図に拡大詳示するように、複数(図では
3個)の貫通孔12,12,…が放射状に貫設さ
れていて、該各貫通孔12にそれぞれボール13
が遊嵌されている。また、上記先端部5には、上
記各貫通孔12よりも基端寄りに内周面全体に亘
つて延びる嵌合溝部14が形成されているととも
に、内周面を3等分する位置に上記嵌合溝部14
と直交するように延びて先端部5の端面に開口す
る案内溝部15,15,…が形成されている。さ
らに、上記嵌合溝部14の所定箇所にはその底面
から先端部5外周面まで貫通するピン孔16が穿
設されていて、該ピン孔16にはピン17がその
一端を嵌合溝部14内に、他端を先端部5外周面
よりも外方にそれぞれ突出させるように嵌挿固着
されている。
よび第2図に拡大詳示するように、複数(図では
3個)の貫通孔12,12,…が放射状に貫設さ
れていて、該各貫通孔12にそれぞれボール13
が遊嵌されている。また、上記先端部5には、上
記各貫通孔12よりも基端寄りに内周面全体に亘
つて延びる嵌合溝部14が形成されているととも
に、内周面を3等分する位置に上記嵌合溝部14
と直交するように延びて先端部5の端面に開口す
る案内溝部15,15,…が形成されている。さ
らに、上記嵌合溝部14の所定箇所にはその底面
から先端部5外周面まで貫通するピン孔16が穿
設されていて、該ピン孔16にはピン17がその
一端を嵌合溝部14内に、他端を先端部5外周面
よりも外方にそれぞれ突出させるように嵌挿固着
されている。
さらに、上記筒部材6の先端部5には上記各ボ
ール13を押圧または押圧解除するためのリング
部材18が摺動可能に外嵌されており、該リング
部材18は上記先端部5の基端側との間に縮装し
たコイルスプリング19のバネ力により前方(図
中、右側)に付勢されている。このリング部材1
8の先端側内周面には、先端側に向かつて拡開す
る段付テーパ面20が形成されているとともに、
その内周面の所定位置には上記ピン17が係合可
能な係合段部21aを有する係合孔部21がリン
グ部材18の外方からみてL字状に形成されてい
る。そして、図示のような状態からリング部材1
8をコイルスプリング19のバネ力に抗して後退
させた後、第1図における半径方向に回動させ
て、上記ピン17を係合段部21aに係合させる
ことにより、リング部材18の後退位置の位置決
めがなされる。これにより、上記筒部材6の貫通
孔12内おけるボール13のリング部材18によ
る押圧力が解除される。また、上記同様の操作に
てピン17と係合孔部21の係合段部21aとの
係合を解除させることにより、上記筒部材6の貫
通孔12内におけるボール13がリング部材18
のテーパ面20により半径方向内方に押圧され
る。
ール13を押圧または押圧解除するためのリング
部材18が摺動可能に外嵌されており、該リング
部材18は上記先端部5の基端側との間に縮装し
たコイルスプリング19のバネ力により前方(図
中、右側)に付勢されている。このリング部材1
8の先端側内周面には、先端側に向かつて拡開す
る段付テーパ面20が形成されているとともに、
その内周面の所定位置には上記ピン17が係合可
能な係合段部21aを有する係合孔部21がリン
グ部材18の外方からみてL字状に形成されてい
る。そして、図示のような状態からリング部材1
8をコイルスプリング19のバネ力に抗して後退
させた後、第1図における半径方向に回動させ
て、上記ピン17を係合段部21aに係合させる
ことにより、リング部材18の後退位置の位置決
めがなされる。これにより、上記筒部材6の貫通
孔12内おけるボール13のリング部材18によ
る押圧力が解除される。また、上記同様の操作に
てピン17と係合孔部21の係合段部21aとの
係合を解除させることにより、上記筒部材6の貫
通孔12内におけるボール13がリング部材18
のテーパ面20により半径方向内方に押圧され
る。
また、上記筒部材6の先端部5には軸部材22
がその基端部にて着脱可能に嵌挿されている。該
軸部材22の基端部外周には、上記筒部材6の各
貫通孔12に対応する位置に軸方向に延びる3つ
の断面V字状の溝部23,23,…と、この相隣
る溝部23,23間の位置でかつ筒部材6の各案
内溝部15に対応する位置に3つの嵌合突部2
4,24,…と、該各嵌合突部24よりも先端寄
りに筒部材6の先端面に当接する鍔状ストツパ部
25とが設けられている。そして、上記軸部材2
2の各嵌合突部24を筒部材6の対応する各案内
溝部15に嵌込んだ状態で、軸部材22をそのス
トツパ部25が筒部材6の先端面に当接するまで
押圧操作して各嵌合突部24を各嵌合溝部14に
対応させ、その後、軸部材22を第1図反時計廻
り方向に回動させて、上記各嵌合突部24のうち
の1つを上記ピン17の内端部に当接せしめてそ
れ以上の回動を規制することにより、筒部材6の
各貫通孔12に軸部材22の各溝部23を対応さ
せるようになされている。
がその基端部にて着脱可能に嵌挿されている。該
軸部材22の基端部外周には、上記筒部材6の各
貫通孔12に対応する位置に軸方向に延びる3つ
の断面V字状の溝部23,23,…と、この相隣
る溝部23,23間の位置でかつ筒部材6の各案
内溝部15に対応する位置に3つの嵌合突部2
4,24,…と、該各嵌合突部24よりも先端寄
りに筒部材6の先端面に当接する鍔状ストツパ部
25とが設けられている。そして、上記軸部材2
2の各嵌合突部24を筒部材6の対応する各案内
溝部15に嵌込んだ状態で、軸部材22をそのス
トツパ部25が筒部材6の先端面に当接するまで
押圧操作して各嵌合突部24を各嵌合溝部14に
対応させ、その後、軸部材22を第1図反時計廻
り方向に回動させて、上記各嵌合突部24のうち
の1つを上記ピン17の内端部に当接せしめてそ
れ以上の回動を規制することにより、筒部材6の
各貫通孔12に軸部材22の各溝部23を対応さ
せるようになされている。
この軸部材22は軸心方向に貫通する中心孔2
6を有している。また、軸部材22の先端側には
その中心孔26壁部を軸心方向に先端から基端側
に所定寸法切り欠いてなる複数のスリツト27,
27,…が周方向に所定間隔をあけて形成されて
おり、また、軸部材22の中心孔26先端部には
孔径が軸部材22の先端側に向かつて漸次減少す
るテーパ部26aが設けられている。さらに、上
記軸部材22の中心孔26内には先端部に中心孔
26のテーパ部26aに対応する先細テーパ部2
8aを有する操作ロツド28が摺動可能に嵌挿さ
れ、該操作ロツド28の基端部28bは上記流体
圧シリング8のピストンロツド8aに結合されて
おり、流体圧シリンダ8内に供給された流体圧で
もつてピストン8bをピストンロツド8aが突出
する方向に移動させてピストンロツド8aと一体
の操作ロツド28を前進させることにより、その
前進した操作ロツド28先端部のテーパ部28a
でもつて軸部材22の中心孔26のテーパ部26
aを押圧して軸部材22の先端部を半径方向外方
に拡張するようにした、いわゆるコレツトチヤツ
ク29が構成されている。
6を有している。また、軸部材22の先端側には
その中心孔26壁部を軸心方向に先端から基端側
に所定寸法切り欠いてなる複数のスリツト27,
27,…が周方向に所定間隔をあけて形成されて
おり、また、軸部材22の中心孔26先端部には
孔径が軸部材22の先端側に向かつて漸次減少す
るテーパ部26aが設けられている。さらに、上
記軸部材22の中心孔26内には先端部に中心孔
26のテーパ部26aに対応する先細テーパ部2
8aを有する操作ロツド28が摺動可能に嵌挿さ
れ、該操作ロツド28の基端部28bは上記流体
圧シリング8のピストンロツド8aに結合されて
おり、流体圧シリンダ8内に供給された流体圧で
もつてピストン8bをピストンロツド8aが突出
する方向に移動させてピストンロツド8aと一体
の操作ロツド28を前進させることにより、その
前進した操作ロツド28先端部のテーパ部28a
でもつて軸部材22の中心孔26のテーパ部26
aを押圧して軸部材22の先端部を半径方向外方
に拡張するようにした、いわゆるコレツトチヤツ
ク29が構成されている。
以上により、筒部材6の各貫通孔12に軸部材
22の各溝部23を対応させた状態で、筒部材6
の各貫通孔12にそれぞれ遊嵌されたボール13
をリング部材18の先端側方への摺動によりその
内周テーパ面20で筒部材6の半径方向内方に押
圧して軸部材22の対応する各溝部23に係合さ
せることにより、上記筒部材6に対して軸部材2
2を3箇所でロツクするようにしたボールロツク
機構30が構成されている。そして、本考案の特
徴として、軸部材22ロツク時、第1図に示すよ
うに、上記各ロツク部分の2箇所で、筒部材6の
貫通孔12と該貫通孔12に対応する軸部材22
の溝部23とが周方向に寸法lだけセンタずれし
ており、この2箇所では、ボール13がリング部
材18の内周面と軸部材22の溝部23一面と筒
部材6の貫通孔12周壁面との3者でもつて、ア
ンバランス3点当たり状態で挾圧され、かつ該ア
ンバランス3点当たりとなる両ロツク部分は、円
周方向のアンバランス荷重を相殺する線対称な当
たり状態となされており、これにより筒部材6の
半径方向および周方向に移動することが規制され
ている。
22の各溝部23を対応させた状態で、筒部材6
の各貫通孔12にそれぞれ遊嵌されたボール13
をリング部材18の先端側方への摺動によりその
内周テーパ面20で筒部材6の半径方向内方に押
圧して軸部材22の対応する各溝部23に係合さ
せることにより、上記筒部材6に対して軸部材2
2を3箇所でロツクするようにしたボールロツク
機構30が構成されている。そして、本考案の特
徴として、軸部材22ロツク時、第1図に示すよ
うに、上記各ロツク部分の2箇所で、筒部材6の
貫通孔12と該貫通孔12に対応する軸部材22
の溝部23とが周方向に寸法lだけセンタずれし
ており、この2箇所では、ボール13がリング部
材18の内周面と軸部材22の溝部23一面と筒
部材6の貫通孔12周壁面との3者でもつて、ア
ンバランス3点当たり状態で挾圧され、かつ該ア
ンバランス3点当たりとなる両ロツク部分は、円
周方向のアンバランス荷重を相殺する線対称な当
たり状態となされており、これにより筒部材6の
半径方向および周方向に移動することが規制され
ている。
一方、上記第2測定装置2は、上記第1測定装
置1の構成において、固定盤3に固定保持される
デイフアレンシヤル装置Aがセツトされるセツト
部材31を追加し、かつ第1測定装置1における
筒部材6を回動させる電動モータ10を省略した
構成であり、上記第1測定装置1と同じ機構を有
する部分には同じ符号に「′」を付してその詳細
な説明を省略する。そして、上記セツト部材31
は筒部材6′の先端側に筒状の介装部材32を介
して支持されており、デイフアレンシヤル装置A
を保持した状態でサイドギヤa1,a2間の噛合部分
におけるバツクラツシ量を制御するようになされ
ている。
置1の構成において、固定盤3に固定保持される
デイフアレンシヤル装置Aがセツトされるセツト
部材31を追加し、かつ第1測定装置1における
筒部材6を回動させる電動モータ10を省略した
構成であり、上記第1測定装置1と同じ機構を有
する部分には同じ符号に「′」を付してその詳細
な説明を省略する。そして、上記セツト部材31
は筒部材6′の先端側に筒状の介装部材32を介
して支持されており、デイフアレンシヤル装置A
を保持した状態でサイドギヤa1,a2間の噛合部分
におけるバツクラツシ量を制御するようになされ
ている。
また、上記固定盤3の中央部には固定盤3にデ
イフアレンシヤル装置Aをセツトした状態でその
サイドギヤa1軸孔に上記第1測定装置1の軸部材
22を嵌挿可能な孔部33が貫設されている一
方、該孔部33を中心として水平方向に延びる複
数の流体圧シリング34,34,…が所定間隔を
あけて周方向に配設されている。そして、該各流
体圧シリンダ34のピストンロツド34a先端に
は、中途部をリンク35を介して固定盤3に揺動
可能に爪部材36の一端が連結され、該各爪部材
36の他端にはテイフアレンシヤル装置Aにおけ
るケースa3のフランジ部に係合する係合部36a
が設けられており、各流体圧シリンダ34の伸張
作動により爪部材36を第3図で仮想線で示す状
態から実線で示す状態へと回動させて、その係合
部36aでデイフアレンシヤル装置Aのケースa3
のフランジ部をクランプすることにより、固定盤
3に対してデイフアレンシヤル装置Aを固定保持
するようになされている。
イフアレンシヤル装置Aをセツトした状態でその
サイドギヤa1軸孔に上記第1測定装置1の軸部材
22を嵌挿可能な孔部33が貫設されている一
方、該孔部33を中心として水平方向に延びる複
数の流体圧シリング34,34,…が所定間隔を
あけて周方向に配設されている。そして、該各流
体圧シリンダ34のピストンロツド34a先端に
は、中途部をリンク35を介して固定盤3に揺動
可能に爪部材36の一端が連結され、該各爪部材
36の他端にはテイフアレンシヤル装置Aにおけ
るケースa3のフランジ部に係合する係合部36a
が設けられており、各流体圧シリンダ34の伸張
作動により爪部材36を第3図で仮想線で示す状
態から実線で示す状態へと回動させて、その係合
部36aでデイフアレンシヤル装置Aのケースa3
のフランジ部をクランプすることにより、固定盤
3に対してデイフアレンシヤル装置Aを固定保持
するようになされている。
そして、上記固定盤3に固定保持されたデイフ
アレンシヤル装置Aのサイドギヤa1,a2の各軸孔
に、それぞれ上記第1および第2測定装置1,2
の各ボールロツク機構30,30′によつてロツ
ク保持された軸部材22,22′の先端部を挿入
し、流体圧シリンダ8,8′の伸張作動により軸
部材22,22′の先端側のコレツトチヤツク2
9,29′を作動させることによつて、軸部材2
2,22′の先端部をサイドギヤa1,a2の各軸孔
内壁に圧接されて軸部材22,22′にサイドギ
ヤa1,a2を回転一体に支持するようになされてい
る。
アレンシヤル装置Aのサイドギヤa1,a2の各軸孔
に、それぞれ上記第1および第2測定装置1,2
の各ボールロツク機構30,30′によつてロツ
ク保持された軸部材22,22′の先端部を挿入
し、流体圧シリンダ8,8′の伸張作動により軸
部材22,22′の先端側のコレツトチヤツク2
9,29′を作動させることによつて、軸部材2
2,22′の先端部をサイドギヤa1,a2の各軸孔
内壁に圧接されて軸部材22,22′にサイドギ
ヤa1,a2を回転一体に支持するようになされてい
る。
次に、このように構成された第1および第2測
定装置1,2を用いてデイフアレンシヤル装置A
における両サイドギヤa1,a2間のバツクラツシ量
を測定する手順を説明する。
定装置1,2を用いてデイフアレンシヤル装置A
における両サイドギヤa1,a2間のバツクラツシ量
を測定する手順を説明する。
(1) まず、第2測定装置2のセツト部材31にデ
イフアレンシヤル装置Aをセツトした状態(そ
の状態では軸部材22′先端部は一方(図中、
右側)のサイドギヤa2軸孔に挿入されている。)
で、第2測定装置2を前進させて該デイフアレ
ンシヤル装置Aを固定盤3の所定位置に配置す
る。そして、固定盤3の各流体圧シリング34
をそれぞれ伸張作動させてそのピストンロツド
34a先端に連結されている各爪部材36をク
ランプ動作させ、この動作によりデイフアレン
シヤル装置Aを固定盤3に固定保持する。
イフアレンシヤル装置Aをセツトした状態(そ
の状態では軸部材22′先端部は一方(図中、
右側)のサイドギヤa2軸孔に挿入されている。)
で、第2測定装置2を前進させて該デイフアレ
ンシヤル装置Aを固定盤3の所定位置に配置す
る。そして、固定盤3の各流体圧シリング34
をそれぞれ伸張作動させてそのピストンロツド
34a先端に連結されている各爪部材36をク
ランプ動作させ、この動作によりデイフアレン
シヤル装置Aを固定盤3に固定保持する。
(2) その後、上記第2測定装置2の筒部材6′に
予めボールロツク機構30′でもつて装着され
ている上記軸部材22′の先端部を、流体圧シ
リンダ8′の伸張作動により半径方向外方に拡
張させてコレツトチヤツク29′を作動させ、
この作動により軸部材22′にサイドギヤa2を
回転一体に固定支持する。
予めボールロツク機構30′でもつて装着され
ている上記軸部材22′の先端部を、流体圧シ
リンダ8′の伸張作動により半径方向外方に拡
張させてコレツトチヤツク29′を作動させ、
この作動により軸部材22′にサイドギヤa2を
回転一体に固定支持する。
(3) 次に、今度は第1装定装置1を前進させて、
その筒部材6に予めボールロツク機構30でも
つて装着されている軸部材22の先端部を他方
(図中、左側)のサイドギヤa1の軸孔に挿入し、
該先端部を流体圧シリンダ8の伸張作動により
半径方向外方に拡張させてコレツトチヤツク2
9を作動させ、この作動により軸部材22にサ
イドギヤa1を回転一体に固定支持する。
その筒部材6に予めボールロツク機構30でも
つて装着されている軸部材22の先端部を他方
(図中、左側)のサイドギヤa1の軸孔に挿入し、
該先端部を流体圧シリンダ8の伸張作動により
半径方向外方に拡張させてコレツトチヤツク2
9を作動させ、この作動により軸部材22にサ
イドギヤa1を回転一体に固定支持する。
(4) その後、上記第1測定装置1の電動モータ1
0を作動させて筒部材6を所定角度回動させ
る。これにより、上記筒部材6にボールロツク
機構30を介してロツク固定されている軸部材
22が同様に回動して、その先端部に保持され
た他方のサイドギヤa1も回動するが、一方のサ
イドギヤa2は第2測定装置2の軸部材22′に
よつてその回動が阻止されていることから、上
記第1測定装置1の軸部材22の回動量がサイ
ドギヤa1,a2間のバツクラツシ量として測定さ
れる。
0を作動させて筒部材6を所定角度回動させ
る。これにより、上記筒部材6にボールロツク
機構30を介してロツク固定されている軸部材
22が同様に回動して、その先端部に保持され
た他方のサイドギヤa1も回動するが、一方のサ
イドギヤa2は第2測定装置2の軸部材22′に
よつてその回動が阻止されていることから、上
記第1測定装置1の軸部材22の回動量がサイ
ドギヤa1,a2間のバツクラツシ量として測定さ
れる。
(5) 次いで、上記第2測定装置2の流体圧シリン
ダ8′を収縮作動させ、ピストンロツド8′aを
後退させる。これにより、軸部材22′の先端
部が半径方向内方に縮小してコレツトチヤツク
29′によるサイドギヤa2の保持状態が解除さ
れる。
ダ8′を収縮作動させ、ピストンロツド8′aを
後退させる。これにより、軸部材22′の先端
部が半径方向内方に縮小してコレツトチヤツク
29′によるサイドギヤa2の保持状態が解除さ
れる。
(6) しかる後、上記第1測定装置1の電動モータ
10を作動させて、筒部材6、軸部材22およ
び該軸部材22に回転一体に支持されているサ
イドギヤa1を所定角度回転させることにより、
サイドギヤa1,a2間の噛合部分を変更し、その
後、上記第2測定装置2の伸張作動により再び
軸部材22′によるサイドギヤa2の回動を規制
し、次いで、上記と同様に第1測定装置1の電
動モータ10を作動させて筒部材6を介して軸
部材22を回動させ、上記(4)と同様にサイドギ
ヤa1,a2間のバツクラツシ量を測定する。
10を作動させて、筒部材6、軸部材22およ
び該軸部材22に回転一体に支持されているサ
イドギヤa1を所定角度回転させることにより、
サイドギヤa1,a2間の噛合部分を変更し、その
後、上記第2測定装置2の伸張作動により再び
軸部材22′によるサイドギヤa2の回動を規制
し、次いで、上記と同様に第1測定装置1の電
動モータ10を作動させて筒部材6を介して軸
部材22を回動させ、上記(4)と同様にサイドギ
ヤa1,a2間のバツクラツシ量を測定する。
(7) このように上記(1)〜(6)の操作を繰り返してサ
イドギヤa1,a2間の噛合部全体に亘つてのバツ
クラツシ量を測定する。
イドギヤa1,a2間の噛合部全体に亘つてのバツ
クラツシ量を測定する。
そして、この実施例では、測定装置1,2にお
ける筒部材6の先端部5に外嵌したリング部材1
8によつて該先端部5の各貫通孔12に遊嵌され
たボール13を筒部材6の半径方向内方に押圧し
て、軸部材22の基端部に設けた溝部23に係合
させることにより、軸部材22が筒部材6の先端
部5に装着保持されているが、この際、各ボール
13によるロツク部分の2箇所で、筒部材6の貫
通孔12と該貫通孔12に対応する軸部材22の
軸部23とのセンタが周方向に寸法lだけずれ
て、2個のボール13,13が軸部材22の溝部
23の一面とリング部材18の内周面と筒部材6
の貫通孔12周壁面とのアンバランス3点当たり
となつており、かつ該アンバランス3点当たりと
なる両ロツク部分は、円周方向のアンバランス荷
重を相殺する線対称な当たり状態となつている。
ける筒部材6の先端部5に外嵌したリング部材1
8によつて該先端部5の各貫通孔12に遊嵌され
たボール13を筒部材6の半径方向内方に押圧し
て、軸部材22の基端部に設けた溝部23に係合
させることにより、軸部材22が筒部材6の先端
部5に装着保持されているが、この際、各ボール
13によるロツク部分の2箇所で、筒部材6の貫
通孔12と該貫通孔12に対応する軸部材22の
軸部23とのセンタが周方向に寸法lだけずれ
て、2個のボール13,13が軸部材22の溝部
23の一面とリング部材18の内周面と筒部材6
の貫通孔12周壁面とのアンバランス3点当たり
となつており、かつ該アンバランス3点当たりと
なる両ロツク部分は、円周方向のアンバランス荷
重を相殺する線対称な当たり状態となつている。
このことから、このセンタずれしている両ロツ
ク部分の各ボール13は、該各貫通孔12内で偏
在してその各貫通孔12周壁面に押付けられた状
態となり、その結果、筒部材6と軸部材22とが
相対的に周方向へ移動し、しかも両ロツク部分に
おける各ボール13の貫通孔12周壁面への押付
け方向は互いに逆方向となつて、軸部材22に回
動方向の外力が作用しても筒部材6の半径方向お
よび周方向への移動が規制される。したがつて、
上記軸部材22は筒部材6に対して一体的に装着
固定され、筒部材6の回動と共にがたつくことな
くその回動量と同じ量だけ回動することになり、
このことから、上記サイドギヤa1,a2間のバツク
ラツシ量を精度良く測定することができる。
ク部分の各ボール13は、該各貫通孔12内で偏
在してその各貫通孔12周壁面に押付けられた状
態となり、その結果、筒部材6と軸部材22とが
相対的に周方向へ移動し、しかも両ロツク部分に
おける各ボール13の貫通孔12周壁面への押付
け方向は互いに逆方向となつて、軸部材22に回
動方向の外力が作用しても筒部材6の半径方向お
よび周方向への移動が規制される。したがつて、
上記軸部材22は筒部材6に対して一体的に装着
固定され、筒部材6の回動と共にがたつくことな
くその回動量と同じ量だけ回動することになり、
このことから、上記サイドギヤa1,a2間のバツク
ラツシ量を精度良く測定することができる。
なお、上記実施例では、ボール13が係合する
軸部材22の溝部23をV溝に形成したが、これ
に限らず、ロツク状態においてボール13の筒部
材6の半径方向および周方向へのがたつきを阻止
可能な溝部であればその形状を変更することも採
用可能である。
軸部材22の溝部23をV溝に形成したが、これ
に限らず、ロツク状態においてボール13の筒部
材6の半径方向および周方向へのがたつきを阻止
可能な溝部であればその形状を変更することも採
用可能である。
また、上記実施例では、自動車のデイフアレン
シヤル装置Aを構成するサイドギヤa1,a2間のバ
ツクラツシ量を測定する場合を例示したが、これ
に限らず、例えば工作機械等のスピンドルにツー
ルを着脱自在に装着し得るようにする場合などに
も適用できることは言うまでもない。
シヤル装置Aを構成するサイドギヤa1,a2間のバ
ツクラツシ量を測定する場合を例示したが、これ
に限らず、例えば工作機械等のスピンドルにツー
ルを着脱自在に装着し得るようにする場合などに
も適用できることは言うまでもない。
(考案の効果)
以上説明したように、本考案によれば、筒部材
の貫通孔内のボールを筒部材外側のリング部材で
筒部材の半径方向内方に押圧して筒部材内側の軸
部材の軸方向に延びる溝部に係合させることによ
り、筒部材に対して軸部材を複数箇所でロツクす
るようにしたボールロツク機構に対し、該ロツク
部分の2箇所で、筒部材の貫通孔と該貫通孔に対
応する軸部材の溝部とのセンタを周方向に所定量
ずらせて、2個のボールが軸部材の溝部の一面と
リング部材の内周面と貫通孔の筒部材円周方向の
一面とのアンバランス3点当たりとなるように、
かつ該アンバランス3点当たりとなる両ロツク部
分は、円周方向のアンバランス荷重を相殺する線
対称な当たり状態となるようにした。このことに
より、ロツク時、そのセンタずれした両ロツク部
分のボールには筒部材の半径方向内方への押圧力
のみならずその周方向への押圧力も作用すること
から、ボールは筒部材の貫通孔内でリング部材の
内周面と軸部材の溝部と筒部材の貫通孔周壁面と
でもつて挾圧されて貫通孔内での動きが規制され
ることになり、しかも両ロツク部分におけるボー
ルの貫通孔周壁面への押付け方向は互いに逆方向
となつて、軸部材が筒部材の周方向にがたつくの
が規制され、よつて他部材を追加することなく既
存部材の一部構造変更のみで周方向にがたつきが
生じない強固なロツク状態を得ることができる。
ひいては、例えば歯車の噛合部分におけるバツク
ラツシ量を測定する場合への適用により正確なバ
ツクラツシ量の測定値を得ることができる。
の貫通孔内のボールを筒部材外側のリング部材で
筒部材の半径方向内方に押圧して筒部材内側の軸
部材の軸方向に延びる溝部に係合させることによ
り、筒部材に対して軸部材を複数箇所でロツクす
るようにしたボールロツク機構に対し、該ロツク
部分の2箇所で、筒部材の貫通孔と該貫通孔に対
応する軸部材の溝部とのセンタを周方向に所定量
ずらせて、2個のボールが軸部材の溝部の一面と
リング部材の内周面と貫通孔の筒部材円周方向の
一面とのアンバランス3点当たりとなるように、
かつ該アンバランス3点当たりとなる両ロツク部
分は、円周方向のアンバランス荷重を相殺する線
対称な当たり状態となるようにした。このことに
より、ロツク時、そのセンタずれした両ロツク部
分のボールには筒部材の半径方向内方への押圧力
のみならずその周方向への押圧力も作用すること
から、ボールは筒部材の貫通孔内でリング部材の
内周面と軸部材の溝部と筒部材の貫通孔周壁面と
でもつて挾圧されて貫通孔内での動きが規制され
ることになり、しかも両ロツク部分におけるボー
ルの貫通孔周壁面への押付け方向は互いに逆方向
となつて、軸部材が筒部材の周方向にがたつくの
が規制され、よつて他部材を追加することなく既
存部材の一部構造変更のみで周方向にがたつきが
生じない強固なロツク状態を得ることができる。
ひいては、例えば歯車の噛合部分におけるバツク
ラツシ量を測定する場合への適用により正確なバ
ツクラツシ量の測定値を得ることができる。
図面は本考案を自動車のデイフアレンシヤル装
置におけるサイドギヤ間のバツクラツシ量を測定
する装置に適用した実施例を示し、第1図は第2
図の−線における断面図、第2図は第1測定
装置の要部拡大縦断正面図、第3図は装置全体の
縦断平面図である。第4図は従来例における第1
図相当図である。 6……筒部材、12……貫通孔、13……ボー
ル、18……リング部材、22……軸部材、23
……溝部、30……ボールロツク機構。
置におけるサイドギヤ間のバツクラツシ量を測定
する装置に適用した実施例を示し、第1図は第2
図の−線における断面図、第2図は第1測定
装置の要部拡大縦断正面図、第3図は装置全体の
縦断平面図である。第4図は従来例における第1
図相当図である。 6……筒部材、12……貫通孔、13……ボー
ル、18……リング部材、22……軸部材、23
……溝部、30……ボールロツク機構。
Claims (1)
- 複数の貫通孔が放射状に設けられ、該各貫通孔
にそれぞれボールが遊嵌された筒部材と、該筒部
材内に嵌挿され、筒部材の各貫通孔に対応する軸
方向に延びる溝部を外周面に有する軸部材と、上
記筒部材に摺動可能に外嵌され、内周面に上記各
ボールに当接可能なテーパ面を有するリング部材
とを備え、該リング部材の摺動によりその内周テ
ーパ面で上記各ボールを筒部材の半径方向内方に
押圧して軸部材の対応する各溝部に係合させるこ
とにより、上記筒部材に対して軸部材を複数箇所
でロツクするようにしたボールロツク機構におい
て、軸部材ロツク時、上記各ボールに対応するロ
ツク部分の2箇所で、上記筒部材の貫通孔と該貫
通孔に対応する軸部材の溝部とのセンタが周方向
に所定量ずれて、2個のボールが軸部材の溝部の
一面とリング部材の内周面と貫通孔の筒部材円周
方向の一面とのアンバランス3点当たりとなつて
おり、かつ該アンバランス3点当たりとなる両ロ
ツク部分は、円周方向のアンバランス荷重を相殺
する線対称な当たり状態となつていることを特徴
とするボールロツク機構の回り止め構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985138619U JPH0135051Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1985138619U JPH0135051Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6246816U JPS6246816U (ja) | 1987-03-23 |
| JPH0135051Y2 true JPH0135051Y2 (ja) | 1989-10-25 |
Family
ID=31043772
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1985138619U Expired JPH0135051Y2 (ja) | 1985-09-10 | 1985-09-10 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0135051Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000135684A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-16 | Honda Motor Co Ltd | 締付具用アタッチメント |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5144001Y2 (ja) * | 1972-05-08 | 1976-10-26 |
-
1985
- 1985-09-10 JP JP1985138619U patent/JPH0135051Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6246816U (ja) | 1987-03-23 |
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