JPH0135967B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0135967B2
JPH0135967B2 JP56199360A JP19936081A JPH0135967B2 JP H0135967 B2 JPH0135967 B2 JP H0135967B2 JP 56199360 A JP56199360 A JP 56199360A JP 19936081 A JP19936081 A JP 19936081A JP H0135967 B2 JPH0135967 B2 JP H0135967B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat storage
heat
elevated
storage tank
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP56199360A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58101909A (ja
Inventor
Takeo Hanaoka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Original Assignee
Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Takasago Thermal Engineering Co Ltd filed Critical Takasago Thermal Engineering Co Ltd
Priority to JP56199360A priority Critical patent/JPS58101909A/ja
Publication of JPS58101909A publication Critical patent/JPS58101909A/ja
Publication of JPH0135967B2 publication Critical patent/JPH0135967B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/14—Thermal energy storage

Landscapes

  • Devices Affording Protection Of Roads Or Walls For Sound Insulation (AREA)
  • Cleaning Of Streets, Tracks, Or Beaches (AREA)
  • Road Paving Structures (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高架道または高架軌道の融雪または
凍結防止を図つた装置に係り、より詳しくは、路
面の融雪または凍結防止のためのエネルギーを年
間を通じて貯えられた大容量の太陽熱によつてま
かなえるようにした装置に関する。
寒冷地の高架道または高架軌道の融雪または凍
結防止対策は重要技術課題であるが、これまでの
対策は対症療法的なものであると言つても過言で
はなく、多くの動力または労力を必要としてい
る。また設備として提案されたものも、多大の熱
源または水源を必要とし、融雪または凍結防止の
ために必要とする熱エネルギーおよび動力エネル
ギーは極めて甚大である。
本発明はかような実状に鑑み、真の省エネルギ
ーとも言うべく、年間を通じて付与される莫大な
量の太陽熱を冬期にまで貯え、これを冬期の融雪
または凍結防止の熱源に利用することを目的とし
てなされたもので、沿線の防音壁を兼ねた壁面を
太陽熱集熱面として使用すると共に高架下空間を
蓄熱槽に利用し、年間を通じての太陽熱を物質の
潜熱蓄熱の形態で大容量蓄熱を行なうようにした
装置を提供する。すなわち本発明は、その細部詳
細は図面に基づいて後述するが、その基本的な構
成は、高架道または高架軌道に沿つて配置された
太陽熱集熱器と高架下空間に設置された蓄熱槽と
の間に熱媒循環路を形成して蓄熱槽に太陽熱を蓄
熱する構成とし、この蓄熱を用いて加温した空気
を高架道または高架軌道に沿つて配置された空気
吹出ノズルから路上に噴射するようにした装置で
あつて、前記の蓄熱槽が蓄熱物質を封入した多数
の蓄熱器ユニツトの集合体からなり、この各々の
蓄熱器ユニツトは太陽熱集熱器で集熱された熱に
よつて融解可能な蓄熱物質を封入した容器からな
り、この容器内には熱媒流体を流すための通路が
形成されていることを特徴とする。
本発明装置による高架路面の融雪または凍結防
止は、路面沿線に沿つて配置された空気吹出ノズ
ルから高温空気を路面に向けて噴射するものであ
り、この高温空気を得るのに、年間を通じて貯え
られた太陽熱を利用するものである。すなわち、
融雪または凍結防止に必要な莫大な熱量を、年間
を通じての太陽熱から高架下空間にこれを貯える
ようにしたものである。例えば夏期または中間期
などに蓄熱された太陽熱を数ケ月ないし半年以上
にわたつて大容量で貯蔵できる蓄熱槽を高架下空
間に設置する。この大容量かつ長期にわたる蓄熱
を行なうために、本発明装置では潜熱蓄熱によつ
てこれを行なう。すなわち本発明装置では、高架
沿線に防音壁としても機能し得るように長く設置
された太陽熱集熱器によつて集熱された熱を高架
下の潜熱蓄熱槽に貯え、この蓄熱を冬期において
高温空気流の形で取出せるようにしたものであ
り、潜熱の形態で太陽熱を大容量かつ長期に貯え
ると共にこれを必要なときに適宜取出せるように
した特殊な蓄熱槽を用いることに大きな特徴があ
る。
そこでまず、この太陽熱を大容量かつ長期に蓄
熱しこれを適宜取出せるようにした本発明に従う
蓄熱装置の原理並びに構造を説明してから、本発
明の高架融雪または凍結防止の全体構造を順に追
つて説明する。
本発明の蓄熱装置で使用する潜熱の形態で蓄熱
するための蓄熱物質としては各種の水和塩や含水
塩混合物類例えば、CaCl2・6H2O、Na2SO4・
10H2O、Na2S2O3・5H2O、Na2HPO4−
NaH2PO4−KH2PO4−H2O系混合物、有機化合
物類例えばエチレンジアミン、または油脂類例え
ばパラフインやシリコンオイルなどの融点が比較
的低くかつ潜熱の比較的大きな物質類が好適であ
る。従来から物質の固相一液相間の相変態におけ
る潜熱を利用して蓄熱することの有利性が原理的
に判つていてもこれの実用規模での装置は未だ出
現していない。すなわち、大容量の蓄熱とこれの
回収をくり返し行なえるような潜熱利用の蓄熱装
置実用化は、熱媒と大容量の蓄熱物質全体との熱
交換を、蓄熱物質の変成や劣化を起さずかつ蓄熱
物質による汚染の問題なくこれを行なうことが技
術的に困難なために至難であるとされていた。本
発明においては、このような潜熱蓄熱を高架下空
間の構造物の中にとじ込めて行なうものであり、
このためにこの蓄熱物質を封入する蓄熱槽として
特殊な蓄熱器ユニツトの集合体でこれを構成す
る。
第1〜19図はこの蓄熱器ユニツトの構造並び
に配置のしかたを示したものである。
第1図は本発明の蓄熱ユニツトの基本型の1実
施例を示した断面図である。第1図において、1
は円筒型の缶体であり、この缶体1の上下には上
蓋2と下蓋2′が気密に取付けられている。この
上蓋2と下蓋2′の中心部には缶体1と同軸の小
円筒3が気密に取付けられると共に、この小円筒
3を取巻くようにしてコイル4が配置してある。
コイル4の1方の端は缶体1の下方に、他方の端
は缶体1の上方に突出しており、この缶体1への
コイル端の接続も気密が保持されている。5は蓄
熱物質の注入口、6は蓄熱物質の排出口であり、
蓄熱物質充填後はこの注入口5と排出口6はめく
らにしておく。このようにして蓄熱物質を封入す
る容器が形成され、この容器内に熱媒流体を流す
ための通路、すなわち小円筒3とコイル4が形成
される。後述するが、この小円筒3は気体例えば
空気を流す通路として使用され、コイル4は液体
例えば水を流す通路として使用される。この図示
の蓄熱器ユニツトは上下左右が実質上対称であ
り、図示の位置に上下逆さにしても同一形状に表
われ、これを同軸的に接合した場合、図の破線で
示す他の同型の蓄熱器ユニツトにおける小円筒
3′の出口は実線の小円筒3の入口と整合して連
結され、同様にコイル4も出口と入口が配管接続
されたようになつている。
第2図は第1図の蓄熱器ユニツトを8個組み合
わせて1単位の蓄熱槽を構成した状態を、また第
3図ではこの8個の蓄熱器ユニツトからなる1単
位蓄熱槽をさらに集合した状態を、それぞれ図解
的に示したものである。
1単位の蓄熱槽は、第2図に示したように、方
形の4隅に組まれたa〜dの4本の中空パイプ
と、これらの中空パイプa〜b,b〜c,c〜
d,d〜a間の中心の辺に配置された4本の中空
パイプイ〜ニと、中央に位置する1本の中空パイ
プCPとからなる枠組みの中に、8個の蓄熱器ユ
ニツトを2段にして収めることによつて構成され
ている。これらの中空パイプのうち、中央のパイ
プCPを除いた周辺のものは、この1単位の蓄熱
槽を隣り合わせて集合するさいに、その隣接する
槽と共用される。
この状態は第3図の配置に示すように、1単位
の蓄熱槽Uiにおける隅のパイプa〜dが、或る
方向(図では紙面の上下方向)では隣接する単位
蓄熱槽の隅のパイプとして共用されるが、或る方
向(図では紙面の左右方向)では隣接する単位蓄
熱槽の辺のパイプとして共用される。そして、こ
れらのパイプの全てa〜d,イ〜ニ,CPは蓄熱
器ユニツトを組み合わせて固定する支柱としての
役割のほかに、各蓄熱器ユニツトの内部に配され
たコイル4(第1図)を互いに連結して熱媒液体
を循環させるための熱媒配管として機能させるよ
うにしてある。各々の単位蓄熱槽において、各パ
イプは第4図に示したような支持板7を3枚使用
して互いに位置決めされ、このように位置決めさ
れた9本のパイプと3枚の支持板によつて、8個
の蓄熱器ユニツトが2個づつ軸心に合わせて接合
された4本の筒となり、この4本の筒で1単位の
蓄熱槽に構成される。この軸心に合わせて接合さ
れることによつて、小円筒3(第1図)は互いに
整合して連結され、この中に熱媒気体が通され
る。
熱媒液体は、各々の中空パイプa〜d,イ〜
ニ,CPを利用して各蓄熱器ユニツトのコイルに
循環されるが、この接続関係は第3図の配置にお
ける矢印で示してある。例えば第3図のUiの単
位蓄熱槽について見れば、中央のパイプCPに熱
媒液体が各々の内部コイルから流出するように接
続され、かつ辺のパイプイとロから熱媒液体が
各々の内部コイルに流入するように接続される。
他方、このUiの右隣りの単位蓄熱槽においては、
中央のパイプCPとの接続はUiと同じであるが、
Uiでは隅のパイプa〜dとして機能していたも
のが辺のパイプイ〜ニとして機能し、これから熱
媒液体が流入するようになる。つまり、単位蓄熱
槽の隣接にさいして蓄熱器ユニツト1個分をずら
して隣接させることによつて、隣の単位蓄熱槽で
は液体循環用に使用されなかつたパイプが隣りの
単位蓄熱槽では液体循環用に使用され、しかもそ
のさい、単位循環槽として個別に見た場合、いづ
れにおいても、各パイプと各ユニツト内のコイル
との接続位置は不変とすることができる。この不
変の接続関係を保つて単位蓄熱槽を無限に集合す
ることができ、実際には、受熱または放熱の熱容
量に合わせてこの集合の度合いを任意に調節する
ことができる。なお、この集合の場合、第3図の
ような広がりの方向のほかに上下方向の接続も随
意であり、3次元的な任意の構造をもつた蓄熱槽
構造物を構築することができる。構築された蓄熱
槽において、熱媒気体は各蓄熱器ユニツトの小円
筒を通すようにすると共に、各蓄熱器ユニツトの
間の空隙、すなわち缶体1の外側にも通すように
すれば、各蓄熱器ユニツト内の蓄熱物質はこの熱
媒気体との熱交換面積が一層増大してその熱交換
効率が向上する。実際の運転にあたつて、熱媒気
体は蓄熱用に、また、コイルに通す熱媒液体は放
熱用に利用するとよいが、その逆の運転も場合に
よつては行ない得る。
以下さらに本発明の蓄熱器ユニツトの他の利用
のしかた並びに他の形状構造例を示す。
第5図は蓄熱器ユニツトを軸方向に接続するさ
いにリングジヨイント9を利用した例を示す。こ
のリングジヨイント9は第6図に示したように、
気体が透過する開口10が上下リング11と12
の間に設けられており、このリング11と12に
対し、接続しようとする蓄熱器ユニツトの端部を
嵌め込む。そして、第4図に示した支持板7をこ
のリングジヨイント9の中央部で支持させる。1
3はこの支持板7を受けるための張り出し片を示
している。この支持板7を使用しかつ蓄熱器ユニ
ツトの接合にさいして小円筒同志の接続を若干切
離しておくと、小円筒から小円筒へ流れる気体の
1部は開口10を経て缶体の外側へ流れ出るし、
逆に缶体の外側を流れる気体は支持板7に衝突し
て(この支持板7がバツフルプレートとして機能
して)この開口10から小円筒内に流入するよう
な気流の流れが生じ、缶体の外側と内側(小円
筒)に気流が混合しながら流れることになり、こ
の気体と蓄熱物質との熱交換が各蓄熱器ユニツト
内の蓄熱物質の全域にわたつて効果的に行なわれ
る。
第7図は、第1図の蓄熱器ユニツトを最もコン
パクトに配置する場合の配置図である。この場
合、1個の蓄熱器ユニツトに対し2本のパイプ1
4と15が用いられ、その1方は蓄熱器ユニツト
内のコイルに熱媒液体を流入する流入管、他方は
熱媒液体をコイルから流出させる流出管として使
用される。各蓄熱器ユニツトの軸方向への接続
は、この第7図の配置を保つたまま積層される
が、1方の蓄熱器ユニツトで流出管となつたパイ
プは流出管とするような接続のしかたをしてもよ
い。つまり、各蓄熱器ユニツトのコイルをパイプ
14と15にシリーズに接続してもよい。このシ
リーズに接続するかあるいはパラレルに接続する
かは、受熱容量、熱媒流体量、蓄熱物質の種類と
量によつて決定される。この積層にあたつて、第
6図の如きリングジヨイントの使用も可能であ
り、缶体の外側と内側(小円筒)に熱媒気体を流
すようにすることもできる。ただし、この第7図
の配置では第3図の配置よりも各蓄熱器ユニツト
同志の間隙は小さいので、必ずしも第4図のよう
なバツフルプレートを使用しなくともよい。
第8〜12図は、角形(直方体)の外形をもつ
蓄熱器ユニツトの例を示したもので、第8図はこ
の直方体の缶体1の長手方向の中心に小円筒3を
1本取付けたもの、第9図は同じく長手方向に4
本の小円筒3を平行に取付けたものを示してい
る。蓄熱物質はこの缶体1内の小円筒3の囲りに
封入され、この缶体1を長手方向に貫通する小円
筒に熱媒流体例えば空気を通すことにより、この
熱媒流体と蓄熱物質の熱交換が行なわれる。第8
図および第9図のそれぞれは同形のものを小円筒
同志が接続するように隣接して集合することによ
り、所望容量の蓄熱槽に構成することができる。
第10図は缶体1の中に2本の独立した屈曲通路
を設けたもので、缶体1内に封入される蓄熱物質
の全域内にこの通路が行きわたるようにすると共
に、熱媒流体の出入口を1方の面に集約した例で
ある。すなわち、第10図において、161と1
62は1方の通路の出入口、171と172は他方
の通路の出入口であり、これら4個のポートはい
づれも缶体1の1方の面に集約してある。第11
図は第10図と同様の屈曲通路を1本と、第8図
同様の小円筒3とを組み合わせた例、第12図は
第10図と同様の屈曲通路を1本と、第9図同様
の4本の小円筒3とを組み合わせた例を示してい
る。第10〜12図において屈曲通路は液体の熱
媒を、また小円筒は気体の熱媒を通すようにする
とよい。
これら第8〜12図のものは、それぞれ同型の
ものを熱媒通路の出口を他のものの熱媒通路の入
口に接続することによつて接続し積層化すること
ができる。
第13〜19図は、本発明装置の蓄熱槽に使用
する蓄熱器ユニツトのさらに改良したものを示す
もので、外形は第1図と同様に円筒状の缶体の中
央部に空気通路の小円筒を有するが、この缶体の
中に輪状容器のパツクを積層し、このパツクの中
に蓄熱物質を封入するようにした蓄熱器ユニツト
の例を示している。以下さらに、この改良蓄熱器
ユニツトを簡単に説明するが、このユニツトも第
2〜7図で説明したと同様の使用のしかたができ
るものである。
第13図は、蓄熱物質をその中に封入するため
の輪状容器パツクの外観図であり、個々独立した
輪状容器22を同心状に積み重ねる状態を概念的
に示したものである。
第14図はこの輪状容器22の中心軸を通る面
で切断した断面図であり、このドーナツ状の輪状
容器22内には潜熱蓄熱用の既述の如き蓄熱物質
21が封入されている。この蓄熱物質21の封入
にさいしては、この蓄熱物質と共に、分離防止剤
例えばグラスウール、アルミ、ステンレスなどの
金属モールまたは化繊フイルターメデイアなどを
混入しておくとよい。この輪状容器22は金属板
で作つてもよいが、合成樹脂のフイルムやシート
などを用いるとその製作が容易で蓄熱物質の封入
も容易である。26は蓋を示すが、この蓋26を
用いる場合は本体とのシールを完全にするための
密封結合を行なう。
第15図は第14図のA部の拡大図であり、輪
状容器22の壁面を凹凸のあるコルゲート面27
に構成した例を示している。このようなコルゲー
ト面27とすることにより輪状容器22の伝熱面
積を大巾に増加させることができ、この輪状容器
22の外側雰囲気と輪状容器22内の蓄熱物質2
1との間の熱の伝達が良好となる。
第16図は本例のユニツト全体の縦断面を、ま
た第17図はV−V′線矢視断面を示したもので、
第13〜14図に示したような蓄熱物質21を封
入した輪状容器22を、中央部に軸に沿つた空気
通路23を有する缶体24の中に、積層して装填
した状態を示している。缶体24は、例えば1斗
缶程度の容積をもつ円筒ドラムであり、その中心
部に同軸的な小円筒28が底板29と上蓋30と
を貫通して取付けられていて、この小円筒28と
底板29および上蓋30と缶体外周本体とは互い
に気密に接合されている。このようにして形成さ
れた缶体24の2重円筒空間の中に輪状容器22
のパツクを積み重ねて装填するが、このパツク同
志の間隙ならびにこのパツクと缶体との間の間隙
(空隙)に伝熱物質を挿入しておく。この伝熱物
質としてはこのユニツトの使用温度で常に液状で
ある物質を用いるとよい。この液体の封入によつ
て輪状容器と缶体との伝熱性が良好となると共に
蓄熱物質が融解状態であるときの洩漏に対しても
これを抑止する役割を果たすことができる。この
ように構成した潜熱蓄熱用ユニツトは、缶体24
の外側の雰囲気(例えば空気流)と空気通路23
の空気流に対して熱の受授が効果的に行なわれる
もので、このユニツトを多数接続もしくは集合す
ることによつて、単位容積当りの蓄熱量と放熱量
が極めて大きくかつその蓄熱の貯蔵期間も夏から
冬に至るような長期の期間とすることができる蓄
熱槽を構成することができる。
第18図および第19図は、熱媒体として気体
(例えば空気)と液体(例えば水)との両方を使
用する場合に有利な潜熱蓄熱用ユニツトの例を示
すもので、第18図に示したように、蓄熱物質を
封入した大径の輪状容器22aと同じく蓄熱物質
を封入した小径の輪状容器22bとを、2重の輪
が形成されるように積み重ねながら、第19図の
缶体24の中に装填したものである。すなわち大
径の輪状容器22aの内径よりも小さな外径をも
つ小径の輪状容器22bを、大径の輪状容器22
aの内方に同心的に入れ、これを空気通路23を
有する缶体24の中で積み重ねて装填したもので
ある。したがつて、缶体24の中において、大径
の輪状容器22aからなる外輪積層体と小径の輪
状容器22bからなる内輪積層体とが形成される
ことになる。この外輪積層体と内輪積層体との間
隙31に、液状の熱媒を流すためのコイル25が
配置されている。この2重の内外輪積層体を形成
しかつコイル25を配置した以外は、第16〜1
7図で説明したと同様であり、気体(空気)を熱
媒とする場合にも効果的な使用のしかたができ
る。また、この輪状容器22aと22b並びにコ
イル25を配置した缶体24内の空隙には液状の
熱伝達物質を封入することによつて第16〜17
図の場合と同様の効果が得られる。
この第18〜19図の蓄熱器ユニツトは、第2
〜8図で説明したのと同様のしかたで単位蓄熱槽
に構成することができ、この単位蓄熱槽をさらに
集合することによつて大容量の潜熱蓄熱装置に構
成することができる。
本発明の高架道または高架軌道の融雪または凍
結防止装置は、第1〜19図で説明した潜熱蓄熱
器ユニツトを集合して構成された蓄熱槽を高架下
空間に設置し、この高架下蓄熱槽に、沿線に沿つ
て配置された太陽熱集熱器で集熱された夏期また
は中間期の太陽熱を蓄熱し、この蓄熱を用いて加
温された高温空気を沿線に沿つて配置された空気
吹出ノズルから噴射するようにしたものである。
第20図は、本発明に従う高架線の融雪または
凍結防止装置の例を示したものである。第20図
において、33は高架下空間に形成した蓄熱槽本
体、34は第1〜19図で説明した蓄熱器ユニツ
トの集合体、35は高架線の両サイドに配置され
た太陽熱集熱器、36は高架線の両サイドに配置
された空気吹出ノズル、37は送風機を示してい
る。
太陽熱集熱器35は高架沿線の両わきにこの沿
線に沿つて垂直に配置され、防音壁としての役割
も果たすようになつている。図示の例ではこの太
陽熱集熱器35は熱媒として空気を使用したもの
を示しているが、液体を熱媒として使用すること
もできる。この太陽熱集熱器35は年間を通じて
使用され、その集熱を蓄熱槽内の各蓄熱器ユニツ
トの蓄熱物質に潜熱の形態で蓄熱する。図示の例
では蓄熱槽は高架下空間に左右対称に2槽形成さ
れており、各々独立駆動できるようになつてい
る。
まず、蓄熱運転について説明すると、ダンパ3
8〜42において、例えばダンパ38および41
を閉成、ダンパ39,40および42を開成し
て、送風機37を駆動し、外気取入口44から取
入れた空気を太陽熱集熱器35に通してこれを加
温し、この加温空気を蓄熱槽の空気チヤンバー4
5に導入し、通路46から単位蓄熱槽集合体34
内を通過して蓄熱器ユニツト内の蓄熱物質に潜熱
または顕熱の形態で熱交換したあと、空気チヤン
バー48,47を経て空気吹出ノズル36から放
出される。この蓄熱運転を日射の強い夏期または
中間期に実施することにより、蓄熱物質のほとん
どを融解させることができ、これによつて大容量
の蓄熱が冬期に至るまで蓄熱できる。すなわち、
1たん融解した蓄熱物質は、熱媒の流れを止める
と、部分的に凝固を開始することになるが、その
発熱によつて蓄熱装置内は所定の温度に維持され
るので、蓄熱物質の大部分は融解したままの状態
で長期に維持されることになる。
次に、冬期における融雪または凍結防止のため
の放熱運転は、例えばダンパ39,40および4
2を閉成し、ダンパ38および41を開にして送
風機37を駆動する。これにより、外気取入口4
4から単位蓄熱槽集合体37内に循環導入された
空気が蓄熱物質と熱交換して加温され、この温風
が空気チヤンバー45から空気吹出ノズル36に
供給され、路面に温風の噴流として吹出される。
この空気の吹出しにさいしては、第21〜22図
に示したように、空気吹出ノズル36を沿線両わ
きに所定間隙をあけて並設し、路面をはうような
吹出方向とすると共に両サイドのノズルを千鳥状
にジグザグ配置として路面上にジグザグ状の空気
流を形成させるようにするとよい。これにより、
沿道わきの防音壁を兼ねた太陽熱集熱器35が気
流遮蔽板としても機能し、路面をはう気流による
コアンダ効果によつて、路面上には温風の成層域
が形成され、融雪および凍結防止の効果が高ま
る。
なお、前述の蓄熱および放熱運転のほかに、太
陽熱集熱器35で加温された空気を蓄熱しないで
直接路面に噴射させる運転も行なうことができ
る。この場合は、例えば、ダンパ38および42
を閉、ダンパ39,40,41を開にして送風機
37を駆動すればよい。また、第20図では太陽
熱集熱器35による蓄熱運転を気体(空気)熱媒
によつて行なう例を示したが、液体熱媒によつて
行なうこともできることは、第1〜19図の蓄熱
器ユニツトの使用のしかたより理解されるであろ
う。さらに、周年を通じて太陽熱が不足するよう
な寒冷地あるいは緊急時に備えて、補助熱源例え
ばガスバーナー等による燃焼熱を補助的に利用
し、これを蓄熱または放熱できるようにすること
もできる。
このようにして本発明装置は、実質上、熱媒の
循環動力のみで、高架線の融雪および凍結防止を
可能とするものであり、夏期の熱をこれに利用す
る点において真の省エネルギー化を図つた発明で
あると言える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に従う蓄熱器ユニツトの代表例
を示す断面略図、第2図は8個の蓄熱器ユニツト
で1単位の蓄熱槽を構成した例を示す斜視図、第
3図は単位蓄熱槽を集合した配置図、第4図は単
位蓄熱槽を構成するさいに使用する支持板(バツ
フルプレート)の斜視図、第5図は蓄熱器ユニツ
トの接続部を示す略正面図、第6図はその接続部
に使用するリングジヨイントの斜視図、第7図は
蓄熱器ユニツトの他の配置例を示す配置図、第8
〜12図はいづれも角形の外形をもつ蓄熱器ユニ
ツトの例を示す斜視図、第13〜19図は本発明
に従う他の蓄熱器ユニツトの例を示したもので、
第13図は輪状容器の積層例を示す斜視図、第1
4図は輪状容器の断面図、第15図は第14図の
A部拡大図、第16図は本発明に従う潜熱蓄熱用
ユニツトの例を示す断面図、第17図は第16図
のV−V′線矢視断面図、第18図は輪状容器の
他の積層例を示す斜視図、第19図は潜熱蓄熱用
ユニツトの他の例を示す断面図であり、第20図
は本発明に従う高架線の融雪または凍結防止装置
の略断面図、第21図は空気吹出ノズルの配置
図、第22図は太陽熱集熱器と空気吹出ノズルの
部分を示す斜視図である。 33……蓄熱槽本体、34……蓄熱器ユニツト
の集合体、35……太陽熱集熱器、36……空気
吹出ノズル、37……送風機、1……缶体、3,
23……小円筒(熱媒気体通路)、4,25……
(熱媒液体通路)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 高架道または高架軌道に沿つて配置された太
    陽熱集熱器と高架下空間に設置された蓄熱槽との
    間に熱媒循環路を形成して蓄熱槽に太陽熱を蓄熱
    する構成とし、この蓄熱を用いて加温した空気を
    高架道または高架軌道に沿つて配置された空気吹
    出ノズルから路上に噴射するようにした装置であ
    つて、前記の蓄熱槽が蓄熱物質を封入した多数の
    蓄熱器ユニツトの集合体からなり、この各々の蓄
    熱器ユニツトは太陽熱集熱器で集熱された熱によ
    つて融解可能な蓄熱物質を封入した容器からな
    り、この容器内には熱媒流体を流すための通路が
    形成されていることを特徴とする高架道または高
    架軌道の融雪または凍結防止装置。
JP56199360A 1981-12-10 1981-12-10 高架道または高架軌道の融雪または凍結防止装置 Granted JPS58101909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56199360A JPS58101909A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 高架道または高架軌道の融雪または凍結防止装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56199360A JPS58101909A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 高架道または高架軌道の融雪または凍結防止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58101909A JPS58101909A (ja) 1983-06-17
JPH0135967B2 true JPH0135967B2 (ja) 1989-07-27

Family

ID=16406460

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56199360A Granted JPS58101909A (ja) 1981-12-10 1981-12-10 高架道または高架軌道の融雪または凍結防止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58101909A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58101909A (ja) 1983-06-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4124018A (en) Solar heat collecting, storing and utilizing apparatus
JP5894597B2 (ja) 太陽熱発電所のための高温蓄熱器
CA1140415A (en) Solar energy heat storage and transfer system
US4709750A (en) Phase change heat exchanger
US20120168126A1 (en) Heat-storage device
US10907878B2 (en) Electricity free portable evaporative cooling device
US4289117A (en) Solar panel unit and system for heating circulating air
US4111185A (en) Solar heating system
US3727679A (en) Mechanical draft cooling or condensing plant
ES2970285T3 (es) Recipiente disipador de calor
JPH0253716B2 (ja)
JPS58101909A (ja) 高架道または高架軌道の融雪または凍結防止装置
US4738303A (en) Zone storage heat exchanger
AU5553698A (en) Container for housing heat generating equipment
JPS5883710A (ja) 滑走路除霧装置
JPS5869360A (ja) 太陽熱利用の暖房または給湯装置
JPH0354327Y2 (ja)
JPH0348437B2 (ja)
JPH0132425B2 (ja)
JP3018191B1 (ja) 蓄熱装置
JPS6246116Y2 (ja)
CN216114503U (zh) 一种高效防冻型热回收机组
JPH033870B2 (ja)
CN217745750U (zh) 一种管式蒸发器
JPH0688687A (ja) 蓄熱装置