JPH0136362Y2 - - Google Patents

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JPH0136362Y2
JPH0136362Y2 JP1984150788U JP15078884U JPH0136362Y2 JP H0136362 Y2 JPH0136362 Y2 JP H0136362Y2 JP 1984150788 U JP1984150788 U JP 1984150788U JP 15078884 U JP15078884 U JP 15078884U JP H0136362 Y2 JPH0136362 Y2 JP H0136362Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は電圧又は電流測定器等に利用するこ
とができるAD変換装置に関する。
「従来技術」 第3図に従来のAD変換装置を示す。この例で
はICテスタの直流動作試験に用いる電圧、電流
測定用AD変換装置の場合を例示して示す。
図中100はパフオーマンスボードを示す。こ
のパフオーマンスボード100に被試験IC10
1が装着され、この被試験IC101の直流特性
を試験する状態を示す。
ICの直流特性試験は大別すると電流印加電圧
測定モードと、電圧印加電流測定モードとがあ
る。
電流印加電圧測定モードは被試験ICの端子間
(一方の端子はコモン端子の場合が多い)に電流
源を接続し、端子間に所定の電流を流したときそ
の端子間に予定した電圧が発生するか否かを試験
する試験モードを指す。
また電圧印加電流測定モードは被試験ICの端
子間に所定の電圧を印加した状態でICに流入す
る電流値が予定した値となつているか否かを判定
する試験モードを指す。
図の例では電圧印加電流測定モードの接続状態
を示す。つまり第3図において200はDA変換
部、300は被試験IC101に所定の電圧を印
加する電圧発生回路、400は電圧発生回路30
0から被試験IC101に流入する電流値をAD変
換するためのAD変換部を示す。
DA変換部200は制御器500から与えられ
るデイジタル信号を変換し、そのDA変換出力を
電圧発生回路300に与える。電圧発生回路30
0は増幅器301と、この増幅器301の帰還回
路に接続したバツフア増幅器302と、共通電位
点CMの電位を決めるバツフア増幅器303と、
増幅器301から流出する電流値を検出する電流
検出用抵抗器304とによつて構成される。
増幅器301は電流検出用抵抗器304を介し
て端子T1とT2間に所定の電圧を印加する。端子
T1とT2に印加された電圧はケーブル600を通
じてパフオーマンスボード100に与えられる。
バツフア増幅器302は端子T2とT3の間に発生
した電圧を高インピーダンスで取り出して増幅器
301の反転入力端子に帰還し、増幅器301が
DA変換部200から与えられた電圧と対応した
電圧を正確に出力するように動作する。端子T4
は電源Eの共通電位点ECMに接続されて増幅器
301の出力電流の帰路を構成する。
この回路において回路網の共通電位点CMの電
位は被試験IC101の一方の端子PCMと等しい
電位に保持しなければならない。ケーブル600
は比較的長くなるためそこにはわずかな線路抵抗
が存在する。このためにバツフア増幅器303に
よつて高インピーダンスで端子PCMの電位を取
り込み、ケーブルの直流抵抗に影響されることな
く回路網の共通電位点CMの電位を端子PCMの
電位と等しくなるように制御している。このよう
なバツフア増幅器は電圧発生回路300のほかに
DA変換部200及びAD変換部400にもバツ
フア増幅器201及び401として設けられてい
る。
電圧発生回路300において電流検出用抵抗器
304に発生する電圧を差動増幅器305によつ
て取出してその電圧をAD変換部400に与え
る。
AD変換部400は入力切換スイツチ402,
403とバツフア増幅器404,405及びAD
変換器406と、オフセツトデータ取込用レジス
タ407と測定データ取込用レジスタ408と、
演算器409とから構成される。
入力切換スイツチ402はバツフア増幅器40
4の入力端子をAD変換部400の共通電位点
CMに接続するスイツチを示す。この入力切換ス
イツチ402をオンにすることによりバツフア増
幅器404に共通電位点CMの電位を与え、この
ときAD変換器406に与えられる電圧をAD変
換する。このAD変換出力はバツフア増幅器40
4,405とAD変換器406のオフセツト電圧
に相当し、そのAD変換出力をオフセツトデータ
取込用レジスタ407に収納する。
スイツチ402をオフにし、スイツチ403を
オンにすることによりバツフア増幅器404に電
圧発生回路300に設けた差動増幅器305の出
力電圧を与え、AD変換器406において、電流
検出用抵抗器304を流れる電流量に対応した電
圧値をAD変換し、そのAD変換出力を測定デー
タ取込用レジスタ408に収納する。
ここで真の測定値は測定データ取込用レジスタ
408に収納したデータ値X1とオフセツトデー
タ取込用レジスタ407に収納したデータ値X2
の差の値X1−X2となる。この演算を演算器40
9によつて実行し、真の電流測定値を求める。
「考案が解決しようとする問題点」 上述したように各部の回路200,300,4
00はバツフア増幅器201,303,401に
よつて共通電位点CMの電位が遠隔点に位置する
被試験IC101の端子PCMの電位となるように
制御されている。
この状態において特にAD変換器406のコモ
ン端子電流ICMはAD変換出力の変化に伴なつて
変化する。この電流変化は共通電位点CMを通じ
てバツフア増幅器401に吸収され、共通電位点
CMの電位変動を抑制している。
然し乍らコモン端子電流ICMが高速度に変化
したとするとバツフア増幅器401も高速度で変
化しなければならない。このためバツフア増幅器
401は高速応答が可能な増幅器を用いなければ
ならないが、高速応答が可能な増幅器は高価なも
のとなる。
またオフセツト電圧の測定値を被測定電圧の測
定値から減算する場合、オフセツト電圧の測定時
点と被測定電圧の測定時点に大きな時間差が有る
と誘導ノイズ等の影響により誤差が大きく発生す
る欠点がある。
つまり第4図に示すようにバツフア増幅器40
4においてオフセツト電圧に誘導ノイズNSが混
入したとすると、時点t1でオフセツト電圧を測定
し、続いて時点t2で被測定電圧を測定したとする
と、その間の測定誤差は小さい。然し乍ら時点t3
で被測定電圧を測定したとすると大きな誤差が発
生する。
このようにオフセツト電圧の測定と被測定電圧
の測定の時間差を小さくすれば誘導ノイズによる
影響を受けることなく精度よく被測定電圧をAD
変換することができる。
然し乍らオフセツト電圧測定と被測定電圧測定
を短かい時間間隔で行なうにはバツフア増幅器4
01として高価な高速応答形の増幅器を用いなけ
ればならない。
「問題点を解決するための手段」 この考案においては、AD変換器のコモン端子
を電源の共通電位点に接続するとともに、それぞ
れ実用新案登録請求の範囲で示したような、第1
および第2のバツフア増幅器、スイツチ回路、ア
ナログ演算回路およびデータ処理回路を設ける。
「実施例」 第1図は、この考案のAD変換装置の一例を用
いた測定システムの一例で、この考案のAD変換
装置の一例であるAD変換部400以外は基本的
に第3図に示した従来のものと同じである。
AD変換部400は、バツフア増幅器401、
一対のバツフア増幅器411,412、スイツチ
回路420、アナログ演算回路430、AD変換
器440およびデータ処理回路450を備える。
バツフア増幅器401は、第3図に示したそれ
と同様に、回路網の共通電位点CMの電位が遠隔
点に位置する被試験IC101の端子PCMの電位
と同じになるようにするものである。
バツフア増幅器411および412は、第1図
の例においては、それぞれ非反転増幅器である。
スイツチ回路420は、バツフア増幅器41
1,412の入力側を、それぞれ回路網の共通電
位点CMに接続するスイツチ421,422と、
バツフア増幅器411の入力側を電圧発生回路3
00の差動増幅器305の出力側に接続するスイ
ツチ423と、バツフア増幅器412の入力側を
電圧発生回路300における回路網の共通電位点
CMに接続するスイツチ424とによつて構成さ
れる。
アナログ演算回路430は、第1図の例におい
ては、減算回路で、バツフア増幅器411の出力
側が抵抗431を介して差動増幅器433の反転
入力端子に接続され、バツフア増幅器412の出
力側が抵抗432を介して差動増幅器433の非
反転入力端子に接続されて構成される。なお、差
動増幅器433の非反転入力端子側は電源Eの共
通電位点ECMに接続される。
AD変換器440は、アナログ演算回路430
の差動増幅器433の出力電圧をAD変換するも
ので、そのコモン端子を電源Eの共通電位点
ECMに接続する。
データ処理回路450は、後述するオフセツト
データと測定データとの差を求めるもので、オフ
セツトデータ取込用レジスタ457、測定データ
取込用レジスタ458および演算器459によつ
て構成される。
以上の構成において、最初に、スイツチ421
および422がオンにされ、スイツチ423およ
び424がオフにされて、バツフア増幅器411
および412に、それぞれ回路網の共通電位点
CMの電位が供給され、AD変換器440から、
バツフア増幅器411,412、差動増幅器43
3およびAD変換器440のオフセツト電圧が
AD変換されたオフセツトデータが得られて、そ
のオフセツトデータがオフセツトデータ取込用レ
ジスタ457に取り込まれる。
次に、スイツチ421および422がオフにさ
れ、スイツチ423および424がオンにされ
て、バツフア増幅器411とバツフア増幅器41
2との間に電圧発生回路300の差動増幅器30
5の出力側と回路網の共通電位点CMとの間に得
られる被測定電圧が供給され、AD変換器440
から、その被測定電圧に対して上述したオフセツ
ト電圧が重畳された電圧がAD変換された測定デ
ータが得られて、その測定データが測定データ取
込用レジスタ458に取り込まれる。
その後、データ処理回路450の演算器459
において上述した測定データから上述したオフセ
ツトデータが減算されて、演算器459から上述
した被測定電圧に相当する真の測定データが得ら
れる。
第2図は、この考案のAD変換装置の他の例
で、バツフア増幅器411は非反転増幅器とされ
るが、バツフア増幅器412が反転増幅器とさ
れ、これに伴なつてアナログ演算回路430が加
算回路とされる、すなわちバツフア増幅器411
および412の出力側が抵抗435および436
を介して差動増幅器433の反転入力端子に接続
される場合である。
「考案の効果」 この考案によれば、AD変換器440のコモン
端子を電源Eの共通電位点ECMに接続し、AD変
換器440のコモン端子電流ICMを電源Eに直
接帰路させるので、バツフア増幅器401として
高価な高速応答形のものを用いなくても、コモン
端子電流ICMを高速で変化させることができ、
AD変換器440を高速で動作させることができ
る。したがつて、オフセツト電圧の測定と被測定
電圧の測定を短かい時間間隔で行うことができ、
誘導ノイズNSの影響を受けない高精度の測定結
果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す接続図、第
2図はこの考案の変形実施例を説明するための接
続図、第3図は従来技術を説明するための接続
図、第4図は従来技術の不都合を説明するための
波形図である。 400はAD変換部、411および412は第
1および第2のバツフア増幅器、420はスイツ
チ回路、CMは回路網の共通電位点、430はア
ナログ演算回路、440はAD変換器、ECMは電
源の共通電位点、450はデータ処理回路であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 第1および第2のバツフア増幅器と、 この第1および第2のバツフア増幅器の入力側
    を、それぞれ回路網の共通電位点に接続する第1
    の切換状態と、上記第1のバツフア増幅器の入力
    側を回路網の共通電位点との間に被測定電圧が供
    給される端子に接続し、かつ上記第2のバツフア
    増幅器の入力側を回路網の共通電位点に接続する
    第2の切換状態とをとるスイツチ回路と、 上記第1のバツフア増幅器の出力と上記第2の
    バツフア増幅器の出力を、上記第1および第2の
    バツフア増幅器のいずれか一方が反転増幅器であ
    るか否かに応じて加算または減算するアナログ演
    算回路と、 このアナログ演算回路の出力をAD変換する、
    コモン端子が電源の共通電位点に接続されたAD
    変換器と、 上記スイツチ回路が上記第1の切換状態をとる
    ときの上記AD変換器の出力データと上記スイツ
    チ回路が上記第2の切換状態をとるときの上記
    AD変換器の出力データとの差を求めるデータ処
    理回路と、 を備えるAD変換装置。
JP1984150788U 1984-10-05 1984-10-05 Expired JPH0136362Y2 (ja)

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