JPH0136423B2 - - Google Patents
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- JPH0136423B2 JPH0136423B2 JP21443781A JP21443781A JPH0136423B2 JP H0136423 B2 JPH0136423 B2 JP H0136423B2 JP 21443781 A JP21443781 A JP 21443781A JP 21443781 A JP21443781 A JP 21443781A JP H0136423 B2 JPH0136423 B2 JP H0136423B2
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、樹脂層の中間に多孔FRP板を配し
て補強した複合樹脂板に関する。
て補強した複合樹脂板に関する。
ガラス繊維、カーボン繊維、ケブラー繊維など
の補強繊維を使用してプラスチツク樹脂を補強し
た複合樹脂板はこれ迄にも各種のものが開発され
ている。
の補強繊維を使用してプラスチツク樹脂を補強し
た複合樹脂板はこれ迄にも各種のものが開発され
ている。
複合樹脂板の用途は広く、例えばスキー板の表
面材や滑走面材として、或いは家具類の化粧板と
して使用されている。ところが、スキー板の表面
材や滑走面材として使用される場合に最も問題と
なることは、表面材や滑走面材がスキーの金属エ
ツジ又は雪面から突出した岩石等によつて傷付け
られ易く、しかも一旦傷付いた場合には剥離作用
が進行し易いため、単に外観上の見苦しさを招く
だけでなく、スキーとしての使用が不能になつて
しまうことである。また、別の問題点は、スキー
板はその滑走時に衝撃的な曲げ力や捩り力を繰返
して受けることから、これらの曲げ力や捩り力に
十分耐え得る複合樹脂板でなくてはならないこと
である。
面材や滑走面材として、或いは家具類の化粧板と
して使用されている。ところが、スキー板の表面
材や滑走面材として使用される場合に最も問題と
なることは、表面材や滑走面材がスキーの金属エ
ツジ又は雪面から突出した岩石等によつて傷付け
られ易く、しかも一旦傷付いた場合には剥離作用
が進行し易いため、単に外観上の見苦しさを招く
だけでなく、スキーとしての使用が不能になつて
しまうことである。また、別の問題点は、スキー
板はその滑走時に衝撃的な曲げ力や捩り力を繰返
して受けることから、これらの曲げ力や捩り力に
十分耐え得る複合樹脂板でなくてはならないこと
である。
耐剥離性能を向上させるためには、樹脂層の中
間に多孔FRP板を配設し、多孔FRP板の両側の
樹脂層がFRP板の孔を通して相互に連結される
ように構成する必要がある。
間に多孔FRP板を配設し、多孔FRP板の両側の
樹脂層がFRP板の孔を通して相互に連結される
ように構成する必要がある。
樹脂層の中間に配設すべき多孔FRP板を製造
する従来の1つの方法として、先ずFRP板を成
形し、これにパンチング加工やドリル加工を施こ
すことによつて多数の孔を穿けるという方法であ
る。しかしながら、この方法では、長く連続した
補強繊維がパンチング加工やドリル加工によつて
寸断されてしまい、予期した補強効果が得られな
いという欠点がある。他の多孔FRP板の製造方
法は、補強繊維からなるタテ糸又はヨコ糸のいず
れか又は双方の打込み本数を減らして粗く織つた
クロス状の補強体に樹脂を含浸硬化させるという
方法である。しかしながら、この方法ではタテ糸
又はヨコ糸のいずれか又は双方の打込み本数を減
らさねばならないため、前の方法と同様に予期し
た補強効果が得られないという欠点がある。
する従来の1つの方法として、先ずFRP板を成
形し、これにパンチング加工やドリル加工を施こ
すことによつて多数の孔を穿けるという方法であ
る。しかしながら、この方法では、長く連続した
補強繊維がパンチング加工やドリル加工によつて
寸断されてしまい、予期した補強効果が得られな
いという欠点がある。他の多孔FRP板の製造方
法は、補強繊維からなるタテ糸又はヨコ糸のいず
れか又は双方の打込み本数を減らして粗く織つた
クロス状の補強体に樹脂を含浸硬化させるという
方法である。しかしながら、この方法ではタテ糸
又はヨコ糸のいずれか又は双方の打込み本数を減
らさねばならないため、前の方法と同様に予期し
た補強効果が得られないという欠点がある。
このため、従来の方法により製造された多孔
FRP板を使用して複合樹脂板を製造した場合は、
耐剥離性能の点では問題ないとしても、耐曲げ性
や耐捩り性能の点では大きな欠点があつた。
FRP板を使用して複合樹脂板を製造した場合は、
耐剥離性能の点では問題ないとしても、耐曲げ性
や耐捩り性能の点では大きな欠点があつた。
従つて本発明の目的は、特殊な製造方法で製造
された多孔FRP板を樹脂層の中間に配設し、単
に耐剥離性能だけでなく、耐曲げ性能や耐捩り性
能にも優れた効果をもつ複合樹脂板を提供するこ
とである。
された多孔FRP板を樹脂層の中間に配設し、単
に耐剥離性能だけでなく、耐曲げ性能や耐捩り性
能にも優れた効果をもつ複合樹脂板を提供するこ
とである。
多孔FRP板を製造する特殊な方法とは、本願
出願人の先行特許出願(特願昭56年41243号)に
開示された方法である。この方法によれば、多孔
FRP板を製造するのにパンチング加工やドリル
加工等の機械的孔穿け作業を要しないので補強繊
維が寸断されてしまうこともなく、しかも、タテ
糸やヨコ糸の打込み本数を減らすこともないの
で、所望の強度をもつ多孔FRP板を得ることが
できる。
出願人の先行特許出願(特願昭56年41243号)に
開示された方法である。この方法によれば、多孔
FRP板を製造するのにパンチング加工やドリル
加工等の機械的孔穿け作業を要しないので補強繊
維が寸断されてしまうこともなく、しかも、タテ
糸やヨコ糸の打込み本数を減らすこともないの
で、所望の強度をもつ多孔FRP板を得ることが
できる。
以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説明
する。
する。
第1図は本発明の複合樹脂板20(第5図)の
補強体となる多孔FRP板10を示す。多孔FRP
板10は、熱硬化性樹脂で含浸硬化したものであ
る。すなわち、第1図には図面を明瞭にするため
熱硬化性樹脂を省略し、タテ糸12,12′とヨ
コ糸14とからなる構成が示されているが、実際
にはこれらのタテ糸12,12′およびヨコ糸1
4の部分だけは熱硬化性樹脂により含浸硬化され
ていて、番号16で示す部分には多数の孔が形成
されている多孔FRP板である。この多孔FRP板
10およびその製造方法は、本出願人の先行特許
出願(特願昭56年41243号)に詳しく開示されて
いるが、その概略を以下に説明する。
補強体となる多孔FRP板10を示す。多孔FRP
板10は、熱硬化性樹脂で含浸硬化したものであ
る。すなわち、第1図には図面を明瞭にするため
熱硬化性樹脂を省略し、タテ糸12,12′とヨ
コ糸14とからなる構成が示されているが、実際
にはこれらのタテ糸12,12′およびヨコ糸1
4の部分だけは熱硬化性樹脂により含浸硬化され
ていて、番号16で示す部分には多数の孔が形成
されている多孔FRP板である。この多孔FRP板
10およびその製造方法は、本出願人の先行特許
出願(特願昭56年41243号)に詳しく開示されて
いるが、その概略を以下に説明する。
この多孔FRP板10の最も大きな特徴は、タ
テ糸およびヨコ糸の打込み本数を減すことなく、
多数の孔16が形成できることである。すなわ
ち、従来の1つの方法では、多孔FRP板を製造
するために、タテ糸又はヨコ糸のいずれか又は双
方の打込み本数を減らすことによつて目を粗く織
つたクロスに熱硬化性樹脂を含浸硬化させたもの
であり、そのため補強繊維であるガラス繊維やカ
ーボン繊維を減らすことになり、予期した強度が
得られないという欠点があつたが、この多孔
FRP板10はタテ糸およびヨコ糸の打込み本数
を減らすことなく多数の孔が形成できるようにし
たものであるため、多孔FRP板であつても所望
の強度が得られるというきわめて優れた特徴を有
するものである。
テ糸およびヨコ糸の打込み本数を減すことなく、
多数の孔16が形成できることである。すなわ
ち、従来の1つの方法では、多孔FRP板を製造
するために、タテ糸又はヨコ糸のいずれか又は双
方の打込み本数を減らすことによつて目を粗く織
つたクロスに熱硬化性樹脂を含浸硬化させたもの
であり、そのため補強繊維であるガラス繊維やカ
ーボン繊維を減らすことになり、予期した強度が
得られないという欠点があつたが、この多孔
FRP板10はタテ糸およびヨコ糸の打込み本数
を減らすことなく多数の孔が形成できるようにし
たものであるため、多孔FRP板であつても所望
の強度が得られるというきわめて優れた特徴を有
するものである。
この多孔FRP板10は、2種類のタテ糸12,
12′を有し、タテ糸12はガラス繊維、カーボ
ン繊維又はケブラー繊維等の高抗張力繊維のロー
ビング(ロービングとは通常撚りが施されていな
い長繊維の集束したものをいうが、本発明の場合
には僅かに撚りが施されているものをも含む)か
らできており、タテ糸12′は上記と同様な高抗
張力繊維に撚りを施した糸又は適当な金属糸から
できている。一方、ヨコ糸14については特に留
意する必要はなく、各種の任意の糸を選択するこ
とができる。第1図には、1つのタテ糸12と他
方のタテ糸12′とが交互に配置されているもの
を示すが、複数本ずつのタテ糸12と複数本ずつ
のタテ糸12′とを適宜交互に組合せて配置して
もよく、ヨコ糸14についても各種の糸を適宜組
合せて構成することができる。
12′を有し、タテ糸12はガラス繊維、カーボ
ン繊維又はケブラー繊維等の高抗張力繊維のロー
ビング(ロービングとは通常撚りが施されていな
い長繊維の集束したものをいうが、本発明の場合
には僅かに撚りが施されているものをも含む)か
らできており、タテ糸12′は上記と同様な高抗
張力繊維に撚りを施した糸又は適当な金属糸から
できている。一方、ヨコ糸14については特に留
意する必要はなく、各種の任意の糸を選択するこ
とができる。第1図には、1つのタテ糸12と他
方のタテ糸12′とが交互に配置されているもの
を示すが、複数本ずつのタテ糸12と複数本ずつ
のタテ糸12′とを適宜交互に組合せて配置して
もよく、ヨコ糸14についても各種の糸を適宜組
合せて構成することができる。
本発明に使用する多孔FRP板10は、一方の
タテ糸すなわち撚糸12′に張力Tを作用させて
おき、この状態に保ちながら補強体10を含浸硬
化させることにある。
タテ糸すなわち撚糸12′に張力Tを作用させて
おき、この状態に保ちながら補強体10を含浸硬
化させることにある。
すなわち、撚糸12′に張力Tを作用すると、
撚糸12′は他方のタテ糸すなわちロービング1
2に対し「つれた」状態になり、この結果ロービ
ング12は上下に屈折した状態になる(第2図)。
従つて、撚糸12′に張力をかけた状態のクロス
すなわち補強体は、撚糸12′に張力Tが作用し
ていない場合に比べ上下(すなわち厚さ方向)に
厚くなり、平面的状態からやや立体的状態に変形
する。この立体変形作用が、クロスすなわち補強
体に多数の孔16(第1図)を形成させる効果を
与える1つの大きな理由である。
撚糸12′は他方のタテ糸すなわちロービング1
2に対し「つれた」状態になり、この結果ロービ
ング12は上下に屈折した状態になる(第2図)。
従つて、撚糸12′に張力をかけた状態のクロス
すなわち補強体は、撚糸12′に張力Tが作用し
ていない場合に比べ上下(すなわち厚さ方向)に
厚くなり、平面的状態からやや立体的状態に変形
する。この立体変形作用が、クロスすなわち補強
体に多数の孔16(第1図)を形成させる効果を
与える1つの大きな理由である。
一方、撚糸12′に張力Tを作用させれば、該
撚糸12′と交差するヨコ糸14は、その交差部
において撚糸12′に負ける形になり、ヨコ糸1
4が屈折すると同時に強く引張られる結果とな
る。
撚糸12′と交差するヨコ糸14は、その交差部
において撚糸12′に負ける形になり、ヨコ糸1
4が屈折すると同時に強く引張られる結果とな
る。
第3図は、この場合の態様を説明するものであ
り、第3図の1に示す状態は撚糸12′に張力T
が作用していない状態のヨコ糸14とロービング
12との関係を示し、ロービング12はヨコ糸1
4によつて緩く包まれた状態にあるに過ぎないの
で、平らに拡がつた状態(巾W1)にある。しか
しながら、第3図の2に示すように、撚糸12′
に張力Tを作用させた場合には前述のごとくヨコ
糸14が屈折すると同時に強く引張られるので、
ロービング12がヨコ糸14によつて側方から押
されることになり、丸められた状態になる。この
状態のロービング12の巾W2は、第3図1の場
合のロービングの巾W1より当然に小さくなり、
その結果互に隣接するロービング12の間の間隔
が拡げられることになる。これが、クロスすなわ
ち補強体に多数の孔16を形成させる効果を与え
る第2の理由である。
り、第3図の1に示す状態は撚糸12′に張力T
が作用していない状態のヨコ糸14とロービング
12との関係を示し、ロービング12はヨコ糸1
4によつて緩く包まれた状態にあるに過ぎないの
で、平らに拡がつた状態(巾W1)にある。しか
しながら、第3図の2に示すように、撚糸12′
に張力Tを作用させた場合には前述のごとくヨコ
糸14が屈折すると同時に強く引張られるので、
ロービング12がヨコ糸14によつて側方から押
されることになり、丸められた状態になる。この
状態のロービング12の巾W2は、第3図1の場
合のロービングの巾W1より当然に小さくなり、
その結果互に隣接するロービング12の間の間隔
が拡げられることになる。これが、クロスすなわ
ち補強体に多数の孔16を形成させる効果を与え
る第2の理由である。
以上のように、本発明に使用する多孔FRP板
10は撚糸12′に張力(テンシヨン)を付与さ
せることにより、ロービング12が上下に屈折し
てやや立体状に厚くなること、また、とかく拡が
り易い性質をもつロービング12がヨコ糸14に
よつて丸められることにより、クロスには多数の
孔16が一挙に形成されることを利用したもので
あり、タテ糸や横糸の打込み本数を減らすことに
より多数の孔を形成させるものではない。従つ
て、上記方法により多数の孔が形成されたクロス
すなわち補強体を熱硬化性樹脂で含浸硬化させれ
ば本発明に使用する多孔FRP板10を得ること
ができる。
10は撚糸12′に張力(テンシヨン)を付与さ
せることにより、ロービング12が上下に屈折し
てやや立体状に厚くなること、また、とかく拡が
り易い性質をもつロービング12がヨコ糸14に
よつて丸められることにより、クロスには多数の
孔16が一挙に形成されることを利用したもので
あり、タテ糸や横糸の打込み本数を減らすことに
より多数の孔を形成させるものではない。従つ
て、上記方法により多数の孔が形成されたクロス
すなわち補強体を熱硬化性樹脂で含浸硬化させれ
ば本発明に使用する多孔FRP板10を得ること
ができる。
第4図は、上記方法によつて製造された多孔
FRP板10の両側に、ABS、ポリエチレン等の
樹脂板18′,18′を当て、これを加熱すること
によつて第5図に示すような本発明の複合樹脂板
20を製造するところを示すものである。樹脂板
18′,18′は、加熱することにより多孔FRP
板10の孔16を通つて互に融合し、両者は一体
の樹脂板18となる。完成した複合樹脂板20が
特に曲げ力や捩り力などの繰返し荷重を受ける用
途に使用するものである場合は、多孔FRP板1
0と樹脂板18′,18′との間に接着剤を介在さ
せ、樹脂板と多孔FRP板とを強固に接着してお
けば良い結果が得られる。また、樹脂板18′,
18′として、ABS、ポリエチレン以外の樹脂
板、ポリウレタンゴム等も使用できることは明ら
かである。更に、多孔FRP板10の両側には板
状物ではなく、液状樹脂を塗布して同様な複合樹
脂板20を作ることもできることは明らかであ
る。
FRP板10の両側に、ABS、ポリエチレン等の
樹脂板18′,18′を当て、これを加熱すること
によつて第5図に示すような本発明の複合樹脂板
20を製造するところを示すものである。樹脂板
18′,18′は、加熱することにより多孔FRP
板10の孔16を通つて互に融合し、両者は一体
の樹脂板18となる。完成した複合樹脂板20が
特に曲げ力や捩り力などの繰返し荷重を受ける用
途に使用するものである場合は、多孔FRP板1
0と樹脂板18′,18′との間に接着剤を介在さ
せ、樹脂板と多孔FRP板とを強固に接着してお
けば良い結果が得られる。また、樹脂板18′,
18′として、ABS、ポリエチレン以外の樹脂
板、ポリウレタンゴム等も使用できることは明ら
かである。更に、多孔FRP板10の両側には板
状物ではなく、液状樹脂を塗布して同様な複合樹
脂板20を作ることもできることは明らかであ
る。
このようにして製造された本発明の複合樹脂板
20は、前述のごとく、多孔FRP板10の補
強体すなわちクロスが従来の方法のようにタテ糸
又はヨコ糸の打込み本数を減らして多孔を形成す
るものではないため曲げ力や捩り力に対して優れ
た強度を有するものであること、多孔FRP板
10の表面に存在する樹脂部分は、多孔FRP板
に関して反対側に存在する樹脂部分と一体化して
いるため、耐剥離性に対してきわめて優れたもの
であること、の特徴を有するものである。
20は、前述のごとく、多孔FRP板10の補
強体すなわちクロスが従来の方法のようにタテ糸
又はヨコ糸の打込み本数を減らして多孔を形成す
るものではないため曲げ力や捩り力に対して優れ
た強度を有するものであること、多孔FRP板
10の表面に存在する樹脂部分は、多孔FRP板
に関して反対側に存在する樹脂部分と一体化して
いるため、耐剥離性に対してきわめて優れたもの
であること、の特徴を有するものである。
第6図1は従来のスキー板の構造を示す断面図
であり、第6図2は本発明の複合樹脂板20を適
用した断面図である。第6図1に示す従来のスキ
ー板は、芯材22の両側にFRP板24を貼着し、
更にその上に表面材としての樹脂板26および滑
表面材としての樹脂板28を貼着したものであ
る。従来のスキー板では、例えば表面材26がス
キー板のエツジなどによつてA−Bで示すような
切削傷を受けた場合に、樹脂に固有な割れ性又は
裂け性によつて、表面材26が容易に剥離されて
しまう。これに対し、第6図2に示すように、表
面材として本発明の複合樹脂板20を用いたもの
は、同様にA−Bで示すような切削傷を受けた場
合であつても、樹脂板の中間にFRP板が存在す
るので補強繊維が樹脂の剥離を防止することがで
きる。
であり、第6図2は本発明の複合樹脂板20を適
用した断面図である。第6図1に示す従来のスキ
ー板は、芯材22の両側にFRP板24を貼着し、
更にその上に表面材としての樹脂板26および滑
表面材としての樹脂板28を貼着したものであ
る。従来のスキー板では、例えば表面材26がス
キー板のエツジなどによつてA−Bで示すような
切削傷を受けた場合に、樹脂に固有な割れ性又は
裂け性によつて、表面材26が容易に剥離されて
しまう。これに対し、第6図2に示すように、表
面材として本発明の複合樹脂板20を用いたもの
は、同様にA−Bで示すような切削傷を受けた場
合であつても、樹脂板の中間にFRP板が存在す
るので補強繊維が樹脂の剥離を防止することがで
きる。
本発明の樹脂板20は、スキー板以外にも曲げ
強さや捩り強さと耐剥離性とを同時に要求される
ような物品の表面材として使用できるものであ
る。
強さや捩り強さと耐剥離性とを同時に要求される
ような物品の表面材として使用できるものであ
る。
第1図は、本発明の複合樹脂板に使用する多孔
FRP板を示すものである。第2図は、樹脂で含
浸硬化させる前に、多孔FRP板のクロスすなわ
ち補強体を構成する一方のタテ糸(撚糸又は金属
糸)に張力を作用させたときに、他方のタテ糸
(ロービング)が上下下方向に立体変形する状態
を示すものである。第3図1は、一方のタテ糸
(撚糸又は金属糸)に張力を作用させない状態で
あつて、ロービングがヨコ糸によつて緩く包まれ
ている状態を示し、これに対し第3図2は、一方
のタテ糸(撚糸又は金属糸)に張力を作用させた
状態であつて、ロービングがヨコ糸によつて丸め
られるように強く包まれている状態を示すもので
ある。第4図は、本発明の複合樹脂板を製造する
方法を説明するものである。第5図は、本発明の
複合樹脂板の断面図を示すものである。第6図1
は従来のスキー板の断面構造を示し、第6図2
は、本発明の複合樹脂板をスキー板に適用したと
ころを示すものである。 10……多孔FRP板、12,12′……タテ
糸、14……ヨコ糸、16……孔、18′,18
……樹脂板、20……複合樹脂板。
FRP板を示すものである。第2図は、樹脂で含
浸硬化させる前に、多孔FRP板のクロスすなわ
ち補強体を構成する一方のタテ糸(撚糸又は金属
糸)に張力を作用させたときに、他方のタテ糸
(ロービング)が上下下方向に立体変形する状態
を示すものである。第3図1は、一方のタテ糸
(撚糸又は金属糸)に張力を作用させない状態で
あつて、ロービングがヨコ糸によつて緩く包まれ
ている状態を示し、これに対し第3図2は、一方
のタテ糸(撚糸又は金属糸)に張力を作用させた
状態であつて、ロービングがヨコ糸によつて丸め
られるように強く包まれている状態を示すもので
ある。第4図は、本発明の複合樹脂板を製造する
方法を説明するものである。第5図は、本発明の
複合樹脂板の断面図を示すものである。第6図1
は従来のスキー板の断面構造を示し、第6図2
は、本発明の複合樹脂板をスキー板に適用したと
ころを示すものである。 10……多孔FRP板、12,12′……タテ
糸、14……ヨコ糸、16……孔、18′,18
……樹脂板、20……複合樹脂板。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 樹脂内に多孔FRP板を埋設してなる複合樹
脂板において、前記多孔FRP板は、 タテ糸がロービング12と、撚糸又は金属糸1
2′とから構成されていて、 前記ロービング12が、ヨコ糸14の上下に屈
折されていると共にヨコ糸14によつて丸められ
た状態に包み込まれているクロス状補強体を熱硬
化性樹脂で含浸硬化させたものであることを特徴
とする複合樹脂板。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21443781A JPS58112723A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 複合樹脂板 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21443781A JPS58112723A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 複合樹脂板 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58112723A JPS58112723A (ja) | 1983-07-05 |
| JPH0136423B2 true JPH0136423B2 (ja) | 1989-07-31 |
Family
ID=16655760
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21443781A Granted JPS58112723A (ja) | 1981-12-25 | 1981-12-25 | 複合樹脂板 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58112723A (ja) |
-
1981
- 1981-12-25 JP JP21443781A patent/JPS58112723A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58112723A (ja) | 1983-07-05 |
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