JPH0136973Y2 - - Google Patents

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JPH0136973Y2
JPH0136973Y2 JP1983117952U JP11795283U JPH0136973Y2 JP H0136973 Y2 JPH0136973 Y2 JP H0136973Y2 JP 1983117952 U JP1983117952 U JP 1983117952U JP 11795283 U JP11795283 U JP 11795283U JP H0136973 Y2 JPH0136973 Y2 JP H0136973Y2
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road surface
heating device
road
vehicle body
surface heating
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、路面を加熱して道路表面層のアス
フアルトを軟化させるために、下方に向けた路面
加熱装置を車体の前後少なくとも一方に突出させ
て取りつけてなる路面加熱用車両に関し、特に、
路面加熱装置が路面上に近接する使用位置と、路
面加熱装置が車体上に位置する不使用位置との間
で、移動装置により路面加熱装置を移動可能に支
持して、路面加熱作業の能率向上と路面加熱用車
両の回送の容易性を確保する。
従来の路面加熱用車両は、路面を加熱して道路
表面層のアスフアルトを軟化させるための路面加
熱装置を、下向きの状態で車体の前後に突出固定
していた。このため、路面加熱用車両を回送する
に際しては、車体から突出している路面加熱装置
が邪魔になるから、その路面加熱装置を大型化す
ることができなかつた。従つて、従来の路面加熱
用車両は、小型の路面加熱装置しか用いることが
できなかつたため、広い幅の道路においては複数
台の路面加熱用車両を並行して用いることが必要
になつたり、路面加熱用車両の走行速度を低くす
ることが必要になつたりして、道路表面層のアス
フアルト軟化工事の効率が低いという不具合があ
つた。
この考案は、このような従来の不具合に着目し
てなされたものであり、その目的は、回送に便利
な路面加熱用車両を提供することにあり、またそ
の目的は、路面加熱装置の大型化を可能にして、
路面加熱の効率を高くした路面加熱用車両を提供
することにある。
即ち、この考案は、車体の少なくとも前後一方
に突出して路面加熱装置を設けた路面加熱用車両
において、路面加熱装置が路面上に近接する使用
位置と、路面加熱装置が車体上に位置する不使用
位置との間で、路面加熱装置を移動可能に支持す
る移動装置を有し、前記移動装置は、車体に設置
されて車体上側に倒伏可能なマストと、マストを
起伏させるための起伏作動装置と、路面加熱装置
が上下方向に回動可能に設置され且つマストに沿
つて昇降する昇降部材と、昇降部材を昇降させる
ための昇降作動装置と、前記昇降部材とこれに設
置された前記路面加熱装置との間に架設されて、
伸縮機構により路面加熱装置を上下方向に回動さ
せるための回動作動装置とを備えたことを特徴と
する路面加熱用車両に係る。
次に、この考案を実施例に従つて説明する。
第1図が路面加熱用車両の側面図であり、矢印
Fがその前方を示す。1は車体であり、4つの車
輪8及び図示しない公知の駆動装置、動力伝達装
置、操向装置を備えていて運転台9での運転によ
り所定の走行をするように構成される。
車体1の前端の枢着部10において、マスト2
が車体1上側の倒伏可能に枢着され、且つ車体1
とマスト2との間に、マスト2を起伏させるため
の起伏作動装置3が設置される。起伏作動装置3
は流体圧シリンダ装置からなり、そのピストンロ
ツド先端がマスト2に枢着され、そのシリンダ後
端が車体1に枢着されて、その伸長状態において
マスト2の起立状態を維持し、その収縮状態にお
いてマスト2の仰臥状態を維持するように構成し
てある。
マスト2には、これに沿つて昇降する昇降部材
4が装着されている。昇降部材4はローラを備え
ていて、このローラが、マスト2の一部をなして
縦方向に延びたレールに係合し、これにより昇降
部材4が昇降可能になつている。昇降部材4は、
マスト2に設けられた昇降作動装置5により昇降
駆動される。昇降作動装置5は、マスト2の上端
と下端との横架され且つ夫々にスプロケツトホイ
ールを固定した回転軸と、両端が昇降部材4に固
定され且つ中途部が両スプロケツトホイールに掛
け渡されたチエンと、上端の回転軸に連結された
回転駆動装置とからなり、昇降部材4は、前記チ
エンに固定されていて、当該チエンの移動により
前記のように昇降する。
昇降部材4の前側には、枢着部11において路
面加熱装置6が回動自在に枢着される。路面加熱
装置6は、ガスまたは燃料油を燃焼させて得た熱
エネルギにより、路面Rを加熱して道路表面層の
アスフアルトを軟化させるものである。この路面
加熱装置6と前記昇降部材4との間には、路面加
熱装置6を回動させるための回動作動装置7が設
置される。回動作動装置7は流体圧シリンダ装置
からなり、そのピストンロツド先端が路面加熱装
置6上側のブラケツト12に枢着され、そのシリ
ンダ後端が昇降部材4に枢着されて、その収縮状
態において路面加熱装置6が下向きの状態を維持
し、その伸長状態において路面加熱装置6が車体
1方向を向く状態が維持される。
かくして路面加熱装置6は、回動作動装置7に
より、その向きが下方と車体側との間で変化でき
るようになり、昇降作動装置5により、マスト2
に沿つて昇降できるようになり、且つ起伏作動装
置3により、車体1前方と車体1上側との間で移
動できるようになつており、マスト2と起伏作動
装置3と昇降部材4と昇降作動装置5と回動作動
装置7とにより、この考案の移動装置Mを構成す
る。この移動装置Mは、第1図に示す使用位置U
と、第3図に示す不使用位置Iとの間で路面加熱
装置6を移動させるための装置であることは後述
の通りである。
路面加熱装置6は、第2図に平面の概略を示す
ように、センターヒータ6aと、その左右両側の
サイドヒータ6b,6cとからなる。センターヒ
ータ6aは、路面加熱用車両の車幅と同一幅を有
し、これにさらにサイドヒータ6b,6cを付加
することにより加熱幅を増大している。
センターヒータ6aとサイドヒータ6bとの関
係は第5,6図に示すようになつている。センタ
ーヒータ6aとサイドヒータ6cとの関係も図示
しないが第5,6図と同様である。すなわち、セ
ンターヒータ6aとサイドヒータ6bとが、「く」
字状をした駆動リンク13と、直線状をした補助
リンク14とにより構成される。駆動リンク13
は、センターヒータ6aとサイドヒータ6bとの
上面に掛け渡され、また補助リンク14は、セン
ターヒータ6aとサイドヒータ6bとの前面どう
し及び後面どうしに掛け渡される。駆動リンク1
3の、センターヒータ6a側の延長端には、駆動
リンク13の回動駆動装置15が連結される。回
動駆動装置15は、流体圧シリンダ装置からな
り、そのピストンロツド先端が駆動リンク13の
延長端に枢着され、シリンダ後端がセンターヒー
タ6a上面のブラケツト16に枢着される。
13a,13bは駆動リンク13の枢点、14
a,14bは補助リンク14の枢点を示す。第5
図において、前記枢点13a,13bの距離と前
記枢点14a,14bの距離とは同一であり、且
つ前記枢点13a,14bの距離と前記枢点13
a,14bの距離も同一である。そして、枢点1
3a,13bを結ぶ直線と枢点14a,14bを
結ぶ直線とは相互に平行であり、且つ枢点13
a,14aを結ぶ直線と枢点13b,14bを結
ぶ直線も相互に平行である。かくして駆動リンク
13と補助リンク14とは4節の平行リンク機構
をなす。
前記したマスト2、起伏作動装置3、昇降部材
4、昇降作動装置5、路面加熱装置6、回動作動
装置7等は、車体1の後端にも設置される。これ
らは、車体1を中心として前後対象に設置されて
おり、第1図においては左右対象に表れる。
また、車体1の下側にも、前記路面加熱装置6
と同一の路面加熱装置6が設置される。この路面
加熱装置6は、車体1に対してチエン17に吊り
下げられ、チエン17の基端は、スプロケツトホ
イール18を介して流体圧シリンダ装置19に連
結されていて、流体圧シリンダ装置19の作動に
より、路面加熱装置6を昇降させる。
なお、起伏作動装置3、昇降作動装置5、回動
作動装置7、回動駆動装置15、流体圧シリンダ
装置19等の起動及び停止は運転台9により操作
するように構成してある。
次に作用を説明する。
第1,2図は、路面加熱用車両の路面Rの加熱
中を示す図であり、路面加熱装置6は何れも路面
Rに向き且つ路面Rに近接している。これが、路
面加熱装置6の使用位置Uである。この状態で路
面R上を走行して路面Rを加熱することにより、
道路表面層のアスフアルトを軟化させ、後続する
再舗装装置によりこれを掻き取り、撹拌して、再
度舗装に用いる。
ここで、路面加熱用車両を回送するときには、
第3,4図に示すように車体1前後の路面加熱装
置6を車体1上に積載して不使用位置Iに置き、
且つ車体1下側の路面加熱装置6を車体1近くま
で引き上げる。
これには、はじめに路面加熱装置6のサイドヒ
ータ6b,6cをセンターヒータ6aの上に移動
させる。この作動を第5,6図を用いて説明す
る。ここでは、センターヒータ6aとサイドヒー
タ6bとの関係を説明するが、サイドヒータ6c
はサイドヒータ6bと左右対象の動きをする。
まず、回動駆動装置15のピストンロツドを伸
長させると、当該ピストンロツドは駆動リンク1
3の延長端部を枢点13a下方へ押して、駆動リ
ンク13を第5図において枢点13aを中心とし
て時計方向に旋回させる。駆動リンク13の前記
旋回により、サイドヒータ6bは同方向に移動し
てセンターヒータ6aの側方からセンターヒータ
6aの上方に移動する。このとき、センターヒー
タ6aとサイドヒータ6bとの間には補助リンク
14も掛け渡してあるため、移動前後のサイドヒ
ータ6bの姿勢が一定に維持される。特に、この
実施例においては、駆動リンク13と補助リンク
14とにより、前記のように4節の平行リンク機
構を形成しているから、サイドヒータ6bの前記
移動は常時同一の姿勢のまま行われる。かくして
各路面加熱装置6は、センターヒータ6a上にサ
イドヒータ6bが移動して、全体の幅が小さくな
る。
次に、各路面加熱装置6の全体を移動させる。
車体1下側の路面加熱装置6は、流体圧シリンダ
装置19を作動させてチエン17を牽引すること
により路面加熱装置6を引き上げ、また車体1前
後の路面加熱装置6は、移動装置Mにより次のよ
うに移動させる。
ここでは、車体1前方の路面加熱装置6につい
て説明するが、車体1後方の路面加熱装置6につ
いては、前方のものと前後関係が逆に表れる他は
同一である。
始めに、昇降作動装置5を作動させて、昇降部
材4と一体に路面加熱装置6をマスト2に沿つて
上昇させる。これが第1図のAの状態である。次
いで回動作動装置7を作動させてそのピストンロ
ツドの伸長により、路面加熱装置6を下方に約90
度回動させることにより、路面加熱装置6の下面
をマスト2に向ける。これが第2図のBの状態で
ある。次いで起伏作動装置3を作動させて、その
ピストンロツドの縮小により、マスト2を車体1
上側に向けて枢着部10を中心に旋回させ、これ
により、路面加熱装置6をマスト2とともに車体
1上面に移動伏臥させる。
かくして、車体1前後の路面加熱装置6は、使
用位置Uから不使用位置Iに移動され、車体1下
方の路面加熱装置6は車体1下面近くまで引き上
げられる。これが第3,4図に示す状態である。
この状態では、車長及び車幅が小さくなるから、
路面加熱用車両の回送に支障を生じることがなく
円滑に回送することができる。
この実施例においては、路面加熱装置6を車体
1の前後及び下方に設置した路面加熱用車両につ
いて説明したが、前後何れか一方の路面加熱装置
6のみであつてもよいし、車体1の下方の路面加
熱装置6はなくてもよいことは勿論である。また
移動装置Mとしては、前記のものに限られること
なく、例えば昇降作動装置5を省略して、回動作
動装置7のシリンダ後端をマスト2の上部に枢着
してもよい。この場合は、回動作動装置7の作動
により、路面加熱装置6はその上面がマスト2側
を向くように回動される。そして、その後に起伏
作動装置3を作動させれば、路面加熱装置6は図
示実施例の時とは上下方向を逆にして、車体1の
上面である不使用位置に設置される。
また移動装置Mとしては、前記各構成を全く用
いることなく、車体1に搭載した伸縮、俯仰及び
屈折等の作用が自在なアーム、例えばトラクタシ
ヨベルやシヨベル系掘削機のアームやブームのよ
うに公知の構造のものを用い、このアーム先端に
路面加熱装置6を取付けて、前記アームの伸縮、
屈折、俯仰等の作用により路面加熱装置6を使用
位置Uと不使用位置Iとの間で移動できるように
してもよい。
以上から明らかなように、この考案によれば、
路面加熱用車両において、路面加熱装置が路面上
に近接する使用位置と、路面加熱装置が車体上に
位置する不使用位置との間で、移動装置により路
面加熱装置を移動可能に支持した。このため、路
面加熱作業中には、路面加熱用車両の回送の便宜
を考慮することなく、路面加熱装置を車体の前後
少なくとも何れかに大きく突出することができる
から、路面加熱装置の大型化を可能にして加熱面
積を大きくすることができる。従つて、路面加熱
作業の効率を向上することができる。一方、路面
加熱用車両の回送時には、路面加熱装置を不使用
位置に移動できるから、これが車体から大きく突
出することがないため、輸送のためのトラツク自
動車等も、使用時の路面加熱用車両の大きさに比
して小型のもので足り、その回送に便利であると
いう効果がある。また、路面加熱装置を移動可能
に支持する前記移動装置は、車体に設置されて車
体上側に倒伏可能なマストと、マストを起伏させ
るための起伏作動装置と、路面加熱装置が上下方
向に回動可能に設置され且つマストに沿つて昇降
する昇降部材と、昇降部材を昇降させるための昇
降作動装置と、前記昇降部材とこれに設置された
前記路面加熱装置との間に架設されて、伸縮機構
により路面加熱装置を上下方向に回動させるため
の回動作動装置とを備えたものであるため、昇降
作動装置により昇降部材を路面加熱装置と一体に
マストに沿つて上昇させ、回動作動装置により路
面加熱装置を下方に回動させてマストに沿わせ
て、路面加熱装置の加熱面をマスト側に向け、こ
の状態でマストを起伏作動装置により車体上に倒
伏させることにより、路面加熱装置は加熱面が下
を向いた状態で車体上の不使用位置に載置され
る。一方、前記とは逆に各装置を動作させること
により、路面加熱装置が車体の前端又は後端に突
出し且つ加熱面を下向きにした状態の使用位置に
配置される。かくして、昇降作動装置と回動作動
装置と起伏作動装置の作動によつて、車体の不使
用位置と車体の前端又は後端に突出した使用位置
との間で、路面加熱装置を簡単に移動することが
できる。このため、路面加熱用車両の現場到着後
に直ちに路面加熱作業を開始することができる
し、加熱作業終了後は直ちに車両の移動をするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示すものであ
り、路面加熱装置が使用位置にある状態の側面
図、第2図は、第1図の平面概略図、第3図は、
路面加熱装置が不使用位置にある状態の側面図、
第4図は、第3図の正面図、第5図は、路面加熱
装置の正面拡大図、第6図は第5図の平面図であ
る。 1……車体、2……マスト、3……起伏作動装
置、4……昇降部材、5……昇降作動装置、6…
…路面加熱装置、7……回動作動装置、10,1
1……枢着部、F……前方、I……不使用位置、
M……移動装置、R……路面、U……使用位置。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体の少なくとも前後一方に突出して路面加熱
    装置を設けた路面加熱用車両において、路面加熱
    装置が路面上に近接する使用位置と、路面加熱装
    置が車体上に位置する不使用位置との間で、路面
    加熱装置を移動可能に支持する移動装置を有し、
    前記移動装置は、車体に設置されて車体上側に倒
    伏可能なマストと、マストを起伏させるための起
    伏作動装置と、路面加熱装置が上下方向に回動可
    能に設置され且つマストに沿つて昇降する昇降部
    材と、昇降部材を昇降させるための昇降作動装置
    と、前記昇降部材とこれに設置された前記路面加
    熱装置との間に架設されて、伸縮機構により路面
    加熱装置を上下方向に回動させるための回動作動
    装置とを備えたことを特徴とする路面加熱用車
    両。
JP11795283U 1983-07-28 1983-07-28 路面加熱用車両 Granted JPS6027115U (ja)

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JP11795283U JPS6027115U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 路面加熱用車両

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JP11795283U JPS6027115U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 路面加熱用車両

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JPS6027115U JPS6027115U (ja) 1985-02-23
JPH0136973Y2 true JPH0136973Y2 (ja) 1989-11-09

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JP11795283U Granted JPS6027115U (ja) 1983-07-28 1983-07-28 路面加熱用車両

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59192908U (ja) * 1983-06-10 1984-12-21 株式会社 東洋内燃機工業社 路面加熱用ヒ−タ装置

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JPS6027115U (ja) 1985-02-23

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