JPH0137040B2 - - Google Patents

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JPH0137040B2
JPH0137040B2 JP57502460A JP50246082A JPH0137040B2 JP H0137040 B2 JPH0137040 B2 JP H0137040B2 JP 57502460 A JP57502460 A JP 57502460A JP 50246082 A JP50246082 A JP 50246082A JP H0137040 B2 JPH0137040 B2 JP H0137040B2
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JP
Japan
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diaphragm
sound
speaker
sound wave
coherent
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Application number
JP57502460A
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JPS58501251A (ja
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Jon Sutoroobiin
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JON SUTOROOBIIN
Original Assignee
JON SUTOROOBIIN
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Publication date
Application filed by JON SUTOROOBIIN filed Critical JON SUTOROOBIIN
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Publication of JPH0137040B2 publication Critical patent/JPH0137040B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/22Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired frequency characteristic only 
    • H04R1/26Spatial arrangements of separate transducers responsive to two or more frequency ranges
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R1/00Details of transducers, loudspeakers or microphones
    • H04R1/20Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics
    • H04R1/32Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only
    • H04R1/323Arrangements for obtaining desired frequency or directional characteristics for obtaining desired directional characteristic only for loudspeakers
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; ELECTRIC HEARING AIDS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R7/00Diaphragms for electromechanical transducers; Cones
    • H04R7/26Damping by means acting directly on free portion of diaphragm or cone

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)

Description

請求の範囲 1 時間的及び位相的に干渉性のあるほぼ半球状
の干渉性音波面を聴取域に伝えるためのラウドス
ピーカー装置において、 同軸に配置された第1の端部及び第2の端部を
有すると共に、音を放射する凹状の内面及び凸状
の外面を前記第1及び第2の端部間で画定してお
り、且つ、音波面を周囲の媒質中の音速よりも速
い速度で前記外面に沿つて伝える特性を有してい
る円錐形の振動板と、 前記振動板に振動を発生させるために該振動板
の前記第1の端部に連結されたドライビング装置
と、 周囲の媒質に伝えられる音波面が時間的及び位
相的に干渉性を有するように、前記振動板の前記
内面で発生される音波面を含む不要の音波面を吸
収するために、前記振動板の前記第2の端部に取
り付けられた減衰リングと、 ほぼ半球状の干渉性音波面が、前記振動板の軸
線の後方に存する虚音源で発生された如く、該振
動板の前記外面の前面部から前記聴取域に伝わる
ように、前記外面の後面部から発せられて前記聴
取域とは反対の方向に伝えられる干渉性音波面を
吸収するために、前記聴取域とは反対側の位置で
あつて前記外面の後面部を所定の距離を置いて囲
む位置に配置された減衰材と、 を備えたことを特徴とするラウドスピーカー装
置。
2 振動板の外面の後面部が、120度から200度の
間の一定の角度をもつて広がつていることを特徴
とする請求の範囲第1項記載のラウドスピーカー
装置。
3 振動板がフエルト布、紙、フエルト布と紙と
の合成材、又はプラスチツクを主材料として作ら
れていることを特徴とする請求の範囲第1項記載
のラウドスピーカー装置。
4 減衰材が、セルロース心綿の複数層を有する
ことを特徴とする請求の範囲第1項記載のラウド
スピーカー装置。
5 時間的及び位相的に干渉性のあるほぼ半球状
の干渉性音波面を聴取域に伝えるためのラウドス
ピーカー装置において、 同軸に配置された第1の端部及び第2の端部を
有すると共に、音を放射する凹状の内面及び凸状
の外面を前記第1及び第2の端部間で画定してお
り、且つ、音波面を周囲の媒質中の音速よりも速
い速度で前記外面に沿つて伝える特性を有してい
る主に中低周波を発生する円錐形の振動板と、 前記振動板を振動させるべく該振動板に連結さ
れたドライビング装置と、 ほぼ半球状の干渉性音波面が前記聴取域に伝え
られ且つ該干渉性音波面が前記振動板の軸線の近
傍に存する虚音源で発生された如く前記聴取域に
て感じられるように、前記振動板に対して配置さ
れた減衰材と、 高周波を補うための高周波スピーカーであつ
て、前記振動板によつて発生される干渉性音波面
と同中心に、時間的及び位相的に干渉性のある干
渉性音波面を作るために、前記振動板の虚音源を
通る軸線に配置された虚音源を有している前記高
周波スピーカーと、 を備えたことを特徴とするラウドスピーカー装
置。
6 高周波スピーカーが、その軸を振動板の軸に
対して45度から90度の間の角度となるように取り
付けられていることを特徴とする請求の範囲第5
項記載のラウドスピーカー装置。
7 前記振動板がフエルト布、紙、フエルト布と
紙との合成材、又はプラスチツクを主材料として
作られていることを特徴とする請求の範囲第5項
記載のラウドスピーカー装置。
8 振動板からの音の放射が8000Hz以下の周波数
であることを特徴とする請求の範囲第5項記載の
ラウドスピーカー装置。
9 時間的及び位相的に干渉性のあるほぼ半球状
の干渉性音波面を聴取域に伝えるためのラウドス
ピーカー装置において、 同軸に配置された第1の端部及び第2の端部を
有し、音を放射する凹状の内面及び凸状の外面を
前記第1及び第2の端部間で画定しており、前記
外面が前記聴取域に向かう所要の方向に音波を発
する前面部と、該聴取域とは反対の不要な方向に
音波を発する後面部とを有し、且つ、音波面を周
囲の媒質中の音速よりも速い速度で前記外面に沿
つて伝える特性を有している主に中低周波を発生
する円錐形の振動板と、 前記振動板に振動を発生させるために該振動板
の前記第1の端部に連結されたドライビング装置
と、 前記振動板の前記内面で発生される音波面を含
む不要の音波面を吸収するために、前記振動板の
前記第2の端部に取り付けられた減衰リングと、 ほぼ半球状の干渉性音波面が前記外面の前記前
面部から前記聴取域に伝わり且つ該干渉性音波面
が前記振動板の軸線の後方に存する虚音源で発生
された如く前記聴取域にて感じられるように、前
記外面の後面部から発せられる干渉性音波面を吸
収するために、前記聴取域とは反対側の位置であ
つて前記外面の後面部を所定の距離を置いて囲む
位置に配置された減衰材と、 高周波を補うための高周波スピーカーであつ
て、前記振動板によつて発生される干渉性音波面
と同中心に、時間的及び位相的に干渉性のある干
渉性音波面を作るために、前記振動板の虚音源を
通る軸線上に配置された虚音源を有し、振動板の
第1の端部の上方に取り付けられている前記高周
波スピーカーと、 を備えたことを特徴とするラウドスピーカー装
置。
10 高周波スピーカーが、その軸を振動板の軸
に対して45度から90度の間の角度となるように取
り付けられていることを特徴とする請求の範囲第
9項記載のラウドスピーカー装置。
11 振動板の外面の後面部が120度から200度の
間の一定の角度をもつて広がつていることを特徴
とする請求の範囲第9項記載のラウドスピーカー
装置。
12 前記振動板がフエルト布、紙、フエルト布
と紙との合成材、又はプラスチツクを主材料とし
て作られていることを特徴とする請求の範囲第9
項記載のラウドスピーカー装置。
13 減衰材がセルロース心綿の複数層を有する
ことを特徴とする請求の範囲第9項記載のラウド
スピーカー装置。
14 振動板からの音の放射が8000Hz以下の周波
数であることを特徴とする請求の範囲第9項記載
のラウドスピーカー装置。
明細書 この発明は、一般的に、時間的及び位相的に干
渉性のある干渉性音波(time and phase−
coherent sound wave)を作るためのラウドス
ピーカー装置に関し、特に中低周波域の音を作り
出すインバーテツド・スピーカーと、聴取域に伝
搬される概ね半球状の干渉性音波を作るために前
記インバーテツド・スピーカーに独特の配置で取
り付けられた減衰材とを備え、更に必要ならば高
周波を補うためにインバーテツド・スピーカーに
独特の配置で取り付けられた高周波スピーカーを
備えたラウドスピーカー装置に関するものであ
る。
一般に、従来のラウドスピーカー装置は、低
音、中音そして高音を発するために少なくとも2
つ、多くの場合は3つのスピーカー(ウーフア、
ミツド・レンジ、ツイータ)を有している。スピ
ーカーの違いによつて異なる遅れ時間があること
が知られている。遅れは、音に対応する電気的信
号がスピーカーのボイスコイルによつて受信され
る時間とスピーカーの応答との間の差により生ず
る。この遅れは、特にボイスコイルの大きさによ
つて変化する。干渉性音波を作るための試みの1
つとして、ラウドスピーカー装置を構成する各ス
ピーカーの遅れ時間の差を補うようにする方法が
知られている。かかる従来装置においては、スピ
ーカーの違いによる遅れ時間の差を補うために、
ウーフアは聴取域の最も近い位置に取り付けられ
(ウーフアのボイスコイル域はドライバは最も大
きく、従つて遅れ時間は最も大きい)、ミツド・
レンジは聴取域から更に離れて取り付けられ(ミ
ツド・レンジのボイスコイル域はドライバはウー
フアに比べて小さく、従つて遅れもウーフアに比
して少ない)、そしてツイータ最も聴取域から離
れて取り付けられている(ツイータのボイスコイ
ル域はドライバは最も小さく、従つて遅れも最も
小さい)。
しかしながら、このような従来のラウドスピー
カー装置では、ツイータが聴取域に対してウーフ
アの後方に置かれた場合、ツイータから聴取域に
伝えられる音の一部がウーフアにより遮断される
こととなる。或はまた、ウーフアが聴取域への音
を遮断しないようにツイータをウーフアの横に置
いた場合には、従来のスピーカーは部分的に球状
の音波面を1つだけ作るので干渉性音ができる範
囲は通常2.54cm3(1in.3)の比較的に小さな範囲で
ある。各スピーカーの配置問題及び遅れ時間の差
異のために、発せられ聴取域で聞かれる音は非干
渉性である。これは音が現実的でないので望まし
くない。
また、時間と位相の円柱状の干渉性音波が無指
向性のインバーテツド・スピーカーによつて作ら
れ得ることが知られている。このインバーテツ
ド・スピーカーは高価で複雑な音源であるが、こ
の単一の音源から可聴範囲の全周波数を本来発す
ることができる。この型のインバーテツド・スピ
ーカーはウオルシ(Walsh)の米国特許第
3424873号明細書(以下、’873号特許と略記す
る)中に開示されている。この’873号特許に示
されているスピーカーは、音波が周囲の媒質中、
即ち空気中での音速よりも遥かに速くその振動板
(コーン)の凸状の外面を下方向に伝わり、該振
動板から外方に放射する円柱状の音波を形成する
ことを必要としている。このスピーカーの有益な
特性は、無関係な振動を除去するための振動板の
構成材料(通常は他の材料を組み合わせた金属)
や振動板の形状の適宜な選択、及びガースン
(Gersten)による米国特許第3935402号明細書中
に開示された入力の音響信号と振動板の動きとの
間の遅れ時間を大幅に減じる型式のボイスコイル
(非常に高価)の選択により左右される。しかし
ながら、このような無指向性のスピーカーは必然
的に大きな寸法となつており、特殊な構成物を有
し、手作業による組立を必要とし、従つて非常に
高価である。更に、スピーカーの有益な特性を十
分に発揮するためには、部屋の中での配置が重要
となる。
そこで、この発明の目的は、聴取域に伝えられ
るほぼ半球状の干渉性音波を作るためのラウドス
ピーカー装置を提供することにある。
より詳細には、この発明の目的は、中低周波を
作るために設計された単純構造のインバーテツ
ド・スピーカーと、高周波を補うために前記イン
バーテツド・スピーカーの軸の後方且つ上方に独
特に取り付けられた慣用の高周波スピーカーと、
聴取域に伝えられるほぼ半球状の音波を作るため
に前記インバーテツド・スピーカーの小径の端部
及び後面部に取り付けられた減衰材とを使用す
る、時間的且つ位相的に干渉性を有する干渉性音
波を作るためのラウドスピーカー装置を提供する
ことにある。
この発明の更に他の目的は、前記目的を安価に
且つ簡単に製作されたラウドスピーカー装置によ
つて達成することにある。
そこで、この発明は、時間的及び位相的に干渉
性を有するほぼ半球状の干渉性音波面を聴取域に
伝えるためのラウドスピーカー装置において、
同軸に配置された第1の端部及び第2の端部を有
すると共に、音を放射する凹状の内面及び凸状の
外面を前記第1及び第2の端部間で画定してお
り、且つ、音波面を周囲の媒質中の音速よりも速
い速度で前記外面に沿つて伝える特性を有してい
る円錐形の振動板と、前記振動板に振動を発生
させるために該振動板の前記第1の端部に連結さ
れたドライビング装置と、周囲の媒質に伝えら
れる音波面が時間的及び位相的に干渉性を有する
ように、前記振動板の前記内面で発生される音波
面を含む不要の音波面を吸収するために、前記振
動板の前記第2の端部に取り付けられた減衰リン
グと、ほぼ半球状の干渉性音波面が、前記振動
板の軸線の後方に存する虚音源で発生された如
く、該振動板の前記外面の前面部から前記聴取域
に伝わるように、前記外面の後面部から発せられ
て前記聴取域とは反対の方向に伝えられる干渉性
音波面を吸収するために、前記聴取域とは反対側
の位置であつて前記外面の後面部を所定の距離を
置いて囲む位置に配置された減衰材とを備えたこ
とを特徴としている。
また、円錐形振動板が主に中低周波を発生する
場合には、高周波を補うために高周波スピーカー
を、その虚音源が前記振動板の虚音源を通る軸線
上に配置されるように取り付け、前記振動板によ
つて発生される干渉性音波面と同中心に、時間的
及び位相的に干渉性を有する高周波の干渉性音波
面を作るようにしても良い。
この発明の他の目的や特徴及び利点は、添付図
面に沿つての以下の詳細な説明から更に理解され
るであろう。
第1図はこの発明によるラウドスピーカー装置
の斜視図である。
第2図は一部を省略したラウドスピーカー装置
の垂直断面図である。
第3図は第2図の3−3線に沿つての拡大断面
図である。
第4図はスピーカー室の構造を一部を切り欠い
て示す拡大右側面図である。
第5図は第4図の5−5線に沿つての拡大断面
図である。
第6図は音波面が聴取域に伝わるところを例示
的に示すこの発明の概略側面図である。
第7図は高周波スピーカーから聴取域への伝搬
範囲を示すこの発明の概略平面図である。
第8図は底部の拡大平面図である。
第9図は振動板の後方に取り付けられた減衰コ
ーンの拡大展開図である。
第10図はこの発明の電気的接続の概略説明図
である。
第11図は聴取域に伝わる干渉性音波面の一部
を概略的に示す斜視図である。
図面、特に第1図〜第6図は、符号10により
表されたラウドスピーカー装置を示している。
ラウドスピーカー装置10は、第5図に明示す
るように、スピーカー室12を有し、該スピーカ
ー室12は、断面がほぼ環状で且つ多孔性の金属
製キヤツプ14(第2図参照)により囲まれてい
る。ポリエステル製の2重織布のような音波を通
す材料から作られた取外し可能な飾格子(第1,
2図参照)が、キヤツプ14を覆つている。
スピーカー室12は、薄い円錐形の振動板18
を有する20.3cm(8in.)径のインバーテツド・ス
ピーカー17を収容している。尚、この「円錐
形」という語は完全な円錐形を必ずしも意味する
ものではなく、或る軸を中心として曲線を回転さ
せて形成されるものも含む意である。振動板18
は、フエルト布、紙、フエルト布と紙との合成
材、或はプラスチツク等から作られている。振動
板18の軸は垂直に配置され、音を放射する凹状
の内面18aと凸状の外面18bとが形成されて
いる。振動板18の上部の端部と下部の端部とは
同軸に配置されている。以下、振動板18におけ
る上部の小径の端部をドライビング・サークル2
0とも称し、また、下部の大径の端部をサラウン
ド22とも称することとする(第6図参照)。第
6図に示すように、振動板18の角度θは、周縁
22における水平面と内面18aとの間の角度を
いう。より良好な球状の音波面を得るために、角
度θは約50度以下とされており、この実施例では
約30度となつている。
本明細書では、第4,5,6,7図に示されて
いるラウドスピーカー装置10の左側を「前面」、
右側を「後面」と称し、縦方向は振動板18の軸
方向を意味している。
本発明の振動板18は、周囲の空気中における
音速よりも速い速度で音波面がその外面18bを
伝わるという特徴を有している。本実施例では、
ドライビング・サークル20で発生された音波面
が、時間的及び位相的に干渉する干渉性音波面A
を形成する態様で、空気中での音速の約2倍の速
度で外面18bを下方に伝わり、そして空気中に
伝搬されるようになつている。ここで、干渉性音
波面とは、入力音響信号と完全に同位相で振動板
の面の全部分が同時に内外に動くことで放射方向
に振動する球面により作られる音波面に、振動板
の音響出力が近似することを云い、この種の音響
出力は、レーザにより作られる干渉性光若しくは
コヒーレント光と類似している。
ところで、スピーカーにおける位相応答は周波
数応答と同様に重要である。位相の干渉性がない
とするならば、計器の基本周波数と倍音とは歪み
のない周波数応答で再生できるが、それらは聴取
者の耳に同時に到達しない。これは「遅延歪」と
して知られている、このようにして再生された音
は、音が悪いという明確なものではなく、漠然と
不自然であると感じられる。
振動板の減衰は、米国特許第3424873号明細書
に記載されている方法で作動動させた場合、主に
振動板の材料によつて左右される。例えば、シリ
コンラバー、プラスチツク、柔軟な粘着性薄板状
にかわ、或は吸取紙等のような合成材を少し、振
動板18の外面18b上に適宜に配置させること
により、下方に伝搬される不要な音波面を吸収す
ることができる。本実施例においては、下方に伝
搬される音波面は、振動板18のサラウンド22
の全周に亘つて接着された弾性の減衰リング24
によつて、主に減衰される。減衰リング24は市
販されているブチルフオームのような緩衝材から
作られ、かかる緩衝材は、サラウンド22に達す
る可聴周波数全域に亘る音波面の大部分を吸収す
ることができる。減衰リング24は振動板18の
サラウンド22の環状開口部を空気漏れしないよ
うにシールすることもでき、また、軸に沿う振動
板18の運動を許容する程度に柔軟性、復元性を
有している。
本発明の実施例においては、外面18bに沿つ
て伝搬すると音波面の速度は空気中の音速の約2
倍となつているが、その速度は、主に、振動板1
8の構成材料、高さ及び角度によつて決定され
る。例えば、プラスチツク製の振動板とフエルト
布製の振動板とを比較するならば、高さ及び角度
を各々同じとした場合、音波面の速度はプラスチ
ツク製の振動板の方がフエルト布製のものよりも
約10%速い。振動板18の高さと角度は、所望の
速度を得るために、設計条件に従つて適宜に変更
され得る。
本実施例における振動板18は主に中低域の周
波数を発生するものである。より詳細には、周波
数帯域の下限は約42Hzで、有効上限は約8000Hzで
ある。周波数帯域の有効上限は、通常、振動板の
材料とボイスコイルの応答性によつて限定され
る。発生される中低域の周波数と、減衰リング2
4と、以下で説明する補助的な減衰部材(減衰パ
ネル36,38)とを考慮することにより、振動
板18を、米国特許第3424873号明細書に記載さ
れているものよりも簡単に且つ安価に製作するこ
とができる。振動板18の構成材料やボイスコイ
ルを変更することにより、振動板18は別の周波
数応答を生ずる。従つて、この振動板18は満足
いく音質で可聴周波数帯域の重要部分を再生し得
るものである。よつて、かかる振動板18を有す
るスピーカー17を用いたラウドスピーカー装置
10は高周波スピーカーを必要とせず、費用を低
減することができる。しかし、更に広域の周波数
帯域を必要とするならば、ラウドスピーカー装置
10は以下に示すように高周波スピーカー52を
付加しても良い。
第6図に概略的に示す従来一般のスピーカー用
ドライビング装置(モータとも一般には称されて
いる)26は、磁石と、該磁石の空〓の中に配置
されたボイスコイルとを有している。このボイス
コイルの入力端子27(第10図参照)には、レ
コードやテープ等の音源によつて作られる可聴周
波数に比例して変動する電流が適宜増幅されて入
力される。そして、このボイスコイルは、磁石の
空〓内の磁界と相互作用して、前記可聴周波数に
比例する割合で機械的直線運動を行う。一般に、
ボイスコイルの巻線は薄紙の円柱体の外面にのり
付けされている。この円柱体の一端はドライビン
グ装置26における磁石の磁極部分間の環状空〓
に同心に配置され、他端はドライビング・サーク
ル20に同心に配置されている。ボイスコイルが
軸方向の運動に変換されると、その動きが振動板
18に伝えられ、可聴音が空気中に発せられる。
スピーカー室12の中央に配置されたドライビン
グ・サークル20と、ドライビング装置26と
は、金属製のバスケツト・エンクロージヤ28
(第4,5図参照)によつて支持されているが、
振動板18とボイスコイルとは比較的自由に軸方
向に動けるようになつている。エンクロージヤ2
8の底端部は、減衰リング24の外縁部全周に亘
つて接着されており、減衰リング24と振動板1
8のサラウンド22とを支持している。尚、この
エンクロージヤ28は、減衰リング24による振
動板18の軸方向運動の自由性を妨げるものでは
ない。
第4図に示すように、環状の減衰パネル36
が、ドライビング装置26を囲むようにその側面
に貼着されており、本実施例では径方向の幅が約
1.27cm(0.5in.)となつている。また、略半円形
の減衰パネル38がドライビング装置26の頂部
表面に取着され、振動板18の外面18bの前面
部の上方に位置されている。減衰パネル36,3
8は、減衰リング24から上方に反射される不要
な音波面を吸収する。振動板18から放射状外方
に伝搬する音波面は、減衰パネル36,38によ
つては殆ど吸収されず、吸収されたとしても極く
僅かである。減衰パネル36,38は共に約1.9
cm(3/4in.)の厚さで、例えば商品名「タフレツ
クス(TUFLEX)」で販売されているセルロー
ス・ポリウレタン心綿のような材料から作られて
いる。
第4,9図に示すように、キヤツプ14の後部
側内面に減衰材40が取り付けられている。減衰
材40は、振動板18の外面18bの後面部で発
生され且つ聴取域とは反対側の方向に伝搬される
干渉性音波面を吸収する。減衰材40は1.27cm
(1/2in.)の厚さの扇形セルロース心綿から作ら
れている。減衰材40は半円形部分40aを有し
ており、この半円形部分40aは、キヤツプ14
の頂部内面に伝わる音波面を吸収するために、当
該頂部内面に取り付けられている。減衰材40
は、振動板18の軸を中心として、頂部で約90
度、底部で約200度の角度をなして周方向に広が
つており、効果的に外面18bの後面部からの音
波面を吸収するようになつている。
従つて、本発明によるこの実施例において、振
動板18の外面18bで発生されるほぼ半球状の
音波面は、振動板18の軸よりも後方に位置して
いる軸B(第11図)を中心として約160度の角度
の範囲内で、聴取域に向かう所望の方向に伝搬す
る。尚、軸Bについては後に説明する。この160
度という角度は、部屋の壁に沿つてラウドスピー
カー装置10を設置した場合に適す。ラウドスピ
ーカー装置10が部屋のコーナーに設置されるな
らば、周囲の壁からの反射を最小とするために、
最適の「前面部」は90度となるように設計される
であろう。一般に、聴取域に音波面を発する外面
18bの前面部は120度乃至200度の角度とするこ
とができる。
前述したように、振動板18は主に中低周波を
生ずるので、本実施例では、公知の高周波スピー
カー(一般には「ツイーター」と呼ばれている)
52が高周波を補つている。高周波スピーカー5
2の周波数応答は約1500Hz〜1700Hzの範囲であ
る。この高周波スピーカー52は、レード等の音
源によつて生ぜられた可聴周波数と比例して変動
する電流を入力リード線54を介して入力し、ほ
ぼ半球状の音波面を作ることができる。第4,
5,6図に示すように、高周波スピーカー52は
振動板18の軸に対して一定の角度でドライビン
グ装置26の上面に固定されている。一般に、高
周波スピーカー52の軸と振動板18の軸の角度
は45度〜90度の間である。本実施例ではこの角度
は75度となつている。この角度が45度以下なら
ば、高周波スピーカー52からの音波面はキヤツ
プ14の頂部に向かつて伝搬してしまい、逆に90
度以上であると、減衰パネル38により音波面が
吸収されてしまう。高周波スピーカー52のベー
スには、ボール紙から作られた反射板56が取り
付けられており、この反射板56は、その側縁部
で、減衰パネル38に至り吸収されるであろう音
波を水平方向に拡散する。高周波スピーカー52
は、発生された音波面が振動板18により遮ぎら
れないで聴取域に伝搬されるように、振動板18
のドライビング・サークル20の上方且つ後方に
配置されている。第7図に示すように、この高周
波スピーカー52は約160度の角度で半球状の音
波面を発するように設計されている。高周波スピ
ーカー52の水平方向の位置は重要であり、この
点に関しては後に更に詳説する。
第2図に明示する如く、スピーカー室12はバ
ツフル・エンクロージヤ66の上部中央に取り付
けられている。取付方法は、バスケツト・エンク
ロージヤ28の肩部とバスケツト・エンクロージ
ヤ66とに設けられた穴68〜68d(第5図)
に、ねじを螺合させるという公知の方法による。
第3図の如く断面がほぼ正方形で、且つ4つの脚
部70a〜70dによつて床面に支持されたバツ
フル・エンクロージヤ66の内部に向かつて、振
動板18は下向きに置かれている。このバツフ
ル・エンクロージヤ66は、例えば乾式繊維板の
ような公知の無反響材料によつて作られ、その外
面に油板を貼つて仕上げると好適である。本実施
例において、バツフル・エンクロージヤ66の全
体の大きさは、底面の一辺が29.2cm(11.5in.)、
上面の一辺が24.8cm(9.75in.)、高さが64.1cm
(25.3in.)となつている。このバツフル・エンク
ロージヤ66は、内部での望ましくない整数倍成
分(高調波)を最小とするために、支持リブ72
a〜72eによつて全体が補強されている。
バツフル・エンクロージヤ66内で定常波が形
成されるのを防止するために、吸音減衰材74
(第2図参照)が、振動板18の内面18aで発
せられてバツフル・エンクロージヤ66の内部に
伝搬されるノンコヒーレントな(非干渉性)音波
面を吸収するようになつている。低周波の音波面
は通過するが、高周波、即ち少なくとも数百Hzの
高周波の音波面は減衰材74により吸収される。
セルロース心綿から作られた減衰材74は、バツ
フル・エンクロージヤ66のほぼ半分の高さから
下方に約7.62cm(3in.)の幅で、該バツフル・エ
ンクロージヤ66内を遮ぎつている。
また、バツフル・エンクロージヤ66の一部で
あるバスレフポート76(第2,8図参照)は、
その中の空気量を共振周波数に合わせてある。減
衰材74を通過した低周波の音波がバスレフポー
ト76の通過中に遅延され且つ位相が逆転され、
それによつて振動板18の外面18bから発せら
れる音波面と同位相に変わるように、バスレフポ
ート76の長さと直径が選択されている。
第2,8,10図に示すように、スピーカー用
配線をラウドスピーカー装置10に簡単に接続す
るために、公知のプツシユ式ターミナル80,8
2がバツフル・エンクロージヤ66の底部に取り
付けられている。また、ラウドスピーカー装置1
0の「Q」を制御するための公知の3ポジシヨン
(高、中、低)型3段スイツチ84,86が、タ
ーミナル80,82に隣接して設けられている。
聴取者は、このスイツチ84,86のポジシヨン
を切り替えることにより、最適な音を得ることが
できる。尚、「Q」は、インピーダンス、即ちラ
ウドスピーカー装置10の音響レジスタンスに対
する音響リアクタンスの比を意味する。スイツチ
86は、亜音速の周波数を除去する公知の誘導キ
ヤパシタンス型ネツトワーク90を介してスピー
カー17に接続されている。また、スイツチ84
は、抵抗キヤパシタンス型ネツトワーク88を介
して高周波スピーカー52に接続されている。
このような構成において、ラウドスピーカー装
置10の作動について説明する。
交流電流信号がターミナル80,82からドラ
イビング装置26の入力端子27に入力される
と、振動板18のドライビング・サークル20に
軸方向に沿う振動力が加えられる。ドライビン
グ・サークル20での振動は音波面として変換さ
れる。先に述べたように、本実施例において、こ
の音波面は周囲の空気中の音速の約2倍である。
振動板18の軸に平行な振動は、外面18bに平
行な成分と垂直な成分とに分けられる。垂直方向
の速度成分のみが空気の変位、即ち音を発生する
ので重要である。平行方向の速度成分は空気の変
位を引き起こさず、よつて音波を作ることはな
い。音波面がドライビング・サークル20からサ
ラウンド22に進む際、その伝搬速度は相当に変
化し、一般的には伝搬するに従つて増速する。サ
ラウンド22において、音波エネルギの大部分が
減衰リング24によつて吸収される。減衰リング
24により吸収されなかつた音波エネルギは、ド
ライング装置26の方向に反射され、聴取域に放
射される遅れのある音波面を生ずる。しかしなが
ら、この遅れのある音波面の主ベクトルは上方に
向いており、聴取域に達する音に極く僅かしか影
響を与えない。この望ましくない影響は、減衰パ
ネル36,38をドライビング・サークル20の
周囲に適宜に配置することにより、更に小さくす
ることができる。
第6図に示すように、ドライビング・サークル
20から空気中に発せられた音波94が円弧状点
線A上の点98に伝わるのに要する時間と、音波
96が振動板18の外面18bを音速の2倍で下
り、そして空気中を進んで円弧状点線A上の点1
00に伝わるのに要する時間とは同じである。振
動板18の形状は、空気中を音速で直進する音波
94と、直進することなく長い距離を進む音波9
6との間の厳密な関係を維持するように設計され
ている。空気中に発せられる全ての音波は円弧状
点線Aの上で交わるので、実質上、時間的又は位
相的に誤差のない球状の音波面が形成される。
減衰材40は、振動板18から後方に放射する
音波面を吸収し、これによつて音の出る方向が振
動板18の前面部に限定される。第11図に示す
ように、振動板18の形状と構成、及びキヤツプ
14の後部に取り付けられた減衰材40の位置に
よつて、ほぼ半球状の干渉性音波面は、振動板1
8の前面部から所望の方向に沿つて聴取域に伝搬
するようになつている。
更に、第11図に示すように、聴取域内であつ
て振動板18の前方の水平軸C上の点において、
形成された半球状の音波面は、振動板18の軸と
平行で且つその後方に位置している軸B上に中心
があるかのように感じられる。尚、この中心は振
動板18の虚音源と一般に呼ばれている。ドライ
ビング装置26のボイスコイル27に可聴周波数
に応じて変化する電流が流れる時間と、それに対
応する音波面が外面18bに表れる時間との間に
は、ボイスコイルの固有遅れ時間により引き起こ
される遅れがあるので、音波面の音源が実際の位
置よりも聴取域から更に離れた所にあるように、
聴取者には感じられる。よつて、音波面の音源
は、スピーカー17の見える位置に拘わらず、常
に振動板18の軸の後方にある。外面18bの後
面部で作られた干渉性音波面を吸収することによ
つて、単一位置の虚音源を有するほぼ半球状の音
波面が形成される。
本実施例において、振動板18は主に中低周波
を発するので、振動板18のドライビング・サー
クル18の上方且つ後方に取り付けられた高周波
スピーカー52が高周波を補つている。この高周
波スピーカー52もまた虚音源を有しており、聴
取域においてスピーカー17の虚音源の軸B上に
位置しているよう感じられる。高周波スピーカー
52の僅かな遅れ時間を補償するために、高周波
スピーカー52は振動板18のドライビング・サ
ークル20の後方であつて、虚音源の軸Bのやや
前方に配置されている。正確な位置は高周波スピ
ーカー52の遅れ時間に対するスピーカー17の
遅れ時間によつて決まる。この結果、スピーカー
17と高周波スピーカー52とは同じ位置に虚音
源を有することとなる。また、第6図に示すよう
に、円弧状点線A上の点98に音波102が達す
るのに必要な時間と、音波104が点100に達
するのに必要な時間とは同じである。このよう
に、時間的及び位相的に干渉性のある半球状の干
渉性音波面は高周波スピーカー52によつても作
られ、振動板18によつて作られる音波面と同心
である。
従つて、この発明の特定の実施例では、2つの
スピーカー17,52、即ちドライビング装置2
6の中のやや重いボイスコイルにより駆動される
主に中低周波を作るための簡単な構造の振動板1
8と、高周波を補うための更に小さな高周波スピ
ーカー52とが設けられている。円柱状ではなく
ほぼ球状の音波面が振動板18の外面18bから
放射方向外方に伝わる。このために、振動板18
の外面18bを下方に伝わつていく音波面の速度
は’873号特許で示された型の振動板において必
要な速度ほど速い必要はなく、この発明によるイ
ンバーテツド・スピーカー17の振動板18は、
金属を含む高価な合成材ではなく、紙、フエルト
布、紙とフエルト布との合成材、或はプラスチツ
クのような材料から作られることができる。周囲
の空気中に音波面が発せられると、振動板18の
外面18bから振動板18の垂直軸の回りに一様
に放射方向外方に向かつて伝わる。振動板18は
無指向性ではなく、聴取域への所望の方向に音波
面を伝える外面18bの前面部と、聴取域から離
れていく望ましくない方向に音波面を伝える後面
部とを有している。吸音用の減衰材40は振動板
18の後面部の回りの外方に付けられており、後
面部から伝えられる音波面を吸収する。振動板1
8の凹状の内面18aによつて作られた音波面
は、バツフル・エンクロージヤ66によつて吸収
域は制限される。
音波面がサラウンド22に到達すると、その音
波エネルギの大部分は減衰リング24で吸収され
る。’873号特許に開示されている発明の目的は、
減衰リング音波エネルギを実質的に全て吸収する
ことにある。何故ならば、減衰リングで吸収され
ない音波エネルギは反射され、’873号特許にお
ける振動板の大径の端部からほぼ上方に伝搬され
る他の干渉性音波面を形成するからである。この
望ましくない上方への反射、即ちそれが遅れのあ
る音波面(この音波面は聴取域に伝えられるべき
干渉性音波面を妨げる)を空気中に発するという
点で望ましくないという上方への反射は、この発
明の実施例では、振動板18の小径の端部付近の
放射方向外方に取り付けられた付加的な吸音性の
減衰パネル36,38によつて吸収される。これ
らの付加的な減衰パネル36,38は聴取域に伝
えられる音波面を殆ど吸収しない。
聴取域において、半球状の音波面は振動板18
の軸の後方の「虚音源」で作られているように感
じる。この効果はドライビング装置26のボイス
コイルの固有の遅れ時間によつて説明される。従
来、この遅れ時間は、例えば’873号特許で示さ
れるように、インバーテツド・スピーカーに高エ
ネルギの小型ボイスコイルを用いることにより無
視でき、或は極小化できる。正しくは、音波面の
虚音源はスピーカー17の見えている位置に拘わ
らず、スピーカー17の縦軸の方向にあるかの如
く感じられる。従つて、振動板18の後面部で作
られた干渉性音波面を吸収することにより、1つ
の場所の虚音源が作り出される。
前述した実施例の振動板18は、主に中低周波
を発するので、高周波を補うための従来の型式の
高周波スピーカー52は、その虚音源が振動板1
8の虚音源を通る軸上に概ね位置するようにドラ
イビング・サークル20の上方且つ後方に、そし
て聴取域に対して振動板17の虚音源の前方に取
り付けられる。即ち、ウーフアとミツド・レンジ
の機能を果たす振動板18を使用することによつ
て、高周波スピーカー52の取付けは、この高周
波スピーカー52が振動板18によつて遮られな
い半球状の音波面を形成できるように、ドライビ
ング・サークル20の上方且つ後方、そして振動
板18の虚音源の近傍の位置とされる。ほぼ同軸
上にスピーカー17と高周波スピーカー52の虚
音源を配置することにより、同中心の時間的及び
位相的に干渉性のある半球状音波面が作られ聴取
域に伝搬される。
この発明はその精神又は主要な特徴から逸する
ことなく他の色々な形、或は他の目的で実施する
ことができることは、当業者にとり明らかであろ
う。従つて、上記実施例はあらゆる点で例示にす
ぎず、限定的に解釈してはならない。この発明の
範囲は請求の範囲によつて示すものであり、明細
書本文には何等拘束されない。更に、請求の範囲
の均等範囲に属する変形や変更は全てこの発明の
範囲内のものである。
JP57502460A 1981-08-07 1982-07-07 干渉性音を作るためのラウドスピ−カ−装置 Granted JPS58501251A (ja)

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US290956 1981-08-07

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JPH0137040B2 true JPH0137040B2 (ja) 1989-08-03

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JP (1) JPS58501251A (ja)
AU (1) AU560084B2 (ja)
DE (2) DE3270760D1 (ja)
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