JPH0137157B2 - - Google Patents
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- JPH0137157B2 JPH0137157B2 JP10018485A JP10018485A JPH0137157B2 JP H0137157 B2 JPH0137157 B2 JP H0137157B2 JP 10018485 A JP10018485 A JP 10018485A JP 10018485 A JP10018485 A JP 10018485A JP H0137157 B2 JPH0137157 B2 JP H0137157B2
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- needle
- swing
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- sewing machine
- cloth
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はジグザグミシンに関するものであり、
特に、加工布の側縁(布縁という)から所定距離
だけ隔てて縫目線を形成する布縁倣い縫ミシンに
関するものである。
特に、加工布の側縁(布縁という)から所定距離
だけ隔てて縫目線を形成する布縁倣い縫ミシンに
関するものである。
従来の技術
布縁倣い縫の可能なジグザグミシンは米国特許
第4248168号の明細書によつて既に知られている。
これは布縁の位置が布検出器によつて検出され、
その検出信号に基づいて縫針の揺動機構が制御さ
れることにより布縁から一定距離隔てて縫目線が
形成されるものである。
第4248168号の明細書によつて既に知られている。
これは布縁の位置が布検出器によつて検出され、
その検出信号に基づいて縫針の揺動機構が制御さ
れることにより布縁から一定距離隔てて縫目線が
形成されるものである。
このように縫針の横方向位置、すなわち加工布
の送り方向に直角な方向の位置が変えられるとい
うジグザグミシンの特徴を利用すれば、布検出器
を始め、簡単な装置の付加によつて布縁倣い縫の
可能なミシンを得ることができる。
の送り方向に直角な方向の位置が変えられるとい
うジグザグミシンの特徴を利用すれば、布検出器
を始め、簡単な装置の付加によつて布縁倣い縫の
可能なミシンを得ることができる。
発明が解決しようとする問題点
しかしながら、上記米国特許明細書に記載され
ている装置においては、布検出器が加工布によつ
て覆われる部分の大きさに対応した出力信号を発
する透過型フオトセンサとされており、このフオ
トセンサの出力信号に対応した量だけ縫針が横方
向に移動させられるようになつているため、フオ
トセンサは少なくとも布縁の位置が変動する可能
性のある領域においてリニアリテイを有すること
が必要であつて高価となることを避け得ず、ま
た、制御装置はフオトセンサの出力信号をハード
的にあるいはソフト的に縫針の横方向移動量に変
換する機能を有するものであることが必要であつ
て、この点からも装置コストが高くなることを避
け得ない問題があつた。
ている装置においては、布検出器が加工布によつ
て覆われる部分の大きさに対応した出力信号を発
する透過型フオトセンサとされており、このフオ
トセンサの出力信号に対応した量だけ縫針が横方
向に移動させられるようになつているため、フオ
トセンサは少なくとも布縁の位置が変動する可能
性のある領域においてリニアリテイを有すること
が必要であつて高価となることを避け得ず、ま
た、制御装置はフオトセンサの出力信号をハード
的にあるいはソフト的に縫針の横方向移動量に変
換する機能を有するものであることが必要であつ
て、この点からも装置コストが高くなることを避
け得ない問題があつた。
さらに、透過型フオトセンサが使用されている
ため、加工布に覆われた部分においてもある程度
の光がフオトセンサに入光することを避け得ず、
この入光量は加工布の厚さ、色、材質等の影響を
顕著に受ける。したがつて、これらの影響を除く
ために常に加工布に覆われる位置に補正用のフオ
トセンサを設けることが必要であり、それだけコ
ストが高くなるのみならず、チエツク等柄物の縫
製を行う場合には補正用フオトセンサが布縁検出
用フオトセンサとは色が異なる部分の下方に位置
することがあり、この場合には補正量が不適正と
なつて布縁から縫目線までの距離、すなわち縫代
が不均一となつてしまう問題があつた。
ため、加工布に覆われた部分においてもある程度
の光がフオトセンサに入光することを避け得ず、
この入光量は加工布の厚さ、色、材質等の影響を
顕著に受ける。したがつて、これらの影響を除く
ために常に加工布に覆われる位置に補正用のフオ
トセンサを設けることが必要であり、それだけコ
ストが高くなるのみならず、チエツク等柄物の縫
製を行う場合には補正用フオトセンサが布縁検出
用フオトセンサとは色が異なる部分の下方に位置
することがあり、この場合には補正量が不適正と
なつて布縁から縫目線までの距離、すなわち縫代
が不均一となつてしまう問題があつた。
また、縫代を変更するためにフオトセンサがミ
シンのベツド上において縫針の揺動方向に移動可
能とされているため、フオトセンサの取付構造が
複雑となる問題があり、そのうえフオトセンサは
ミシンベツドの加工布が通過する部分に設けられ
るものであるため、これの位置調節操作を容易に
すべく十分大きな操作部を設ければ縫製作業の邪
魔になることを避け得ない問題もあつた。
シンのベツド上において縫針の揺動方向に移動可
能とされているため、フオトセンサの取付構造が
複雑となる問題があり、そのうえフオトセンサは
ミシンベツドの加工布が通過する部分に設けられ
るものであるため、これの位置調節操作を容易に
すべく十分大きな操作部を設ければ縫製作業の邪
魔になることを避け得ない問題もあつた。
問題点を解決するための手段
上記の問題を解決するために本発明は、縫針が
下端に取り付けられる針棒を上下往復運動可能に
支持し、横方向揺動運動可能にミシン機枠に配設
された揺動支持枠と、縫針の上下往復運動と調時
して加工布に送り量可変の送り運動を付与する送
り装置と、縫針の横方向揺動位置および送り装置
の送り運動を制御する縫目制御信号に応答して動
作し、揺動支持枠および送り装置にそれぞれ作動
的に連結された針揺動制御用アクチユエータおよ
び送り制御用アクチユエータと、針棒の横方向揺
動位置または送り装置の送り量を変更すべく縫目
制御信号の値を調節するために手動操作可能な調
節操作体を有する調節装置とを備えたジグザグミ
シンに適用される。すなわち、このようなジグザ
グミシンが、(a)揺動支持枠と一体的に揺動するよ
うに設けられ、ミシンベツド上の加工布の側縁を
検出するために互に近接配置された発光部と受光
部とを有する布検出器と、(b)発光部からの放射光
を受光部に向かつて反射するためにミシンベツド
の上面において揺動支持枠の揺動方向に配設され
た反射面と、(c)調節装置がそれの調節操作体の操
作に従つて縫目制御信号の値を調節するために動
作する第一の動作モードと、その調節装置がそれ
の調節操作体の操作に従つて受光部の基準受光量
を調節設定するために動作する第二の動作モード
との間にて調節装置の動作モードを切り換えるた
めに手動操作可能な切換操作体を有する切換手段
と、(d)調節装置の動作モードが前記第一の動作モ
ードに切り換えられている間、縫目制御信号に従
つて針揺動制御用アクチユエータの駆動を制御
し、第二の動作モードに切り換えられている間、
受光部により実際に受光された受光量が調節設定
された基準受光量になるように針揺動制御用アク
チユエータの駆動を制御する針位置制御手段とを
含むようにされるのである。
下端に取り付けられる針棒を上下往復運動可能に
支持し、横方向揺動運動可能にミシン機枠に配設
された揺動支持枠と、縫針の上下往復運動と調時
して加工布に送り量可変の送り運動を付与する送
り装置と、縫針の横方向揺動位置および送り装置
の送り運動を制御する縫目制御信号に応答して動
作し、揺動支持枠および送り装置にそれぞれ作動
的に連結された針揺動制御用アクチユエータおよ
び送り制御用アクチユエータと、針棒の横方向揺
動位置または送り装置の送り量を変更すべく縫目
制御信号の値を調節するために手動操作可能な調
節操作体を有する調節装置とを備えたジグザグミ
シンに適用される。すなわち、このようなジグザ
グミシンが、(a)揺動支持枠と一体的に揺動するよ
うに設けられ、ミシンベツド上の加工布の側縁を
検出するために互に近接配置された発光部と受光
部とを有する布検出器と、(b)発光部からの放射光
を受光部に向かつて反射するためにミシンベツド
の上面において揺動支持枠の揺動方向に配設され
た反射面と、(c)調節装置がそれの調節操作体の操
作に従つて縫目制御信号の値を調節するために動
作する第一の動作モードと、その調節装置がそれ
の調節操作体の操作に従つて受光部の基準受光量
を調節設定するために動作する第二の動作モード
との間にて調節装置の動作モードを切り換えるた
めに手動操作可能な切換操作体を有する切換手段
と、(d)調節装置の動作モードが前記第一の動作モ
ードに切り換えられている間、縫目制御信号に従
つて針揺動制御用アクチユエータの駆動を制御
し、第二の動作モードに切り換えられている間、
受光部により実際に受光された受光量が調節設定
された基準受光量になるように針揺動制御用アク
チユエータの駆動を制御する針位置制御手段とを
含むようにされるのである。
作 用
上記のように構成されたミシンは、調節装置が
切換手段により第一の動作モードに切り換えられ
た状態においては、揺動制御用アクチユエータが
縫目制御信号に基づいて制御されることにより通
常のジグザグミシンとして作動する。そして、調
節装置が第二の動作モードに切り換えられた状態
においては倣い縫ミシンとして作動する。反射面
上における布縁の位置が変動すれば受光部の受光
量が変動して予め定められた値から外れるため、
その外れ量を小さくするように針位置制御手段が
針揺動制御用アクチユエータを制御することによ
つて揺動支持枠とそれに支持された縫針との横方
向の位置を変更するのである。すなわち、縫針は
布縁の位置の変動に追従して横方向の位置を変え
るのであり、それによつて常に布縁から所定距離
だけ隔たつた位置に縫目線が形成されることとな
る。
切換手段により第一の動作モードに切り換えられ
た状態においては、揺動制御用アクチユエータが
縫目制御信号に基づいて制御されることにより通
常のジグザグミシンとして作動する。そして、調
節装置が第二の動作モードに切り換えられた状態
においては倣い縫ミシンとして作動する。反射面
上における布縁の位置が変動すれば受光部の受光
量が変動して予め定められた値から外れるため、
その外れ量を小さくするように針位置制御手段が
針揺動制御用アクチユエータを制御することによ
つて揺動支持枠とそれに支持された縫針との横方
向の位置を変更するのである。すなわち、縫針は
布縁の位置の変動に追従して横方向の位置を変え
るのであり、それによつて常に布縁から所定距離
だけ隔たつた位置に縫目線が形成されることとな
る。
そして、布縁から縫目線までの距離、すなわち
縫代は、調節装置が第二の動作モードに切り換え
られた状態においてそれの調節操作体が操作され
ることにより任意に変更される。
縫代は、調節装置が第二の動作モードに切り換え
られた状態においてそれの調節操作体が操作され
ることにより任意に変更される。
発明の効果
本発明に係るミシンにおいては、上記のように
布縁位置の変動に追従して縫針の横方向位置が変
わるのであるが、それと同時に布検出器の位置も
変わり、布検出器の検出範囲の中心が布縁から大
きく外れることがないため、布検出器は広い範囲
にわたつてリニアリテイを有するものである必要
がない。したがつて、安価な布検出器の採用が可
能である。
布縁位置の変動に追従して縫針の横方向位置が変
わるのであるが、それと同時に布検出器の位置も
変わり、布検出器の検出範囲の中心が布縁から大
きく外れることがないため、布検出器は広い範囲
にわたつてリニアリテイを有するものである必要
がない。したがつて、安価な布検出器の採用が可
能である。
また、針位置制御手段は布検出器の受光部の受
光量が常に予め定められた値になるように針揺動
制御用アクチユエータを制御するものであればよ
いため、従来のようにフオトセンサの出力信号を
縫針の移動量に変換する機能を有するものである
必要がない。したがつて、それだけ針位置制御手
段が簡単となり、この点からもコスト低減が可能
となる。
光量が常に予め定められた値になるように針揺動
制御用アクチユエータを制御するものであればよ
いため、従来のようにフオトセンサの出力信号を
縫針の移動量に変換する機能を有するものである
必要がない。したがつて、それだけ針位置制御手
段が簡単となり、この点からもコスト低減が可能
となる。
さらに、反射面からの反射光と加工布からの反
射光との強さの差に比較して加工布の材質や色に
よる反射光の強さの差は著しく小さなものである
ため、本発明に係るミシンにおいては従来のよう
に補正用のフオトセンサを設ける必要がなく、コ
スト低減が可能になるとともに、チエツク等柄物
の縫製に当たつても縫代が不均一となることがな
い。
射光との強さの差に比較して加工布の材質や色に
よる反射光の強さの差は著しく小さなものである
ため、本発明に係るミシンにおいては従来のよう
に補正用のフオトセンサを設ける必要がなく、コ
スト低減が可能になるとともに、チエツク等柄物
の縫製に当たつても縫代が不均一となることがな
い。
また、縫代の設定変更が調節装置の操作に基づ
く電気信号の変更によつて行われるため、従来の
ようにフオトセンサ等布検出器自体を移動させる
必要がなく、布検出器の取付構造が簡単となる効
果が得られる。しかも、調節装置は加工布と干渉
する恐れのない位置に設けることが可能であるた
め、十分大きな調節操作体を備えたものとするこ
とが可能であり、調節操作が容易となる効果も得
られる。
く電気信号の変更によつて行われるため、従来の
ようにフオトセンサ等布検出器自体を移動させる
必要がなく、布検出器の取付構造が簡単となる効
果が得られる。しかも、調節装置は加工布と干渉
する恐れのない位置に設けることが可能であるた
め、十分大きな調節操作体を備えたものとするこ
とが可能であり、調節操作が容易となる効果も得
られる。
そのうえ、この縫代調節用の調節装置として、
もともとジグザグミシンに設けられている縫針の
横方向揺動位置または送り装置の送り量を調節す
るための調節装置が利用されるため、専用の調節
装置を設ける必要がなく、この点からも装置コス
トの低減が可能となる。
もともとジグザグミシンに設けられている縫針の
横方向揺動位置または送り装置の送り量を調節す
るための調節装置が利用されるため、専用の調節
装置を設ける必要がなく、この点からも装置コス
トの低減が可能となる。
実施例
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
に説明する。
本実施例のミシンは、第1図に示すように、上
面が平らなベツド10と、そのベツド10の右端
から立ち上がつた脚柱部12と、その脚柱部12
の上端から片持ち状にかつベツド10にほぼ平行
に延びるアーム14とから成るミシン機枠16を
備えている。アーム14の自由端側頭部18に
は、ミシンの起動、停止を制御するメインスイツ
チ20が設けられ、アーム14にはこのミシンに
よつて形成可能な複数種類の縫目模様を表す形象
が表示された表示板22と、縫目模様を選択する
ために操作される模様選択スイツチ24とが設け
られている。また、脚柱部12には布縁から一定
の距離を隔てて縫目線を形成する倣い縫を行うた
めの倣い縫スイツチ26と、針揺動調節操作部材
30および送り量調節装置部材32とが設けられ
ている。
面が平らなベツド10と、そのベツド10の右端
から立ち上がつた脚柱部12と、その脚柱部12
の上端から片持ち状にかつベツド10にほぼ平行
に延びるアーム14とから成るミシン機枠16を
備えている。アーム14の自由端側頭部18に
は、ミシンの起動、停止を制御するメインスイツ
チ20が設けられ、アーム14にはこのミシンに
よつて形成可能な複数種類の縫目模様を表す形象
が表示された表示板22と、縫目模様を選択する
ために操作される模様選択スイツチ24とが設け
られている。また、脚柱部12には布縁から一定
の距離を隔てて縫目線を形成する倣い縫を行うた
めの倣い縫スイツチ26と、針揺動調節操作部材
30および送り量調節装置部材32とが設けられ
ている。
第2図は頭部18のカバーを外した状態を示し
ており、ミシン機枠18に固定の突起34には、
揺動支持枠としての針棒台36が軸38によつて
垂直面内において揺動可能に取り付けられてい
る。この針棒台36に針棒40が上下方向に摺動
可能に取り付けられており、その下端に縫針42
が固定されている。針棒40は針棒抱き44等を
介して図示しないミシンモータに接続されてお
り、ミシンモータの駆動によつて針棒40および
縫針42が上下往復運動をさせられるようになつ
ている。また、針棒台36にはZ連杆46等を介
して針揺動制御用アクチユエータとしての針揺動
制御モータが接続されており、この針揺動制御モ
ータの駆動によつて針棒台36が揺動させられる
ことにより、縫針42の横方向の位置が一定の範
囲内において変更されるようになつている。
ており、ミシン機枠18に固定の突起34には、
揺動支持枠としての針棒台36が軸38によつて
垂直面内において揺動可能に取り付けられてい
る。この針棒台36に針棒40が上下方向に摺動
可能に取り付けられており、その下端に縫針42
が固定されている。針棒40は針棒抱き44等を
介して図示しないミシンモータに接続されてお
り、ミシンモータの駆動によつて針棒40および
縫針42が上下往復運動をさせられるようになつ
ている。また、針棒台36にはZ連杆46等を介
して針揺動制御用アクチユエータとしての針揺動
制御モータが接続されており、この針揺動制御モ
ータの駆動によつて針棒台36が揺動させられる
ことにより、縫針42の横方向の位置が一定の範
囲内において変更されるようになつている。
上記針棒台36には布検出器54が固定され、
針棒台36と一体的に揺動するようになつてい
る。布検出器54は、赤外線を放射する発光部5
6と、その赤外線の反射して来たものを受光する
受光部58と、それら両部56,58を保持する
ホルダ59と、図示を省略する信号処理回路とを
備えている。また、受光部58の近傍には、赤外
線の通過は許容するが他の波長の光は遮断する光
学フイルタ60が設けられている。
針棒台36と一体的に揺動するようになつてい
る。布検出器54は、赤外線を放射する発光部5
6と、その赤外線の反射して来たものを受光する
受光部58と、それら両部56,58を保持する
ホルダ59と、図示を省略する信号処理回路とを
備えている。また、受光部58の近傍には、赤外
線の通過は許容するが他の波長の光は遮断する光
学フイルタ60が設けられている。
前記ベツド10の上面には開口が形成されてお
り、この開口が針板66によつて塞がれている。
この針板66には複数のスロツトが形成され、こ
のスロツトから送り歯68が上方へ突出可能とさ
れている。この送り歯68は、送り制御用アクチ
ユエータとしての送り制御モータにより縫針の上
下往復運動と調時して送り量可変の送り運動を与
えられ、図示しない布押さえ足と共同して加工布
を前後方向に送る送り装置を構成している。針板
66には更に第1図に示すように左右方向に長い
針孔72が形成されているが、この針孔72に近
接しかつこれと平行に反射面74が形成されてい
る。この反射面74は、前記布検出器54の発光
部56から放射された赤外線を受光部58に向か
つて反射するものであり、針棒台36の揺動中心
線である軸38の水平な軸心を中心とする円弧凹
面とされている。布検出器54は縫針42の中心
線と針板66の上面との交点である針落下点より
一定小距離右斜め前方(オペレータ側)の点を中
心とする検出範囲からの反射光量の変動を検出す
る能力を有している。検出範囲の多くが加工布7
0によつて覆われれば、受光部58の受光量が減
少するわけであり、受光部58は検出範囲の加工
布70によつて覆われない部分の面積の変動に対
応した検出電圧を出力するようになつている。
り、この開口が針板66によつて塞がれている。
この針板66には複数のスロツトが形成され、こ
のスロツトから送り歯68が上方へ突出可能とさ
れている。この送り歯68は、送り制御用アクチ
ユエータとしての送り制御モータにより縫針の上
下往復運動と調時して送り量可変の送り運動を与
えられ、図示しない布押さえ足と共同して加工布
を前後方向に送る送り装置を構成している。針板
66には更に第1図に示すように左右方向に長い
針孔72が形成されているが、この針孔72に近
接しかつこれと平行に反射面74が形成されてい
る。この反射面74は、前記布検出器54の発光
部56から放射された赤外線を受光部58に向か
つて反射するものであり、針棒台36の揺動中心
線である軸38の水平な軸心を中心とする円弧凹
面とされている。布検出器54は縫針42の中心
線と針板66の上面との交点である針落下点より
一定小距離右斜め前方(オペレータ側)の点を中
心とする検出範囲からの反射光量の変動を検出す
る能力を有している。検出範囲の多くが加工布7
0によつて覆われれば、受光部58の受光量が減
少するわけであり、受光部58は検出範囲の加工
布70によつて覆われない部分の面積の変動に対
応した検出電圧を出力するようになつている。
第3図に本ミシンの制御装置を示す。この制御
装置はデイスクリート回路として示されている
が、主要部をマイクロコンピユータで構成するこ
とも可能である。前記模様選択スイツチ24が第
3図の左端に示されている。この模様選択スイツ
チ24には模様選択カウンタ80が接続されてお
り、模様選択スイツチ24の操作回数をカウント
し、そのカウント内容を縫目データ発生装置82
に供給する。また、図示はしないが、このカウン
ト内容に応じて、前記表示板22に配設されてい
る複数の発光ダイオードが発光させられ、選択さ
れた縫目模様が示されるようになつている。
装置はデイスクリート回路として示されている
が、主要部をマイクロコンピユータで構成するこ
とも可能である。前記模様選択スイツチ24が第
3図の左端に示されている。この模様選択スイツ
チ24には模様選択カウンタ80が接続されてお
り、模様選択スイツチ24の操作回数をカウント
し、そのカウント内容を縫目データ発生装置82
に供給する。また、図示はしないが、このカウン
ト内容に応じて、前記表示板22に配設されてい
る複数の発光ダイオードが発光させられ、選択さ
れた縫目模様が示されるようになつている。
縫目データ発生装置82は形成可能な縫目模様
の各々に対応した縫目データを記憶しており、そ
れらの縫目データ中から模様選択カウンタ80の
カウント内容に対応した縫目データを選択し、縫
目制御信号として送り演算装置84と針揺動演算
装置86とに供給するようになつている。すなわ
ち、縫目データ発生装置82には前記針棒が1往
復上下運動する毎に1個のパルス信号を発生する
タイミングパルス発生器88が接続されており、
このタイミングパルスが供給される毎に縫目デー
タ発生装置82は縫目データ中の送りデータおよ
び針揺動データをそれぞれ送り演算装置84およ
び針揺動演算装置86に供給するのである。
の各々に対応した縫目データを記憶しており、そ
れらの縫目データ中から模様選択カウンタ80の
カウント内容に対応した縫目データを選択し、縫
目制御信号として送り演算装置84と針揺動演算
装置86とに供給するようになつている。すなわ
ち、縫目データ発生装置82には前記針棒が1往
復上下運動する毎に1個のパルス信号を発生する
タイミングパルス発生器88が接続されており、
このタイミングパルスが供給される毎に縫目デー
タ発生装置82は縫目データ中の送りデータおよ
び針揺動データをそれぞれ送り演算装置84およ
び針揺動演算装置86に供給するのである。
上記送り演算装置84には送り量調節装置89
が、また、針揺動演算装置86には針揺動調節装
置90がそれぞれ接続されている。送り量調節装
置89は、前記送り調節操作部材32の操作に応
じて変化する送り調節データを送り演算装置84
に供給する。送り演算装置84は、この送り調節
データと前記縫目データ発生装置82から供給さ
れる送りデータとの掛算を行つて、縫目データ発
生装置82から供給された送りデータに送り量調
節操作部材32の操作位置に対応した変更を加え
た上で、送り駆動制御回路92に供給する。針揺
動演算装置86も同様にして縫目データ発生装置
82から供給される針揺動データに針揺動調節操
作部材30の位置に対応した変更を加えた上、マ
ルチプレクサ94を経て針揺動制御回路96に供
給する。その結果、送り駆動制御回路92が送り
制御モータ98を、また、針揺動制御回路96が
針揺動制御モータ100をそれぞれ制御し、縫針
42の揺動および送り歯68による布送り量が適
宜制御されて、模様選択スイツチ24の操作によ
つて選択された縫目模様が形成されることとな
る。
が、また、針揺動演算装置86には針揺動調節装
置90がそれぞれ接続されている。送り量調節装
置89は、前記送り調節操作部材32の操作に応
じて変化する送り調節データを送り演算装置84
に供給する。送り演算装置84は、この送り調節
データと前記縫目データ発生装置82から供給さ
れる送りデータとの掛算を行つて、縫目データ発
生装置82から供給された送りデータに送り量調
節操作部材32の操作位置に対応した変更を加え
た上で、送り駆動制御回路92に供給する。針揺
動演算装置86も同様にして縫目データ発生装置
82から供給される針揺動データに針揺動調節操
作部材30の位置に対応した変更を加えた上、マ
ルチプレクサ94を経て針揺動制御回路96に供
給する。その結果、送り駆動制御回路92が送り
制御モータ98を、また、針揺動制御回路96が
針揺動制御モータ100をそれぞれ制御し、縫針
42の揺動および送り歯68による布送り量が適
宜制御されて、模様選択スイツチ24の操作によ
つて選択された縫目模様が形成されることとな
る。
前記倣い縫スイツチ26は模様選択カウンタ8
0およびマルチプレクサ94に接続されており、
このスイツチ26がオン状態とされることにより
模様選択カウンタ80がリセツトされて縫目デー
タ発生装置82からは直線縫いの縫目データが出
力されるとともに、マルチプレクサ94は針揺動
演算装置86の出力信号ではなく倣い縫制御装置
110の出力信号を針揺動制御回路96に供給す
る状態に切り換えられる。
0およびマルチプレクサ94に接続されており、
このスイツチ26がオン状態とされることにより
模様選択カウンタ80がリセツトされて縫目デー
タ発生装置82からは直線縫いの縫目データが出
力されるとともに、マルチプレクサ94は針揺動
演算装置86の出力信号ではなく倣い縫制御装置
110の出力信号を針揺動制御回路96に供給す
る状態に切り換えられる。
倣い縫制御装置110には前記布検出器54が
接続されている。布検出器54の出力信号である
検出電圧Vdが倣い縫制御装置110のA/D変
換器112に供給されるようになつているのであ
る。A/D変換器112は供給された検出電圧
Vdをデジタル化して実受光量データDdとし、比
較器114に供給する。この比較器114には、
基準受光量データメモリ116から基準受光量デ
ータDrも供給されるようになつている。基準受
光量データメモリ116には前記針揺動調節装置
90の出力信号である針揺動調節データが供給さ
れるようになつており、基準受光量データメモリ
116はこの針揺動調節データに対応して予め記
憶させられている複数の基準受光量データのいず
れかを選択して、それを比較器114に供給す
る。すなわち、基準受光量データメモリ116
は、前記針揺動調節操作部材30の操作によつて
調節される針揺動調節データを、布検出器54か
らの実受光量データDdの制御目標値である基準
受光量データに換算するものなのである。
接続されている。布検出器54の出力信号である
検出電圧Vdが倣い縫制御装置110のA/D変
換器112に供給されるようになつているのであ
る。A/D変換器112は供給された検出電圧
Vdをデジタル化して実受光量データDdとし、比
較器114に供給する。この比較器114には、
基準受光量データメモリ116から基準受光量デ
ータDrも供給されるようになつている。基準受
光量データメモリ116には前記針揺動調節装置
90の出力信号である針揺動調節データが供給さ
れるようになつており、基準受光量データメモリ
116はこの針揺動調節データに対応して予め記
憶させられている複数の基準受光量データのいず
れかを選択して、それを比較器114に供給す
る。すなわち、基準受光量データメモリ116
は、前記針揺動調節操作部材30の操作によつて
調節される針揺動調節データを、布検出器54か
らの実受光量データDdの制御目標値である基準
受光量データに換算するものなのである。
比較器114は実受光量データDdと基準受光
量データDrとを比較し、次式 De=Dd−Dr で表される誤差データDeを加算器118に供給
する。加算器118は、この誤差データDeとラ
ツチ120に保持されている針位置データDo-1
とを加算して、その結果をラツチ120に供給す
る。すなわち、加算器118には前記タイミング
パルス発生器88からのタイミングパルスがオア
回路122を経て供給される一方、ラツチ120
にはそのタイミングパルスがモノマルチバイブレ
ータ124によつて遅延されたものが供給される
ようになつており、加算器118はタイミングパ
ルスが供給される毎に Dn=Do-1+De なる演算を行い、その一定短時間後にラツチ12
0がその演算結果Dnを保持するようになつてい
るのである。
量データDrとを比較し、次式 De=Dd−Dr で表される誤差データDeを加算器118に供給
する。加算器118は、この誤差データDeとラ
ツチ120に保持されている針位置データDo-1
とを加算して、その結果をラツチ120に供給す
る。すなわち、加算器118には前記タイミング
パルス発生器88からのタイミングパルスがオア
回路122を経て供給される一方、ラツチ120
にはそのタイミングパルスがモノマルチバイブレ
ータ124によつて遅延されたものが供給される
ようになつており、加算器118はタイミングパ
ルスが供給される毎に Dn=Do-1+De なる演算を行い、その一定短時間後にラツチ12
0がその演算結果Dnを保持するようになつてい
るのである。
そして、そのラツチ120に保持された演算結
果が針位置指令信号としての針位置データDpと
してマルチプレクサ94を経て針揺動制御回路9
6に供給され、針揺動制御回路96はこの針位置
データDpに従つて針揺動制御モータ100を制
御し、その結果、針棒台36、針棒40および縫
針42の位置が変えられることとなる。針棒台3
6の位置が変わればそれに取り付けられている布
検出器54の位置も変わり、布検出器54からの
実受光量データDdが変わる。その結果、実受光
量データDdが基準受光量データメモリ116か
らの基準受光量データDrと等しくなれば、比較
器114からの誤差データDeは零となり、加算
器118における演算結果Dnは前回の演算結果
Do-1と等しくなるため、ラツチ120に保持さ
れる針位置データDpが一定となり、針揺動制御
回路96および針揺動制御モータ100によつて
縫針42の位置が一定に保たれることとなる。
果が針位置指令信号としての針位置データDpと
してマルチプレクサ94を経て針揺動制御回路9
6に供給され、針揺動制御回路96はこの針位置
データDpに従つて針揺動制御モータ100を制
御し、その結果、針棒台36、針棒40および縫
針42の位置が変えられることとなる。針棒台3
6の位置が変わればそれに取り付けられている布
検出器54の位置も変わり、布検出器54からの
実受光量データDdが変わる。その結果、実受光
量データDdが基準受光量データメモリ116か
らの基準受光量データDrと等しくなれば、比較
器114からの誤差データDeは零となり、加算
器118における演算結果Dnは前回の演算結果
Do-1と等しくなるため、ラツチ120に保持さ
れる針位置データDpが一定となり、針揺動制御
回路96および針揺動制御モータ100によつて
縫針42の位置が一定に保たれることとなる。
なお、タイミングパルス発生器88がタイミン
グパルスを発するのは、ミシンモータが回転して
針棒40が上下往復運動している場合のみである
ため、ミシンが停止している状態においてもタイ
ミングパルスに類似のクロツクパルスが加算器1
18およびラツチ120に供給されるように、ク
ロツクパルス発生器126が設けられている。た
だし、クロツクパルス発生器126から出力され
たクロツクパルスは、針上信号およびミシン停止
信号が出力されている状態においてのみアンド回
路128およびオア回路122を経て加算器11
8およびラツチ120に供給されるようになつて
いる。
グパルスを発するのは、ミシンモータが回転して
針棒40が上下往復運動している場合のみである
ため、ミシンが停止している状態においてもタイ
ミングパルスに類似のクロツクパルスが加算器1
18およびラツチ120に供給されるように、ク
ロツクパルス発生器126が設けられている。た
だし、クロツクパルス発生器126から出力され
たクロツクパルスは、針上信号およびミシン停止
信号が出力されている状態においてのみアンド回
路128およびオア回路122を経て加算器11
8およびラツチ120に供給されるようになつて
いる。
以上の説明から明らかなように、針揺動調節装
置90の出力信号である針揺動調節データが、倣
い縫スイツチ26がオフの状態においては針揺動
演算装置86において縫目データ発生装置82か
らの縫目制御信号たる針揺動データと掛け合わさ
れ、マルチプレクサ94を経て針揺動制御回路9
6に供給される一方、倣い縫スイツチ26がオン
の状態においては基準受光量データメモリ116
において基準受光量データDrに変換され、さら
に比較器114、加算器118およびラツチ12
0により針位置データDpに変換されて、マルチ
プレクサ94を経て針揺動制御回路96に供給さ
れるようになつている。針揺動調節装置90が第
一の動作モードと第二の動作モードとに切換えが
可能な調節装置となつており、針揺動調節装置9
0を調節するための針揺動調節操作部材30が調
節操作体となつているのである。また、倣いスイ
ツチ26がその調節装置を第一の動作モードと第
二の動作モードとに切り換える切換手段を構成
し、倣い縫スイツチ26の押しボタンが手動操作
可能な切換操作体を構成している。さらに、針揺
動演算装置86、マルチプレクサ94、針揺動制
御回路96、A/D変換器112、比較器11
4、基準受光量データメモリ116、加算器11
8、ラツチ120等が、針揺動制御用アクチユエ
ータとしての針揺動制御モータを制御する針位置
制御手段を構成している。
置90の出力信号である針揺動調節データが、倣
い縫スイツチ26がオフの状態においては針揺動
演算装置86において縫目データ発生装置82か
らの縫目制御信号たる針揺動データと掛け合わさ
れ、マルチプレクサ94を経て針揺動制御回路9
6に供給される一方、倣い縫スイツチ26がオン
の状態においては基準受光量データメモリ116
において基準受光量データDrに変換され、さら
に比較器114、加算器118およびラツチ12
0により針位置データDpに変換されて、マルチ
プレクサ94を経て針揺動制御回路96に供給さ
れるようになつている。針揺動調節装置90が第
一の動作モードと第二の動作モードとに切換えが
可能な調節装置となつており、針揺動調節装置9
0を調節するための針揺動調節操作部材30が調
節操作体となつているのである。また、倣いスイ
ツチ26がその調節装置を第一の動作モードと第
二の動作モードとに切り換える切換手段を構成
し、倣い縫スイツチ26の押しボタンが手動操作
可能な切換操作体を構成している。さらに、針揺
動演算装置86、マルチプレクサ94、針揺動制
御回路96、A/D変換器112、比較器11
4、基準受光量データメモリ116、加算器11
8、ラツチ120等が、針揺動制御用アクチユエ
ータとしての針揺動制御モータを制御する針位置
制御手段を構成している。
上記のように構成されたミシンによつて倣い縫
を行う場合には、オペレータはまず加工布70を
縫目線形成希望位置が針孔72のほぼ中央となる
ようにセツトする。そして、倣い縫スイツチ26
を操作すれば模様選択カウンタ80がリセツトさ
れ、それまでいかなる縫目模様が選択されていた
場合でも直線縫いが選択された状態となる。ま
た、マルチプレクサ94が倣い縫制御装置110
の針位置制御信号を針揺動制御回路96に供給す
る状態に切り換えられる。
を行う場合には、オペレータはまず加工布70を
縫目線形成希望位置が針孔72のほぼ中央となる
ようにセツトする。そして、倣い縫スイツチ26
を操作すれば模様選択カウンタ80がリセツトさ
れ、それまでいかなる縫目模様が選択されていた
場合でも直線縫いが選択された状態となる。ま
た、マルチプレクサ94が倣い縫制御装置110
の針位置制御信号を針揺動制御回路96に供給す
る状態に切り換えられる。
上記のように加工布70がセツトされた状態に
おいて、布検出器54は検出範囲の加工布70に
覆われていない部分の面積に対応する検出電圧
VdをA/D変換器112に供給する。この検出
電圧VdはA/D変換器112によつて実受光量
データDdに変換され、前述のようにこの実受光
量データDdが基準受光量データDrと等しくなる
ように針棒台36および縫針42の位置が制御さ
れる。この状態においてはミシンはまだ起動され
ておらず、縫針42は上昇位置にあるため、この
制御はクロツクパルス発生126からのクロツク
パルスに応じて行われる。
おいて、布検出器54は検出範囲の加工布70に
覆われていない部分の面積に対応する検出電圧
VdをA/D変換器112に供給する。この検出
電圧VdはA/D変換器112によつて実受光量
データDdに変換され、前述のようにこの実受光
量データDdが基準受光量データDrと等しくなる
ように針棒台36および縫針42の位置が制御さ
れる。この状態においてはミシンはまだ起動され
ておらず、縫針42は上昇位置にあるため、この
制御はクロツクパルス発生126からのクロツク
パルスに応じて行われる。
上記のように縫針42の位置が変えられた結
果、この位置が希望の位置でない場合には、オペ
レータは針揺動調節操作部材30を操作して基準
受光量データメモリ116からの基準受光量デー
タDrを変える。するとその変更された基準受光
量データに基づいて前述の場合と同様な作動が繰
り返され、針棒台36および縫針42の位置が変
わる。この際、縫代が大きく設定される場合に
は、布検出器54の検出範囲の多くが加工布70
によつて覆われ、検出範囲の端の方において加工
布70から露出している反射面74からの光のみ
が受光部58に受光されることとなるが、前述の
ように反射面74は円弧凹面とされているため、
反射面74が平面とされている場合に比較して検
出範囲の端の方からの反射光も有効に受光部58
に受光される。したがつて、縫代の設定が大きい
場合でも布縁の位置が正確に検出され得ることと
なる。
果、この位置が希望の位置でない場合には、オペ
レータは針揺動調節操作部材30を操作して基準
受光量データメモリ116からの基準受光量デー
タDrを変える。するとその変更された基準受光
量データに基づいて前述の場合と同様な作動が繰
り返され、針棒台36および縫針42の位置が変
わる。この際、縫代が大きく設定される場合に
は、布検出器54の検出範囲の多くが加工布70
によつて覆われ、検出範囲の端の方において加工
布70から露出している反射面74からの光のみ
が受光部58に受光されることとなるが、前述の
ように反射面74は円弧凹面とされているため、
反射面74が平面とされている場合に比較して検
出範囲の端の方からの反射光も有効に受光部58
に受光される。したがつて、縫代の設定が大きい
場合でも布縁の位置が正確に検出され得ることと
なる。
上記のようにして縫針の位置が所望の位置とな
つたときオペレータが針揺動調節操作部材30の
操作を止め、メインスイツチ20を操作してミシ
ンを起動させれば所望の位置に縫目線が形成され
ることとなる。この際形成される縫目の大きさは
縫目データ発生装置82から供給される送りデー
タと送り量調節装置89から供給される送り調節
データとによつて決まることは通常の縫製作業に
おけると同様である。
つたときオペレータが針揺動調節操作部材30の
操作を止め、メインスイツチ20を操作してミシ
ンを起動させれば所望の位置に縫目線が形成され
ることとなる。この際形成される縫目の大きさは
縫目データ発生装置82から供給される送りデー
タと送り量調節装置89から供給される送り調節
データとによつて決まることは通常の縫製作業に
おけると同様である。
縫目線の形成に伴つて加工布70が送られ、こ
の過程においてオペレータは布縁の位置をほぼ一
定に保つのであるが、これがある程度は変動する
ことを避け得ない。このように布縁位置が変動し
た場合には、布検出器54からの実受光量データ
Ddが基準受光量データメモリ116からの基準
受光量データDrと一致しなくなるため、比較器
114からの誤差データが零ではなくなり、加算
器118の演算結果Dnが前回の演算結果Do-1か
ら変化する。この変化した演算結果がラツチ12
0に保持され、針位置データDpとしてマルチプ
レクサ94を経て針揺動制御回路96に供給さ
れ、ミシンの停止状態において説明したのと同様
の作動が行われて、布検出器54からの実受光量
データDdが基準受光量データDrと一致するよう
に針棒台36および縫針42の位置が変えられ
る。このように加工布70の布縁の位置が変動し
た場合には縫針42の位置がそれに追従するよう
に自動的に変更されるため、縫代は常に一定に保
たれるのである。ただし、ミシンの作動中におい
ては、この縫針42の位置の制御はタイミングパ
ルス発生器88からオア回路122を経て供給さ
れるタイミングパルスに応じて行われる。
の過程においてオペレータは布縁の位置をほぼ一
定に保つのであるが、これがある程度は変動する
ことを避け得ない。このように布縁位置が変動し
た場合には、布検出器54からの実受光量データ
Ddが基準受光量データメモリ116からの基準
受光量データDrと一致しなくなるため、比較器
114からの誤差データが零ではなくなり、加算
器118の演算結果Dnが前回の演算結果Do-1か
ら変化する。この変化した演算結果がラツチ12
0に保持され、針位置データDpとしてマルチプ
レクサ94を経て針揺動制御回路96に供給さ
れ、ミシンの停止状態において説明したのと同様
の作動が行われて、布検出器54からの実受光量
データDdが基準受光量データDrと一致するよう
に針棒台36および縫針42の位置が変えられ
る。このように加工布70の布縁の位置が変動し
た場合には縫針42の位置がそれに追従するよう
に自動的に変更されるため、縫代は常に一定に保
たれるのである。ただし、ミシンの作動中におい
ては、この縫針42の位置の制御はタイミングパ
ルス発生器88からオア回路122を経て供給さ
れるタイミングパルスに応じて行われる。
上記のように縫針42が布縁の位置の変動に追
従するのに伴つて布検出器54の横方向の位置も
変わるのであるが、この位置の変動は軸38の軸
心まわりの回動によつて生ずるものであるため、
同時に布検出器54の向きが変わることを避け得
ない。そして、この布検出器54の向きの変動は
布縁の位置の変動が大きいほど大きくなる。しか
し、本実施例においては前述のように反射面74
が軸38の軸心を中心とする円弧凹面とされてい
るため、布検出器54の向きがいかに変わつても
発光部56の光軸と受光部58の光軸との成す角
の二等分線は常に反射面74と直交する状態に保
たれる。したがつて、オペレータによる布縁の位
置の制御が相当粗雑であつても、それによつて布
検出器54による布縁位置の検出精度が悪くなる
ことはなく、縫代は正確に一定に保たれることと
なる。
従するのに伴つて布検出器54の横方向の位置も
変わるのであるが、この位置の変動は軸38の軸
心まわりの回動によつて生ずるものであるため、
同時に布検出器54の向きが変わることを避け得
ない。そして、この布検出器54の向きの変動は
布縁の位置の変動が大きいほど大きくなる。しか
し、本実施例においては前述のように反射面74
が軸38の軸心を中心とする円弧凹面とされてい
るため、布検出器54の向きがいかに変わつても
発光部56の光軸と受光部58の光軸との成す角
の二等分線は常に反射面74と直交する状態に保
たれる。したがつて、オペレータによる布縁の位
置の制御が相当粗雑であつても、それによつて布
検出器54による布縁位置の検出精度が悪くなる
ことはなく、縫代は正確に一定に保たれることと
なる。
なお、加工布70が無地のものである場合に
は、布縁の位置が一定に保たれる限り布検出器5
4からの検出電圧Vdが変動することがないこと
は明らかであるが、加工布が例えばチエツクのよ
うに各部において色が異なるものである場合に
は、布縁位置が変動しないにもかかわらず加工布
70からの反射光量の変動によつて布検出器54
からの受光量が変動し、検出電圧Vdが変動する
可能性がある。そこで本発明者らは黒い紙と白い
紙と紺色の布(サージ)との3種類をそれらの縁
が同一の条件となるように本実施例のミシンにセ
ツトして、これらの種類の違いにより縫針42の
位置が変わるか否かを調べたが、縫針42の位置
は殆ど変動せず、実用上全く問題がないことを確
認できた。
は、布縁の位置が一定に保たれる限り布検出器5
4からの検出電圧Vdが変動することがないこと
は明らかであるが、加工布が例えばチエツクのよ
うに各部において色が異なるものである場合に
は、布縁位置が変動しないにもかかわらず加工布
70からの反射光量の変動によつて布検出器54
からの受光量が変動し、検出電圧Vdが変動する
可能性がある。そこで本発明者らは黒い紙と白い
紙と紺色の布(サージ)との3種類をそれらの縁
が同一の条件となるように本実施例のミシンにセ
ツトして、これらの種類の違いにより縫針42の
位置が変わるか否かを調べたが、縫針42の位置
は殆ど変動せず、実用上全く問題がないことを確
認できた。
さらに、本実施例において用いた布検出器54
の発光部56と受光部58とを反射型として使用
する場合と透過型として使用する場合との比較実
験を、消灯した室内で光学フイルタ60を使用す
ることなく行つた。その結果を第4図および第5
図に示す。第4図から明らかなように、反射型と
して使用する場合には、縁が検出範囲のどの位置
にある場合でも黒い紙と白い紙と紺色の布との間
で受光部58の出力電圧に殆ど差がないのに対し
て、透過型として使用する場合には、第5図に示
すように、受光部58の紙や布によつて覆われる
部分が多くなるほど受光部58の出力電圧に顕著
な差が生じ、布縁位置の検出に関する限りフオト
センサを透過型として用いるより反射型として用
いる方がはるかに有利であることが明らかであ
る。
の発光部56と受光部58とを反射型として使用
する場合と透過型として使用する場合との比較実
験を、消灯した室内で光学フイルタ60を使用す
ることなく行つた。その結果を第4図および第5
図に示す。第4図から明らかなように、反射型と
して使用する場合には、縁が検出範囲のどの位置
にある場合でも黒い紙と白い紙と紺色の布との間
で受光部58の出力電圧に殆ど差がないのに対し
て、透過型として使用する場合には、第5図に示
すように、受光部58の紙や布によつて覆われる
部分が多くなるほど受光部58の出力電圧に顕著
な差が生じ、布縁位置の検出に関する限りフオト
センサを透過型として用いるより反射型として用
いる方がはるかに有利であることが明らかであ
る。
以上詳記した実施例においては、針揺動調節装
置90の出力信号である針揺動調節データに基づ
いて基準受光量データDrが出力されるようにな
つており、針揺動調節操作部材30の操作によつ
て縫代の設定変更が可能となつているが、送り量
調節装置89の出力信号に基づいて基準受光量デ
ータDrが出力されるようにすることも可能であ
る。
置90の出力信号である針揺動調節データに基づ
いて基準受光量データDrが出力されるようにな
つており、針揺動調節操作部材30の操作によつ
て縫代の設定変更が可能となつているが、送り量
調節装置89の出力信号に基づいて基準受光量デ
ータDrが出力されるようにすることも可能であ
る。
また、上記実施例においてはミシンが停止して
いる状態においても縫針42の位置が針揺動調節
操作部材30の操作に応じて変えられるようにな
つているため、縫製開始当初から縫目線は所望の
位置に形成されるようになつているが、このよう
な必要がない場合にはクロツクパルス発生器12
6およびアンド回路128を省略することができ
る。
いる状態においても縫針42の位置が針揺動調節
操作部材30の操作に応じて変えられるようにな
つているため、縫製開始当初から縫目線は所望の
位置に形成されるようになつているが、このよう
な必要がない場合にはクロツクパルス発生器12
6およびアンド回路128を省略することができ
る。
また、上記実施例においては針揺動調節操作部
材30が縫針42の位置を確認しつつ操作される
ようになつているが、針揺動調節操作部材30の
近傍に縫代を示す目盛を付け、この目盛に基づい
て針揺動調節操作部材30を操作することにより
縫代の設定を行うようにすることも可能である。
材30が縫針42の位置を確認しつつ操作される
ようになつているが、針揺動調節操作部材30の
近傍に縫代を示す目盛を付け、この目盛に基づい
て針揺動調節操作部材30を操作することにより
縫代の設定を行うようにすることも可能である。
その他、布検出器54や倣い縫制御装置110
の構成を変更し、あるいはジグザグミシン全体の
構成を変更するなど、当業者の知識に基づいて
種々の変形、改良を施した態様で本発明を実施す
ることが可能である。
の構成を変更し、あるいはジグザグミシン全体の
構成を変更するなど、当業者の知識に基づいて
種々の変形、改良を施した態様で本発明を実施す
ることが可能である。
第1図は本発明の一実施例である布縁倣い縫ミ
シンの外観を概略的に示す斜視図である。第2図
は同ミシンの頭部のカバーを外すとともにベツド
を断面にして示す正面図である。第3図は同ミシ
ンの制御回路を示すブロツク図である。第4図お
よび第5図は同一のフオトセンサを反射型として
使用することにより布縁位置の検出を行う場合と
透過型として使用することにより布縁位置の検出
を行う場合との比較試験の結果を示すグラフであ
る。 16:ミシン機枠、26:倣い縫スイツチ(切
換手段)、30:針揺動調節操作部材(調節操作
体)、36:針棒台(揺動支持枠)、40:針棒、
42:縫針、54:布検出器、56:発光部、5
8:受光部、68:送り歯(送り装置)、70:
加工布、74:反射面、82:縫目データ発生装
置、{86:針揺動演算装置、92:送り駆動制
御回路、94:マルチプレクサ、96:針揺動制
御回路、112:A/D変換器、114:比較
器、116:基準受光量データメモリ、118:
加算器、120:ラツチ}針位置制御手段、8
8:送り量調節装置、90:針揺動調節装置、9
8:送り制御モータ(送り制御用アクチユエー
タ)、100:針揺動制御モータ(針揺動制御用
アクチユエータ)、110:倣い縫制御装置。
シンの外観を概略的に示す斜視図である。第2図
は同ミシンの頭部のカバーを外すとともにベツド
を断面にして示す正面図である。第3図は同ミシ
ンの制御回路を示すブロツク図である。第4図お
よび第5図は同一のフオトセンサを反射型として
使用することにより布縁位置の検出を行う場合と
透過型として使用することにより布縁位置の検出
を行う場合との比較試験の結果を示すグラフであ
る。 16:ミシン機枠、26:倣い縫スイツチ(切
換手段)、30:針揺動調節操作部材(調節操作
体)、36:針棒台(揺動支持枠)、40:針棒、
42:縫針、54:布検出器、56:発光部、5
8:受光部、68:送り歯(送り装置)、70:
加工布、74:反射面、82:縫目データ発生装
置、{86:針揺動演算装置、92:送り駆動制
御回路、94:マルチプレクサ、96:針揺動制
御回路、112:A/D変換器、114:比較
器、116:基準受光量データメモリ、118:
加算器、120:ラツチ}針位置制御手段、8
8:送り量調節装置、90:針揺動調節装置、9
8:送り制御モータ(送り制御用アクチユエー
タ)、100:針揺動制御モータ(針揺動制御用
アクチユエータ)、110:倣い縫制御装置。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 縫針が下端に取り付けられる針棒を上下往復
運動可能に支持し、横方向揺動運動可能にミシン
機枠に配設された揺動支持枠と、前記縫針の上下
往復運動と調時して加工布に送り量可変の送り運
動を付与する送り装置と、前記縫針の横方向揺動
位置および送り装置の送り運動を制御する縫目制
御信号に応答して動作し、前記揺動支持枠および
送り装置にそれぞれ作動的に連結された針揺動制
御用アクチユエータおよび送り制御用アクチユエ
ータと、前記針棒の横方向揺動位置または送り装
置の送り量を変更すべく前記縫目制御信号の値を
調節するために手動操作可能な調節操作体を有す
る調節装置とを備えたジグザグミシンにおいて、 前記揺動支持枠と一体的に揺動するように設け
られ、ミシンベツド上の加工布の側縁を検出する
ために互に近接配置された発光部と受光部とを有
する布検出器と、 前記発光部からの放射光を前記受光部に向かつ
て反射するために前記ミシンベツドの上面におい
て前記揺動支持枠の揺動方向に配設された反射面
と、 前記調節装置がそれの調節操作体の操作に従つ
て前記縫目制御信号の値を調節するために動作す
る第一の動作モードと、その調節装置がそれの調
節操作体の操作に従つて前記受光部の基準受光量
を調節設定するために動作する第二の動作モード
との間にて調節装置の動作モードを切り換えるた
めに手動操作可能な切換操作体を有する切換手段
と、 前記調節装置の動作モードが前記第一の動作モ
ードに切り換えられている間、前記縫目制御信号
に従つて前記針揺動制御用アクチユエータの駆動
を制御し、前記第二の動作モードに切り換えられ
ている間、前記受光部により実際に受光された受
光量が前記調節設定された基準受光量になるよう
に針揺動制御用アクチユエータの駆動を制御する
針位置制御手段とを含む布縁倣い縫可能なミシ
ン。 2 前記切換手段は、前記縫針の横方向揺動位置
を変更するために設けられた針揺動調節装置の動
作モードを切り換えるように構成されていること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の布縁倣
い縫可能なミシン。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018485A JPS61257682A (ja) | 1985-05-11 | 1985-05-11 | 布縁倣い縫可能なミシン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10018485A JPS61257682A (ja) | 1985-05-11 | 1985-05-11 | 布縁倣い縫可能なミシン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61257682A JPS61257682A (ja) | 1986-11-15 |
| JPH0137157B2 true JPH0137157B2 (ja) | 1989-08-04 |
Family
ID=14267218
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10018485A Granted JPS61257682A (ja) | 1985-05-11 | 1985-05-11 | 布縁倣い縫可能なミシン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61257682A (ja) |
-
1985
- 1985-05-11 JP JP10018485A patent/JPS61257682A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61257682A (ja) | 1986-11-15 |
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