JPH0137189Y2 - - Google Patents
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- JPH0137189Y2 JPH0137189Y2 JP1982086449U JP8644982U JPH0137189Y2 JP H0137189 Y2 JPH0137189 Y2 JP H0137189Y2 JP 1982086449 U JP1982086449 U JP 1982086449U JP 8644982 U JP8644982 U JP 8644982U JP H0137189 Y2 JPH0137189 Y2 JP H0137189Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- cylinder
- machine
- oil chamber
- pressure
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
本考案は、油冷コンプレツサのオイルロツク防
止装置に係り、特にベーンロータリ型コンプレツ
サのオイルロツク防止装置に関する。
止装置に係り、特にベーンロータリ型コンプレツ
サのオイルロツク防止装置に関する。
「従来の技術」
従来、この種のコンプレツサは、動力源として
エンジンで本機シリンダ内のベーンを備えたロー
タを回転させ、容量レギユレータを介して吸気口
から吸気した空気を圧縮した後、オイルチヤンバ
内に送給し、一方、本機シリンダとオイルチヤン
バとの内圧差を利用してそのオイルチヤンバ下部
の油溜めより本機シリンダ内に、例えば圧縮の行
程最終部等にオイルを注入する形式のものが多く
使用されている。上記容量レギユレータは、実開
昭52−95922号公報、実公昭55−22226号公報、及
び実開昭55−125993号公報などに記載されている
如く、吸気口閉鎖型と称されている周知のもの
で、サービスバルブから圧縮空気を取出してオイ
ルチヤンバ内の圧力が一定値以下になつたときに
吸気口を開放し、又圧縮空気の使用がされずにオ
イルチヤンバ内の圧力が一定値以上に上昇してい
ると、吸気口を閉塞させるべく、圧力調整弁を介
してオイルチヤンバの空気吐出口に接続させてあ
る。又、オイルチヤンバの空気吐出口は上記圧力
調整弁を介してピストン若しくはダイアフラム形
式のガバナ制御装置にも接続させてあつて、オイ
ルチヤンバ内の圧力が一定値以上に上昇すると、
エンジンを低速運転させるようになつている。エ
ンジンを停止させれば、実公昭49−40809号公報
記載の如く、エンジンオイルの油圧等による停止
指令を受けて自動放出弁が開放して、オイルチヤ
ンバ内の圧縮空気を放出するようになつている。
エンジンで本機シリンダ内のベーンを備えたロー
タを回転させ、容量レギユレータを介して吸気口
から吸気した空気を圧縮した後、オイルチヤンバ
内に送給し、一方、本機シリンダとオイルチヤン
バとの内圧差を利用してそのオイルチヤンバ下部
の油溜めより本機シリンダ内に、例えば圧縮の行
程最終部等にオイルを注入する形式のものが多く
使用されている。上記容量レギユレータは、実開
昭52−95922号公報、実公昭55−22226号公報、及
び実開昭55−125993号公報などに記載されている
如く、吸気口閉鎖型と称されている周知のもの
で、サービスバルブから圧縮空気を取出してオイ
ルチヤンバ内の圧力が一定値以下になつたときに
吸気口を開放し、又圧縮空気の使用がされずにオ
イルチヤンバ内の圧力が一定値以上に上昇してい
ると、吸気口を閉塞させるべく、圧力調整弁を介
してオイルチヤンバの空気吐出口に接続させてあ
る。又、オイルチヤンバの空気吐出口は上記圧力
調整弁を介してピストン若しくはダイアフラム形
式のガバナ制御装置にも接続させてあつて、オイ
ルチヤンバ内の圧力が一定値以上に上昇すると、
エンジンを低速運転させるようになつている。エ
ンジンを停止させれば、実公昭49−40809号公報
記載の如く、エンジンオイルの油圧等による停止
指令を受けて自動放出弁が開放して、オイルチヤ
ンバ内の圧縮空気を放出するようになつている。
しかし、上記従来のコンプレツサにおいて、駆
動を停止させようとする時には、通常圧縮空気を
使用していない時に停止の操作を行うことから、
停止直前においては、オイルチヤンバ内の圧力が
一定値を越えており、従つて圧力調整弁がオイル
チヤンバ内の圧力に応動して開放し、これにより
オイルチヤンバ内の圧力が圧力調整弁を介して容
量レギユレータに加わつていて、該容量レギユレ
ータを閉塞させており、上記本機シリンダ内が略
真空状態の低圧にある。一方オイルチヤンバ内が
一定値以上の高圧になつているので、その内圧差
によりオイルチヤンバ内から送油パイプを介して
本機シリンダ内にオイルが供給されている。この
時ロータは回転しているので、送気パイプより回
収されて本機シリンダ内にオイルが滞留するとい
つたことはない。この状態から駆動を停止させれ
ば、上記自動放出弁が開放するが、オイルチヤン
バにはオイルセパレータが付設されてあつて、オ
イルチヤンバ内の圧縮空気がオイルセパレータを
介して自動放出弁から外部に抜ける時に、オイル
セパレータが通気抵抗となつて、自動放出弁の開
放に伴つて瞬時に放出されずに、ある時間を要し
ながら放出される。しかも、ロータの回転が停止
してから、ある一定の時間が経過した後自動放出
弁が開放することもあつた。
動を停止させようとする時には、通常圧縮空気を
使用していない時に停止の操作を行うことから、
停止直前においては、オイルチヤンバ内の圧力が
一定値を越えており、従つて圧力調整弁がオイル
チヤンバ内の圧力に応動して開放し、これにより
オイルチヤンバ内の圧力が圧力調整弁を介して容
量レギユレータに加わつていて、該容量レギユレ
ータを閉塞させており、上記本機シリンダ内が略
真空状態の低圧にある。一方オイルチヤンバ内が
一定値以上の高圧になつているので、その内圧差
によりオイルチヤンバ内から送油パイプを介して
本機シリンダ内にオイルが供給されている。この
時ロータは回転しているので、送気パイプより回
収されて本機シリンダ内にオイルが滞留するとい
つたことはない。この状態から駆動を停止させれ
ば、上記自動放出弁が開放するが、オイルチヤン
バにはオイルセパレータが付設されてあつて、オ
イルチヤンバ内の圧縮空気がオイルセパレータを
介して自動放出弁から外部に抜ける時に、オイル
セパレータが通気抵抗となつて、自動放出弁の開
放に伴つて瞬時に放出されずに、ある時間を要し
ながら放出される。しかも、ロータの回転が停止
してから、ある一定の時間が経過した後自動放出
弁が開放することもあつた。
このため、オイルチヤンバ内の圧力は、自動放
出弁が開放してから圧力調整弁によつて設定され
た容量レギユレータが開放する圧力まで降下する
のにある時間を要して、この間ロータが回転して
いないにも拘らず、容量レギユレータが閉塞状態
にあつて本機シリンダ内が略真空の低圧状態にあ
り、本機シリンダとオイルチヤンバとの内圧差に
よりオイルチヤンバから本機シリンダ内にオイル
が注入される。このオイルの注入は、ロータが停
止してから、自動放出弁が開放するまでに時間差
があると、この時間差内に特に注入量が多い。し
かも、オイルチヤンバ内の圧力が自動放出弁の開
放で更に降下し、これに伴い圧力調整弁が閉じて
容量レギユレータが開放し、本機シリンダ内が大
気圧になつたとしても、この時からオイルチヤン
バ内の圧力が大気圧まで降下するのに、上記オイ
ルセパレータによる通気抵抗で更に時間を必要と
し、この間においてもオイルチヤンバ内が本機シ
リンダ内より圧力が高いので、上記と同様にして
更にオイルチヤンバから送油パイプを介して本機
シリンダ内にオイルが注入される。この結果、本
機シリンダ内は可成りの量のオイルで満たせられ
ることになる。このようにして本機シリンダの圧
縮行程側に溜つたオイルは、本機シリンダの圧縮
側の内周面にベーンのみが接しており、しかも本
機シリンダからオイルチヤンバ内に圧縮空気を送
るための送気パイプが接続される開口が設けてあ
るために、本機シリンダの内周面とベーンとの間
を経て送気パイプに流出する。ところが、本機シ
リンダ内の吸気行程側に溜つたオイルは、本機シ
リンダの内周面のうち圧縮行程から次の吸気行程
に移行する境界の箇所にベーンのみならずロータ
の周面自体が接し合つて、この境界の箇所を介し
て送気パイプに自然流出することはできず、その
まま本機シリンタ内の吸気行程側に滞留した状態
になる。従つて、次の起動時には過剰のオイルが
本機シリンダ内の圧縮室にて封入されてロータが
回転不能となる所謂オイルロツク現象が生じ、こ
の結果ロータや本機シリンタの壁面、更にはベー
ンにも過大な圧力が作用して、遂にはベーンが破
損するに至る欠点があつた。
出弁が開放してから圧力調整弁によつて設定され
た容量レギユレータが開放する圧力まで降下する
のにある時間を要して、この間ロータが回転して
いないにも拘らず、容量レギユレータが閉塞状態
にあつて本機シリンダ内が略真空の低圧状態にあ
り、本機シリンダとオイルチヤンバとの内圧差に
よりオイルチヤンバから本機シリンダ内にオイル
が注入される。このオイルの注入は、ロータが停
止してから、自動放出弁が開放するまでに時間差
があると、この時間差内に特に注入量が多い。し
かも、オイルチヤンバ内の圧力が自動放出弁の開
放で更に降下し、これに伴い圧力調整弁が閉じて
容量レギユレータが開放し、本機シリンダ内が大
気圧になつたとしても、この時からオイルチヤン
バ内の圧力が大気圧まで降下するのに、上記オイ
ルセパレータによる通気抵抗で更に時間を必要と
し、この間においてもオイルチヤンバ内が本機シ
リンダ内より圧力が高いので、上記と同様にして
更にオイルチヤンバから送油パイプを介して本機
シリンダ内にオイルが注入される。この結果、本
機シリンダ内は可成りの量のオイルで満たせられ
ることになる。このようにして本機シリンダの圧
縮行程側に溜つたオイルは、本機シリンダの圧縮
側の内周面にベーンのみが接しており、しかも本
機シリンダからオイルチヤンバ内に圧縮空気を送
るための送気パイプが接続される開口が設けてあ
るために、本機シリンダの内周面とベーンとの間
を経て送気パイプに流出する。ところが、本機シ
リンダ内の吸気行程側に溜つたオイルは、本機シ
リンダの内周面のうち圧縮行程から次の吸気行程
に移行する境界の箇所にベーンのみならずロータ
の周面自体が接し合つて、この境界の箇所を介し
て送気パイプに自然流出することはできず、その
まま本機シリンタ内の吸気行程側に滞留した状態
になる。従つて、次の起動時には過剰のオイルが
本機シリンダ内の圧縮室にて封入されてロータが
回転不能となる所謂オイルロツク現象が生じ、こ
の結果ロータや本機シリンタの壁面、更にはベー
ンにも過大な圧力が作用して、遂にはベーンが破
損するに至る欠点があつた。
これを解消すべく、本出願人は既に実願昭55−
655号の如きオイルロツク防止装置を提案した。
斯る装置は、本機シリンダ内の吸気室とオイルチ
ヤンバ内とを油回収シリンダを介在させて接続
し、この油回収シリンダには通常オイルチヤンバ
側にスプリングで弾性付勢力されたピストンを内
装したものである。そして、そのオイルチヤンバ
内の圧力でピストンがスプリングの弾性付勢力に
抗して本機シリンダ側に向かつて摺動し位置して
いる運転状態から停止させると、前記のようにオ
イルチヤンバ内の圧力が大気圧まで次第に減圧さ
れるに従つて、ピストンがスプリングの弾性付勢
力によりオイルチヤンバ側に向かつて復動し、こ
の復動に伴い本機シンリダ内の吸気室の過剰なオ
イルを油回収シリンダ内に吸入させるものであ
る。
655号の如きオイルロツク防止装置を提案した。
斯る装置は、本機シリンダ内の吸気室とオイルチ
ヤンバ内とを油回収シリンダを介在させて接続
し、この油回収シリンダには通常オイルチヤンバ
側にスプリングで弾性付勢力されたピストンを内
装したものである。そして、そのオイルチヤンバ
内の圧力でピストンがスプリングの弾性付勢力に
抗して本機シリンダ側に向かつて摺動し位置して
いる運転状態から停止させると、前記のようにオ
イルチヤンバ内の圧力が大気圧まで次第に減圧さ
れるに従つて、ピストンがスプリングの弾性付勢
力によりオイルチヤンバ側に向かつて復動し、こ
の復動に伴い本機シンリダ内の吸気室の過剰なオ
イルを油回収シリンダ内に吸入させるものであ
る。
「考案が解決しようとする課題」
しかし、コンプレツサは比較的使用頻度が多
く、かつ耐久性も要求されるものであるのに対
し、前記ピストンが運転及び停止する度毎に、油
回収シリンダ内を滑動するものであるから、使用
によつてピストン乃至はそのピストンのシールリ
ングが摩滅してそのピストンにて仕切られる油回
収シリンダ内の両室が互いに連絡され、本機シリ
ンダとオイルチヤンバとの間の圧力差によるピス
トンの滑動が不充分なものになり、又オイル中の
スラツグなどがピストンと油回収シリンダとの間
に介入して滑動不能となり、これにより本機シリ
ンダ内より過剰なオイルの回収率が低下して乃至
は回収できなくなつたり、圧縮空気が洩れて効率
が低下することになり、又部品点数が多く製造工
数や価格が嵩張る等の問題があつた。
く、かつ耐久性も要求されるものであるのに対
し、前記ピストンが運転及び停止する度毎に、油
回収シリンダ内を滑動するものであるから、使用
によつてピストン乃至はそのピストンのシールリ
ングが摩滅してそのピストンにて仕切られる油回
収シリンダ内の両室が互いに連絡され、本機シリ
ンダとオイルチヤンバとの間の圧力差によるピス
トンの滑動が不充分なものになり、又オイル中の
スラツグなどがピストンと油回収シリンダとの間
に介入して滑動不能となり、これにより本機シリ
ンダ内より過剰なオイルの回収率が低下して乃至
は回収できなくなつたり、圧縮空気が洩れて効率
が低下することになり、又部品点数が多く製造工
数や価格が嵩張る等の問題があつた。
そこで、本考案は、上記事情に鑑み、運転停止
後に本機シリンダ内に貯留するオイルを回収する
のに、従来の如くピストンが本機シリンダとオイ
ルチヤンバとの間の圧力差が少くなるに従いスプ
リングの弾性付勢力で移動する際に吸引力によつ
て回収するといつた保守管理を必要とする滑動部
材を何等使用することなく行い得るコンプレツサ
のオイルロツク防止装置を提供することを目的と
する。
後に本機シリンダ内に貯留するオイルを回収する
のに、従来の如くピストンが本機シリンダとオイ
ルチヤンバとの間の圧力差が少くなるに従いスプ
リングの弾性付勢力で移動する際に吸引力によつ
て回収するといつた保守管理を必要とする滑動部
材を何等使用することなく行い得るコンプレツサ
のオイルロツク防止装置を提供することを目的と
する。
「課題を解決するための手段並びに作用」
本考案は、上記目的を達成するために、ベーン
ロータリ型油冷形式の本機シリンダと本機シリン
ダの吸気口に有してオイルチヤンバ内の圧力が一
定値以上に達すると吸気口を閉塞する容量レギユ
レータと、本機シリンダにより圧縮された空気を
貯留しかつ内蔵されたオイルセパレータを介して
外部に圧縮空気を供給するオイルチヤンバと、オ
イルセパレータにより圧縮空気から分離したオイ
ルをオイルチヤンバから本機シリンダにこの間の
圧力差により送油する送油する送油パイプと、オ
イルチヤンバの吐出口の外方側に配設したエンジ
ン停止時に作動する自動放出弁とを備えたコンプ
レツサにおいて、本機シリンダ内の吸気行程が行
われる始端位置と、オイルチヤンバ内の空気吐出
口との間に、油回収管、サブタンク及び管内径を
絞るためのノズルが形成された通気管を順次介在
させて互いに連通接続させたものである。そし
て、運転停止時に、自動放出弁が開放するが、通
気抵抗が大きいオイルセパレータの存在でオイル
チヤンバの圧力が瞬時に大気圧まで降下せず、一
方オイルチヤンバ内の圧力が一定値以下にまで降
下しないと容量レギユレータにより本機シリンダ
の吸気口が開放しないことから本機シリンダ内が
オイルチヤンバ内と同圧になり、このため運転停
止時から容量レギユレータにより本機シリンダの
吸気口が開放するまでの間、本機シリンダ内とオ
イルチヤンバの吐出口との間に圧力差が生じ、こ
の圧力差を利用して本機シリンダの吸気行程の始
端位置に貯留するオイルをサブタンク内に回収す
るものである。この時、自動放出弁の開放により
オイルチヤンバの吐出口が瞬時に大気圧になつて
も、通気管からオイルチヤンバの吐出口に向つて
回収されるオイルが急激な吸引力で飛散し、吐出
しないように通気管にノズルを設けてある。本機
シリンダの吸気口の開放後は、自然流下により本
機シリンダ内のオイルをサブタンク内に回収す
る。サブタンク内に回収したオイルは、不用意に
サブタンク内から流出しないように、サブタンク
を本機シリンダ内に満たされる最大残油量より大
きい容量にしてあり、更にサブタンクを本機シリ
ンダの上記行程の始端位置により下方の位置に配
設すると共に、サブタンクの油回収パイプが接続
される回収口を下側に、又サブタンクの通気管が
接続される通気口を上側にそれぞれ位置するよう
に配設したものである。
ロータリ型油冷形式の本機シリンダと本機シリン
ダの吸気口に有してオイルチヤンバ内の圧力が一
定値以上に達すると吸気口を閉塞する容量レギユ
レータと、本機シリンダにより圧縮された空気を
貯留しかつ内蔵されたオイルセパレータを介して
外部に圧縮空気を供給するオイルチヤンバと、オ
イルセパレータにより圧縮空気から分離したオイ
ルをオイルチヤンバから本機シリンダにこの間の
圧力差により送油する送油する送油パイプと、オ
イルチヤンバの吐出口の外方側に配設したエンジ
ン停止時に作動する自動放出弁とを備えたコンプ
レツサにおいて、本機シリンダ内の吸気行程が行
われる始端位置と、オイルチヤンバ内の空気吐出
口との間に、油回収管、サブタンク及び管内径を
絞るためのノズルが形成された通気管を順次介在
させて互いに連通接続させたものである。そし
て、運転停止時に、自動放出弁が開放するが、通
気抵抗が大きいオイルセパレータの存在でオイル
チヤンバの圧力が瞬時に大気圧まで降下せず、一
方オイルチヤンバ内の圧力が一定値以下にまで降
下しないと容量レギユレータにより本機シリンダ
の吸気口が開放しないことから本機シリンダ内が
オイルチヤンバ内と同圧になり、このため運転停
止時から容量レギユレータにより本機シリンダの
吸気口が開放するまでの間、本機シリンダ内とオ
イルチヤンバの吐出口との間に圧力差が生じ、こ
の圧力差を利用して本機シリンダの吸気行程の始
端位置に貯留するオイルをサブタンク内に回収す
るものである。この時、自動放出弁の開放により
オイルチヤンバの吐出口が瞬時に大気圧になつて
も、通気管からオイルチヤンバの吐出口に向つて
回収されるオイルが急激な吸引力で飛散し、吐出
しないように通気管にノズルを設けてある。本機
シリンダの吸気口の開放後は、自然流下により本
機シリンダ内のオイルをサブタンク内に回収す
る。サブタンク内に回収したオイルは、不用意に
サブタンク内から流出しないように、サブタンク
を本機シリンダ内に満たされる最大残油量より大
きい容量にしてあり、更にサブタンクを本機シリ
ンダの上記行程の始端位置により下方の位置に配
設すると共に、サブタンクの油回収パイプが接続
される回収口を下側に、又サブタンクの通気管が
接続される通気口を上側にそれぞれ位置するよう
に配設したものである。
「実施例」
以下本考案に係るコンプレツサのオイルロツク
防止装置の実施例を図面に基づき説明する。ま
ず、従来より周知の吸気口閉鎖型でかつベーンロ
ータリ型の油冷コンプレツサについて説明する
と、第1図に示すように、本機シリンダ1内にロ
ータ2を有し、かつ本機シリンダ1には吸気口2
0が開口されている。この吸気口20は容量レギ
ユレータ40によつて開閉されるようになつてい
る。前記ロータ2はエンジンの駆動により偏心軸
5を中心にして矢印R方向に回転するようになつ
ており、かつその周部には先端が本機シリンダ1
の内面に当接するように回転に伴い出没するベー
ン3を有し、その出没動作により前記吸気口20
から吸気して圧縮するようになつている。又、本
機シリンダ1内即ち圧縮室の行程最終部とオイル
チヤンバ7内とが送気パイプ6により接続され、
かつオイルチヤンバ7下部の油溜めから送油パイ
プ8を介し、本機シリンダ1内の圧縮室の行程初
期部等の1箇所又は複数の箇所9,9′に注油す
るようになつている。この場合、送油パイプ8に
オイルクーラを介在させて、オイルチヤンバ7か
らこのオイルクーラを介し本機シリンダ1内に注
油するようにしてもよいことは勿論である。一
方、オイルチヤンバ7の吐出口21内方にはオイ
ルセパレータ10が付設されており、オイルチヤ
ンバ7からはそのオイルセパレータ10によつて
オイル19が分離された圧縮空気をサービスバル
ブ11を介して外部負荷装置に供給するようにな
つている。又、この吐出口21にはエンジン停止
後に自動開放してオイルチヤンバ7内を大気圧ま
で減圧する自動放出弁12が付設されている。自
動放出弁12は、例えばエンジンが駆動するとエ
ンジンオイルの圧力が上昇するので、この圧力を
利用して、ダイアフラム12aを動作させて開口
12bを閉塞し、エンジンの駆動を停止させた場
合には、エンジンオイルの圧力が低下してダイア
フラム12aが元に復動し、これにより開口12
bが開口してオイルチヤンバ7内の圧縮空気を放
出するなどの周知構成のものを使用する。又、オ
イルチヤンバ7の吐出口21には圧力調整弁41
を介して容量レギユレータ40及びガバナ制御装
置42を接続させてある。圧力調整弁41はオイ
ルチヤンバ7内の圧力が一定値を越えると、開放
してオイルチヤンバ7内の圧力を容量レギユレー
タ40及びガバナ制御装置42に加えるようにな
つている。容量レギユレータ40は、オイルチヤ
ンバ7内の圧力を圧力調整弁41を介して加える
られると、スプリング43の弾性付勢力に抗して
弁体44が吸気孔20を閉塞するようになつてい
る。ガバナ制御装置42は、オイルチヤンバ7内
の圧力を圧力調整弁41を介して加えられると、
スプリング45の弾性付勢力に抗してピストンロ
ツド46を突出させて、エンジンを低速運動にす
るようになつている。
防止装置の実施例を図面に基づき説明する。ま
ず、従来より周知の吸気口閉鎖型でかつベーンロ
ータリ型の油冷コンプレツサについて説明する
と、第1図に示すように、本機シリンダ1内にロ
ータ2を有し、かつ本機シリンダ1には吸気口2
0が開口されている。この吸気口20は容量レギ
ユレータ40によつて開閉されるようになつてい
る。前記ロータ2はエンジンの駆動により偏心軸
5を中心にして矢印R方向に回転するようになつ
ており、かつその周部には先端が本機シリンダ1
の内面に当接するように回転に伴い出没するベー
ン3を有し、その出没動作により前記吸気口20
から吸気して圧縮するようになつている。又、本
機シリンダ1内即ち圧縮室の行程最終部とオイル
チヤンバ7内とが送気パイプ6により接続され、
かつオイルチヤンバ7下部の油溜めから送油パイ
プ8を介し、本機シリンダ1内の圧縮室の行程初
期部等の1箇所又は複数の箇所9,9′に注油す
るようになつている。この場合、送油パイプ8に
オイルクーラを介在させて、オイルチヤンバ7か
らこのオイルクーラを介し本機シリンダ1内に注
油するようにしてもよいことは勿論である。一
方、オイルチヤンバ7の吐出口21内方にはオイ
ルセパレータ10が付設されており、オイルチヤ
ンバ7からはそのオイルセパレータ10によつて
オイル19が分離された圧縮空気をサービスバル
ブ11を介して外部負荷装置に供給するようにな
つている。又、この吐出口21にはエンジン停止
後に自動開放してオイルチヤンバ7内を大気圧ま
で減圧する自動放出弁12が付設されている。自
動放出弁12は、例えばエンジンが駆動するとエ
ンジンオイルの圧力が上昇するので、この圧力を
利用して、ダイアフラム12aを動作させて開口
12bを閉塞し、エンジンの駆動を停止させた場
合には、エンジンオイルの圧力が低下してダイア
フラム12aが元に復動し、これにより開口12
bが開口してオイルチヤンバ7内の圧縮空気を放
出するなどの周知構成のものを使用する。又、オ
イルチヤンバ7の吐出口21には圧力調整弁41
を介して容量レギユレータ40及びガバナ制御装
置42を接続させてある。圧力調整弁41はオイ
ルチヤンバ7内の圧力が一定値を越えると、開放
してオイルチヤンバ7内の圧力を容量レギユレー
タ40及びガバナ制御装置42に加えるようにな
つている。容量レギユレータ40は、オイルチヤ
ンバ7内の圧力を圧力調整弁41を介して加える
られると、スプリング43の弾性付勢力に抗して
弁体44が吸気孔20を閉塞するようになつてい
る。ガバナ制御装置42は、オイルチヤンバ7内
の圧力を圧力調整弁41を介して加えられると、
スプリング45の弾性付勢力に抗してピストンロ
ツド46を突出させて、エンジンを低速運動にす
るようになつている。
次に、本考案の第1実施例について説明すれ
ば、前記ベーンロータリ型油冷コンプレツサにお
いて、第1図に示すように本機シリンダ1内の吸
気行程が行われる吸気室の壁部に油回収口14を
穿設し、この油回収口14には油回収パイプ23
の一端を接続する。この油回収パイプ23にはサ
ブタンク24を介して通気管35を接続し、該通
気管35の他端がオイルチヤンバ7の通気口25
に接続されている。この通気口25はオイルセパ
レータ10の吐出側即ちオイルチヤンバ7の吐出
口21と連通するよう形成されている。通気口2
5あるいは通気口25側に位置する通気管35に
はその内径を絞るべく孔径の小さいノズル26が
形成されている。サブタンク24はオイルの自然
流下により回収可能に、又回収したオイルが不用
意に本機シリンダ1内に戻ることを防止すべくそ
の油回収口14により下方に配置されており、更
に、サブタンク24の油回収パイプ23が接続さ
れる回収口を下側に、一方サブタンク24の通気
管35が接続される通気口を上側にそれぞれ位置
するように配設し、かつその本機シリンダ1内の
最大残油量より大きな内容積を有するよう形成さ
れている。従つて、油回収口14から通気口25
に至るまでの配管構成はU字形状になる。
ば、前記ベーンロータリ型油冷コンプレツサにお
いて、第1図に示すように本機シリンダ1内の吸
気行程が行われる吸気室の壁部に油回収口14を
穿設し、この油回収口14には油回収パイプ23
の一端を接続する。この油回収パイプ23にはサ
ブタンク24を介して通気管35を接続し、該通
気管35の他端がオイルチヤンバ7の通気口25
に接続されている。この通気口25はオイルセパ
レータ10の吐出側即ちオイルチヤンバ7の吐出
口21と連通するよう形成されている。通気口2
5あるいは通気口25側に位置する通気管35に
はその内径を絞るべく孔径の小さいノズル26が
形成されている。サブタンク24はオイルの自然
流下により回収可能に、又回収したオイルが不用
意に本機シリンダ1内に戻ることを防止すべくそ
の油回収口14により下方に配置されており、更
に、サブタンク24の油回収パイプ23が接続さ
れる回収口を下側に、一方サブタンク24の通気
管35が接続される通気口を上側にそれぞれ位置
するように配設し、かつその本機シリンダ1内の
最大残油量より大きな内容積を有するよう形成さ
れている。従つて、油回収口14から通気口25
に至るまでの配管構成はU字形状になる。
しかして、まずエンジンを起動させてロータ2
を回転させれば、オイルチヤンバ7内が圧力調整
弁41に設定された圧力に達するまで容量レギユ
レータ40が開放して通気口20から吸気して圧
縮した後、この圧縮空気を送気パイプ6にてオイ
ルチヤンバ7内に送り込む。これに伴いオイルチ
ヤンバ7内が昇圧して圧縮空気の供給が可能にな
り、又オイルチヤンバ7内が本機シリンダ1内の
注油口9,9′付近に比して高圧であるから、そ
の差圧によりオイルチヤンバ7下部の油溜めより
送油パイプ8を介して圧縮室やロータ2の側面等
本機シリンダ1内に注油される。このオイル19
は圧縮空気やその他本機シリンダ1内の各部を冷
却し、かつ各摺動部の潤滑並びにシール作用を行
うもので、これらの機能を果した後、圧縮空気と
共に送気パイプ6を介してオイルチヤンバ7に回
収され、このオイルチヤンバ7内で霧状のオイル
をオイルセパレータ10にて圧縮空気から分離
し、オイルチヤンバ7の下部に溜めて再び前記と
同様にして循環を繰り返す。オイルチヤンバ7内
の圧力が一定値以上に達すると、圧力調整弁41
が開放して、オイルチヤンバ7内の圧力で、スプ
リング43の端整付勢に抗し容量レギユレータ4
0を動作させて吸気口20を閉塞させ、又ガバナ
制御装置42を動作させて、エンジンを低速運転
にする。この状態では、吸気口20が閉塞して本
機シリンダ1内が略真空の低圧状態になり、又オ
イルチヤンバ7からオイルが本機シリンダ1内に
注入されるが、ロータ2が低速で回転しているの
で、本機シリンダ1内に滞留することなく送気パ
イプ6からオイルチヤンバ7内に送られる。
を回転させれば、オイルチヤンバ7内が圧力調整
弁41に設定された圧力に達するまで容量レギユ
レータ40が開放して通気口20から吸気して圧
縮した後、この圧縮空気を送気パイプ6にてオイ
ルチヤンバ7内に送り込む。これに伴いオイルチ
ヤンバ7内が昇圧して圧縮空気の供給が可能にな
り、又オイルチヤンバ7内が本機シリンダ1内の
注油口9,9′付近に比して高圧であるから、そ
の差圧によりオイルチヤンバ7下部の油溜めより
送油パイプ8を介して圧縮室やロータ2の側面等
本機シリンダ1内に注油される。このオイル19
は圧縮空気やその他本機シリンダ1内の各部を冷
却し、かつ各摺動部の潤滑並びにシール作用を行
うもので、これらの機能を果した後、圧縮空気と
共に送気パイプ6を介してオイルチヤンバ7に回
収され、このオイルチヤンバ7内で霧状のオイル
をオイルセパレータ10にて圧縮空気から分離
し、オイルチヤンバ7の下部に溜めて再び前記と
同様にして循環を繰り返す。オイルチヤンバ7内
の圧力が一定値以上に達すると、圧力調整弁41
が開放して、オイルチヤンバ7内の圧力で、スプ
リング43の端整付勢に抗し容量レギユレータ4
0を動作させて吸気口20を閉塞させ、又ガバナ
制御装置42を動作させて、エンジンを低速運転
にする。この状態では、吸気口20が閉塞して本
機シリンダ1内が略真空の低圧状態になり、又オ
イルチヤンバ7からオイルが本機シリンダ1内に
注入されるが、ロータ2が低速で回転しているの
で、本機シリンダ1内に滞留することなく送気パ
イプ6からオイルチヤンバ7内に送られる。
次に運転を停止させる場合には、上記の如く通
常オイルチヤンバ7内が一定圧以上になつていつ
て、容量レギユレータ40が吸気口20を閉塞し
ており、これにより本機シリンダ1内が略真空状
態の低圧になつている時に行われる。このような
状態でエンジンを停止させると、エンジンの停止
に応動して自動放出弁12が開放するが、オイル
チヤンバ7にはオイルセパレータ10が付設され
ているので、オイルセパレータ10の存在が通気
抵抗となつて、オイルチヤンバ7内の圧縮空気が
自動放出弁12から瞬時に放出されずに、ある時
間を要しながら放出される。従つて、オイルチヤ
ンバ7内の圧力は、自動放出弁12が開放してか
ら圧力調整弁41によつて設定された容量レギユ
レータが開放する圧力まで降下するのにもある時
間を必要として、この間上記の如く本機シリンダ
1内が略真空の低圧となつていて、本機シリンダ
1とオイルチヤンバ7とに大きな内圧差が生じて
おり、これによりオイルチヤンバ7から送油パイ
プ8を介して多量のオイルが本機シリンダ1内に
注入される。特に、エンジンを停止させてから自
動放出弁12が開放するまでに、時間がかかる
と、上記本機シリンダ1とオイルチヤンバ7との
間の大きな内圧差が、その時間継続されるので、
オイルチヤンバ7から本機シリンダ1内に注入さ
れるオイルも多量なものとなる。しかも、オイル
チヤンバ7内の圧力の降下により圧力調整弁41
が閉じて容量レギユレータ40が開放し、本機シ
リンダ1内が大気圧になつたとしても、この時か
らオイルチヤンバ7内の圧力が大気圧まで降下す
るのに、上記オイルセパレータ10による通気抵
抗で、更に時間を必要とし、この間においてもオ
イルチヤンバ7内が本機シリンダ1内より圧力が
高いので、上記と同様にして更にオイルチヤンバ
7から送油パイプ8を介して本機シリンダ1内に
オイルが注入される。
常オイルチヤンバ7内が一定圧以上になつていつ
て、容量レギユレータ40が吸気口20を閉塞し
ており、これにより本機シリンダ1内が略真空状
態の低圧になつている時に行われる。このような
状態でエンジンを停止させると、エンジンの停止
に応動して自動放出弁12が開放するが、オイル
チヤンバ7にはオイルセパレータ10が付設され
ているので、オイルセパレータ10の存在が通気
抵抗となつて、オイルチヤンバ7内の圧縮空気が
自動放出弁12から瞬時に放出されずに、ある時
間を要しながら放出される。従つて、オイルチヤ
ンバ7内の圧力は、自動放出弁12が開放してか
ら圧力調整弁41によつて設定された容量レギユ
レータが開放する圧力まで降下するのにもある時
間を必要として、この間上記の如く本機シリンダ
1内が略真空の低圧となつていて、本機シリンダ
1とオイルチヤンバ7とに大きな内圧差が生じて
おり、これによりオイルチヤンバ7から送油パイ
プ8を介して多量のオイルが本機シリンダ1内に
注入される。特に、エンジンを停止させてから自
動放出弁12が開放するまでに、時間がかかる
と、上記本機シリンダ1とオイルチヤンバ7との
間の大きな内圧差が、その時間継続されるので、
オイルチヤンバ7から本機シリンダ1内に注入さ
れるオイルも多量なものとなる。しかも、オイル
チヤンバ7内の圧力の降下により圧力調整弁41
が閉じて容量レギユレータ40が開放し、本機シ
リンダ1内が大気圧になつたとしても、この時か
らオイルチヤンバ7内の圧力が大気圧まで降下す
るのに、上記オイルセパレータ10による通気抵
抗で、更に時間を必要とし、この間においてもオ
イルチヤンバ7内が本機シリンダ1内より圧力が
高いので、上記と同様にして更にオイルチヤンバ
7から送油パイプ8を介して本機シリンダ1内に
オイルが注入される。
一方、本実施例は、上記の如き自動放出弁12
の開放後容量レギユレータ40が開放するまでの
間、本機シリンダ1内が略真空の低圧状態になつ
ていて、かつオイルチヤンバ7から自動放出弁1
2を介して放出される時においてもオイルセパレ
ータ10による通気抵抗があるために、オイルチ
ヤンバ7から本機シリンダ1内にも圧力が加わ
り、本機シリンダ1内の圧力が通気口25の圧
力、即ち大気圧より高い状態になる。又オイルチ
ヤンバ7内と本機シリンダ1内とは略同じ圧力に
まで達する。従つて、自動放出弁12が開放する
と、上記圧力差によつて、オイルチヤンバ7の圧
縮空気が自動放出弁12を介して放出することは
もとより本機シリンダ1内の圧縮空気がサブタン
ク24を経て自動放出弁12から放出されるが、
オイルセパレータ10による通気抵抗がノズル2
6によりものと同等かそれ以上に大きくなればな
るほどオイルチヤンバ7からオイルセパレータ1
0を介して自動放出弁12に至るものより、本機
シリンダ1からサブタンク24を経て自動放出弁
12に至る系路が放出されやすい。本機シリンダ
1内の吸気行程側に滞つているオイルは、この放
出時の圧力でサブタンク24内に良好に吸収され
る。上記自動放出弁12が開放してオイルチヤン
バ7内の圧力が圧力調整弁41に設定された圧力
より降下して容量レギユレータ40が開放し、そ
の後、一定時間を経過すれば本機シリンダ1内が
大気圧になり、それ以後は、サブタンク24が油
回収口14より下方に配置したことに伴う自然流
下で、本機シリンダ1内の吸気行程側に滞つたオ
イルをサブタンク24に回収する。ノズル26は
油回収口14と通気口25との間に急激な圧力差
が生じて通気口25からオイルが噴出しないよう
に管径を絞るためのものである。
の開放後容量レギユレータ40が開放するまでの
間、本機シリンダ1内が略真空の低圧状態になつ
ていて、かつオイルチヤンバ7から自動放出弁1
2を介して放出される時においてもオイルセパレ
ータ10による通気抵抗があるために、オイルチ
ヤンバ7から本機シリンダ1内にも圧力が加わ
り、本機シリンダ1内の圧力が通気口25の圧
力、即ち大気圧より高い状態になる。又オイルチ
ヤンバ7内と本機シリンダ1内とは略同じ圧力に
まで達する。従つて、自動放出弁12が開放する
と、上記圧力差によつて、オイルチヤンバ7の圧
縮空気が自動放出弁12を介して放出することは
もとより本機シリンダ1内の圧縮空気がサブタン
ク24を経て自動放出弁12から放出されるが、
オイルセパレータ10による通気抵抗がノズル2
6によりものと同等かそれ以上に大きくなればな
るほどオイルチヤンバ7からオイルセパレータ1
0を介して自動放出弁12に至るものより、本機
シリンダ1からサブタンク24を経て自動放出弁
12に至る系路が放出されやすい。本機シリンダ
1内の吸気行程側に滞つているオイルは、この放
出時の圧力でサブタンク24内に良好に吸収され
る。上記自動放出弁12が開放してオイルチヤン
バ7内の圧力が圧力調整弁41に設定された圧力
より降下して容量レギユレータ40が開放し、そ
の後、一定時間を経過すれば本機シリンダ1内が
大気圧になり、それ以後は、サブタンク24が油
回収口14より下方に配置したことに伴う自然流
下で、本機シリンダ1内の吸気行程側に滞つたオ
イルをサブタンク24に回収する。ノズル26は
油回収口14と通気口25との間に急激な圧力差
が生じて通気口25からオイルが噴出しないよう
に管径を絞るためのものである。
本機シリンダ1内の圧縮行程側に溜つたオイル
は送気パイプ6に自然流下してオイルチヤンバ7
内に回収されることは従前通りである。
は送気パイプ6に自然流下してオイルチヤンバ7
内に回収されることは従前通りである。
次に運転をした際には、前述のようにオイルチ
ヤンバ7内が本機シリンダ1内の吸気室より高圧
となるから、この差圧でサブタンク24内の回収
オイルが本機シリンダ1内に吐き出されて、停止
の際の過剰なオイルの回収に備える。
ヤンバ7内が本機シリンダ1内の吸気室より高圧
となるから、この差圧でサブタンク24内の回収
オイルが本機シリンダ1内に吐き出されて、停止
の際の過剰なオイルの回収に備える。
ところで、運転の停止に伴う本機シリンダ1内
の残油量はサービスバルブ11を介して負荷装置
に圧縮空気を供給していない無負荷運転後に停止
した場合が最も多く、かつオイルチヤンバ7内の
圧力が高い程多い。そして、その最大残油量は本
機シリンダ1の最小圧縮容積に対して数倍にも及
ぶことがあり、運転を停止させた際には本機シリ
ンダ1内にオイルロツク現象が起こり得る値以上
の残油量を有していることが確認されている。こ
の場合のオイル残留場所は、圧縮室には上記の如
く自動放出後残油しないが、吸気室には運転の停
止から30分経過した後においても、残油している
ことが計測されている。従つて吸気室の過剰なオ
イルをサブタンク24内に回収すれば、次回の運
転の際のオイルロツク現象を防止できる。サブタ
ンク24はその最大残油量より大きな内容積にし
ておくものである。
の残油量はサービスバルブ11を介して負荷装置
に圧縮空気を供給していない無負荷運転後に停止
した場合が最も多く、かつオイルチヤンバ7内の
圧力が高い程多い。そして、その最大残油量は本
機シリンダ1の最小圧縮容積に対して数倍にも及
ぶことがあり、運転を停止させた際には本機シリ
ンダ1内にオイルロツク現象が起こり得る値以上
の残油量を有していることが確認されている。こ
の場合のオイル残留場所は、圧縮室には上記の如
く自動放出後残油しないが、吸気室には運転の停
止から30分経過した後においても、残油している
ことが計測されている。従つて吸気室の過剰なオ
イルをサブタンク24内に回収すれば、次回の運
転の際のオイルロツク現象を防止できる。サブタ
ンク24はその最大残油量より大きな内容積にし
ておくものである。
第2図は第2実施例を示し、本機シリンダ1内
の圧縮室に位置する壁部にも油回収口27を設
け、この油回収口27と前記サブタンク24とを
T字型接続具28を介在させて接続し、かつ油回
収口14とT字型接続具28との間には逆止弁2
9を介在させたものである。尚、第2図中、23
a〜23cは油回収パイプであり、その他第1図
と同一部分は同一符号を付してある。
の圧縮室に位置する壁部にも油回収口27を設
け、この油回収口27と前記サブタンク24とを
T字型接続具28を介在させて接続し、かつ油回
収口14とT字型接続具28との間には逆止弁2
9を介在させたものである。尚、第2図中、23
a〜23cは油回収パイプであり、その他第1図
と同一部分は同一符号を付してある。
しかして、上記実施例と同様に運転を停止させ
た時にオイルチヤンバ7内の圧縮空気が本機シリ
ンダ1内に入り、該本機シリンダ1内の圧縮空気
がサブタンク24を介して抜けようとする圧力
で、又は、オイルの自然流下で、その本機シリン
ダ1のA部及びB部に残留する過剰なオイルをサ
ブタンク24内に回収し、次回の運転時には前記
の如く本機シリンダ1内に比してオイルチヤンバ
7内が高圧となることを利用して、サブタンク2
4内の回収オイルを逆止弁29の介在により本機
シリンダ1内のA部にのみ吐出させる。A部のみ
に吐出させると潤滑効果が高められて圧縮効率が
向上する。この他、逆止弁29は本機シリンダ1
内の圧縮室が吸気室側より圧力が高いことから、
圧縮室から回収したオイルが吸気室側に戻り注入
されることを防止し、又通常の運転時において、
本機シリンダ1内よりオイルチヤンバ7内の圧力
が高いので、オイルチヤンバ7からサブタンク2
4を介して本機シリンダ1内に圧縮空気が抜ける
際に、吸気室より圧縮室側が高圧であることを利
用して、オイルチヤンバ7側から本機シリンダ1
の圧縮室側に圧縮空気が抜けるようにして、その
無駄の発生の低減化を図るものである。
た時にオイルチヤンバ7内の圧縮空気が本機シリ
ンダ1内に入り、該本機シリンダ1内の圧縮空気
がサブタンク24を介して抜けようとする圧力
で、又は、オイルの自然流下で、その本機シリン
ダ1のA部及びB部に残留する過剰なオイルをサ
ブタンク24内に回収し、次回の運転時には前記
の如く本機シリンダ1内に比してオイルチヤンバ
7内が高圧となることを利用して、サブタンク2
4内の回収オイルを逆止弁29の介在により本機
シリンダ1内のA部にのみ吐出させる。A部のみ
に吐出させると潤滑効果が高められて圧縮効率が
向上する。この他、逆止弁29は本機シリンダ1
内の圧縮室が吸気室側より圧力が高いことから、
圧縮室から回収したオイルが吸気室側に戻り注入
されることを防止し、又通常の運転時において、
本機シリンダ1内よりオイルチヤンバ7内の圧力
が高いので、オイルチヤンバ7からサブタンク2
4を介して本機シリンダ1内に圧縮空気が抜ける
際に、吸気室より圧縮室側が高圧であることを利
用して、オイルチヤンバ7側から本機シリンダ1
の圧縮室側に圧縮空気が抜けるようにして、その
無駄の発生の低減化を図るものである。
第3図は第3実施例を示し、サブタンク24a
をオイルチヤンバ7a内に組み込れたもので、オ
イルセパレータ10aを筒状に形成し、その上端
開口30をオイルチヤンバ7aの吐出口21aと
連通させると共に、オイルセパレータ10aの下
端にはサブタンク24aを密着して取り付け、オ
イルセパレータ10aの下端開口とサブタンク2
4aのノズル31とを連通させ、このサブタンク
24aの油回収口32には油回収パイプ33にて
第1実施例の如く本機シリンダ1内の吸気室に、
又は第2実施例の如く本機シリンダ1内の吸気室
と圧縮室とに接続される。斯る実施例によれば、
装置全体をコンパクト化することができる。上記
サブタンク24aは本機シリンダ1より下方に配
置することは勿論である。尚、第3図中、34は
隔壁である。
をオイルチヤンバ7a内に組み込れたもので、オ
イルセパレータ10aを筒状に形成し、その上端
開口30をオイルチヤンバ7aの吐出口21aと
連通させると共に、オイルセパレータ10aの下
端にはサブタンク24aを密着して取り付け、オ
イルセパレータ10aの下端開口とサブタンク2
4aのノズル31とを連通させ、このサブタンク
24aの油回収口32には油回収パイプ33にて
第1実施例の如く本機シリンダ1内の吸気室に、
又は第2実施例の如く本機シリンダ1内の吸気室
と圧縮室とに接続される。斯る実施例によれば、
装置全体をコンパクト化することができる。上記
サブタンク24aは本機シリンダ1より下方に配
置することは勿論である。尚、第3図中、34は
隔壁である。
「考案の効果」
以上の如く、本考案に係るコンプレツサのオイ
ルロツク防止装置によれば、運転停止後、容量レ
ギユレータにより本機シリンダの吸気が開放する
までの間に、オイルチヤンバと本機シリンダとの
間の圧力差によりオイルチヤンバ内から本機シリ
ンダ内にオイルが不用意に注入されても、運転停
止後に自動放出弁が開放すると、本機シリンダ内
とオイルチヤンバの吐出口との間に生ずる圧力差
を利用して、本機シリンダに貯留するオイルをサ
ブタンクに回収でき、しかも自動放出弁の開放で
サブタンクに急激な吸引力が加わつてオイルがサ
ブタンクからオイルチヤンバの吐出口に向つて飛
散し放出することを通気管のノズルが防止し得て
頗る便利である。上記回収に当たつて、従来の如
く滑動部分を有せず、又次回の運転でオイルチヤ
ンバの吐出口と、本機シリンダの吸気行程の始端
位置との間に生ずる圧力差を利用してサブタンク
内に回収したオイルを本機シリンダ内に注入でき
るために、何等保守管理を必要とせず、耐久性に
も優れるものである。更に、サブタンクを本機シ
リンダ内に満たされる最大残油量よりも大きな容
量に形成すると共に、本機シリンダの上記吸気行
程の始端位置より下方の位置に配設し、かつサブ
タンクの油回収パイプが接続される回収口を下側
に、又サブタンクの通気管が接続される通気口を
上側にそれぞれ位置するように配設したことか
ら、サブタンクより不用意に本機シリンダやオイ
ルチヤンバの吐出口に向けて流出することがなく
頗る便利である。
ルロツク防止装置によれば、運転停止後、容量レ
ギユレータにより本機シリンダの吸気が開放する
までの間に、オイルチヤンバと本機シリンダとの
間の圧力差によりオイルチヤンバ内から本機シリ
ンダ内にオイルが不用意に注入されても、運転停
止後に自動放出弁が開放すると、本機シリンダ内
とオイルチヤンバの吐出口との間に生ずる圧力差
を利用して、本機シリンダに貯留するオイルをサ
ブタンクに回収でき、しかも自動放出弁の開放で
サブタンクに急激な吸引力が加わつてオイルがサ
ブタンクからオイルチヤンバの吐出口に向つて飛
散し放出することを通気管のノズルが防止し得て
頗る便利である。上記回収に当たつて、従来の如
く滑動部分を有せず、又次回の運転でオイルチヤ
ンバの吐出口と、本機シリンダの吸気行程の始端
位置との間に生ずる圧力差を利用してサブタンク
内に回収したオイルを本機シリンダ内に注入でき
るために、何等保守管理を必要とせず、耐久性に
も優れるものである。更に、サブタンクを本機シ
リンダ内に満たされる最大残油量よりも大きな容
量に形成すると共に、本機シリンダの上記吸気行
程の始端位置より下方の位置に配設し、かつサブ
タンクの油回収パイプが接続される回収口を下側
に、又サブタンクの通気管が接続される通気口を
上側にそれぞれ位置するように配設したことか
ら、サブタンクより不用意に本機シリンダやオイ
ルチヤンバの吐出口に向けて流出することがなく
頗る便利である。
図面は本考案に係るコンプレツサのオイルロツ
ク防止装置の実施例を示し、第1図はその第1実
施例を示す断面図、第2図はその第2実施例を示
す断面図、第3図はその第3実施例を示す断面図
である。 1……本機シリンダ、2……ロータ、3……ベ
ーン、5……偏心軸、6……送気パイプ、7,7
a……オイルチヤンバ、8……送油パイプ、1
0,10a……オイルセパレータ、11……サー
ビスバルブ、12……自動放出弁、14,27,
32……油回収口、19……オイル、20……吸
気口、21,21a……吐出口、23,33……
油回収パイプ、24,24a……サブタンク、2
5……通気口、26,31……ノズル、28……
T字型接続具、29……逆止弁、30……上端開
口、34……隔壁、35……通気管、40……容
量レギユレータ、41……圧力調整弁、42……
ガバナ制御装置。
ク防止装置の実施例を示し、第1図はその第1実
施例を示す断面図、第2図はその第2実施例を示
す断面図、第3図はその第3実施例を示す断面図
である。 1……本機シリンダ、2……ロータ、3……ベ
ーン、5……偏心軸、6……送気パイプ、7,7
a……オイルチヤンバ、8……送油パイプ、1
0,10a……オイルセパレータ、11……サー
ビスバルブ、12……自動放出弁、14,27,
32……油回収口、19……オイル、20……吸
気口、21,21a……吐出口、23,33……
油回収パイプ、24,24a……サブタンク、2
5……通気口、26,31……ノズル、28……
T字型接続具、29……逆止弁、30……上端開
口、34……隔壁、35……通気管、40……容
量レギユレータ、41……圧力調整弁、42……
ガバナ制御装置。
Claims (1)
- ベーンロータリ型油冷形式の本機シリンダと、
本機シリンダの吸気口に有してオイルチヤンバ内
の圧力が一定値以上に達すると吸気口を閉塞する
容量レギユレータと、本機シリンダにより圧縮さ
れた空気を貯留しかつ内蔵されたオイルセパレー
タを介して外部に圧縮空気を供給するオイルチヤ
ンバと、オイルセパレータにより圧縮空気から分
離したオイルをオイルチヤンバから本機シリンダ
にこの間の圧力差により送油する送油パイプと、
オイルチヤンバの吐出口の外方側に配設した運転
の停止時に作動する自動放出弁とを備えたコンプ
レツサにおいて、本機シリンダ内の吸気行程が行
われる始端位置と、オイルチヤンバ内の空気吐出
口との間に、油回収管、サブタンク及び管内径を
絞るためのノズルが形成された通気管を順次介在
させて互いに連通接続し、上記サブタンクを、本
機シリンダ内に満たされる最大残油量より大きい
容量の筒状体から成つて本機シリンダの上記吸気
行程の始端位置より下方の位置に配設し、かつサ
ブタンクの油回収パイプが接続される回収口を下
側に、又サブタンクの通気管が接続される通気口
を上側にそれぞれ位置するように配設したことを
特徴とするコンプレツサのオイルロツク防止装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8644982U JPS58189391U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | コンプレツサのオイルロツク防止装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8644982U JPS58189391U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | コンプレツサのオイルロツク防止装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58189391U JPS58189391U (ja) | 1983-12-16 |
| JPH0137189Y2 true JPH0137189Y2 (ja) | 1989-11-09 |
Family
ID=30095246
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8644982U Granted JPS58189391U (ja) | 1982-06-09 | 1982-06-09 | コンプレツサのオイルロツク防止装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58189391U (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5295922U (ja) * | 1976-01-16 | 1977-07-18 | ||
| JPS5522226U (ja) * | 1978-08-02 | 1980-02-13 | ||
| JPS5919835Y2 (ja) * | 1979-02-28 | 1984-06-08 | デンヨ−株式会社 | エンジン駆動型コンプレツサの回転速度制御装置 |
| JPH0121193Y2 (ja) * | 1980-01-08 | 1989-06-23 | ||
| JPS5919835U (ja) * | 1982-07-28 | 1984-02-07 | アイカ工業株式会社 | 手摺の取付構造 |
-
1982
- 1982-06-09 JP JP8644982U patent/JPS58189391U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58189391U (ja) | 1983-12-16 |
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