JPH0137763Y2 - - Google Patents

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JPH0137763Y2
JPH0137763Y2 JP1982193115U JP19311582U JPH0137763Y2 JP H0137763 Y2 JPH0137763 Y2 JP H0137763Y2 JP 1982193115 U JP1982193115 U JP 1982193115U JP 19311582 U JP19311582 U JP 19311582U JP H0137763 Y2 JPH0137763 Y2 JP H0137763Y2
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JP
Japan
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coupling
spindle
sliding surface
slipper metal
temperature
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JP1982193115U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧延機において使用されている圧延ロ
ール駆動用ユニバーサルカツプリングに関するも
のである。
圧延機においては、圧延ロールが圧延材の圧下
のため常時上下動されるため圧延ロールへ回転力
を伝達するには第1図に示すユニバーサルカツプ
リングを介して行なう。該ユニバーサルカツプリ
ングは図示するようにモータに連結されたスピン
ドル1、スピンドル1と一体に結合されたスピン
ドルカツプリング2、該スピンドルカツプリング
2に形成されている円弧状摺動面に沿つて摺動し
うるスリツパメタル3、圧延ロールに連結された
ロールエンドカツプリング4、及びクロスピン5
から構成されており、一般にモータからの回転力
は、ロール軸中心とスピンドル軸中心が傾斜した
状態で、スピンドルカツプリング2、スリツパメ
タル3、ロールエンドカツプリング4を介して圧
延ロールに伝えられる。このようなカツプリング
においてはロールの回転に伴い、スピンドルカツ
プリング2とスリツパメタル3の摺動面S1、スリ
ツパメタル3とロールエンドカツプリング4の摺
動面S2がそれぞれ相対すべりを起こしておりこの
部分で摩擦熱が発生し、摺動面の温度が上昇す
る。そしてこの温度が焼付臨界温度以下であれば
スムーズにトルク伝達が行なえることから通常、
摺動面S1,S2には摩擦係数低減のため給油孔6を
通して多量の潤滑油を摺動面に供給している。と
ころが、最近の圧延材の高品質化に伴なう負荷の
増大によつて摺動面の温度は焼付臨界温度付近に
達しており、焼付事故を引起すケースが少なくな
い。このため、摺動面の潤滑状態を良好にすべ
く、油ミゾの改良や、高性能潤滑油の採用などの
措置がとられているが、必ずしも満足できるもの
ではなく、焼付事故を完全に防止できないでい
る。しかも、この様な状況に加え更に、省エネ化
のため消費油量の大幅削減が望まれており、潤滑
油量を増大せずに高負荷圧延においても確実に焼
付を防止するカツプリング構造が必要とされてい
る。
また一方、従来スリツパメタルの摺動面は境界
潤滑領域にあることから摺動面接触面圧Pとすべ
り速度Vの積(PV値)によつて焼付使用限界を
判定してきた。しかしながら、最近の研究によれ
ば、摺動面温度が潤滑膜の転移温度に達すると潤
滑膜の破断が生じ、潤滑能力を失つて焼付に至る
ことが解明されており、これまでのPV値による
焼付判定法では高精度の評価が行なえない。
本考案は、前記不具合の抜本的対策を講ずる目
的で本格的にスピンドルカツプリングのスリツパ
メタル摺動面の焼付現象について、摺動テスト及
び摺動面の温度解析を実施し、その結果、スピン
ドルカツプリングの負荷能力を一層向上させたス
ピンドルカツプリングを提供するものであつて、
その構成は、スピンドルの回転を、スピンドルカ
ツプリングに設けた摺動部内に装着したスリツパ
メタルを介してロールへ伝達するカツプリングに
おいて、上記スリツパメタル摺動面への潤滑油供
給手段とは独立してスリツパメタルの内部に冷却
媒体を供給する冷却孔及び供給手段を設けたこと
を特徴とする。
以下に本考案を図面に示す一実施例に基づいて
詳細に説明する。正転、逆転のあるリバース型圧
延機の場合を例にとれば、正転側摺動面最大温度
は、圧延ピツチを1サイクルとして第3図に示す
様に変動している。そしてこの温度は第4図に示
す様に、平均温度と圧延時間中の1次温度振幅、
パス毎の2次温度振幅から構成されており、最近
の高負荷状態では、最大温度の70〜80%を平均温
度が占めていることが判明した。従つて、この平
均温度を低下させることでスリツパメタルの焼付
限界は大幅に向上し、スピンドルカツプリングの
負荷能力の増大が図れることが見出された。そこ
で本考案は上記知見に基づき、スリツパメタルな
いしスピンドルの摺動部に冷却媒体の流れる冷却
孔を設け、摺動面の平均温度を低下させるように
した。ここで第5図ないし第8図にスリツパメタ
ルに冷却孔を設けた例を示す。同図において、ス
ピンドル1の軸端にスピンドルカツプリング2が
一体に嵌着されており、該スピンドルカツプリン
グ2の先端に連結凹部が形成されている。該連結
凹部の内周面にはスリツパメタル3が相対向して
摺動自在に嵌着され、該スリツパメタル3と該ス
ピンドルカツプリング2との摺動面S1に連通する
給油孔6が該スピンドルカツプリング内部に穿設
されている。一方ロールカツプリング4の先端は
クロスピンによつて上記スリツパメタル3を介
し、スピンドルカツプリング2に摺動自在に連結
されている。更に該スリツパメタル3の内部には
第7図および第8図に示すようにその長手方向に
沿つて冷却孔9が設けられると共に該スリツパメ
タル3の外部に露出する側端に冷却孔9の開口が
設けられている。また該冷却孔9に冷却媒体を供
給するための冷却孔8が上記スピンドルカツプリ
ング2に設けられている。該冷却孔8は該スピン
ドルカツプリング2を貫通してその軸方向に穿設
されており、該スピンドルカツプリング2の先端
と上記スリツパメタル3の冷却孔開口との間に設
けたフレキシブルホース7を通してスリツパメタ
ル3の冷却孔9に連通する。尚フレキシブルホー
ス7は止め金具11によつてスピンドルカツプリ
ング2の先端面に装着されている。一方、該スピ
ンドルカツプリング2の後端にはスプリツトカラ
ー10を介してロータリジヨイント5が設けられ
ており、該ロータリジヨイント5の外周面に、図
外の供給手段から冷却媒体が圧送される供給口が
設けられている。
上記構成のカツプリングについて、その摺動面
の最大温度につき解析した結果の一例を第9図に
示す。横軸は摺動面での最大すべり速度Vと最大
面圧Pの積(PV値)を表し、縦軸は、焼付限界
温度と摺動面最大温度の比を表わしたものであ
る。図中、実線Aは、冷却剤に水を使用し、冷却
孔内最大流速を2m/secとした場合、破線Bは、
冷却を行なわない従来構造のものをまた一点鎖線
Cは摺動面焼付限界をそれぞれ示す。この結果か
ら明らかなように高いPV値側で冷却効果が大き
く発揮されており、従来のものに比べて焼付限界
PV値は大きくなることが解る。なおスリツパメ
タルのかわりにスピンドルカツプリング側摺動部
及びロールエンド側摺動部に冷却孔を設け冷却を
行なつても同様な効果が得られる。
以上のように本考案によれば、水等の安価で資
源的にも問題のない冷却媒体の冷却作用で高負荷
時においても焼付を確実に防止できる、信頼性の
高いカツプリングを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のユニバーサルカツプリングの断
面図、第2図は第1図中−線断面図、第3図
および第4図はスリツパメタル摺動面最大温度の
時間変化を示すグラフ、第5図は本考案に係るユ
ニバーサルカツプリングの断面図、第6図は第5
図中−線断面図、第7図および第8図は本考
案のスリツパメタルに関し、第7図はその側面
図、第8図は第7図中−線部分断面図、第9
図は本考案に係る摺動面の焼付温度解析グラフで
ある。 図中、1……スピンドル、2……スピンドルカ
ツプリング、3……スリツパメタル、4……ロー
ルエンドカツプリング、5……ロータリジヨイン
ト、6……給油孔、7……フレキシブルホース、
8,9……冷却孔、10……スプリツトカラー、
11……止め金具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピンドルの回転を、スピンドルカツプリング
    に設けた摺動部内に装着したスリツパメタルを介
    してロールへ伝達するカツプリングにおいて、上
    記スリツパメタル摺動面への潤滑供給手段とは独
    立してスリツパメタルの内部に冷却媒体を供給す
    る冷却孔及び供給手段を設けたことを特徴とする
    ユニバーサルカツプリング。
JP19311582U 1982-12-22 1982-12-22 ユニバ−サルカツプリング Granted JPS5999008U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19311582U JPS5999008U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 ユニバ−サルカツプリング

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19311582U JPS5999008U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 ユニバ−サルカツプリング

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5999008U JPS5999008U (ja) 1984-07-04
JPH0137763Y2 true JPH0137763Y2 (ja) 1989-11-14

Family

ID=30415422

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19311582U Granted JPS5999008U (ja) 1982-12-22 1982-12-22 ユニバ−サルカツプリング

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5999008U (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS565612Y2 (ja) * 1975-04-28 1981-02-06
JPS51153735U (ja) * 1975-05-30 1976-12-08
JPS5553786Y2 (ja) * 1977-06-14 1980-12-12

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5999008U (ja) 1984-07-04

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