JPH0138083B2 - - Google Patents

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JPH0138083B2
JPH0138083B2 JP55147554A JP14755480A JPH0138083B2 JP H0138083 B2 JPH0138083 B2 JP H0138083B2 JP 55147554 A JP55147554 A JP 55147554A JP 14755480 A JP14755480 A JP 14755480A JP H0138083 B2 JPH0138083 B2 JP H0138083B2
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JP
Japan
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palatinose
sucrose
caries
insoluble glucan
streptococcus
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JP55147554A
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JPS5772910A (en
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Junichi Shimizu
Kazumasa Suzuki
Tatsuya Iwakura
Yoshikazu Nakajima
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Mitsui DM Sugar Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Sugar Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/30Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds
    • A61K8/60Sugars; Derivatives thereof
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q11/00Preparations for care of the teeth, of the oral cavity or of dentures; Dentifrices, e.g. toothpastes; Mouth rinses

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  • Epidemiology (AREA)
  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は、パラチノースを有効成分としてなる
口腔清浄剤として好適な齲蝕誘発能抑制剤に関す
るものである。 蔗糖は齲蝕原因菌であるストレプトコツカス・
ミユウタンス(Streptococcus mutans)により、
口腔内で歯の表面に不溶性グルカンを主とする歯
垢を生成し、かつ、そのなかに酸を貯溜させ齲蝕
を誘発すると考えられており、もつとも齲蝕誘発
能の高い物質と見られている。 パラチノースは下記の構造式をもつ2糖類で、
結晶は1モルの結晶水を有し、比旋光度〔α〕20 D
=97.2(C=1)、融点122〜123℃、還元力グルコ
ースの52%、水に対する溶解度40℃のとき46g/
100g溶液、粘度蔗糖の約90%、甘味度蔗糖の約
42%、蔗糖と同じく易消化性の熱量源となる。 本発明者らは、蔗糖の齲蝕誘発能を抑制する研
究を種々続けていたところ、上記パラチノースが
それ自体低齲蝕原性であるのみでなく、蔗糖に加
えた場合、蔗糖からの不溶性グルカンの生成を阻
害し、蔗糖の齲蝕誘発能が抑制されることを発見
し、これを成分として用いるとき、すぐれた口腔
清浄として好適な齲蝕誘発能抑制剤となることを
見出し、本発明を完成した。 本発明者らは、パラチノースが齲蝕の原因菌と
されているストレプトコツカス・ミユウタンスに
よつてどのような作用を受けるかについて種々実
験を行つて検討した。 まず、ストレプトコツカス・ミユウタンスがパ
ラチノースを発酵するかどうかについて培養試験
を行い、発酵性がないという結果を得た。このこ
とは蔗糖、グルコース、マルトース、ソルビトー
ルなど、ストレプトコツカス・ミユウタンスによ
つて発酵される糖と性質が著しく異なるところで
ある。 次に、ストレプトコツカス・ミユウタンス6715
株をTTY培地(trypticase15g、tryptose4g、
yeast extract4g、K2PO42g、Na2CO32g、
NaCl2g、KH2PO45g、glucose2.5g/)で
培養して増殖させ、培養液を遠心分離して回収
し、生理食塩水で洗滌することによつて得た洗滌
菌体を用いて、酸産性についての実験を行つた。
菌体濃度25V/V、各糖1%、5mM−MgCl2
0.05Mリン酸カリウムバツフアー中で、37℃でイ
ンキユベートし、経済的にPHを計測した。さらに
ストレプトコツカス・ミユウタンスJC2株を用い
てPH自動滴定装置により、0.01N−NaOHで生成
乳酸を経時的に滴定する実験を行つた。その結
果、パラチノースの場合には酸が産生されなかつ
た。 この実験は純粋分離したストレプトコツカス・
ミユウタンスを用いたものであるが、歯垢懸濁液
に1%になるようにパラチノースあるいは他の糖
を加え、37℃で好気的に1時間インキユベート
し、メタリン酸を加えて反応を停止させ、遠心分
離して上清のL(+)乳酸を酵素法により定量し
たところ、表1のように、パラチノースからの乳
酸生成は非常に少ないことが判明した。 以上の事実により、パラチノース自体は実際上
齲蝕誘発能がないと見ることができる。
【表】 さらにストレプトコツカス・ミユウタンスがパ
ラチノースから不溶性グルカンを生成するかどう
かについての試験を行つた。 実験に関する詳細は、後に掲げる実験例1、2
および3で述べるが、ストレプトコツカス・ミユ
ウタンス培養上清から得た不溶性グルカン生成酵
素をパラチノースに作用させても、不溶性グルカ
ンが生成しないばかりか、蔗糖とパラチノースが
共存すると、パラチノースの阻害作用により、蔗
糖からの不溶性グルカン生成が著しく抑制される
という好都合な現象が発見されたのである。実験
を酵素的に行つたのは、菌体を含む反応系では不
溶性グルカンと菌体との分離が困難なために、生
成物の正確な定量ができないからである。 酵素反応によつて証明されたこの現象は、ヒト
の口腔中においても当然起ることである。 本発明において、パラチノースを有効成分とし
てなる齲蝕誘発能抑制剤を使用した場合、上述し
た実験で示されるように、パラチノースはそれ自
体実際上齲蝕誘発能がないだけでなく、口腔内の
歯の間隙や歯垢内に存在する蔗糖からの不溶性グ
ルカン生成がパラチノースによつて阻害され、齲
蝕の原因となる歯垢形成が減少し、齲蝕誘発能が
抑制されるのである。 本発明の齲蝕誘発能抑制剤には、パラチノース
を含有する歯磨、チユーインガム、洗口剤等が含
まれる。 歯磨として用いる場合には、研磨剤、粘結剤、
発泡剤、香料、非齲蝕性甘味料にパラチノースを
加えた組成物として製造することができる。非齲
蝕性甘味料としては、サツカリン(Na−塩を含
む)、アスパルターム、ステビアのうちの1種ま
たは2種以上を用いることができる。この場合、
これら非齲蝕性甘味料をパラチノースに対し、重
量で5.0〜0.05%配合すると、パラチノースとの
複合効果により好ましい甘味の値となる。通常、
歯磨は歯の間隙の食べかすや歯垢を除去すること
が、その大きな目的であるが、入念に歯を磨いて
も、これらを完全に除去し、これらに含まれる蔗
糖からのポリグルカンの生成を押えることは非常
に困難であり、幼児が使用した場合に、この傾向
は特に顕著である。しかし、このような従来の歯
磨の欠点は、本発明のパラチノースを含有する歯
磨によつて著しく改善することができる。パラチ
ノースは酸によつて加水分解されにくく安定性が
よいこと、通常の微生物によつても発酵されにく
いので貯蔵性がよいこと、好ましい甘味の質をも
ち、無色、無臭である等、歯磨の成分としてすぐ
れた特性をもつている。またパラチノースは毒性
がなく、易消化性の栄養糖類でもある。 チユーインガムにパラチノースを含有させる場
合は、通常使用されている蔗糖、ぶどう糖、ソル
ビトールなどの甘味料を用いないで、その他のガ
ムベース、ガムフレーバー、充填剤、可塑剤な
ど、通常のチユーインガム原料に微細結晶パラチ
ノースを加え、混和し、圧展成形することによつ
て製造することができる。また、これに非齲蝕性
甘味料であるステビア抽出物、アスパルターム、
サツカリン(Na−塩を含む)のうちの1種また
は2種以上を加えることができる。この場合、こ
れら非齲蝕性甘味料をパラチノースに対し重量で
0.35%〜0.05%配合すると、パラチノースとの複
合効果により、好ましい甘味の質のチユーインガ
ムになる。蔗糖を含む食品を食べたあとに、この
チユーインガムを噛むことにより、そのなかのパ
ラチノースの作用によつて、口腔中に残存する蔗
糖からのポリグルカン生成を抑制することができ
る。上述の歯磨のところで述べたパラチノースの
その他の性質は、チユーインガムの場合にも同様
に好ましい効果をもたらす。 洗口剤として用いる場合は、パラチノースの結
晶そのままを、または香料、その他の添加物を加
えて錠剤またはペーストの形にしたものを水に溶
解し、その溶液で口を洗うことによつて、目的を
達成することができる。また錠剤やペーストのま
ま口腔中でしやぶることによつても、目的を達成
することができる。 以下、実験例によつて、本発明の蔗糖にパラチ
ノースを加えた場合に、蔗糖からの齲蝕原因とな
る不溶性グルカンの生成が著しく阻害される事実
を示す。 実験例 1 供試したパラチノース:純度99.8%以上で他の糖
を全く含まない結晶パラチノース 方法:ストレプトコツカス・ミユウタンス6715株
のTTY培地培養上清から50%飽和硫酸アンモ
ニウムにより、不溶性グルカン生成酵素
glucosyltransferaseを沈澱させ、0.05M−リン
酸カリウムバツフアー(PH6.8)に溶かし、同
じバツフアーに対して透析し、粗酵素液を調製
した。反応液は0.05M−リン酸カリウムバツフ
アー(PH6.8)中、0.1ml粗酵素液、汚染防止の
ため0.01%のmerthiolate、それぞれ最終濃度
の糖を加え、総量を2mlとした。37℃で17時間
培養後、生じた不溶性グルカンを遠心分離して
集め、洗浄後、フエノール−硫酸法により定量
した。その結果を表2に示した。 この結果より、蔗糖にパラチノースを加えた場
合、パラチノースが齲蝕の原因となる不溶性グル
カン合成の基質となりえないばかりでなく、蔗糖
からの合成を阻害する作用があることが明らかと
なつた。
【表】 実験例 2 パラチノースの不溶性グルカン生成抑制作用に
ついて、さらに詳しい知見を得るため蔗糖濃度
0.25、0.5、1.0、2.0および4.0%の各々の場合につ
いて、パラチノース0、0.25、0.5および1.0%を
添加したとき、不溶性グルカン生成量がどのよう
に変化するかを実験により測定した。糖濃度を変
更した以外、実験方法は実験例1と同様である。
不溶性グルカンの生成量(反応液2ml中に生じた
mg数)と蔗糖およびパラチノースの濃度との関係
について、表3に示すような結果が得られた。
【表】 表3のデータから、パラチノースの濃度が高い
ほど蔗糖から不溶性グルカンの生成が抑制される
ことが明らかである。 実験例 3 ストレプトコツカス・ミユータンスOMZ−176
(d)株およびPS−14(C)株を用い、菌体と不溶性グ
ルカンの滑面への附着に対するパラチノースの影
響を実験した。各菌株をTTY培地に接種して、
37℃2日間前培養した。TTY培地にシユークロ
ース25g/(別に過除菌)を加えて成る培地
3.5mlと、φ5mm長さ約8cmのガラス棒を入れた試
験管に、前培養物0.1mlを接種したものを、各菌
株についてA、BおよびCの3本づつ作り、37℃
で嫌気的に培養した。1日培養後、これらの試験
管の培地を傾斜して棄て、新しい培地と交換した
が、Aではシユークロース25g/を含む同じ培
地を、Bではシユークロース25g/とパラチノ
ース25g/を添加したTTY培地を、またCで
はパラチノース25g/を添加したTTY培地を
各々3.5mlづつ用いた。以後、毎日各々の試験管
の培地を同じ種類の新しい培地と交換しながら、
37℃で7日間(最初の共通培地での培養を含めて
8日間)培養した。最後にガラス棒を取り出し
て、不溶性グルカンと菌体の凝集物の附着状態を
比較した。両菌株間における差異は認められず、
共にAでは附着物が著しく多く、Cでは極くわず
かであつた。Bはこれらの中間の状態を示してい
たが、附着層の厚さはAの半分以下であつた。こ
れらの状態を図面に示した。なお、図面におい
て、A,B,CはOMZ−176(d)株、A′,B′,C′は
PS−14(C)株の場合である。 この実験によつて、パラチノースがシユークロ
ースからの歯垢生成を抑制することが明らかであ
る。 以上の実験により、本発明の歯磨、チユーイン
ガム、洗口剤等の齲蝕誘発能抑制剤によつて、口
腔内残存蔗糖からの不溶性グルカン生成の阻害
と、それによる齲蝕誘発能の抑制を行うことがで
きることが明らかとなつた。 以下、実施例によつて、本発明の齲蝕誘発能抑
制剤の製造例を示す。 実施例 1 表4に示す処方成分中の水溶性成分を混合溶解
させ、これに残りの粉末成分を混合分散させ、気
泡を除去して、蔗糖の齲蝕誘発能を抑制すること
ができる歯磨を製造した。 表 4 第2燐酸カルシウム・2水和物 46% カルボキシメチルセルロース−Na塩 1.5% ラウリル硫酸ナトリウム 2% スペアーミントタイプ香料 1% サツカリンナトリウム 0.2% パラチノース 20% 水 29.3% 100% 実施例 2 表5に示す原料を約40℃で混和し、冷却後、ロ
ールにかけて圧展、1枚3gの長方形に成形し
た。このチユーインガムは、蔗糖を含有する食品
を喰べたあとに噛むことにより、蔗糖の齲蝕誘発
能を抑制することができる齲蝕誘発能抑制剤とな
つた。 表 5 天然チクル 130g(14.4%) 酢酸ビニル樹脂 100g(11.0%) 可塑剤 3g( 0.3%) ポリイソブチレン 13g( 1.4%) 炭酸カルシウム 10g( 1.1%) ワツクス 40g( 4.4%) 果実系香料 10g( 1.1%) パラチノース 600g(66.3%) 906g(100 %) 実施例 3 温度60℃、糖濃度55゜Bxのパラチノース水溶液
85gに粉末ペパーミント香料4gを加え溶解させ
たのち、結晶パラチノース1000gの表面に滴下
し、混合撹拌した。そのあとこれを錠剤成形機に
入れ、加圧後乾燥して、1コの重さ約2gの錠剤
タイプ固形洗口剤をつくつた。本錠剤タイプ固形
洗口剤2コ(重量約4g)を温水約100mlに溶か
し、この溶液で口腔内をすすぐことにより、口腔
内に残存する蔗糖からのポリグルカン生成を押
え、齲蝕誘発能を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
図面はストレプトコツカス・ミユウタンスによ
る不溶性グルカンの生成実験結果を示すもので、
A,B,CはCMZ−176(d)株の場合、A′,B′,
C′はPS−14(C)株の場合である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 パラチノースを有効成分としてなる齲蝕誘発
    能抑制剤。
JP14755480A 1980-10-23 1980-10-23 Cleaning agent for oral cavity Granted JPS5772910A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14755480A JPS5772910A (en) 1980-10-23 1980-10-23 Cleaning agent for oral cavity

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JP14755480A JPS5772910A (en) 1980-10-23 1980-10-23 Cleaning agent for oral cavity

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Publication Number Publication Date
JPS5772910A JPS5772910A (en) 1982-05-07
JPH0138083B2 true JPH0138083B2 (ja) 1989-08-11

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ID=15432952

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14755480A Granted JPS5772910A (en) 1980-10-23 1980-10-23 Cleaning agent for oral cavity

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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ATE4770T1 (de) * 1979-11-07 1983-10-15 Tate & Lyle Public Limited Company Herstellung von produkten fuer den menschlichen oder tierischen konsum unter verwendung eines saccharose-ersatzstoffes.

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
ZEITSCHRIFT FUER ERNAEHNUNG SWISSENSCHAFT SUPPL=1973 *

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JPS5772910A (en) 1982-05-07

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