JPH0138512Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138512Y2 JPH0138512Y2 JP19480683U JP19480683U JPH0138512Y2 JP H0138512 Y2 JPH0138512 Y2 JP H0138512Y2 JP 19480683 U JP19480683 U JP 19480683U JP 19480683 U JP19480683 U JP 19480683U JP H0138512 Y2 JPH0138512 Y2 JP H0138512Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- torr
- pressure
- selection switch
- high voltage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000005259 measurement Methods 0.000 claims description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、ペニング真空計の改良に関する。
電子顕微鏡等に使用される真空測定装置として
ペニング真空計が広く使用されており、その構造
を第1図及び第1図をA−A′方向から眺めた第
2図に示す。図中1は陰極としての管状部材を示
し、該部材1の外側2ケ所には凹部2,3が設け
られており、該凹部2,3には2つの永久磁石
4,5が嵌め込まれ、該磁石4,5によつて管状
部材1の内部に上下方向の磁界Bを形成する。管
状部材1の一方の開放端には、Oリング6やビス
7によつて他の真空容器と接続するための接続管
8が取り付けられ連通口8aによつて例えば電子
顕微鏡等の他の真空容器と連通している。管状部
材1の他方の開放端には、Oリング9とビス10
によつて蓋体11が取り付けられており、該蓋体
11には電気絶縁素子12を介して第3図に示す
様な短かい筒状のリングからなる陽極13が前記
磁界B内に挿入されるように取り付けられてい
る。陽極13には定電圧電源である直流高圧電源
14の出力が印加されており、該電源14を流れ
る電流は電流計15によつて測定されるが、該電
流計15には各種の抵抗値と選択スイツチから構
成された分流回路15′が接続されている。そし
て、該電流計15によつて測定された電流は
10-6Torr位迄の圧力に換算されて表示される。
ペニング真空計が広く使用されており、その構造
を第1図及び第1図をA−A′方向から眺めた第
2図に示す。図中1は陰極としての管状部材を示
し、該部材1の外側2ケ所には凹部2,3が設け
られており、該凹部2,3には2つの永久磁石
4,5が嵌め込まれ、該磁石4,5によつて管状
部材1の内部に上下方向の磁界Bを形成する。管
状部材1の一方の開放端には、Oリング6やビス
7によつて他の真空容器と接続するための接続管
8が取り付けられ連通口8aによつて例えば電子
顕微鏡等の他の真空容器と連通している。管状部
材1の他方の開放端には、Oリング9とビス10
によつて蓋体11が取り付けられており、該蓋体
11には電気絶縁素子12を介して第3図に示す
様な短かい筒状のリングからなる陽極13が前記
磁界B内に挿入されるように取り付けられてい
る。陽極13には定電圧電源である直流高圧電源
14の出力が印加されており、該電源14を流れ
る電流は電流計15によつて測定されるが、該電
流計15には各種の抵抗値と選択スイツチから構
成された分流回路15′が接続されている。そし
て、該電流計15によつて測定された電流は
10-6Torr位迄の圧力に換算されて表示される。
以上の様な構成のペニング真空計は、10-3〜
10-6Torr程度の圧力を測定するために用いられ、
該陽極13と陰極としての管状部材1の間に高圧
電源14によつて数Kv程度の高電圧を印加する
と、管状部材1の陽極13の対向面1aより冷陰
極放出により電子が放出される。この電子は、磁
石4,5によつて形成される磁界Bによつて螺旋
運動しながら真空室16内の気体分子をイオン化
し、第4図のグラフの破線イで示す様に数μA〜
数百μAの放電電流となる。この放電電流を電流
計15によつて測定し、該電流を圧力に換算する
ことによつて真空度が測定される。
10-6Torr程度の圧力を測定するために用いられ、
該陽極13と陰極としての管状部材1の間に高圧
電源14によつて数Kv程度の高電圧を印加する
と、管状部材1の陽極13の対向面1aより冷陰
極放出により電子が放出される。この電子は、磁
石4,5によつて形成される磁界Bによつて螺旋
運動しながら真空室16内の気体分子をイオン化
し、第4図のグラフの破線イで示す様に数μA〜
数百μAの放電電流となる。この放電電流を電流
計15によつて測定し、該電流を圧力に換算する
ことによつて真空度が測定される。
ところで、上記の従来のペニング真空計におい
ては、陽極13の形状は第3図に示す様に単一の
円筒状の陽極を使用しており、この様に形成され
たペニング真空計においては、例えば10-3Torr
では800〜900μA程度の放電電流が流れ、
10-6Torrでは放電電流は5〜50μA、又10-7Torr
ではほとんど流れない。そのため、従来の装置で
10-7Torr以下の圧力を測定する場合には、放電
電流を大きくするために複数の陽極を設けるか、
又は陽極を大きくする必要があつた。しかしなが
ら、複数の陽極を使用したり、又は陽極を大きく
して従来の高圧電源を使用して測定した場合は、
第4図実線ロで示す様に10-7Torr付近の放電電
流は増加して測定可能になるが、10-3〜
10-4Torr付近の放電電流があまり変化しなくな
つてしまいこの付近の圧力の測定が困難であつ
た。そのため、10-3〜10-4Torr付近の範囲を測
定できるようにするためには高圧電源14を第4
図一点鎖線ハで示す曲線の電流を供給できる大容
量の電源とする必要があり装置が高価となる欠点
があつた。
ては、陽極13の形状は第3図に示す様に単一の
円筒状の陽極を使用しており、この様に形成され
たペニング真空計においては、例えば10-3Torr
では800〜900μA程度の放電電流が流れ、
10-6Torrでは放電電流は5〜50μA、又10-7Torr
ではほとんど流れない。そのため、従来の装置で
10-7Torr以下の圧力を測定する場合には、放電
電流を大きくするために複数の陽極を設けるか、
又は陽極を大きくする必要があつた。しかしなが
ら、複数の陽極を使用したり、又は陽極を大きく
して従来の高圧電源を使用して測定した場合は、
第4図実線ロで示す様に10-7Torr付近の放電電
流は増加して測定可能になるが、10-3〜
10-4Torr付近の放電電流があまり変化しなくな
つてしまいこの付近の圧力の測定が困難であつ
た。そのため、10-3〜10-4Torr付近の範囲を測
定できるようにするためには高圧電源14を第4
図一点鎖線ハで示す曲線の電流を供給できる大容
量の電源とする必要があり装置が高価となる欠点
があつた。
本考案は以上の点に鑑みなされたもので、測定
空間内に配置される陽極と接地電極との間に定電
圧電源の出力を印加してその出力電流を測定し、
該測定出力を圧力に換算して表示する装置におい
て、前記陽極の交換又は切り換えに応じて前記測
定出力電流を異なつた換算で圧力表示する手段を
備えたことを特徴としている。
空間内に配置される陽極と接地電極との間に定電
圧電源の出力を印加してその出力電流を測定し、
該測定出力を圧力に換算して表示する装置におい
て、前記陽極の交換又は切り換えに応じて前記測
定出力電流を異なつた換算で圧力表示する手段を
備えたことを特徴としている。
以下本考案の一実施例を添付図面に基づき説明
する。
する。
第5図は本考案の一実施例の概略構成図であ
り、第6図は第5図のC−C′断面図、第7図は第
5図に示す一実施例装置の電気的構成図である。
尚、第1図と同一構成要素には同一番号を付して
その説明を省略する。図中17は該磁石4,5に
よつて管状部材1の内部に形成される上下方向の
磁界B中に配置される複数の電極から構成された
陽極であり、該陽極17は第7図に示す様に1個
の円筒状陽極から形成された第1陽極17aと、
同じく5個の円筒状陽極から形成された第2陽極
17bの2つの陽極を、絶縁部材18により電気
的に絶縁して一体として形成されている。19は
第1陽極17aと第2陽極17bを選択的に接続
するための選択スイツチであり、該選択スイツチ
19の端子cと端子a1,a2が接続された場合は
(第7図実線で示した接続状態)、高圧電源14よ
りの高電圧は第1陽極17aのみに印加される。
又、選択スイツチ19の端子cと端子a2,a3が接
続された場合(第7図破線で示した接続状態)
は、第1陽極17a及び第2陽極17bの両陽極
に高圧電源14よりの高電圧が印加される。20
は選択スイツチ19と連動して動作する電流計1
5の分流回路15′または分流回路15″を選択す
るための選択スイツチであり、該選択スイツチ1
9が第1陽極17aを選択した場合は、端子cと
端子b1が接続され分流回路15″が選択される。
又、選択スイツチ19が第1陽極17a及び第2
陽極17bの両陽極を選択した場合は、端子cと
端子b2が接続され分流回路15′が選択される。
該分流回路15″は電流計15によつて例えば
10-3〜10-5Torrの範囲の圧力を測定する場合に
使用され、分流回路15′は10-5〜10-7Torrの範
囲の圧力を測定する場合に使用される。又、電流
計15の目盛盤には夫々の分流回路が選択された
場合の圧力を表示する目盛が刻設されている。
り、第6図は第5図のC−C′断面図、第7図は第
5図に示す一実施例装置の電気的構成図である。
尚、第1図と同一構成要素には同一番号を付して
その説明を省略する。図中17は該磁石4,5に
よつて管状部材1の内部に形成される上下方向の
磁界B中に配置される複数の電極から構成された
陽極であり、該陽極17は第7図に示す様に1個
の円筒状陽極から形成された第1陽極17aと、
同じく5個の円筒状陽極から形成された第2陽極
17bの2つの陽極を、絶縁部材18により電気
的に絶縁して一体として形成されている。19は
第1陽極17aと第2陽極17bを選択的に接続
するための選択スイツチであり、該選択スイツチ
19の端子cと端子a1,a2が接続された場合は
(第7図実線で示した接続状態)、高圧電源14よ
りの高電圧は第1陽極17aのみに印加される。
又、選択スイツチ19の端子cと端子a2,a3が接
続された場合(第7図破線で示した接続状態)
は、第1陽極17a及び第2陽極17bの両陽極
に高圧電源14よりの高電圧が印加される。20
は選択スイツチ19と連動して動作する電流計1
5の分流回路15′または分流回路15″を選択す
るための選択スイツチであり、該選択スイツチ1
9が第1陽極17aを選択した場合は、端子cと
端子b1が接続され分流回路15″が選択される。
又、選択スイツチ19が第1陽極17a及び第2
陽極17bの両陽極を選択した場合は、端子cと
端子b2が接続され分流回路15′が選択される。
該分流回路15″は電流計15によつて例えば
10-3〜10-5Torrの範囲の圧力を測定する場合に
使用され、分流回路15′は10-5〜10-7Torrの範
囲の圧力を測定する場合に使用される。又、電流
計15の目盛盤には夫々の分流回路が選択された
場合の圧力を表示する目盛が刻設されている。
この様に構成されたペニング真空計により圧力
を測定する場合は、まず選択スイツチ19により
端子cと端子a1,a2を接続して第1陽極17aの
みに高電圧を印加する。この場合、選択スイツチ
20により分流回路15″が選択され、電流計1
5には例えば第4図破線イで示す電流が流れ、該
電流は圧力に換算された目盛盤に10-3〜
10-5Torrまでの範囲の圧力として表示される。
次に、選択スイツチ19により端子cと端子a2,
a3を接続して第1陽極17a及び第2陽極17b
に高電圧を印加する。この場合は、分流回路1
5′が選択スイツチ20により選択され電流計1
5には例えば第4図実線ロで示す電流が流れ10-5
〜10-7Torrまでの範囲の圧力として表示される。
そのため、この様に形成された陽極を前記の様に
選択して使用することにより、10-3〜10-7Torr
の低圧力側を含む広い範囲の圧力を比較的小さな
容量の電源によつて測定することが可能となる。
を測定する場合は、まず選択スイツチ19により
端子cと端子a1,a2を接続して第1陽極17aの
みに高電圧を印加する。この場合、選択スイツチ
20により分流回路15″が選択され、電流計1
5には例えば第4図破線イで示す電流が流れ、該
電流は圧力に換算された目盛盤に10-3〜
10-5Torrまでの範囲の圧力として表示される。
次に、選択スイツチ19により端子cと端子a2,
a3を接続して第1陽極17a及び第2陽極17b
に高電圧を印加する。この場合は、分流回路1
5′が選択スイツチ20により選択され電流計1
5には例えば第4図実線ロで示す電流が流れ10-5
〜10-7Torrまでの範囲の圧力として表示される。
そのため、この様に形成された陽極を前記の様に
選択して使用することにより、10-3〜10-7Torr
の低圧力側を含む広い範囲の圧力を比較的小さな
容量の電源によつて測定することが可能となる。
尚、本考案は以上の実施例に限定されず変形が
可能である。例えば、本実施例では円筒状陽極1
7を予め複数組用意して切換えるようにしたが、
測定目的が低圧力側か高圧力側にあるかに応じて
真空計の蓋体11に取り付けられる陽極を交換す
るようにしてもよい。
可能である。例えば、本実施例では円筒状陽極1
7を予め複数組用意して切換えるようにしたが、
測定目的が低圧力側か高圧力側にあるかに応じて
真空計の蓋体11に取り付けられる陽極を交換す
るようにしてもよい。
以上の様に本考案は、真空中に設けられた陰極
と陽極との間に高電圧を印加して、該陰極と陽極
との間に生ずる放電現象を利用して真空を測定す
る装置において、複数の陽極を選択的に使用する
ことにより電源の容量を小さくでき、更に高真空
領域で放電電流を増加したことにより10-3Torr
〜10-7Torrまでの圧力を1台の電流計で測定で
きる安価なペニング真空計を提供する。
と陽極との間に高電圧を印加して、該陰極と陽極
との間に生ずる放電現象を利用して真空を測定す
る装置において、複数の陽極を選択的に使用する
ことにより電源の容量を小さくでき、更に高真空
領域で放電電流を増加したことにより10-3Torr
〜10-7Torrまでの圧力を1台の電流計で測定で
きる安価なペニング真空計を提供する。
第1図、第2図及び第3図は従来装置を説明す
るための図、第5図は本考案の一実施例を示す構
成略図、第6図は第5図の一実施例のC−C′断面
図、第7図は第5図の一実施例装置の要部の概略
図、第4図は従来装置と本考案の一実施例装置の
性能を比較するためのグラフである。 1:陰極、4,5:磁石、6,9:Oリング、
7,10:ビス、8:接続管、11:蓋体、1
2:絶縁体、13:陽極、14:直流高圧電源、
15:電流計、16:真空室、17:円筒状陽
極。
るための図、第5図は本考案の一実施例を示す構
成略図、第6図は第5図の一実施例のC−C′断面
図、第7図は第5図の一実施例装置の要部の概略
図、第4図は従来装置と本考案の一実施例装置の
性能を比較するためのグラフである。 1:陰極、4,5:磁石、6,9:Oリング、
7,10:ビス、8:接続管、11:蓋体、1
2:絶縁体、13:陽極、14:直流高圧電源、
15:電流計、16:真空室、17:円筒状陽
極。
Claims (1)
- 測定空間内に配置される陽極と接地電極との間
に定電圧電源の出力を印加してその出力電流を測
定し、該測定出力を圧力に換算して表示する装置
において、前記陽極の交換又は切り換えに応じて
前記測定出力電流を異なつた換算で圧力表示する
手段を備えたことを特徴とするペニング真空計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19480683U JPS60102647U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | ペニング真空計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19480683U JPS60102647U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | ペニング真空計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60102647U JPS60102647U (ja) | 1985-07-12 |
| JPH0138512Y2 true JPH0138512Y2 (ja) | 1989-11-17 |
Family
ID=30418606
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19480683U Granted JPS60102647U (ja) | 1983-12-16 | 1983-12-16 | ペニング真空計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60102647U (ja) |
-
1983
- 1983-12-16 JP JP19480683U patent/JPS60102647U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60102647U (ja) | 1985-07-12 |
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