JPH0138848B2 - - Google Patents
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- JPH0138848B2 JPH0138848B2 JP56131205A JP13120581A JPH0138848B2 JP H0138848 B2 JPH0138848 B2 JP H0138848B2 JP 56131205 A JP56131205 A JP 56131205A JP 13120581 A JP13120581 A JP 13120581A JP H0138848 B2 JPH0138848 B2 JP H0138848B2
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- JP
- Japan
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- less
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- temperature
- alloy
- ratio
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C21—METALLURGY OF IRON
- C21D—MODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
- C21D8/00—Modifying the physical properties of ferrous metals or ferrous alloys by deformation combined with, or followed by, heat treatment
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Heat Treatment Of Steel (AREA)
Description
本発明は高温特性、とくに引張強度および耐疲
労性のすぐれた耐熱金属材料の製造方法に関す
る。
労性のすぐれた耐熱金属材料の製造方法に関す
る。
たとえばガスタービンのブレードを植えるデイ
スクや、ジエツトエンジンの耐熱性を要する部品
を製造する材料として、ニツケル基合金が使用さ
れている。しかし、それらの高合金材料はきわめ
て高価であつて、製造コストを押し上げる。そこ
で、もつと廉価な、つまり、より低合金であつて
同等の性能をもつ材料を得たいという要求が強か
つた。 本発明者らの一人は、さきに内燃機関の排気バ
ルブ用材料について研究し、下記の組成の合金
が、 C: 0.01〜0.20% Si: 2.0 %以下 Mn: 2.0 %以下 Ni:25 〜50% Cr:13 〜23% Ti: 1.5 〜3.5% Al: 0.1 〜1.5% 残余が実質的にFe ニツケル基合金(たとえばInconel751)に劣ら
ない特性を示すことを見出して、すでに開示した
(特開昭56−20148)。 さらに研究を進め、今回、上記組成の合金にお
いてTi/Alの比を2.0以上にえらび、析出した金
属間化合物中のη相の比率(η相+γ相=100%、
体積比)を少くとも30%にすることにより高温特
性を改善できること、またこの耐熱合金に特定の
条件の熱処理および加工を施すことにより、組成
が微細で高温特性の向上した耐熱金属材料が得ら
れることを見出した。
スクや、ジエツトエンジンの耐熱性を要する部品
を製造する材料として、ニツケル基合金が使用さ
れている。しかし、それらの高合金材料はきわめ
て高価であつて、製造コストを押し上げる。そこ
で、もつと廉価な、つまり、より低合金であつて
同等の性能をもつ材料を得たいという要求が強か
つた。 本発明者らの一人は、さきに内燃機関の排気バ
ルブ用材料について研究し、下記の組成の合金
が、 C: 0.01〜0.20% Si: 2.0 %以下 Mn: 2.0 %以下 Ni:25 〜50% Cr:13 〜23% Ti: 1.5 〜3.5% Al: 0.1 〜1.5% 残余が実質的にFe ニツケル基合金(たとえばInconel751)に劣ら
ない特性を示すことを見出して、すでに開示した
(特開昭56−20148)。 さらに研究を進め、今回、上記組成の合金にお
いてTi/Alの比を2.0以上にえらび、析出した金
属間化合物中のη相の比率(η相+γ相=100%、
体積比)を少くとも30%にすることにより高温特
性を改善できること、またこの耐熱合金に特定の
条件の熱処理および加工を施すことにより、組成
が微細で高温特性の向上した耐熱金属材料が得ら
れることを見出した。
従つて本発明の目的は、上記の知見を利用し
て、低合金であるが従来のニツケル基合金に劣ら
ない特性をもつた耐熱金属材料の製造方法を提供
することにある。
て、低合金であるが従来のニツケル基合金に劣ら
ない特性をもつた耐熱金属材料の製造方法を提供
することにある。
本発明の耐熱金属材料は、C:0.01〜0.20%、
Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、Ni:25〜50%、
Cr:13〜23%、Ti:1.5〜3.5%、Al:0.1〜1.5%
を含有し、ただしTi/Al:2.0以上であつて、残
余が実質的にFeからなる組成の合金を、700〜
975℃の温度で予備熱処理したのち975℃以下の温
度で熱間加工し、さらに975℃以下の温度で固溶
化および時効処理を施すことにより、析出した金
属間化合物中のη相の比率(η相+γ相=100%、
体積比)を30%以上にすることを特徴とする。 上記の基本組成に加えて、本発明の耐熱金属材
料の製造方法では、Mo:3.0%以下、W:3.0%
以下、(Nb+Ta):5.0%以下、V:1.0%以下、
Hf:3.0%以下、Zr:0.5%以下およびB:0.05%
以下からえらんだ1種または2種以上を含有する
組成の合金を使用することができ、それにより一
層すぐれた高温特性を発揮する。
Si:2.0%以下、Mn:2.0%以下、Ni:25〜50%、
Cr:13〜23%、Ti:1.5〜3.5%、Al:0.1〜1.5%
を含有し、ただしTi/Al:2.0以上であつて、残
余が実質的にFeからなる組成の合金を、700〜
975℃の温度で予備熱処理したのち975℃以下の温
度で熱間加工し、さらに975℃以下の温度で固溶
化および時効処理を施すことにより、析出した金
属間化合物中のη相の比率(η相+γ相=100%、
体積比)を30%以上にすることを特徴とする。 上記の基本組成に加えて、本発明の耐熱金属材
料の製造方法では、Mo:3.0%以下、W:3.0%
以下、(Nb+Ta):5.0%以下、V:1.0%以下、
Hf:3.0%以下、Zr:0.5%以下およびB:0.05%
以下からえらんだ1種または2種以上を含有する
組成の合金を使用することができ、それにより一
層すぐれた高温特性を発揮する。
本発明の耐熱金属材料において高いTi/Al比
を選択したのは、η相(Ni3Ti)を多量に析出さ
せることを意図したものである。析出硬化型の
Ni基合金においては、微細な金属間化合物を生
成させて熱疲労性を向上させることが、すでに試
みられた(特開昭46−6003)。しかしその対象は、
Incone1718、Incoloy901あるいはWaspaloyのよ
うな高合金に限られており、一般にNi50%以下
のFe基合金においては、η相を析出させること
は有害と考えられていた。 本発明は、従来の通念を破つて、η相を積極的
に利用しようとの企ての下に、上記のTi/Al比
をえらび、これに上記の熱処理−加工条件を組み
合わせることにより成功に至つたものである。 前記の合金組成について説明すれば、次のとお
りである。 C:0.01〜0.20% CはCrおよびTiと結合して炭化物を形成し、
高温強度を高めるために必要である。ただし、多
量にあると靭延性を損なうので、上記の範囲をえ
らぶ。 Si:2.0%以下 脱酸剤として添加されるが、靭延性の観点から
少ない方がよく、2.0%以下に限定した。 Mn:2.0%以下 Siと同様に脱散剤として使用するが、多量にな
ると高温における材料の耐酸化性を低下させるか
ら、上記限度内にすべきである。 Ni:25〜50% オーステナイト組織の安定化と、後に言及する
γ′相Ni3(Al,Ti)を成形するのに必要である。
25%の下限は、高温で使用中にσ相のような脆化
相が生成するのを避けるために設けた。一方、必
要以上の添加をしても高温性能の向上は期待でき
ないし、低価格の材料を提供するという目的にも
反するので、50%の上限を置いた。 Cr:13〜23% 耐食性および耐酸化性の確保のために加える。
多すぎるとσ相の成形を招き、靭延性が低下する
から、上記範囲内にする。 Ti:1.5〜3.5% 前記のように、η相(Ni3Ti)を析出させるた
めと、高温強度の向上に有効なγ′相を形成させる
ために必要であり、含有量は上記の範囲が適切で
ある。 Al:0.1〜1.5% Tiと同様に、γ′相の形成に必要である。過大な
存在はη相の析出を減らすうえ熱間加工性にとつ
て好ましくないので、上記の限界を設けた。 Ti/Al:2.0以上 前述のとおり、η相の析出のために必要であ
る。TiとAl以外の成分については本発明の範囲
内で代表的な組成の種々の合金に対して、900゜×
24時間の熱処理を行なつたときの、金属間化合物
の析出物のうちη相の占める割合が、Ti/Al比
によつてどのように変化するかをしらべたとこ
ろ、第1図の結果を得た。後記する機構によりη
相が結晶粒の粗大化を防止する効果を得るには、
η相の比率が30%以上であることが必要である。
この条件をみたすためには、Ti/Al比を2.0以上
にすべきことが、このグラフからわかる。この比
を3〜4またはそれ以上にすれば、η相の比率が
いつそう高くなり、高温特性改善の効果が確実に
なる。 前掲の、所望により添加することのできる諸元
素の主な作用と組成範囲の限定理由は、つぎのと
おりである。 Mo:3.0%以下、W:3.0%以下 ともに、粒子内に固溶し強化する。多量に過ぎ
ると高温強度にマイナスとなる。 (Nb+Ta):5.0%以下、V:1.0%以下、Zr:
0.5%以下、Hf:3.0%以下 これらの元素は、炭化物を形成して粒界を強化
する。なお、(Nb+Ta)およびHfには、Moお
よびWと同じく、固溶強化のはたらきもある。ま
た金属間化合物を形成して析出強度に寄与する。
しかし、過大な量存在すると耐酸化性を損なう。 B:0.05%以下 粒界に偏折して、粒界を強化する。多量の添加
は、熱間加工性を低下させる。 次に熱処理および加工条件について述べれば、
前記した組成の合金に対して、まず700〜975℃の
温度で行なう予備熱処理は、もちろんη相
(Ni3Ti)を析出させるためである。本発明の範
囲の代表的な組成の合金について、η相の析出曲
線をえがいた結果は第2図に示すとおりであつ
て、このグラフから、上記温度範囲内、好ましく
は800〜950℃に処理すべきことがわかる。 975℃以下の温度における熱間加工により、予
備熱処理により析出したη相が破壊され、組織中
に均一かつ微細に分散する。 続く975℃以下の温度における固溶化および時
効処理により、微細(グレインサイズNo.8より細
粒)で粗大粒を含まない、良好な組織が得られ
る。それは、上記の均一かつ微細に分散したη相
が、結晶粒界の移動を防げる効果である。 上記のようにして得られた本発明の耐熱金属材
料が、すぐれた高温特性、ことに引張強度と疲労
強度とを有することを、以下の実施例により示
す。
を選択したのは、η相(Ni3Ti)を多量に析出さ
せることを意図したものである。析出硬化型の
Ni基合金においては、微細な金属間化合物を生
成させて熱疲労性を向上させることが、すでに試
みられた(特開昭46−6003)。しかしその対象は、
Incone1718、Incoloy901あるいはWaspaloyのよ
うな高合金に限られており、一般にNi50%以下
のFe基合金においては、η相を析出させること
は有害と考えられていた。 本発明は、従来の通念を破つて、η相を積極的
に利用しようとの企ての下に、上記のTi/Al比
をえらび、これに上記の熱処理−加工条件を組み
合わせることにより成功に至つたものである。 前記の合金組成について説明すれば、次のとお
りである。 C:0.01〜0.20% CはCrおよびTiと結合して炭化物を形成し、
高温強度を高めるために必要である。ただし、多
量にあると靭延性を損なうので、上記の範囲をえ
らぶ。 Si:2.0%以下 脱酸剤として添加されるが、靭延性の観点から
少ない方がよく、2.0%以下に限定した。 Mn:2.0%以下 Siと同様に脱散剤として使用するが、多量にな
ると高温における材料の耐酸化性を低下させるか
ら、上記限度内にすべきである。 Ni:25〜50% オーステナイト組織の安定化と、後に言及する
γ′相Ni3(Al,Ti)を成形するのに必要である。
25%の下限は、高温で使用中にσ相のような脆化
相が生成するのを避けるために設けた。一方、必
要以上の添加をしても高温性能の向上は期待でき
ないし、低価格の材料を提供するという目的にも
反するので、50%の上限を置いた。 Cr:13〜23% 耐食性および耐酸化性の確保のために加える。
多すぎるとσ相の成形を招き、靭延性が低下する
から、上記範囲内にする。 Ti:1.5〜3.5% 前記のように、η相(Ni3Ti)を析出させるた
めと、高温強度の向上に有効なγ′相を形成させる
ために必要であり、含有量は上記の範囲が適切で
ある。 Al:0.1〜1.5% Tiと同様に、γ′相の形成に必要である。過大な
存在はη相の析出を減らすうえ熱間加工性にとつ
て好ましくないので、上記の限界を設けた。 Ti/Al:2.0以上 前述のとおり、η相の析出のために必要であ
る。TiとAl以外の成分については本発明の範囲
内で代表的な組成の種々の合金に対して、900゜×
24時間の熱処理を行なつたときの、金属間化合物
の析出物のうちη相の占める割合が、Ti/Al比
によつてどのように変化するかをしらべたとこ
ろ、第1図の結果を得た。後記する機構によりη
相が結晶粒の粗大化を防止する効果を得るには、
η相の比率が30%以上であることが必要である。
この条件をみたすためには、Ti/Al比を2.0以上
にすべきことが、このグラフからわかる。この比
を3〜4またはそれ以上にすれば、η相の比率が
いつそう高くなり、高温特性改善の効果が確実に
なる。 前掲の、所望により添加することのできる諸元
素の主な作用と組成範囲の限定理由は、つぎのと
おりである。 Mo:3.0%以下、W:3.0%以下 ともに、粒子内に固溶し強化する。多量に過ぎ
ると高温強度にマイナスとなる。 (Nb+Ta):5.0%以下、V:1.0%以下、Zr:
0.5%以下、Hf:3.0%以下 これらの元素は、炭化物を形成して粒界を強化
する。なお、(Nb+Ta)およびHfには、Moお
よびWと同じく、固溶強化のはたらきもある。ま
た金属間化合物を形成して析出強度に寄与する。
しかし、過大な量存在すると耐酸化性を損なう。 B:0.05%以下 粒界に偏折して、粒界を強化する。多量の添加
は、熱間加工性を低下させる。 次に熱処理および加工条件について述べれば、
前記した組成の合金に対して、まず700〜975℃の
温度で行なう予備熱処理は、もちろんη相
(Ni3Ti)を析出させるためである。本発明の範
囲の代表的な組成の合金について、η相の析出曲
線をえがいた結果は第2図に示すとおりであつ
て、このグラフから、上記温度範囲内、好ましく
は800〜950℃に処理すべきことがわかる。 975℃以下の温度における熱間加工により、予
備熱処理により析出したη相が破壊され、組織中
に均一かつ微細に分散する。 続く975℃以下の温度における固溶化および時
効処理により、微細(グレインサイズNo.8より細
粒)で粗大粒を含まない、良好な組織が得られ
る。それは、上記の均一かつ微細に分散したη相
が、結晶粒界の移動を防げる効果である。 上記のようにして得られた本発明の耐熱金属材
料が、すぐれた高温特性、ことに引張強度と疲労
強度とを有することを、以下の実施例により示
す。
第1表に示す化学組成(残余はFe)の合金を
高周波真空誘導炉で溶製して、50Kgインゴツトに
鋳造した。ソーキングののち1150〜950℃の温度
域で鍛伸して、径90mmのビレツトにした。このビ
レツトを長さ90mmに切断し、鍛造材料をつくつ
た。 素材を、次の条件で加工した。 (プロセスX)本発明 900℃×24時間の予備熱処理(η相析出)→加
熱温度950℃で1/2uの据込み鍛造→930℃×5時
間(再結晶)、水冷→750℃×20時間(γ−プライ
ム相析出−時効処理)、空冷。 (プロセスY)従来技術 予備熱処理なし→加熱温度1150℃で1/2uの据
込み鍛造→1000℃×1時間、水冷→750℃×20時
間、空冷。 得られた試片について下記の試験をした。 (1) ミクロ組織 本発明に従う合金組成を有する供試材Bに対し
て、プロセスXの加工を行なつたものとプロセス
Yの加工を行なつたものとのミクロ組織を、第3
図(本発明)および第4図(比較例)に示す(倍
率は、ともに500倍)。本発明によれば、従来技術
による比較例に比べて、きわめて微細な組織が得
られる。 (2) 引張特性 本発明の材料と、比較例の材料とについて行な
つた600℃における高温引張試験の結果を、第2
表に示す。表にみるとおり、本発明の材料の0.2
%耐力および引張強さは比較例の材料にくらべて
格段に高く、高価なニツケル基合金にくらべて遜
色ない。また、伸びおよび絞り値で示される高温
延性も、強度の向上にもかかわらず、比較例と同
等のレベルにある。 (3) 疲労特性 同じく600℃において行なつた高温疲労試験の
結果を、第2表にあわせ掲げる。ここでも、本発
明による効果が明らかによみとれる。
高周波真空誘導炉で溶製して、50Kgインゴツトに
鋳造した。ソーキングののち1150〜950℃の温度
域で鍛伸して、径90mmのビレツトにした。このビ
レツトを長さ90mmに切断し、鍛造材料をつくつ
た。 素材を、次の条件で加工した。 (プロセスX)本発明 900℃×24時間の予備熱処理(η相析出)→加
熱温度950℃で1/2uの据込み鍛造→930℃×5時
間(再結晶)、水冷→750℃×20時間(γ−プライ
ム相析出−時効処理)、空冷。 (プロセスY)従来技術 予備熱処理なし→加熱温度1150℃で1/2uの据
込み鍛造→1000℃×1時間、水冷→750℃×20時
間、空冷。 得られた試片について下記の試験をした。 (1) ミクロ組織 本発明に従う合金組成を有する供試材Bに対し
て、プロセスXの加工を行なつたものとプロセス
Yの加工を行なつたものとのミクロ組織を、第3
図(本発明)および第4図(比較例)に示す(倍
率は、ともに500倍)。本発明によれば、従来技術
による比較例に比べて、きわめて微細な組織が得
られる。 (2) 引張特性 本発明の材料と、比較例の材料とについて行な
つた600℃における高温引張試験の結果を、第2
表に示す。表にみるとおり、本発明の材料の0.2
%耐力および引張強さは比較例の材料にくらべて
格段に高く、高価なニツケル基合金にくらべて遜
色ない。また、伸びおよび絞り値で示される高温
延性も、強度の向上にもかかわらず、比較例と同
等のレベルにある。 (3) 疲労特性 同じく600℃において行なつた高温疲労試験の
結果を、第2表にあわせ掲げる。ここでも、本発
明による効果が明らかによみとれる。
【表】
【表】
本発明に従つて選択された組成をもつ合金を材
料とし、これを特定の条件で加工することによ
り、析出する金属間化合物中のη相の割合の高い
製品を得ることができる。この製品は、実施例の
データが示すように、ミクロ組織が微細であつ
て、高温引張特性、高温疲労耐性などの高温特性
がすぐれている。このようにして本発明は、低合
金組成ながら、従来使用されてきたNi基耐熱合
金などに匹適する耐熱性をもつた機械部品を提供
することができる。
料とし、これを特定の条件で加工することによ
り、析出する金属間化合物中のη相の割合の高い
製品を得ることができる。この製品は、実施例の
データが示すように、ミクロ組織が微細であつ
て、高温引張特性、高温疲労耐性などの高温特性
がすぐれている。このようにして本発明は、低合
金組成ながら、従来使用されてきたNi基耐熱合
金などに匹適する耐熱性をもつた機械部品を提供
することができる。
第1図は、本発明に関連する組成の合金を熱処
理したときに、析出する金属間化合物の中でη相
(Ni3Ti)が占める割合が合金中のTi/Al比によ
りどのように変化するか、を示すグラフである。
第2図は、本発明の代表的な組成の合金のη相析
出曲線であつて、熱処理温度および保持時間との
関連において、η相の析出する程度を示すグラフ
である。第3図および第4図は、本発明に従う組
成の合金のミクロ組織を示す顕微鏡写真であつ
て、第3図は本発明に従う熱処理−加工を施した
もの、第4図は従来技術による熱処理−加工を施
したものを、それぞれあらわす(倍率はともに
500倍)。
理したときに、析出する金属間化合物の中でη相
(Ni3Ti)が占める割合が合金中のTi/Al比によ
りどのように変化するか、を示すグラフである。
第2図は、本発明の代表的な組成の合金のη相析
出曲線であつて、熱処理温度および保持時間との
関連において、η相の析出する程度を示すグラフ
である。第3図および第4図は、本発明に従う組
成の合金のミクロ組織を示す顕微鏡写真であつ
て、第3図は本発明に従う熱処理−加工を施した
もの、第4図は従来技術による熱処理−加工を施
したものを、それぞれあらわす(倍率はともに
500倍)。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 C:0.01〜0.20%、Si:2.0%以下、Mn:2.0
%以下、Ni:25〜50%、Cr:13〜23%、Ti:1.5
〜3.5%およびAl:0.1〜1.5%を含有し、ただし
Ti/Al:2.0以上であつて、残余が実質的にFeか
らなる組成の合金を、700〜975℃の温度で予備熱
処理したのち975℃以下の温度で熱間加工し、さ
らに975℃以下の温度で固溶化および時効処理を
施すことにより、析出した金属間化合物中のη相
の比率(η相+γ相=100%、体積比)を30%以
上にすることを特徴とする高温特性のすぐれた耐
熱金属材料の製造方法。 2 C:0.01〜0.20%、Si:2.0%以下、Mn:2.0
%以下、Ni:25〜50%、Cr:13〜23%、Ti:1.5
〜3.5%およびAl:0.1〜1.5%を含有し、ただし
Ti/Al:2.0以上であつて、さらにMo:3.0%以
下、W:3.0%以下、(Nb+Ta):5.0%以下、
V:1.0%以下、Hf:3.0%以下、Zr:0.5%以下
およびB:0.05%以下からえらんだ1種または2
種以上を含有し、残余が実質的にFeからなる組
成の合金を、700〜975℃の温度で予備熱処理した
のち975℃以下の温度で熱間加工し、さらに975℃
以下の温度で固溶化および時効処理を施すことに
より、析出した金属間化合物中のη相の比率(η
相+γ相=100%、体積比)を30%以上にするこ
とを特徴とする高温特性のすぐれた耐熱金属材料
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56131205A JPS5834129A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 耐熱金属材料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP56131205A JPS5834129A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 耐熱金属材料の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5834129A JPS5834129A (ja) | 1983-02-28 |
| JPH0138848B2 true JPH0138848B2 (ja) | 1989-08-16 |
Family
ID=15052496
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP56131205A Granted JPS5834129A (ja) | 1981-08-21 | 1981-08-21 | 耐熱金属材料の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834129A (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59166364A (ja) * | 1983-03-14 | 1984-09-19 | Japan Steel Works Ltd:The | 厚肉超合金鋳塊の製造法 |
| JPS60155653A (ja) * | 1984-01-25 | 1985-08-15 | Hitachi Ltd | 鉄基超合金の製造方法 |
| US4765956A (en) * | 1986-08-18 | 1988-08-23 | Inco Alloys International, Inc. | Nickel-chromium alloy of improved fatigue strength |
| JPS63137146A (ja) * | 1986-11-28 | 1988-06-09 | Hitachi Ltd | 耐熱鋼 |
| US5223053A (en) * | 1992-01-27 | 1993-06-29 | United Technologies Corporation | Warm work processing for iron base alloy |
| JP3424314B2 (ja) * | 1994-02-24 | 2003-07-07 | 大同特殊鋼株式会社 | 耐熱鋼 |
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1981
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