JPH0139036B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0139036B2 JPH0139036B2 JP10310382A JP10310382A JPH0139036B2 JP H0139036 B2 JPH0139036 B2 JP H0139036B2 JP 10310382 A JP10310382 A JP 10310382A JP 10310382 A JP10310382 A JP 10310382A JP H0139036 B2 JPH0139036 B2 JP H0139036B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- kiln
- rotary kiln
- smelting
- reduction
- ore
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
Description
本発明は、還元製錬用ロータリーキルンに関す
るものであり、特に本発明は、鉄族元素である
Ni、Fe、Coのなかから選ばれる何れか少なくと
も1種の酸化鉱石を半溶融還元製錬する滞留用ダ
ムリングを有する還元製錬用ロータリーキルンに
関するものである。 従来ロータリーキルンによつて鉄族元素の酸化
鉱を還元製錬して鉄族元素を得る還元製錬方法が
知られているが、これらの還元製錬方法には下記
の3種の態様がある。 (1) 完全溶融還元製錬方法 この方法は酸化鉱、フラツクスおよび還元材
をロータリーキルン中で完全溶融しつつ還元し
て溶融状態のメタルとスラグを生成させてキル
ンから排出させる方法であり、セメント用のロ
ータリーキルンを用いて粉鉄鉱を製錬したバツ
セー法がその代表的な方法であるが、ライニン
グの損傷が激しいので現在は実施されていな
い。 (2) 非溶融固体還元製錬方法 この方法は酸化鉱石粉を粉還元材と混合して
ペレツトになし、このペレツトをキルン中で加
熱して酸化鉱を固体還元した還元ペレツトをキ
ルンから排出して、溶融炉、多くは電気炉中で
溶融してメタルとスラグに分離される。この方
法は、NiあるいはCrの酸化鉱の還元製錬に用
いられている。 (3) 半溶融還元製錬方法 この方法は、一般にクルツプレン法と呼ばれ
ているもので、水分の多い粉状の酸化鉱の還元
製錬に好適な方法として知られており、酸化
鉱、還元材、フラツクスをキルン中で加熱し、
半溶融状態で金属の還元を進行させる方法であ
り、現在ニツケルあるいは鉄の還元製錬に適用
されている。 以上ロータリーキルンを用いて鉄族元素の酸化
鉱を還元製錬する方法が知られているが、何れの
方法も一般に低品位の粉状の酸化鉱を還元製錬す
ることに適する方法として知られている。 本発明は、上記3種の還元製錬方法中(3)半溶融
還元製錬方法に用いられるロータリーキルンを提
供することを目的とするものであり、特に本発明
は従来のクルツプレン法に用いられているロータ
リーキルンの改良された滞留ダムリング構造を有
するロータリーキルンに関するものである。 クルツプレン法に用いられている第1図に模式
図で示す如き従来のロータリーキルン1は全長が
60〜70m、外径3.6〜4.2mφ、内径2.5〜3.5mφ、
水平面よりのキルン軸線の傾斜1〜4%のものが
多く用いられている。このキルンの上端側すなわ
ち原料装入側2は原料予熱帯Aであり、装入され
た原料が予熱昇温され、次に還元帯Bにおいて酸
化鉱の還元反応が生起し、キルンの下端側のルツ
ペ帯Cにおいては還元反応によつて生成された還
元メタルの粒が成長してルツペ(粒鉄)に成長
し、このルツペはキルンの下端の排出端に設けら
れたダム3より生成されたスラグと共に排出され
る。すなわちキルンの予熱帯では原料の乾燥、予
熱が、還元帯Aでは酸化鉱の還元が、ルツペ帯B
では還元メタルの粒成長とスラグの生成がそれぞ
れ主として行なわれる。 キルンは鉄皮の内側にシヤモツト質煉瓦が内張
され、還元帯B、ルツペ帯Cは予熱帯Aより高温
であることからクロムマグネシウム煉瓦、溶融ア
ルミナ煉瓦、溶融珪石煉瓦などがさらに内張され
ている。 いま珪酸質貧鉄鉱(Fe30%位)をこのキルン
で製錬する一つの例について述べると、上記貧鉄
鉱粉粒を還元材と共にキルンの上端より装入し、
下端よりバーナ5を用いて微粉炭燃焼を行うと、
鉱石は予熱された後海綿鉄状に還元され、さらに
1200〜1300℃に加熱される間に1%程度のCを吸
収し、塩基度0.3程度の高酸性スラグ中で捏錬さ
れつつルツペ(粒鉄)となり、キルン下端に設け
られた滞留用ダム3と溢流して排出され、粉砕機
により篩分、磁選される。ルツペ中には1〜2%
程度のスラグが残留し、またスラグ中にも1〜2
%程度のメタルが残留する。しかしながらこの方
法によれば高炉に直接使用できない貧鉄鉱、ニツ
ケル鉱、コバルト鉱を粉状の低質還元材あるいは
燃料をもつて処理することができるという特徴を
有する。 このキルンによれば、生成されるルツペがスラ
グ中に損失されるのをできるだけ少なくするた
め、微小粒状ルツペ、たとえば0.5mm以下のルツ
ペを少なくすることが有利である。 ところで、ロータリーキルンによるルツペのメ
タル歩留は90〜97%であり、一般に使用される酸
化鉱中のメタルの品位が低い程スラグ量が多くな
るため、メタルの歩留は低下するが、還元材とし
て微粉の低質炭を使用することができ、また特に
高珪酸質の低品位鉱を好適に使用することができ
る等の点に大きな特徴があり、近年特にNi含有
量が0.2〜3%程度のガーニエライト、ラテライ
ト等の含ニツケル低品位鉱の処理が行なわれてい
る。しかしながら特に含ニツケル低品位酸化鉱を
ロータリーキルンによつて半溶融還元する場合
に、生成されるスラグ量が極めて多く、また生成
されるニツケルルツペの粒子中比較的細粒部分が
多く、かかる細粒はスラグ中へ混入して損失する
という欠点があつた。 本発明は、上記従来の半溶融還元製錬が行なわ
れるロータリーキルンによればメタル歩留が未だ
十分満足できるほど高くないという欠点を除去、
改善した滞留用ダムリングを有するロータリーキ
ルンを提供することを目的とするものであり、特
許請求の範囲記載のロータリーキルンを提供する
ことによつて前記目的を達成することができる。 次に本発明を詳細に説明する。 本発明者らは、第1および2図に模型的に示す
キルン内に装入された酸化鉱が予熱帯Aにおいて
予熱された後還元帯Bにおいて生成される微細な
還元メタル粒子群をルツペ帯Cにおいて相互に融
着させつつ大粒に成長させるため、キルン内特に
ルツペ帯C内により長時間滞留させればよいこと
に想到し、従来のロータリーキルンの下端に設け
られる滞留用ダムリングのライニングよりの突出
高さHをルツペ帯内張ライニングによつて囲繞さ
れている炉の円形空間断面の直径D(以下円形空
間断面の直径を内径と称す)で割つた比H/D
(以下この比をダム高さ比と称す)を0.15〜0.25
とすることによつて本発明を完成することができ
る。 ところで、例えば、1949年5月12日に発行され
たStahl and Eisenの第319〜325頁に記載の
「Bau and Betrieb der Krupp−Rennanlage in
Watenstedt」(和訳:バツテンステツトにおける
クルツプ−レン設備の構造と操業」の第324頁第
3項には、クルツプレン法を実施するのに使用さ
れるロータリーキルンの最適充填について論述さ
れており、「バツテンステツトにおける炉内径が
3600mmのときダムリングの直径は1600mmであり、
したがつてダム高さはほぼ1000mmであり、ここか
ら炉上端の装入口の方向に行くに従つてキルン内
の装入物層の厚さは減少している。……経験的に
バツテンステツトで使用しているような種類の炉
にあつては最適ダムリングの直径は1600mmである
ことが確証されているから、この値は是非共推奨
して差支えがない……」と記載されているが、こ
の場合ダム高さH(1000mm)と炉内径D(3600mm)
との比H/Dは0.278である。 一方セメント製造用ロータリーキルンあるいは
ガーニエライトを固相還元するエルケム式ロータ
リーキルンにあつては、ダム高さと炉内径との比
は0〜0.05である。 本発明者らは、鉄族元素の酸化鉱を半溶融還元
製錬する傾斜1〜4%のロータリーキルンにおい
て、ダム高さHと炉内径Dとの比H/Dを0.15〜
0.25の範囲内とするとき最適なメタル歩留を得る
ことができることを新規に知見したのである。 次に本発明を実験データについて説明する。 実験例 1 本発明者らは炉長70m、鉄皮内径3600mm、ライ
ニング厚さ200mm、炉内径3200mmのロータリーキ
ルンについてルツペ帯における炉の空筒断面積を
A、ダム部における空間断面積をSとすれば、ダ
ム高さ比(H/D)×100から計算により求められ
る充填率(S/A)×100%は下記第1表の如くに
なる。 第1表 ダム高さ比H/D 0.05 0.10 0.15
0.20 0.25 0.30 0.35 充填率(%)(S/A)×100 1.8 5.2 9.4
14.2 19.5 25.2 31.3 本発明によれば、ダム高さ比H/Dを0.15〜
0.25%の範囲内にすることにより、計算により求
められる充填率(S/A)×100(%)は9.4〜19.5
%の範囲内となる。 本発明者らは、下記第2表に示す成分組成のガ
ーニエライト鉱を使用して滞留用ダム高さを300
〜900mmの範囲内で変化させて、ニツケル歩留へ
の影響を調べた。
るものであり、特に本発明は、鉄族元素である
Ni、Fe、Coのなかから選ばれる何れか少なくと
も1種の酸化鉱石を半溶融還元製錬する滞留用ダ
ムリングを有する還元製錬用ロータリーキルンに
関するものである。 従来ロータリーキルンによつて鉄族元素の酸化
鉱を還元製錬して鉄族元素を得る還元製錬方法が
知られているが、これらの還元製錬方法には下記
の3種の態様がある。 (1) 完全溶融還元製錬方法 この方法は酸化鉱、フラツクスおよび還元材
をロータリーキルン中で完全溶融しつつ還元し
て溶融状態のメタルとスラグを生成させてキル
ンから排出させる方法であり、セメント用のロ
ータリーキルンを用いて粉鉄鉱を製錬したバツ
セー法がその代表的な方法であるが、ライニン
グの損傷が激しいので現在は実施されていな
い。 (2) 非溶融固体還元製錬方法 この方法は酸化鉱石粉を粉還元材と混合して
ペレツトになし、このペレツトをキルン中で加
熱して酸化鉱を固体還元した還元ペレツトをキ
ルンから排出して、溶融炉、多くは電気炉中で
溶融してメタルとスラグに分離される。この方
法は、NiあるいはCrの酸化鉱の還元製錬に用
いられている。 (3) 半溶融還元製錬方法 この方法は、一般にクルツプレン法と呼ばれ
ているもので、水分の多い粉状の酸化鉱の還元
製錬に好適な方法として知られており、酸化
鉱、還元材、フラツクスをキルン中で加熱し、
半溶融状態で金属の還元を進行させる方法であ
り、現在ニツケルあるいは鉄の還元製錬に適用
されている。 以上ロータリーキルンを用いて鉄族元素の酸化
鉱を還元製錬する方法が知られているが、何れの
方法も一般に低品位の粉状の酸化鉱を還元製錬す
ることに適する方法として知られている。 本発明は、上記3種の還元製錬方法中(3)半溶融
還元製錬方法に用いられるロータリーキルンを提
供することを目的とするものであり、特に本発明
は従来のクルツプレン法に用いられているロータ
リーキルンの改良された滞留ダムリング構造を有
するロータリーキルンに関するものである。 クルツプレン法に用いられている第1図に模式
図で示す如き従来のロータリーキルン1は全長が
60〜70m、外径3.6〜4.2mφ、内径2.5〜3.5mφ、
水平面よりのキルン軸線の傾斜1〜4%のものが
多く用いられている。このキルンの上端側すなわ
ち原料装入側2は原料予熱帯Aであり、装入され
た原料が予熱昇温され、次に還元帯Bにおいて酸
化鉱の還元反応が生起し、キルンの下端側のルツ
ペ帯Cにおいては還元反応によつて生成された還
元メタルの粒が成長してルツペ(粒鉄)に成長
し、このルツペはキルンの下端の排出端に設けら
れたダム3より生成されたスラグと共に排出され
る。すなわちキルンの予熱帯では原料の乾燥、予
熱が、還元帯Aでは酸化鉱の還元が、ルツペ帯B
では還元メタルの粒成長とスラグの生成がそれぞ
れ主として行なわれる。 キルンは鉄皮の内側にシヤモツト質煉瓦が内張
され、還元帯B、ルツペ帯Cは予熱帯Aより高温
であることからクロムマグネシウム煉瓦、溶融ア
ルミナ煉瓦、溶融珪石煉瓦などがさらに内張され
ている。 いま珪酸質貧鉄鉱(Fe30%位)をこのキルン
で製錬する一つの例について述べると、上記貧鉄
鉱粉粒を還元材と共にキルンの上端より装入し、
下端よりバーナ5を用いて微粉炭燃焼を行うと、
鉱石は予熱された後海綿鉄状に還元され、さらに
1200〜1300℃に加熱される間に1%程度のCを吸
収し、塩基度0.3程度の高酸性スラグ中で捏錬さ
れつつルツペ(粒鉄)となり、キルン下端に設け
られた滞留用ダム3と溢流して排出され、粉砕機
により篩分、磁選される。ルツペ中には1〜2%
程度のスラグが残留し、またスラグ中にも1〜2
%程度のメタルが残留する。しかしながらこの方
法によれば高炉に直接使用できない貧鉄鉱、ニツ
ケル鉱、コバルト鉱を粉状の低質還元材あるいは
燃料をもつて処理することができるという特徴を
有する。 このキルンによれば、生成されるルツペがスラ
グ中に損失されるのをできるだけ少なくするた
め、微小粒状ルツペ、たとえば0.5mm以下のルツ
ペを少なくすることが有利である。 ところで、ロータリーキルンによるルツペのメ
タル歩留は90〜97%であり、一般に使用される酸
化鉱中のメタルの品位が低い程スラグ量が多くな
るため、メタルの歩留は低下するが、還元材とし
て微粉の低質炭を使用することができ、また特に
高珪酸質の低品位鉱を好適に使用することができ
る等の点に大きな特徴があり、近年特にNi含有
量が0.2〜3%程度のガーニエライト、ラテライ
ト等の含ニツケル低品位鉱の処理が行なわれてい
る。しかしながら特に含ニツケル低品位酸化鉱を
ロータリーキルンによつて半溶融還元する場合
に、生成されるスラグ量が極めて多く、また生成
されるニツケルルツペの粒子中比較的細粒部分が
多く、かかる細粒はスラグ中へ混入して損失する
という欠点があつた。 本発明は、上記従来の半溶融還元製錬が行なわ
れるロータリーキルンによればメタル歩留が未だ
十分満足できるほど高くないという欠点を除去、
改善した滞留用ダムリングを有するロータリーキ
ルンを提供することを目的とするものであり、特
許請求の範囲記載のロータリーキルンを提供する
ことによつて前記目的を達成することができる。 次に本発明を詳細に説明する。 本発明者らは、第1および2図に模型的に示す
キルン内に装入された酸化鉱が予熱帯Aにおいて
予熱された後還元帯Bにおいて生成される微細な
還元メタル粒子群をルツペ帯Cにおいて相互に融
着させつつ大粒に成長させるため、キルン内特に
ルツペ帯C内により長時間滞留させればよいこと
に想到し、従来のロータリーキルンの下端に設け
られる滞留用ダムリングのライニングよりの突出
高さHをルツペ帯内張ライニングによつて囲繞さ
れている炉の円形空間断面の直径D(以下円形空
間断面の直径を内径と称す)で割つた比H/D
(以下この比をダム高さ比と称す)を0.15〜0.25
とすることによつて本発明を完成することができ
る。 ところで、例えば、1949年5月12日に発行され
たStahl and Eisenの第319〜325頁に記載の
「Bau and Betrieb der Krupp−Rennanlage in
Watenstedt」(和訳:バツテンステツトにおける
クルツプ−レン設備の構造と操業」の第324頁第
3項には、クルツプレン法を実施するのに使用さ
れるロータリーキルンの最適充填について論述さ
れており、「バツテンステツトにおける炉内径が
3600mmのときダムリングの直径は1600mmであり、
したがつてダム高さはほぼ1000mmであり、ここか
ら炉上端の装入口の方向に行くに従つてキルン内
の装入物層の厚さは減少している。……経験的に
バツテンステツトで使用しているような種類の炉
にあつては最適ダムリングの直径は1600mmである
ことが確証されているから、この値は是非共推奨
して差支えがない……」と記載されているが、こ
の場合ダム高さH(1000mm)と炉内径D(3600mm)
との比H/Dは0.278である。 一方セメント製造用ロータリーキルンあるいは
ガーニエライトを固相還元するエルケム式ロータ
リーキルンにあつては、ダム高さと炉内径との比
は0〜0.05である。 本発明者らは、鉄族元素の酸化鉱を半溶融還元
製錬する傾斜1〜4%のロータリーキルンにおい
て、ダム高さHと炉内径Dとの比H/Dを0.15〜
0.25の範囲内とするとき最適なメタル歩留を得る
ことができることを新規に知見したのである。 次に本発明を実験データについて説明する。 実験例 1 本発明者らは炉長70m、鉄皮内径3600mm、ライ
ニング厚さ200mm、炉内径3200mmのロータリーキ
ルンについてルツペ帯における炉の空筒断面積を
A、ダム部における空間断面積をSとすれば、ダ
ム高さ比(H/D)×100から計算により求められ
る充填率(S/A)×100%は下記第1表の如くに
なる。 第1表 ダム高さ比H/D 0.05 0.10 0.15
0.20 0.25 0.30 0.35 充填率(%)(S/A)×100 1.8 5.2 9.4
14.2 19.5 25.2 31.3 本発明によれば、ダム高さ比H/Dを0.15〜
0.25%の範囲内にすることにより、計算により求
められる充填率(S/A)×100(%)は9.4〜19.5
%の範囲内となる。 本発明者らは、下記第2表に示す成分組成のガ
ーニエライト鉱を使用して滞留用ダム高さを300
〜900mmの範囲内で変化させて、ニツケル歩留へ
の影響を調べた。
【表】
なお、この試験において、ガーニエライト1000
Kg(Ig.loss 10.91%)に対し還元材として下記第
3表に成分組成を示す無煙炭200Kgおよびフラツ
クスとして石灰石70Kgを使用し、1時間当り鉱石
を12.5t装入して半溶融還元製錬した。
Kg(Ig.loss 10.91%)に対し還元材として下記第
3表に成分組成を示す無煙炭200Kgおよびフラツ
クスとして石灰石70Kgを使用し、1時間当り鉱石
を12.5t装入して半溶融還元製錬した。
【表】
このように製錬して得られたルツペとスラグか
らなるクリンカーを破砕して選鉱して得られた製
品ルツペ中のニツケル量と装入された鉱石中に含
有されていたニツケル量との比、すなわちニツケ
ル歩留を求めた。この結果を第4表に示す。
らなるクリンカーを破砕して選鉱して得られた製
品ルツペ中のニツケル量と装入された鉱石中に含
有されていたニツケル量との比、すなわちニツケ
ル歩留を求めた。この結果を第4表に示す。
【表】
実験例 2
実験例1に用いたのと同一のロータリーキルン
を使用して下記第5表に示す成分組成のラテライ
ト鉄鉱石を用いて半溶融還元テストを行つた。そ
の際鉱石1000Kgに対して無煙炭260Kgを使用し、
また滞留用ダム高さも実験例1と同様に変化させ
てニツケル歩留への影響を調べた。その結果を第
6表に示す。
を使用して下記第5表に示す成分組成のラテライ
ト鉄鉱石を用いて半溶融還元テストを行つた。そ
の際鉱石1000Kgに対して無煙炭260Kgを使用し、
また滞留用ダム高さも実験例1と同様に変化させ
てニツケル歩留への影響を調べた。その結果を第
6表に示す。
【表】
【表】
上記実験例1、2の結果より、ダム高さ比と金
属すなわちNi(ガーニエライト鉱使用)とFe(ラ
テライト鉱使用)の収率との関係を図示すると第
3図のようである。図中実線はNi収率、破線は
Fe効率についてのものであり、ダム高さ比H/
Dが0.15〜0.25の範囲内において、Ni、Feの収率
が90%以上であることが判る。 以上本発明の滞留用ダムリングを有する還元製
錬用ロータリーキルンを用いて鉄族元素の酸化鉱
石を半溶融還元すると高い収率で鉄族元素を得る
ことができる。
属すなわちNi(ガーニエライト鉱使用)とFe(ラ
テライト鉱使用)の収率との関係を図示すると第
3図のようである。図中実線はNi収率、破線は
Fe効率についてのものであり、ダム高さ比H/
Dが0.15〜0.25の範囲内において、Ni、Feの収率
が90%以上であることが判る。 以上本発明の滞留用ダムリングを有する還元製
錬用ロータリーキルンを用いて鉄族元素の酸化鉱
石を半溶融還元すると高い収率で鉄族元素を得る
ことができる。
第1図は半溶融還元製錬用ロータリーキルンの
軸線方向の縦断面図、第2図は前記ロータリーキ
ルンの排出端側に設けられた滞留用ダムの縦断面
図、第3図は本発明のロータリーキルンをダム高
さ比H/Dと金属収率%との関係を示す図であ
る。 A……予熱帯、B……還元帯、C……ルツペ
帯、1……ロータリーキルン、2……キルンの原
料装入側、3……滞留用ダム、4……キルンライ
ニング、5……バーナ。
軸線方向の縦断面図、第2図は前記ロータリーキ
ルンの排出端側に設けられた滞留用ダムの縦断面
図、第3図は本発明のロータリーキルンをダム高
さ比H/Dと金属収率%との関係を示す図であ
る。 A……予熱帯、B……還元帯、C……ルツペ
帯、1……ロータリーキルン、2……キルンの原
料装入側、3……滞留用ダム、4……キルンライ
ニング、5……バーナ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 鉄族元素のなかから選ばれる何れか少なくと
も1種の酸化鉱石を回転させつつバーナで加熱し
ながら還元材を用いて半溶融還元する滞留用ダム
リングを有する還元製錬用ロータリーキルンにお
いて、前記滞留用ダムリングはロータリーキルン
の下端部にキルンの耐火物ライニングより突出さ
せて設けられた耐火物製であり、前記ダムリング
の突出高さと前記キルンの耐火物ライニングによ
り劃成されるキルン内の円形空間断面の直径との
比を0.15〜0.25の範囲内にしたことを特徴とする
滞留用ダムリングを有する還元製錬用ロータリー
キルン。 2 前記ロータリーキルンの傾斜は1〜4%であ
り、回転数は0.7〜1.5rpmである特許請求の範囲
第1項記載のロータリーキルン。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10310382A JPS58221375A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 還元製錬用ロ−タリ−キルン |
| CA000430061A CA1224920A (en) | 1982-06-17 | 1983-06-09 | Rotary kiln for use in reduction-smelting ores of oxides of iron group elements and smelting method thereof |
| FR838309992A FR2528959B1 (fr) | 1982-06-17 | 1983-06-16 | Four rotatif et procede de traitement de minerais a base d'oxydes |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10310382A JPS58221375A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 還元製錬用ロ−タリ−キルン |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58221375A JPS58221375A (ja) | 1983-12-23 |
| JPH0139036B2 true JPH0139036B2 (ja) | 1989-08-17 |
Family
ID=14345284
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10310382A Granted JPS58221375A (ja) | 1982-06-17 | 1982-06-17 | 還元製錬用ロ−タリ−キルン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58221375A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018096610A (ja) * | 2016-12-13 | 2018-06-21 | 株式会社日向製錬所 | ロータリーキルンの操業方法、ロータリーキルン |
-
1982
- 1982-06-17 JP JP10310382A patent/JPS58221375A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58221375A (ja) | 1983-12-23 |
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