JPH0139422B2 - - Google Patents

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JPH0139422B2
JPH0139422B2 JP7853081A JP7853081A JPH0139422B2 JP H0139422 B2 JPH0139422 B2 JP H0139422B2 JP 7853081 A JP7853081 A JP 7853081A JP 7853081 A JP7853081 A JP 7853081A JP H0139422 B2 JPH0139422 B2 JP H0139422B2
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JP
Japan
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compound
reaction
solvent
group
present
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JP7853081A
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Setsuo Fujii
Toshihiro Hamakawa
Kazuo Ogawa
Yoshuki Muranaka
Sadao Hashimoto
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Taiho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taiho Pharmaceutical Co Ltd
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Priority to IT67661/82A priority patent/IT1157013B/it
Priority to ES513184A priority patent/ES513184A0/es
Priority to GB08214826A priority patent/GB2101124B/en
Priority to CH3165/82A priority patent/CH649079A5/de
Priority to DE3219244A priority patent/DE3219244C2/de
Priority to FR8208888A priority patent/FR2509297A1/fr
Priority to CA000403485A priority patent/CA1189082A/en
Priority to KR8202253A priority patent/KR880002298B1/ko
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Priority to ES83522317A priority patent/ES522317A0/es
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は新規なスルホネート誘導体およびこれ
を含有する抗脂血症剤に関する。 本発明のスルホネート誘導体は、文献未記載の
新規化合物であり、下記一般式()で表わされ
る。 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ
基又はハロゲン原子、lは0又は1〜3の整数、
nは0又は1、Aは炭素数1〜4の直鎖状もしく
は分枝状アルキレン基及びR2は水素原子又は低
級アルキル基を示す。但しnが0又は1でAが炭
素数1〜3の直鎖状アルキレン基の場合、R2は
水素原子ではないものとする。〕 上記一般式()中R1及びR2で表わされる低
級アルキル基としては、例えばメチル、エチル、
プロピル、イソプロピル、ブチル基等を、R1で
表わされる低級アルコキシ基としては、例えばメ
トキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキ
シ、ブトキシ基等を、またハロゲン原子として
は、弗素、塩素、臭素、沃素原子を夫々例示でき
る。上記R1で表わされる各置換基は、ベンゼン
環上の任意の位置に存在し得るものであり、また
1個である必要はなく、2〜3個存在していても
よい。 またAで表わされる炭素数1〜4の直鎖状もし
くは分枝状アルキレン基としては、例えばメチレ
ン、エチレン、トリメチレン、テトラメチレン、
エチルメチレン、α―メチルエチレン、β―メチ
ルエチレン、α―エチルエチレン、プロピルメチ
レン基等を例示できる。 本発明の上記一般式()で表わされる化合物
は、例えば下記<A法>及び<B法>により製造
できる。 <A法> 一般式 〔式中nは0又は1、Aは炭素数1〜4の直鎖
状もしくは分枝状アルキレン基及びR2は水素原
子又は低級アルキル基を示す。但しnが0又は1
でAが炭素数1〜3の直鎖状アルキレン基の場
合、R2は水素原子ではないものとする。〕 で表わされる化合物と、一般式 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ
基又はハロゲン原子、lは0又は1〜3の整数及
びmは0、1又は2を示す。〕 で表わされる化合物とを反応させる。 上記A法における反応は通常溶媒中で行なわ
れ、溶媒としては反応に関与しないものである限
り、特に限定されないが、一般にジメチルエーテ
ル、ジエチルエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサン等のエーテル類、アセトニトリル、クロ
ロホルム、ジクロルメタン等の非プロトン性溶
媒、石油エーテル、リグロイン等が好適に用いら
れる。化合物()とスルホン酸化合物()の
使用割合は適宜選択すればよいが、一般には化合
物()に対し、スルホン酸化合物()を等モ
ル以上使用するのが有利である。また反応は一般
に約−10〜60℃好ましくは約0℃〜室温程度にお
いて有利に進行する。 上記において原料として用いられる化合物
()は、通常下記のようにして公知化合物()
とジアゾメタンとから製造することができる。 (式中n、R2およびAは前記に同じ) 化合物()とジアゾメタンとの反応は、通常
溶媒中にて行なわれる。溶媒としては、例えばジ
メチルエーテル、ジエチルエーテル、テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類、アセトニ
トリル、クロロホルム、ジクロルメタン等の非プ
ロトン性溶媒、石油エーテル、リグロイン等を用
い得る。化合物()に対してジアゾメタンは一
般に約2倍モル以上使用されるのが有利である。
また反応は約−10℃〜室温程度において有利に進
行する。上記反応により得られる化合物()は
クロマトグラフイー、再結晶等の通常の分離手段
により単離可能であるが、多くの場合単離せずに
次の反応に用いる事が出来る。 <B法> 一般式 〔式中Xはハロゲン原子、nは0又は1、Aは
炭素数1〜4の直鎖状もしくは分枝状アルキレン
基及びR2は水素原子又は低級アルキル基を示す。
但しnが0又は1でAが炭素数1〜3の直鎖状ア
ルキレン基の場合、R2は水素原子ではないもの
とする。〕 で表わされる化合物と、一般式 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ
基又はハロゲン原子及びlは0又は1〜3の整数
を示す。〕 で表わされるスルホン酸の金属塩とを反応させ
る。 上記B法における反応は、通常溶媒を用いるこ
となく、または適当な溶媒を用いて行なわれる。
溶媒としては、反応に関与しないもの例えばメタ
ノール、エタノール等の低級アルコール、アセト
ン、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、ジオ
キサン、ジメチルホルムアミド等の極性溶媒が好
適に用いられる。化合物()と化合物()の
使用割合は適宜選択すればよいが、一般に等モル
使用するのが有利である。また反応温度も適宜選
択すればよいが、一般に室温〜溶媒の沸点温度程
度において反応は有利に進行する。 B法において原料として用いられる化合物
()は、一部新規化合物を含むが、これらは公
知の方法に準じて例えば次のような反応を経て製
造することができる。 (式中R2,A,nおよびXは前記に同じ) また化合物()中Xが沃素原子を示す化合物
(″)は、例えば次のような方法によつても製造
することが出来る。 (式中n、R2及びAは前記に同じであり、M
はナトリウム、カリウム等のアルカリ金属を示
す) 上記化合物()と化合物()との反応は、
通常溶媒中で行なわれる。溶媒としては反応に関
与しないもの一般にはジエチルエーテル、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン等のエーテル類が用い
られる。化合物()に対して化合物()は好
ましくは等モル以上使用される。また反応温度は
一般に−20℃から50℃、好ましくは0℃から室温
とされる。 又上記化合物(′)と化合物()との反応
は、通常無溶媒か又は溶媒中で行なわれる。溶媒
としては反応に関与しないもの、一般にはメタノ
ール、エタノール等の低級アルコール類、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサン等の極性溶媒またはア
セトン等が用いられる。化合物(′)と化合物
()の使用割合は適宜選択すればよいが一般に
等モル使用するのが有利である。また反応温度も
適宜選択すればよいが、一般に約0℃から溶媒の
沸点温度、好ましくは室温〜約60℃とされる。上
記各反応により得られる化合物()又は(″)
は単離し、または単離せずに本発明原料として用
いることができる。 上記A法およびB法により得られる本発明化合
物は通常の分離手段例えばカラムクロマトグラフ
イー、再結晶、減圧蒸留等により単離可能であ
る。 本発明化合物は、エステラーゼ阻害作用、キモ
トリプシン阻害作用及び抗脂血症作用を有し、抗
脂血症剤として、また抗炎症剤及び免疫調節剤と
して有用であり、本発明は、かかる新規なスルホ
ネート誘導体を含有する抗脂血症剤をも包含する
ものである。 高脂血症は、動脈硬化、心腎血管疾患、糖尿病
等の各種成人病の危険因子である事が認識されて
おり、その軽減乃至予防用薬剤としては、疾患の
性格上薬剤の使用が長期間に渡る可能性があり、
安全度の高い薬剤が要求されている。しかるに従
来から抗脂血症剤として知られているニコチン酸
及びその誘導体、デキストラン硫酸、クロフイブ
レート及びその誘導体等は種々の副作用が報告さ
れている。即ちニコチン酸及びその誘導体は、血
管拡張作用による皮膚痒感、顔面紅潮、胃腸障
害、肝機能障害、耐糖能悪化等の副作用が認めら
れており、さらに1日3g以上の大量投与を必要
とすることからも副作用の多い薬剤である。また
クロフイブレートは世界的にも広く使用されてい
る抗脂血症剤として代表的な薬剤であるが、最
近、クロフイブレートの発癌作用が重大な副作用
として報告され、各種研究機関において動物試験
あるいは疫学的調査が行われているが、最終的結
論が得られておらず、各国にてそれぞれクロフイ
ブレートの臨床使用制限を設け使用しているのが
現状である。さらにこの発癌性に加えて、クロフ
イブレートは、そのステロール排泄増加作用から
消化器中の胆石発生率の増加報告もあり、新たな
副作用として問題視されている。 本発明の抗脂血症剤は、その抗脂血症効果にお
いて、公知のニコチン酸及びその誘導体、デキス
トラン硫酸、クロフイブレート及び誘導体を凌ぐ
ものであり、しかもその毒性は非常に弱く、安全
域が極めて広く、従来の抗脂血症剤に比べ安全性
の高い点において特徴付けられる。 本発明の抗脂血症剤は、その投与経路により
種々の製剤化が可能である。例えば経口剤として
は錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、液体等の各
種製剤形態を、また非経口剤としては坐剤等の形
態をとり得る。之等各形態への調製は、常法に従
い通常の担体その他の添加剤を用いて行なわれ
る。 錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤を製造する際
に用いられる賦形剤としては、例えば乳糖、蔗
糖、デンプン、タルク、ステアリン酸マグネシウ
ム、結晶セルロース、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、グリセリン、アルギン酸
ナトリウム、アラビアゴム等を、結合剤としては
ポリビニルアルコール、ポリビニルエーテル、エ
チルセルロース、アラビアゴム、シエラツク、白
糖等を、滑沢剤としてはステアリン酸マグネシウ
ム、タルク等を、その他通常公知の着色剤、崩壊
剤等の添加剤を任意に用いることができる。尚錠
剤は周知の方法によりコーテイングしても良い。
又液体製剤は水性又は油性の懸濁液、溶液、シロ
ツプ、エリキシル剤等であつてよく、通常の希釈
剤その他の添加剤を用いて常法に従い調製され
る。 坐剤を製造する際の基材としては、例えばカカ
オ脂、ポリエチレングリコール、ラノリン、脂肪
酸トリグリセライド、ウイテツプゾル(登録商標
ダイナマイトノーベル社)等の油脂性基材を用い
ることができる。 本発明の抗脂血症剤の投与量は、患者の症状、
体重、年令等によつて異なり、一概に限定するこ
とはできないが、通常成人一日当り有効成分化合
物量が約50〜1500mgとすればよく、これは好まし
くは1〜4回に分けて投与される。また一単位製
剤当りの有効成分化合物含量は例えば約10〜1500
mgとするのが好ましい。 以下本発明化合物を製造するために用いる一般
式()で示されるジアゾケトン体の代表的な化
合物を表1に、一般式(′)で示されるクロル
メチルケトン体の代表的な化合物を表2に示す。
また本発明の一般式()で示されるスルホネー
ト誘導体の代表的な化合物を表3―(1)及び―(2)に
示す。表中MSはマススペクトル分析結果(M+)
を示し、またH−NMRはCDCl3中で測定した核
磁気共鳴スペクトル分析結果(δ ppm値)を示
す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 以下、上記表1乃至表3記載の各化合物の製造
例を挙げる。 製造例 1 N―メチル―ニトロソウレア10gから常法によ
り100mlのジアゾメタンエーテル溶液(ジアゾメ
タンとして2.8g含有)を調製する。氷冷下ジア
ゾメタンエーテル溶液にα―メチル―β―シクロ
ヘキシル―プロピオニルクロライド3.0gを滴下
し、滴下後30分撹拌の後、反応液中の過剰なジア
ゾメタンを室温下、窒素気流を通じて除く。エー
テル溶液を減圧下で留去して淡黄色油状の1―ジ
アゾ―3―メチル―4―シクロヘキシル―2―ブ
タノン(化合物A)を定量的に得た。 得られた1―ジアゾ―3―メチル―4―シクロ
ヘキシル―2―ブタノン2gをエーテル50mlに溶
解し、室温下ベンゼンスルホン酸モノハイドレー
ト2.1gを徐々に加え、窒素の発生がなくなるま
で撹拌する。反応後エーテル層を水洗し、無水硫
酸ナトリウムで乾燥したのち、減圧下で溶媒を留
去し、得られた油状物をカラムクロマトグラフイ
ー(シリカゲル、展開溶媒=クロロホルム)で分
離精製して、融点51〜52℃の2―オキソ―3―メ
チル―4―シクロヘキシル―2―ブチルベンゼン
スルホネート(化合物1)2.5g得た(収率74.8
%)。 元素分析(C17H24SO4として) C H 計算値(%) 62.94 7.46 分析値(%) 63.04 7.55 製造例 2 適当な出発原料を用い製造例1と同様の操作に
より化合物2〜4及び6を合成した。 製造例 3 1―ジアゾ―4―シクロヘキシル―2―ペンタ
ノン2.0gをジオキサン50mlに溶解し室温下、p
―メトキシ―ベンゼンスルホン酸2.3gを徐々に
加え、窒素の発生がなくなるまで撹拌する。反応
後減圧下で溶媒を留去し、残液をエーテル50mlで
抽出し、水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。
乾燥後、減圧下で溶媒を留去し、得られる油状物
をカラムクロマトグラフイー(シリカゲル、展開
溶媒=クロロホルム)で分離精製し、融点52〜53
℃の2―オキソ―4―シクロヘキシルペンチル
p―メトキシ―ベンゼンスルホネート(化合物
10)2.8g得た(収率76.7%)。 元素分析(C18H26SO5として) C H 計算値(%) 60.99 7.39 分析値(%) 61.36 7.40 製造例 4 適当な出発原料を用い製造例3と同様の操作に
より化合物11〜14を合成した。 製造例 5 1―ジアゾ―3―(2―メチル―シクロヘキシ
ル)―2―プロパノン1.8gをテトラヒドロフラ
ン50mlに溶解し室温下、ベンゼンスルホン酸モノ
ハイドレート2.1gを徐々に加え、窒素の発生が
なくなるまで撹拌する。以下製造例3と同様にし
て無色透明な油状の2―オキソ―3―(2―メチ
ル―シクロヘキシル)―プロピル ベンゼンスル
ホネート(化合物17)2.4g得た(収率77.4%)。 製造例 6 適当な出発原料を用い製造例5と同様の操作に
より化合物18〜22及び25を合成した。 製造例 7 1―ジアゾ―3―エチル―4―シクロヘキシル
―2―ブタノン15gをエーテル200mlに溶解し、
氷冷下、乾燥塩酸ガスを過剰量吸収させ、窒素の
発生がなくなるまで撹拌する。反応後水洗し、エ
ーテル層を無水硫酸ナトリウムで乾燥する。乾燥
後減圧下で溶媒を留去し、残液を減圧蒸留を行い
沸点108℃/1mmHgの1―クロル―3―エチル
―4―シクロヘキシル―2―ブタノン(化合物
イ)15.5gを得た(収率92.8%)。 得られた1―クロル―3―エチル―4―シクロ
ヘキシル―2―ブタノン2gをアセトン50mlに溶
解しヨウ化ナトリウム1.7gを加えて5時間室温
で撹拌する。反応後不溶物を別し、液を減圧
下で留去し、得られる油状物をエーテル50mlに溶
解し、ハイポ水で洗つて無水硫酸ナトリウムで乾
燥する。乾燥後減圧下で溶媒を留去し、得られる
油状物をアセトニトリル50mlに溶解し、ベンゼン
スルホン酸銀2.8gを加えて12時間室温で撹拌す
る。反応後不溶物を別し、液を減圧下で濃縮
して得られた残液をクロロホルム100mlで抽出し
水洗後無水硫酸ナトリウムで乾燥する。乾燥後、
減圧下で溶媒を留去し、得られた油状物をカラム
クロマトグラフイー(シリカゲル、展開溶媒=ク
ロロホルム)で分離精製して、無色透明な油状の
2―オキソ―3―エチル―4―シクロヘキシル―
ブチル ベンゼンスルホネート(化合物5)2.3
g得た(収率73.5%)。 製造例 8 適当な出発原料を用い、製造例7と同様の操作
により化合物7〜9を合成した。 製造例 9 1―クロル―3―(4―メチル―シクロヘキシ
ル)―2―プロパノン1.8gをアセトン50mlに溶
解し室温下、ヨウ化ナトリウム1.45gを加えて6
時間室温で撹拌する。次にp―トルエンスルホン
酸銀2.9gを加えて24時間室温で撹拌する。反応
後不溶物を別し、液を減圧下で濃縮し、得ら
れる油状物をカラムクロマトグラフイー(シリカ
ゲル、展開溶媒=クロロホルム)で分離精製し、
融点42〜43.5℃の2―オキソ―3―(4―メチル
―シクロヘキシル)―プロピル p―トルエンス
ルホネート(化合物15)2.3g得た(収率74.2
%)。 元素分析(C17H24SO4として) C H 計算値(%) 62.94 7.46 分析値(%) 63.25 7.45 製造例 10 適当な出発原料を用い、製造例9と同様の操作
により化合物16,23及び24を合成した。 製造例 11 製造例1の前半と同様にして、4―イソブチル
―シクロヘキサン―1―カルボン酸クロライド
(沸点126〜127℃/20mmHg)から、淡黄色油状の
1―ジアゾ―2―(4―イソブチル―シクロヘキ
シル)―2―エタノン(化合物)を定量的に得
た。 得られた1―ジアゾ―2―(4―イソブチル―
シクロヘキシル)―2―エタノン0.5gをエーテ
ル30mlに溶解し、室温下ベンゼンスルホン酸モノ
ハイドレート0.63gを徐々に加え、窒素の発生が
なくなるまで撹拌する。反応後エーテル層を水洗
し、無水硫酸ナトリウムで乾燥したのち、減圧下
で溶媒を留去し、得られた残液を石油エーテルよ
り再結晶して、融点24〜26℃の1―ベンゼンスル
ホニルオキシ)―2―(4―イソブチル―シクロ
ヘキシル)―2―エタノン(化合物26)の2.5g
を得た(収率76.9%)。 製造例 12 適当な出発原料を用い製造例11と同様の操作に
より化合物27〜31を合成した。 次に本発明スルホネート誘導体につき行なわれ
た薬理作用試験を説明する。 1 エステラーゼ阻害作用 0.1モルのトリス塩酸緩衝液(PH8.0)の一定量
に、基質としてメチルブチレート10μモルの50%
エタノール溶液を加え、さらにこれに本発明化合
物の50%エタノール溶液を加えた後、ただちに精
製したラツト肝臓マイクロゾーム画分エステラー
ゼ溶液(37℃、1時間にて9μモルのメチルブチ
レートを水解するように調整する)を加え、37℃
にて60分間反応を行なう。 反応終了後メチルブチレートのアルカリ性ヒド
ロキシルアミンによるヒドロキサム酸誘導体に第
二鉄塩を加えて、生ずる赤色を比色(波長
540nm)し、残存するメチルブチレート含量を定
量する。本発明化合物の各種濃度(3点以上)に
おけるエステラーゼ阻害率を縦軸にプロツトし、
その濃度の対数を横軸にプロツトして得られた直
線より50%阻害濃度(IC50)を求める。 2 キモトリプシン阻害作用 0.1モルのトリス塩酸緩衝液(PH8.0)の一定量
に、酵素液(キモトリプシンの0.1ユニツト)を
加え、さらに本発明化合物の50%エタノール溶液
を加えた後、37℃にて20分間反応を行なう。 反応終了後直ちに、基質としてN―アセチル―
L―チロシンエチルエステル(ATEE)の10μモ
ルを加えて、37℃にて30分間反応を行なう。 反応終了後ATEEの残存量をエステラーゼ阻害
活性測定法と同様のヒドロキサム酸法にて定量す
る。キモトリプシン阻害率(%)は下式により算
出される。 阻害率(%)=A−B/A×100 A:本発明化合物を添加しない反応系のエステ
ル水解量 B:本発明化合物を添加した反応系のエステル
水解法 3 抗脂血症効果試験 7週令、体重200〜220gのウイスター系雄性ラ
ツトを一群5匹として試験に用いる。 本発明化合物100mgを5mlのオリーブ油に溶解
して試験に用いる。本発明化合物を含むオリーブ
油を5ml/Kg相当にてラツトにゾンデを用いて経
口投与し、2時間後エーテル麻酔下にて下行大静
脈よりヘパリンを含む注射筒にて全血6mlを採取
する。得られた血液を5℃、3000r.p.mで遠心分
離し、血漿を得る。 得られた血漿のトリグリセライド含量を、和光
純薬社製のトリグリセライド測定キツト(トリグ
リセライド―Bテストワコー)を用いて測定す
る。対照群にはオリーブ油のみを同様に投与す
る。正常群には何らの処置も行わない。之等両群
とも本発明化合物処置群と同様、血漿中のトリグ
リセライド含量を測定する。 本発明化合物の抗脂血症抑制率を次式により算
出する。 抑制率(%)=A−C/A−B×100 A:対照群トリグリセライド含量 B:正常群トリグリセライド含量 C:本発明化合物処置群トリグリセライド含量 4 急性毒性試験 6週令、体重180〜200gのウイスター系雄性ラ
ツトを一群5匹として、本発明化合物を30%のポ
リエチレングリコール6000の水溶液に懸濁して経
口投与する。試験開始より一週間に渡つて一般中
毒症状、体重及び死亡の有無を連日観察して
LD50値を求める。 上記各試験の結果を表4に示す。表4において
トリグリセライド抑制率はTG抑制率と表示す
る。
【表】 上記表4より明らかな通り、本発明の一般式
()で表わされる化合物は、いずれもエステラ
ーゼ阻害作用及びキモトリプシン阻害作用を有し
ており、優れた抗脂血症効果を示すと共に低毒性
であり、抗脂血症剤として極めて有用であること
が判る。また上記表より本発明化合物は、抗炎症
剤や免疫調節剤としても有用であることが判る。 次に本発明の製剤例の代表例を示す。 製剤例 1 化合物8を含有する1カプセル内容物重量500
mgの軟カプセル剤 化合物8 250mg オリーブ油 250mg 上記組成量を常法に従い一カプセルに充填す
る。 製剤例 2 化合物7を含有する1錠重量406mgの錠剤 化合物7 100mg 軟質無水ケイ酸 80mg 結晶セルロース 140mg 乳 糖 80mg タルク 2mg ステアリン酸マグネシウム 4mg 上記組成量を常法に従い1錠に成型する。 製剤例 3 化合物24を含有する1包1000mgの顆粒剤 化合物24 200mg 軽質無水ケイ酸 170mg 結晶セルロース 350mg 乳 糖 270mg ステアリン酸マグネシウム 10mg 上記組成量を常法に従い1包の顆粒剤に調製す
る。 製剤例 4 化合物5を含有する1個重量2000mgの坐剤 化合物5 1000mg ウイテプゾールW―35 1000mg 上記組成量を常法に従い1個の坐剤に成型す
る。 製剤例 5 化合物23を含有する1バイヤル20mlのエリキシ
ル剤 化合物23 300mg エタノール 0.5ml グラニユー糖 2000mg ニツコールHCO―60 150mg 香 料 0.01ml 精製水にて20mlとする。 上記組成量を常法に従い1バイヤルのエリキシ
ル剤に調製する。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ
    基又はハロゲン原子、lは0又は1〜3の整数、
    nは0又は1、Aは炭素数1〜4の直鎖状もしく
    は分枝状アルキレン基及びR2は水素原子又は低
    級アルキル基を示す。但しnが0又は1でAが炭
    素数1〜3の直鎖状アルキレン基の場合、R2は
    水素原子ではないものとする。〕 で表わされるスルホネート誘導体。 2 一般式 〔式中R1は低級アルキル基、低級アルコキシ
    基又はハロゲン原子、lは0又は1〜3の整数、
    nは0又は1、Aは炭素数1〜4の直鎖状もしく
    は分枝状アルキレン基及びR2は水素原子又は低
    級アルキル基を示す。但しnが0又は1でAが炭
    素数1〜3の直鎖状アルキレン基の場合、R2は
    水素原子ではないものとする。〕 で表わされるスルホネート誘導体を含有する抗脂
    血症剤。
JP7853081A 1981-05-22 1981-05-22 Sulfonate derivative, its preparation and antilipemic agent containing the same Granted JPS57193444A (en)

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