JPH0139735B2 - - Google Patents

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JPH0139735B2
JPH0139735B2 JP56069063A JP6906381A JPH0139735B2 JP H0139735 B2 JPH0139735 B2 JP H0139735B2 JP 56069063 A JP56069063 A JP 56069063A JP 6906381 A JP6906381 A JP 6906381A JP H0139735 B2 JPH0139735 B2 JP H0139735B2
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JP
Japan
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milk powder
skim milk
milk
curd
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JP56069063A
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English (en)
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Toichi Ootsubo
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ZENKOKU RAKUNOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
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ZENKOKU RAKUNOGYO KYODO KUMIAI RENGOKAI
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Dairy Products (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は子牛用乳代用組成物の改良に関する。 子牛用代用乳とは乳用牛、肉用牛の哺乳期の子
牛に全乳に替えてまたは全乳と併用して給与する
脱脂粉乳を主成分とした飼料をいい、近年、その
品質的改良に加えて蓄産の振興および牛乳の商品
価値向上といつた経済事情から、代用乳飼料の需
用は次第に増大している。この子牛用代用乳は粉
末状組成物の商品形態で市場に流通し、実際の給
与に際しては所定量の水または温湯に溶解して用
いられる。 上記の子牛用代用乳組成物は経済的な蓄産経営
という目的に適合するように価格が低廉でなけれ
ばならず、また、品質的にも給与に際して水また
は温湯に溶解したものが全乳と同等以上の物理的
安定性を有し、かつ溶解代用乳中に含まれる各栄
養素が効率よく吸収利用されるものでなければな
らない。 ところで、上記代用乳の吸収利用効率に深く関
連する哺乳期の子牛における消化吸収機序につい
ては既に種々の研究がなされ、次のような機序が
明らかにされている。即ち、摂取された全乳また
は代用乳は子牛の第4胃内で分泌される消化酵素
(生後5週令未満ではレンネツト、5週令以降の
生長ステージではレンネツトの他に一部ペプシン
も加わる)の作用を受け、比較的早期にカード
(凝乳)が形成される。このカード形成は乳飼料
中の主要タンパク源であるカゼインがレンネツト
等の作用により脂肪を包含する形で凝固するもの
である(以下、このカード形成をレンネツト凝固
という)。こうして形成されたカードは長時間第
4胃内に滞留し、この間に上記消化酵素の作用を
受けて小腸での消化吸収に適する形に転化された
上で徐々に(摂取後6時間以内では極めてゆるや
か)小腸に送り込まれ、小腸において最終的に消
化吸収される。 このような消化吸収機序において、上記レンネ
ツト凝固は、摂取された乳飼料を長時間第4胃内
に滞留させて消化酵素の充分な作用を確保すると
共に、小腸の消化吸収能力に対応して徐徐に小腸
内に送り込むことを可能とし、これによりタンパ
ク質、脂肪等の栄養素の利用効率を向上させると
いう哺乳期の子牛の栄養生理上重要な意味を有す
る。従つて、もし充分なレンネツト凝固を生じな
い低品質の代用乳組成物を給与すれば、摂取後早
期に第4胃から十二脂腸を経て小腸に流入するか
ら小腸に過剰な負担をかけることになり、下痢の
発生、発育不良等、経済動物として致命的な打撃
を被る。このレンネツト凝固については種々の見
地から詳細な研究がなされており、上記栄養生理
的見地からは、カード形式までの時間もさること
ながら、形成されたカードが適度の固さを有する
ことの方がより重要であることが明らかにされて
いる。他方、酵素化学的見地からは、レンネツト
がカゼイン成分のうちのα−カゼインに作用して
レンネツト凝固を生じること、またα−カゼイン
はαs−カゼインおよびK−カゼインの複合体から
なるが、レンネツトは特にK−カゼインに対して
特異的に作用することが明らかにされている。 ところで、本発明の対象である子牛用代用乳組
成物には従来から脱脂粉乳が主成分として用いら
れており、脱脂粉乳はレンネツト凝固の際のカー
ド形成能(カード形成までに要する時間およびカ
ードの固さ)が全乳に比較してかなり劣るという
問題がある。これは脱脂粉乳製造の際の熱処理、
特に噴霧乾燥の際に行なう濃縮脱脂乳の予備加熱
によりレンネツト凝固に関与する前記カゼイン成
分が変性するためであり、しかも、加熱処理の温
度および時間により変性の程度、従つてカード形
成態低下の程度も一定していない。このカゼイン
成分の変性をも含めた加熱処理による脱脂粉乳の
品質変化は、脱脂粉乳中のホエータンパクの変性
度で表わされており、ホエータンパクの変性度は
脱脂粉乳中の〔非カゼイン態窒素量/全窒素量〕
を指標(以下、これを変性指標という)として定
量的に算出される。全乳および脱脂粉乳について
この変性指標の値を例示すれば次の通りである。 1 新鮮な全乳 ……0.25 2 63℃で30分間保持した全乳 ……0.23 3 74℃で30分間予備加熱して製造された脱脂粉
乳 ……0.15 上記変性指標はレンネツト凝固によるカードの
固さと密接な相関を有し、例えば、変性指標0.18
以下の脱脂粉乳では形成されるカードの固さが極
めて低く、子牛の栄養生理に著しい悪影響を及ぼ
すといわれている。なお、最も望ましい条件下で
製造された脱脂粉乳でも変性指標が0.22を越える
ことはないとされている。 さて、このように品質の劣化した脱脂粉乳を主
成分として用いた従来の子牛用代用組成物では、
全乳に比較してその栄養的価値はかなり低くなら
ざるを得ないという問題があつた。もし、全乳と
同程度の品質を維持しようとすれば、脱脂粉乳の
混合比率が増大してその品質低下を相殺する以外
に方法がなく、この場合には必然的に価格が高騰
することとなり、代用乳組成物の第1要件である
経済性が喪失されてしまう。また、我国では代用
乳組成物に配合される脱脂粉乳のほとんど総てを
諸外国からの輸入に頼つており、これらはその製
造条件の相違により品質のばらつきが大きい。従
つて、一定の対策を構じることにより脱脂粉乳に
おける品質劣化を補い、代用乳組成物の品質を向
上して一定のレベルに維持することは実際上不可
能であるという問題があつた。 上記代用乳組成物における品質上の問題を、子
牛の栄養生理上重要な意味を有するレンネツト凝
固に関連してとり上げ、その改善で図るために、
従来、塩化カルシウム、乳酸カルシウムの添加に
よりカード形成能を向上させる方法が検討されて
いる。しかし、この検討例ではカード形成能のう
ち、カード形成までの時間短縮のみが検討されて
おり、より重要な要素であるカードの固さについ
ては何等検討されていない。また、この検討例で
は飼料中に用いられている脱脂粉乳の変性度が不
明なものが多く、従つてどの範囲の変性度を有す
る脱脂粉乳に対して有効であるかも明らかにされ
ていない。 本願発明者等の実験によれば、塩化カルシウ
ム、乳酸カルシウムの添加はカード形成時間を短
縮するものではあるが、カードの充分な固さを確
保するために有効ではないことが明らかになつ
た。 本発明は上述の事情に鑑みてなされたもので、
主成分として配合される脱脂粉乳の製造条件の如
何にかかわらず、子牛の第4胃内で適度の固さを
有するカードを形成し、もつて高い効率で吸収利
用される優れた品質を有し、しかも安価で経済的
な子牛用代用乳組成物を提供するものである。 即ち、本発明による子牛用代用乳組成物は、脱
脂粉乳40〜79重量%、乾燥ホエー5〜20重量%、
油脂類5〜20重量%、ビタミンおよびミネラル1
〜2重量、糖類5〜10重量%、動植物質原料の5
〜10重量%の合計100重量%、並びに前記脱脂粉
乳量に対して6.72〜22.42重量%のグルコン酸カ
ルシウムを含有することを特徴とするものであ
る。 本発明において、脱脂粉乳、乾燥ホエー、油脂
類、ビタミンおよびミネラル、並びに糖類は子牛
の栄養上必須の構成成分であり、動植物質原料は
主として法的な規則(関税定率法)により添加が
義務づけられる成分である。 本発明において、動植物質原料とは魚粉(又は
フイツシユソリユブル)および大豆タンパクを指
し、油脂類および糖類とは異なるものである。ま
た、脱脂粉乳に含まれるタンパク質は子牛にとつ
て必須のものである。一方、動植物質原料に含ま
れるタンパク質は、脱脂粉乳に代えて一部代替す
ることは可能であるが、脱脂粉乳に代えて全部代
替すると子牛の健全な発育を阻害する。 本発明において、各栄養素材は、脱脂粉乳40〜
79重量%、乾燥ホエー5〜20重量%、油脂類5〜
20重量%、ビタミンおよびミネラル1〜2重量
%、糖類5〜10重量%、動植物質原料5〜10重量
%の配合比で配合される。 以上のように各栄養素材の配合比を規定したの
は、前記範囲を逸脱するといずれかの栄養成分が
不足し、栄養のバランスが崩れるためである。 本発明の子牛用代用乳組成物は、前記各栄養素
材の合計100重量%と、脱脂粉乳量に対して6.72
〜22.42重量%のグルコン酸カルシウムとを含有
するものである。このような本発明の子牛用代用
乳組成物は、添加されたグルコン酸カルシウムの
寄与により、主成分である脱脂粉乳が製造時に熱
変性を受けている場合でも、子牛の第4胃内で適
度の固さを有するカードを形成し、従つて哺乳期
の子牛の栄養生理に最も適した形で効率よく吸収
利用される。 本発明において、グルコン酸カルシウムの添加
量を脱脂粉乳量に対して6.72〜22.42重量%とし
たのは、脱脂粉乳量に対して6.72重量%未満では
適度な固さを有するカードが得られず、一方脱脂
粉乳量に対して22.42重量%を超えて添加しても
添加量が増加するだけでそれ程の効果が得られな
いためである。 また、本発明におけるグルコン酸カルシウムは
脱脂粉乳に対して6.72重量%〜22.42重量%の使
用量で、通常の製造条件下に製造されたどのよう
な脱脂粉乳を用いた場合にも充分な効果が得られ
るため、変性度が不明でかつばらつきの大きい輸
入脱脂粉乳を用いる場合にも一定の処方により代
用乳組成物の品質を高めることが可能である。更
に、この程度のグルコン酸カルシウム添加により
充分な品質向上が得られるから、価格的にも安価
で、蓄産経営の経済的要求をも充分に満足するこ
とができる。 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明す
る。 実施例 まず、全乳から最も望ましい製造条件を維持し
て脱脂粉乳を製造し、変性指標〔非カゼイン態窒
素量/全窒素量〕0.21の脱脂粉乳(A)を得た。次
に、この脱脂粉乳(A)を再び水に溶解し、これを第
1表に示す予備加熱条件を施した後に噴霧乾燥し
て脱脂粉乳(a)〜(d)を得、これに各種添加成分を配
合して第1表に示す代用乳粉末T−0、T−50、
T−60、T−70を得た。
【表】
〔グルコン酸カルシウムの添加量(カルシウム換算値)〕
1 2.24重量%(0.2重量%) 2 4.48 〃 (0.4 〃 ) 3 6.72 〃 (0.6 〃 ) 4 8.96 〃 (0.8 〃 ) 5 11.21 〃 (1.0 〃 ) なお、上記実施例の代用乳組成物においては、
動植物質原料および糖類を配合していないが、こ
れはグルコン酸カルシウムの添加がレンネツト凝
固に及ぼす影響をより鮮明に調べるために添加を
省略したものである。実際の子牛用代用乳組成物
では通常これらの成分も添加配合され、脱脂粉
乳、乾燥ホエー、油脂類、ビタミンおよびミネラ
ル、並びに糖類および動植物質原料の合計量を
100重量%として計算する。例えば輸入される代
用乳組成物用の脱脂粉乳中には他の用途への流用
を規制するために魚粕等の動植物質原料の添加が
義務づけられており、従つてこの成分は必ず配合
されることになる。 上記実施例になる子牛用代用乳組成物の効果を
調べるために、下記のレンネツト凝固試験を行な
つた。 試験例 1 まず、計20種類の実施例代用乳組成物を、実際
の給与条件と同じく代用乳組成物1重量部に対し
て40℃の温湯6重量部を用いて溶解し、実施例溶
液を調製した。また、グルコン酸カルシウムを含
まない前記代用乳粉末T−0、T−50、T−60、
T−70の夫々を上記と同一の条件で溶解して比較
例溶液を調製した。次いで、実施例溶液および比
較例溶液の夫々に対して0.2NH4Cl溶液を添加し、
PH値を6.00に調整した。このPH6.00は乳飼料給与
時における子牛の第4胃内のPH値に略等しい。続
いて、この実施例溶液および比較例溶液の夫々に
レンニンの40倍希釈水溶液を添加した後、子牛の
体温に略等しい40℃の恒温水槽内に静置してレン
ネツト凝固を生じさせた。このときのレンニン水
溶液の添加量は、実施例溶液または比較例溶液の
100mlに対して1mlであり、この添加量は子牛の
第4胃内で分泌されるレンネツトと同等の力価に
対応する。なお、実施例溶液および比較例溶液と
は別に、基準対照溶液として全乳についても同様
の条件でレンネツト凝固を生じさせた。こうして
レンニン添加後1時間を経過した時点で、レンネ
ツト凝固により形成されたカードの夫々について
テンシヨンメーターにより固さを測定し、第2表
に示す結果を得た。なお、同表の数値はカードに
徐々に外圧を加えた際にカードが圧壊するときの
圧力である。
【表】
【表】 上記試験結果から、まず、グルコン酸カルシウ
ムを添加していない代用乳粉末、T−0、T−
50、T−60、T−70では主成分である脱脂粉乳の
熱変性(脱脂粉乳製造時の予備加熱による)の程
度に従つて、形成されるカードの固さが全乳の場
合よりもかなり低下することが明らかである。こ
れに対して、この代用乳粉末にグルコン酸カルシ
ウムを添加した実施例の代用乳組成物の場合、熱
変性の度合が比較的小さい脱脂粉乳を用いたもの
(T−0、T−50にグルコン酸カルシウムを添加
したもの)では全乳の場合と同等あるいはそれ以
上のカード固さが得られ、また極端な熱変性を受
けた脱脂粉乳を用いたもの(T−60、T−70にグ
ルコン酸カルシウムを添加したもの)でもT−
0、T−50の場合と同等以上のカード固さを得る
ことができる。 なお、第2表中、T−0とT−50とでは全ての
数値が一致している。これに関しては、本実施例
のようにT−0の脱脂粉乳とT−50の脱脂粉乳の
変性指標が同一であり、これらにそれぞれ同一量
のグルコン酸カルシウムを添加した場合、理論的
には同一のカード固さを示すと考えられ、この理
論にあつた結果となつている。 試験例 2 上記実施例の代用乳組成物のうち、脱脂粉乳の
熱変性が最も大きなもの(代用乳粉末T−70にグ
ルコン酸カルシウムを添加したもの)と、代用乳
粉末T−70に塩化カルシウムまたは炭酸カルシウ
ムを添加した比較例代用乳組成物とについて試験
例1と同様のレンネツト凝固試験を行ない第3表
に示す結果を得た。
【表】 この結果から明らかなように、塩化カルシウム
または炭酸カルシウムを添加した代用乳組成物で
は実施例組成物のようなカードの固さが得られな
かつた。これはカルシウム塩の種類によりカード
の硬さを向上する効果に差があり、グルコン酸カ
ルシウムが最も優れた効果を示し、それ以外のカ
ルシウム塩では脱脂粉乳の熱変性の影響を打ち消
すような効果が得られないことを示している。 試験例 3 上記実施例の代用乳組成物のうち、脱脂粉乳の
熱変性が最も小さいもの(代用粉末T−0にグル
コン酸カルシウムを添加したもの)と、代用粉末
T−0にグルコン酸カルシウム以外のカルシウム
塩を添加した比較例代用乳組成物とについて試験
例1と同様のレンネツト凝固試験を行い、カード
形成時間(カードが形成されるまでの時間)およ
びカードの固さを測定した。なお、この試験は実
施例並びに比較例代用乳組成物の1重量部を40℃
の温湯9重量部に溶解して行なつた以外は試験例
1と同じ条件で行なつた。また、この試験では実
施例の代用乳組成物以外にグルコン酸カルシウム
をカルシウム換算値で1.5重量%、2.0重量%(グ
ルコン酸カルシウムで22.42重量%)添加したも
のについても行なつた。カード形成時間に関する
試験結果を第4表に、カードの固さに対する試験
結果を第5表に夫々示す。
【表】 (注):測定値の単位は秒
【表】 最初に、カルシウム塩濃度が0%の場合、カー
ド形成時間およびカード固さは同一になると考え
られるが、第4表および第5表においてこのよう
な結果が得られていないのは、測定誤差によるも
のと推定されるので、以下これについて説明を加
える。 すなわち、前述した試験では各表に示す全ての
測定系でそれぞれ独立に、試料溶液100mlに対し
てNH4Cl溶液を添加してPHを調整し、更に40倍
希釈のレンニン水溶液1mlを添加した溶液を用
い、カード形成時間は目視観察により測定し、カ
ード固さは1時間経過後のカードについてテンシ
ヨンメータにより測定している。このため、カー
ド形成時間およびカード固さの測定には操作上避
けがたい誤差が生じる。そして、カード形成時間
に関しては測定誤差は測定値±3秒前後である。
一方、カード固さに関してはカード形成時間の場
合より測定誤差ははるかに小さく、ほとんどの場
合同一の測定値が得られるが、測定値がややずれ
ることもある。前記第5表でもカルシウム濃度0
%のカード固さの測定値は誤差範囲内である。 この試験結果から、まず、カード形成時間が代
用乳粉末T−0に対するカルシウム塩の添加によ
り短縮され、その短縮効果は添加するカルシウム
塩の種類により相違することが認められる。この
こと自体はカード形成時間の短縮に一部カルシウ
ム塩の添加が有効であるという既に報告された事
実を裏づけているにすぎない。他方、第4表の結
果と第5表の結果を比較対照することにより、カ
ード形成時間の短縮効果とカードの固さとの間に
は一定の相関が存在しないことが明らかである。
そして、グルコン酸カルシウムの添加はカード形
成時間の短縮効果においては塩化カルシウム、酢
酸カルシウム、乳酸カルシウムの添加よりも劣つ
ているが、カードの固さを向上する効果において
は最も優れている。従つて、グルコン酸カルシウ
ムを添加した本発明の代用乳組成物は哺乳期の子
牛における既述の栄養生理に最も適している。 なお、上記結果に示されるように、グルコン酸
カルシウムを試験例1の代用乳組成物よりも多く
添加した代用乳組成物(カルシウム換算量で脱脂
粉乳に対して1.5%添加したものおよび2.0%添加
したもの)でも形成されるカードの固さは低下せ
ず、従つて少なくともグルコン酸カルシウムの添
加量が脱脂粉乳に対して6.72〜22.42重量%の範
囲(カルシウム換算量で脱脂粉乳に対して0.6〜
2.0%の範囲)では本発明の効果を得ることがで
きる。 以上詳述したように、本発明によれば製造時の
加熱処理により変性した脱脂粉乳を主成分として
用いた場合にも子牛の第4胃内で適度の固さを有
するカードを形成して高効率で吸収利用され、し
かも安価な子牛用代用乳組成物を提供できるもの
である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 脱脂粉乳40〜79重量%、乾燥ホエー5〜20重
    量%、油脂類5〜20重量%、ビタミンおよびミネ
    ラル1〜2重量%、糖類5〜10重量%、動植物質
    原料5〜10重量%の合計100重量%、並びに前記
    脱脂粉乳量に対して6.72〜22.42重量%のグルコ
    ン酸カルシウムを含有することを特徴とする子牛
    用代用乳組成物。
JP56069063A 1981-05-08 1981-05-08 Milk replacer composition for calf Granted JPS57186445A (en)

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TW360501B (en) * 1996-06-27 1999-06-11 Nestle Sa Dietetically balanced milk product

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