JPH0140155Y2 - - Google Patents

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JPH0140155Y2
JPH0140155Y2 JP1980149711U JP14971180U JPH0140155Y2 JP H0140155 Y2 JPH0140155 Y2 JP H0140155Y2 JP 1980149711 U JP1980149711 U JP 1980149711U JP 14971180 U JP14971180 U JP 14971180U JP H0140155 Y2 JPH0140155 Y2 JP H0140155Y2
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aluminum plate
plate
insulating material
heat generating
generating part
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【考案の詳細な説明】 〔考案の構成〕 (産業上の利用分野) 本考案は発熱部を包囲した包囲体の構造と使用
形態から生じる包囲体の変形に対し、発熱部と包
囲体との間に介在する絶縁材の破壊を防止した発
熱体に関する。
(従来の技術) 従来、発熱体たとえば湯沸し器などの熱源を形
成するバンド式スペースヒータは第4図および第
5図に示すようにマイカ板aに主発熱線bと保温
用発熱線cとを交互に巻回した発熱部Aとこの発
熱部Aをマイカなどの絶縁材d,dを介して内部
に収納する金属板製包囲体Bとからなつている。
そして被加熱容器と密着する包囲体Bの伝熱面側
をアルミニウム板eとし他面を鋼板fとしてこれ
らをアルミニウム板eのかしめ付けによつて一体
に形成してある。そうして、この発熱体を被加熱
容器に巻装してアルミニウム板eを被加熱容器に
密着させ、発熱線b,cに通電して発熱させ、そ
の熱をアルミニウム板eを介して被加熱容器に伝
導させるものである。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来の発熱体は包囲体Bが伝熱面側を熱膨
張率の大きいアルミニウム板eで構成し、他面を
熱膨張率の小さい鋼板fで構成しており、しかも
両者e,fがかしめ付けによつて一体的に構成さ
れているので、加熱時には両者e,fに熱膨張差
を生じ、その歪みが熱膨張が大きく、かつ軟質で
あるアルミニウム板eに集中して凹凸などの熱変
形を生じる。さらに、これに加えて、この発熱体
は使用時において伝熱面側をなすアルミニウム板
eが発熱部Aへの通電により急熱を受け、また容
器への注水による急冷を受けるとアルミニウム板
eの膨張、収縮のくり返えしによりその熱変形を
助長する。この結果、アルミニウム板eと容器と
の間に隙間が生じて密着性を損なわせ、容器や容
器内の液体への熱伝導を低下させてアルミニウム
板e自身の局部的加熱が生じアルミニウム板eは
鋼板fに阻止されて均一な膨張、収縮ができず、
凹凸状に部分的に膨張して内側に突出する。その
結果、絶縁材のマイカ板dを押しつぶして、破壊
にいたらしめ発熱線b,c間を短絡させたり、あ
るいは絶縁抵抗を低下させる欠点を有していた。
そこで、本考案の課題は上述の発熱体におけ
る、包囲体の構造と使用形態に起因するアルミニ
ウム板の熱変形による押圧力によつて絶縁材が破
壊されないようにすることである。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は片面がアルミニウム板、他面が鋼板で
一体的に構成されて発熱部を包囲した包囲体のア
ルミニウム板と発熱部との間および鋼板と発熱部
との間にそれぞれ絶縁材を介在させてなり、アル
ミニウム板を伝熱面側にして被加熱体に密接させ
て使用させる発熱体において、アルミニウム板と
絶縁材との間に保護板を配設してアルミニウム板
の熱変形による押圧力から絶縁材を保護するもの
である。
(作用) 包囲体の片面がアルミニウム板、他面が鋼板で
一体的に構成されているので、この包囲体が加熱
されると熱膨張率が大きくかつ軟質なアルミニウ
ム板に歪みが集中して熱変形し、しかも、このア
ルミニウム板が急熱急冷による局部的な膨張収縮
を繰返すことによつて上述の熱変形を助長する。
この結果、アルミニウム板が部分的に内側に突出
する。しかし、本考案の発熱体はアルミニウム板
と絶縁材との間に保護板を配設してアルミニウム
板の熱変形による押圧力から絶縁材を保護したの
で、絶縁材が破壊されることがほとんどなくなつ
た。
(実施例) 本考案の詳細を図示の実施例によつて説明す
る。図は本考案を適用してなるバンド式スペース
ヒータで、たとえば湯沸し器などの被加熱体(図
示しない。)の外周に巻付けて密着して使用され
るもので、第1図にその全体の上面図を示す。図
中、1はスペースヒータを示し、後述する構成を
有する還状の包囲体の両端に、その1部9,9
(詳細は後述する。)を突出させて緊締部を形成
し、かつ、両端部に所要の端子を設けてある。
しかして、上記包囲体の内部を第2図の一部
を切欠した側面図および第3図の断面図に示す。
これらの図に示すように、包囲体は断面が薄い
ケース状をなすバンド体で、その内部に偏平な発
熱部を収容し、かつこの発熱部と包囲体
の間には絶縁マイカなどの絶縁材6,6を介在さ
せて電気絶縁を行なつている。
上記包囲体はバンド体の内面側が被加熱体
(図示しない。)に密接する伝熱面をなし、熱伝導
性に優れたアルミニウム板(熱伝導率k=0.57、
熱膨張率α=23.5×10-6)8で構成され、かつ外
面側は抗張力に優れた鋼板(熱伝導率k=0.17、
熱膨張率α=12.6×10-6)9で構成され、両者が
アルミニウム板8のかしめ付けによつて一体的に
結合され、かつ鋼板9の両端が包囲体外に突出
させて上述した第1図の緊締部を形成してある。
上記発熱部はマイカ板からなる絶縁性基板部
2に交互に離間して巻回された主発熱線3および
保温用発熱線4とからなる偏平体で、偏平面を並
行にして包囲体内に収容されている。そうして、
この発熱部と包囲体のアルミニウム板8およ
び鋼板9との間にそれぞれ上述のとおり絶縁材
6,6を介在させてある。
そうして、本考案の特徴は包囲体の両面のう
ち少なくともアルミニウム板8と絶縁材6との間
に保護板10を配設して絶縁材6のほぼ全面を覆
つて、絶縁材6を機械的に保護していることであ
る。このような保護板10の例としてはたとえば
アルミニウムめつき鋼板または亜鉛めつき鋼板な
どは薄くても充分な剛性を有し、さらに付随的な
利点として耐酸化性に優れ、かつ熱伝導性も比較
的良好であるなどの特性を有し好ましいものであ
る。
つぎに、作用について説明する。本実施例にお
ける包囲体は上述したとおり、伝熱面側が伝熱
性が良好であるがその反面熱膨張率が大きくかつ
軟質であるアルミニウム板8で構成されかつ外面
側が熱膨張率が小さくかつ剛性の強い鋼板9で構
成され、しかも両者8,9が一体的に結合されて
いるので、この包囲体の温度が上昇すると、両
者8,9に熱膨張差を生じ、その歪みがアルミニ
ウム板8に熱中してこれを変形させる。加えて、
使用時において通電により発熱部の熱がアルミ
ニウム板8に伝導して急熱を受け、また被被加体
への注水などにより急冷を受けると、アルミニウ
ム板8が膨張、収縮をし、その繰返しにより、容
器との間に局部的な隙間を生じ、このため隙間部
分は伝熱が悪いため過度に昇温して隙間のない部
分との間に温度差を生じ、しかも、上述のとお
り、アルミニウム板8が鋼板9と一体的に結合さ
れているので均一な膨張収縮ができず、このため
上述した熱膨張率差に起因する熱変形が益々助長
され、絶縁材6に向つて局部的に突出する。しか
し、本考案においては上述のとおり、保護板10
を設けたので、アルミニウム板8の局部的突出が
保護板10の剛性によつて阻止され、絶縁材6に
局部的押圧力を印加することがなく、絶縁材6の
破壊を防止できる。したがつて、発熱線3,4の
短絡や絶縁抵抗の低下を生じることがない。しか
も、保護板10は絶縁材6の全面を覆つているの
で、緩衝力が優れ、かつアルミニウム板8のどの
部分に熱変形を生じても充分に保護できる。ま
た、保護板を金属で構成したので、保護板の存在
しないものと比較してアルミニウム板に伝わる熱
が均一となる付随的な利点もある。
〔考案の効果〕
このように、本考案の発熱体は発熱部と、片面
がアルミニウム板で、他面が鋼板で一体的に構成
され上記発熱部を包囲した包囲体と、発熱部とア
ルミニウム板との間および発熱部と鋼板との間に
それぞれ介在した絶縁材とを有し、アルミニウム
板を伝熱面側として被加熱体に密接して使用され
る発熱体において、アルミニウム板と絶縁材との
間にアルミニウム板の熱変形による押圧力から絶
縁材を保護する保護板を配設したので、包囲体が
伝熱面側を熱膨張率が大きくかつ軟質のアルミニ
ウム板で構成し、他面を熱膨張率が小さくかつ剛
性の大きい鋼板で構成され、この構成と上述の使
用形態によつてアルミニウム板に熱変形を生じて
も、この熱変形による押圧力を保護板で阻止する
ので、絶縁材が破壊されることがない。したがつ
て発熱線の短絡を生じさせることがなく、また絶
縁抵抗の低下を招くことのないすぐれた利点を有
する。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示し、第1図は上面図、
第2図は一部を切欠して内部を示す側面図、第3
図は第2図部分の拡大断面図であり、第4図は従
来例を示す一部切欠側面図、第5図は同じく第3
図部分の断面図である。 ……発熱部、6……絶縁材、……包囲体、
8……アルミニウム板、9……鋼板、10……保
護板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発熱部と、片面がアルミニウム板で、他面が鋼
    板で一体的に構成されて上記発熱部を包囲した包
    囲体と、上記発熱部と上記アルミニウム板との間
    および上記発熱部と上記鋼板との間にそれぞれ介
    在した絶縁材とを具備し、上記アルミニウム板を
    伝熱面側として被加熱体に密接して使用される発
    熱体において、上記アルミニウム板と上記絶縁材
    との間に上記アルミニウム板の熱変形による押圧
    力から上記絶縁材を保護する保護板を配設したこ
    とを特徴とする発熱体。
JP1980149711U 1980-10-22 1980-10-22 Expired JPH0140155Y2 (ja)

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JP1980149711U JPH0140155Y2 (ja) 1980-10-22 1980-10-22

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JPS5772593U JPS5772593U (ja) 1982-05-04
JPH0140155Y2 true JPH0140155Y2 (ja) 1989-12-01

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JPS454790Y1 (ja) * 1965-03-13 1970-03-05

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JPS5772593U (ja) 1982-05-04

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