JPH0141151B2 - - Google Patents

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JPH0141151B2
JPH0141151B2 JP59146700A JP14670084A JPH0141151B2 JP H0141151 B2 JPH0141151 B2 JP H0141151B2 JP 59146700 A JP59146700 A JP 59146700A JP 14670084 A JP14670084 A JP 14670084A JP H0141151 B2 JPH0141151 B2 JP H0141151B2
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JP
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acid
solution
mixture
ether
water
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JP59146700A
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Fuon Daeene Berufu
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Leo Pharma AS
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Leo Pharmaceutical Products Ltd AS
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Publication date
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Publication of JPS60155180A publication Critical patent/JPS60155180A/ja
Publication of JPH0141151B2 publication Critical patent/JPH0141151B2/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D499/00Heterocyclic compounds containing 4-thia-1-azabicyclo [3.2.0] heptane ring systems, i.e. compounds containing a ring system of the formula:, e.g. penicillins, penems; Such ring systems being further condensed, e.g. 2,3-condensed with an oxygen-, nitrogen- or sulfur-containing hetero ring

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は6β―ハロペニシラン酸アミン塩およ
びその用途に関する。 本発明の化合物は、式: 〔式中、Xは塩素、臭素またはヨー素、Zはジ
シクロヘキシルアミン、nは1または2を表わ
す。〕。 で示される。 細菌感染の治療において、β―ラクタマーゼ生
産細菌が頻度を増して生じることは重大な問題で
ある。これらの酵素は、種々のβ―ラクタム抗生
物質を不活性化する。またグラム陽性およびグラ
ム陰性菌の両者から生産されるβ―ラクタマーゼ
はβ―ラクタム抗生物質に対する細菌の耐性に非
常に関与していることが知られている。 6β―ハロペニシラン酸は種々のグラム陽性お
よび陰性菌から生産されるβ―ラクタマーゼの有
力な抑制剤であることが見い出された。この性質
は6β―ハロペニシラン酸をヒトおよび家畜用の
薬剤として高価あるものとしている。これは、該
化合物はβ―ラクタム抗生物質と共に投与されれ
ば、後者を不活性化から保護するためである。 これまで6βおよび6α―ブロモペニシラン酸の
混合物は、後者のエピ化によりあるいは6,6―
ジブロモペニシラン酸の選択的水素添加により
6β―ブロモエピマーが反応混合物中に概ね5〜
15%(本明細書において、固形物質の場合に重量
%、液状物質の場合に体積%である。)存在する
状態で得られることが報告されている〔ジヤーナ
ル・オブ・オーガニツク・ケミストリー(J.Org.
Chem.)第43巻3611〜3613頁(1978);プロシー
デイングス・オブ・ザ・ナシヨナル・アカデミ
イ・オブ・サイエンシイズ・オブ・ザ・ユナイテ
ツド・ステーツ・オブ・アメリカ(Proc.Natl.
Acad.Sci.USA)第75巻4145〜4149頁(1978);
米国特許第4180506号(1979年12月25日特許);
ザ・バイオケミカル・ジヤーナル(Biochem.J.)
第177巻365〜367頁(1979)〕。同文献は、この様
なエピマー混合物はβ―ラクタマーゼの抑制剤と
しての活性を有し、純6α―ブロモペニシラン酸
はこれら酵素に対して効果を有していないので抑
制活性は6β―ブロモ異性体によるものであるこ
とを報告している。本願に対応する優先権の基礎
となる出願の後、6,6―ジブロモペニシラン酸
トリメチルシリルをトリ―n―ブチルチン水素化
物により選択還元し、続いて加水分解し、塩を形
成させて5%以下の6α―ブロモエピマーを含む
6β―ブロモペニシラン酸ナトリウムを収率30%
で得られるが、また過剰還元によりペニシラン酸
生成が主たる副反応として起こることが報告され
た〔テトラヘドロン・レターズ(Tetrahedron
Letters)第48号4631〜4634頁1979年11月〕。同文
献は、さらに対応する6―クロロ―6―ヨードペ
ニシラネートを同様に還元して約25%の6α―エ
ピマーを含む6β―および6αの―クロロペニシラ
ン酸の混合物が収率39%で得られることを記載し
ている。 本発明の一目的は、中間体として使用するのに
適している6β―ハロペニシラン酸の塩〔〕を
提供することにある。 本発明の塩を誘導する6β―ハロペニシラン酸
は、粗反応混合物中に存在することがある対応す
る6α―エピマーおよび/または6,6―ジハロ
誘導体を含む混合物から分離することを含む種々
の製法によつて製造できる。 例えば、本発明の塩は、6αおよび6β―ハロエ
ピマー誘導体(実施例1および2参照)を含有す
る混合物または6β―ハロペニシラン酸の適切な
有機溶媒、例えば塩化メチレン、アセトン、酢酸
エチルまたはエーテルとの溶液を(好ましくは同
じ溶媒に溶解した)等量の有機塩基で処理するこ
とによつて得られる。塩は結晶性沈殿物として得
られ、濾取され、減圧乾燥される。 本発明の塩は、(実施例4および5のように)
6β―ハロペニシラン酸の単離および精製におけ
る中間体として重要である。 次に参考例および実施例を示し、本発明を具体
的に説明する。 参考例 1 6β―ブロモペニシラン酸カリウムの製造:―
6α―ブロモペニシラン酸カリウム7.64g(24ミリ
モル)の0.04Mリン酸水素二ナトリウム水溶液
800ml溶液を30℃で72時間熟成した。5mlの凍結
乾燥試料をNMR―スペクトル(D2O)分析した
ところ、エピマー混合物は6β―ブロモペニシラ
ン化合物を10〜12%含有していた。 塩化ナトリウム160gを加えた後、エーテル250
mlの層下、0℃で撹拌し、水相のPHを4N塩酸で
3に調節した。有機層を分離し、水相をエーテル
100mlで再抽出した。エーテル抽出物を合し、塩
化ナトリウム飽和水溶液10mlで洗浄し、乾燥した
後、減圧下に約40mlになるまで濃縮した、濃縮溶
液をシリカゲル(シリカ・ヴエルム・テー・エ
ス・ツエー(Sillica Woelm TSC)、ヴエルム・
フアーマ(Woelm Pharma)社、西ドイツ、エ
シユヴエーゲ(Eschwwege)在)の乾式カラム
クロマトグラフイに付した。カラム(直径5.6m、
長さ46cm)をエーテル―石油エーテル―蟻酸
(70:30:0.1)1200mlで展開し、a′2cm画分を採
集し、酢酸エチル(10ml/画分)に懸濁し、上澄
みの試料を薄層クロマトグラフイ(溶媒系は前述
と同じ)により分析した。極性のより大きい純
6β―ブロモペニシラン酸を合し、酢酸エチルで
溶離した。得られた酢酸エチル溶離液を減圧下に
約50mlになるまで濃縮し、水(6×5ml)で充分
洗浄して大部分の蟻酸を除去した。有機層を水40
mlに加え、混合物の見掛けPHを0.5M炭酸水素ナ
トリウム水溶液の添加により7.2に調節した。水
層を分離し、凍結乾燥して純6β―ブロモペニシ
ラン酸カリウム0.54gを無色無定形粉末として
得、これをn―プタノールから結晶化した〔α〕
20 D=+240゜(c=0.2、水) 詳細なFTプロトンNMR―スペクトル(第1
図)は、δ=1.47(s,3H;C 3―2α)、1.59
(s,3H;C 3―2β)、4.27(s,1H;C 3
3)、5.52および5.58(doublets,J=4Hz,2H;
―5αおよびC―6α、第1a図参照)ppm
を示した。 装置:JEOL FX100。濃度50mg/ml。全デー
タはテトラメチルシランを0.00ppmとするδ―ス
ケールに変換された。 参考例 2 6β―クロロペニシラン酸カリウムの製造:― 6α―クロロペニシラン酸カリウム13.14g(48
ミリモル)の0.04Mリン酸水素二ナトリウム水溶
液1600ml溶液を30℃で96時間熟成し、5mlの凍結
乾燥試料をNMR―スペクトル(D2O)で分析し
たところ約5〜6%の6β―クロロペニシラン酸
を出発物質との混合物として得た。 反応混合物に塩化ナトリウム320gおよびエー
テル400mlを加え、4N塩酸を0℃で撹拌しながら
加えて水層のPHに3に調節した。有機層を分離
し、水相をエーテル200mlで再抽出した。エーテ
ル抽出物を合し、塩化ナトリウム飽和水溶液20ml
で洗浄し、乾燥して減圧下に約50mlになるまで濃
縮した。濃縮物をシリカゲルの乾式カラムクロマ
トグラフイに付した(対応する6―ブロモペニシ
ラン酸エピマーの分離を行つた参考例1と同様)。
純6β―クロロペニシラン酸を含む画分を酢酸エ
チルで溶離し、得られた溶液を参考例1の場合と
同様に処理して6β―クロロペニシラン酸カリウ
ム0.68gを無定形粉末として得た。これをn―ブ
タノールから結晶化した。 NMR―スペクトル(D2O)、δ=1.48(s,
3H;C 3―2α)、1.58(s,3H;C 3―2β)、
4.27(s,1H;C―3)、5.43および5.63(2d,
J=4Hz,2H;C―5αおよびC―6α)
ppm。外部基準:テトラメチルシラン。 参考例 3 6β―ブロモペニシラン酸カリウムの製造:― 6α―ブロモペニシラン酸カリウム15.28g(48
ミリモル)の水320ml溶液を1N水酸化ナトリウム
水溶液によりPH9.0に調節し、30℃で24時間撹拌
した。反応の間、自動滴定器により1N水酸化ナ
トリウム水溶液を加えて溶液のPHを9.0に保つた。
溶液1mlを凍結乾燥してNMR―スペクトル
(D2O)分析したところ得られたエピマー混合物
中に6β―ブロモ化合物約25%が含まれているこ
とが示された。 混合物を参考例1と同様に処理し、カラムクロ
マトグラフイで精製して結晶性6β―ブロモペニ
シラン酸カリウムを得た。これは参考例1の生成
物と同一であつた。〔α〕20 D=+243゜(c=0.5,1M
リン酸塩緩衝液、PH7)。 元素分析、C8H9BrKNO3Sとして、計算値:
C,30.19%;H,2.85%;Br,25.11%;N,
4.40%;S,10.08%、実測値:C,30.16%;H,
2.95%;Br,25.28%;N,4.33%;S,10.07%。 参考例 4 6β―ヨードペニシラン酸カリウムの製造;― A 6―ジアゾペニシラン酸アセトキシメチルの
製造;― 6β―アミノペニシラン酸アセトキシメチル5.77
g(20ミリモル)および亜硫酸ナトリウム2.76g
(40ミリモル)のジクロロメタン120mlと水120ml
の混合物溶液に撹拌しながら0〜3℃で4N硫酸
7mlを滴加した。 その低温でさらに30分間撹拌した後、有機相を
分液し、硫酸ナトリウムで乾燥し、減圧下に約30
mlになるまで濃縮した。 この濃縮物を直ちに次の工程に用いた。 B 6β―ヨードペニシラン酸アセトキシメチル
の製造:― 工程Aで得た6―ジアゾペニシラン酸アセトキ
シメチルの濃厚溶液を氷冷アセトン180mlで希釈
し、この混合物に撹拌しながら0〜3℃でヨー化
カリウム9.0g(60ミリモル)および57%ヨー化
水素酸7.4mlの水15ml溶液を滴加した。0〜3℃
でさらに25分間撹拌した後、混合物を固体炭酸水
素ナトリウム10gで処理し、濾過した。濾液を酢
酸エチル150mlで希釈し、アセトンを減圧下に除
去した。残留有機層を分液し、0.5Mチオ硫酸ナ
トリウム水溶液(2×100ml)で洗浄し、硫酸ナ
トリウムで乾燥し、減圧下に約10mlになるまで濃
縮した。 この濃縮溶液をシリカゲルの乾式カラムクロマ
トグラフイ(エーテル―石油エーテル,4:6)
に付してやや黄色油状の純6α―ヨードペニシラ
ン酸アセトキシメチルを得た。 NMR―スペクトル(CDCl3)、δ=1.48(s,
3H;C 3―2α)、1.63(s,3H;C 3―2β)、
2.11(s,3H;COC 3)、4.56(s,1H;C
3)、4.99(d,J=1.5Hz,1H;C―6)5.45
(d,J=1.5Hz,1H;C―5)および5.79
(ABq,J=5.5Hz,2H;OC 2O)ppm。内部基
準:テトラメチルシラン。 C 6α―ヨードペニシラン酸カリウムの製造:
― 6α―ヨードペニシラン酸アセトキシメチル2.0
g(5ミリモル)の70%水性メタノール50ml溶液
に4N塩酸1.5mlを加え、光を遮断した後、混合物
を室温で3日間撹拌した。混合物を水150mlに注
ぎ、エーテル100mlで2回抽出し、エーテル抽出
物を合して水(2×25ml)で洗浄した。有機層に
新鮮な水40mlを加え、水相のPHを1M炭酸水素カ
リウムを撹拌しながら添加して6.8に調節した。
水相を分液し、凍結乾燥して無定形粉末の6α―
ヨードペニシラン酸カリウムを得た。これをアセ
トンから結晶化した。 NMR―スペクトル(D2O)、δ=1.46(s.3H;
3―2α)、1.57(s,3H;C 3―2β)、4.30
(s,1H;C―3)、5.24(d,J=1.5Hz,
1H;C―5)および5.46(d,J=1.5Hz,
1H;C―5)ppm。 D 6β―ヨードペニシラン酸カリウムの製造;
― 6α―ヨードペニシラン酸カリウム3.65g(10ミ
リモル)の水200ml溶液を30℃で20時間撹拌した。
この間、反応混合物のPHは0.1N水酸化ナトリウ
ムを自動滴定器により添加して9.0に保つた。1
mlの凍結乾燥試料NMR―スペクトル(D2O)に
よれば、得られた6―ヨードペニシラン酸のエピ
マー混合物は約30%の6β―ヨード化合物を含ん
でいた。 混合物にエーテル150mlを加え、4N塩酸を撹拌
しながら加えて水相のPHを3.0に調節した。有機
層を分液し、水相をエーテル50mlで再抽出した。
エーテル抽出物を合し、硫化ナトリウム飽和水溶
液(2×20ml)cm2洗浄し、硫酸マグネシウムで乾
燥し、減圧下に約6〜8mlになるまで濃縮した。
得られた濃縮物をシリカゲルの乾式カラムクロマ
トグラフイ(エーテル―石油エーテル―蟻酸、
70:30:0.1)に付し、参考例1と同様に対応す
る6βおよび6α―化合物を分離し、単離した結晶
状6β―ヨードペニシラン酸カリウムを得た。
〔α〕20 D=+260゜(c=0.5、1Mリン酸塩緩衝液、PH
7)。 NMR―スペクトル(D2O)、δ=1.49(s,
3H;C 3―2α)、1.65(s,3H;C 3―2β)、
4.29(s,1H;C―3)、5.42および5.80(2d,
J=3.5Hz,2H:C―5およびC―6)
ppm。 元素分析、C8H9IKNO3Sとして、計算値:C,
26.31%;H,2.48%;I,34.75%;N,3.84
%;S,8.78%、実測値:C,26.51%;H,2.58
%;I,34.91%;N,3.75%;S,8.80%。 参考例 5〜7 6β―ハロペニシラン酸の製造:― a シリカゲルの乾式カラムクロマトグラフイ
(参考例1と同様)により対応する6α―エピマ
ーから分離した後、得られた純6β―ハロ化合
物を含む酢酸エチル溶液を減圧下に濃縮する、 b PH3のエーテルまたは酢酸エチル層下におい
て対応するカリウム塩の水溶液から遊離させ、
続いて有機層を分離し、乾燥しエーテル―ジイ
ソプロピルエーテルまたは酢酸エチル―ヘキサ
ンから結晶化する ことにより式: 〔式中、Xは第1表に示す通り。〕 で示される結晶6β―ハロペニシラン酸を得た。
【表】 上記の酸は約80〜100℃で分解したので、明確
な融点は決定できなかつた。 参考例 8 6β―ブロモペニシラン酸の製造:― 6,6―ジブロモペニシラン酸カリウム11.91
g(30ミリモル)のジメチルホルムアミド30ml懸
濁液に撹拌しながら水素化ホウ素ナトリウム1.14
g(30ミリモル)を加えた。約30分間の間に反応
混合物の温度は約50℃に上昇した。その後、常温
に下降した。室温で20時間撹拌した後、水100ml
およびエーテル100mlを加え、希塩酸で混合物の
PHを3に調節した。有機層を分離し、水層をエー
テル25mlで抽出した。有機抽出物を合して水25ml
で洗浄した。有機層に新鮮な水25mlを加え、撹拌
しながら1M炭酸水素ナトリウムを加えて水相の
PHを7に調節した。水層を分液し、水を減圧下に
n―ブタノールと共に共沸的に留去して6βおよ
び6α―ブロモペニシラン酸カリウムの結晶性混
合物を得た。両者の比はNMR分析によれば約
55:45であつた。 上記カリウム塩を水(5ml/g塩)に溶解し、
酢酸エチル(5ml/g塩)層下、4N塩酸を加え
て水相のPHを3に調節した。有機層を分液し、水
洗し、乾燥した後、等体積のヘキサンで希釈し
た。得られた溶液に種結晶を加え、減圧下に半量
に濃縮して結晶性6β―ブロモペニシラン酸を得
た。これを濾取し、酢酸エチル―ヘキサン(1:
1)で洗浄した後、乾燥した。エーテル―ジイソ
プロピルエーテルから再結晶化して純品を得た。 〔α〕20 D=+268゜(c=0.5,CHCl3)。 元素分析、C8H10BrNO3Sとして、計算値:
C,34.30%;H,3.60%;Br,28.53%;N,5,
00%;S,11.45%、実測値:C,34.47%;H,
3.81%;Br,28.66%;N,4.99%;S,11.43%。 実施例 1 6β―ブロモペニシラン酸ジシクロヘキシルア
ンモニウムの製造;― 6,6―ジブロモペニシラン酸10.8g(30ミリ
モル)のジメチルスルホキシド75ml溶液に水素化
シアノホウ素ナトリウム2.1g(純度90%)を加
え、透明溶液が得られるまで(約30分間)混合物
を撹拌した。72時間放置した後、混合物を水75ml
で希釈して未反応出発物質をジメチルスルホキシ
ド溶媒和物(C8H9Br2NO3S・C2H6OS)として
沈殿させた。結晶を濾過し、水洗して乾燥した。
濾液を塩化メチレン(4×25ml)で抽出し、抽出
物を合して水50mlで洗浄し、硫酸ナトリウムで乾
燥した後、減圧下で約半量になるまで濃縮した。
ジシクロヘキシルアミン2.5mlおよびアセトン50
mlを加えた後、混合物をさらに約25mlになるまで
濃縮した。こすつて結晶を誘発し、室温で1時間
放置した後、純6β―ブロモペニシラン酸ジシク
ロヘキシルアンモニウムを濾取し、アセトンで洗
浄し、乾燥した。混合物は明確な融点を示さず、
約170℃で黒くなつた後、280〜290℃で分解した。 実施例 2 6β―ヨードペラシラン酸ジシクロヘキシルア
ンモニウムの製造:― A 6,6―ジヨードペニシラン酸ジメチルスル
ホキシド溶媒和物の製造:― 6,6―ジヨードペニシラン酸モルホリン塩
10.8g(20ミリモル)のジメチルスルホキシド20
ml冷溶液に1N塩酸20mlを加え、こすつて結晶化
を開始させた。さらに水20mlを加え、結晶を濾取
し、水洗した後、乾燥してほぼ定量的に標記化合
物を得た。これは不明確な融点を示し、120〜125
℃以上で分解した。 元素分析、C8H9I2NO3S・C2H6OSとして、計
算値:C,22.36%;H,2.85%;I,47.78%;
N,2.64%;S,12.07%、実測値;C,22.96
%;H,23,81%;I,47.64%;N,2.74%;
S,12.14%。 B 6β―ヨードペニシラン酸ジシクロヘキシル
アンモニウムの製造:― 6,6―ジヨードペニシラン酸ジメチルスルホ
キシド溶媒和物5.31g(10ミリモル)のジメチル
スルホキシド溶液25mlに水素化シアノホウ素ナト
リウム0.7g(純度90%)を加え、混合物を透明
溶液が得られるまで(約30分間)撹拌した。室温
で40分間放置した後、水50mlを加え、混合物を5
℃に冷却して未反応出発物質を沈殿させた。沈殿
物を採取し、水洗し、乾燥した。濾液を塩化メチ
レン(3×25ml)で抽出し、抽出物を合して水
(2×10ml)で洗浄した後、硫酸ナトリウムで乾
燥し、減圧下に注意深く蒸発させた。油状残渣を
アセトン25mlに溶解し、同量のジシクロヘキシル
アミンを加えた後、こすつて結晶化させた。1時
間放置した後、純6β―ヨードペニシラン酸ジシ
クロヘキシルアンモニウムを濾取し、アセトンで
洗浄し、乾燥した。化合物の融点は明確でなく、
約150℃で黒くなつた後、この温度以上でゆつく
り分解した。 実施例 3 6β―ハロペニシラン酸の有機塩基塩の製造:
― 6β―ハロペニシラン酸の適当な有機溶媒(た
とえばアセトン、酢酸エチルまたはエーテル)溶
液を等量の有機塩基(好ましくは同じ溶媒に溶
解)処理し、所望の塩を結晶性沈殿として得た。
これを濾取し、減圧下に乾燥した。得られた塩を
第2表に示す。
【表】 実施例 4 6β―ブロモペニシラン酸の製造:― (実施例1で得た)6β―ブロモペニシラン酸
ジシクロヘキシルアンモニウムの酢酸エチル―水
(1:1)懸濁液(20ml/g塩)を4N塩酸によつ
てPH3に調節した。沈殿したジシクロヘキシルア
ンモニウムクロリドを濾別し、有機相を分液し、
2回水洗し、乾燥した。等体積のヘキサンを加
え、次いで減圧下に溶液を濃縮し、純粋な結晶性
6β―ブロモペニシラン酸を得た。参考例5およ
び8の化合物であると同定した。 実施例 5 6β―ヨードペニシラン酸の製造:― 6β―ブロモペニシラン酸ジシクロヘキシルア
ンモニウムに代えて(実施例2で得た)6β―ヨ
ードペニシラン酸ジシクロヘキシルアンモニウム
を用いる以外は実施例11を繰り返し、6β―ヨー
ドペニシラン酸の無色結晶を得た。エーテル―ジ
イソプエーテルで再結晶化して分析用試料を得
た。 〔α〕20 D=+278゜(c=0.5,CHCl3)。 元素分析、C8H10INO3Sとして、計算値:C,
29.37%;H,3.08%;I,38,79%;N,4.28
%;S,9.80%、実測値:C,29.46%;H,3.13
%;I,38.96%;N,4.27%;S,9.81%。
【図面の簡単な説明】
第1図は、参考例1で調製した化合物のNMR
スペクトル、第1a図は、第1図の約5ppmから
約6ppmまでのNMRスペクトルの拡大図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 式: で示される化合物 〔式中、Xは塩素、臭素またはヨー素、Zはジ
    シクロヘキシルアミン、nは1または2を表わ
    す。〕。
JP59146700A 1979-05-21 1984-07-13 6β―ハロペニシラン酸アミン塩 Granted JPS60155180A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
GB7917665 1979-05-21
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