JPH0141339B2 - - Google Patents

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JPH0141339B2
JPH0141339B2 JP59279071A JP27907184A JPH0141339B2 JP H0141339 B2 JPH0141339 B2 JP H0141339B2 JP 59279071 A JP59279071 A JP 59279071A JP 27907184 A JP27907184 A JP 27907184A JP H0141339 B2 JPH0141339 B2 JP H0141339B2
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JP
Japan
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weight
steam sterilization
copolymer
molded article
minutes
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JP59279071A
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JPS61154672A (ja
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Masahiro Sato
Masahiro Hotsuta
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Dainippon Plastics Co Ltd
Original Assignee
Dainippon Plastics Co Ltd
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Publication of JPH0141339B2 publication Critical patent/JPH0141339B2/ja
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(イ) 発明の目的 (産業上の利用分野) この発明は、合成樹脂成形体の滅菌処理方法に
関する。さらに詳しくは、輸液バツク、血液バツ
ク、医用器具、食品包装材料等の衛生性を要求さ
れる合成樹脂成形体の滅菌処理方法に関する。 (従来技術) 従来、食品包装材料、医用材料等における透明
で柔軟な成形体を得る合成樹脂として、軟質ポリ
塩化ビニル、エチレン−アクリレート共重合体、
熱可塑性ポリウレタン、熱可塑性ポリエステル等
の種々のものが提案され実用化されている。 しかしながら、かかる合成樹脂は、柔軟性、耐
熱性、透明性、引張強度、毒性等のいずれかの点
で問題点を有していた。 この点に関し、本発明者らは、上記問題点がい
ずれも解消された優れた樹脂組成物として、下記
組成: (a) 芳香族ビニル化合物の重合体からなる両端ブ
ロツクと共役ジエン系重合体からなる中間ブロ
ツクとからなるブロツク共重合体の両端ブロツ
クが共重合体中10〜40重量%でその10%以下が
水添されてなりかつ中間ブロツクが90%以上水
添されてなるブロツク共重合体:30重量%〜90
重量%、 (b) 融点150℃以上のアイソタクチツクポリプロ
ピレン又はそれを主成分とする共重合体:5重
量%〜40重量%、及び (c′) アクリレート含量5%以上のエチレンア
クリレート共重合体:5〜40重量% からなる樹脂組成物を先に見出した(特開昭59−
74153号公報)。 この発明を上記知見をさらに検討、発展させる
ことによりなされたものである。 (発明が解決しようとする問題点) 上記(a)、(b)及び(c′)からなる樹脂組成物を基
材とする成形体は、医用材料や食品包装材料とし
て優れたものであるが、ことに高度な滅菌処理を
要する医用材料に用いた際、その滅菌処理時に該
成形体が白化してしまうという問題点があつた。
例えば、輸液、リンゲル液、生理食塩水、ブドウ
糖液等を貯留する袋状の成形体は、その要求され
る衛生性から、蒸気滅菌による滅菌処理に付さ
れ、この場合の滅菌条件は、通常、蒸気滅菌装置
内で110〜125℃の温度下で10〜30分という苛酷な
ものである。かような蒸気滅菌後、該成形体は冷
却され滅菌装置から取出されて滅菌成形体が得ら
れるが、この際取り出された容器は相当白化して
いる。この状態は空気中で放置後1日程度である
程度解消され、数日でかなり解消されるが、滅菌
前の状態迄完全に解消することは困難であり、し
かもその程度の状態でさえも数日間の放置を要す
るという問題点があつた。 また、上記(a)、(b)及び(c′)からなる樹脂組成
物における(c′)成分として、ビニルエステル含
量5%以上のエチレンビニルエステル共重合体を
用いた際にも同様な問題点があつた。 この発明は、かかる問題点を解消すべくなされ
たものであり、実質的に白化が解消され、言い換
えれば滅菌前と同一の透明性を有する滅菌成分が
簡便に得られる滅菌処理方法を提供しようとする
ものである。 (ロ) 発明の構成 かくしてこの発明によれば、下記組成: (a) 芳香族ビニル化合物の重合体からなる両端ブ
ロツクと共役ジエン系重合体からなる中間ブロ
ツクとからなるブロツク共重合体の両端ブロツ
クが共重合体中10〜40重量%でその10%以下が
水添されてなりかつ中間ブロツクが90%以上水
添されてなるブロツク共重合体:30重量%〜90
重量%、 (b) 融点150℃以上のアイソタクチツクポリプロ
ピレン又はそれを主成分とする共重合体:5重
量%〜40重量%、及び (c) アクリレート又はビニルエステル含量5%以
上のエチレンアクリレート共重合体又はエチレ
ンビニルエステル共重合体:5〜40重量% からなる樹脂組成物の成形体を蒸気滅菌により滅
菌処理するに際し、蒸気滅菌直後の該成形体を70
℃〜90℃の温度下で約15分以上熱処理することに
より、蒸気滅菌による白化が実質的に解消された
滅菌成形体を得ることを特徴とする合成樹脂成形
体の滅菌処理方法が提供される。 この発明において最も特徴とすることは、蒸気
滅菌直後の上記樹脂成形体を一旦70℃〜90℃の温
度下で約15分以上保持する点である。かような比
較的緩和な熱処理を行なうことにより、実質的に
白化が解消された滅菌成形体を簡便に得ることが
できる。 上記70℃〜90℃下での加熱処理は、通常、一般
的な乾燥機中で行なうのが適しており、この際、
滅菌処理された蒸気滅菌機中の成形体は一旦そこ
で約70〜90℃迄冷却された後、取出されて乾燥機
中に移され上記温度下での熱処理に供される。蒸
気滅菌機から乾燥機中への成形体の移動の際、成
形体の温度が70℃未満に低下しないよう迅速に操
作することが必要である。ただし、上記熱処理
は、滅菌を行なつた蒸気滅菌機中で温度を上記範
囲を低下させて続けて行なつてもよい。 上記熱処理温度が70℃未満もしくは90℃を超え
た場合には、滅菌前は同程度の透明性を得ること
ができず不適当である。最も適した熱処理温度は
75〜85℃である。 一方、上記熱処理時間は少なくとも約15分以上
行なうことが必要である。前記70℃〜90℃下の熱
処理の初期においては、成形体の白化現象は残存
しているが、通常約10分後から急激に白化は消失
し始め、約15分以上でほぼ蒸気滅菌前と同等の透
明度を有する滅菌成形体が得られ、ことに20分以
上の処理において、滅菌前と全く同等の透明度を
有する滅菌成形体を得ることができる。熱処理時
間はいくら長時間行なつてもよいが、経済的、実
効的に無意味であり、特に好ましいのは20〜30分
である。 上記熱処理の前に行なう蒸気滅菌自体は、当該
分野で公知の蒸気滅菌装置を用いて一般的な条件
下で行なわれる。通常、110゜〜125℃の温度下、
約10〜30分行なうのが適しており、輸液バツク等
の袋状成形体の一つの好適な条件として約121℃
下、20分の蒸気滅菌処理が挙げられる。なお、か
かる輸液バツク等の医用袋状成形体の処理は通
常、輸液、リンゲル液、生理食塩水等の対象液等
を貯留した状態で通常行なわれる。 この発明の対象となる前記(a),(b),(c)成分から
なる樹脂組成物のうち、(a)成分のブロツク共重合
体は、ポリブタジエン、ポリイソプレン、ポリク
ロロプレン等の共役ジエン系直鎖状重合体鎖(中
間ブロツク)の両端に、ポリスチレン、ポリ−α
−メチルスチレン、ポリ−p−メチルスチレン、
ポリクロルスチレン等の芳香族ビニル化合物の重
合体鎖(両端ブロツク)を有する直鎖状重合体を
水添処理して得られるものである。この際、中間
ブロツクの水添割合が95%以上となるように充分
に水添されたものを用いるのが耐熱性、耐候性等
の点で好ましい。かような充分な水添処理を行な
つても、両端ブロツク中のアリール基の水添割合
は通常、10%以内に抑えられる。また、中間ブロ
ツクの平均分子量は通常、5000〜125000とされ、
両端ブロツクの平均分子量は通常、10000〜
300000とされる。最も適切な共重合体(a)は、両端
ブロツクがポリスチレンで中間ブロツクがエチレ
ン−ブチレン共重合体構造(ポリブタジエンの水
添物)のもの及び両端ブロツクがポリスチレンで
中間ブロツクがエチレン−プロピレン共重合体構
造(ポリイソプレンの水添物)のものである。か
かるブロツク共重合体(a)は、クレイトンG−
1650,G−1652,G−1657,G−1658(いずれも
シエル化学製)等の名称及び型番で容易に入手可
能である。 一方(b)成分としては成形材料として一般に使用
されているものが使用でき、その共重合体として
は、プロピレンと他のα−オレフイン(エチレ
ン、1−ブテン等)とのブロツク又はランダムコ
ポリマーが適している。 また(c)成分も一般に使用されているものが適用
でき、アクリレート含量5%以上のエチレンアク
リレート共重合体のアクリル成分としてはメチル
アクリレート、エチルアクリレート、ブチルアク
リレート、2−エチルヘキシルアクリレート及び
これらに相当するメタクリル酸アルキルエステル
等が適しており最も好ましいのはメチルアクリレ
ート及びエチルアクリレートである。また、エチ
レン−ビニルエステル共重合体におけるビニルエ
ステルとしてはギ酸ビニル、酢酸ビニル、プロピ
オン酸ビニル、酪酸ビニル、ステアリン酸ビニル
等があるが最も好ましいのは酢酸ビニルである。
なお、共重合物中のこれらアクリレート又はビニ
ルエステルの最大の含量は特に規制するものでは
ないが、30%程度までが適当である。なお、低温
柔軟性、高温強度、安定性等の点でエチレン−ア
クリレート共重合体を用いるのが好ましい。 上記樹脂組成物からなる本願対象の成形体は、
如何なる形状のものであつてもよいが、この発明
の方法における効果が最も発揮される点で、前記
各種医用バツク等の液体貯留用の袋状成形体が最
も適している。これらの袋状成形体は、前記樹脂
組成物をそのままブロー成形等に付すことにより
簡便に得ることができる。 なお、上記樹脂組成物中に、当該分野で公知の
各種添加剤が含まれていてもよいことはもちろん
のことである。 (実施例) 以下、この発明を実施例により詳説するが、こ
れによりこの発明は限定されるものではない。 実施例 1 下記組成の配合物をブレンダーで混和後押出機
で押出してペレツトを製造した。 (a)−1 クレイトンG−1650 25重量% (シエル化学製ブロツク共重合体) (a)−2 クレイトンG−1657 25重量% (同上) (b) 融点165℃のポリプロピレン 25重量% ランダムコポリマー (c) エチレン酢酸ビニル共重合体 25重量% (酢ビ含量15%) (d) ステアリン酸 上記(a)〜(c)の混和樹脂100部
に対し0.2部 〔なお、クレイトンG−1650は、両端ブロツク
がポリスチレンで、中間ブロツクがエチレン−ブ
チレン共重合体構造からなり、前者対後者の比率
が28/72のものであり、クレイトンG−1657は同
じく比率が14/86のものである〕 このペレツトを用いコートハンガータイプのダ
イで押出により厚み約0.35mmのシートを作製し、
このシートを用いヒートシールにより袋を作製し
た。 この袋に蒸溜水をみたし、蒸気滅菌機中で121
℃、30分滅菌してから滅菌機の温度を75℃に低下
させた時点で袋を取出した。袋は著るしく白化し
ていた。この袋を80℃に調節した乾燥機中に20分
収納した後取出した。白化状態は著るしく改善さ
れ、殆んど蒸気滅菌前のものと同程度であつた。 これに対し、滅菌機の温度が60℃に低下した時
点でとり出した袋は著るしく白化し、3日間放置
すると相当白化状態は改善されるがそれでも蒸気
滅菌前のものと較べると見劣りする。 実施例 2 下記組成の配合物をブレンダーで混和後、押出
機で押出してペレツトを製造した。 (a)−1 クレイトンG−1650 22重量% (a)−2 クレイトンG−1657 25重量% (b) 融点165℃のポリプロピレン 26重量% ランダムコポリマー (c) エチレンエチルアクリレート 27重量% 共重合体(アクリレート含量15%) このペレツトを用いた実施例−1と同様にして
蒸溜水の入つた袋を作製して蒸気滅菌機中121℃、
30分滅菌した。その後の処理を種々変更させて得
られた結果は表−1の通りであつた。
【表】
【表】 No.1からNo.14までは処理温度の白化に及ぼす影
響を示すものでNo.1,7,8,14は本発明の範囲
外にある。 No.15からNo.25までは処理時間の白化に及ぼす影
響を示すものでNo.15,16,21,22は本発明の範囲
外にある。 実施例 3 下記組成の配合物をブレンダーで混和後押出機
で押出してペレツトを製造した。 (a)−1 クレイトンG−1652 20重量% (a)−2 クレイトンG−1657 30重量% (b) 融点165℃のポリプロピレン 25重量% ランダムコポリマー (c) エチレンエチルアクリレート 25重量% コポリマー(エチルアクリレート含量25%) このペレツトを用い、ブロー成形により容量
500mlの瓶を製造し、グリコース水溶液を入れた
後密封した。これを蒸気滅菌機中で116℃×40分
滅菌後、80℃に冷却して取出し、85℃に設定した
乾燥機中に18分収納してから取出した。白化状態
は優秀で殆んど蒸気滅菌前のものと同程度であつ
た。 (ハ) 発明の効果 以上述べたごとく、この発明の滅菌処理方法に
よれば、実質的に白化が防止された滅菌成形体を
簡便に得ることができ、医用バツク、医用器具等
の各種医用材料や食品包装材料の滅菌処理方法と
して極めて有用であり、ことに輸液バツクのごと
き医用バツクの滅菌処理方法として有用な方法で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記組成: (a) 芳香族ビニル化合物の重合体からなる両端ブ
    ロツクと共役ジエン系重合体からなる中間ブロ
    ツクとからなるブロツク共重合体の両端ブロツ
    クが共重合体中10〜40重量%でその10%以下が
    水添されてなりかつ中間ブロツクが90%以上水
    添されてなるブロツク共重合体:30重量%〜90
    重量%、 (b) 融点150℃以上のアイソタクチツクポリプロ
    ピレン又はそれを主成分とする共重合体:5重
    量%〜40重量%、及び (c) アクリレート又はビニルエステル含量5%以
    上のエチレンアクリレート共重合体又はエチレ
    ンビニルエステル共重合体:5〜40重量% からなる樹脂組成物の成形体を蒸気滅菌により滅
    菌処理するに際し、蒸気滅菌直後の該成形体を70
    ℃〜90℃の温度下で約15分以上熱処理することに
    より、蒸気滅菌による白化が実質的に解消された
    滅菌成形体を得ることを特徴とする合成樹脂成形
    体の滅菌処理方法。 2 蒸気滅菌直後の成形体が、70℃〜90℃の温度
    下で約20〜30分熱処理される特許請求の範囲第1
    項記載の処理方法。 3 蒸気滅菌が、蒸気滅菌装置内で110℃〜125℃
    の温度下、約10〜30分行なわれる特許請求の範囲
    第1項記載の処理方法。 4 樹脂組成物の成形体が、袋状成形体である特
    許請求の範囲第1項記載の処理方法。
JP59279071A 1984-12-28 1984-12-28 合成樹脂成形体の滅菌処理方法 Granted JPS61154672A (ja)

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