JPH0141341B2 - - Google Patents
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- JPH0141341B2 JPH0141341B2 JP55178669A JP17866980A JPH0141341B2 JP H0141341 B2 JPH0141341 B2 JP H0141341B2 JP 55178669 A JP55178669 A JP 55178669A JP 17866980 A JP17866980 A JP 17866980A JP H0141341 B2 JPH0141341 B2 JP H0141341B2
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Description
本発明は、非自由流動性粉末−芳香剤組成物を
じゆうたんに散布した後、じゆうたんからこの粉
末組成物を除去することにより敷物と室内を消臭
する方法およびそのための組成物に関する。この
組成物は、帯電防止および汚れ防止効果を含む他
の性質もじゆうたんに付与する。本発明はまた、
上記の非自由流動性粉末−芳香剤組成物を敷物に
散布するための振動可能なキヤニスター
(canister)の形態の包装体も包含する。 実際面において、本発明の粉末組成物をはじめ
とする粉末芳香剤組成物は、上部に開口を有する
振動散布可能なキヤニスターによつて敷物上に適
用され、次いで真空掃除器により除去されるのが
望ましい。このような方法では、芳香剤組成物の
消臭効果が敷物に直接付与されるだけでなく、真
空掃除器による掃除自体も周囲の大気に対して消
臭特性または空気を新鮮にする特性を付与する。
これは、芳香剤組成物が真空掃除器をかけている
間にじゆうたん全体に広がる上に、芳香の一部が
真空掃除器により大気中に排出されるからであ
る。すなわち、じゆうたん、部屋および真空掃除
器が消臭においては一体的な役割を果す。 じゆうたんと室内を消臭し、じゆうたんに他の
特性を付与するための組成物と方法は、本発明の
前にもよく知られている。このような組成物の1
例は米国特許第4161449に開示されている。 この特許は、特定の粒度範囲の硫酸塩または塩
化物のような無機担体、澱粉のような固体集塊化
剤、芳香剤および任意成分として15%までの帯電
防止剤、、好ましくは酸化アルミニウムからなる、
じゆうたん用の粉末消臭組成物を記載している。
この特許の重要な目的は、過度に粉体ではなく、
真空掃除器での処理中に大気中に非常に容易には
飛散することがないと同時に、これをじゆうたん
から効率的に除去するのを妨げるほど粗大に塊状
化してはいない粉末を製造することである。 上記の組成物は、さまざまの難点を有する。例
えば、この組成物は振動散布可能な容器から制御
された量で散布することのできる非自由流動性組
成物または“難流動性−(lazy)”粉末であると記
載されているが、この組成物はその流動またはレ
オロジー特性が長時間にわたつては安定でない
(特に室温より高温で)という難点を伴なう。こ
の製品は時には温度が49℃(120〓)程度の高温
になる条件下で倉庫に貯蔵されたり、搬送される
必要がある点で、上記の不安定さは重大な短所と
なる。また、非自由流動性が低下する(すなわ
ち、組成物が自由流動性粉末に近ずく)と、これ
は消費者にとつては非常に不利となる。 従来の組成物の別の難点は、組成物中に酸化ア
ルミニウムを使用する(この物質の使用は明らか
に好ましい)場合、ある種の芳香剤物質が酸化ア
ルミニウムを着色することがあり、そのために製
品が見苦しくなることである。本発明のゼオライ
ト成分はこのような難点を伴なわない。 上記組成物の更に別の欠点は、担体成分の粒度
を慎重に制御しなければならないことである。こ
れに対して、本発明の各成分の粒度はこのように
制限する必要がない。 本発明により、液体系を吸着し、粉末組成物の
レオロジー特性を調節する能力を有する特定の種
類の無機材料、すなわち天然および合成ゼオライ
トを含有するじゆうたん処理用粉末組成物が提供
される。本発明によると、上記のじゆうたん処理
用組成物は長期間にわたつて安定なレオロジー即
ち流動特性を有し、じゆうたんと室内に優れた消
臭または空気新鮮化特性を付与することが判明し
た。 本発明で使用するゼオライト材料は組成物にさ
らに帯電防止および汚れ防止特性を付与し、その
ために、この組成物をじゆうたんに適用した場
合、静電気の著しい減少が起り、汚れ防止効果が
認められる。 ゼオライト材料単独またはこれと後述する他の
重要な成分との混合物は、芳香化合物もしくは成
分、帯電防止剤、昇華剤、抗菌剤、洗浄剤ならび
に芳香揮発性抑制物質を含む水から有機液体まで
の範囲の液体分を「充填」するのに使用しうる。
充填される液体系に対する唯一の制限は、この液
体が組成物の他成分と反応してその物理的および
化学的性質を損なうことがないということであ
る。好ましくは、この液体系のPHは6より大き
く、10より小さい。 より具体的には、本発明は、本質的に (a) 組成物中の他成分の何れよりも多い量の硫酸
塩、重炭酸塩、塩化物およびこれらの混合物よ
りなる群から選ばれた無機塩; (b) 消臭有効量の芳香剤; (c) 組成物に帯電防止性を付与すると共に組成物
のレオロジー特性を制御するのに有効な量の天
然および合成ゼオライトよりなる群から選ばれ
た帯電防止・レオロジー特性制御剤;および (d) 集塊を生ずるのに有効な量の実質的に非芳香
性の液体集塊化剤、 のブレンドからなる安定なレオロジー特性を有す
るじゆうたん処理用粉末組成物に関する。 上記組成物において、成分(c):成分(d)の重量比
は一般に約30.0:1.0ないし約0.5:1.0である。 49℃(120〓)までの温度で少なくとも30日間
密閉容器内で貯蔵したときの限界流動値
(critical flow value)が約5.0〜30.0gである場
合に、本発明のじゆうたん処理用組成物で望まし
い結果が得られることが判明した。 「限界流動値」は、組成物を一定寸法の容器に
一定量だけ入れたときに、この容器に設けた特定
の大きさの一連の開口部から流出する組成物の流
量を測定することにより求められる。具体的に
は、直径2.5インチ(6,35cm)×高さ5.5インチ
(14.0cm)の容器に組成物100gを入れる。この容
器には直径約0.31インチ(7.9mm)の穴4個が1
インチ(2.54cm)の円内におさまるように配置さ
れている。この容器を続けて5回逆向きに転倒さ
せ、こぼれ出た量を測定する。従つて、限界流動
値は組成物のレオロジー特性の尺度である。 上記の試験法にしたがつて特定の温度で測定し
た場合に限界流動値が約30%以下であれば、その
組成物は安定であると考えることができる。本発
明の組成物は約120〓(49℃)までの温度におい
て最低30日間は安定なレオロジー特性を有する。
このことはSmithらの米国特許第4161449に記載
の種類の従来の組成物とは異なる明らかな利点で
ある。 本発明の組成物の効果的な芳香付与特性も、約
120〓(49℃)までの温度で密閉容器内に入れて
貯蔵した場合に少なくとも30日間は保たれる。 本発明の利点の1つは、この組成物を「単味」
の状態で一定温度の容器内において貯蔵したとき
に芳香を維持することができるということであ
る。本発明の粉末組成物は、レオロジー特性が不
安定な粉末組成物に比べて、揮発性パラメータが
より高い芳香剤の香りを「保持する」傾向があ
る。しかし、本発明の粉末消臭組成物は容器から
じゆうたんに散布されたときに、上述した酸化ア
ルミニウム含有組成物のような他の組成物より容
易に芳香を放出する傾向がある。 本発明の「流動しにくい」(非自由流動性)粉
末は、使用時にこの製品を横方向の運動を利用し
て容器から振り出さなければならないという特徴
を有する。 容器が不意に倒れて逆向きになつた場合、容器
の上面に設けた穴が粉末塊状体により一時的に閉
塞されるというこの粉末のブリツジング性のため
に流れは止まる。 従つて「ブリツジング」現象は容器が転倒した
ときに粉末の流れを止める自動弁のような機能を
果す。流れを続けるためには、横方向の運動を利
用して容器から製品を振り出すことにより、例え
ば動物またはこぼれた食物から発散する臭いを取
除くために敷物の特定部分に制御された量で製品
を散布することができるようにする必要がある。
食塩のような自由流動性組成物はこのように性質
を有していない。本発明の組成物は、上述したよ
うに、高温度で長期間にわたつてこのような難流
動特性とブリツジング性を保持する。 この粉末組成物は、じゆうたんに散布した後、
真空掃除器により吸い取り、それにより敷物と室
内の両方に消臭効果を及ぼすように考えられたも
のである。本発明の組成物はまた、じゆうたんに
優れた帯電防止および汚れ防止効果も付与すると
いう特徴を有する。 本発明で用いる無機塩は硫酸塩、重炭酸塩およ
び塩化物、特にそのアルカリ金属およびアルカリ
土金属塩から選択される。これらの物質の2種以
上の混合物も使用できる。この無機塩は、組成物
の個々の各成分の中で最も多量に、すなわち、混
合物の他成分の何れよりも多い量で使用される。
一般にこの無機塩はじゆうたん処理組成物の全重
量に基いて約50〜98重量%の量で使用される。好
ましくは、この塩を組成物全重量の約75〜95重量
%の量で使用される。 芳香剤は精油、芳香性化学物質などを含む各種
の揮発性芳香物質から選択される。香料分野の当
業者には非常に多様なこのような材料が公知であ
り、これらは例えば1または2以上の天然または
合成芳香性物質或いはその混合物からなる。すな
わち、本発明は、花の香り、或いは芳香類、草ま
たはスパイスの香りなどを有する精油のような各
種の芳香剤または香料の使用を包含する。この物
質(材料)は、じゆうたんおよび室内の消臭特性
を付与するのに有効な量で組成物中に使用され、
具体的な使用量は用いる芳香剤の香りの強さなど
に応じて変動する。一般に使用量は組成物の全重
量に基いて約20%までの有効量であり、上限は主
として経済的観点ならびに用いる芳香剤の性質に
より決まる。好ましくは、芳香剤の使用量は組成
物の全重量の約0.5〜5.0重量%である。 ゼオライト材料は、周知の天然および合成ゼオ
ライトのどれもが本発明の組成物に使用できる。
このようなゼオライトは合成ケイ酸アルミニウム
の1種であつて、下記のような水和物でよい。 Na2O・Al2O3・mSiO2・xH2O このような化合物はアメリカ化学会、化学の進
歩シリーズ101,R.F.Gould「分子ふるいゼオライ
ト−」、米国ワシントン(1971)に詳細に開示
されている。特に重要な代表的なゼオライトはい
わゆるA型のゼオライトであり、これは化学式
(理想化された):Na12〔(Al2O3)12(S:O2)12〕
・
xH2Oで示されるNa−Al−ケイ酸型の合成ゼオ
ライトである。上記の化学式は別の表記法では
Na2O:Al2O3:SiO2=1:1:2区とされ、
Al2O3:SiO2比は約12:12、より精確には1:0.5
ないし1:2.5、特に1:0.8ないし1:1.5である
(上記R.F.Gouldの刊行物、p.10,12,22および
23参照)。このゼオライトのNa2O:SiO2の比は
約0.2〜2.0である(西独国特許第1038017参照)。 このようなゼオライト材料は、本発明のじゆう
たん清浄化用組成物に使用した場合に、優れた帯
電防止およびレオロージ制御特性ならびに汚れ防
止効果を発揮することが認められた。このゼオラ
イト材料はこの粉末の流動しにくい非流動性に大
いに寄与し、上述したいわゆる「ブリツジング」
特性を生ずることによつて本発明の組成物におい
て重要な役割を果す。またゼオライト材料は約
120〓(49℃)までの高温度で長期間にわたつて
安定な組成物のレオロジー特性を維持するのにも
寄与する。これは、前出の酸化アルミニウム含有
組成物のようにこのゼオライト成分を含有しない
類似組成物に比べて有利な主要な利点である。 具体的なゼオライトの1例は、ユニオン・カー
バイド社製のZB−100と呼ばれる分子ふるい型ゼ
オライトであり、これは結晶性構造を有するナト
リウム形のA型ゼオライトの1種である。この材
料は3〜5ミクロンの中程度の粒子を有し、粒子
の約4%は10ミクロンより大きい。 ゼオライト成分は、他成分と共に混合物の限界
流動値が上記のようになるように組成物のレオロ
ジー特性を制御するのに充分な量で使用される。
また、この材料は組成物に帯電防止性を付与する
のに十分な量で使用される。すなわち、ゼオライ
ト材料はこれらの二重の効果を達成するのに十分
な量で使用される。 一般に、ゼオライト材料の使用量は組成物の全
重量に基いて約0.5〜30.0重量%、好ましくは約
1.0〜10.0重量%である。 液体集塊状化剤は、粉末の流動を制限すること
により組成物に集塊化効果を付与する非芳香性の
液体である。換言すると、この液体は、普通の状
態では自由流動性である粉末に添加したときに、
この自由流動性を低下させて、組成物をこれが自
由流動性であつたときに比べて実質的に少量ずつ
堆積するようにする作用を果す。「自由流動性」
とは容器からの粉末の制限されない流れを意味す
る。本発明の液体集塊化剤はこの自由流動現象を
阻害する作用をし、上述のように高温度において
少なくとも30日間密閉容器内で貯蔵したときに混
合物の限界流動値を約5.0〜30.0gの範囲内に調
節するのを助ける。 実質的に非芳香性である(液体香料と区別する
ために)限り、多様な各種の集塊化剤が使用でき
る。明らかに、この集塊化剤は著しく悪臭を発し
たり、組成物の芳香付与能力を妨げるようなもの
であつてはならない。このような液体集塊化剤の
例は、フタル酸ジエチル(沸点158℃/10mmHg)、
フタル酸ジメチル;エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリアルキレングリコールな
どの各種グリコール類;化粧品用液体(例、
Humble Exxon化粧品用液体)ならびに各種の
液体界界活性剤、例えばTergitol(例、Tergitol
15−S−9,ユニオン・カーバイト社)、液状
Pluronic(例、Pluronic L−61,BASF−
Wyandotte社)Pluracol W.170(BASF)のよう
な非イオン表面活性剤、N−アルキル(C1892%、
C168%)−N−エチルモルホリニウムエチルサル
フエートのような第四アンモニウム化合物であ
り、水も使用できる。 液体集塊化剤は、組成物に対して集塊化効果を
発揮するのに十分な量で使用され、一般には組成
物の全重量に基いて約20.0重量%までの量、特に
好ましくは約0.25〜5.0重量%の量で使用される。 他の補助剤も組成物中に使用でき、その例とし
ては別の帯電防止剤、昇華剤、抗菌剤、清浄剤
(例、各種陰イオン、非イオン、陽イオンおよび
両性洗浄剤)ならびに各種の芳香揮発性抑制剤が
ある。澱粉のような固体添加剤も充填材または補
助的な流動性抑制剤として使用できる。これらの
材料はそれぞれの主要な機能を果すのに有効な量
で組成物中において使用される。 最終的なじゆうたん処理用組成物を製造するた
めに上記各成分の混合物を調製するのに各種の方
法が使用できる。例えば、乾燥した粉末成分を全
てマンソン(Munson)回転バツチ・ブレンダー
に入れ、これを運転しながら約5分間混合を行
う。次に芳香剤と塊状化剤の液体を一般には噴霧
ノズルによつて添加し、各材料を均一混合状態に
なるまで混合する。マンソン・ブレンダーの代り
に、パターソン・ケリー(Patterson Kelley)
V型ブレンダーまたはマリオン(Marion)リボ
ンブレンダーも使用できる。本発明の混合操作で
は、全ての乾燥成分をまず混合してしまつた後で
芳香剤およびその他の液体成分を加えて、上述し
た最適の特性を得るのが好ましい。 この組成物をじゆうたんに使用する場合、この
じゆうたん処理用組成物は、上面にこの組成物を
放出するための開口部を設けた振動可能なキヤニ
スターまたは容器から散布することができる。穴
(開口)の大きさと数は変動幅があり、また開い
ている穴の数をいつでも調節することができる閉
鎖板を上面に設けてもよい。従つて、製品の放出
量は開口部の穴と粉末自体のレオロジーもしくは
流動性の両面から制御することができる。 材料を散布するために用いる容器はポリエチレ
ン、ポリプロピレンもしくはポリアクリレートま
たはこれらの混合物をはじめとするプラスチツク
材料製でよい。容器はまた板紙を基材とするもの
でもよく、好ましくは内外にアルミニウム箔を張
つたバリアー性のあるもの、またはロウを被覆も
しくはラミネートしたものとする。 この製品は容器からじゆうたんの表面上に放出
(散布)される。その後の真空掃除器による処理
中に、この製品の一部はじゆうたん表面全体に広
がるようになり、一部は真空掃除器の袋の中に吸
い込まれる。すなわち、じゆうたん、部屋および
真空掃除器が消臭において一体的な役割を果す。
この組成物のじゆうたんへの使用量は、その組
成、香料の強さなどに応じて大幅に変動するが、
場合によつてはじゆうたん1平方フイート
(0.093m2)当り約0.3g程度またはそれ以下の少
量の粉末組成物をじゆうたんに適用するだけで敷
物と室内の消臭に十分である。 ここで用いた「消臭組成物」とは、ペツトまた
は喫煙の臭いをはじめとする敷物についた悪臭を
陰ぺい、中和、軽減またはその他の方法で打消す
組成物を意味する。本発明の消臭組成物は、これ
を掃除器でじゆうたんから取除いたときに、掃除
器によるかびくさい臭いも陰ペい、中和、軽減ま
たはその他の方法で打消し、じゆうたんと掃除器
の袋の両方に清新で気持のよい香りを与える。 本発明の組成物はまた、主としてゼオライト材
料の帯電防止性のために、じゆうたんに使用した
ときのその静電気を著しく減少させる作用をす
る。敷物の帯電防止値は、本発明の組成物を適用
後と、この組成物をじゆうたんから取除いた後の
じゆうたん表面の電荷の変化であると規定され
る。電荷はSimco静電ロケーター(locator)
(Simco社、SS−2型)により測定される。 本発明の組成物はまた再汚染効果により測定し
た場合にじゆうたんに汚れ防止効果も付与する。
本発明の目的にとつて、この再汚染防止効果とは
組成物による処理後に、この処理がない場合に得
られるのとは異なつた汚れ付着比率を生ずるじゆ
うたんに付与された特性として規定される。本発
明によると、この組成物はじゆうたんに適用した
場合にじゆうたんの汚れ付着力を低下させる能力
を有する。これも主としてゼオライト成分に起因
する。 本発明の組成物は、安定なレオロジー特性を有
するだけでなく、不安定なレオロジー特性の粉末
組成物に比べてより高い揮発性パラメータを有す
る芳香剤を「保持」する傾向があり、これは部分
的にゼオライト成分ならびに集塊化剤に起因す
る。しかし、この粉末消臭用組成物を敷物に振り
かけたときに、上述したように、この組成物は酸
化アルミニウム含有組成物のような従来の組成物
よりすばやく香りを放つ傾向がある。この二重機
能により、例えば120〓(49℃)程度の高温度と
いう悪条件下でその芳香の効果を失なわずに貯蔵
することのできると同時に、じゆうたんに散布し
たときに芳香をすばやく発することのできる組成
物が得られる。この両者の性質の組合せはじゆう
たん処理の分野では非常に望ましいものである。 既述したように、本発明の粉末じゆうたん処理
用組成物は悪条件下で安定なレオロジー特性を維
持する。この混合物の上に規定したような限界流
動値は、広範囲にとると約5.0〜30.0gである。
実際には、限界流動値は、約120〓(49℃)まで
の温度で密閉容器内に入れて少なくとも30日間貯
蔵したときに、通常は約10.0〜25.0g、好ましく
は約11.0〜21.0gである。この性質は本発明の最
も顕著な特徴の1つであり、Smithらの米国特許
第4161449に代表される種類の従来公知のじゆう
たん処理用組成物に比べた著しい進歩である。 以下の実施例は、本発明の具体例のいくつかを
詳細に例示する。実施例中の数値は、特に指定の
ない限り重量%を意味する。 実施例 1 本発明による下記の2種類の組成物を調製し、
得られた組成物のレオロジー特性を、最初と、各
種温度で密閉容器内において30日間貯蔵した後の
両方について検討した。また、各種温度での組成
物の減量も測定した。
じゆうたんに散布した後、じゆうたんからこの粉
末組成物を除去することにより敷物と室内を消臭
する方法およびそのための組成物に関する。この
組成物は、帯電防止および汚れ防止効果を含む他
の性質もじゆうたんに付与する。本発明はまた、
上記の非自由流動性粉末−芳香剤組成物を敷物に
散布するための振動可能なキヤニスター
(canister)の形態の包装体も包含する。 実際面において、本発明の粉末組成物をはじめ
とする粉末芳香剤組成物は、上部に開口を有する
振動散布可能なキヤニスターによつて敷物上に適
用され、次いで真空掃除器により除去されるのが
望ましい。このような方法では、芳香剤組成物の
消臭効果が敷物に直接付与されるだけでなく、真
空掃除器による掃除自体も周囲の大気に対して消
臭特性または空気を新鮮にする特性を付与する。
これは、芳香剤組成物が真空掃除器をかけている
間にじゆうたん全体に広がる上に、芳香の一部が
真空掃除器により大気中に排出されるからであ
る。すなわち、じゆうたん、部屋および真空掃除
器が消臭においては一体的な役割を果す。 じゆうたんと室内を消臭し、じゆうたんに他の
特性を付与するための組成物と方法は、本発明の
前にもよく知られている。このような組成物の1
例は米国特許第4161449に開示されている。 この特許は、特定の粒度範囲の硫酸塩または塩
化物のような無機担体、澱粉のような固体集塊化
剤、芳香剤および任意成分として15%までの帯電
防止剤、、好ましくは酸化アルミニウムからなる、
じゆうたん用の粉末消臭組成物を記載している。
この特許の重要な目的は、過度に粉体ではなく、
真空掃除器での処理中に大気中に非常に容易には
飛散することがないと同時に、これをじゆうたん
から効率的に除去するのを妨げるほど粗大に塊状
化してはいない粉末を製造することである。 上記の組成物は、さまざまの難点を有する。例
えば、この組成物は振動散布可能な容器から制御
された量で散布することのできる非自由流動性組
成物または“難流動性−(lazy)”粉末であると記
載されているが、この組成物はその流動またはレ
オロジー特性が長時間にわたつては安定でない
(特に室温より高温で)という難点を伴なう。こ
の製品は時には温度が49℃(120〓)程度の高温
になる条件下で倉庫に貯蔵されたり、搬送される
必要がある点で、上記の不安定さは重大な短所と
なる。また、非自由流動性が低下する(すなわ
ち、組成物が自由流動性粉末に近ずく)と、これ
は消費者にとつては非常に不利となる。 従来の組成物の別の難点は、組成物中に酸化ア
ルミニウムを使用する(この物質の使用は明らか
に好ましい)場合、ある種の芳香剤物質が酸化ア
ルミニウムを着色することがあり、そのために製
品が見苦しくなることである。本発明のゼオライ
ト成分はこのような難点を伴なわない。 上記組成物の更に別の欠点は、担体成分の粒度
を慎重に制御しなければならないことである。こ
れに対して、本発明の各成分の粒度はこのように
制限する必要がない。 本発明により、液体系を吸着し、粉末組成物の
レオロジー特性を調節する能力を有する特定の種
類の無機材料、すなわち天然および合成ゼオライ
トを含有するじゆうたん処理用粉末組成物が提供
される。本発明によると、上記のじゆうたん処理
用組成物は長期間にわたつて安定なレオロジー即
ち流動特性を有し、じゆうたんと室内に優れた消
臭または空気新鮮化特性を付与することが判明し
た。 本発明で使用するゼオライト材料は組成物にさ
らに帯電防止および汚れ防止特性を付与し、その
ために、この組成物をじゆうたんに適用した場
合、静電気の著しい減少が起り、汚れ防止効果が
認められる。 ゼオライト材料単独またはこれと後述する他の
重要な成分との混合物は、芳香化合物もしくは成
分、帯電防止剤、昇華剤、抗菌剤、洗浄剤ならび
に芳香揮発性抑制物質を含む水から有機液体まで
の範囲の液体分を「充填」するのに使用しうる。
充填される液体系に対する唯一の制限は、この液
体が組成物の他成分と反応してその物理的および
化学的性質を損なうことがないということであ
る。好ましくは、この液体系のPHは6より大き
く、10より小さい。 より具体的には、本発明は、本質的に (a) 組成物中の他成分の何れよりも多い量の硫酸
塩、重炭酸塩、塩化物およびこれらの混合物よ
りなる群から選ばれた無機塩; (b) 消臭有効量の芳香剤; (c) 組成物に帯電防止性を付与すると共に組成物
のレオロジー特性を制御するのに有効な量の天
然および合成ゼオライトよりなる群から選ばれ
た帯電防止・レオロジー特性制御剤;および (d) 集塊を生ずるのに有効な量の実質的に非芳香
性の液体集塊化剤、 のブレンドからなる安定なレオロジー特性を有す
るじゆうたん処理用粉末組成物に関する。 上記組成物において、成分(c):成分(d)の重量比
は一般に約30.0:1.0ないし約0.5:1.0である。 49℃(120〓)までの温度で少なくとも30日間
密閉容器内で貯蔵したときの限界流動値
(critical flow value)が約5.0〜30.0gである場
合に、本発明のじゆうたん処理用組成物で望まし
い結果が得られることが判明した。 「限界流動値」は、組成物を一定寸法の容器に
一定量だけ入れたときに、この容器に設けた特定
の大きさの一連の開口部から流出する組成物の流
量を測定することにより求められる。具体的に
は、直径2.5インチ(6,35cm)×高さ5.5インチ
(14.0cm)の容器に組成物100gを入れる。この容
器には直径約0.31インチ(7.9mm)の穴4個が1
インチ(2.54cm)の円内におさまるように配置さ
れている。この容器を続けて5回逆向きに転倒さ
せ、こぼれ出た量を測定する。従つて、限界流動
値は組成物のレオロジー特性の尺度である。 上記の試験法にしたがつて特定の温度で測定し
た場合に限界流動値が約30%以下であれば、その
組成物は安定であると考えることができる。本発
明の組成物は約120〓(49℃)までの温度におい
て最低30日間は安定なレオロジー特性を有する。
このことはSmithらの米国特許第4161449に記載
の種類の従来の組成物とは異なる明らかな利点で
ある。 本発明の組成物の効果的な芳香付与特性も、約
120〓(49℃)までの温度で密閉容器内に入れて
貯蔵した場合に少なくとも30日間は保たれる。 本発明の利点の1つは、この組成物を「単味」
の状態で一定温度の容器内において貯蔵したとき
に芳香を維持することができるということであ
る。本発明の粉末組成物は、レオロジー特性が不
安定な粉末組成物に比べて、揮発性パラメータが
より高い芳香剤の香りを「保持する」傾向があ
る。しかし、本発明の粉末消臭組成物は容器から
じゆうたんに散布されたときに、上述した酸化ア
ルミニウム含有組成物のような他の組成物より容
易に芳香を放出する傾向がある。 本発明の「流動しにくい」(非自由流動性)粉
末は、使用時にこの製品を横方向の運動を利用し
て容器から振り出さなければならないという特徴
を有する。 容器が不意に倒れて逆向きになつた場合、容器
の上面に設けた穴が粉末塊状体により一時的に閉
塞されるというこの粉末のブリツジング性のため
に流れは止まる。 従つて「ブリツジング」現象は容器が転倒した
ときに粉末の流れを止める自動弁のような機能を
果す。流れを続けるためには、横方向の運動を利
用して容器から製品を振り出すことにより、例え
ば動物またはこぼれた食物から発散する臭いを取
除くために敷物の特定部分に制御された量で製品
を散布することができるようにする必要がある。
食塩のような自由流動性組成物はこのように性質
を有していない。本発明の組成物は、上述したよ
うに、高温度で長期間にわたつてこのような難流
動特性とブリツジング性を保持する。 この粉末組成物は、じゆうたんに散布した後、
真空掃除器により吸い取り、それにより敷物と室
内の両方に消臭効果を及ぼすように考えられたも
のである。本発明の組成物はまた、じゆうたんに
優れた帯電防止および汚れ防止効果も付与すると
いう特徴を有する。 本発明で用いる無機塩は硫酸塩、重炭酸塩およ
び塩化物、特にそのアルカリ金属およびアルカリ
土金属塩から選択される。これらの物質の2種以
上の混合物も使用できる。この無機塩は、組成物
の個々の各成分の中で最も多量に、すなわち、混
合物の他成分の何れよりも多い量で使用される。
一般にこの無機塩はじゆうたん処理組成物の全重
量に基いて約50〜98重量%の量で使用される。好
ましくは、この塩を組成物全重量の約75〜95重量
%の量で使用される。 芳香剤は精油、芳香性化学物質などを含む各種
の揮発性芳香物質から選択される。香料分野の当
業者には非常に多様なこのような材料が公知であ
り、これらは例えば1または2以上の天然または
合成芳香性物質或いはその混合物からなる。すな
わち、本発明は、花の香り、或いは芳香類、草ま
たはスパイスの香りなどを有する精油のような各
種の芳香剤または香料の使用を包含する。この物
質(材料)は、じゆうたんおよび室内の消臭特性
を付与するのに有効な量で組成物中に使用され、
具体的な使用量は用いる芳香剤の香りの強さなど
に応じて変動する。一般に使用量は組成物の全重
量に基いて約20%までの有効量であり、上限は主
として経済的観点ならびに用いる芳香剤の性質に
より決まる。好ましくは、芳香剤の使用量は組成
物の全重量の約0.5〜5.0重量%である。 ゼオライト材料は、周知の天然および合成ゼオ
ライトのどれもが本発明の組成物に使用できる。
このようなゼオライトは合成ケイ酸アルミニウム
の1種であつて、下記のような水和物でよい。 Na2O・Al2O3・mSiO2・xH2O このような化合物はアメリカ化学会、化学の進
歩シリーズ101,R.F.Gould「分子ふるいゼオライ
ト−」、米国ワシントン(1971)に詳細に開示
されている。特に重要な代表的なゼオライトはい
わゆるA型のゼオライトであり、これは化学式
(理想化された):Na12〔(Al2O3)12(S:O2)12〕
・
xH2Oで示されるNa−Al−ケイ酸型の合成ゼオ
ライトである。上記の化学式は別の表記法では
Na2O:Al2O3:SiO2=1:1:2区とされ、
Al2O3:SiO2比は約12:12、より精確には1:0.5
ないし1:2.5、特に1:0.8ないし1:1.5である
(上記R.F.Gouldの刊行物、p.10,12,22および
23参照)。このゼオライトのNa2O:SiO2の比は
約0.2〜2.0である(西独国特許第1038017参照)。 このようなゼオライト材料は、本発明のじゆう
たん清浄化用組成物に使用した場合に、優れた帯
電防止およびレオロージ制御特性ならびに汚れ防
止効果を発揮することが認められた。このゼオラ
イト材料はこの粉末の流動しにくい非流動性に大
いに寄与し、上述したいわゆる「ブリツジング」
特性を生ずることによつて本発明の組成物におい
て重要な役割を果す。またゼオライト材料は約
120〓(49℃)までの高温度で長期間にわたつて
安定な組成物のレオロジー特性を維持するのにも
寄与する。これは、前出の酸化アルミニウム含有
組成物のようにこのゼオライト成分を含有しない
類似組成物に比べて有利な主要な利点である。 具体的なゼオライトの1例は、ユニオン・カー
バイド社製のZB−100と呼ばれる分子ふるい型ゼ
オライトであり、これは結晶性構造を有するナト
リウム形のA型ゼオライトの1種である。この材
料は3〜5ミクロンの中程度の粒子を有し、粒子
の約4%は10ミクロンより大きい。 ゼオライト成分は、他成分と共に混合物の限界
流動値が上記のようになるように組成物のレオロ
ジー特性を制御するのに充分な量で使用される。
また、この材料は組成物に帯電防止性を付与する
のに十分な量で使用される。すなわち、ゼオライ
ト材料はこれらの二重の効果を達成するのに十分
な量で使用される。 一般に、ゼオライト材料の使用量は組成物の全
重量に基いて約0.5〜30.0重量%、好ましくは約
1.0〜10.0重量%である。 液体集塊状化剤は、粉末の流動を制限すること
により組成物に集塊化効果を付与する非芳香性の
液体である。換言すると、この液体は、普通の状
態では自由流動性である粉末に添加したときに、
この自由流動性を低下させて、組成物をこれが自
由流動性であつたときに比べて実質的に少量ずつ
堆積するようにする作用を果す。「自由流動性」
とは容器からの粉末の制限されない流れを意味す
る。本発明の液体集塊化剤はこの自由流動現象を
阻害する作用をし、上述のように高温度において
少なくとも30日間密閉容器内で貯蔵したときに混
合物の限界流動値を約5.0〜30.0gの範囲内に調
節するのを助ける。 実質的に非芳香性である(液体香料と区別する
ために)限り、多様な各種の集塊化剤が使用でき
る。明らかに、この集塊化剤は著しく悪臭を発し
たり、組成物の芳香付与能力を妨げるようなもの
であつてはならない。このような液体集塊化剤の
例は、フタル酸ジエチル(沸点158℃/10mmHg)、
フタル酸ジメチル;エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ジプロ
ピレングリコール、ポリアルキレングリコールな
どの各種グリコール類;化粧品用液体(例、
Humble Exxon化粧品用液体)ならびに各種の
液体界界活性剤、例えばTergitol(例、Tergitol
15−S−9,ユニオン・カーバイト社)、液状
Pluronic(例、Pluronic L−61,BASF−
Wyandotte社)Pluracol W.170(BASF)のよう
な非イオン表面活性剤、N−アルキル(C1892%、
C168%)−N−エチルモルホリニウムエチルサル
フエートのような第四アンモニウム化合物であ
り、水も使用できる。 液体集塊化剤は、組成物に対して集塊化効果を
発揮するのに十分な量で使用され、一般には組成
物の全重量に基いて約20.0重量%までの量、特に
好ましくは約0.25〜5.0重量%の量で使用される。 他の補助剤も組成物中に使用でき、その例とし
ては別の帯電防止剤、昇華剤、抗菌剤、清浄剤
(例、各種陰イオン、非イオン、陽イオンおよび
両性洗浄剤)ならびに各種の芳香揮発性抑制剤が
ある。澱粉のような固体添加剤も充填材または補
助的な流動性抑制剤として使用できる。これらの
材料はそれぞれの主要な機能を果すのに有効な量
で組成物中において使用される。 最終的なじゆうたん処理用組成物を製造するた
めに上記各成分の混合物を調製するのに各種の方
法が使用できる。例えば、乾燥した粉末成分を全
てマンソン(Munson)回転バツチ・ブレンダー
に入れ、これを運転しながら約5分間混合を行
う。次に芳香剤と塊状化剤の液体を一般には噴霧
ノズルによつて添加し、各材料を均一混合状態に
なるまで混合する。マンソン・ブレンダーの代り
に、パターソン・ケリー(Patterson Kelley)
V型ブレンダーまたはマリオン(Marion)リボ
ンブレンダーも使用できる。本発明の混合操作で
は、全ての乾燥成分をまず混合してしまつた後で
芳香剤およびその他の液体成分を加えて、上述し
た最適の特性を得るのが好ましい。 この組成物をじゆうたんに使用する場合、この
じゆうたん処理用組成物は、上面にこの組成物を
放出するための開口部を設けた振動可能なキヤニ
スターまたは容器から散布することができる。穴
(開口)の大きさと数は変動幅があり、また開い
ている穴の数をいつでも調節することができる閉
鎖板を上面に設けてもよい。従つて、製品の放出
量は開口部の穴と粉末自体のレオロジーもしくは
流動性の両面から制御することができる。 材料を散布するために用いる容器はポリエチレ
ン、ポリプロピレンもしくはポリアクリレートま
たはこれらの混合物をはじめとするプラスチツク
材料製でよい。容器はまた板紙を基材とするもの
でもよく、好ましくは内外にアルミニウム箔を張
つたバリアー性のあるもの、またはロウを被覆も
しくはラミネートしたものとする。 この製品は容器からじゆうたんの表面上に放出
(散布)される。その後の真空掃除器による処理
中に、この製品の一部はじゆうたん表面全体に広
がるようになり、一部は真空掃除器の袋の中に吸
い込まれる。すなわち、じゆうたん、部屋および
真空掃除器が消臭において一体的な役割を果す。
この組成物のじゆうたんへの使用量は、その組
成、香料の強さなどに応じて大幅に変動するが、
場合によつてはじゆうたん1平方フイート
(0.093m2)当り約0.3g程度またはそれ以下の少
量の粉末組成物をじゆうたんに適用するだけで敷
物と室内の消臭に十分である。 ここで用いた「消臭組成物」とは、ペツトまた
は喫煙の臭いをはじめとする敷物についた悪臭を
陰ぺい、中和、軽減またはその他の方法で打消す
組成物を意味する。本発明の消臭組成物は、これ
を掃除器でじゆうたんから取除いたときに、掃除
器によるかびくさい臭いも陰ペい、中和、軽減ま
たはその他の方法で打消し、じゆうたんと掃除器
の袋の両方に清新で気持のよい香りを与える。 本発明の組成物はまた、主としてゼオライト材
料の帯電防止性のために、じゆうたんに使用した
ときのその静電気を著しく減少させる作用をす
る。敷物の帯電防止値は、本発明の組成物を適用
後と、この組成物をじゆうたんから取除いた後の
じゆうたん表面の電荷の変化であると規定され
る。電荷はSimco静電ロケーター(locator)
(Simco社、SS−2型)により測定される。 本発明の組成物はまた再汚染効果により測定し
た場合にじゆうたんに汚れ防止効果も付与する。
本発明の目的にとつて、この再汚染防止効果とは
組成物による処理後に、この処理がない場合に得
られるのとは異なつた汚れ付着比率を生ずるじゆ
うたんに付与された特性として規定される。本発
明によると、この組成物はじゆうたんに適用した
場合にじゆうたんの汚れ付着力を低下させる能力
を有する。これも主としてゼオライト成分に起因
する。 本発明の組成物は、安定なレオロジー特性を有
するだけでなく、不安定なレオロジー特性の粉末
組成物に比べてより高い揮発性パラメータを有す
る芳香剤を「保持」する傾向があり、これは部分
的にゼオライト成分ならびに集塊化剤に起因す
る。しかし、この粉末消臭用組成物を敷物に振り
かけたときに、上述したように、この組成物は酸
化アルミニウム含有組成物のような従来の組成物
よりすばやく香りを放つ傾向がある。この二重機
能により、例えば120〓(49℃)程度の高温度と
いう悪条件下でその芳香の効果を失なわずに貯蔵
することのできると同時に、じゆうたんに散布し
たときに芳香をすばやく発することのできる組成
物が得られる。この両者の性質の組合せはじゆう
たん処理の分野では非常に望ましいものである。 既述したように、本発明の粉末じゆうたん処理
用組成物は悪条件下で安定なレオロジー特性を維
持する。この混合物の上に規定したような限界流
動値は、広範囲にとると約5.0〜30.0gである。
実際には、限界流動値は、約120〓(49℃)まで
の温度で密閉容器内に入れて少なくとも30日間貯
蔵したときに、通常は約10.0〜25.0g、好ましく
は約11.0〜21.0gである。この性質は本発明の最
も顕著な特徴の1つであり、Smithらの米国特許
第4161449に代表される種類の従来公知のじゆう
たん処理用組成物に比べた著しい進歩である。 以下の実施例は、本発明の具体例のいくつかを
詳細に例示する。実施例中の数値は、特に指定の
ない限り重量%を意味する。 実施例 1 本発明による下記の2種類の組成物を調製し、
得られた組成物のレオロジー特性を、最初と、各
種温度で密閉容器内において30日間貯蔵した後の
両方について検討した。また、各種温度での組成
物の減量も測定した。
【表】
使用した硫酸ナトリウムは、実質的に塊りを含
まない自由流動性結晶質粉末状に無水硫酸ナトリ
ウム。上記の微細重炭酸ナトリウムは、95%が米
国標準ふるい230メツシユを通過するもの。 No.5重炭酸ナトリウムは米国標準ふるい100番
を約20%しか通過しないような粗粒状の物質。 ゼオライトZB−100は、ナトリウム形の結晶構
造A型ゼオライト。これは3〜5ミクロンの中粒
度を有し、約4%が10ミクロンより大きな粒子寸
法を有するアルカリ金属アルミノケイ酸塩である
(ユニオンン・カーバイド社から市販)。 フタル酸ジエチルは、25℃での比重が1.115〜
1.119である無色無臭の香料用油性液体。 上記の組成物の調製は、前述したように、まず
乾燥成分を全て混ぜ合わせてブレンダーで約5分
間混合した後、液状芳香剤とフタル酸ジエチルを
噴霧ノズルから添加し、全体が均一になるまで更
に5分間混合を続けることによつて行つた。この
生成物を次いで容器に入れ、製造後の初期レオロ
ジー特性を試験した後、エージングによる変化を
検討するためにこれを密閉容器内に貯蔵して、後
述のようにレオロジー特性と減量に関して調べ
た。 いろいろな条件下で組成物1および2のレオロ
ジー特性を測定するために下記試験を行つた。
まない自由流動性結晶質粉末状に無水硫酸ナトリ
ウム。上記の微細重炭酸ナトリウムは、95%が米
国標準ふるい230メツシユを通過するもの。 No.5重炭酸ナトリウムは米国標準ふるい100番
を約20%しか通過しないような粗粒状の物質。 ゼオライトZB−100は、ナトリウム形の結晶構
造A型ゼオライト。これは3〜5ミクロンの中粒
度を有し、約4%が10ミクロンより大きな粒子寸
法を有するアルカリ金属アルミノケイ酸塩である
(ユニオンン・カーバイド社から市販)。 フタル酸ジエチルは、25℃での比重が1.115〜
1.119である無色無臭の香料用油性液体。 上記の組成物の調製は、前述したように、まず
乾燥成分を全て混ぜ合わせてブレンダーで約5分
間混合した後、液状芳香剤とフタル酸ジエチルを
噴霧ノズルから添加し、全体が均一になるまで更
に5分間混合を続けることによつて行つた。この
生成物を次いで容器に入れ、製造後の初期レオロ
ジー特性を試験した後、エージングによる変化を
検討するためにこれを密閉容器内に貯蔵して、後
述のようにレオロジー特性と減量に関して調べ
た。 いろいろな条件下で組成物1および2のレオロ
ジー特性を測定するために下記試験を行つた。
【表】
【表】
上の表に示した結果から、これらの組成物は高
温度で長期間にわたつて優れた流動特性を示し、
前述した限界流動値パラメーターの範囲内に十分
おさまることがわかる。 実施例 2 下記の組成物を製造し、レオロジー試験を行つ
た。
温度で長期間にわたつて優れた流動特性を示し、
前述した限界流動値パラメーターの範囲内に十分
おさまることがわかる。 実施例 2 下記の組成物を製造し、レオロジー試験を行つ
た。
【表】
【表】
実施例 3
芳香剤に多様な液体集塊化剤を組合わせて使用
できることを例示するために下記組成物を実施例
1に記載の混合法により調製した。
できることを例示するために下記組成物を実施例
1に記載の混合法により調製した。
【表】
【表】
(1) 液体混合物の組成は、重量%で、水21.0%、
芳香液37.5%、Tergitol 15−S−9(非イオン
表面活性剤)4.0%,N−アルキル(C1892%,
C168%)−N−エチルモルホリニウムエチルサ
ルフエート37.5%からなる。 この組成物の室温でのレオロジー特性を測定
して、次の結果を得た。 振動試験A (実施例1に同じ) 18g 振動試験B (実施例2に同じ) 20g 試験AおよびBは何れも組成物を調製し容器に
入れてまもなく行つた。 実施例 4 下記組成物を調製し、レオロジー特性を試験し
た。
芳香液37.5%、Tergitol 15−S−9(非イオン
表面活性剤)4.0%,N−アルキル(C1892%,
C168%)−N−エチルモルホリニウムエチルサ
ルフエート37.5%からなる。 この組成物の室温でのレオロジー特性を測定
して、次の結果を得た。 振動試験A (実施例1に同じ) 18g 振動試験B (実施例2に同じ) 20g 試験AおよびBは何れも組成物を調製し容器に
入れてまもなく行つた。 実施例 4 下記組成物を調製し、レオロジー特性を試験し
た。
【表】
実施例 5
次の例は粉末組成物に量を変えて水を添加した
ときのレオロジーへの影響を示す。
ときのレオロジーへの影響を示す。
【表】
【表】
各種のじゆうたん処理用組成物における或る種
の成分の効果を示すために下記のさまざまの実験
を行つた。 実施例 6 ゼオライト含有組成物の重量損失(減量)の特
徴を、ゼオライトの代りに酸化アルミニウムを含
む同様の組成物と対比させて測定する目的で、液
体集塊化剤を含まない下記の2種類の組成物を調
製した。
の成分の効果を示すために下記のさまざまの実験
を行つた。 実施例 6 ゼオライト含有組成物の重量損失(減量)の特
徴を、ゼオライトの代りに酸化アルミニウムを含
む同様の組成物と対比させて測定する目的で、液
体集塊化剤を含まない下記の2種類の組成物を調
製した。
【表】
上記組成物を、多様な条件下で重量損失(減
量)と流動即ちレオロジー特性(既述の試験Aお
よびBを利用)について試験した。
量)と流動即ちレオロジー特性(既述の試験Aお
よびBを利用)について試験した。
【表】
【表】
【表】
2日後 非自由流動性 乾燥した自由
流動性粉状物
流動性粉状物
【表】
上の結果から、液体集塊化剤が存在していなく
ても、ゼオライト含有組成物の方が酸化アルミニ
ウムと含有組成物より遥かに優れていることが明
らかである。減量に関しても、ビオライト含有組
成物の方が酸化アルミニウムを含有する類似組成
物より著しく少ない。 試験例 1 次の例はゼオライトが酸化アルミニウムより効
率的な芳香放出を生ずる能力を有することを示
す。
ても、ゼオライト含有組成物の方が酸化アルミニ
ウムと含有組成物より遥かに優れていることが明
らかである。減量に関しても、ビオライト含有組
成物の方が酸化アルミニウムを含有する類似組成
物より著しく少ない。 試験例 1 次の例はゼオライトが酸化アルミニウムより効
率的な芳香放出を生ずる能力を有することを示
す。
【表】
約8.0gをアルミニウム製秤量皿に取り、2桁
までの精度で秤量した。重量減少を周期的に測定
した。時間に対する減量の結果を次の表にまとめ
る。
までの精度で秤量した。重量減少を周期的に測定
した。時間に対する減量の結果を次の表にまとめ
る。
【表】
試験例 2
次の表は、酸化アルミニウムおよびゼオライト
の2種類の粉末系の流動性に及ぼす各種香料濃度
の影響を示す。
の2種類の粉末系の流動性に及ぼす各種香料濃度
の影響を示す。
【表】
【表】
【表】
上の結果から、ゼオライト含有粉末系に比べて
従来の非ゼオライト粉末系を非自由流動性状態に
するのには、酸化アルミニウム成分に澱粉を併用
してもより多量の芳香剤が必要であることがわか
る。 試験例 3 次の表は香料を含まない基本的な粉末組成物の
流動性に及ぼすゼオライトの影響を示す。
従来の非ゼオライト粉末系を非自由流動性状態に
するのには、酸化アルミニウム成分に澱粉を併用
してもより多量の芳香剤が必要であることがわか
る。 試験例 3 次の表は香料を含まない基本的な粉末組成物の
流動性に及ぼすゼオライトの影響を示す。
【表】
これは、組成物の流動性の支配に関してゼオラ
イトの方が澱粉より遥かに影響力が大きいことを
示している。澱粉を含まない組成物に2重量%の
ゼオライトを添加しただけで、組成物は前述の限
界流動値の範囲内の非自由流動性を示すのに対
し、ゼオライトを含まない組成物に20重量%もの
多量の澱粉を加えても、組成物はなお本発明で意
図する程度の非自由流動性とはならない。 試験例 4 次の表は、澱粉/ゼオライト粉末組成物の高温
度での貯蔵後のレオロジー特性を類似の澱粉/酸
化アルミニウム粉末組成物と比較して示す。
イトの方が澱粉より遥かに影響力が大きいことを
示している。澱粉を含まない組成物に2重量%の
ゼオライトを添加しただけで、組成物は前述の限
界流動値の範囲内の非自由流動性を示すのに対
し、ゼオライトを含まない組成物に20重量%もの
多量の澱粉を加えても、組成物はなお本発明で意
図する程度の非自由流動性とはならない。 試験例 4 次の表は、澱粉/ゼオライト粉末組成物の高温
度での貯蔵後のレオロジー特性を類似の澱粉/酸
化アルミニウム粉末組成物と比較して示す。
【表】
動性 流動性
上の表の比較は、液体集塊化剤を使用しなくて
も、本発明のゼオライト含有組成物に比べて前述
した従来の酸化アルミニウム含有組成物は遥かに
劣つていることを示す。酸化アルミニウム含有組
成物は49℃で密閉容器内において貯蔵したときに
22日後に自由流動性を示すのに対し、本発明の組
成物は30日後でも既述のように限界流動値が5〜
30gの範囲内である非自由流動性を示す。 実施例 7 下記の試験を利用して本発明の組成物(実施例
1の組成物2)の帯電防止性を測定した。 一般試験法 後述する方法によつて、合繊じゆうたんに発生
する静電荷の測定を、その電荷がその周囲に生ず
る「電界」または「電位」の測定により間接的に
行う。電荷の測定に使う器具はSimco静電ロケー
ター(locator)SS−2型である。ナイロン製じ
ゆうたんの試験片にプラスチツク棒でこすること
によつて電荷を発生させる。この電荷の強さを測
定し、記録する。相対湿度と温度も記録する。じ
ゆうたん処理用粉末の帯電防止性を測定するため
に、じゆうたん試験片に粉末を振りかけ、じゆう
たんをプラスチツク棒またはプラスチツクびん
(例、ポリ塩化ビニル製)でこすり、電荷を測定
する。この測定値を、じゆうたんに粉末を用いな
い場合に得られた結果と比較し、こうして粉末の
相対帯電防止性を求める。粉末処理したじゆうた
んと未処理じゆうたんとの間の電荷の測定値の開
き(減少幅)が大きい程、試験粉末の帯電防止性
は良好である。安定な静電荷を発生させるために
は、約40%以下の湿度とすることが必要である。 具体的試験法 組成物2の効果に関して具体的な試験を行うた
めには、まず相対湿度と気温を記録し、次に6×
6インチ(15.2×15.2cm)の秤量したナイロンじ
ゆうたん片をプラスチツク棒でこすつた。帯電し
た敷物の電荷を静電ロケーターで測定し、得られ
た未処理じゆうたんの測定値(単位ボルト)を記
録した。 次に、じゆうたんに粉末組成物No.2を散布し、
軽くブラシをかけ、処理じゆうたん片の重量を測
定した。その後、処理試験片の電荷(ボルト)を
同様に測定した。 最後に、フーバー社製箱型真空掃除器の5イン
チ(12.7cm)のノズルを使用して、処理試験片を
掃除した。掃除後、敷物の重量を測定し、残留す
る粉末量を推定した。次に、この敷物をプラスチ
ツク棒でこすり、安定な電荷を測定した。この測
定値を掃除後の処理試験片に生じた電荷として記
録する。 上の測定結果を次に示す。 静電気測定結果 相対湿度=33% 温度=72〓(22℃) 試験粉末−実施例1の組成物2じゆうたん試験片 試験粉末 静電荷(ボルト) 未処理 なし 2200 処 理 7.5g 100 (最大、不安定) 処理−掃除済み 2.5g 100 上の結果から、本発明により製造された組成物2
は優れた帯電防止性をさらに有していて、敷物が
電荷を発生させる可能性を2200ボルトから100ボ
ルトに低下させることができることは明らかであ
る。 試験例 5 下記の試験は、実施例6と同じ試験法を使用し
て、ゼオライトZB−100帯電防止剤としての有効
性をアルミナ塩のCatapal SBと比較して示す。 相対湿度 38% 温度 78〓(26℃) 試験粉末 A:ゼオライトZB−100 (ユニオン・カーバイド社製) B:Catapal SB(コノコ・ケミカル社製)じゆうたん試験片 試験粉末 静電荷(ボルト) 未処理 なし 800 処 理 A(2g) 80 未処理 なし 600 処 理 B(3g) 220 この試験は、帯電防止剤粉末としてのゼオライ
トZB−100の有効性およびそのキヤタパル
(Catapal)SBに比べての優秀さを示している。
なお、処理した敷物の静電荷は真空掃除器をかけ
ずに測定した。 以上からわかるように、本発明のじゆうたん処
理用粉末組成物は高温度で長時間にわたつて極め
て安定なレオロジー特性と芳香保持能力を示す。
また、この組成物は上に実証したように優れた帯
電防止性も有する。 ここで用いた各種の試験法に関して、例えば、
限界流動値を測定するための試験Aは手作業によ
り、どの場合にも同程度の力で各種容器を振り動
かすように努めながら行われた。しかし、このよ
うな試験法を、人間の誤差の可能性を排除するよ
うに考えられた単純な機械装置により更に追試し
た。すなわち、直方形の台を備えた支柱、三ツ股
クランプ、クランプホルダーおよび粉末を集める
ためのトレーを使用した。容器を三ツ股クランプ
れ中に差し込み、容器を約15rpmの速度で180゜手
で回転させるのを助けるスリーブにこのクランプ
を接続した。この180゜回転は5回転倒試験に合致
するように5回行い、容器の下側に置かれたトレ
ー内に集められた粉末の量を測定した。このよう
な機械操作により得られた結果は、上記の実例に
示した結果と非常によく一致していた。 最後に、以上の実施例および試験例は本発明の
単なる例示にすぎず、ここに開示したように当業
者の公知の他の手段も本発明の範囲を逸脱せずに
採用できることは認められよう。
上の表の比較は、液体集塊化剤を使用しなくて
も、本発明のゼオライト含有組成物に比べて前述
した従来の酸化アルミニウム含有組成物は遥かに
劣つていることを示す。酸化アルミニウム含有組
成物は49℃で密閉容器内において貯蔵したときに
22日後に自由流動性を示すのに対し、本発明の組
成物は30日後でも既述のように限界流動値が5〜
30gの範囲内である非自由流動性を示す。 実施例 7 下記の試験を利用して本発明の組成物(実施例
1の組成物2)の帯電防止性を測定した。 一般試験法 後述する方法によつて、合繊じゆうたんに発生
する静電荷の測定を、その電荷がその周囲に生ず
る「電界」または「電位」の測定により間接的に
行う。電荷の測定に使う器具はSimco静電ロケー
ター(locator)SS−2型である。ナイロン製じ
ゆうたんの試験片にプラスチツク棒でこすること
によつて電荷を発生させる。この電荷の強さを測
定し、記録する。相対湿度と温度も記録する。じ
ゆうたん処理用粉末の帯電防止性を測定するため
に、じゆうたん試験片に粉末を振りかけ、じゆう
たんをプラスチツク棒またはプラスチツクびん
(例、ポリ塩化ビニル製)でこすり、電荷を測定
する。この測定値を、じゆうたんに粉末を用いな
い場合に得られた結果と比較し、こうして粉末の
相対帯電防止性を求める。粉末処理したじゆうた
んと未処理じゆうたんとの間の電荷の測定値の開
き(減少幅)が大きい程、試験粉末の帯電防止性
は良好である。安定な静電荷を発生させるために
は、約40%以下の湿度とすることが必要である。 具体的試験法 組成物2の効果に関して具体的な試験を行うた
めには、まず相対湿度と気温を記録し、次に6×
6インチ(15.2×15.2cm)の秤量したナイロンじ
ゆうたん片をプラスチツク棒でこすつた。帯電し
た敷物の電荷を静電ロケーターで測定し、得られ
た未処理じゆうたんの測定値(単位ボルト)を記
録した。 次に、じゆうたんに粉末組成物No.2を散布し、
軽くブラシをかけ、処理じゆうたん片の重量を測
定した。その後、処理試験片の電荷(ボルト)を
同様に測定した。 最後に、フーバー社製箱型真空掃除器の5イン
チ(12.7cm)のノズルを使用して、処理試験片を
掃除した。掃除後、敷物の重量を測定し、残留す
る粉末量を推定した。次に、この敷物をプラスチ
ツク棒でこすり、安定な電荷を測定した。この測
定値を掃除後の処理試験片に生じた電荷として記
録する。 上の測定結果を次に示す。 静電気測定結果 相対湿度=33% 温度=72〓(22℃) 試験粉末−実施例1の組成物2じゆうたん試験片 試験粉末 静電荷(ボルト) 未処理 なし 2200 処 理 7.5g 100 (最大、不安定) 処理−掃除済み 2.5g 100 上の結果から、本発明により製造された組成物2
は優れた帯電防止性をさらに有していて、敷物が
電荷を発生させる可能性を2200ボルトから100ボ
ルトに低下させることができることは明らかであ
る。 試験例 5 下記の試験は、実施例6と同じ試験法を使用し
て、ゼオライトZB−100帯電防止剤としての有効
性をアルミナ塩のCatapal SBと比較して示す。 相対湿度 38% 温度 78〓(26℃) 試験粉末 A:ゼオライトZB−100 (ユニオン・カーバイド社製) B:Catapal SB(コノコ・ケミカル社製)じゆうたん試験片 試験粉末 静電荷(ボルト) 未処理 なし 800 処 理 A(2g) 80 未処理 なし 600 処 理 B(3g) 220 この試験は、帯電防止剤粉末としてのゼオライ
トZB−100の有効性およびそのキヤタパル
(Catapal)SBに比べての優秀さを示している。
なお、処理した敷物の静電荷は真空掃除器をかけ
ずに測定した。 以上からわかるように、本発明のじゆうたん処
理用粉末組成物は高温度で長時間にわたつて極め
て安定なレオロジー特性と芳香保持能力を示す。
また、この組成物は上に実証したように優れた帯
電防止性も有する。 ここで用いた各種の試験法に関して、例えば、
限界流動値を測定するための試験Aは手作業によ
り、どの場合にも同程度の力で各種容器を振り動
かすように努めながら行われた。しかし、このよ
うな試験法を、人間の誤差の可能性を排除するよ
うに考えられた単純な機械装置により更に追試し
た。すなわち、直方形の台を備えた支柱、三ツ股
クランプ、クランプホルダーおよび粉末を集める
ためのトレーを使用した。容器を三ツ股クランプ
れ中に差し込み、容器を約15rpmの速度で180゜手
で回転させるのを助けるスリーブにこのクランプ
を接続した。この180゜回転は5回転倒試験に合致
するように5回行い、容器の下側に置かれたトレ
ー内に集められた粉末の量を測定した。このよう
な機械操作により得られた結果は、上記の実例に
示した結果と非常によく一致していた。 最後に、以上の実施例および試験例は本発明の
単なる例示にすぎず、ここに開示したように当業
者の公知の他の手段も本発明の範囲を逸脱せずに
採用できることは認められよう。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 (a) 組成物中の他成分のいずれよりも多い量
の、硫酸塩、重炭酸塩、塩化物およびこれらの
混合物よりなる群から選ばれた無機塩; (b) 消臭有効量の芳香剤; (c) 組成物に帯電防止性を付与すると同時に組成
物のレオロジー特性を制御するのに充分な有効
量の、天然および合成ゼオライトよりなる群か
ら選ばれる帯電防止・レオロジー特性制御剤:
および (d) 有効集塊化量の実質的に非芳香性の液体集塊
化剤; のブレンドから本質的になり、 (1) 成分(c):成分(d)の重量比は約30.0:1.0ない
し約0.5:1.0の範囲内であり; (2) 約49℃(120〓)までの温度で密閉容器内で
少なくとも30日間貯蔵した場合の上記混合物の
限界流動値が約5.0〜30.0gの範囲内であり; (3) 約49℃までの温度で密閉容器内で貯蔵した場
合に組成物の有効芳香付与特性が少なくとも30
日間は持続する; 安定なレオロジー特性を有するじゆうたん処理
用粉末組成物。 2 無機塩が約50〜98重量%の量で存在する、特
許請求の範囲第1項記載の組成物。 3 無機塩が約75.0〜95.0重量%の量で存在す
る、特許請求の範囲第1項記載の組成物。 4 芳香剤が約20.0重量%までの有効消臭量で存
在する、特許請求の範囲第1項ないし第3項のい
ずれかに記載の組成物。 5 芳香剤が約0.5〜5.0重量%の量で存在する、
特許請求の範囲第1項ないし第3項の何れかに記
載の組成物。 6 帯電防止・レオロジー特性制御剤が約0.5〜
30.0重量%の量で存在する、特許請求の範囲第1
項ないし第5項の何れかに記載の組成物。 7 帯電防止・レオロジー特性制御剤が約1.0〜
10.0重量%の量で存在する、特許請求の範囲第1
項ないし第5項の何れかに記載の組成物。 8 液体集塊化剤が約20.0重量%までの量で存在
する、特許請求の範囲第1項ないし第7項の何れ
かに記載の組成物。 9 液体集塊化剤が約0.25〜5.0重量%の量で存
在する、特許請求の範囲第1項ないし第7項の何
れかに記載の組成物。 10 無機塩が硫酸ナトリウム68.5重量%と重炭
酸ナトリウム26.0重量%との混合物であり、ゼオ
ライトが3.0重量%の量で存在し、集塊化剤が1.0
重量%の量で存在するフタル酸ジエチルであり、
芳香剤が1.5重量%の量で存在する、特許請求の
範囲第1項記載の組成物。 11 ブレンドの限界流動値が約10.0〜25.0gで
ある、特許請求の範囲第1項ないし第10項の何
れかに記載の組成物。 12 ブレンドの限界流動値が約11.0〜21.0gで
ある、特許請求の範囲第1項ないし第11項の何
れかに記載の組成物。
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US06/107,317 US4304675A (en) | 1979-12-26 | 1979-12-26 | Antistatic zeolite composition and method for deodorizing rugs and rooms |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56100061A JPS56100061A (en) | 1981-08-11 |
| JPH0141341B2 true JPH0141341B2 (ja) | 1989-09-05 |
Family
ID=22316014
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17866980A Granted JPS56100061A (en) | 1979-12-26 | 1980-12-17 | Deodorant composition and method of carpet and room |
Country Status (8)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4304675A (ja) |
| EP (1) | EP0031455B1 (ja) |
| JP (1) | JPS56100061A (ja) |
| AU (1) | AU6443580A (ja) |
| CA (1) | CA1150009A (ja) |
| DE (1) | DE3067037D1 (ja) |
| DK (1) | DK539080A (ja) |
| NZ (1) | NZ195567A (ja) |
Cited By (1)
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| US4526583A (en) * | 1983-08-08 | 1985-07-02 | Union Carbide Corporation | Powdered carpet treating compositions |
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| TR28670A (tr) * | 1993-06-02 | 1996-12-17 | Procter & Gamble | Zeolitleri iceren parfüm birakma sistemi. |
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- 1980-11-17 NZ NZ195567A patent/NZ195567A/xx unknown
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- 1980-11-21 EP EP80107273A patent/EP0031455B1/en not_active Expired
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Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| KR101982529B1 (ko) * | 2018-12-28 | 2019-05-28 | 에이치플러스에코 주식회사 | 토양주입용 액상활성탄 제조방법 |
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