JPH0141415Y2 - - Google Patents
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- JPH0141415Y2 JPH0141415Y2 JP14518283U JP14518283U JPH0141415Y2 JP H0141415 Y2 JPH0141415 Y2 JP H0141415Y2 JP 14518283 U JP14518283 U JP 14518283U JP 14518283 U JP14518283 U JP 14518283U JP H0141415 Y2 JPH0141415 Y2 JP H0141415Y2
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- washing
- container
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Description
【考案の詳細な説明】
〔考案の技術分野〕
本考案は洗い槽の内下部に容器状の撹拌体を配
設して該撹拌体を正逆回転させることにより効果
的な洗濯をする洗濯機に関する。
設して該撹拌体を正逆回転させることにより効果
的な洗濯をする洗濯機に関する。
従来の洗濯機のうち、回転羽根により水流を生
じさせて洗浄作用を得る回転羽根方式のものは洗
濯物を水流により流動させることを本質とするか
ら布量に対して大きな洗い槽容積を必要とし、こ
れは一回で洗濯し得る量が少ないことを意味す
る。また布量が少ないときは水流が極端に強くな
つて過剰洗浄気味になる一方、布量が増加すると
これに伴い水流速度が低下して洗浄効果が急速に
低下する傾向がある。更に洗濯物と回転羽根との
接触は偶発的でしかも部分的にしか生じないので
洗濯物全体にわたる擦り洗い効果を期待すること
ができないし、逆に部分的に洗濯物を傷めること
になる。
じさせて洗浄作用を得る回転羽根方式のものは洗
濯物を水流により流動させることを本質とするか
ら布量に対して大きな洗い槽容積を必要とし、こ
れは一回で洗濯し得る量が少ないことを意味す
る。また布量が少ないときは水流が極端に強くな
つて過剰洗浄気味になる一方、布量が増加すると
これに伴い水流速度が低下して洗浄効果が急速に
低下する傾向がある。更に洗濯物と回転羽根との
接触は偶発的でしかも部分的にしか生じないので
洗濯物全体にわたる擦り洗い効果を期待すること
ができないし、逆に部分的に洗濯物を傷めること
になる。
一方最近になつて回転羽根を除去した新しい方
式のものとして、洗い槽全体を水と洗濯物を収容
したまま間欠的に回転させて水と洗濯物との間の
速度差により洗浄作用を得ようとするものが提案
されているが、このものは洗濯物を傷めない利点
を有するものの、洗濯物と水との間の速度差が小
さく且つ単純な動きとなつて洗浄効果が低いと云
う難点がある。
式のものとして、洗い槽全体を水と洗濯物を収容
したまま間欠的に回転させて水と洗濯物との間の
速度差により洗浄作用を得ようとするものが提案
されているが、このものは洗濯物を傷めない利点
を有するものの、洗濯物と水との間の速度差が小
さく且つ単純な動きとなつて洗浄効果が低いと云
う難点がある。
本考案は上述の事情に鑑みなされたものであ
り、従つてその目的は、従来の回転羽根或いは洗
い槽全体の回転によらずとも従来以上の洗浄効果
及び布傷み防止を期待できると共に一回で洗濯し
得る量が多く、しかも適切な洗浄効果を維持でき
る布量範囲が広くなり、そして更にはリント等が
からみ付き易い部分の点検、掃除等も所望に行な
うことができる上、布量が少ないときの水流によ
る洗浄効果等も過不足なく適度に得ることのでき
る極めて実用的な洗濯機を提供するにある。
り、従つてその目的は、従来の回転羽根或いは洗
い槽全体の回転によらずとも従来以上の洗浄効果
及び布傷み防止を期待できると共に一回で洗濯し
得る量が多く、しかも適切な洗浄効果を維持でき
る布量範囲が広くなり、そして更にはリント等が
からみ付き易い部分の点検、掃除等も所望に行な
うことができる上、布量が少ないときの水流によ
る洗浄効果等も過不足なく適度に得ることのでき
る極めて実用的な洗濯機を提供するにある。
本考案は、洗い槽の内下部に、内径が洗い槽の
内上部の径と略同一の平面略円形を成して底部及
び周側部を有する容器状撹拌体を、その底部が洗
い軸に連結されて正逆回転駆動されるように配設
し、該洗い槽内に洗濯物を水と共に収容してその
洗濯物を、主に前記容器状撹拌体の正逆回転に伴
う該容器状撹拌体周壁との接触摩擦力及び前記洗
い槽の上部周壁から受ける摩擦力との相乗作用に
より洗濯するようにしたものであつて、その容器
状撹拌体の底部に前記洗い軸の径より充分大なる
孔を形成し、この孔を、上面に放射状の突部を有
して該突部を通した螺子により前記容器状撹拌体
の底部に固着される底板によつて閉塞し、且つ該
底板を前記洗い軸に固着せしめる様にすることに
より、洗濯物の前記洗い槽周壁及び容器状撹拌体
周壁の間の摩擦及び洗濯物どうしの摩擦による擦
り洗い効果と洗濯物が洗い槽周壁と容器状撹拌体
周壁とから異方向の力を受けてもまれることによ
る所謂もみ洗い効果とを期待でき、併せて洗い軸
の点検、掃除等が所望にでき、又、水流も過激と
ならない程度で比較的強力に得られることを特徴
とするものである。
内上部の径と略同一の平面略円形を成して底部及
び周側部を有する容器状撹拌体を、その底部が洗
い軸に連結されて正逆回転駆動されるように配設
し、該洗い槽内に洗濯物を水と共に収容してその
洗濯物を、主に前記容器状撹拌体の正逆回転に伴
う該容器状撹拌体周壁との接触摩擦力及び前記洗
い槽の上部周壁から受ける摩擦力との相乗作用に
より洗濯するようにしたものであつて、その容器
状撹拌体の底部に前記洗い軸の径より充分大なる
孔を形成し、この孔を、上面に放射状の突部を有
して該突部を通した螺子により前記容器状撹拌体
の底部に固着される底板によつて閉塞し、且つ該
底板を前記洗い軸に固着せしめる様にすることに
より、洗濯物の前記洗い槽周壁及び容器状撹拌体
周壁の間の摩擦及び洗濯物どうしの摩擦による擦
り洗い効果と洗濯物が洗い槽周壁と容器状撹拌体
周壁とから異方向の力を受けてもまれることによ
る所謂もみ洗い効果とを期待でき、併せて洗い軸
の点検、掃除等が所望にでき、又、水流も過激と
ならない程度で比較的強力に得られることを特徴
とするものである。
以下本考案を脱水兼用洗濯機に適用した一実施
例について図面を参照しながら説明する。
例について図面を参照しながら説明する。
先ず第1図に於いて、1は外箱であり、内部に
は水受槽2を配設しこれを吊り棒機構3によつて
揺動自在に弾性支持している。4は洗い槽であ
り、これは全体には深底容器状(有底円筒状)を
成すもので、上端部に最小径である蓋部の内径が
D5のバランサ5を有するものであるが、本実施
例の場合、それを、バランサ5を有する槽上部4
aとそれ以外の槽下部4bとに分けて形成してい
る。而して6は撹拌体で、これは内径が洗い槽4
の内上部の径(槽上部4aの内径)と略同一の平
面略円形を成して底部及び周側部を有する比較的
浅底な容器状を成すものであり、その最大径であ
る上端フランジ部6aの外径D6は前記洗い槽4
の上部の最小径であるバランサ5蓋部の内径D5
より大きい。そこで、この容器状撹拌体6は、上
記バランサ5を有する槽上部4aと結合する前の
槽下部4bに対してその内部に収容せしめ、その
後に槽上部4aを槽下部4bに螺子7等によつて
結合せしめている。ここで、上記容器状撹拌体6
の底部には第2図にも示す様に予め円形の凹陥部
8を形成していて、該凹陥部8の略中央に後述す
る洗い軸14より充分径大な円形の孔9を、又、
周囲の立上り部には複数例えば四個の凹部10
を、そしてその各外方には上方へ隆起した放射状
の突部11を夫々形成しており、他方、外底縁部
には脚部としての突条部12を夫々形成してい
て、この突条部12を最初槽下部4bの内底面上
に載置せしめ、以て容器状撹拌体6全体として洗
い槽4内で回転可能に支持せしめている。さて、
斯様に容器状撹拌体6を収容し且つ槽下部4bに
槽上部4aを結合せしめた洗い槽4は、その後水
受槽2内に収容せられており、そしてその底部の
略中央を、該水受槽2の内下部に位置した脱水軸
13の上端フランジ部13a上に載置せしめてい
る。又、これと同時に容器状撹拌体6はその底部
の孔9を、上述の脱水軸13を貫通して洗い槽4
の内下部略中央に突出位置した洗い軸14を囲繞
する様になしているのであるが、この孔9がその
洗い軸14より充分径大であることは既述の如く
であり、そこでこの孔9から手や工具を差し入れ
て前記洗い槽4の底部(槽下部4bの底部)を前
記脱水軸7の上端フランジ部7aに複数本例えば
四本のボルト15によつて取着連結している。1
6は底板であり、これは前記凹陥部8と略同径の
もので、その中心部には軸筒部17を、又、該軸
筒部17から外方へは前記容器状撹拌体6底部の
突部11と同数にて上面へ隆起した放射状の突部
18を、そして該突部18の各外方端部には凹部
19を、更に外端面部には前記容器状撹拌体6底
部の凹部10と対応する凸部20を夫々形成して
いる。斯かる構成をもとに、底板16は凸部20
を凹部10に嵌合させることによつて位置決めし
ながら凹陥部8内に置き、同時に軸筒部17を前
記洗い軸14に嵌合せしめていてて、その後上方
から螺子21を夫々凹部19を通して凹陥部8の
底部(容器状撹拌体6の底部)に螺挿し締付ける
ことによつて、容器状撹拌体6に固着し孔9を閉
塞するようにしている。尚、斯様にして底板16
を固着することにより、同時に容器状撹拌体6を
引上げ、それによつてその脚部たる突条部12を
水受槽2の内底面から離間させる様にしている。
ここで22も螺子であり、これを上記底板16の
軸筒部17を通して洗い軸14に螺挿し締付ける
ことにより、底板16を、ひいては容器状撹拌体
6を洗い軸14に固着連結せしめている。又、2
3はキヤツプで、これを前記螺子21の頭部を収
容した状態にある底板16の凹部10の夫々に嵌
合装着せしめることによつてその螺子11の各頭
部を覆い隠す様にしている。尚、上記キヤツプ2
3には夫々取外し操作のための例えばドライバー
等の工具の先端部の差込む切欠部24を設けてい
るが、それは底板16の凹部10縁部に設けられ
ていても良い。加えて、前記容器状撹拌体6の周
壁内面は凹凸状となしており、一方、洗い槽4の
周壁には脱水孔25を形成している。26は動力
制御機構であり、モータ27の回転力を洗い時に
は洗い軸14に減速して且つ交互に反転するよう
に伝え、また脱水時には脱水軸13及び洗い軸1
4に伝えて洗い槽4を容器状撹拌体6と一体に回
転させるために減速機構、クラツチ機構及びブレ
ーキ機構等を内蔵している。28は排水弁で、洗
い槽4内の水を水受槽2の底部から排水ホース2
9を介して機外に排出し得るようになつている。
30はタイマーであり、このタイマー30によつ
て洗いから最終脱水までの各行程を順次自動的に
制御するようにしている。
は水受槽2を配設しこれを吊り棒機構3によつて
揺動自在に弾性支持している。4は洗い槽であ
り、これは全体には深底容器状(有底円筒状)を
成すもので、上端部に最小径である蓋部の内径が
D5のバランサ5を有するものであるが、本実施
例の場合、それを、バランサ5を有する槽上部4
aとそれ以外の槽下部4bとに分けて形成してい
る。而して6は撹拌体で、これは内径が洗い槽4
の内上部の径(槽上部4aの内径)と略同一の平
面略円形を成して底部及び周側部を有する比較的
浅底な容器状を成すものであり、その最大径であ
る上端フランジ部6aの外径D6は前記洗い槽4
の上部の最小径であるバランサ5蓋部の内径D5
より大きい。そこで、この容器状撹拌体6は、上
記バランサ5を有する槽上部4aと結合する前の
槽下部4bに対してその内部に収容せしめ、その
後に槽上部4aを槽下部4bに螺子7等によつて
結合せしめている。ここで、上記容器状撹拌体6
の底部には第2図にも示す様に予め円形の凹陥部
8を形成していて、該凹陥部8の略中央に後述す
る洗い軸14より充分径大な円形の孔9を、又、
周囲の立上り部には複数例えば四個の凹部10
を、そしてその各外方には上方へ隆起した放射状
の突部11を夫々形成しており、他方、外底縁部
には脚部としての突条部12を夫々形成してい
て、この突条部12を最初槽下部4bの内底面上
に載置せしめ、以て容器状撹拌体6全体として洗
い槽4内で回転可能に支持せしめている。さて、
斯様に容器状撹拌体6を収容し且つ槽下部4bに
槽上部4aを結合せしめた洗い槽4は、その後水
受槽2内に収容せられており、そしてその底部の
略中央を、該水受槽2の内下部に位置した脱水軸
13の上端フランジ部13a上に載置せしめてい
る。又、これと同時に容器状撹拌体6はその底部
の孔9を、上述の脱水軸13を貫通して洗い槽4
の内下部略中央に突出位置した洗い軸14を囲繞
する様になしているのであるが、この孔9がその
洗い軸14より充分径大であることは既述の如く
であり、そこでこの孔9から手や工具を差し入れ
て前記洗い槽4の底部(槽下部4bの底部)を前
記脱水軸7の上端フランジ部7aに複数本例えば
四本のボルト15によつて取着連結している。1
6は底板であり、これは前記凹陥部8と略同径の
もので、その中心部には軸筒部17を、又、該軸
筒部17から外方へは前記容器状撹拌体6底部の
突部11と同数にて上面へ隆起した放射状の突部
18を、そして該突部18の各外方端部には凹部
19を、更に外端面部には前記容器状撹拌体6底
部の凹部10と対応する凸部20を夫々形成して
いる。斯かる構成をもとに、底板16は凸部20
を凹部10に嵌合させることによつて位置決めし
ながら凹陥部8内に置き、同時に軸筒部17を前
記洗い軸14に嵌合せしめていてて、その後上方
から螺子21を夫々凹部19を通して凹陥部8の
底部(容器状撹拌体6の底部)に螺挿し締付ける
ことによつて、容器状撹拌体6に固着し孔9を閉
塞するようにしている。尚、斯様にして底板16
を固着することにより、同時に容器状撹拌体6を
引上げ、それによつてその脚部たる突条部12を
水受槽2の内底面から離間させる様にしている。
ここで22も螺子であり、これを上記底板16の
軸筒部17を通して洗い軸14に螺挿し締付ける
ことにより、底板16を、ひいては容器状撹拌体
6を洗い軸14に固着連結せしめている。又、2
3はキヤツプで、これを前記螺子21の頭部を収
容した状態にある底板16の凹部10の夫々に嵌
合装着せしめることによつてその螺子11の各頭
部を覆い隠す様にしている。尚、上記キヤツプ2
3には夫々取外し操作のための例えばドライバー
等の工具の先端部の差込む切欠部24を設けてい
るが、それは底板16の凹部10縁部に設けられ
ていても良い。加えて、前記容器状撹拌体6の周
壁内面は凹凸状となしており、一方、洗い槽4の
周壁には脱水孔25を形成している。26は動力
制御機構であり、モータ27の回転力を洗い時に
は洗い軸14に減速して且つ交互に反転するよう
に伝え、また脱水時には脱水軸13及び洗い軸1
4に伝えて洗い槽4を容器状撹拌体6と一体に回
転させるために減速機構、クラツチ機構及びブレ
ーキ機構等を内蔵している。28は排水弁で、洗
い槽4内の水を水受槽2の底部から排水ホース2
9を介して機外に排出し得るようになつている。
30はタイマーであり、このタイマー30によつ
て洗いから最終脱水までの各行程を順次自動的に
制御するようにしている。
次に上記構成の作用について説明する。洗い時
には水受槽2内従つて洗い槽4内に従来の回転羽
根方式の洗濯機と同程度の量の水を供給し且つ洗
濯物を投入する。そして洗い運転は洗い槽4を回
転しないようにブレーキ機構により拘束した状態
で容器状撹拌体6のみを正逆回転駆動することに
よつて行なう。この実施例では容器状撹拌体6の
回転数を毎分120乃至180回転の範囲以内とし且つ
略2〜3回転毎に回転方向を反転させるようにし
ている。
には水受槽2内従つて洗い槽4内に従来の回転羽
根方式の洗濯機と同程度の量の水を供給し且つ洗
濯物を投入する。そして洗い運転は洗い槽4を回
転しないようにブレーキ機構により拘束した状態
で容器状撹拌体6のみを正逆回転駆動することに
よつて行なう。この実施例では容器状撹拌体6の
回転数を毎分120乃至180回転の範囲以内とし且つ
略2〜3回転毎に回転方向を反転させるようにし
ている。
さてこのような洗い運転において、洗濯物は容
器状撹拌体6の正逆回転によりその周壁と洗い槽
4の上部の周壁とにわたつて接触するため下方の
部分では容器状撹拌体6からこれとの摩擦接触に
より回転力があたえられ、上部位では洗い槽4の
上部との摩擦接触により拘束力を受け、こうした
異方向摩擦力を同時に受けることにより洗濯物に
ねじれ或いは圧迫作用を与えしかもこれが容器状
撹拌体6の回転方向の反転により繰返し行なわれ
ると共に容器状撹拌体6の回転に伴う遠心力によ
つて洗濯物が容器状撹拌体6の周壁方向に押され
その反作用を洗い槽4上部の周壁から内方に向け
て受けることにより上下に反転する作用をも生じ
複雑な動きが与えられる。従つて洗濯物はこのよ
うな複雑な動きによる布どうしの大きな摩擦、並
びに洗い槽4の上部及び容器状撹拌体6の周壁と
の大きな摩擦により擦り洗い作用を受けるかたわ
ら、ねじれや圧迫の繰返しによる一種のもみ洗い
作用をも受けて洗われるものであり、その洗浄効
果が優れていることは第3図に比較実験結果の一
例として示した如くであり、即ち、第3図におい
て夫々、曲線Aは本考案による場合、Bは従来の
回転羽根方式による場合、Cはこの考案に先行し
て考えられた洗い槽回転方式による場合の洗浄比
特性を示し、本考案による洗浄効果が高いことが
判る。
器状撹拌体6の正逆回転によりその周壁と洗い槽
4の上部の周壁とにわたつて接触するため下方の
部分では容器状撹拌体6からこれとの摩擦接触に
より回転力があたえられ、上部位では洗い槽4の
上部との摩擦接触により拘束力を受け、こうした
異方向摩擦力を同時に受けることにより洗濯物に
ねじれ或いは圧迫作用を与えしかもこれが容器状
撹拌体6の回転方向の反転により繰返し行なわれ
ると共に容器状撹拌体6の回転に伴う遠心力によ
つて洗濯物が容器状撹拌体6の周壁方向に押され
その反作用を洗い槽4上部の周壁から内方に向け
て受けることにより上下に反転する作用をも生じ
複雑な動きが与えられる。従つて洗濯物はこのよ
うな複雑な動きによる布どうしの大きな摩擦、並
びに洗い槽4の上部及び容器状撹拌体6の周壁と
の大きな摩擦により擦り洗い作用を受けるかたわ
ら、ねじれや圧迫の繰返しによる一種のもみ洗い
作用をも受けて洗われるものであり、その洗浄効
果が優れていることは第3図に比較実験結果の一
例として示した如くであり、即ち、第3図におい
て夫々、曲線Aは本考案による場合、Bは従来の
回転羽根方式による場合、Cはこの考案に先行し
て考えられた洗い槽回転方式による場合の洗浄比
特性を示し、本考案による洗浄効果が高いことが
判る。
更に前述のように洗濯物は洗い槽4の上部及び
容器状撹拌体6の周壁との摩擦接触によつて動か
されるので布量が多くなるにつれ摩擦力も大きく
なり布量増加による洗濯物の動き度合の低下が少
なく従つて洗浄効果の低下率が小さい。しかも洗
濯物は布量が少ないときは容器状撹拌体6の周壁
に対する接触頻度が低い上に接触摩擦力が極めて
小さく、主に表面積の大なる容器状撹拌体6の低
速回転により洗い槽4内全体に生起された水流に
より流動されて洗われることになるため、従来の
回転羽根方式の様に水流が過激に強くならないの
で過剰洗浄にはならず布量の多少に拘らず適切な
洗浄度合が確保できる。これらのことは適切な洗
浄効果を維持できる布量の範囲が前述の先行技術
による場合よりも広いことを意味するものである
(第3図参照)。
容器状撹拌体6の周壁との摩擦接触によつて動か
されるので布量が多くなるにつれ摩擦力も大きく
なり布量増加による洗濯物の動き度合の低下が少
なく従つて洗浄効果の低下率が小さい。しかも洗
濯物は布量が少ないときは容器状撹拌体6の周壁
に対する接触頻度が低い上に接触摩擦力が極めて
小さく、主に表面積の大なる容器状撹拌体6の低
速回転により洗い槽4内全体に生起された水流に
より流動されて洗われることになるため、従来の
回転羽根方式の様に水流が過激に強くならないの
で過剰洗浄にはならず布量の多少に拘らず適切な
洗浄度合が確保できる。これらのことは適切な洗
浄効果を維持できる布量の範囲が前述の先行技術
による場合よりも広いことを意味するものである
(第3図参照)。
そして一方、構造面では底板16を外すことに
よつて孔9から洗い軸14並びにその周辺の点検
をすることができ、且つ洗い軸14にからみ付い
たリントの掃除等も所望にできるもので、いわゆ
るサービス性を良くし得る。又、特に本実施例の
場合、洗い槽4内には最大径がバランサ5蓋部の
内径D5より大なる容器状撹拌体6を収容するた
め、そのバランサ5を有する槽上部4aを槽下部
4bに結合する前に容器状撹拌体6を槽下部4b
内に入れておかなければならないが、斯様に容器
状撹拌体6を入れて組立てた洗い槽4はその後水
受槽2内に入れて脱水軸13の上端フランジ部1
3aに取着しようとするとき、そのフランジ部1
3aが容器状撹拌体6の底部により覆い隠されて
それに取着できなくなることが考えられる。然し
本実施例に於いては、上記容器状撹拌体6の底部
に洗い軸14の径より充分大なる様に形成した孔
9を通して上記脱水軸13の上端フランジ部13
aに対する洗い槽4の取着ができるもので、又、
斯様に取着して後或いは前述の様な点検掃除を行
つた後には底板16を容器状撹拌体6の底部に螺
子21止め固着すると共に洗い軸14に螺子22
止め固着することによつて洗い軸14に対する容
器状撹拌体6の取着連結も確実にできるものであ
り、該容器状撹拌体6の正逆回転駆動に支障を生
ずることはないし、又、孔9から洗濯物が抜け出
るという様な心配もない。しかもこの場合、底板
16は上面に放射状の突部18を有しており、こ
れによつて特に洗濯物の量(布量)が少ない折り
での洗濯時に比較的強力で効果的な洗濯水流を生
成し得ることから、前述の様に過剰洗浄とはなら
ない範囲で適度に効果的な洗浄作用を得ることが
でき、洗濯効果の向上に寄与できる。そして又、
その突部18は底板16の機械的強度を上げるに
も効果を奏するもので、更に本実施例の場合、底
板16はその突部18を通して容器状撹拌体6に
螺子21止め固着していることから、固着した後
の機械的強度の面でも充分なものが得られ高品質
化を達成できる。
よつて孔9から洗い軸14並びにその周辺の点検
をすることができ、且つ洗い軸14にからみ付い
たリントの掃除等も所望にできるもので、いわゆ
るサービス性を良くし得る。又、特に本実施例の
場合、洗い槽4内には最大径がバランサ5蓋部の
内径D5より大なる容器状撹拌体6を収容するた
め、そのバランサ5を有する槽上部4aを槽下部
4bに結合する前に容器状撹拌体6を槽下部4b
内に入れておかなければならないが、斯様に容器
状撹拌体6を入れて組立てた洗い槽4はその後水
受槽2内に入れて脱水軸13の上端フランジ部1
3aに取着しようとするとき、そのフランジ部1
3aが容器状撹拌体6の底部により覆い隠されて
それに取着できなくなることが考えられる。然し
本実施例に於いては、上記容器状撹拌体6の底部
に洗い軸14の径より充分大なる様に形成した孔
9を通して上記脱水軸13の上端フランジ部13
aに対する洗い槽4の取着ができるもので、又、
斯様に取着して後或いは前述の様な点検掃除を行
つた後には底板16を容器状撹拌体6の底部に螺
子21止め固着すると共に洗い軸14に螺子22
止め固着することによつて洗い軸14に対する容
器状撹拌体6の取着連結も確実にできるものであ
り、該容器状撹拌体6の正逆回転駆動に支障を生
ずることはないし、又、孔9から洗濯物が抜け出
るという様な心配もない。しかもこの場合、底板
16は上面に放射状の突部18を有しており、こ
れによつて特に洗濯物の量(布量)が少ない折り
での洗濯時に比較的強力で効果的な洗濯水流を生
成し得ることから、前述の様に過剰洗浄とはなら
ない範囲で適度に効果的な洗浄作用を得ることが
でき、洗濯効果の向上に寄与できる。そして又、
その突部18は底板16の機械的強度を上げるに
も効果を奏するもので、更に本実施例の場合、底
板16はその突部18を通して容器状撹拌体6に
螺子21止め固着していることから、固着した後
の機械的強度の面でも充分なものが得られ高品質
化を達成できる。
尚、以上に加えて特に上記実施例に於いては、
底板16と容器状撹拌体6との重なり合う部分の
一方である底板16の外周端面には凸部20を設
け、他方である容器状撹拌体6の凹陥部8内壁面
には凹部10を設けて、それらを嵌合させること
により、底板16の位置決めをするようにしてい
ることから、螺子21の挿通を容易且つ正確に行
ない得るなど組立ての便宜を図ることができる。
又、底板16が上記螺子21の頭部を収容する凹
部19を先の突部18に有することから、螺子2
1の頭部で洗濯物を傷めてしまうということがな
いばかりか、特にはその凹部19自体突部18の
高さを利用して所望の深さになど容易に形成で
き、よつて上述の螺子21の頭部を収容するのに
も一層都合よくでき、併せてその凹部19にはキ
ヤツプ23を嵌合して螺子21の頭部を隠す様に
していることから、前記洗濯物の傷みを一段と少
なくでき、見栄えも良くし得る。
底板16と容器状撹拌体6との重なり合う部分の
一方である底板16の外周端面には凸部20を設
け、他方である容器状撹拌体6の凹陥部8内壁面
には凹部10を設けて、それらを嵌合させること
により、底板16の位置決めをするようにしてい
ることから、螺子21の挿通を容易且つ正確に行
ない得るなど組立ての便宜を図ることができる。
又、底板16が上記螺子21の頭部を収容する凹
部19を先の突部18に有することから、螺子2
1の頭部で洗濯物を傷めてしまうということがな
いばかりか、特にはその凹部19自体突部18の
高さを利用して所望の深さになど容易に形成で
き、よつて上述の螺子21の頭部を収容するのに
も一層都合よくでき、併せてその凹部19にはキ
ヤツプ23を嵌合して螺子21の頭部を隠す様に
していることから、前記洗濯物の傷みを一段と少
なくでき、見栄えも良くし得る。
而して、上記実施例の脱水運転は排水弁28の
開放による排水後、図示しないクラツチ機構等を
作動させて洗い槽4及び容器状撹拌体6を一体に
一方向に高速回転せしめることにより行なわれる
ものであるが、然し、本考案は脱水機能を有しな
い洗い槽に適用しても良いもので、このことから
洗い槽の周壁を無孔状にしてこれ自身に水を貯え
るようになし水受槽を除去した構成としても良
く、従つて洗い槽を回転駆動するための各種部品
は具えられてなくても良い。
開放による排水後、図示しないクラツチ機構等を
作動させて洗い槽4及び容器状撹拌体6を一体に
一方向に高速回転せしめることにより行なわれる
ものであるが、然し、本考案は脱水機能を有しな
い洗い槽に適用しても良いもので、このことから
洗い槽の周壁を無孔状にしてこれ自身に水を貯え
るようになし水受槽を除去した構成としても良
く、従つて洗い槽を回転駆動するための各種部品
は具えられてなくても良い。
その他、本考案は上記し且つ図面に示した実施
例にのみ限定されるものではなく、従つて前述の
底板の位置決めをする凸部、凹部の設け方やその
有無、或いは螺子の頭部を収容するための凹部や
キヤツプの有無、更には洗い軸に対する底板の具
体的連結構造等につき、要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変更して実施し得る。
例にのみ限定されるものではなく、従つて前述の
底板の位置決めをする凸部、凹部の設け方やその
有無、或いは螺子の頭部を収容するための凹部や
キヤツプの有無、更には洗い軸に対する底板の具
体的連結構造等につき、要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変更して実施し得る。
以上にて明らかな様に本考案の洗濯機は、洗い
槽の内下部に、内径が洗い槽の内上部の径と略同
一の平並面略円形を成して底部及び周側部を有す
る容器状撹拌体を、その底部が洗い軸に連結され
て正逆回転駆動されるように配設し、該洗い槽内
に洗濯物を水と共に収容してその洗濯物を、主に
前記容器状撹拌体の正逆回転に伴う該容器状撹拌
体周壁との接触摩擦力及び前記洗い槽の上部周壁
から受ける摩擦力との相乗作用により洗濯するよ
うにしたものであつて、その容器状撹拌体の底部
に前記洗い軸の径より充分大なる孔を形成し、こ
の孔を、上面に放射状の突部を有して該突部を通
した螺子により前記容器状撹拌体の底部に固着さ
れる底板によつて閉塞し、且つ該底板を前記洗い
軸に連結せしめたことを特徴とし、以て従来の回
転羽根或いは洗い槽全体の回転によらずとも従来
以上の洗浄効果及び布傷み防止を期待できると共
に一回で洗濯し得る量を多くでき、しかも適切な
洗浄効果を維持できる布量範囲を広くでき、そし
て更にはリント等がからみ付き易い部分の点検、
掃除等も所望に行なうことができる上、布量が少
ない折りでの水流も過激とならない程度で比較的
強力に得られ、又、底板固着部分の機械的強度も
充分に得られるなど、種々の優れた実用的効果を
奏するもである。
槽の内下部に、内径が洗い槽の内上部の径と略同
一の平並面略円形を成して底部及び周側部を有す
る容器状撹拌体を、その底部が洗い軸に連結され
て正逆回転駆動されるように配設し、該洗い槽内
に洗濯物を水と共に収容してその洗濯物を、主に
前記容器状撹拌体の正逆回転に伴う該容器状撹拌
体周壁との接触摩擦力及び前記洗い槽の上部周壁
から受ける摩擦力との相乗作用により洗濯するよ
うにしたものであつて、その容器状撹拌体の底部
に前記洗い軸の径より充分大なる孔を形成し、こ
の孔を、上面に放射状の突部を有して該突部を通
した螺子により前記容器状撹拌体の底部に固着さ
れる底板によつて閉塞し、且つ該底板を前記洗い
軸に連結せしめたことを特徴とし、以て従来の回
転羽根或いは洗い槽全体の回転によらずとも従来
以上の洗浄効果及び布傷み防止を期待できると共
に一回で洗濯し得る量を多くでき、しかも適切な
洗浄効果を維持できる布量範囲を広くでき、そし
て更にはリント等がからみ付き易い部分の点検、
掃除等も所望に行なうことができる上、布量が少
ない折りでの水流も過激とならない程度で比較的
強力に得られ、又、底板固着部分の機械的強度も
充分に得られるなど、種々の優れた実用的効果を
奏するもである。
第1図は本考案の一実施例を示した縦断側面
図、第2図は同実施例の主要部の分解斜視図、第
3図は洗浄比特性図である。 図中、4は洗い槽、5はバランサ、6は容器状
撹拌体、9は孔、10は凹部、13は脱水軸、1
3aはフランジ部、14は洗い軸、16は底板、
18は突部、19は凹部、20は凸部、21,2
2は夫々螺子、23はキヤツプ、26は動力制御
機構、27はモータである。
図、第2図は同実施例の主要部の分解斜視図、第
3図は洗浄比特性図である。 図中、4は洗い槽、5はバランサ、6は容器状
撹拌体、9は孔、10は凹部、13は脱水軸、1
3aはフランジ部、14は洗い軸、16は底板、
18は突部、19は凹部、20は凸部、21,2
2は夫々螺子、23はキヤツプ、26は動力制御
機構、27はモータである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 洗い槽の内下部に、内径が洗い槽の内上部の
径と略同一の平面略円形を成して底部及び周側
部を有する容器状撹拌体を、その底部が洗い軸
に連結されて正逆回転駆動されるように配設
し、該洗い槽内に洗濯物を水と共に収容してそ
の洗濯物を、主に前記容器状撹拌体の正逆回転
に伴う該容器状撹拌体周壁との接触摩擦力及び
前記洗い槽の上部周壁から受ける摩擦力との相
乗作用により洗濯するようにしたものであつ
て、その容器状撹拌体の底部に前記洗い軸の径
より充分大なる孔を形成し、この孔を、上面に
放射状の突部を有して該突部を通した螺子によ
り前記容器状撹拌体の底部に固着される底板に
よつて閉塞し、且つ該底板を前記洗い軸に連結
せしめたことを特徴とする洗濯機。 2 底板と容器状撹拌体との重なり合う部分の一
方に凸部を、他方に凹部を夫々有し、これら
凸、凹部を嵌合させて底板を位置決めする様に
したことを特徴とする実用新案登録請求の範囲
第1項に記載の洗濯機。 3 底板は放射状の突部に螺子の頭部を収容する
凹部を有し且つ該凹部に嵌合されて螺子の頭部
を隠すキヤツプを有することを特徴とする実用
新案登録請求の範囲第1項に記載の洗濯機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14518283U JPS6053290U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14518283U JPS6053290U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 洗濯機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6053290U JPS6053290U (ja) | 1985-04-15 |
| JPH0141415Y2 true JPH0141415Y2 (ja) | 1989-12-07 |
Family
ID=30323538
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14518283U Granted JPS6053290U (ja) | 1983-09-20 | 1983-09-20 | 洗濯機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053290U (ja) |
-
1983
- 1983-09-20 JP JP14518283U patent/JPS6053290U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6053290U (ja) | 1985-04-15 |
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