JPH0141439Y2 - - Google Patents

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JPH0141439Y2
JPH0141439Y2 JP1986101074U JP10107486U JPH0141439Y2 JP H0141439 Y2 JPH0141439 Y2 JP H0141439Y2 JP 1986101074 U JP1986101074 U JP 1986101074U JP 10107486 U JP10107486 U JP 10107486U JP H0141439 Y2 JPH0141439 Y2 JP H0141439Y2
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iron
steam
gap
mounting plate
seam
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JP1986101074U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、縫製加工における被加工物の縫い目
割り工程および折り工程のためのアイロンの提供
に関するものである。
〔従来の技術〕
縫製品の縫製加工においては、被加工物に縫い
目割り工程および折り工程が多く存在する。例え
ば、起毛素材(ベルベツト、コールテン)やギヤ
バジン(綾織)、ドスキン(朱子織)等より縫製
されるコート、スカート等において、縫い目割り
工程および折り工程があるが、従来例として第7
図(図例は縫い目割り工程)a,bについて説明
する。即ち、a図において、Wは縫い目Sを施し
たワークで、複数の小孔Vpを介して真空吸着に
よりバキユームマツトVmに固定される。Iは、
舟底型アイロンのアイロン底部であり、この底部
の横幅Lは縫い代幅相当の寸法を有する。そこ
で、例えば右手にアイロンを持ち左手で縫い代部
を広げる手作業でいちいち割りを入れてからアイ
ロン仕上げを行つているのが実情である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、従来のこれ等の工程にあつて
は、縫い代を開く作業や折り作業およびアイロン
かけ作業に極めて手数と時間とを要し、縫製加工
全体の生産性を悪化させていた。特に、第7図b
に示すように縫い代部のA面(縫い代幅Y)が、
アイロン底部Iで押圧されるため、ワークWの表
面Bはアイロンがかからない上に素材の目つぶれ
が生じそのためにひかつてみえたり(テカリとい
う)湿気と乾燥の程度によりC部に割り方向のア
タリ(段差)ができたりして縫製品質を悪化させ
ていた。
本考案は、以上のようなこの種の従来工程の問
題点にかんがみてなされたもので、極めて簡単、
かつ低コストで上記問題点を改良したアイロンの
提供を目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、本考案においては、アイロンの底部
に、移動方向に沿つて布縁の端部を挿通可能とす
る間隙Xと、該間隙Xと同方向に布縁の幅より大
きい間隙Y1と、布縁を間隙Xを介して間隙Y1
案内するように形成した段部10bとを設けたこ
とにより前記目的を達成しようとするものであ
る。
〔作用〕
以上のように構成することにより、被加工物の
縫い代部或は折り代部の布縁を前記間隙Xを介し
て間隙Y1に案内するように形成した段部10b
を設けることにより、折り曲げおよびプレスが行
なえるため、極めて簡単、かつ低コストで縫製品
質および生産性の向上が期待し得る。
〔実施例〕
以下に本考案を実施例に基づいて、説明する。
第1図a,bに、本考案に係るスチームアイロン
(滴下式)の正面図および底面図を示す。
(構成) 1は把手、2はスチームアイロンの底部、3は
ホース、4はコード、5はサーモツマミ、6はス
チームボタン6aをもつスイツチ、7は気化室
蓋、8はスチーム噴射孔8cを備えた取付板、1
0は案内板、12は取付板8および案内板10を
スチームアイロンの底部2に固定する例えば複数
の皿ねじ12である。
ホース3は、、不図示のバルブを介して天井な
どの適当な場所に取付けられた水タンク(約3
)に接続する。また、スチームアイロンの底部
と水面とを約1m二の垂直距離に保つて、不図示
の電源プラグを差込み、サーモツマミ5をスチー
ム目盛位置に合わせ、バルブを「ゆるむ」の方向
へまわし全開する。サーモランプ11(第2図参
照)が消えたら、スチームアイロンを水平にして
スイツチ6のスチームボタン6aを押すと、スチ
ーム噴射孔8cよりスチーム(約2Kg/cm2)が噴
出するようになつている。使用おわりの時は、バ
ルブを「しまる」の方向にまわして閉じ、スチー
ムアイロンを水平にしてスチームボタン6aを押
し、スチームが完全に止まるまで待ち電源プラグ
をコンセントから抜く。
第2図は、第1図のスチームアイロンの斜視図
である。8は、取付板であり、その基部8aの中
心線8b上の前方(第2図における先端部)にス
チーム噴射孔8cを穿設する。また、8dは案内
爪、8eは孔である。
10は、中心線8bに対してXなる間隙(ワー
クWの縫い目Sの縫代布縁の端部が容易に挿入し
得る)を隔ててアイロンの移動方向に配置され、
かつ前述の取付板8の孔8eに対応する例えば皿
ねじ孔10aを有する1対の案内板であり、それ
ぞれの案内板の布縁案内側に段部10bがあつ
て、各段部10bの両縁間の間隙Y1(縫い代寸法
Yよりより大きい。第3図参照)をスチームアイ
ロン移動方向に形成している。この段部10bの
深さは、起毛素材、ギヤバジン、ドスキン等によ
り2〜3m/mが適当である。また、第2図の図
例では、段部10bはそれぞれ一体に形成されて
いるが、例えばスペーサ等をもちいたり、取付板
8に形成しても同様の効果がある。
しかして、取付板8の案内爪8dを底部2の後
壁2aに当接して、皿ねじ12により底部2に取
付板8および案内板10を固定する。
この取付板8および案内板10は、熱伝導率、
耐食性の良好な材料で形成する。
(動作) 次に、動作の概要を説明する。第3図a,b
は、縫い目割り作業とアイロンプレス作業の動作
説明図および布縁の折曲部の説明図であり、左方
のワークWは2枚のワークを本縫後に表を裏にし
て広げた図である。このワークを複数の小孔を介
して真空吸着によりバキユームマツトVmに固定
する。
そして、ワークWの布端13を手で開いて、第
2図で説明した取付板8と案内板10の段部10
bによつて形成されるスチームアイロンの移動方
向の空間部にワークWの縫い目線Sが中心線8b
(第2図参照)に位置するようにして布縁を挿入
する。この時、スチームアイロンは使用状態にあ
るので、スイツチ6のスチームボタン6aを押す
と、スチームがスチーム噴射孔8cよりワークW
の縫い目線Sおよびその近傍に噴出する。従つ
て、スチームアイロンを縫い目S方向(図示左
方)に移動すれば、ワークWの縫い目Sはスチー
ムの噴射で割り作業が行えると共に、案内板10
により縫い代部の下のワークWもプレスされ、ワ
ークWは図示右方のように容易に加工することが
できる。
第4図は、上記のスチームアイロンが折り作業
も可能であることを示す動作説明図である。この
場合は、スチームアイロンの底部2または取付板
8の先端部両縁にメジヤーを表示したメジヤー付
表示部材14を構成した点がことなる他上記の構
成(第1図、第2図、第3図)と同様である。そ
の作動についても、ワークWの折曲部S1を表示部
材14のメジヤーに合せながら作業をする他は上
記の動作と同様であるから省略する。
〔他の実施例〕
上記の実施例では、スチームアイロンの底部2
に取付板8および案内板10を一体に構成するこ
とを述べたが、取付板8および案内板10とをス
チームアイロンの底部2に着脱自在に装着するこ
とも可能である。即ち、第2図に対してことなる
個所のみ第5図で説明する。取付板8の中心線8
bに対して前端部および中央部の両縁にフツク片
8f,8gを設ける。また、8hはねじ部であ
る。そして、取付板8に案内板10を皿ねじ12
により固定した後に、スチームアイロンの後壁2
aを取付板8の案内爪8dに当接させながら底部
2を基部8aに載置する。しかして、スプリング
9aおよび9bを前述の取付板8のフツク片8f
および8gに張架してスチームアイロンに装置す
る。この張架手段9は、弾性帯状部材およびその
他に種々ある部材でよい。更に、折り作業につい
ての他の実施例を説明する。第6図a,b,c,
dは、スチームアイロンの底面図であり、取付板
8および案内板10は、スチームアイロンの底部
2に固定するか、或いはスチームアイロンに着脱
自在に装着することは前述と同様である。a図お
よびb図は、直線折り工程、c図およびd図は、
曲線折り工程にそれぞれ適用され、それぞれ表示
部材14を備えている。その他の実施例として、
スチームアイロンの底部2と取付板8と案内板1
0或は底部2と案内板10(段部10bはいづれ
かに設けるかまたはスペーサを用いてもよい)又
は各部材を例えばダイカスト等で一体に形成して
もよい。
更に他の実施例として、上記はスチームアイロ
ンについて言及したが、熱だけでセツトできるワ
ークについてはスチームを用いず電熱作用の電気
アイロンによる縫い目割り工程や折り工程にも適
応でき前述と同様の作用効果が得られる。
以上のように縫い目割り作業や折り作業および
アイロンプレス作業を述べたが、割り作業および
アイロンプレス作業(第1〜第3図)も第6図
c,dのように曲線割りも可能であることは勿論
である。また、スチームアイロンは、上記に述べ
た適下式の他にヒートレス式(外部からスチーム
アイロンに供給して、アイロン自体を加熱する)、
電蒸式(アイロンの電熱によりスチーム圧力を形
成する)等がある。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、本考案においては簡
単、かつ低コストの構成で折曲させながら縫い代
部の下のワークもアイロンプレスが可能なのでテ
カリおよびアタリが著しく改善されるので、縫製
品質および生産性の向上が期待し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図a,bは、本考案に係るスチームアイロ
ンの正面図および底面図、第2図は、第1図のス
チームアイロンの斜視図、第3図a,bは、縫い
目割り工程における動作説明図および布縁の折曲
部の説明図、第4図は、折り工程における動作説
明図、第5図は、縫い目割り工程におけるスチー
ムアイロンの他の実施例を示す斜視図、第6図
a,b,c,dは、折り工程におけるスチームア
イロンの他の実施例を示す底面図、第7図aおよ
びbは、従来の縫い目割り工程における説明図で
ある。 図において、8……取付板、8b……中心線、
8c……スチーム噴射孔、8f,8g……フツク
片、8d……ガイド爪、9……張架手段、10…
…案内板、10b……段部、14……メジヤー付
表示部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 縫代を残して予め縫合してなる被加工物の折
    曲部を形成する布縁を縫い目線に沿い水平に折
    曲するように加熱加圧するアイロンにおいて、 アイロンの底部に、移動方向に沿つて前記布
    縁の端部を挿通可能とする間隙Xと、該間隙X
    と同方向に前記布縁の幅より大きい間隙Y1と、 前記布縁を間隙Xを介して間隙Y1に案内す
    るように形成した段部10bとを設けたことを
    特徴とするアイロン。 2 スチーム噴射孔をもつ取付板と、水平に折り
    曲げる布縁を案内する案内板とを、アイロンの
    底部に着脱自在としたことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のアイロン。 3 アイロンの移動方向先端部の両縁にメジヤー
    付表示部材を形成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第1項に記載のアイロン。
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